JPH11284055A - 半導体ウェハのオリフラノッチ合わせ装置 - Google Patents
半導体ウェハのオリフラノッチ合わせ装置Info
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- JPH11284055A JPH11284055A JP8636198A JP8636198A JPH11284055A JP H11284055 A JPH11284055 A JP H11284055A JP 8636198 A JP8636198 A JP 8636198A JP 8636198 A JP8636198 A JP 8636198A JP H11284055 A JPH11284055 A JP H11284055A
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- arm
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 半導体ウェハの中心位置を物理的に正確に知
得して、半導体ウェハを正確にかつ簡単に位置決めして
センター合わせできるようにした半導体ウェハのオリフ
ラノッチ合わせ装置を提供する。 【解決手段】 ロボット本体を有する搬送ロボット2
と、搬送ロボットのロボット本体の中央に上下方向に伸
縮可能に、かつ回転自在に設けられた昇降ロッド3の上
端に取付けられた水平なスライドアーム4と、スライド
アームに沿って長手方向に滑動可能に支持されたアーム
部6および該アーム部の一端に設けられた二叉状のトレ
イを有する半導体ウェハ把持装置5と、該半導体ウェハ
把持装置の二叉状のトレイの中央に昇降および回転自在
に設けられた半導体ウェハ載置用テーブル8とを有す
る。
得して、半導体ウェハを正確にかつ簡単に位置決めして
センター合わせできるようにした半導体ウェハのオリフ
ラノッチ合わせ装置を提供する。 【解決手段】 ロボット本体を有する搬送ロボット2
と、搬送ロボットのロボット本体の中央に上下方向に伸
縮可能に、かつ回転自在に設けられた昇降ロッド3の上
端に取付けられた水平なスライドアーム4と、スライド
アームに沿って長手方向に滑動可能に支持されたアーム
部6および該アーム部の一端に設けられた二叉状のトレ
イを有する半導体ウェハ把持装置5と、該半導体ウェハ
把持装置の二叉状のトレイの中央に昇降および回転自在
に設けられた半導体ウェハ載置用テーブル8とを有す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体製造装置に
おいて、半導体ウェハのオリエンテーションフラット部
の角度合わせおよび位置決めのためのオリエンテーショ
ンフラットノッチ合わせ装置に関するものである。
おいて、半導体ウェハのオリエンテーションフラット部
の角度合わせおよび位置決めのためのオリエンテーショ
ンフラットノッチ合わせ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来一般的に、半導体製造装置におい
て、半導体ウェハの搬送ロボットによる位置合わせは、
カセットの半導体ウェハの収納位置と、その他のステー
ジ位置との相互関係をティーチングボックスにて最適位
置になる迄データ入力している。または、半導体ウェハ
のセンター合わせ装置、またはオリエンテーションフラ
ット(以下、単に「オリフラ」と言う)ノッチ合わせ装
置を追加して位置決め搬送する方法が行われている。
て、半導体ウェハの搬送ロボットによる位置合わせは、
カセットの半導体ウェハの収納位置と、その他のステー
ジ位置との相互関係をティーチングボックスにて最適位
置になる迄データ入力している。または、半導体ウェハ
のセンター合わせ装置、またはオリエンテーションフラ
ット(以下、単に「オリフラ」と言う)ノッチ合わせ装
置を追加して位置決め搬送する方法が行われている。
【0003】例えば、半導体製造装置において、図10
に示されるように、半導体ウェハ用の搬送ロボット10
0によりアーム104上に支持された半導体ウェハWは
センター合わせ装置103によってセンターが合わせら
れて位置決めされ、収納カセット101または物品受入
側装置102に対して搬送されて収納カセット101ま
たは物品受入側装置102内に積み重ねた状態に収納さ
れる。また、半導体ウェハWは収納カセット101から
他のカセット、或いは処理や検査のためのステージに半
導体ウェハを搬送する際に、半導体ウェハ中心位置合わ
せ精度が厳しい場合には、半導体ウェハのセンター合わ
せ装置103を使用して位置決めした後に、搬送してい
る。
に示されるように、半導体ウェハ用の搬送ロボット10
0によりアーム104上に支持された半導体ウェハWは
センター合わせ装置103によってセンターが合わせら
れて位置決めされ、収納カセット101または物品受入
側装置102に対して搬送されて収納カセット101ま
たは物品受入側装置102内に積み重ねた状態に収納さ
れる。また、半導体ウェハWは収納カセット101から
他のカセット、或いは処理や検査のためのステージに半
導体ウェハを搬送する際に、半導体ウェハ中心位置合わ
せ精度が厳しい場合には、半導体ウェハのセンター合わ
せ装置103を使用して位置決めした後に、搬送してい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の搬送方法においては、半導体ウェハの搬送ロ
ボットによる位置合わせは、カセットの半導体ウェハの
収納位置とその他ステージ位置との相互関係をティーチ
ングボックスにおいて最適位置になる迄、データ入力し
ている。また、半導体ウェハの中心位置合わせ精度が厳
しいために、半導体ウェハのセンター合わせ装置または
オリフラノッチ合わせ装置を追加して半導体ウェハの中
心位置を正確に位置決めして搬送する方法が行われてい
るが、このような半導体ウェハの中心位置の位置決めは
厄介で、困難であり、簡単に位置決めすることができな
い等の問題がある。
うな従来の搬送方法においては、半導体ウェハの搬送ロ
ボットによる位置合わせは、カセットの半導体ウェハの
収納位置とその他ステージ位置との相互関係をティーチ
ングボックスにおいて最適位置になる迄、データ入力し
ている。また、半導体ウェハの中心位置合わせ精度が厳
しいために、半導体ウェハのセンター合わせ装置または
オリフラノッチ合わせ装置を追加して半導体ウェハの中
心位置を正確に位置決めして搬送する方法が行われてい
るが、このような半導体ウェハの中心位置の位置決めは
厄介で、困難であり、簡単に位置決めすることができな
い等の問題がある。
【0005】従って、本発明の目的は、このような従来
における問題を解決するために、半導体ウェハの中心位
置を物理的に正確に知得して、半導体ウェハを正確にか
つ簡単に位置決めしてセンター合わせできるようにした
半導体ウェハのオリフラノッチ合わせ装置を提供するこ
とにある。
における問題を解決するために、半導体ウェハの中心位
置を物理的に正確に知得して、半導体ウェハを正確にか
つ簡単に位置決めしてセンター合わせできるようにした
半導体ウェハのオリフラノッチ合わせ装置を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明によれば、半導体ウェハのオリフラノッチ
合わせ装置は、ロボット本体を有する搬送ロボットと、
搬送ロボットのロボット本体の中央に上下方向に伸縮可
能に、かつ回転自在に設けられた昇降ロッドの上端に取
付けられた水平なスライドアームと、スライドアームに
沿って長手方向に滑動可能に支持されたアーム部および
アーム部の一端に設けられた二叉状のトレイを有する半
導体ウェハ把持装置と、半導体ウェハ把持装置の二叉状
のトレイの中央に昇降および回転自在に設けられた半導
体ウェハ載置用テーブルとを有している。
めに、本発明によれば、半導体ウェハのオリフラノッチ
合わせ装置は、ロボット本体を有する搬送ロボットと、
搬送ロボットのロボット本体の中央に上下方向に伸縮可
能に、かつ回転自在に設けられた昇降ロッドの上端に取
付けられた水平なスライドアームと、スライドアームに
沿って長手方向に滑動可能に支持されたアーム部および
アーム部の一端に設けられた二叉状のトレイを有する半
導体ウェハ把持装置と、半導体ウェハ把持装置の二叉状
のトレイの中央に昇降および回転自在に設けられた半導
体ウェハ載置用テーブルとを有している。
【0007】また、本発明の半導体ウェハのオリフラノ
ッチ合わせ装置は、上下動および旋回自在なスライドア
ーム上に長手方向に移動自在に支持されて一方の端部に
半導体ウェハの外径よりやや大きな半径の円弧状の窪み
部が設けられたアーム部と、該アーム部の窪み部に取付
けられた二叉状のトレイと、該トレイ上に載置された半
導体ウェハの外周の当接時の衝撃を吸収緩衝するよう窪
み部に設けられた緩衝部材とを有し、窪み部とトレイ上
に開口する吸気孔がアーム部に設けられたことを特徴と
する。
ッチ合わせ装置は、上下動および旋回自在なスライドア
ーム上に長手方向に移動自在に支持されて一方の端部に
半導体ウェハの外径よりやや大きな半径の円弧状の窪み
部が設けられたアーム部と、該アーム部の窪み部に取付
けられた二叉状のトレイと、該トレイ上に載置された半
導体ウェハの外周の当接時の衝撃を吸収緩衝するよう窪
み部に設けられた緩衝部材とを有し、窪み部とトレイ上
に開口する吸気孔がアーム部に設けられたことを特徴と
する。
【0008】また、本発明の半導体ウェハのオリフラノ
ッチ合わせ装置は、アーム部がほぼY字形で、アーム部
のY字形に分岐した窪み部に前記トレイが設けられ、半
導体ウエハの外周縁が当接するようハンド部材が前記窪
み部に設けられると共に、半導体ウエハ右側認識用反射
型センサーと半導体ウエハ左側認識用反射型センサーが
前記アーム部の窪み部の両側端に設けられたことを特徴
とする。
ッチ合わせ装置は、アーム部がほぼY字形で、アーム部
のY字形に分岐した窪み部に前記トレイが設けられ、半
導体ウエハの外周縁が当接するようハンド部材が前記窪
み部に設けられると共に、半導体ウエハ右側認識用反射
型センサーと半導体ウエハ左側認識用反射型センサーが
前記アーム部の窪み部の両側端に設けられたことを特徴
とする。
【0009】更に、本発明の半導体ウェハのオリフラノ
ッチ合わせ装置は、ハンド部材に、半導体ウエハと同一
半径の内径ガイド部と、半導体ウエハと同一中心で、か
つ任意な半径の外径ガイド部とが設けられると共に、エ
アー吸着用吸気孔と粉塵排気用吸気孔が前記トレイ部に
配設されたことを特徴とする。
ッチ合わせ装置は、ハンド部材に、半導体ウエハと同一
半径の内径ガイド部と、半導体ウエハと同一中心で、か
つ任意な半径の外径ガイド部とが設けられると共に、エ
アー吸着用吸気孔と粉塵排気用吸気孔が前記トレイ部に
配設されたことを特徴とする。
【0010】更にまた、本発明の半導体ウェハのオリフ
ラノッチ合わせ装置は、ハンド部材の内径ガイド部と外
径ガイド部およびアームの内径ガイド部が、半導体ウエ
ハのサイズ毎に半径を変えて夫々適合するように製作さ
れることを特徴とする。
ラノッチ合わせ装置は、ハンド部材の内径ガイド部と外
径ガイド部およびアームの内径ガイド部が、半導体ウエ
ハのサイズ毎に半径を変えて夫々適合するように製作さ
れることを特徴とする。
【0011】このように、本発明によれば、半導体ウェ
ハのオリフラノッチ合わせ装置は、半導体ウェハを積み
重ねて収容するカセットから他のカセットまたは処理や
検査のためのステージへ半導体ウェハを搬送する際に、
半導体ウェハの外径に半導体ウェハの外径と同一半径の
ガイド部を有する半導体ウェハ把持装置を密着させるこ
とにより、半導体ウェハの中心位置を物理的に知得し
て、半導体ウェハが正確に搬送することができるもので
ある。
ハのオリフラノッチ合わせ装置は、半導体ウェハを積み
重ねて収容するカセットから他のカセットまたは処理や
検査のためのステージへ半導体ウェハを搬送する際に、
半導体ウェハの外径に半導体ウェハの外径と同一半径の
ガイド部を有する半導体ウェハ把持装置を密着させるこ
とにより、半導体ウェハの中心位置を物理的に知得し
て、半導体ウェハが正確に搬送することができるもので
ある。
【0012】本発明の他の目的や特徴は以下の添付図面
に沿っての詳細な説明から明らかになろう。
に沿っての詳細な説明から明らかになろう。
【0013】
【発明の実施の形態】図1乃至図5には本発明の半導体
ウェハのオリフラノッチ合わせ装置の一例が示されてお
り、半導体ウェハWが、内部にストッパが設けられたカ
セット1の支持棚に対して積層して収納または取り出さ
れるようになっている。
ウェハのオリフラノッチ合わせ装置の一例が示されてお
り、半導体ウェハWが、内部にストッパが設けられたカ
セット1の支持棚に対して積層して収納または取り出さ
れるようになっている。
【0014】図示されるように、本発明の半導体ウエハ
のオリフラノッチ合わせ装置は、ロボット本体2aを有
する搬送ロボット2と、搬送ロボット2のロボット本体
2aの中央に上下方向に伸縮可能に、かつ回転自在に設
けられた昇降ロッド3の上端に取付けられた水平なスラ
イドアーム4と、スライドアーム4に沿って長手方向に
滑動可能に支持されたアーム部6およびアーム部6の一
端に設けられた二叉状のトレイ7を有する半導体ウェハ
把持装置5と、半導体ウェハ把持装置5の二叉状のトレ
イ7の中央に昇降および回転自在に設けられ上面に複数
個の吸気孔9が形成された半導体ウェハ載置用テーブル
8とから主に構成されている。
のオリフラノッチ合わせ装置は、ロボット本体2aを有
する搬送ロボット2と、搬送ロボット2のロボット本体
2aの中央に上下方向に伸縮可能に、かつ回転自在に設
けられた昇降ロッド3の上端に取付けられた水平なスラ
イドアーム4と、スライドアーム4に沿って長手方向に
滑動可能に支持されたアーム部6およびアーム部6の一
端に設けられた二叉状のトレイ7を有する半導体ウェハ
把持装置5と、半導体ウェハ把持装置5の二叉状のトレ
イ7の中央に昇降および回転自在に設けられ上面に複数
個の吸気孔9が形成された半導体ウェハ載置用テーブル
8とから主に構成されている。
【0015】図2に明示されるように、搬送ロボット2
のロボット本体2aは円筒状のケーシング10内に電動
機、または圧力流体で作動される原動機を有しており、
図示実施例では、電動機11によって昇降ロッド3をZ
軸方向(垂直軸線方向)に上下動すると共に、別の電動
機12によって昇降ロッド3をZ軸周りにθ方向に回転
するように構成されている。従って、昇降ロッド3の上
端に取付けられたスライドアーム4は、昇降ロッド3の
上下動によって上下動されると共に、昇降ロッド3の回
転によってZ軸周りにθ方向(水平方向)に旋回される
ようになっている。すなわち、図示されるように、搬送
ロボット2のロボット本体2aには、Z軸方向のための
スライドアーム昇降機構部とテーブル昇降機構部とを兼
用した駆動機構部14が設けられている。
のロボット本体2aは円筒状のケーシング10内に電動
機、または圧力流体で作動される原動機を有しており、
図示実施例では、電動機11によって昇降ロッド3をZ
軸方向(垂直軸線方向)に上下動すると共に、別の電動
機12によって昇降ロッド3をZ軸周りにθ方向に回転
するように構成されている。従って、昇降ロッド3の上
端に取付けられたスライドアーム4は、昇降ロッド3の
上下動によって上下動されると共に、昇降ロッド3の回
転によってZ軸周りにθ方向(水平方向)に旋回される
ようになっている。すなわち、図示されるように、搬送
ロボット2のロボット本体2aには、Z軸方向のための
スライドアーム昇降機構部とテーブル昇降機構部とを兼
用した駆動機構部14が設けられている。
【0016】スライドアーム4を担持する昇降ロッド3
は円筒部材13から成り、この円筒部材13の上端にス
ライドアーム4のハウジング15が取付けられており、
円筒部材13の下端には外周にリング歯車16が設けら
れていて、昇降ベース部材17に取付けられた電動機1
2によりピニオン18を介して回転駆動されるようにな
っている。また、円筒部材13の下端内周にはボール軸
受19が設けられていて昇降ベース部材17の上に環状
レース部材20を介して回転可能に支持されている。こ
の環状レース部材20は環状スペーサ部材21と一体に
作られていて、昇降ベース部材17の上に固着されてい
る。
は円筒部材13から成り、この円筒部材13の上端にス
ライドアーム4のハウジング15が取付けられており、
円筒部材13の下端には外周にリング歯車16が設けら
れていて、昇降ベース部材17に取付けられた電動機1
2によりピニオン18を介して回転駆動されるようにな
っている。また、円筒部材13の下端内周にはボール軸
受19が設けられていて昇降ベース部材17の上に環状
レース部材20を介して回転可能に支持されている。こ
の環状レース部材20は環状スペーサ部材21と一体に
作られていて、昇降ベース部材17の上に固着されてい
る。
【0017】昇降ベース部材17は、ロボット本体2a
内に立設された少なくとも一対、好適には複数個のガイ
ド軸22に沿って上下方向に滑動可能に設けられてい
て、中央のボールねじ24の回転によって上下動され
る。また、昇降ベース部材17には、一方のガイド軸2
2を釈放自在に握持するようエアーチャック23が設け
られていて、昇降ベース部材17を所要位置に固定でき
るようになっている。すなわち、エアーチャック23を
ガイド軸22から切り離して、電動機11によりボール
ねじ24を回転駆動することによって、昇降ベース部材
17を上下方向に昇降することができ、エアーチャック
23によりガイド軸22を握持することによって昇降ベ
ース部材17を固定維持することができるようになって
いる。
内に立設された少なくとも一対、好適には複数個のガイ
ド軸22に沿って上下方向に滑動可能に設けられてい
て、中央のボールねじ24の回転によって上下動され
る。また、昇降ベース部材17には、一方のガイド軸2
2を釈放自在に握持するようエアーチャック23が設け
られていて、昇降ベース部材17を所要位置に固定でき
るようになっている。すなわち、エアーチャック23を
ガイド軸22から切り離して、電動機11によりボール
ねじ24を回転駆動することによって、昇降ベース部材
17を上下方向に昇降することができ、エアーチャック
23によりガイド軸22を握持することによって昇降ベ
ース部材17を固定維持することができるようになって
いる。
【0018】テーブル8は円盤状の円形部材から成り、
下面中央部が円筒状の細長いロッド部材25に固着され
ており、このロッド部材25の下端がボールねじ24の
ガイドスリーブ26に連結されている。このガイドスリ
ーブ26にはボールねじナット27が取付けられてお
り、このボールねじナット27がボールねじ24に螺着
されている。すなわち、ボールねじ24は搬送ロボット
2のロボット本体2aの中心に垂直方向に立設されてお
り、下端部がボール軸受28によって底板29上に回転
可能に支承されており、電動機11のピニオンと噛み合
う歯車30と、ボールねじ24の下端部を取り囲む電磁
ブレーキ31が設けられている。
下面中央部が円筒状の細長いロッド部材25に固着され
ており、このロッド部材25の下端がボールねじ24の
ガイドスリーブ26に連結されている。このガイドスリ
ーブ26にはボールねじナット27が取付けられてお
り、このボールねじナット27がボールねじ24に螺着
されている。すなわち、ボールねじ24は搬送ロボット
2のロボット本体2aの中心に垂直方向に立設されてお
り、下端部がボール軸受28によって底板29上に回転
可能に支承されており、電動機11のピニオンと噛み合
う歯車30と、ボールねじ24の下端部を取り囲む電磁
ブレーキ31が設けられている。
【0019】従って、電動機11によってボールねじ2
4が回転駆動されて、電磁ブレーキ31によって回転が
制動されるように構成されており、電動機11によるボ
ールねじ24の回転によってボールねじナット27とガ
イドスリーブ26を介してロッド部材25と一緒にテー
ブル8が上下動されると共に、ガイドスリーブ保持用の
エアーチャック23によりガイドスリーブ26と一体的
に連結される時に、このボールねじ24の回転によって
昇降ベース部材17が上下方向に昇降される。
4が回転駆動されて、電磁ブレーキ31によって回転が
制動されるように構成されており、電動機11によるボ
ールねじ24の回転によってボールねじナット27とガ
イドスリーブ26を介してロッド部材25と一緒にテー
ブル8が上下動されると共に、ガイドスリーブ保持用の
エアーチャック23によりガイドスリーブ26と一体的
に連結される時に、このボールねじ24の回転によって
昇降ベース部材17が上下方向に昇降される。
【0020】また、昇降ベース部材17の下面にはガイ
ドスリーブ保持用のエアーチャック32とテーブル昇降
検知用フォトセンサー33とビームセンサー34とが設
けられている。従って、テーブル8と一体に成ったロッ
ド部材25とガイドスリーブ26を保持用エアーチャッ
ク32によってガイドスリーブ26に対して固着するこ
とができると共に、フォトセンサー33によってテーブ
ル8の昇降を検出できるようになっている。
ドスリーブ保持用のエアーチャック32とテーブル昇降
検知用フォトセンサー33とビームセンサー34とが設
けられている。従って、テーブル8と一体に成ったロッ
ド部材25とガイドスリーブ26を保持用エアーチャッ
ク32によってガイドスリーブ26に対して固着するこ
とができると共に、フォトセンサー33によってテーブ
ル8の昇降を検出できるようになっている。
【0021】図1乃至図3に示されるように、半導体ウ
ェハ把持装置5のためのスライドアーム4は扁平で細長
い箱形のハウジング15を有しており、このハウジング
15の両側の側面部に細長いビームセンサー34が設け
られていて、半導体ウェハ把持装置のアーム部6の支持
アーム部材35、36が夫々延出するように設けられて
いる。更に、スライドアーム4の内部には両端側に一対
の支承部材37、38が設けられており、ボールねじ3
9とガイド軸40が平行に一定の間隔を置いて長手方向
に延びるよう設けられていて、半導体ウェハ把持装置の
一方の支持アーム部材35の端部が摺動ナット35aと
してボールねじ39に螺着され、他方の支持アーム部材
36の端部がスライダのような滑動部材36aとしてガ
イド軸40に滑動可能に装着されている。また、ボール
ねじ39の一端には歯車41が取付けられており、適宜
なモータ等の電動機42によって回転駆動される。更
に、スライドアーム4の上面のほぼ中央には円形状の孔
43が形成されており、スライドアーム4の上面と同一
平面上に位置するように円形状の半導体ウェハ載置用テ
ーブル8が設けられている。更にまた、スライドアーム
4の上面には、この円形状の半導体ウェハ載置用テーブ
ル8と隣接してストロボおよびエリアーセンサー用の円
形状または適宜な形状の窓44が設けられており、スラ
イドアーム4内に設置されたビームセンサ70によって
半導体ウェハ把持装置の移動を検出できるように構成さ
れている。
ェハ把持装置5のためのスライドアーム4は扁平で細長
い箱形のハウジング15を有しており、このハウジング
15の両側の側面部に細長いビームセンサー34が設け
られていて、半導体ウェハ把持装置のアーム部6の支持
アーム部材35、36が夫々延出するように設けられて
いる。更に、スライドアーム4の内部には両端側に一対
の支承部材37、38が設けられており、ボールねじ3
9とガイド軸40が平行に一定の間隔を置いて長手方向
に延びるよう設けられていて、半導体ウェハ把持装置の
一方の支持アーム部材35の端部が摺動ナット35aと
してボールねじ39に螺着され、他方の支持アーム部材
36の端部がスライダのような滑動部材36aとしてガ
イド軸40に滑動可能に装着されている。また、ボール
ねじ39の一端には歯車41が取付けられており、適宜
なモータ等の電動機42によって回転駆動される。更
に、スライドアーム4の上面のほぼ中央には円形状の孔
43が形成されており、スライドアーム4の上面と同一
平面上に位置するように円形状の半導体ウェハ載置用テ
ーブル8が設けられている。更にまた、スライドアーム
4の上面には、この円形状の半導体ウェハ載置用テーブ
ル8と隣接してストロボおよびエリアーセンサー用の円
形状または適宜な形状の窓44が設けられており、スラ
イドアーム4内に設置されたビームセンサ70によって
半導体ウェハ把持装置の移動を検出できるように構成さ
れている。
【0022】半導体ウェハ把持装置5の支持アーム部材
35の端部にはボールねじ39に螺着された摺動ナット
35aが設けられ、ガイド軸40に滑動自在に装着され
た滑動部材36aが設けられていて、ボールねじ39の
回転によって半導体ウェハ把持装置がスライドアーム4
に沿って前後方向に滑動できるように構成されている。
35の端部にはボールねじ39に螺着された摺動ナット
35aが設けられ、ガイド軸40に滑動自在に装着され
た滑動部材36aが設けられていて、ボールねじ39の
回転によって半導体ウェハ把持装置がスライドアーム4
に沿って前後方向に滑動できるように構成されている。
【0023】更に、半導体ウェハ把持装置5は、図4お
よび図5に明示されるように、ほぼY字形のアーム部6
と、このアーム部6のY字形に分岐した窪み部50に設
けられた半導体ウエハ載置用トレイ7と、半導体ウエハ
Wの外周縁が当接するよう設けられたハンド部材51と
から構成され、半導体ウエハ右側認識用反射型センサー
52と半導体ウエハ左側認識用反射型センサー53とが
アーム部6の窪み部50の両側端に設けられている。ま
た、ハンド部材51には、半導体ウエハと同一半径の内
径ガイド部54と、半導体ウエハと同一中心で、かつ任
意な半径の外径ガイド部55とが設けられており、アー
ム部6の円弧状の窪み部50の周縁に沿って形成された
空所内にハンド部材51が装着されており、半導体ウェ
ハ吸着用吸気孔56と粉塵排気用吸気孔57とがトレイ
7に配設されている。このようなハンド部材51の内径
ガイド部54と外径ガイド部55およびアーム部6の内
径ガイド部58は、半導体ウエハWのサイズ毎に半径を
変えて夫々適合するように製作されるのが好適である。
よび図5に明示されるように、ほぼY字形のアーム部6
と、このアーム部6のY字形に分岐した窪み部50に設
けられた半導体ウエハ載置用トレイ7と、半導体ウエハ
Wの外周縁が当接するよう設けられたハンド部材51と
から構成され、半導体ウエハ右側認識用反射型センサー
52と半導体ウエハ左側認識用反射型センサー53とが
アーム部6の窪み部50の両側端に設けられている。ま
た、ハンド部材51には、半導体ウエハと同一半径の内
径ガイド部54と、半導体ウエハと同一中心で、かつ任
意な半径の外径ガイド部55とが設けられており、アー
ム部6の円弧状の窪み部50の周縁に沿って形成された
空所内にハンド部材51が装着されており、半導体ウェ
ハ吸着用吸気孔56と粉塵排気用吸気孔57とがトレイ
7に配設されている。このようなハンド部材51の内径
ガイド部54と外径ガイド部55およびアーム部6の内
径ガイド部58は、半導体ウエハWのサイズ毎に半径を
変えて夫々適合するように製作されるのが好適である。
【0024】アーム部6は平面で見てほぼY字形に作ら
れて、半導体ウエハWを受ける側の窪み部50が半導体
ウエハの外径に対応して半導体ウエハの半径より幾分大
きな半径の円弧状の窪み部から形成されており、この円
弧状の窪み部50の切欠き溝59にトレイ7が取付けら
れている。すなわち、トレイ7は二叉状のホーク部60
を有し、基部61がアーム部6の切欠き溝59に差し込
まれて取付けられており、このトレイ7のホーク部60
の上に半導体ウェハWを載置して支持するように成って
いる。
れて、半導体ウエハWを受ける側の窪み部50が半導体
ウエハの外径に対応して半導体ウエハの半径より幾分大
きな半径の円弧状の窪み部から形成されており、この円
弧状の窪み部50の切欠き溝59にトレイ7が取付けら
れている。すなわち、トレイ7は二叉状のホーク部60
を有し、基部61がアーム部6の切欠き溝59に差し込
まれて取付けられており、このトレイ7のホーク部60
の上に半導体ウェハWを載置して支持するように成って
いる。
【0025】トレイ7は図示されるように二叉のホーク
状に薄い金属板またはプラスチックの板材から作られ、
アーム部6の半導体ウエハを受ける円弧状の窪み部5
0、すなわち受容部に形成された切欠き溝59に差し込
まれて取付けられている。アーム部6のこの円弧状に窪
んだ半導体ウエハ受容部である窪み部50には左右両端
部に反射型センサー52、53が設けられており、トレ
イ7上の半導体ウエハWの存否を検出するようになって
いる。更に、これら反射型センサー52、53に近接し
てローラー型接触スイッチ62が設けられており、これ
らローラ型接触スイッチ62の作動によって搬送ロボッ
ト2のZ軸方向、θ方向の動作と、アーム部6のX方向
の動作とを制御できるように成っている。また、アーム
部6の窪み部50の中央にはエアシリンダ63が設けら
れており、エアシリンダ63の先端に水平摺動部材64
が取り付けられていて、ハンド部材51を水平摺動部材
64を介してエアシリンダ63によって弾性支持してお
り、半導体ウェハWがハンド部材51に当接した時の衝
撃を好適に吸収するように構成されている。更にまた、
このようなハンド部材51の弾性支持を助けるように引
張ばね65と圧縮ばね66が設けられると共に、反射型
センサー52、53に近接して圧縮ばね付の保持ブロッ
ク67が設けられている。従って、ハンド部材51は切
欠き溝59により僅かに傾斜可能な構造に形成されてお
り、引張ばね65と圧縮ばね66と圧縮ばね付の保持ブ
ロック67によって弾性支持されている。
状に薄い金属板またはプラスチックの板材から作られ、
アーム部6の半導体ウエハを受ける円弧状の窪み部5
0、すなわち受容部に形成された切欠き溝59に差し込
まれて取付けられている。アーム部6のこの円弧状に窪
んだ半導体ウエハ受容部である窪み部50には左右両端
部に反射型センサー52、53が設けられており、トレ
イ7上の半導体ウエハWの存否を検出するようになって
いる。更に、これら反射型センサー52、53に近接し
てローラー型接触スイッチ62が設けられており、これ
らローラ型接触スイッチ62の作動によって搬送ロボッ
ト2のZ軸方向、θ方向の動作と、アーム部6のX方向
の動作とを制御できるように成っている。また、アーム
部6の窪み部50の中央にはエアシリンダ63が設けら
れており、エアシリンダ63の先端に水平摺動部材64
が取り付けられていて、ハンド部材51を水平摺動部材
64を介してエアシリンダ63によって弾性支持してお
り、半導体ウェハWがハンド部材51に当接した時の衝
撃を好適に吸収するように構成されている。更にまた、
このようなハンド部材51の弾性支持を助けるように引
張ばね65と圧縮ばね66が設けられると共に、反射型
センサー52、53に近接して圧縮ばね付の保持ブロッ
ク67が設けられている。従って、ハンド部材51は切
欠き溝59により僅かに傾斜可能な構造に形成されてお
り、引張ばね65と圧縮ばね66と圧縮ばね付の保持ブ
ロック67によって弾性支持されている。
【0026】更に、スライドアーム4に対して半導体ウ
ェハ把持装置5が左右に移動する時の端部位置を検出す
るためのフォトセンサー68、69がスライドアーム4
内に設けられている。
ェハ把持装置5が左右に移動する時の端部位置を検出す
るためのフォトセンサー68、69がスライドアーム4
内に設けられている。
【0027】このように構成された本発明の半導体ウェ
ハのオリフラノッチ合わせ装置は半導体ウェハ把持装置
と共に搬送ロボット2と連動して半導体ウェハWの搬送
が次のように行われる。
ハのオリフラノッチ合わせ装置は半導体ウェハ把持装置
と共に搬送ロボット2と連動して半導体ウェハWの搬送
が次のように行われる。
【0028】先ず、半導体ウェハ把持装置5により半導
体ウェハ用のカセット1から半導体ウェハWの中心位置
を知得して、半導体ウェハWを把持しながら、搬送ロボ
ット2のアーム部6のX方向の駆動機構部14により半
導体ウェハWを移動して、搬送ロボット2の中心のθ
軸、すなわちZ軸に半導体ウェハWの中心をビームセン
サー70により検知して停止させる。
体ウェハ用のカセット1から半導体ウェハWの中心位置
を知得して、半導体ウェハWを把持しながら、搬送ロボ
ット2のアーム部6のX方向の駆動機構部14により半
導体ウェハWを移動して、搬送ロボット2の中心のθ
軸、すなわちZ軸に半導体ウェハWの中心をビームセン
サー70により検知して停止させる。
【0029】そして、エアーチャック23によりガイド
軸22を握持して昇降ベース部材17を固定して、昇降
ベース部材17上に連結したアーム部6を任意高さの位
置で保持し、θ方向の旋回軸とZ方向の昇降用ボールね
じ24の中心とテーブル8が連結した昇降用ボールねじ
ナット27とが同一中心であり、前述のボールねじナッ
ト27をリニア玉軸受71を形成するガイドスリーブ2
6で案内し、エアーチャック32を開放してアーム昇降
部から前述のボールねじナット27を分離し、センサ付
エアーチャック32のセンサ検知後、電動機11によっ
てボールねじ24を回転させて、テーブル8だけを上昇
させて、半導体ウェハ把持装置のトレイ7の底面でビー
ムセンサ34により検知し、テーブル8を一旦停止し、
前述のトレイ7の吸気孔56の吸引を停止し、テーブル
8の吸気孔9の吸引を開始し、圧力センサ(図示しな
い)が検出した後に、テーブル8の位置は半導体ウェハ
把持装置のトレイ7より数mm上昇して、半導体ウェハ
把持装置の左右認識用反射型センサー52、53によっ
て半導体ウェハWが検知できるテーブル高さとしてフォ
トセンサー33により検知し、テーブル8を停止させ
て、半導体ウェハ把持装置の水平位置が、半導体ウェハ
Wの外径とオリフラノッチが前述の反射型センサー5
2、53にて認識できる位置とし、フォトセンサー68
により検知して半導体ウェハ把持装置を停止する。
軸22を握持して昇降ベース部材17を固定して、昇降
ベース部材17上に連結したアーム部6を任意高さの位
置で保持し、θ方向の旋回軸とZ方向の昇降用ボールね
じ24の中心とテーブル8が連結した昇降用ボールねじ
ナット27とが同一中心であり、前述のボールねじナッ
ト27をリニア玉軸受71を形成するガイドスリーブ2
6で案内し、エアーチャック32を開放してアーム昇降
部から前述のボールねじナット27を分離し、センサ付
エアーチャック32のセンサ検知後、電動機11によっ
てボールねじ24を回転させて、テーブル8だけを上昇
させて、半導体ウェハ把持装置のトレイ7の底面でビー
ムセンサ34により検知し、テーブル8を一旦停止し、
前述のトレイ7の吸気孔56の吸引を停止し、テーブル
8の吸気孔9の吸引を開始し、圧力センサ(図示しな
い)が検出した後に、テーブル8の位置は半導体ウェハ
把持装置のトレイ7より数mm上昇して、半導体ウェハ
把持装置の左右認識用反射型センサー52、53によっ
て半導体ウェハWが検知できるテーブル高さとしてフォ
トセンサー33により検知し、テーブル8を停止させ
て、半導体ウェハ把持装置の水平位置が、半導体ウェハ
Wの外径とオリフラノッチが前述の反射型センサー5
2、53にて認識できる位置とし、フォトセンサー68
により検知して半導体ウェハ把持装置を停止する。
【0030】続いて、半導体ウェハWをテーブル8に固
定した状態で、オリフラノッチ検出用エリアセンサー4
6とストロボ45を有するアーム部6をθ方向の電動機
12、駆動機構14により任意方向に水平旋回して、半
導体ウェハ把持装置のオリフラノッチ認識用反射型セン
サー52、53によりオリフラノッチを検知して、半導
体ウェハのオリフラノッチ部にアーム部6のエリアセン
サー46を水平旋回して移動して、エリアセンサー46
にて半導体ウェハWの画像を第1段階として読み取る。
この読み取りにおいて、半導体ウェハの画像上の面積が
最小となるオリフラノッチ位置を検出した後、アーム部
6を微少旋回して半導体ウェハの画像を読み取り、オリ
フラ部の傾斜の明暗を二値化して変化量が限り無く零と
なるオリフラ位置、またはノッチ部の傾斜の明暗を二値
化して、Vノッチの両側位置が限り無く等しくなるノッ
チ位置を検出し、オリフラノッチ部位置決め後、アーム
部6をθ方向に旋回して、第2段階としてウェハ把持装
置を所定角度に合わせた後に前述の逆動作によりオリフ
ラノッチ部を正確に合わせて半導体ウェハを搬送するこ
とができる。
定した状態で、オリフラノッチ検出用エリアセンサー4
6とストロボ45を有するアーム部6をθ方向の電動機
12、駆動機構14により任意方向に水平旋回して、半
導体ウェハ把持装置のオリフラノッチ認識用反射型セン
サー52、53によりオリフラノッチを検知して、半導
体ウェハのオリフラノッチ部にアーム部6のエリアセン
サー46を水平旋回して移動して、エリアセンサー46
にて半導体ウェハWの画像を第1段階として読み取る。
この読み取りにおいて、半導体ウェハの画像上の面積が
最小となるオリフラノッチ位置を検出した後、アーム部
6を微少旋回して半導体ウェハの画像を読み取り、オリ
フラ部の傾斜の明暗を二値化して変化量が限り無く零と
なるオリフラ位置、またはノッチ部の傾斜の明暗を二値
化して、Vノッチの両側位置が限り無く等しくなるノッ
チ位置を検出し、オリフラノッチ部位置決め後、アーム
部6をθ方向に旋回して、第2段階としてウェハ把持装
置を所定角度に合わせた後に前述の逆動作によりオリフ
ラノッチ部を正確に合わせて半導体ウェハを搬送するこ
とができる。
【0031】次に、本発明の半導体ウェハのオリフラノ
ッチ合わせ装置によって半導体ウェハのオリフラノッチ
位置を正確に合わせるための画像処理に就いて説明す
る。
ッチ合わせ装置によって半導体ウェハのオリフラノッチ
位置を正確に合わせるための画像処理に就いて説明す
る。
【0032】オリフラ位置合わせに就いて:図6は半導
体ウェハのウェハ面積の変化量によるオリフラ検出図で
ある。本発明のオリフラノッチ合わせ装置の半導体ウェ
ハ把持装置のスライドアーム4の上に半導体ウェハWを
載置してスライドアーム4を旋回すると、オリフラ画像
が図示されるように変化する。先ず、図6(A)では、
半導体ウェハWのウェハ面積(斜線部)の変化量は全体
の50%以下となり、検出が困難な画像を示している。
この状態からスライドアーム4を旋回して行くと、図6
(B)の如くウェハ面積に対して変化量が50%以上と
なり、望ましい画像となり、更にスライドアーム4を旋
回すると、図6(C)に示されるようにオリフラの一部
が現れて画像上のウェハ面積の減少が始まる。
体ウェハのウェハ面積の変化量によるオリフラ検出図で
ある。本発明のオリフラノッチ合わせ装置の半導体ウェ
ハ把持装置のスライドアーム4の上に半導体ウェハWを
載置してスライドアーム4を旋回すると、オリフラ画像
が図示されるように変化する。先ず、図6(A)では、
半導体ウェハWのウェハ面積(斜線部)の変化量は全体
の50%以下となり、検出が困難な画像を示している。
この状態からスライドアーム4を旋回して行くと、図6
(B)の如くウェハ面積に対して変化量が50%以上と
なり、望ましい画像となり、更にスライドアーム4を旋
回すると、図6(C)に示されるようにオリフラの一部
が現れて画像上のウェハ面積の減少が始まる。
【0033】次いで、スライドアーム4を旋回すると、
図6(D)のようにオリフラが全部現れて、半導体ウェ
ハの画像上のウェハ面積が最大に減少する。
図6(D)のようにオリフラが全部現れて、半導体ウェ
ハの画像上のウェハ面積が最大に減少する。
【0034】スライドアーム4の旋回をなおも続けて行
くと、図6(E)のように画像上のオリフラの一部が欠
けて、半導体ウェハの画像上のウェハ面積の減少が増加
に転じるので、この増加に転じた所で、スライドアーム
4の旋回を逆回転させて、再び、オリフラの全てが出現
すると、半導体ウェハの画像上のウェハ面積が最大に減
少した図6(F)の所で、スライドアーム4を一旦停止
し、オリフラを検出する。
くと、図6(E)のように画像上のオリフラの一部が欠
けて、半導体ウェハの画像上のウェハ面積の減少が増加
に転じるので、この増加に転じた所で、スライドアーム
4の旋回を逆回転させて、再び、オリフラの全てが出現
すると、半導体ウェハの画像上のウェハ面積が最大に減
少した図6(F)の所で、スライドアーム4を一旦停止
し、オリフラを検出する。
【0035】続いて、スライドアーム4を微少旋回し
て、図7(A)のようにオリフラの長さに相当する走査
線間隔内において、半導体ウェハの回転中心線上の走査
線と任意の走査線2本以上に対して、オリフラ部分の外
径の傾斜の画像を読み取り、画像の明暗を二値化して変
化量を比較する。スライドアーム4を微少旋回し、前述
の変化量を減少させていき、図7(B)のように前述の
変化量が限り無く零になった所で、スライドアーム4を
停止することにより、オリフラの位置を正確に合わせる
ことができる。
て、図7(A)のようにオリフラの長さに相当する走査
線間隔内において、半導体ウェハの回転中心線上の走査
線と任意の走査線2本以上に対して、オリフラ部分の外
径の傾斜の画像を読み取り、画像の明暗を二値化して変
化量を比較する。スライドアーム4を微少旋回し、前述
の変化量を減少させていき、図7(B)のように前述の
変化量が限り無く零になった所で、スライドアーム4を
停止することにより、オリフラの位置を正確に合わせる
ことができる。
【0036】また、エリアセンサーの取付位置に関して
は、オリフラ部の検出による半導体ウェハの画像上の面
積の変化量が50%以上となる位置が望ましい。
は、オリフラ部の検出による半導体ウェハの画像上の面
積の変化量が50%以上となる位置が望ましい。
【0037】すなわち、図6(A)の画像では、変化量
が全面積の50%以下であり、検出が困難である。一
方、図6(B)の画像では、変化量が全面積の50%以
上あり、検出が容易である。
が全面積の50%以下であり、検出が困難である。一
方、図6(B)の画像では、変化量が全面積の50%以
上あり、検出が容易である。
【0038】また、オリフラの位置決め精度は、一般の
エリアセンサー(CCD)の解像度が484×768d
otにつき、例えばウェハのオリフラの長さが、約30
mmある場合には、35mmを484dotに対応すれ
ば、位置決め精度は35mm/484dot 0. 07
mm/dotとなる。
エリアセンサー(CCD)の解像度が484×768d
otにつき、例えばウェハのオリフラの長さが、約30
mmある場合には、35mmを484dotに対応すれ
ば、位置決め精度は35mm/484dot 0. 07
mm/dotとなる。
【0039】ノッチ位置合わせに就いて:先ず、スライ
ドアーム4を旋回すると、図8(A)に示されるように
ノッチの一部の画像が現れた時から半導体ウェハの画像
上の面積の減少が始まる。
ドアーム4を旋回すると、図8(A)に示されるように
ノッチの一部の画像が現れた時から半導体ウェハの画像
上の面積の減少が始まる。
【0040】図8(B)のようにノッチが全部現れる
と、半導体ウェハの画像上の面積が最大に減少する。
と、半導体ウェハの画像上の面積が最大に減少する。
【0041】スライドアーム4の旋回をなおも続けて、
図8(C)のように画像上のノッチの一部が欠けて、半
導体ウェハの画像上の面積の減少が増加に転じた所で、
スライドアーム4の旋回を逆転させて、再び、ノッチの
全てが出現すると、半導体ウェハの画像上の面積が最大
に減少した所、すなわち図8(D)の所で、スライドア
ーム4を一旦停止して、ノッチを検出する。
図8(C)のように画像上のノッチの一部が欠けて、半
導体ウェハの画像上の面積の減少が増加に転じた所で、
スライドアーム4の旋回を逆転させて、再び、ノッチの
全てが出現すると、半導体ウェハの画像上の面積が最大
に減少した所、すなわち図8(D)の所で、スライドア
ーム4を一旦停止して、ノッチを検出する。
【0042】続いて、アーム部6を微少旋回して、図9
(A)のようにノッチ部分の傾斜内に入る走査線間隔内
において、半導体ウェハの回転中心線上の走査線から任
意の走査線2対以上に対して、Vノッチ部分の外径の傾
斜の画像を読み取り、画像の明暗を二値化して2対の走
査線の変化量を比較する。スライドアーム4を微少旋回
し、半導体ウェハの回転中心から同間隔の走査線の変化
量を減少させていき、図9(B)のように前述の変化量
が限り無く零になった所で、スライドアーム4を停止す
ることにより、ノッチの位置を正確に合わせることがで
きる。
(A)のようにノッチ部分の傾斜内に入る走査線間隔内
において、半導体ウェハの回転中心線上の走査線から任
意の走査線2対以上に対して、Vノッチ部分の外径の傾
斜の画像を読み取り、画像の明暗を二値化して2対の走
査線の変化量を比較する。スライドアーム4を微少旋回
し、半導体ウェハの回転中心から同間隔の走査線の変化
量を減少させていき、図9(B)のように前述の変化量
が限り無く零になった所で、スライドアーム4を停止す
ることにより、ノッチの位置を正確に合わせることがで
きる。
【0043】また、Vノッチの位置決め精度は、例え
ば、Vノッチの溝にφ3mmのピンが入る大きさなの
で、10mmを484dotに対応させれば、位置決め
精度は10mm/484dot 0. 02mm/dot
となる。
ば、Vノッチの溝にφ3mmのピンが入る大きさなの
で、10mmを484dotに対応させれば、位置決め
精度は10mm/484dot 0. 02mm/dot
となる。
【0044】従って、このように本発明のオリフラノッ
チ合わせ装置を半導体ウェハ用搬送ロボット2に組み込
み、ウェハ把持装置を搬送ロボット2のアーム部6に連
結して使用すれば、半導体ウェハのオリフラ部分の角度
合わせ精度が厳しいために従来必要とされていた半導体
ウェハのオリフラノッチ合わせ装置が不要となり、オリ
フラノッチ合わせ用Z方向とθ方向の駆動機構部が省略
されて、オリフラノッチ合わせ装置全体の構成の簡略化
が得られ、狭いスペースでも半導体ウェハの搬送が可能
となる。
チ合わせ装置を半導体ウェハ用搬送ロボット2に組み込
み、ウェハ把持装置を搬送ロボット2のアーム部6に連
結して使用すれば、半導体ウェハのオリフラ部分の角度
合わせ精度が厳しいために従来必要とされていた半導体
ウェハのオリフラノッチ合わせ装置が不要となり、オリ
フラノッチ合わせ用Z方向とθ方向の駆動機構部が省略
されて、オリフラノッチ合わせ装置全体の構成の簡略化
が得られ、狭いスペースでも半導体ウェハの搬送が可能
となる。
【0045】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の請求項
1記載の半導体ウェハのオリフラノッチ合わせ装置は、
ロボット本体を有する搬送ロボットと、搬送ロボットの
ロボット本体の中央に上下方向に伸縮可能に、かつ回転
自在に設けられた昇降ロッドの上端に取付けられた水平
なスライドアームと、スライドアームに沿って長手方向
に滑動可能に支持されたアーム部および該アーム部の一
端に設けられた二叉状のトレイを有する半導体ウェハ把
持装置と、該半導体ウェハ把持装置の二叉状のトレイの
中央に昇降および回転自在に設けられた半導体ウェハ載
置用テーブルとを有するので、半導体ウェハを積み重ね
て収容するカセットから他のカセットまたは処理や検査
のためのステージへ半導体ウェハを搬送する際に、半導
体ウェハの外径に半導体ウェハの外径と同一半径のガイ
ド部を有する半導体ウェハ把持装置を密着させることに
より、半導体ウェハの中心位置を物理的に知得して、半
導体ウェハを正確に搬送することができるものである。
1記載の半導体ウェハのオリフラノッチ合わせ装置は、
ロボット本体を有する搬送ロボットと、搬送ロボットの
ロボット本体の中央に上下方向に伸縮可能に、かつ回転
自在に設けられた昇降ロッドの上端に取付けられた水平
なスライドアームと、スライドアームに沿って長手方向
に滑動可能に支持されたアーム部および該アーム部の一
端に設けられた二叉状のトレイを有する半導体ウェハ把
持装置と、該半導体ウェハ把持装置の二叉状のトレイの
中央に昇降および回転自在に設けられた半導体ウェハ載
置用テーブルとを有するので、半導体ウェハを積み重ね
て収容するカセットから他のカセットまたは処理や検査
のためのステージへ半導体ウェハを搬送する際に、半導
体ウェハの外径に半導体ウェハの外径と同一半径のガイ
ド部を有する半導体ウェハ把持装置を密着させることに
より、半導体ウェハの中心位置を物理的に知得して、半
導体ウェハを正確に搬送することができるものである。
【0046】また、本発明の請求項2記載の半導体ウェ
ハのオリフラノッチ合わせ装置は、上下動および旋回自
在なスライドアーム上に長手方向に移動自在に支持され
て一方の端部に半導体ウェハの外径よりやや大きな半径
の円弧状の窪み部が設けられたアーム部と、該アーム部
の窪み部に取付けられた二叉状のトレイと、該トレイ上
に載置された半導体ウェハの外周の当接時の衝撃を吸収
緩衝するよう窪み部に設けられた緩衝部材とを有し、窪
み部とトレイ上に開口する吸気孔がアーム部に設けられ
ているので、半導体ウェハを何等損傷することなく取り
扱い処理することができる。
ハのオリフラノッチ合わせ装置は、上下動および旋回自
在なスライドアーム上に長手方向に移動自在に支持され
て一方の端部に半導体ウェハの外径よりやや大きな半径
の円弧状の窪み部が設けられたアーム部と、該アーム部
の窪み部に取付けられた二叉状のトレイと、該トレイ上
に載置された半導体ウェハの外周の当接時の衝撃を吸収
緩衝するよう窪み部に設けられた緩衝部材とを有し、窪
み部とトレイ上に開口する吸気孔がアーム部に設けられ
ているので、半導体ウェハを何等損傷することなく取り
扱い処理することができる。
【0047】更に、本発明の請求項3記載の半導体ウェ
ハのオリフラノッチ合わせ装置は、アーム部がほぼY字
形で、該アーム部のY字形に分岐した窪み部に前記トレ
イが設けられ、半導体ウエハの外周縁が当接するようハ
ンド部材が前記窪み部に設けられ、半導体ウエハ右側認
識用反射型センサーと半導体ウエハ左側認識用反射型セ
ンサーが前記アーム部の窪み部の両側端に設けられてい
るので、半導体ウェハのオリフラノッチを好適に検出し
て良好に扱うことができる。
ハのオリフラノッチ合わせ装置は、アーム部がほぼY字
形で、該アーム部のY字形に分岐した窪み部に前記トレ
イが設けられ、半導体ウエハの外周縁が当接するようハ
ンド部材が前記窪み部に設けられ、半導体ウエハ右側認
識用反射型センサーと半導体ウエハ左側認識用反射型セ
ンサーが前記アーム部の窪み部の両側端に設けられてい
るので、半導体ウェハのオリフラノッチを好適に検出し
て良好に扱うことができる。
【0048】更にまた、本発明の請求項4記載の半導体
ウェハのオリフラノッチ合わせ装置は、前記ハンド部材
に、半導体ウエハと同一半径の内径ガイド部と、半導体
ウエハと同一中心で、かつ任意な半径の外径ガイド部と
が設けられると共に、エアー吸着用吸気孔と粉塵排気用
吸気孔が前記トレイ部に配設されているので、半導体ウ
ェハを正確に中心決めして保持することができる。
ウェハのオリフラノッチ合わせ装置は、前記ハンド部材
に、半導体ウエハと同一半径の内径ガイド部と、半導体
ウエハと同一中心で、かつ任意な半径の外径ガイド部と
が設けられると共に、エアー吸着用吸気孔と粉塵排気用
吸気孔が前記トレイ部に配設されているので、半導体ウ
ェハを正確に中心決めして保持することができる。
【0049】また、本発明の請求項5記載の半導体ウェ
ハのオリフラノッチ合わせ装置は、ハンド部材の内径ガ
イド部と外径ガイド部およびアームの内径ガイド部が、
半導体ウエハのサイズ毎に半径を変えて夫々適合するよ
うに製作されているので、どのようなサイズの半導体ウ
ェハにも好適に適用するよう使用することができる。
ハのオリフラノッチ合わせ装置は、ハンド部材の内径ガ
イド部と外径ガイド部およびアームの内径ガイド部が、
半導体ウエハのサイズ毎に半径を変えて夫々適合するよ
うに製作されているので、どのようなサイズの半導体ウ
ェハにも好適に適用するよう使用することができる。
【図1】本発明の半導体ウェハのオリフラノッチ合わせ
装置を示す外観斜視図である。
装置を示す外観斜視図である。
【図2】図1の半導体ウェハのオリフラノッチ合わせ装
置の内部機構を示す縦断面図である。
置の内部機構を示す縦断面図である。
【図3】本発明の半導体ウェハのオリフラノッチ合わせ
装置の半導体ウェハ把持装置の駆動機構部の内部機構を
示す斜視図である。
装置の半導体ウェハ把持装置の駆動機構部の内部機構を
示す斜視図である。
【図4】図3の半導体ウェハ把持装置のトレイ部分の平
面図である。
面図である。
【図5】図4のトレイ部分の断面図である。
【図6】半導体ウェハ面積の変化量によるオリフラ検出
図である。
図である。
【図7】オリフラ部外径の傾斜の明暗を二値化した変化
量によるオリフラ検出図である。
量によるオリフラ検出図である。
【図8】ウェハ面積の変化量によるノッチ検出図であ
る。
る。
【図9】ノッチ部外径の傾斜の明暗を二値化した変化量
によるノッチ検出図である。
によるノッチ検出図である。
【図10】従来のウェハ搬送装置を示す概要図である。
1 カセット 2 搬送ロボット 3 昇降ロッド 4 スライドアーム 5 半導体ウェハ把持装置 6 アーム部 7 トレイ 8 テーブル 9 吸気孔 10 ケーシング 11 電動機 12 電動機 13 円筒部材 14 駆動機構部 15 ハウジング 16 リング歯車 17 昇降ベース部材 18 ピニオン 19 ボール軸受 20 レース部材 21 スペーサ部材 22 ガイド軸 23 エアーチャック 24 ボールねじ 25 ロッド部材 26 ガイドスリーブ 27 ボールねじナット 28 ボール軸受 30 歯車 31 電磁ブレーキ 32 エアチャック 33 フォトセンサー 34 ビームセンサー 35 支持アーム部材 36 支持アーム部材 39 ボールねじ 40 ガイド軸 42 電動機 43 孔 44 窓 45 ストロボ装置 46 エリアセンサー 50 窪み部 51 ハンド部材 52 右側位置認識用反射型センサー 53 左側位置認識用反射型センサー 54 内径ガイド部(ハンド部材の) 55 外径ガイド部(ハンド部材の) 56 吸気孔 57 吸気孔 58 内径ガイド部(アーム部の) 59 切欠き溝 60 ホーク部 62 接触スイッチ 63 エアシリンダ 64 摺動部材 65 引張ばね 66 圧縮ばね 67 保持ブロック 68 フォトセンサー 69 フォトセンサー 70 ビームセンサー 71 リニア玉軸受
Claims (5)
- 【請求項1】 ロボット本体を有する搬送ロボットと、
搬送ロボットのロボット本体の中央に上下方向に伸縮可
能に、かつ回転自在に設けられた昇降ロッドの上端に取
付けられた水平なスライドアームと、スライドアームに
沿って長手方向に滑動可能に支持されたアーム部および
該アーム部の一端に設けられた二叉状のトレイを有する
半導体ウェハ把持装置と、該半導体ウェハ把持装置の二
叉状のトレイの中央に昇降および回転自在に設けられた
半導体ウェハ載置用テーブルとを有する、半導体ウェハ
のオリフラノッチ合わせ装置。 - 【請求項2】 前記半導体ウェハ把持装置は、上下動お
よび旋回自在なスライドアーム上に長手方向に移動自在
に支持されて一方の端部に半導体ウェハの外径よりやや
大きな半径の円弧状の窪み部が設けられたアーム部と、
該アーム部の窪み部に取付けられた二叉状のトレイと、
該トレイ上に載置された半導体ウェハの外周の当接時の
衝撃を吸収緩衝するよう窪み部に設けられた緩衝部材と
を有し、窪み部とトレイ上に開口する吸気孔がアーム部
に設けられたことを特徴とする請求項1記載の半導体ウ
ェハのオリフラノッチ合わせ装置。 - 【請求項3】 前記アーム部はほぼY字形で、該アーム
部のY字形に分岐した窪み部に前記トレイが設けられ、
半導体ウエハの外周縁が当接するようハンド部材が前記
窪み部に設けられ、半導体ウエハ右側認識用反射型セン
サーと半導体ウエハ左側認識用反射型センサーが前記ア
ーム部の窪み部の両側端に設けられたことを特徴とする
請求項1または2記載の半導体ウェハのオリフラノッチ
合わせ装置。 - 【請求項4】 前記ハンド部材には、半導体ウエハと同
一半径の内径ガイド部と、半導体ウエハと同一中心で、
かつ任意な半径の外径ガイド部とが設けられると共に、
エアー吸着用吸気孔と粉塵排気用吸気孔が前記トレイ部
に配設されたことを特徴とする請求項2乃至3いずれか
記載の半導体ウェハのオリフラノッチ合わせ装置。 - 【請求項5】 ハンド部材の内径ガイド部と外径ガイド
部およびアームの内径ガイド部が、半導体ウエハのサイ
ズ毎に半径を変えて夫々適合するように製作されること
を特徴とする請求項1乃至4いずれか記載の半導体ウェ
ハのオリフラノッチ合わせ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8636198A JPH11284055A (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | 半導体ウェハのオリフラノッチ合わせ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8636198A JPH11284055A (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | 半導体ウェハのオリフラノッチ合わせ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11284055A true JPH11284055A (ja) | 1999-10-15 |
Family
ID=13884755
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8636198A Pending JPH11284055A (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | 半導体ウェハのオリフラノッチ合わせ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11284055A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006245079A (ja) * | 2005-03-01 | 2006-09-14 | Yaskawa Electric Corp | アライナー装置 |
JP2008141095A (ja) * | 2006-12-05 | 2008-06-19 | Tatsumo Kk | 半導体製造用搬送装置 |
CN110775633A (zh) * | 2019-09-28 | 2020-02-11 | 浙江雅市晶科技有限公司 | 一种玻璃夹取装置 |
CN114121771A (zh) * | 2021-11-18 | 2022-03-01 | 深圳新益昌科技股份有限公司 | 顶针机构及顶晶设备 |
-
1998
- 1998-03-31 JP JP8636198A patent/JPH11284055A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006245079A (ja) * | 2005-03-01 | 2006-09-14 | Yaskawa Electric Corp | アライナー装置 |
JP2008141095A (ja) * | 2006-12-05 | 2008-06-19 | Tatsumo Kk | 半導体製造用搬送装置 |
CN110775633A (zh) * | 2019-09-28 | 2020-02-11 | 浙江雅市晶科技有限公司 | 一种玻璃夹取装置 |
CN114121771A (zh) * | 2021-11-18 | 2022-03-01 | 深圳新益昌科技股份有限公司 | 顶针机构及顶晶设备 |
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