JPH11282699A - データ伝送保護方法およびデータ伝送装置 - Google Patents

データ伝送保護方法およびデータ伝送装置

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JPH11282699A
JPH11282699A JP10086815A JP8681598A JPH11282699A JP H11282699 A JPH11282699 A JP H11282699A JP 10086815 A JP10086815 A JP 10086815A JP 8681598 A JP8681598 A JP 8681598A JP H11282699 A JPH11282699 A JP H11282699A
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data transmission
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signal
cpu
external
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JP10086815A
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Masaaki Hiraide
正明 平出
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NEC Engineering Ltd
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NEC Engineering Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 簡単な回路構成にて、CPU暴走時に、デー
タ伝送ユニットへの誤ったデータの書き込みを禁止する
こと。 【解決手段】 CPUバス30を介して複数のデータ伝
送ユニット21〜23を制御するために送出する各種の
外部パラメータ情報a0に、特定コードを付加して送出
する機能を制御回路部10内部のCPU11に持たせ
る。外部パラメータ情報a0の受け側であるデータ伝送
ユニット21〜22の内部に、外部パラメータ情報a0
に付加された特定コードをデコードするデコーダと、外
部パラメータ情報a0を一時的に保持する第1のレジス
タと、特定コードのデコード信号で、第1のレジスタに
保持されているデータをラッチする第2のレジスタと備
えた、パラメータバスデコード回路40を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ伝送保護方
法に関し、特に、中央処理装置(CPU)を用いてシス
テム制御する制御回路部から、CPUバスを介して複数
のデータ伝送ユニットに各種の外部パラメータ情報を伝
送するデータ伝送装置におけるデータ伝送保護方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】CPUを備えた制御回路部と複数のデー
タ伝送ユニットとがCPUバスを介して接続されている
データ伝送装置が知られている。このようなデータ伝送
装置では、制御回路部から複数のデータ伝送ユニットに
対して、CPUバスを介して、各種の外部パラメータ情
報を送出している。そして、各データ伝送ユニットで
は、これらの情報から各種パラメータの設定を行ってい
る。
【0003】ところで、CPUが暴走等の異常な状態に
陥ってから復旧作業が行われるまでの間、およびCPU
が異常状態になった直後から異常を検出までの時間にお
いて、CPUの暴走により意図しない不定パラメータが
データ伝送ユニットに書き込まれるおそれがある。
【0004】このようなことを防止する為の先行技術と
して、例えば、特開平2−41539号公報(以下、第
1の先行技術と呼ぶ)には、CPUが暴走したことを検
出するまでの時間に外部装置に対する信号制御部や半導
体メモリ部に書き込みが行われないようにした「CPU
暴走時の書き込み禁止方式」が開示されている。
【0005】次に、図7を参照して、この第1の先行技
術に開示された情報処理装置について説明する。図示の
情報処理装置は、CPU50、不揮発性記憶部51、半
導体メモリ部42、および外部に対する信号制御部53
とを備えている。不揮発性記憶部51、半導体メモリ部
42、および外部に対する信号制御部53は、共通のバ
スによってCPU50に接続されている。さらに、情報
処理装置は、CPU50の暴走を監視するための暴走監
視タイマ部54と、半導体メモリ部52および外部に対
する信号制御部53への書き込みを制御する書き込み禁
止制御回路55とを備えている。
【0006】図8に書き込み禁止制御回路55の構成を
示す。書き込み禁止制御回路55は、アドレスデコーダ
60、アンド(AND)回路61、データデコーダ6
2、フリップフロップ回路63、およびオア(OR)回
路64を有する。
【0007】次に、図7を参照して、第1の先行技術の
動作について説明する。
【0008】CPU50の暴走監視タイマ部54は、内
蔵するカウンタ(図示せず)によりクロックをカウント
している。そして、所定の周期内でアクセスしている場
合には正常状態と認識して何も信号の出力を行わない。
これに対して、所定の周期内でアクセスされない場合は
リセット信号を出力してCPU50を停止させている。
【0009】半導体メモリ部53と外部に対する信号制
御部53への書き込みを行う際には、規定アドレスに規
定データを書き込まなければならないように設定してい
る。そして、書き込み禁止制御回路55によって規定手
順通りの書き込みが行われない場合には、半導体メモリ
部52、外部に対する信号制御部53へ書き込み信号を
出力しないようにしている。
【0010】また、書き込み禁止制御回路55が、CP
U50が規定アドレスに規定データを書き込む動作をし
ても、不揮発性記憶部51、暴走監視タイマ部54以外
を1度アクセスすると、再度書き込み禁止状態になるよ
うに設定することで、CPU50が暴走したことを検出
してからリセットされるまでの間に半導体メモリ部5
2、外部に対する信号制御部53への誤ったデータの書
き込みを禁止している。
【0011】また、本発明に関連する他の先行技術とし
て、特開平4−88448号公報(以下、第2の先行技
術と呼ぶ)には、CPUから発生される書き込み禁止信
号を無効として揮発性のメモリの特定のエリアの書き込
み禁止とすることにより、CPUの暴走によるプログラ
ムの破壊を防止するようにした「プログラムエリアの保
護装置」が開示されている。この第2の先行技術は、プ
ログラムを不揮発性メモリから揮発性メモリ(RAM)
のプログラムエリアにロードすることにより動作するシ
ステムにおける、プログラムエリアの保護装置に関する
発明であり、信号発生手段と、書き込み禁止手段と、制
御手段とを具備している。信号発生手段は、CPUによ
ってセットされると特性の信号を発生し、且つこのCP
Uによってはリセットされない。書き込み禁止手段は、
この信号発生手段から発生される特定の信号によりCP
Uから発生される書き込み信号を無効として揮発性のメ
モリの特定のエリアを書き込み禁止にする。制御手段
は、CPUのプログラムロード処理後、このCPUによ
り書き込み禁止手段をセット状態にする。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た上記第1の先行技術には、共通のCPUバスを使用す
る場合において、図8に示すように、書き込み禁止回路
の構成が複雑なため、データの書き込み禁止処理をする
手順が多くなるという問題がある。
【0013】すなわち、第1の先行技術における書き込
み制御手順は、次のようにして行われる。CPU50
が正常に動作していることを判断する特定コードの識
別。特定コードをデコードし、/ライト信号Bのマス
クを解除する。書き込み先のアドレスを指定し、セレ
クト信号を出力する。データの書き込み。/ライト
信号Bをマスクする。
【0014】したがって、本発明の課題は、簡単な回路
構成にて、CPU暴走時、リセット等の復旧作業がされ
る迄の間において、データ伝送ユニットへの誤ったデー
タの書き込みを禁止することにある。
【0015】本発明の他の課題は、簡単な回路構成に
て、CPU暴走時、CPU暴走直後からCPU暴走を検
出する迄の時間において、データ伝送ユニットへの誤っ
たデータの書き込みを禁止することにある。
【0016】尚、第2の先行技術は、CPU暴走時に、
揮発性のメモリの特定のエリアへのデータの書き込みを
禁止する技術思想を開示するのみで、データ伝送ユニッ
トへの誤ったデータの書き込みを禁止する技術思想とは
異なるものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の態様によ
れば、CPUを含む制御回路部と、該制御回路部にCP
Uバスを介して接続される複数のデータ伝送ユニットと
を備えたデータ伝送装置におけるデータ伝送保護方法で
あって、前記制御回路部は、前記CPUが正常に動作し
ている間は特定コードを含む外部パラメータ情報を前記
複数のデータ伝送ユニットへ前記CPUバスを介して伝
送し、前記複数のデータ伝送ユニットの各々は、前記外
部パラメータ情報が前記特定コードを含むときにのみ、
当該データ伝送ユニットに設定された前記外部パラメー
タ情報を取り込んで、そのその取り込んだパラメータ情
報を外部へ出力することを特徴とするデータ伝送保護方
法が得られる。
【0018】また、本発明の第2の態様によれば、CP
Uを含む制御回路部と、該制御回路部にCPUバスを介
して接続される複数のデータ伝送ユニットとを備えたデ
ータ伝送装置に於いて、前記制御回路部は、前記CPU
が正常に動作している間は特定コードを含む外部パラメ
ータ情報を前記複数のデータ伝送ユニットへ前記CPU
バスを介して伝送する手段と、前記複数のデータ伝送ユ
ニットへ前記外部パラメータ情報を書き込むための外部
書き込み信号を送出する手段とを備え、前記複数のデー
タ伝送ユニットの各々は、前記外部書き込み信号に応答
して、前記外部パラメータ情報を取り込んで、第1の保
持したパラメータ情報を出力する第1のレジスタと、前
記外部パラメータ情報が前記特定コードを含むか否かを
判断して、前記特定コードを含むときのみ書き込み許可
信号を出力する許可信号出力手段と、前記書き込み許可
信号が出力されている間のみ、前記第1の保持したパラ
メータ情報を取り込んで、第2の保持したパラメータ情
報を出力する第2のレジスタとを含む、ことを特徴とす
るデータ伝送装置が得られる。
【0019】上記した構成から理解されるように、本発
明では、データの書き込み信号をデータ伝送ユニット毎
に分け、書き込み先を選択するアドレスデコーダを削除
することで書き込み禁止回路を簡略化する。
【0020】CPUバスを介して複数のデータ伝送ユニ
ットを制御するために送出する各種の外部パラメータ情
報に、特定コードを付加して送出する機能を制御回路内
部のCPUに持たせている。そして、外部パラメータ情
報の受け側であるデータ伝送ユニットの内部に、外部パ
ラメータ情報に付加された特定コードをデコードするデ
コーダと、外部パラメータ情報を一時的に保持する第1
のレジスタと、特定コードのデコード信号で、第1のレ
ジスタに保持されているデータをラッチする第2のレジ
スタとを設ける。
【0021】正常動作時においては、外部パラメータ情
報内の特定コードがデコードされて初めてパラメータ情
報を第2のレジスタに取り込み、CPUが暴走して際に
は、特定コードの付加が行われず暴走により発生する不
定パラメータのデータ伝送ユニットへの書き込みを防止
し、CPUが暴走する直前のパラメータ情報を保持する
ことで、CPUが暴走してからリセットされるまでの時
間にデータ伝送の品質が保てる。
【0022】本発明が従来技術と異なる点は、書き込み
禁止回路の簡略化により、書き込み手順が少なくなるこ
とである。また、装置のコストを削減できるという利点
もある。
【0023】すなわち、本発明による書き込み手順は次
の通りである。第1のレジスタに外部パラメータ情報
を一時的に保持する。特定パターンをデコードし、書
き込み信号を出力する。第2のレジスタにデータを取
り込む。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を詳細に説明する。
【0025】図1を参照して、本発明の一実施の形態に
よるデータ伝送保護方法が適用されるデータ伝送装置に
ついて説明する。
【0026】図示のデータ伝送装置は、制御回路部10
と、第1乃至第3のデータ伝送ユニット21、22、2
3とを有し、これら第1乃至第3のデータ伝送ユニット
21〜23は、CPUバス30を介して制御回路部10
に接続されている。
【0027】制御回路部10は、CPU11を内蔵し、
一方、第1乃至第3のデータ伝送ユニット21〜23の
各々は、パラメータバスデコード回路40を内蔵してい
る。各データ伝送ユニット21〜23は、外部に対する
信号制御部として働き、パラメータバスデコード回路4
0は、書き込み禁止制御回路として働く。
【0028】制御回路部10は、第1乃至第3のデ−タ
伝送ユニット21〜23の各々を制御するための各種の
外部パラメータ情報a0を送出する。この外部パラメー
タ情報a0には、CPU11の状態を認識するための特
定コードが付加されている。また、CPU11は、それ
ぞれ、第1乃至第3のデータ伝送ユニット21〜23
へ、この各種の外部パラメータ情報a0を第1乃至第3
のデータ伝送ユニット21〜23に書き込むための第1
乃至第3の外部書き込み信号b1,b2,b3を送出す
る。
【0029】図2に各データ伝送ユニット21〜23に
内蔵されるパラメータバスデコード回路40の構成を示
す。図示のパラメータバスデコード回路40は、第1の
デコーダ(DEC1)41と、第1のレジスタ(REG
1)42と、第2のレジスタ(REC2)43と、第2
のデコーダ(DEC2)44とを有する。
【0030】第1のデコーダ41は、制御回路部10か
ら送出されてきた外部パラメータ情報a0に付加された
上記特定コードをデコードして、書き込み許可信号とし
て内部書き込み信号c1を出力する。第1のレジスタ4
2は、CPU11から送出されてきた外部書き込み信号
b1,b2,b3に応答して、制御回路部10から送出
されてきた外部パラメータ情報a0を取り込み、第1の
保持したパラメータ情報a1を出力する。第2のレジス
タ43は、第1のデコーダ41から出力される内部書き
込み信号c1に応答して、第1の保持したパラメータ情
報a1を取り込み、第2の保持したパラメータ情報a2
を出力する。第2のデコーダ44は、第2の保持したパ
ラメータ情報a2をデコードして、そのデコードした結
果をデータ伝送ユニットの外部へ出力する。
【0031】このような構成では、第1乃至第3のデー
タ伝送ユニット21〜23の夫々に設けられた各第1の
レジスタ42には、制御回路部10によりCPU11の
動作状態を認識するための特定コードが付加された外部
パラメータ情報a0が、第1乃至第3のデータ伝送ユニ
ット21〜23のそれぞれに応じた第1乃至第3の外部
書き込み信号b1〜b3により取り込まれる。この際、
第1のレジスタ42は、CPU11の動作状態に関係な
く外部パラメータ情報a0を第1の保持したパラメータ
情報a1として取り込む。第1のデコーダ41は、外部
パラメータ情報a0に特定コードが付加されていた場
合、第2のレジスタ43へ内部書き込み信号c1を出力
する。
【0032】CPU11が正常に動作している場合、制
御回路部10から送出される外部パラメータ情報a0に
は特定コードが付加される。そのため、第1のデコーダ
41は内部書き込み信号c1を出力するので、第2のレ
ジスタ43には正常なパラメータ情報a1が第2の保持
したパラメータ情報a2として取り込まれる。
【0033】これに対して、CPU11が暴走などの異
常な状態に陥った場合には、制御回路部10から出力さ
れる外部パラメータ情報a0には特定コードが付加され
ないか、もしくは、誤ったデータが付加される。このた
め、第1のデコーダ41からは第2のレジスタ43へ内
部書き込み信号c1が送出されなくなる。これにより、
第2のレジスタ43には、CPU11の暴走により不定
データを含んだ誤ったパラメータ情報a2が書き込まれ
ることがない。従って、CPU11が暴走した直後から
リセット等によって復旧作業がなされるまでの間は、第
2のレジスタ43にはCPU11が暴走する直前の正常
なパラメータ情報a2が保持されることになる。
【0034】図3および図4に、図2に示したパラメー
タバスデコード回路40の動作を示したタイミング図を
示す。ここで、図3は、CPU11が正常に動作してい
る場合の動作タイミング図を示し、図4は、CPU11
が異常である場合の動作タイミング図を示す。図3およ
び図4において、参照符号D1,D2,D3,D4は、
CPU11が正常動作時に出力された設定データを示
し、それらの最後尾にあるコードd1,d2,d3,d
4は、CPU11により付加された特定コードを示して
いる。また、図4において、参照符号D´はCPU11
暴走時の誤ったデータを示している。
【0035】最初に、図2に加えて図3を参照して、C
PU11が正常に動作している時の、パラメータバスデ
コード回路40の動作について説明する。
【0036】この場合、各データ伝送ユニット21〜2
3には、それらの個々の設定データD1〜D4の最後尾
に特定コードd1〜d4が付加された外部パラメータ情
報a0が常時入力される。第1のレジスタ42は、各デ
ータ伝送ユニット21〜23それぞれに応じた第1乃至
第3の外部書き込み信号b1〜b3に応答して、外部パ
ラメータ情報a0を取り込み、それを第1の保持したパ
ラメータ情報a1として出力する。
【0037】第2のレジスタ43は、第1のデコーダ4
1から出力された内部書き込み信号c1に応答して、第
1のレジスタ42が出力した第1の保持したパラメータ
情報a1を書き込み、それを第2の保持したパラメータ
情報a2として出力する。この第2の保持したパラメー
タ情報a2は、第2のデコーダ44へ供給され、ここか
らデータ伝送ユニットの外部へ出力される。
【0038】次に、図2に加えて図4を参照して、CP
U11が暴走した時の、パラメータバスデコード回路4
0の動作について説明する。
【0039】この場合、外部パラメータ情報a0とし
て、誤った設定データD´が発生すると共に、その誤っ
た設定データD´には特定コードdが付加されないかも
しくは誤ったコードが付加される。それによって、第1
のデコーダ41からは、内部書き込み信号c1が出力さ
れなくなる。この状態を、図4においては、内部書き込
み信号c1の変化を示す線上に破線で示している。した
がって、第2のレジスタ43には、誤った設定データD
´を含んだパラメータ情報a1は書き込まれることがな
い。その代わりに、第2のレジスタ43には、CPU1
1が暴走した直後からリセットされるまでの期間、CP
U11が暴走する直前の正常なパラメータ情報a2が保
持される。このため、データ伝送ユニットに誤ったデー
タが書き込まれるのを防止することができる。
【0040】図5にデータ伝送ユニットに内蔵される、
他のパラメータバスデコ−ド回路40Aの構成を示す。
図示のパラメータバスデコ−ド回路40Aは、遅延回路
(Delay)45とインバータ46とを更に有し、第
2のレジスタの動作が相違する点を除いて、図2に示し
たパラメータバスデコード回路40と同様な構成を有す
る。したがって、第2のレジスタに43Aの参照符号を
付してある。
【0041】すなわち、パラメータバスデコード回路4
0Aでは、第1のデコーダ41と第2のレジスタ43A
との間に、遅延回路45とインバータ46が挿入されて
いる。また、第2のレジスタ43Aは、第1のレジスタ
42と同じ第1乃至第3の外部書き込み信号b1〜b1
のいずれかにて書き込み動作を行う。さらに、第1のデ
コーダ41から出力される内部書き込み信号c1を遅延
回路45で遅延させてからインバータ46で反転した信
号c2を、第2のレジスタ43Aのイネーブル信号とし
て使用することにより、第2のレジスタ43Aの制御が
行なわれている。
【0042】換言すれば、遅延回路45とインバータ4
6との組み合わせは、内部書き込み信号に基づいて書込
み許可信号としてイネーブル信号を出力する信号出力手
段として働く。
【0043】図6に図5に示したパラメータバスデコー
ド回路40Aの動作を示したタイミング図を示す。図6
において、参照符号D1,D2,D3,D4は、図3の
場合と同様に、CPU11が正常動作時に出力された設
定データを示し、それらの最後尾にあるコードd1,d
2,d3,d4は、CPU11により付加された特定コ
ードを示している。外部パラメータ情報a0が正常な設
定データD1〜D4を含んでいる限り、第2のレジスタ
43Aにはイネーブル信号c2が供給されるので、第2
のレジスタ43Aは第1のレジスタ42から出力される
第1の保持したパラメータ情報a1を取り込み、それを
第2の保持したパラメータ情報a2として出力する。
【0044】なお、本発明は上述した実施の形態に限定
されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形
・変更が可能であるのは勿論である。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、CPUバ
スを介して複数のデータ伝送ユニットを制御するために
送出する各種の外部パラメータ情報に、特定コードを付
加して送出する機能を制御回路内部のCPUに持たせる
と共に、外部パラメータ情報の受け側であるデータ伝送
ユニットの内部に、外部パラメータ情報に付加された特
定コードをデコードするデコーダと、外部パラメータ情
報を一時的に保持する第1のレジスタと、特定コードの
デコード信号で、第1のレジスタに保持されているデー
タをラッチする第2のレジスタと備えたパラメータバス
デコード回路を設けたので、簡単な回路構成にて、CP
U暴走時に、データ伝送ユニットへの誤ったデータの書
き込みを禁止することができるという効果を奏する。し
たがって、装置コストを削減できるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態によるデータ伝送保護方
法が適用されるデータ伝送装置の構成を示すブロック図
である。
【図2】図1に示したデータ伝送装置の各データ伝送ユ
ニットに内蔵されるパラメータバスデコード回路の一例
を示すブロック図である。
【図3】CPUが正常に動作している場合の、図2に示
したパラメータバスデコード回路の動作の一例を示した
タイミング図である。
【図4】CPUが異常である場合の、図2に示したパラ
メータバスデコード回路の動作の一例を示したタイミン
グ図である。
【図5】図1に示したデータ伝送装置の各データ伝送ユ
ニットに内蔵されるパラメータバスデコード回路の他の
例を示すブロック図である。
【図6】図5に示したパラメータバスデコード回路の動
作の一例を示したタイミング図である。
【図7】特開平2−41539号公報に開示された、従
来の書き込み禁止方式が適用される情報処理装置の構成
を示すブロック図である。
【図8】図7に示した情報処理装置に使用される書き込
み禁止制御回路の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 制御回路図 11 中央処理装置(CPU) 21 第1のデータ伝送ユニット 22 第2のデータ伝送ユニット 23 第3のデータ伝送ユニット 30 CPUバス 40,40A パラメータバスデコード回路 41 第1のデコーダ(DEC1) 42 第1のレジスタ(REG1) 43,43A 第2のレジスタ(REG2) 44 第2のデコーダ(DEC2) 45 遅延回路(Delay) 46 インバータ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CPUを含む制御回路部と、該制御回路
    部にCPUバスを介して接続される複数のデータ伝送ユ
    ニットとを備えたデータ伝送装置におけるデータ伝送保
    護方法であって、 前記制御回路部は、前記CPUが正常に動作している間
    は特定コードを含む外部パラメータ情報を前記複数のデ
    ータ伝送ユニットへ前記CPUバスを介して伝送し、 前記複数のデータ伝送ユニットの各々は、前記外部パラ
    メータ情報が前記特定コードを含むときにのみ、当該デ
    ータ伝送ユニットに設定された前記外部パラメータ情報
    を取り込んで、そのその取り込んだパラメータ情報を外
    部へ出力することを特徴とするデータ伝送保護方法。
  2. 【請求項2】 CPUを含む制御回路部と、該制御回路
    部にCPUバスを介して接続される複数のデータ伝送ユ
    ニットとを備えたデータ伝送装置に於いて、 前記制御回路部は、 前記CPUが正常に動作している間は特定コードを含む
    外部パラメータ情報を前記複数のデータ伝送ユニットへ
    前記CPUバスを介して伝送する手段と、 前記複数のデータ伝送ユニットへ前記外部パラメータ情
    報を書き込むための外部書き込み信号を送出する手段と
    を備え、 前記複数のデータ伝送ユニットの各々は、 前記外部書き込み信号に応答して、前記外部パラメータ
    情報を取り込んで、第1の保持したパラメータ情報を出
    力する第1のレジスタと、 前記外部パラメータ情報が前記特定コードを含むか否か
    を判断して、前記特定コードを含むときのみ書き込み許
    可信号を出力する許可信号出力手段と、 前記書き込み許可信号が出力されている間のみ、前記第
    1の保持したパラメータ情報を取り込んで、第2の保持
    したパラメータ情報を出力する第2のレジスタとを含
    む、ことを特徴とするデータ伝送装置。
  3. 【請求項3】 前記複数のデータ伝送ユニットの各々
    は、前記第2の保持したパラメータをデコードして、デ
    コードした結果を外部へ出力する外部出力用デコーダ更
    に含むことを特徴とする請求項2に記載のデータ伝送装
    置。
  4. 【請求項4】 前記許可信号出力手段は、前記外部パラ
    メータ情報をデコードして、該外部パラメータ情報が前
    記特定コードを含むときのみ前記書き込み許可信号とし
    て内部書き込み信号を出力する書込信号用デコーダから
    成り、 前記第1のレジスタは、前記内部書き込み信号に応答し
    て、前記第1の保持したパラメータ情報を取り込んで、
    前記第2の保持したパラメータ情報を出力することを特
    徴とする請求項2に記載のデータ伝送装置。
  5. 【請求項5】 前記許可信号出力手段は、 前記外部パラメータ情報をデコードして、該外部パラメ
    ータ情報が前記特定コードを含むときのみ内部書き込み
    信号を出力する書込信号用デコーダと、 前記内部書き込み信号に基づいて前記書込み許可信号と
    してイネーブル信号を出力する信号出力手段とを有し、 前記第2のレジスタは、前記イネーブル信号のある間
    は、前記外部書き込み信号に応答して、前記第1の保持
    したパラメータ情報を取り込んで、前記第2の保持した
    パラメータ情報を出力することを特徴とする請求項2に
    記載のデータ伝送装置。
  6. 【請求項6】 前記信号出力手段は、 前記内部書き込み信号を遅延して、遅延した内部書き込
    み信号を出力する遅延回路と、 前記遅延した内部書き込み信号を反転した、反転遅延し
    た内部書き込み信号を前記イネーブル信号として出力す
    るインバータとからなる、請求項5に記載のデータ伝送
    装置。
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