JPH11282752A - 情報処理端末 - Google Patents

情報処理端末

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Publication number
JPH11282752A
JPH11282752A JP10079297A JP7929798A JPH11282752A JP H11282752 A JPH11282752 A JP H11282752A JP 10079297 A JP10079297 A JP 10079297A JP 7929798 A JP7929798 A JP 7929798A JP H11282752 A JPH11282752 A JP H11282752A
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JP
Japan
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auxiliary
information processing
turned
power supply
processing terminal
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JP10079297A
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English (en)
Inventor
Makoto Unosawa
誠 鵜之沢
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置の電源がOFFとなっている間にHDD
ファイルベイが着脱されたことを認識できるようにす
る。 【解決手段】 リチウム電池7から電圧の供給を受けて
動作するサブCPU3と、HDDファイルベイが取り外
されるとONとなり、前記リチウム電池7からサブCP
U3に電圧の供給を行う着脱スイッチ6aおよび6bを
備え、サブCPU3は、着脱スイッチ6aおよび6bの
状態を受けてこれを記憶し、メインCPU1は、サブC
PU3に記憶してある着脱スイッチ6aおよび6bの状
態のデータをリードし、HDDファイルベイが着脱され
たことを検知すると、エラーを通知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、着脱可能な補助記
憶媒体を持つ情報処理端末に関するものである。
【0002】
【従来の技術】着脱可能な補助記憶媒体を持つ情報処理
端末は、24時間運転を行うPCサーバに多く用いられ
る。補助記憶媒体は一般にHDDファイルベイで、かつ
2台のHDDファイルベイを備えて2重化されており、
1台が故障しても運用は続けられ、情報処理端末の電源
をOFFしなくても、故障したHDDファイルベイは単
独で電源OFFして交換可能な構造となっている。
【0003】以下に、従来の情報処理端末における補助
記憶媒体の交換処理について説明する。ここで、補助記
憶媒体の交換は、情報処理端末の電源をOFFしないで
行うこともできるし、電源をOFFして行うこともでき
る。以下に、まず、電源をOFFしないで交換を行う場
合を説明する。情報処理端末の電源をOFFしないでH
DDファイルベイの交換を行う場合は、情報処理端末の
筐体のフロントカバーを開け、交換対象のHDDファイ
ルベイの電源SWをOFFにする。HDDファイルベイ
の電源SWをOFFにすると、情報処理端末のCPUに
対して割り込みが発生し、HDDファイルベイの電源が
OFFとなったことが検出される。
【0004】次に、交換対象のHDDファイルベイの着
脱レバーを操作して、HDDファイルベイを静かに引き
抜く。HDDファイルベイを装着するには、交換対象の
HDDファイルベイが抜き取られた空きスロットにHD
Dファイルベイを差し込み、着脱レバーを操作して固定
する。そして、装着したHDDファイルベイの電源SW
をONにした後、情報処理端末の筐体のフロントカバー
を閉じる。
【0005】上述したように、情報処理端末の電源をO
FFにしない状態でHDDファイルベイの交換を行った
場合は、HDDファイルベイの電源SWをOFFにした
時にCPUに対する割り込みが発生して、HDDファイ
ルベイの電源がOFFとなったことが検出できるので、
この信号を以てHDDファイルベイが交換された可能性
があるということを判断できる。
【0006】情報処理端末の電源をOFFしてHDDフ
ァイルベイの交換を行う場合は、情報処理端末の電源S
WをOFFした後、情報処理端末の筐体のフロントカバ
ーを開け、交換対象のHDDファイルベイの電源SWを
OFFにする。次に、交換対象のHDDファイルベイの
着脱レバーを操作して、HDDファイルベイを静かに引
き抜く。
【0007】HDDファイルベイを装着するには、交換
対象のHDDファイルベイが抜き取られた空きスロット
にHDDファイルベイを差し込み、着脱レバーを操作し
て固定する。そして、装着したHDDファイルベイの電
源SWをONにした後、情報処理端末の筐体のフロント
カバーを閉じ、情報処理端末の電源SWをONにする。
【0008】ここで、情報処理端末の電源がOFFとな
っていると、HDDファイルベイの電源SWをOFFに
しても、CPUに対する割り込みが発生しない。よっ
て、上述したように、情報処理端末の電源をOFFにし
た状態でHDDファイルベイを交換した場合は、CPU
からはHDDファイルベイの電源がOFFとなったこと
を検出できず、HDDファイルベイが交換されたかどう
かの判断はできない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の情報処理端末では、情報処理端末の電源がOF
Fとなっている間は、補助記憶媒体の電源SWをOFF
とされてもそれを検出することはできず、補助記憶媒体
を着脱されてもその履歴が残ることはない。よって、こ
のような情報処理端末を金銭データ等の重要なデータを
記憶させる専用端末として構築した場合、情報処理端末
の電源がOFFとなっている間に、補助記憶媒体を不正
に情報処理端末から着脱し、データを改ざんされてもわ
からないという問題があった。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、本発明の請求項1に係る発明は、主電源からの電
圧の供給を受けて動作する主制御装置と、主電源あるい
は補助電源からの電圧の供給を受けて動作する補助制御
装置と、ONとなると主電源から主制御装置と補助制御
装置に電圧の供給を行い、OFFとなると主電源から主
制御装置と補助制御装置への電圧の供給を遮断する主電
源スイッチと、装置本体に対して着脱可能な少なくとも
1つの補助記憶媒体と、前記補助記憶媒体に対応して設
けられ、該補助記憶媒体が取り外されるとONとなり、
前記補助電源から補助制御装置に電圧の供給を行い、補
助記憶媒体が取り付けられるとOFFとなり、補助電源
から補助制御装置への電圧の供給を遮断する着脱スイッ
チとを備え、前記補助制御装置は、着脱スイッチの状態
を受けてこれを記憶する手段を備え、前記主制御装置
は、補助制御装置に記憶してある着脱スイッチの状態の
データをリードする手段と、着脱スイッチの状態のデー
タから補助制御装置が着脱されたことを検知すると、エ
ラーを通知する手段を備えた情報処理端末である。
【0011】また、本発明の請求項2に係る発明は、請
求項1の情報処理端末において、前記補助制御装置の動
作を有効とするか無効とするかを設定する手段を備えた
ものである。さらに、本発明の請求項3に係る発明は、
請求項1または請求項2の情報処理端末において、装置
本体の筐体が開けられるとONとなり、前記補助電源か
ら補助制御装置に電圧の供給を行い、筐体が閉じられる
とOFFとなり、補助電源から補助制御装置への電圧の
供給を遮断する筐体開放検出スイッチを備えたものであ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は本発明の情報処理端末の第
1の実施の形態を示すブロック図である。図において、
1はメインCPU、2はデュアルポートメモリ、3はサ
ブCPU、4は主電源SW(スイッチ)、5は主電源、
6a,6bは着脱SW、7はリチウム電池である。
【0013】図2は本発明の情報処理端末の概略外観斜
視図である。図において、10は情報処理端末の筐体、
11aおよび11bは情報処理端末の筐体10に対して
着脱可能に実装されるHDDファイルベイ、12は前記
HDDファイルベイ11aおよび11bを着脱する際等
に開閉する情報処理端末の筐体10のフロントカバーで
ある。
【0014】HDDファイルベイ11a,11bは、情
報処理端末に複数台装着可能な構造であり、ここでは、
2台のHDDファイルベイ11aおよび11bが装着さ
れるものとする。図1に示す着脱SW6a,6bは、装
着可能なHDDファイルベイの数に対応して同じ数だ
け、ここでは 2個の着脱SW6a,6bが実装され、
HDDファイルベイを抜き取ると、この抜き取られたH
DDファイルベイに対応した着脱SW6aもしくは着脱
SW6bがONとなり、HDDファイルベイを装着する
と、この装着したHDDファイルベイに対応した着脱S
W6aもしくは着脱SW6bがOFFとなる構造であ
る。
【0015】メインCPU1は主電源5からの電圧の供
給を受けて動作するもので、サブCPU3は主電源5も
しくはリチウム電池7からの電圧の供給を受けて動作す
るものである。そして、主電源SW4がONとなると、
主電源5からメインCPU1とサブCPU3に電圧の供
給が行われ、主電源SW4がOFFとなると主電源5か
らメインCPU1とサブCPU3に電圧の供給が行われ
ず、主電源SW4がOFFの状態で、着脱SW6aおよ
び着脱SW6bのうち、1つでもONとなるとリチウム
電池7からサブCPU3に電圧の供給が行われ、主電源
SW4がOFFの状態で、かつ、全ての着脱SW、ここ
では着脱SW6aと着脱SW6bの両方ともがOFFの
状態では、リチウム電池7からサブCPU3に電圧の供
給が行われない回路構造となっている。
【0016】サブCPU3には、着脱SW6aおよび着
脱SW6bの状態を検出するため該着脱SW6aおよび
着脱SW6bからのステータス信号が入力され、この着
脱SW6aおよび着脱SW6bの状態を記憶するため、
サブCPU3にはEEPROMを内蔵している。なお、
本実施の形態では、サブCPU3にEEPROMを内蔵
するものとしているが、外付けでも構わない。
【0017】以下に上述した第1の実施の形態の情報処
理端末におけるHDDファイルベイの交換動作を説明す
る。まず、情報処理端末の主電源SW2をOFFとす
る。これにより、メインCPU1とサブCPU3は動作
しない状態となる。次に、フロントカバー12を開け、
交換するHDDファイルベイ、例えばHDDファイルベ
イ11aの電源SWをOFFにする。
【0018】そして、着脱レバーを操作して、交換する
HDDファイルベイ11aを静かに引き抜く。HDDフ
ァイルベイ11aを抜き取ると、このHDDファイルベ
イ11aに対応する着脱SW6aがONとなる。着脱S
W6aがONとなると、リチウム電池7からサブCPU
3に対して+5Vの電圧が供給される。これにより、サ
ブCPU3が動作し、着脱SW6aおよび6bのステー
タス信号をリードし、サブCPU3内のEEPROMに
記憶する。
【0019】交換されたHDDファイルベイ11aが装
着されると、着脱SW6aがOFFとなり、これによ
り、リチウム電池7からサブCPU3に対しての電圧が
遮断され、サブCPU3は動作しなくなる。情報処理端
末の主電源SW4をONとすると、主電源5からメイン
CPU1およびサブCPU3に対して+5Vの電圧が供
給され、これにより、メインCPU1およびサブCPU
3が動作する。このメインCPU1が動作する際、デュ
アルポートメモリ2を介してサブCPU3が記憶した着
脱SW6aおよび6bのステータスをリードする。この
とき、いずれかの着脱SW、本動作例では着脱SW6a
のステータスに変化があるので、情報処理端末がOFF
となっている間にHDDファイルベイが交換されたこ
と、かつ、交換されたHDDファイルベイ、ここではH
DDファイルベイ6aを特定できる。そして、情報処理
端末がOFFとなっている間にHDDファイルベイが交
換されたことを検知すると、このHDDファイルベイは
内部のデータが改ざんされた可能性があると判断できる
ので、メインCPU1はシステムを立ち上げず、特定の
HDDファイルベイの内部のデータが改ざんされた旨の
エラーを通知する等の処理を行い、以後の処理を中断す
る。
【0020】以上説明したように、本発明の第1の実施
の形態では、情報処理端末をONし、メインCPU1が
動作する際、サブCPU3が記憶した着脱SW6aおよ
び6bのステータスをリードすることにより、HDDフ
ァイルベイ11aあるいは11bが情報処理端末がOF
Fされている間に交換されたか否かが検知できるため、
いずれかのHDDファイルベイが交換されていると検知
すると、システムを立ち上げず、データが改ざんされて
いるHDDファイルベイを特定してエラーを通知するこ
とができ、オペレータが改ざんされたデータを使用して
処理を行うことが防止でき、HDDファイルベイに記憶
されたデータを保証することができるセキュリティの高
い情報処理端末を構築することができる。
【0021】次に本発明の情報処理端末の第2の実施の
形態について説明する。なお、第2の実施の形態の情報
処理端末は、上述した第1の実施の形態で説明した図1
の構成を用いて説明する。この第2の実施の形態の情報
処理端末は、主電源SWがONでメインCPU1および
サブCPU3が動作している間に、メインCPU1から
サブCPU3に対してコマンドを送り、サブCPU3の
動作を一時的に無効とする機能を有する。これは、保守
などでHDDファイルベイを交換する際、その後の立ち
上げ時にエラーが通知されることを防ぐためである。
【0022】以下に第2の実施の形態の情報処理端末に
おけるHDDファイルベイの交換動作を説明する。保守
等の正当な理由でHDDファイルベイを交換する場合
は、情報処理端末の主電源SW4がONの間に、メイン
CPU1からサブCPU3に対して、該サブCPU3の
動作を無効にするコマンドを送る。このコマンドは、オ
ペレータの操作により送られる。
【0023】サブCPU3は、このコマンドを受信する
と、サブCPU3内部のEEPROMのフラグを”H”
にする。この後、主電源SW4をOFFにすることで、
メインCPU1およびサブCPU3の動作が停止する。
主電源5からメインCPU1およびサブCPU3に対す
る電圧供給が遮断されている状態で、第1の実施の形態
の動作で説明した手順と同様にして例えばHDDファイ
ルベイ11aを抜き取ると、着脱SW6aがONとな
り、これにより、リチウム電池7からサブCPU3に対
して+5Vの電圧が供給され、サブCPU3が動作す
る。サブCPU3は、動作する際、フラグをリードす
る。サブCPU3は、フラグが”H”であれば、着脱S
W6aおよび6bのステータス信号のリードは行わず、
フラグが”L”であれば着脱SW6aおよび6bのステ
ータス信号のリードを行う。
【0024】すなわち、保守等の正当な理由でHDDフ
ァイルベイを交換するため、サブCPU3の動作を無効
にするコマンドを送ってフラグを”H”とした場合は、
着脱SW6aおよび6bのステータス信号のリードは行
われないため、HDDファイルベイ11aもしくは11
bを着脱しても、サブCPU3にはこの履歴は残らな
い。
【0025】これに対して、サブCPU3の動作を無効
にするコマンドを送っておらず、フラグが”L”の場合
は、第1の実施の形態と同様に、着脱SW6aおよび6
bのステータス信号のリードが行われるため、HDDフ
ァイルベイ11aもしくは11bを着脱すると、サブC
PU3にはこの履歴が残り、主電源SW4をONとして
メインCPU1およびサブCPU3が動作する際、メイ
ンCPU1がサブCPU3に記憶してある着脱SW6a
および6bのステータスをリードすることで、HDDフ
ァイルベイが着脱されたことを検知し、メインCPU1
はシステムを立ち上げず、エラーを通知する等の処理を
行い、以後の処理を中断する。
【0026】なお、保守等の正当な理由でHDDファイ
ルベイを交換するため、サブCPU3の動作を無効にす
るコマンドを送ってフラグを”H”とし、HDDファイ
ルベイの交換を行った後には、主電源SW4をONとし
た後、メインCPU1からサブCPU3の動作を有効に
するコマンドを該サブCPU3に送ってフラグを”L”
にしておく。
【0027】以上説明したように、本発明の第2の実施
の形態では、情報処理端末をONし、メインCPU1が
動作する際、サブCPU3が記憶した着脱SW6aおよ
び6bのステータスをリードすることにより、HDDフ
ァイルベイ11aおよび11bが情報処理端末がOFF
されている間に交換されたか否かが検知できるため、い
ずれかのHDDファイルベイが交換されていると検知す
ると、システムを立ち上げず、エラーを通知することが
でき、オペレータが改ざんされたデータを使用して処理
を行うことが防止でき、HDDファイルベイに記憶され
たデータを保証することができるセキュリティの高い情
報処理端末を構築することができる。
【0028】また、サブCPU3の動作の無効/有効を
設定できるようにしたので、保守等の正当な理由でHD
Dファイルベイを交換する場合は、サブCPU3の動作
を無効に設定することで、HDDファイルベイの交換の
履歴を残さないようにすることができ、保守等の正当な
理由でのHDDファイルベイの交換後の主電源ON時に
エラーが通知されることを防止して、保守性に優れた情
報処理端末を構築できる。
【0029】次に本発明の情報処理端末の第3の実施の
形態について説明する。図3は本発明の情報処理端末の
第3の実施の形態を示すブロック図である。図におい
て、1はメインCPU、2はデュアルポートメモリ、3
はサブCPU、4は主電源SW(スイッチ)、5は主電
源、6a,6bは着脱SW、7はリチウム電池、8は筐
体開放検出SWである。なお、この第3の実施の形態に
おける情報処理端末の筐体構造は、図2で説明したもの
と同じとする。
【0030】図3に示す着脱SW6a,6bは、装着可
能なHDDファイルベイの数に対応して同じ数だけ、こ
こでは 2個の着脱SW6a,6bが実装され、HDD
ファイルベイを抜き取ると、この抜き取られたHDDフ
ァイルベイに対応した着脱SW6aもしくは着脱SW6
bがONとなり、HDDファイルベイを装着すると、こ
の装着したHDDファイルベイに対応した着脱SW6a
もしくは着脱SW6bがOFFとなる構造である。
【0031】筐体開放検出SW8は、図2で説明した情
報処理端末の筐体10が開けられるとONとなり、筐体
10を閉じるとOFFとなる構造である。メインCPU
1は主電源5からの電圧の供給を受けて動作するもの
で、サブCPU3は主電源5もしくはリチウム電池7か
らの電圧の供給を受けて動作するものである。
【0032】そして、主電源SW4がONとなると、主
電源5からメインCPU1とサブCPU3に電圧の供給
が行われ、主電源SW4がOFFとなると主電源5から
メインCPU1とサブCPU3に電圧の供給が行われ
ず、主電源SW4がOFFの状態で、筐体開放検出SW
8と着脱SW6aおよび着脱SW6bのうち、1つでも
ONとなるとリチウム電池7からサブCPU3に電圧の
供給が行われ、主電源SW4がOFFの状態で、かつ、
筐体開放検出SW8と着脱SW6aおよび着脱SW6b
の両方ともがOFFの状態では、リチウム電池7からサ
ブCPU3に電圧の供給が行われない回路構造となって
いる。
【0033】サブCPU3には、筐体開放検出SW8と
着脱SW6aおよび着脱SW6bの状態を検出するため
該筐体開放検出SW8と着脱SW6aおよび着脱SW6
bからのステータス信号が入力され、この筐体開放検出
SW8と着脱SW6aおよび着脱SW6bの状態を記憶
するため、サブCPU3にはEEPROMを内蔵してい
る。なお、本実施の形態では、サブCPU3にEEPR
OMを内蔵するものとしているが、外付けでも構わな
い。
【0034】以下に上述した第3の実施の形態の情報処
理端末におけるHDDファイルベイの交換動作を説明す
る。まず、情報処理端末の主電源SW2をOFFとす
る。これにより、メインCPU1とサブCPU3は動作
しない状態となる。次に情報処理端末の筐体10が開け
られると、筐体開放検出SW8がONとなる。筐体開放
検出SW8がONとなると、リチウム電池7からサブC
PU3に対して+5Vの電圧が供給される。これによ
り、サブCPU3が動作し、筐体開放検出SW8と着脱
SW6aおよび6bのステータス信号をリードし、サブ
CPU3内のEEPROMに記憶する。
【0035】筐体10を開けると、HDDファイルベイ
を抜き取ることなく着脱SW6aおよび6bにアクセス
することができるので、不正な手段で着脱SW6aおよ
び6bをONとならないようにすることができる。この
ように、着脱SW6aおよび6bをONとならないよう
にされると、HDDファイルベイを着脱しても、着脱S
W6aおよび6bからのステータス信号は入力されな
い。
【0036】よって、筐体10を開けた後、着脱SW6
aおよび6bをONとならないようにし、HDDファイ
ルベイを交換して着脱SW6aおよび6bの状態をもと
に戻し、筐体10を閉じると、メインCPU1は、着脱
SW6aおよび6bのステータスからは、HDDファイ
ルベイの交換の有無を検知することはできない。しかし
ながら、筐体10が開けられたことを筐体開放検出SW
8のステータスから検知できるので、メインCPU1
は、主電源SW4のONで動作する際、デュアルポート
メモリ2を介してサブCPU3が記憶した筐体開放検出
SW8と着脱SW6aおよび6bのステータスをリード
することにより、情報処理端末がOFFの間に筐体10
が開けられたことを検知でき、この場合、全てのHDD
ファイルベイの内部のデータが改ざんされた可能性があ
ると判断し、メインCPU1はシステムを立ち上げず、
全てのHDDファイルベイの内部のデータが改ざんされ
た旨のエラーを通知する等の処理を行い、以後の処理を
中断する。
【0037】なお、筐体10を開けず、フロントカバー
12側からHDDファイルベイの着脱を行った場合の動
作は、第1の実施の形態で説明した動作と同じである。
以上説明したように、本発明の第3の実施の形態では、
情報処理端末の筐体10が開けられたことを検知する筐
体開放検出SW8を設け、情報処理端末をONし、メイ
ンCPU1が動作する際、サブCPU3が記憶した筐体
開放検出SW8と着脱SW6aおよび6bのステータス
をリードすることにより、情報処理端末がOFFされて
いる間に筐体10が開けられたことを検知でき、着脱S
W6aおよび6bのステータスに関係なく、全てのHD
Dファイルベイが交換されたと判断できるので、筐体1
0が開けられたことを検知すると、システムを立ち上げ
ず、全てのHDDファイルベイが交換されたものとして
エラーを通知することで、オペレータが改ざんされたデ
ータを使用して処理を行うことが防止でき、HDDファ
イルベイに記憶されたデータを保証することができるセ
キュリティの高い情報処理端末を構築することができ
る。
【0038】ここで、上述した第3の実施の形態におい
て、第2の実施の形態で説明したサブCPU3の動作の
無効/有効を設定する機能を追加すれば、保守等の正当
な理由で筐体10を開ける場合は、サブCPU3の動作
を無効に設定することで、筐体10の開閉の履歴を残さ
ないようにすることができ、保守等の正当な理由での筐
体10の開閉後の主電源ON時にエラーが通知されるこ
とを防止して、保守性に優れた情報処理端末を構築でき
る。
【0039】なお、上述した第1〜第3の実施の形態で
は、HDDファイルベイの数を2個としたが、2個に限
るものではない。また、HDDファイルベイの着脱につ
いて記述したが、HDDファイルベイだけでなく、他の
RAMDISKやメモリカード、バッテリバックアップ
メモリ等の補助記憶媒体でも適用可能である。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、装置の
電源がOFFであっても、補助記憶媒体が取り外される
と補助制御装置に電圧を供給して該補助制御装置を動作
させ、補助記憶媒体の着脱を検知するスイッチの状態を
記憶するようにし、装置の電源がONとなって主制御装
置が動作すると、補助制御装置に記憶したスイッチの状
態をリードして、補助記憶媒体の着脱を検知すると、エ
ラーを通知することとしたので、オペレータが改ざんさ
れたデータを使用して処理を行うことが防止でき、補助
記憶装置に記憶されたデータを保証することができるセ
キュリティの高い情報処理端末を構築することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報処理端末の第1の実施の形態を示
すブロック図
【図2】本発明の情報処理端末の概略外観斜視図
【図3】本発明の情報処理端末の第3の実施の形態を示
すブロック図
【符号の説明】
1 メインCPU 2 デュアルポートメモリ 3 サブCPU 4 主電源SW 5 主電源 6a,6b 着脱SW 7 リチウム電池

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主電源からの電圧の供給を受けて動作す
    る主制御装置と、 主電源あるいは補助電源からの電圧の供給を受けて動作
    する補助制御装置と、 ONとなると主電源から主制御装置と補助制御装置に電
    圧の供給を行い、OFFとなると主電源から主制御装置
    と補助制御装置への電圧の供給を遮断する主電源スイッ
    チと、 装置本体に対して着脱可能な少なくとも1つの補助記憶
    媒体と、 前記補助記憶媒体に対応して設けられ、該補助記憶媒体
    が取り外されるとONとなり、前記補助電源から補助制
    御装置に電圧の供給を行い、補助記憶媒体が取り付けら
    れるとOFFとなり、補助電源から補助制御装置への電
    圧の供給を遮断する着脱スイッチとを備え、 前記補助制御装置は、着脱スイッチの状態を受けてこれ
    を記憶する手段を備え、 前記主制御装置は、補助制御装置に記憶してある着脱ス
    イッチの状態のデータをリードする手段と、着脱スイッ
    チの状態のデータから補助制御装置が着脱されたことを
    検知すると、エラーを通知する手段を備えたことを特徴
    とする情報処理端末。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記補助制御装置の動作を有効とするか無効とするかを
    設定する手段を備えたことを特徴とする情報処理端末。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、 装置本体の筐体が開けられるとONとなり、前記補助電
    源から補助制御装置に電圧の供給を行い、筐体が閉じら
    れるとOFFとなり、補助電源から補助制御装置への電
    圧の供給を遮断する筐体開放検出スイッチを備えたこと
    を特徴とする情報処理端末。
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JP (1) JPH11282752A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7383444B2 (en) 2003-05-27 2008-06-03 Canon Kabushiki Kaisha Information processing system, information processing apparatus, method of controlling the information processing apparatus, disk array device, method of controlling the disk array device, method of controlling display of the disk array device, and control programs for implementing the methods
JP2009116460A (ja) * 2007-11-02 2009-05-28 Kyocera Mita Corp 情報処理装置,電子機器
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