JPH11284461A - 音響装置 - Google Patents
音響装置Info
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- JPH11284461A JPH11284461A JP8566998A JP8566998A JPH11284461A JP H11284461 A JPH11284461 A JP H11284461A JP 8566998 A JP8566998 A JP 8566998A JP 8566998 A JP8566998 A JP 8566998A JP H11284461 A JPH11284461 A JP H11284461A
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- Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ディジタル信号処理を行なうＤＳＰ等のディ
ジタル信号処理装置において、音楽調をソフト調または
ハード調にアレンジして臨場感を演出できるようにす
る。 【解決手段】 Ａ／Ｄ変換器３がＬＰＦ２からのアナロ
グ音声信号をディジタル信号に変換し、ディジタル信号
処理装置４が、その信号から各周波数成分毎の音声信号
レベルデータを生成して制御部９に出力すると共に、制
御部９からのグライコ制御信号により、ディジタル信号
処理装置４の内部処理においてグライコ制御を行い、そ
の音声信号をＤ／Ａ変換器５がアナログ変換し、ＬＰＦ
６、パワーアンプ７を通してスピーカ８から出力する。
ジタル信号処理装置において、音楽調をソフト調または
ハード調にアレンジして臨場感を演出できるようにす
る。 【解決手段】 Ａ／Ｄ変換器３がＬＰＦ２からのアナロ
グ音声信号をディジタル信号に変換し、ディジタル信号
処理装置４が、その信号から各周波数成分毎の音声信号
レベルデータを生成して制御部９に出力すると共に、制
御部９からのグライコ制御信号により、ディジタル信号
処理装置４の内部処理においてグライコ制御を行い、そ
の音声信号をＤ／Ａ変換器５がアナログ変換し、ＬＰＦ
６、パワーアンプ７を通してスピーカ８から出力する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル信号処
理装置及び制御部において、音楽ソースの周波数成分か
ら各周波数成分の調整、制御を行うことによって、音楽
調をソフト調またはハード調にアレンジし、臨場感を演
出する音響装置に関する。
理装置及び制御部において、音楽ソースの周波数成分か
ら各周波数成分の調整、制御を行うことによって、音楽
調をソフト調またはハード調にアレンジし、臨場感を演
出する音響装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来より、ディジタル信号処理を用いて
の各周波数の音量レベルの調整、制御機能を備えた音響
装置が知られている。
の各周波数の音量レベルの調整、制御機能を備えた音響
装置が知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ディジタル信号処理を用いた各周波数の音量レベルの調
整、制御は、ユーザの操作によりマニュアルで操作する
必要があり、各音楽ソースに応じて自動的に各周波数成
分毎のレベル調整を行うことはできなかった。
ディジタル信号処理を用いた各周波数の音量レベルの調
整、制御は、ユーザの操作によりマニュアルで操作する
必要があり、各音楽ソースに応じて自動的に各周波数成
分毎のレベル調整を行うことはできなかった。
【０００４】本発明は、このような従来の技術における
課題を解決するものであり、音楽ソースの周波数成分か
ら各周波数成分の調整、制御を行うことによって、音楽
調をソフト調またはハード調にアレンジし、臨場感を演
出する優れた音響装置を提供することを目的とする。
課題を解決するものであり、音楽ソースの周波数成分か
ら各周波数成分の調整、制御を行うことによって、音楽
調をソフト調またはハード調にアレンジし、臨場感を演
出する優れた音響装置を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の音響装置は、ＤＳＰなどのディジタル信号
処理装置により各周波数成分毎のレベルデータを生成、
出力し、制御部が、前記各周波数成分毎のレベルデータ
からグラフィックイコライザー（グライコ）制御信号を
生成し、ディジタル信号処理装置にグライコ制御信号を
出力し、前記ディジタル信号処理装置が、前記グライコ
制御信号により音声信号のレベル制御を行うものであ
る。
に、本発明の音響装置は、ＤＳＰなどのディジタル信号
処理装置により各周波数成分毎のレベルデータを生成、
出力し、制御部が、前記各周波数成分毎のレベルデータ
からグラフィックイコライザー（グライコ）制御信号を
生成し、ディジタル信号処理装置にグライコ制御信号を
出力し、前記ディジタル信号処理装置が、前記グライコ
制御信号により音声信号のレベル制御を行うものであ
る。
【０００６】これにより、ＤＳＰなどのディジタル信号
処理により音場制御を行うカーオーディオなどにおい
て、従来の方式に比べ、マニュアルで曲調を調整するこ
となく、再生する音楽の周波数成分に応じて曲調を自動
的に調整することができる優れた音響装置が得られる。
処理により音場制御を行うカーオーディオなどにおい
て、従来の方式に比べ、マニュアルで曲調を調整するこ
となく、再生する音楽の周波数成分に応じて曲調を自動
的に調整することができる優れた音響装置が得られる。
【０００７】
【発明の実施の形態】本発明の請求項１に記載の発明
は、音楽ソースからのアナログ音声信号をディジタル信
号に変換するＡ／Ｄ変換器と、前記Ａ／Ｄ変換器からの
ディジタル音声信号より各周波数成分毎のレベルデータ
を生成して制御部に出力すると共に、制御部からのグラ
フィックイコライザー（グライコ）制御信号により、デ
ィジタル信号処理装置の内部処理においてグライコ制御
を行い、前記グライコ制御を行った音声信号をＤ／Ａ変
換器に出力するディジタル信号処理装置と、前記ディジ
タル信号処理装置からの各周波数成分毎のレベルデータ
よりグライコ制御信号を生成し、再度ディジタル信号処
理装置にグライコ制御信号を出力する制御部と、前記デ
ィジタル信号処理装置からの音声信号をアナログ信号に
変換するＤ／Ａ変換器を備えたことを特徴とする音響装
置であり、再生する音楽の周波数成分に応じて曲調を自
動的に調整する制御を行うことにより、音楽調をソフト
調またはハード調にアレンジして臨場感を演出できると
いう作用を有する。
は、音楽ソースからのアナログ音声信号をディジタル信
号に変換するＡ／Ｄ変換器と、前記Ａ／Ｄ変換器からの
ディジタル音声信号より各周波数成分毎のレベルデータ
を生成して制御部に出力すると共に、制御部からのグラ
フィックイコライザー（グライコ）制御信号により、デ
ィジタル信号処理装置の内部処理においてグライコ制御
を行い、前記グライコ制御を行った音声信号をＤ／Ａ変
換器に出力するディジタル信号処理装置と、前記ディジ
タル信号処理装置からの各周波数成分毎のレベルデータ
よりグライコ制御信号を生成し、再度ディジタル信号処
理装置にグライコ制御信号を出力する制御部と、前記デ
ィジタル信号処理装置からの音声信号をアナログ信号に
変換するＤ／Ａ変換器を備えたことを特徴とする音響装
置であり、再生する音楽の周波数成分に応じて曲調を自
動的に調整する制御を行うことにより、音楽調をソフト
調またはハード調にアレンジして臨場感を演出できると
いう作用を有する。
【０００８】また、請求項２に記載の発明は、制御部
が、ディジタル信号処理装置からの各周波数成分毎のレ
ベルデータにより、音量レベルの高い周波数成分のレベ
ルを抑えるようなグライコ制御信号を生成することを特
徴とする請求項１記載の音響装置であり、再生する音楽
の周波数成分に応じて曲調を自動的に調整する制御を行
うことにより、音楽調をソフト調またはハード調にアレ
ンジして臨場感を演出できるという作用を有する。
が、ディジタル信号処理装置からの各周波数成分毎のレ
ベルデータにより、音量レベルの高い周波数成分のレベ
ルを抑えるようなグライコ制御信号を生成することを特
徴とする請求項１記載の音響装置であり、再生する音楽
の周波数成分に応じて曲調を自動的に調整する制御を行
うことにより、音楽調をソフト調またはハード調にアレ
ンジして臨場感を演出できるという作用を有する。
【０００９】また、請求項３に記載の発明は、制御部
が、ディジタル信号処理装置からの各周波数成分毎のレ
ベルデータにより、音量レベルの低い周波数成分のレベ
ルを上げるようなグライコ制御信号を生成することを特
徴とする請求項１記載の音響装置であり、再生する音楽
の周波数成分に応じて曲調を自動的に調整する制御を行
うことにより、音楽調をソフト調またはハード調にアレ
ンジして臨場感を演出できるという作用を有する。
が、ディジタル信号処理装置からの各周波数成分毎のレ
ベルデータにより、音量レベルの低い周波数成分のレベ
ルを上げるようなグライコ制御信号を生成することを特
徴とする請求項１記載の音響装置であり、再生する音楽
の周波数成分に応じて曲調を自動的に調整する制御を行
うことにより、音楽調をソフト調またはハード調にアレ
ンジして臨場感を演出できるという作用を有する。
【００１０】また、請求項４に記載の発明は、制御部
が、ディジタル信号処理装置からの各周波数成分毎のレ
ベルデータにより、音量レベルの高い周波数成分のレベ
ルを上げるようなグライコ制御信号を生成することを特
徴とする請求項１記載の音響装置であり、再生する音楽
の周波数成分に応じて曲調を自動的に調整する制御を行
うことにより、音楽調をソフト調またはハード調にアレ
ンジして臨場感を演出できるという作用を有する。
が、ディジタル信号処理装置からの各周波数成分毎のレ
ベルデータにより、音量レベルの高い周波数成分のレベ
ルを上げるようなグライコ制御信号を生成することを特
徴とする請求項１記載の音響装置であり、再生する音楽
の周波数成分に応じて曲調を自動的に調整する制御を行
うことにより、音楽調をソフト調またはハード調にアレ
ンジして臨場感を演出できるという作用を有する。
【００１１】また、請求項５に記載の発明は、制御部
が、ディジタル信号処理装置からの各周波数成分毎のレ
ベルデータにより、音量レベルの低い周波数成分のレベ
ルを下げるようなグライコ制御信号を生成することを特
徴とする請求項１記載の音響装置であり、再生する音楽
の周波数成分に応じて曲調を自動的に調整する制御を行
うことにより、音楽調をソフト調またはハード調にアレ
ンジして臨場感を演出できるという作用を有する。
が、ディジタル信号処理装置からの各周波数成分毎のレ
ベルデータにより、音量レベルの低い周波数成分のレベ
ルを下げるようなグライコ制御信号を生成することを特
徴とする請求項１記載の音響装置であり、再生する音楽
の周波数成分に応じて曲調を自動的に調整する制御を行
うことにより、音楽調をソフト調またはハード調にアレ
ンジして臨場感を演出できるという作用を有する。
【００１２】また、請求項６に記載の発明は、制御部
が、制御するグライコの調整値を表示する処理を行うこ
とを特徴とする請求項１から５のいずれかに記載の音響
装置であり、グライコの調整量を視覚的に確認できると
いう作用を有する。
が、制御するグライコの調整値を表示する処理を行うこ
とを特徴とする請求項１から５のいずれかに記載の音響
装置であり、グライコの調整量を視覚的に確認できると
いう作用を有する。
【００１３】次に、本発明の実施の形態を図面を参照し
て詳細に説明する。 （実施の形態）図１は本発明の実施の形態における音響
装置の構成を示すブロック図であり、例えば、カーオー
ディオなどの音響効果のために用いられるものである。
図１において、１はＣＤ等の音声記憶媒体に格納された
音楽信号を音声信号として再生する音楽ソース再生装
置、２は音楽ソース１からの音声信号のフィルタ処理を
行なうローパスフィルタ（ＬＰＦ）、３はＬＰＦ２から
のアナログ音声信号をディジタル信号に変換するＡ／Ｄ
変換器、４はＡ／Ｄ変換器３からのディジタル音声信号
より各周波数成分毎のレベルデータを生成して制御部９
に出力すると共に、制御部９からのグラフィックイコラ
イザー（グライコ）制御信号により、ディジタル信号処
理装置の内部処理においてグライコ制御を行ない、前記
グライコ制御を行なった音声信号をＤ／Ａ変換器（Ｄ／
Ａコンバータ）５に出力するディジタル信号処理装置、
５はディジタル信号処理装置４からのディジタル音声信
号をアナログ信号に変換するＤ／Ａ変換器、６はＤ／Ａ
変換器５からの音声信号のフィルタ処理を行なうローパ
スフィルタ（ＬＰＦ）、７はＬＰＦ６からの音声信号を
増幅するパワーアンプ７、８はパワーアンプ７からの音
声信号を音楽信号として音声出力するスピーカ８、９は
ディジタル信号処理装置４からの各周波数成分毎のレベ
ルデータより各周波数毎に調整を行うためのグライコ制
御信号を生成し、前記ディジタル信号処理装置４に出力
するとともに、操作部１０からの入力信号の制御、表示
部１１への表示データの出力制御などの処理を行なうマ
イクロコンピュータなどで構成する制御部、１０はユー
ザーからの操作に対する制御信号を出力する操作部、１
１は制御部９からの表示データの表示を行なうＬＣＤ等
の表示部である。
て詳細に説明する。 （実施の形態）図１は本発明の実施の形態における音響
装置の構成を示すブロック図であり、例えば、カーオー
ディオなどの音響効果のために用いられるものである。
図１において、１はＣＤ等の音声記憶媒体に格納された
音楽信号を音声信号として再生する音楽ソース再生装
置、２は音楽ソース１からの音声信号のフィルタ処理を
行なうローパスフィルタ（ＬＰＦ）、３はＬＰＦ２から
のアナログ音声信号をディジタル信号に変換するＡ／Ｄ
変換器、４はＡ／Ｄ変換器３からのディジタル音声信号
より各周波数成分毎のレベルデータを生成して制御部９
に出力すると共に、制御部９からのグラフィックイコラ
イザー（グライコ）制御信号により、ディジタル信号処
理装置の内部処理においてグライコ制御を行ない、前記
グライコ制御を行なった音声信号をＤ／Ａ変換器（Ｄ／
Ａコンバータ）５に出力するディジタル信号処理装置、
５はディジタル信号処理装置４からのディジタル音声信
号をアナログ信号に変換するＤ／Ａ変換器、６はＤ／Ａ
変換器５からの音声信号のフィルタ処理を行なうローパ
スフィルタ（ＬＰＦ）、７はＬＰＦ６からの音声信号を
増幅するパワーアンプ７、８はパワーアンプ７からの音
声信号を音楽信号として音声出力するスピーカ８、９は
ディジタル信号処理装置４からの各周波数成分毎のレベ
ルデータより各周波数毎に調整を行うためのグライコ制
御信号を生成し、前記ディジタル信号処理装置４に出力
するとともに、操作部１０からの入力信号の制御、表示
部１１への表示データの出力制御などの処理を行なうマ
イクロコンピュータなどで構成する制御部、１０はユー
ザーからの操作に対する制御信号を出力する操作部、１
１は制御部９からの表示データの表示を行なうＬＣＤ等
の表示部である。
【００１４】次に、本実施の形態の動作について説明す
る。図１において、音楽ソースが音楽ソース再生装置１
で再生され、音楽信号をＬＰＦ２に出力する。ＬＰＦ２
は、音楽ソース再生装置１からの音楽信号にフィルタ処
理を施し、Ａ／Ｄ変換器３に出力する。Ａ／Ｄ変換器３
は、ＬＰＦ２からの音楽信号をディジタル信号に変換
し、ディジタル信号処理装置４に出力する。ディジタル
信号処理装置４は、Ａ／Ｄ変換器３からのディジタル音
声信号より各周波数成分毎のレベルデータを生成して制
御部９に出力する。制御部９は、ディジタル信号処理装
置４からの各周波数成分毎のレベルデータにより、各周
波数毎に調整を行うためのグライコ制御信号を生成し、
前記ディジタル信号処理装置４に出力する。ディジタル
信号処理装置４は、制御部９からのグライコ制御信号に
より、ディジタル信号処理装置４の内部処理においてグ
ライコ制御を行ない、前記グライコ制御を行なった音声
信号をＤ／Ａ変換器５に出力する。Ｄ／Ａ変換器５は、
ディジタル信号処理装置４からの音声信号をアナログ変
換し、ＬＰＦ６に出力する。ＬＰＦ６は、Ｄ／Ａ変換器
５からの音楽信号にフィルタ処理を施し、パワーアンプ
７に出力する。パワーアンプ７は、ＬＰＦ６からの音声
信号を増幅しスピーカ８に出力する。スピーカ８は、パ
ワーアンプ７からの音声信号を音声出力する。また制御
部９は、操作部１０からの入力信号の制御、及び前記入
力信号によりユーザーの希望に応じて、ソフト調、ハー
ド調などに調整を行うグライコ制御信号を出力すると共
に、表示部１１へグライコ調整レベルの表示データの出
力制御を行なう。操作部１０は、ユーザーからの操作に
対する制御信号を制御部９に出力する。表示部１１は、
制御部９からの表示データの表示を行なう。
る。図１において、音楽ソースが音楽ソース再生装置１
で再生され、音楽信号をＬＰＦ２に出力する。ＬＰＦ２
は、音楽ソース再生装置１からの音楽信号にフィルタ処
理を施し、Ａ／Ｄ変換器３に出力する。Ａ／Ｄ変換器３
は、ＬＰＦ２からの音楽信号をディジタル信号に変換
し、ディジタル信号処理装置４に出力する。ディジタル
信号処理装置４は、Ａ／Ｄ変換器３からのディジタル音
声信号より各周波数成分毎のレベルデータを生成して制
御部９に出力する。制御部９は、ディジタル信号処理装
置４からの各周波数成分毎のレベルデータにより、各周
波数毎に調整を行うためのグライコ制御信号を生成し、
前記ディジタル信号処理装置４に出力する。ディジタル
信号処理装置４は、制御部９からのグライコ制御信号に
より、ディジタル信号処理装置４の内部処理においてグ
ライコ制御を行ない、前記グライコ制御を行なった音声
信号をＤ／Ａ変換器５に出力する。Ｄ／Ａ変換器５は、
ディジタル信号処理装置４からの音声信号をアナログ変
換し、ＬＰＦ６に出力する。ＬＰＦ６は、Ｄ／Ａ変換器
５からの音楽信号にフィルタ処理を施し、パワーアンプ
７に出力する。パワーアンプ７は、ＬＰＦ６からの音声
信号を増幅しスピーカ８に出力する。スピーカ８は、パ
ワーアンプ７からの音声信号を音声出力する。また制御
部９は、操作部１０からの入力信号の制御、及び前記入
力信号によりユーザーの希望に応じて、ソフト調、ハー
ド調などに調整を行うグライコ制御信号を出力すると共
に、表示部１１へグライコ調整レベルの表示データの出
力制御を行なう。操作部１０は、ユーザーからの操作に
対する制御信号を制御部９に出力する。表示部１１は、
制御部９からの表示データの表示を行なう。
【００１５】図２はディジタル信号処理装置４における
各周波数毎のレベルデータを生成する装置の機能ブロッ
ク図である。図２において、Ａ／Ｄ変換器３からのディ
ジタル音声信号は、周波数成分分割装置４１に供給され
る。前記周波数成分分割装置４１は、各々指定された周
波数成分のみ通過させるディジタルフィルタにより構成
されており、前記ディジタル音声信号を、指定された周
波数成分のみ通過させ絶対値算出装置４２に出力する。
絶対値算出装置４２は、各々前記周波数成分分割装置４
１からの通過してきたディジタル音声信号の絶対値処理
を行い、レベル成分のみの信号に変換し、ピークホール
ド装置４３に出力する。ピークホールド装置４３は、各
々前記絶対値処理された音声信号の一定時間のピークホ
ールドデータを検出、格納し、出力制御装置４４に出力
する。出力制御装置４４は、制御部９からのデータ要求
により、各々の周波数成分のピークホールドされた音量
レベルデータ出力を行う。制御部９は、上記出力制御装
置４４からのデータによりピークホールドレベルの取得
が可能になる。
各周波数毎のレベルデータを生成する装置の機能ブロッ
ク図である。図２において、Ａ／Ｄ変換器３からのディ
ジタル音声信号は、周波数成分分割装置４１に供給され
る。前記周波数成分分割装置４１は、各々指定された周
波数成分のみ通過させるディジタルフィルタにより構成
されており、前記ディジタル音声信号を、指定された周
波数成分のみ通過させ絶対値算出装置４２に出力する。
絶対値算出装置４２は、各々前記周波数成分分割装置４
１からの通過してきたディジタル音声信号の絶対値処理
を行い、レベル成分のみの信号に変換し、ピークホール
ド装置４３に出力する。ピークホールド装置４３は、各
々前記絶対値処理された音声信号の一定時間のピークホ
ールドデータを検出、格納し、出力制御装置４４に出力
する。出力制御装置４４は、制御部９からのデータ要求
により、各々の周波数成分のピークホールドされた音量
レベルデータ出力を行う。制御部９は、上記出力制御装
置４４からのデータによりピークホールドレベルの取得
が可能になる。
【００１６】図３はディジタル信号処理装置４における
グライコ制御装置の機能ブロック図である。図３におい
て、制御部９からのグライコ制御信号は、グライコ制御
信号出力装置４５に供給される。前記グライコ制御信号
出力装置４５は、前記制御部からのグライコ制御信号に
より、各々のグライコ４６の調整を行い、各々の周波数
毎のレベル調整を行う。グライコ４６は、Ａ／Ｄ変換器
３からのディジタル音声信号を、前記グライコの調整に
応じた制御を行い、Ｄ／Ａ変換器５に出力することによ
り、各周波数に応じたレベル調整が可能になる。
グライコ制御装置の機能ブロック図である。図３におい
て、制御部９からのグライコ制御信号は、グライコ制御
信号出力装置４５に供給される。前記グライコ制御信号
出力装置４５は、前記制御部からのグライコ制御信号に
より、各々のグライコ４６の調整を行い、各々の周波数
毎のレベル調整を行う。グライコ４６は、Ａ／Ｄ変換器
３からのディジタル音声信号を、前記グライコの調整に
応じた制御を行い、Ｄ／Ａ変換器５に出力することによ
り、各周波数に応じたレベル調整が可能になる。
【００１７】図４は制御部９における処理を示すフロー
図である。図４において、制御部９は、ディジタル信号
処理装置４から各周波数成分毎のレベルデータを取得す
るとともに（Ｓ１）、Ｂａｎｄ１の基準値を取得し（Ｓ
２）、両者を比較する（Ｓ３）。比較の結果、前記レベ
ルデータの方が大きい場合、音量レベルの高い周波数成
分のレベルを抑えるようなグライコ制御信号をディジタ
ル信号処理装置４に出力する処理を行う（Ｓ４）。以
降、上記の処理をＢａｎｄ数分だけ行う（Ｓ６）。
図である。図４において、制御部９は、ディジタル信号
処理装置４から各周波数成分毎のレベルデータを取得す
るとともに（Ｓ１）、Ｂａｎｄ１の基準値を取得し（Ｓ
２）、両者を比較する（Ｓ３）。比較の結果、前記レベ
ルデータの方が大きい場合、音量レベルの高い周波数成
分のレベルを抑えるようなグライコ制御信号をディジタ
ル信号処理装置４に出力する処理を行う（Ｓ４）。以
降、上記の処理をＢａｎｄ数分だけ行う（Ｓ６）。
【００１８】また、比較の結果、前記レベルデータの方
が基準値よりも小さい場合、音量レベルの高い周波数成
分のレベルを上げるようなグライコ制御信号をディジタ
ル信号処理装置４に出力する処理を行う（Ｓ５）。以
降、上記の処理をＢａｎｄ数分だけ行う（Ｓ６）。
が基準値よりも小さい場合、音量レベルの高い周波数成
分のレベルを上げるようなグライコ制御信号をディジタ
ル信号処理装置４に出力する処理を行う（Ｓ５）。以
降、上記の処理をＢａｎｄ数分だけ行う（Ｓ６）。
【００１９】別の方法として、図５に示すように、制御
部９は、ディジタル信号処理装置４から各周波数成分毎
のレベルデータを取得するとともに（Ｓ１１）、Ｂａｎ
ｄ１の基準値を取得し（Ｓ１２）、両者を比較する（Ｓ
１３）。比較の結果、前記レベルデータの方が大きい場
合、音量レベルの高い周波数成分のレベルを更に上げる
ようなグライコ制御信号をディジタル信号処理装置４に
出力する処理を行う（Ｓ１４）。以降、上記の処理をＢ
ａｎｄ数分だけ行う（Ｓ１６）。
部９は、ディジタル信号処理装置４から各周波数成分毎
のレベルデータを取得するとともに（Ｓ１１）、Ｂａｎ
ｄ１の基準値を取得し（Ｓ１２）、両者を比較する（Ｓ
１３）。比較の結果、前記レベルデータの方が大きい場
合、音量レベルの高い周波数成分のレベルを更に上げる
ようなグライコ制御信号をディジタル信号処理装置４に
出力する処理を行う（Ｓ１４）。以降、上記の処理をＢ
ａｎｄ数分だけ行う（Ｓ１６）。
【００２０】また、比較の結果、前記レベルデータの方
が基準値よりも小さい場合、音量レベルの高い周波数成
分のレベルを更に下げるようなグライコ制御信号をディ
ジタル信号処理装置４に出力する処理を行う（１５）。
以降、上記の処理をＢａｎｄ数分だけ行う（Ｓ１６）。
が基準値よりも小さい場合、音量レベルの高い周波数成
分のレベルを更に下げるようなグライコ制御信号をディ
ジタル信号処理装置４に出力する処理を行う（１５）。
以降、上記の処理をＢａｎｄ数分だけ行う（Ｓ１６）。
【００２１】図６は表示部１１における表示例を示して
いる。図６において、縦の表示制御を行なうＣＯＭＭＯ
Ｎ、及び横の表示制御を行なうＳＥＧＭＥＮＴに出力す
る信号の制御を行なうことによって、各モードにおける
表示の制御を行なう。例えば、Ｂａｎｄ１のレベル制御
状態を表示する場合の表示においては、ＣＯＭＭＯＮ
１、及びＳＥＧＭＥＮＴ１〜８の表示の制御を行なう。
図６の表示は、Ｂａｎｄ１の制御レベルを２ステップ上
げて制御している場合を示している。
いる。図６において、縦の表示制御を行なうＣＯＭＭＯ
Ｎ、及び横の表示制御を行なうＳＥＧＭＥＮＴに出力す
る信号の制御を行なうことによって、各モードにおける
表示の制御を行なう。例えば、Ｂａｎｄ１のレベル制御
状態を表示する場合の表示においては、ＣＯＭＭＯＮ
１、及びＳＥＧＭＥＮＴ１〜８の表示の制御を行なう。
図６の表示は、Ｂａｎｄ１の制御レベルを２ステップ上
げて制御している場合を示している。
【００２２】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、ＤＳＰなどのディジタル信号処理及びマイク
ロコンピュータなどの制御部により音楽調を音楽に合わ
せて可変することができるものであり、ディジタル信号
処理装置及び制御部が、音楽ソースの周波数成分から各
周波数成分の調整、制御を行うことによって、音楽調を
ソフト調またはハード調にアレンジして臨場感を演出す
ることが可能になる。
によれば、ＤＳＰなどのディジタル信号処理及びマイク
ロコンピュータなどの制御部により音楽調を音楽に合わ
せて可変することができるものであり、ディジタル信号
処理装置及び制御部が、音楽ソースの周波数成分から各
周波数成分の調整、制御を行うことによって、音楽調を
ソフト調またはハード調にアレンジして臨場感を演出す
ることが可能になる。
【図１】本発明の実施の形態における音響装置の構成を
示すブロック図
示すブロック図
【図２】ディジタル信号処理装置における各周波数毎の
レベルデータを生成する装置の機能ブロック図
レベルデータを生成する装置の機能ブロック図
【図３】ディジタル信号処理装置におけるグライコ制御
装置の機能ブロック図
装置の機能ブロック図
【図４】制御部における処理を示すフロー図
【図５】制御部における別の処理を示すフロー図
【図６】表示部における表示例を示す模式図
１ 音楽ソース ２、６ ローパスフィルタ（ＬＰＦ） ３ Ａ／Ｄ変換器 ４ ディジタル信号処理装置 ５ Ｄ／Ａ変換器 ７ パワーアンプ ８ スピーカ ９ 制御部（マイクロコンピュータ） １０ 操作部 １１ 表示部
Claims (6)
- 【請求項１】 音楽ソースからのアナログ音声信号をデ
ィジタル信号に変換するＡ／Ｄ変換器と、前記Ａ／Ｄ変
換器からのディジタル音声信号より各周波数成分毎のレ
ベルデータを生成して制御部に出力すると共に、制御部
からのグラフィックイコライザー（グライコ）制御信号
により、ディジタル信号処理装置の内部処理においてグ
ライコ制御を行い、前記グライコ制御を行った音声信号
をＤ／Ａ変換器に出力するディジタル信号処理装置と、
前記ディジタル信号処理装置からの各周波数成分毎のレ
ベルデータよりグライコ制御信号を生成し、再度ディジ
タル信号処理装置にグライコ制御信号を出力する制御部
と、前記ディジタル信号処理装置からの音声信号をアナ
ログ信号に変換するＤ／Ａ変換器を備えたことを特徴と
する音響装置。 - 【請求項２】 制御部が、ディジタル信号処理装置から
の各周波数成分毎のレベルデータにより、音量レベルの
高い周波数成分のレベルを抑えるようなグライコ制御信
号を生成することを特徴とする請求項１記載の音響装
置。 - 【請求項３】 制御部が、ディジタル信号処理装置から
の各周波数成分毎のレベルデータにより、音量レベルの
低い周波数成分のレベルを上げるようなグライコ制御信
号を生成することを特徴とする請求項１記載の音響装
置。 - 【請求項４】 制御部が、ディジタル信号処理装置から
の各周波数成分毎のレベルデータにより、音量レベルの
高い周波数成分のレベルを更に上げるようなグラフィッ
クイコライザー（グライコ）制御信号を生成することを
特徴とする請求項１記載の音響装置。 - 【請求項５】 制御部が、ディジタル信号処理装置から
の各周波数成分毎のレベルデータにより、音量レベルの
低い周波数成分のレベルを更に下げるようなグライコ制
御信号を生成することを特徴とする請求項１記載の音響
装置。 - 【請求項６】 制御部が、制御するグライコの調整値を
表示する処理を行うことを特徴とする請求項１から５の
いずれかに記載の音響装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8566998A JPH11284461A (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | 音響装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8566998A JPH11284461A (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | 音響装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11284461A true JPH11284461A (ja) | 1999-10-15 |
Family
ID=13865243
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8566998A Pending JPH11284461A (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | 音響装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11284461A (ja) |
-
1998
- 1998-03-31 JP JP8566998A patent/JPH11284461A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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