JPH11282695A - 多重システム・クラスタ内のサ―バの数を制御する方法及び装置 - Google Patents
多重システム・クラスタ内のサ―バの数を制御する方法及び装置Info
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- JPH11282695A JPH11282695A JP11035205A JP3520599A JPH11282695A JP H11282695 A JPH11282695 A JP H11282695A JP 11035205 A JP11035205 A JP 11035205A JP 3520599 A JP3520599 A JP 3520599A JP H11282695 A JPH11282695 A JP H11282695A
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Abstract
御する方法及び装置の提供。 【解決手段】 入来作業要求がサービス・クラスに編成
され、それらの各々がクラスタに渡って、サーバにより
サービスされるキューを有する。各サービス・クラスは
予め、所定の性能指標を割当てられる。各システムはサ
ービス・クラスがそれらの目標にどれ程良く合致するか
にもとづき、あるサービス・クラスを、システム資源を
提供するドナー・クラスとして選択し、別のサービス・
クラスを、システム資源を受け取るレシーバ・クラスと
して選択する。各システムは次に、レシーバ・クラスが
その目標を逸する原因となる資源ボトルネックがサーバ
の数の場合、各システムは、サーバの追加がレシーバ・
クラスの性能指標に及ぼすプラスの効果が、ドナー・ク
ラスの性能指標に及ぼすマイナスの効果を上回るか否か
にもとづき、幾つのサーバがレシーバ・クラスに追加さ
れるべきかを決定する。
Description
クラスに属する入来作業要求が、1つ以上のサーバによ
る処理のために、キューに配置される情報処理システム
において、サーバの数を制御する方法及び装置に関す
る。
入来作業要求がキューに配置されるシステムは周知であ
る。入来作業要求が到来する頻度は、容易に制御され得
ないので、こうしたキュー待機型システムにおいて、シ
ステム性能(キュー遅延などにより測定される)を制御
する基本手段は、サーバの数を制御することである。従
って、サービスされるキューの長さが特定の高いしきい
値に達するとき、追加のサーバを始動したり、サービス
されるキューの長さが特定の低いしきい値に達すると
き、サーバを停止することが知られている。こうした手
段は、その設計目的を達成するが、キューに待機された
作業要求に加え、他の作業単位がシステム資源を競合す
るシステムでは不十分である。従って、たとえキューに
対して追加のサーバを提供することで、そのキュー内に
おける作業要求の性能を向上しても、こうしたサーバの
提供は、システムにより処理される他の作業単位の性能
を低下し得、システムの性能を全体として悪化し得る。
テム・ソフトウェアは、作業要求に対して指定されるエ
ンドユーザ指向の目的に従い、サーバの数を管理し、同
一のコンピュータ・システム内で実行される、独立の目
標を有する他の作業を考慮する責任を負うことができな
い。
3月28日付けのJ. D. Amanらによる継続中の米国特許
出願第828440号は、特定のシステムにおいて、サ
ーバの数を制御する方法及び装置を開示し、そこでは第
1のサービス・クラスに属する入来作業要求が、1つ以
上のサーバによる処理のためにキューに配置される。本
システムは更に、システム資源のドナー(donor)とし
て作用する、少なくとも1つの他のサービス・クラスに
割当てられる作業単位を有する。本発明によれば、性能
測定が第1のサービス・クラスの他に、少なくとも1つ
の他のサービス・クラスに対して定義される。サーバを
第1のサービス・クラスに追加する以前に、第1のサー
ビス・クラスの性能測定に及ぼすプラスの効果だけでな
く、他のサービス・クラスの性能測定に及ぼすマイナス
の効果も決定される。第1のサービス・クラスの性能測
定に及ぼすプラスの効果が、他のサービス・クラスの性
能測定に及ぼすマイナスの効果に勝る場合に限り、サー
バが第1のサービス・クラスに追加される。
で開示される発明は、サーバを追加するか否かを決定す
るとき、他の作業に対する影響を考慮するが、これは単
一システムの状況においてそのようにする。しかしなが
ら、多重システム・コンプレックス("シスプレックス
(sysplex)")では、作業要求の1つのキューが、コン
プレックスに渡り複数のサーバによりサービスされる。
従って、所与のキューに対して、サーバを追加するか否
かだけでなく、シスプレックス全体の性能を最適化する
ために、サーバをどこに追加すべきかが決定され得る。
テムのクラスタ内のサーバの数を制御する方法及び装置
に関して、そこでは第1のサービス・クラスに属する入
来作業要求が、1つ以上のサーバによる処理のためにキ
ューに配置される。入来作業要求のあるものは、クラス
タ内のサーバのサブセット上でのみ実行されるための要
求を有し得る。こうした要求を有する作業要求は、それ
らが実行されなければならないクラスタ内のシステムの
サブセットに対して、"親和性(affinity)"を有すると
言われる。本発明によれば、サーバがクラスタ内の1つ
以上のシステム上で始動され、キュー内の作業要求を処
理する。これらのサーバを始動するシステムは、システ
ムのクラスタの全容量を利用するように、及び作業要求
の親和性要求に応じるように、更にクラスタ内のシステ
ム上で実行されているかも知れない他の作業への影響を
最小化するように選択される。新たなサーバが始動され
るシステムはまた、システム資源のドナーとして作用す
る第2のサービス・クラスに割当てられる作業単位を有
する。本発明によれば、性能測定が第1のサービス・ク
ラス同様、第2のサービス・クラスに対しても定義され
る。サーバを第1のサービス・クラスに追加する以前
に、第1のサービス・クラスの性能測定に及ぼすプラス
の効果だけでなく、第2のサービス・クラスの性能測定
に及ぼすマイナスの効果も決定される。第1のサービス
・クラスの性能測定に及ぼすプラスの効果が、第2のサ
ービス・クラスの性能測定に及ぼすマイナスの効果に勝
る場合に限り、サーバが第1のサービス・クラスに追加
される。
各々に対して、各目標クラスの性能目標にもとづき、シ
ステムのクラスタに渡るサーバの数のシステム管理を可
能にする。競合する目標クラスに対して、サーバの追加
または除去の影響を考慮するトレードオフが提供され
る。
て述べる前準備として、作業負荷管理(本発明がそれ上
で構成される)の概念に関して前置きすることが適切で
あろう。
テムにより管理される作業単位(プロセス、スレッドな
ど)が、クラス(サービス・クラスまたは目標クラスと
呼ばれる)に編成される概念であり、クラスは予め定義
された目標にどれ程よく合致するかに従い、システム資
源を提供される。ドナー・クラスからレシーバ(receiv
er)・クラスへの資源の再割当ては、こうした再割当て
から得られるレシーバ・クラスの性能の改善が、ドナー
・クラスの性能の劣化に勝る場合、すなわち、予め定義
された性能基準により決定される性能における、正味の
プラス効果が存在する場合に実行される。このタイプの
作業負荷管理は、資源の割当てが資源が再割当てされる
作業単位への効果だけにより決定されるのではなく、資
源が奪われる作業単位への効果によっても決定されると
いう点で、大部分のオペレーティング・システムにより
実行される"普通の(run-of-the-mill)"資源管理とは
異なる。
は、以下に挙げる特許、特許出願、及び特許以外の刊行
物において開示されている。
504894号"Workload Managerfor Achieving Trans
action Class Response Time Goals in a Multiprocess
ingSystem"。 J. D. Amanらによる米国特許第5473773号"Appar
atus and Method forManaging a Data Processing Syst
em Workload According to Two or More Distinct Proc
essing Goals"。 C. K. Eilertらによる米国特許第5537542号"App
aratus and Method for Managing a Server Workload A
ccording to Client Performance Goals in aClient/Se
rver Data Processing System"。 J. D. Amanらによる米国特許第5603029号"Syste
m of Assigning WorkRequests Based on Classifying i
nto an Eligible Class Where the CriteriaIs Goal Or
iented and Capacity Information is Available"。 C. K. Eilertらによる米国特許第5675739号"App
aratus and Method for Managing a Distributed Data
Processing System Workload According to aPlurality
of Distinct Processing Goal Types"。 1995年2月3日付けのC. K. Eilertらによる米国特
許出願第383042号"Multi-System Resource Cappi
ng"。 1995年6月7日付けのJ. D. Amanらによる米国特許
出願第488374号"Apparatus and Accompanying Me
thod for Assigning Session Requests in a Multi-Ser
ver Sysplex Environment"。 1997年3月28日付けのJ. D. Amanらによる米国特
許出願第828440号"Method and Apparatus for Co
ntrolling the Number of Servers in a Client/Server
System"。 MVS Planning:Workload Management、IBM刊行物GC2
8-1761-00、1996年。 MVS Programming:Workload Management Services、I
BM刊行物GC28-1773-00、1996年。
504894号及び同第5473773号は、基本的な
作業負荷管理システムを開示し、米国特許第55375
42号は、米国特許第5473773号の作業負荷管理
システムの、クライアント/サーバ・システムへの特定
のアプリケーションを開示し、米国特許第567573
9号及び米国特許出願第383042号は、米国特許第
5473773号の作業負荷管理システムの、複数の相
互接続システムへの特定のアプリケーションを開示し、
米国特許第5603029号は、多重システム・コンプ
レックス("シスプレックス")における作業要求の割当
てに関して、米国特許出願第488374号は、こうし
たコンプレックスにおけるセッション要求の割当てに関
して、前述のように、米国特許出願第828440号
は、多重システム・コンプレックスの1つのシステム上
でのサーバの数の制御に関する。特許以外の2つの刊行
物は、IBM(登録商標)OS/390(商標)(以前
はMVS(登録商標))オペレーティング・システムに
おける作業負荷管理の実現について述べている。
主要な環境及びフィーチャを示し、相互接続され、協働
するコンピュータ・システム100のクラスタ90を含
み、それらの一般的な2つが示されている。本発明の環
境は、作業要求162のキュー161と、クラスタ90
に渡り分散され、作業要求をサービスするサーバ163
のプールとを含む。本発明は、キューに待機された作業
の性能目標クラスと、コンピュータ・システム100内
で競合する作業の性能目標クラスとにもとづき、サーバ
163の数の管理を可能にする。コンピュータ・システ
ム100のクラスタ90に対して1つのポリシを有する
ことは、分散された作業負荷の単一イメージ・ビューを
提供するのに役立つ。当業者であれば、任意の数のコン
ピュータ・システム100、及び1つのコンピュータ・
システム100内の任意の数のこうしたキュー161及
びサーバ163のグループが、本発明の趣旨及び範囲か
ら逸れることなく使用され得ることが理解されよう。
た作業負荷を実行し、各コンピュータ・システムが、例
えばIBM OS/390オペレーティング・システム
などの、オペレーティング・システム101の自身のコ
ピーにより制御される。
上のオペレーティング・システム101の各コピーは、
本願で述べられるステップを実行する。説明の中で"ロ
ーカル"・システム100を指し示すとき、それは述べ
られているステップを実行しているシステム100を意
味する。一方、"リモート"・システム100は、管理さ
れる他の全てのシステム100を意味する。各システム
100がそれ自身を局所的(ローカル)と見なし、他の
全てのシステム100を遠隔的と見なす点に留意された
い。
0は、継続中の米国特許出願第828440号及び米国
特許第5675739号で開示されるシステムと類似で
ある。図1に示されるように、システム100は複数の
相互接続されるシステム100の1つであり、これらは
同様に管理され、クラスタ90(システム・コンプレッ
クスまたはシスプレックスとも呼ばれる)を構成する。
米国特許第5675739号で教示されるように、作業
単位が分類される様々なサービス・クラスの性能が、特
定のシステム100に対してだけでなく、クラスタ90
全体に対しても追跡され得る。この目的のために、また
後述の説明から明らかになるように、システム100と
クラスタ90内の他のシステム100との間で、性能結
果を伝達し合う手段が提供される。
グ・システム101の構成要素であり、次にコンピュー
タにより実行される作業単位を選択する。作業単位は、
コンピュータ・システム100の目的に相当する有用な
作業を実行するアプリケーション・プログラムである。
実行準備が整った作業単位は、アドレス空間制御ブロッ
ク(ASCB)・キューと呼ばれる、オペレーティング
・システム・メモリ内の制御ブロックの連鎖により表さ
れる。
グ・システム101の外部の構成要素であり、これはオ
ペレーティング・システム・サービスを用いて、1つ以
上のキュー161を作業負荷マネージャ(WLM)10
5に定義し、作業要求162をこれらのキュー上に挿入
する。作業マネージャ160は、挿入された作業要求1
62を、クラスタ90内の任意のシステム100上の作
業マネージャ160のサーバ163による選択のため
に、先入れ先出し(FIFO)順に保持する。作業マネ
ージャ160は、サーバが、それが実行されているシス
テム100と親和性を有する要求だけを選択することを
保証する。
成要素であり、キューに待機された作業要求162をサ
ービスすることができる。作業負荷マネージャ105が
サーバ163を始動し、作業マネージャ160のキュー
161上の作業要求162をサービスするとき、作業負
荷マネージャ105は、共用データ機構140上に記憶
されたサーバ定義を用いて、アドレス空間(すなわちプ
ロセス)164を始動する。作業負荷マネージャ105
により始動されるアドレス空間164は、作業負荷マネ
ージャ105の指示に従い、そのアドレス空間がサービ
スすべき特定のキュー161上の要求162をサービス
する、1つ以上のサーバ(すなわちディスパッチ可能単
位またはタスク)163を含む。
接続されるネットワーク(図示せず)から、作業負荷マ
ネージャ105により管理されるサーバ・アドレス空間
164への、クライアント作業要求162の流れを示
す。作業要求162はクラスタ90内の特定のコンピュ
ータ・システム100に経路指定され、作業マネージャ
160により受信される。作業要求162の受信に際し
て、作業マネージャ160はそれを作業負荷マネージャ
(WLM)・サービス・クラスに分類し、作業要求を作
業キュー161に挿入する。作業キュー161は、クラ
スタ90内の全てのコンピュータ・システム100によ
り共用される。すなわち、作業キュー161はクラスタ
全体に渡るキューである。作業要求162は、それを実
行する準備が整ったサーバが現れるまで、作業キュー1
61内で待機する。
った(アドレス空間が丁度始動されたか、タスクが前の
要求の実行を終了したとき)、クラスタ90内のあるシ
ステム100上のサーバ・アドレス空間164内のタス
ク163が、新たな作業要求のために作業マネージャ1
60を呼び出す。アドレス空間164がサービスしてい
る作業キュー161上に作業要求162が存在し、その
作業要求がサーバが実行されているシステム100と親
和性を有する場合、作業マネージャ160はその作業要
求をサーバ163に受け渡す。それ以外では、作業マネ
ージャ160は作業要求162が有効になるまで、サー
バ163を延期する。
より受信されるとき、それは作業キュー161上に配置
され、サーバ163が作業要求を実行するために使用可
能になるのを待機する。作業要求162の作業マネージ
ャ160、アプリケーション環境名、及びWLMサービ
ス・クラスのそれぞれの固有の組み合わせに対して、1
つの作業キュー161が存在する。(アプリケーション
環境は、類似のクライアント作業要求162のセットが
実行されるべき環境である。OS/390条件では、こ
れは作業要求を実行するために、サーバ・アドレス空間
を始動するために使用されるジョブ制御言語(JCL)
プロシージャにマップされる。)特定の作業キュー16
1に対して、第1の作業要求162が到来するとき、キ
ューイング構造が動的に生成される。作業キュー161
に対して、所定時間(例えば1時間)何も活動が発生し
なかった場合、構造は消去される。新たなWLMポリシ
を活動化するなどのように、キューに待機された作業要
求162のWLMサービス・クラスを変更し得るアクシ
ョンが発生する場合、作業負荷マネージャ105は作業
マネージャ160にその変更を知らせ、作業マネージャ
160は、各作業要求162の新たなWLMサービス・
クラスを反映するように、作業キュー161を再生す
る。
親和性を有する作業要求162は、他のシステム100
上に、その作業要求のサービス・クラスの目標を満たす
上で十分なサーバが存在する場合、決して実行されない
といった危険性が存在する。この危険性を回避するため
に、作業負荷マネージャ105は、クラスタ90内のど
こかに、キュー161上の各作業要求を実行可能な少な
くとも1つのサーバ163が存在するように保証する。
図8はこの論理を示す。この論理は、クラスタ90内の
各コンピュータ・システム100上の作業マネージャ1
60により実行される。
が自身が所有する第1のキュー161を調査する。ステ
ップ702で、作業マネージャ160が、ローカル・シ
ステム100上にこのキュー161に対するサーバ16
3が存在するか否かをチェックする。サーバ163が存
在する場合、作業マネージャ160は次のキュー161
に移行する(ステップ708乃至709)。作業マネー
ジャ160が、局所的にサーバ163を有さないキュー
161を見い出す場合、作業マネージャ160は次にキ
ュー上の各作業要求を調査し、第1の作業要求を開始す
る(ステップ703乃至706)。各作業要求162に
対して、作業マネージャ160は、クラスタ90内のど
こかに、現作業要求を実行可能なサーバ163が存在す
るか否かをチェックする(ステップ704)。現作業要
求を実行可能なサーバ163が存在する場合、作業マネ
ージャ160はキュー161上の次の作業要求162に
移行する(ステップ706)。現作業要求を実行可能な
サーバ163が存在しない場合、作業マネージャ160
は作業負荷マネージャ105を呼び出し、サーバ163
を始動し(ステップ707)、次のキュー161に移行
する(ステップ708乃至709)。作業マネージャ1
60は、作業マネージャにより所有される全てのキュー
161が処理されるまで(ステップ710)、同様に継
続する。
ャ105を呼び出すとき(ステップ707)、作業要求
に対してサーバを始動すべき最善のシステム100を決
定するために、作業負荷マネージャ105は、クラスタ
90内の各システム100に対して、各重要度にて有効
なサービス、及びそのシステムに対して未使用のサービ
スを示す、サービス有効配列(Service Available Arra
y)を保持する。この配列は下記のように、各重要度に
対するエントリ、及び未使用のサービスに対するエント
リを含む。
譲渡された、1997年3月28日付けのC. K. Eilert
らによる米国特許出願第827529号"Managing Proc
essor Resources in a Multisystem Environment"でも
述べられている。
ビス・クラスの重要度にて有効な最大限のサービスによ
り、システム100上で新たなサーバを始動する。続く
アドレス空間164は、作業負荷をサポートすることが
要求されるときに始動される(後述のポリシ調整を参
照)。好適には、アドレス空間164を始動する機構
は、自動的にアドレス空間を始動する他の実施例におけ
る共通の問題を回避するための、幾つかのフィーチャを
有する。従って、アドレス空間164の始動は好適に
は、1度に1つの始動だけが進行するように歩調を合わ
される。この歩調合わせは、システム100にアドレス
空間164の始動が殺到することを回避する。
度の失敗)に遭遇するとき、所与のアプリケーション環
境においては、追加のアドレス空間164の生成を回避
するための特殊論理が、好適には提供される。こうした
失敗が起こり得る原因として、アプリケーション環境に
おける、JCLプロシージャのJCLエラーが考えられ
る。前述の特殊論理の提供は、JCLエラーが訂正され
るまで、成功裡に始動しないアドレス空間を始動しよう
とするループに入り込むことを回避する。
ーバ・アドレス空間164が失敗する場合、作業負荷マ
ネージャ105は好適には、それを置換するための新た
なアドレス空間を始動する。失敗が繰り返されると、作
業負荷マネージャ105は、オペレータ・コマンドによ
り問題が解決されたことを知らされるまで、そのアプリ
ケーション環境において、作業要求の受諾を停止する。
とえそれが通常、1つの作業キュー161だけをサービ
スするとしても、そのアプリケーション環境において、
物理的にあらゆる作業要求162をサービスすることが
できる。好適には、サーバ・アドレス空間164は、も
はやその作業キュー161をサポートする必要がないと
きでも、即時終了されない。代わりに、サーバ・アドレ
ス空間164は、ある期間"フリー・エージェント"とし
て待機し、同一のアプリケーション環境において、別の
作業キュー161をサポートするために使用され得るか
否かを調査する。サーバ・アドレス空間164が新たな
作業キュー161にシフトされ得る場合、その作業キュ
ーに対して新たなサーバ・アドレス空間を始動するオー
バヘッドが回避される。所定時間(例えば5分)内に、
サーバ・アドレス空間164が別の作業キュー161に
より必要とされない場合、それは終了される。
確立され、データ記憶機構140に記憶された性能目標
141及びサーバ定義を受け取る。データ記憶機構14
0は、管理される各システム100によりアクセス可能
である。ここで示される性能目標には2つのタイプ、す
なわち応答時間(秒)と、実行速度(%)とがある。当
業者であれば、本発明の趣旨及び範囲から逸れることな
く、他の目標または追加の目標が選択され得ることが理
解できよう。性能目標には、各目標の相対重要度の指定
が含まれる。性能目標141が、管理される各システム
100のオペレーティング・システム101の作業負荷
マネージャ要素105により、システム内に読出され
る。システム管理者により確立され、指定された性能目
標の各々は、各システム100上の作業負荷マネージャ
105に、個々の作業単位が割当てられる性能クラスを
確立させる。各性能クラスがクラス・テーブル・エント
リ106により、オペレーティング・システム101の
メモリ内に表される。(内部表現にて)指定された目
標、及び性能クラスに関する他の情報が、クラス・テー
ブル・エントリに記録される。クラス・テーブル・エン
トリに記憶される他の情報には、サーバ163の数10
7(制御変数)、目標クラスの相対重要度108(入力
値)、多重システム性能指標(PI)151、ローカル
性能指標152(性能測定を表す計算値)、応答時間目
標110(入力値)、実行速度目標111(入力値)、
サンプル・データ113(測定データ)、リモート応答
時間履歴(157)(測定データ)、リモート速度履歴
158(測定データ)、サンプル・データ履歴125
(測定データ)、及び応答時間履歴126(測定デー
タ)が含まれる。
テム資源マネージャ(SRM)112を含み、これは多
重システム目標駆動型制御装置(MGDPC)114を
含む。これらの構成要素は一般に、米国特許第5473
773号及び同第5675739号で述べられるように
動作する。しかしながら、MGDPC114は本発明に
従い、サーバ163の数を管理するように変更される。
MGDPC114は後述のように、目標の達成度を測定
する機能、改善された性能を必要とするユーザ性能目標
クラスを選択する機能、及び、関連作業単位の制御変数
を変更することにより、選択されたユーザ性能目標クラ
スの性能を改善する機能を実行する。好適な実施例で
は、MGDPC機能はおよそ毎10秒ごとの周期的なタ
イマ満了にもとづき、周期的に実行される。MGDPC
機能が実行されるインタバルは、MGDPCインタバル
またはポリシ調整インタバルと呼ばれる。
は、米国特許第5675739号で述べられるように、
次のようである。ブロック115で、各ユーザ性能目標
クラス106に対して、指定目標110または111を
用いて、多重システム性能指標151及びローカル性能
指標152が計算される。多重システム性能指標151
は、管理される全てのシステム100に渡る目標クラス
に関連付けられる作業単位の性能を表す。ローカル性能
指標152は、ローカル・システム100上の目標クラ
スに関連付けられる作業単位の性能を表す。結果の性能
指標151、152は、対応するクラス・テーブル・エ
ントリ106に記録される。ユーザ性能目標の達成度を
測定する方法としての性能指標の概念は周知である。例
えば、前記のFergusonらによる米国特許第550489
4号では、性能指標として、実際の応答時間が目標応答
時間により除算されるように述べられている。
が選択され、相対目標重要度108及び性能指標15
1、152の現在値の順で、性能改善度を受信する。選
択されたユーザ性能目標クラスは、レシーバ(receive
r)と呼ばれる。MGDPC114はレシーバを選択す
るとき、最初に多重システム性能指標151を用いるこ
とにより、管理される全てのシステム100に渡り作業
単位が目標を満足するために、最も大きな影響を有する
アクションを実行する。多重システム性能指標151に
もとづき実行すべきアクションが存在しない場合、ロー
カル性能指標152が用いられ、ローカル・システム1
00がその目標を満足するために最も有用なレシーバが
選択される。
周知のように、状態サンプル125を用いて性能ボトル
ネックを構成する、そのクラスの制御変数がブロック1
17で決定される。米国特許第5675739号で述べ
られるように、制御変数には、保護プロセッサ記憶ター
ゲット(ページング遅延に影響)、スワップ保護時間
(SPT)ターゲット(スワップ遅延に影響)、多重プ
ログラミング・レベル(MPL)・ターゲット(MPL
遅延に影響)、及びディスパッチ優先順位(CPU遅延
に影響)などの変数が含まれる。本発明によれば、制御
変数として、キュー遅延に影響を及ぼすサーバ163の
数が含まれる。
ラス・テーブル・エントリ106に記憶されて示され、
これは1クラス当たり、1つのキュー161が限度であ
ることを意味する。しかしながら、これは単に説明の簡
略化のためであり、当業者であれば、単にデータの位置
を変更することにより、1クラス当たり複数のキュー1
61が独立に管理され得ることが理解できよう。基本的
な必要条件は、1つのキュー161に対する作業要求1
62が1つの目標だけを有すること、各サーバ163が
要求をサービスするための等しい能力を有すること、及
び作業負荷マネージャ105からの(への)通知無しで
は、サーバが2つ以上のキュー161上の作業をサービ
スすることができないことである。
制御変数の潜在的な変化がブロック118で考慮され
る。ブロック123で、相対目標重要度108及び性能
指標151、152の現在値にもとづき、性能低下が起
こり得るユーザ性能目標クラスが選択される。従って、
選択されたユーザ性能目標クラスはドナーと呼ばれる。
された変化がブロック124で評価される。具体的に
は、サーバ163の数107、及び前述され、また米国
特許第5675739号でも述べられる変数を含む制御
変数の各々に対して、レシーバ及びドナーの両者におい
て、多重システム性能指標151及びローカル性能指標
152の期待変化に対するネット値が評価される。提案
された変化は、結果が目標に対して、ドナーに与える損
害よりも多くの改善をレシーバにもたらす場合、ネット
値を有する。提案された変化がネット値を有する場合、
それぞれの制御変数がドナー及びレシーバの両者に対し
て調整される。
機構155に接続され、これは各システム100がデー
タ・レコードをあらゆる他のシステム100に送信する
ことを可能にする。ブロック153で、各目標クラスの
最近の性能を記述するデータ・レコードが、あらゆる他
のシステム100に送信される。
GDPC)機能は、周期的に実行され(好適な実施例で
は毎10秒ごとに1度)、タイマ満了を介して呼び出さ
れる。MGDPCの機能は、性能問題の増分検出及び訂
正のためのフィードバック・ループを提供し、オペレー
ティング・システム101を適応され、自己同調させ
る。
ように、MGDPCインタバルの終わりに、インタバル
の間の各目標クラスの性能を記述するデータ・レコード
が、管理される各リモート・システム100に送信され
る。応答時間目標を有する性能目標クラスに対して、こ
のデータ・レコードは目標クラス名と、リモート応答時
間履歴の行(row)に等価なエントリを有する配列とを
含む。ここでリモート応答時間履歴は、最後のMGDP
Cインタバルに渡る目標クラスの完了を記述する。速度
目標を有する目標クラスに対して、このデータ・レコー
ドは目標クラス名と、目標クラス内の作業が最後のMG
DPCインタバル内で実行中にサンプリングされた回数
と、目標クラス内の作業が最後のMGDPCインタバル
内で、実行中または遅延中にサンプリングされた回数と
を含む。本発明によれば、各システム100が追加のデ
ータとして、データを送信するシステム100のサービ
ス有効配列、各キュー161に対するサーバ163の
数、及び各キュー161に対する遊休サーバ163の数
を送信する。
シーバがMGDPC114とは非同期に、リモート・シ
ステム100から性能データを受信する。受信データは
MGDPC114による後の処理のために、リモート性
能データ履歴(157、158)に配置される。
するために、ボトルネック発見手段117により使用さ
れる状態データを示す。各遅延タイプに対して、性能目
標クラス・テーブル・エントリ106が、その遅延タイ
プに遭遇するサンプルの数、及びMGDPC114の現
呼び出しの間に、その遅延タイプが既にボトルネックと
して選択されたか否かを示すフラグを含む。クロス・メ
モリ・ページング・タイプ遅延の場合、クラス・テーブ
ル・エントリ106が、遅延に遭遇したアドレス空間の
識別子を含む。
が図4に示される。解決するボトルネックの選択は、M
GDPC114の現呼び出しの間にまだ選択されておら
ず、最も多くのサンプルを有する遅延タイプを選択する
ことにより実行される。遅延タイプが選択されると、フ
ラグがセットされ、それによりボトルネック発見手段1
17が、MGDPC114のこの呼び出しの間に再度呼
び出される場合、その遅延タイプがスキップされる。
イプが、まだ選択されていない全ての遅延タイプの中
で、最も多くの遅延サンプルを有するか否かが判断され
る。肯定の場合、ステップ502で、CPU遅延選択フ
ラグがセットされ、CPU遅延が次に解決されるべきボ
トルネックとして返却される。
が、まだ選択されていない全ての遅延タイプの中で、最
も多くの遅延サンプルを有するか否かが判断される。肯
定の場合、ステップ504で、MPL遅延選択フラグが
セットされ、MPL遅延が次に解決されるべきボトルネ
ックとして返却される。
が、まだ選択されていない全ての遅延タイプの中で、最
も多くの遅延サンプルを有するか否かが判断される。肯
定の場合、ステップ506で、スワップ遅延選択フラグ
がセットされ、スワップ遅延が次に解決されるべきボト
ルネックとして返却される。
プが、まだ選択されていない全ての遅延タイプの中で、
最も多くの遅延サンプルを有するか否かが判断される。
肯定の場合、ステップ508で、ページング遅延選択フ
ラグがセットされ、ページング遅延が次に解決されるべ
きボトルネックとして返却される。5つのタイプのペー
ジング遅延が存在する。ステップ507では、最も多く
の遅延サンプルを有するタイプが突き止められ、ステッ
プ508で、特定のタイプに対してフラグがセットさ
れ、その特定のタイプが返却されれる。好適な実施例の
環境(OS/390)において周知のように、ページン
グ遅延のタイプには、専用領域、共通領域、クロス・メ
モリ、仮想入出力(VIO)、及びハイパ空間が存在
し、各々がページング遅延状況に対応する。
プが、まだ選択されていない全ての遅延タイプの中で、
最も多くの遅延サンプルを有するか否かが判断される。
クラスはキュー161上の各作業要求に対して、ローカ
ル・システム100上で実行される資格のある1つのキ
ュー遅延タイプ・サンプルを獲得する。肯定の場合、ス
テップ510で、キュー遅延選択フラグがセットされ、
キュー遅延が次に解決されるべきボトルネックとして返
却される。キュー遅延は、クラスタ90内の別のシステ
ム100が最後のポリシ調整インタバルの間に、キュー
161に対してサーバ163を始動した場合、ローカル
・システム100上では解決されない。キュー遅延はま
た、候補レシーバ・クラスが準備完了の作業をスワップ
・アウトした場合にも、解決されない。
段117により選択された遅延を低減するように、制御
変数を変更することにより、如何にレシーバ性能目標ク
ラス性能が改善されるか、そして特に、レシーバにより
遭遇されるキュー遅延を低減することにより、如何に性
能が改善されるかについて述べる。共用キュー161の
場合、これは2ステップ・プロセスである。第1に、ロ
ーカル・システム100上にサーバ163を追加するこ
とにより、評価が行われる。この評価には、ドナー作業
に対する影響が含まれる。サーバ163の追加におい
て、ネット値が存在する場合、次のステップでサーバが
ローカル・システム100上で始動されるべきか、或い
はそれらがクラスタ90内の別のシステム100上で始
動されるべきかが決定される。リモート・システム10
0がサーバ163を始動するために、より好適であると
思われる場合、ローカル・システム100はそのリモー
ト・システムにサーバを始動する機会を与えるために待
機する。しかしながら、そのリモート・システム100
がサーバ163を始動しない場合、ローカル・システム
100が図9に関連して後述されるように、それらを始
動する。
とによる、性能の改善を評価する論理フローを示す。図
5乃至図7は、固定手段118によりネット値手段12
4に提供される性能指標デルタ予測を生成するステップ
を示す。ステップ1401で、サーバ163の新たな数
が評価のために選択される。この数は変化を価値あるも
のにするために、十分なレシーバ値(ステップ1405
でチェックされる)を生成するように十分大きくなけれ
ばならない。一方、この数は、追加のサーバ163の値
が限られるように、例えばキューに待機されて実行され
る作業要求の総数より大きくならないように、余り大き
くてはならない。次のステップは、追加のサーバ163
が使用する追加のCPUを計算する。これは作業要求に
より使用される平均CPUに、追加されるサーバ163
を乗算することにより実行される。
63における作業要求162の予測数が、図6に示され
るサーバ準備完了ユーザ平均グラフから読出される。ス
テップ1403で、現予測キュー遅延が、図7に示され
るキュー遅延グラフから読出される。ステップ1404
で、ローカル性能指標デルタ及び多重システム性能指標
デルタの予測値が計算される。これらの計算は以下で示
される。
を示す。キュー準備完了ユーザ平均グラフは、キュー1
61に対するサーバ163の数の変化を評価するとき
に、サーバ163に対する需要を予測するために使用さ
れる。このグラフは、作業要求162がバックアップを
開始するポイントを示す。横座標(x)値は、キュー1
61が使用可能なサーバ163の数である。縦座標
(y)値は、実行準備完了の作業要求162の最大数で
ある。
遅延グラフは、キュー161に対するサーバ163の数
を増減する値を評価するために使用される。このグラフ
は、キュー・サーバ163の数を増加することにより、
如何に応答時間が改善されるか、或いはキュー・サーバ
163の数を減少することにより、如何に応答時間が低
下されるかを示す。グラフはまた、例えばデータベース
・ロック競合などの、追加のサーバ163を追加するこ
とにより生じ得る、作業負荷マネージャ105により管
理されない資源に対する競合を暗黙的に考慮する。こう
した場合では、追加のサーバ163が追加されても、グ
ラフ上のキュー遅延が減少しない。横座標値は、使用可
能なサーバ163を有し、システム100のクラスタ9
0に渡りスワップ・インされる準備完了の作業要求16
2の割合である。縦座標値は1完了当たりのキュー遅延
である。
レックス(すなわち多重システム)性能指標(PI)デ
ルタは、次のように計算される。ここでシスプレックス
性能指標デルタが計算される理由は、キュー161がシ
スプレックス全体に渡る資源であるからである。
−現キュー遅延)/応答時間目標
ver)*newserver)}/{non-idle+((qd/qreq)*(o
ldserver−newserver))} (シスプレックスPIデルタ)=(現シスプレックスP
I−目標)/新シスプレックス速度
サンプル;oldserverは、評価される変化が実行される
前のサーバ163の数;newserverは、評価される変化
が実行された後のサーバ163の数;non-idleは、シス
プレックス非遊休サンプルの総数;qdは、シスプレック
ス・キュー遅延サンプル;qreqは、キュー161上の作
業要求162の数である。
対する性能指標デルタを計算するために使用される。
の数により提供される十分なレシーバ値に対してチェッ
クが行われる。好適には、このステップは、新たなサー
バ163が、それらの追加を価値あるものにするために
十分なCPU時間を獲得するか否かを判断するステップ
を含む。十分なレシーバ値が存在しない場合、制御はス
テップ1401に戻り、より多くのサーバ163が評価
のために選択される。
プ1406でドナー選択手段123が呼び出され、レシ
ーバ性能目標クラスのために、追加のサーバ163を始
動するために必要な記憶装置のドナーを見い出す。
数は、必ずしもそのクラスに対するサーバ163の数1
07である必要はない。ドナー・クラスの幾つかの異な
る制御変数の任意の1つ、例えばMPLスロットまたは
保護プロセッサ記憶装置などが、代わりにまたは追加と
して調整され、追加のサーバ163のために必要な記憶
装置を提供してもよい。本発明の一部を成すものではな
いが、こうした制御変数の調整がドナー・クラスに与え
る効果を評価する方法が、米国特許第5537542号
及び同第5675739号で述べられている。
置を受け取り、レシーバ・クラスのためにサーバ163
の数を増加するに際して、ネット値が存在することを保
証するためにチェックが行われる。米国特許第5675
739号で述べられるように、これは1つ以上の幾つか
の異なる基準、例えば資源再割当ての後に、ドナーがそ
の目標に合致するように予測されるか否か、レシーバが
現在その目標を逸しつつあるか否か、レシーバがドナー
よりも重要なクラスか否か、またはドナー及びレシーバ
の結合性能指標において、ネット利得が存在するか否
か、すなわち、サーバをレシーバ・クラスに追加するこ
とが、レシーバ・クラスの性能指標に及ぼすプラスの効
果が、ドナー・クラスの性能指標に及ぼすマイナスの効
果を上回るか否かなどの基準を用いて決定される。ネッ
ト値が存在する場合、次のステップで、ローカル・シス
テム100が新たなサーバ163を始動するための(ス
テップ1408)、クラスタ90内の最善のシステムか
否かが決定される。ネット値が存在しない場合、レシー
バ目標クラス・キュー遅延問題は解決され得ない(ステ
ップ1409)。
ラスタ90内の最善のシステム100を表す、ターゲッ
ト・システムを決定するプロシージャを示す。このプロ
シージャは、一旦サーバの追加に対してネット値が存在
し、1つ以上のサーバ163がレシーバ・クラスに追加
されるべきことが決定されると、図5のステップ140
8の一部として、クラスタ90内の各システム100に
より実行される。ローカル・システム100が最初に、
クラスタ90内の任意のシステム100が他の作業に影
響すること無く、新たなサーバ163をサポートするた
めの十分な遊休容量を有するか否かをチェックする(ス
テップ801)。これはクラスタ90内の各システム1
00のサービス有効配列を調査し、配列要素8におい
て、新たなサーバ163をサポートするために使用可能
な十分なCPUサービス(未使用CPUサービス)を有
するシステム100を選択することにより実行される。
複数のシステム100が十分な未使用CPUサービスを
有する場合、最も多くの未使用サービスを有するシステ
ム100が選択される。しかしながら、キューに待機さ
れた作業要求が存在するときに、システム100が遊休
状態のサーバを有する場合、これは多くの作業要求がそ
のシステム100に対して親和性を持たないことを意味
するので、この遊休状態のサーバ163を有するシステ
ム100は選択されない。
163を始動するための、十分な遊休状態のCPU容量
を有するターゲット・システム100が見い出されたか
否かをチェックする(ステップ802)。ターゲット・
システム100が見い出され、それがローカル・システ
ム100の場合(ステップ803)、ローカル・システ
ム100がサーバ163を局所的に始動する(ステップ
804乃至805)。
新たなサーバ163を始動するための最も多くの遊休容
量を有することが見い出されると、制御はステップ80
6に移行し、ローカル・システム100がポリシ調整イ
ンタバル(10秒)を待機し、別のシステム100がサ
ーバ163を始動したか否かをチェックする(ステップ
807)。別のシステム100がサーバ163を始動し
た場合、局所的に何もアクションは実行されない(ステ
ップ811)。他のシステム100がサーバ163を始
動しなかった場合、ローカル・システム100は、自身
が新たなサーバ163をサポートする十分な遊休CPU
容量を有するか否かをチェックする(ステップ81
2)。有する場合、ローカル・システム100は局所的
にサーバ163を始動する(ステップ813乃至81
4)。
十分な遊休CPU容量を有するシステム100が存在し
なかった場合、或いは、十分な遊休CPU容量を有する
システム100が存在したが、そのシステム100がサ
ーバを始動しなかった場合、制御はステップ808に移
行する。こうしたシステム100がサーバ163を始動
しない1つの理由は、メモリが欠乏するためである。こ
の時点で、ドナー作業に影響を及ぼすこと無しに、新た
なサーバ163が始動され得ないことが判明する。従っ
て、ローカル・システム100は、局所的なサーバ16
3の始動により、ドナー作業がその目標を逸するか否か
をチェックする。ドナー作業がその目標を逸しない場
合、ローカル・システム100はサーバ163を局所的
に始動する(ステップ817乃至818)。サーバ16
3の局所的な始動により、ドナー・クラスがその目標を
逸する場合には、ローカル・システム100はドナー作
業への影響が最も小さいシステム100を見い出す(ス
テップ809)。
ー作業への影響が最も小さいシステム100を決定する
ルーチンを示す。ルーチンは最初に、ドナー・クラスの
名前及びドナーの性能指標(PI)デルタを、クラスタ
90内の他のシステムに送信する(ステップ901)。
このドナー情報を交換することにより、レシーバ・クラ
スに対するサーバ163の追加を評価している各システ
ム100は、他の全てのシステム100へのサーバ追加
の影響を調査する。ルーチンは次に、他のシステム10
0がそれらのドナー情報を送信することを可能にするた
めに、1ポリシ・インタバル(示される実施例では10
秒)を待機する(ステップ902)。ルーチンは次に、
ドナー・クラスが最も低い重要度を有するシステム10
0を選択し(ステップ903)、選択されたシステム1
00を呼び出しルーチンに返却して、図9のステップ8
09を完了する(ステップ905)。ドナー重要度に対
等なものが存在する場合(ステップ904)、ルーチン
はドナーの性能指標(PI)デルタが最小のシステム1
00を選択し(ステップ906)、このシステム100
を呼び出しルーチンに返却する(ステップ907)。
了後、ローカル・システム100は、ドナーに対して最
も小さな影響を有するとして選択されたシステム100
が、ローカル・システムであるか否かをチェックする
(ステップ810)。そうである場合、ローカル・シス
テム100がサーバ163を局所的に始動する(ステッ
プ817乃至818)。それ以外では、ローカル・シス
テム100は、別のシステム100がサーバ163を始
動することを可能にするために、1ポリシ・インタバル
待機し(ステップ815)、このインタバルの終りに別
のシステム100がサーバ163を始動したか否かをチ
ェックする(ステップ816)。別のシステム100が
サーバ163を始動した場合、ローカル・システム10
0は何もアクションを起こさない(ステップ818)。
他のシステム100がサーバ163を始動しなかった場
合、ローカル・システム100はそれらを局所的に始動
する(ステップ817乃至818)。
下のキュー161に対して、新たなサーバ163を始動
する要求を一時的に延期する論理が含まれる。既存の作
業への不要な影響を回避するために、新たなサーバ16
3を始動する並列要求が制限される。この歩調合わせ
は、オペレーティング・システム101に、追加のサー
バ163を始動するための多くの並列要求が殺到し、混
乱することを回避する。システム管理者により提供され
る、データ・レポジトリ141内の誤った情報の検出も
実行され、新たなサーバ163が成功裡に始動され得な
い程、サーバ定義情報が不正確な場合に、無限の再試行
ループを阻止する。一旦サーバ163が始動されると、
サーバが予期せず故障した場合に、それを自動的に置換
する論理も含まれる。同一のサーバ定義情報を有する
が、同一の作業マネージャ160に対して異なるキュー
161をサービスする遊休サーバ163が、キュー間で
移動され得ることにより、特定のキューに対してサーバ
163の数を増加する要求が満足され、完全に新たなサ
ーバを始動するオーバヘッドを回避する。
ア・マシン上で実行されるソフトウェア(すなわち、プ
ログラム記憶装置上で実現される命令のマシン読出し可
能プログラム)として実現される。これまで特定の実施
例について述べてきたが、当業者であれば、ここで特定
的に述べられた以外の他の実施例も、本発明の趣旨から
逸れることなく実現され得ることが明らかであろう。ま
た、当業者であれば、様々な等価な要素が、ここで特定
的に開示された要素の代わりに代用され得ることが理解
されよう。同様に、ここで開示された実施例の変更及び
組み合わせも明らかであろう。例えば、各サービス・ク
ラスに対して、ここで開示された1つのキューではな
く、複数のキューが提供され得る。開示された実施例及
びそれらの詳細は、本発明の実施例を教示することを意
図したのものであって、本発明を制限するものではな
い。従って、こうした明白ではあるが、ここで開示され
なかった変更及び組み合わせも、本発明の趣旨及び範囲
に含まれるものと見なされる。
の事項を開示する。
いてサーバの数を制御する方法であって、あるサービス
・クラスに属する入来作業要求が、前記クラスタ全体に
渡るキューに配置され、前記クラスタの前記システム上
の1つ以上のサーバにより処理されるものにおいて、1
つ以上のサーバが前記サービス・クラスに追加されるべ
きか否かを決定するステップと、1つ以上のサーバが前
記サービス・クラスに追加されるべきと決定される場
合、前記サーバが追加されるべき、前記クラスタ内のタ
ーゲット・システムを決定するステップと、前記サーバ
を前記ターゲット・システム上に追加するステップとを
含む、方法。 (2)前記決定するステップが前記システムの各々によ
り実行される、前記(1)記載の方法。 (3)前記システムの各々が、該システムがターゲット
・システムか否かを決定し、前記ターゲット・システム
であると決定するとき、1つ以上のサーバを局所的に追
加する、前記(2)記載の方法。 (4)前記サービス・クラスが第1のサービス・クラス
であり、前記クラスタが少なくとも1つの他のサービス
・クラスを有し、前記サービス・クラスの各々が、それ
ぞれに対して定義された性能測定を有する、前記(1)
記載の方法。 (5)サーバが前記第1のサービス・クラスに追加され
るべきか否かを決定するステップが、所定数のサーバを
前記第1のサービス・クラスに追加することが、前記第
1のサービス・クラスの前記性能測定に及ぼすプラスの
効果を決定するステップと、前記所定数のサーバを前記
第1のサービス・クラスに追加することが、1つ以上の
他のサービス・クラスの前記性能測定に及ぼすマイナス
の効果を決定するステップと、前記第1のサービス・ク
ラスの前記性能測定に及ぼすプラスの効果が、1つ以上
の他のサービス・クラスの前記性能測定に及ぼすマイナ
スの効果を上回るか否かを決定するステップとを含む、
前記(4)記載の方法。 (6)サーバが追加されるべき、前記クラスタ内のター
ゲット・システムを決定するステップが、前記クラスタ
内の任意のシステムが、1つ以上の追加のサーバを追加
するための十分な遊休容量を有するか否かを決定するス
テップと、前記クラスタ内の任意のシステムが、1つ以
上の追加のサーバを追加するための十分な遊休容量を有
する場合、1つのこうしたシステムを前記ターゲット・
システムとして選択するステップとを含む、前記(1)
記載の方法。 (7)最大の未使用容量を有するシステムが前記ターゲ
ット・システムとして選択される、前記(6)記載の方
法。 (8)サーバが追加されるべき、前記クラスタ内のター
ゲット・システムを決定するステップが、前記クラスタ
内のいずれのシステムも、1つ以上の追加のサーバを追
加するための十分な遊休容量を有さない場合、1つ以上
のサーバの追加が他の作業に最小の影響を及ぼす前記ク
ラスタ内のシステムを決定するステップと、そのシステ
ムを前記ターゲット・システムとして選択するステップ
とを含む、前記(6)記載の方法。 (9)マシンにより読出され、前記マシンにより実行さ
れて、前記(1)記載の方法を実行する命令のプログラ
ムを実現する、プログラム記憶装置。 (10)情報処理システムのクラスタ内においてサーバ
の数を制御する装置であって、あるサービス・クラスに
属する入来作業要求が、前記クラスタ全体に渡るキュー
に配置され、前記クラスタの前記システム上の1つ以上
のサーバにより処理されるものにおいて、1つ以上のサ
ーバが前記サービス・クラスに追加されるべきか否かを
決定する手段と、1つ以上のサーバが前記サービス・ク
ラスに追加されるべきと決定される場合、前記サーバが
追加されるべき、前記クラスタ内のターゲット・システ
ムを決定する手段と、前記サーバを前記ターゲット・シ
ステム上に追加する手段とを含む、装置。 (11)情報処理システムのクラスタ内において、キュ
ー内の各作業要求を処理可能なサーバの可用性を保証す
る方法であって、入来作業要求が前記キューに配置さ
れ、前記システム上の1つ以上のサーバにより処理され
るものにおいて、前記キューに対してサーバを有さない
前記クラスタのサブセットだけに親和性を有する作業要
求が、前記キュー内に存在するか否かを決定するステッ
プと、前記キューに対してサーバを有さない前記クラス
タのサブセットだけに親和性を有する作業要求が、前記
キュー内に存在すると決定された場合、前記作業要求が
親和性を有する前記サブセット内のシステム上で、前記
キューに対してサーバを始動するステップとを含む、方
法。 (12)前記決定するステップが周期的インタバルで実
行される、前記(11)記載の方法。 (13)異なるサービス・クラスに割当てられる作業要
求が、異なるキューに配置され、前記決定するステップ
が前記キューの各々に対して実行される、前記(11)
記載の方法。 (14)前記決定するステップが、前記クラスタ内の各
システムにより実行される、前記(11)記載の方法。 (15)前記決定するステップが、前記キューが前記シ
ステム上にサーバを有するか否かを決定するステップ
と、前記キューが前記システム上にサーバを有さない場
合、前記クラスタのサブセットだけに親和性を有する作
業要求が、前記キュー内に存在するか否かを決定するス
テップとを含む、前記(14)記載の方法。 (16)マシンにより読出され、前記マシンにより実行
されて、前記(11)記載の方法を実行する命令のプロ
グラムを実現する、プログラム記憶装置。 (17)情報処理システムのクラスタ内において、キュ
ー内の各作業要求を処理可能なサーバの可用性を保証す
る装置であって、入来作業要求が前記キューに配置さ
れ、前記システム上の1つ以上のサーバにより処理され
るものにおいて、前記キューに対してサーバを有さない
前記クラスタのサブセットだけに親和性を有する作業要
求が、前記キュー内に存在するか否かを決定する手段
と、前記キューに対してサーバを有さない前記クラスタ
のサブセットだけに親和性を有する作業要求が、前記キ
ュー内に存在すると決定された場合、前記作業要求が親
和性を有する前記サブセット内のシステム上で、前記キ
ューに対してサーバを始動する手段とを含む、装置。
ング・システム及びシステム資源マネージャ要素を有す
る、コンピュータ・システムを示すシステム構造図であ
る。
ャにより管理されるサーバ・アドレス空間へのクライア
ント作業要求の流れを示す図である。
状態データを示す図である。
ーチャートである。
性能をアクセスするステップのフローチャートである。
である。
行可能な少なくとも1つのサーバが存在することを保証
するプロシージャを示す図である。
ムを決定するプロシージャを示す図である。
出すプロシージャを示す図である。
C) 117 ボトルネック発見手段 118 固定手段 123 ドナー選択手段 124 ネット値手段 125 サンプル・データ履歴 126 応答時間履歴 141 性能目標 151 多重システム性能指標 152 ローカル性能指標 155 データ伝送機構 157 リモート応答時間履歴 158 リモート速度履歴 160 作業マネージャ 161 キュー 162 作業要求 163 サーバ 164 アドレス空間
Claims (17)
- 【請求項1】情報処理システムのクラスタ内においてサ
ーバの数を制御する方法であって、あるサービス・クラ
スに属する入来作業要求が、前記クラスタ全体に渡るキ
ューに配置され、前記クラスタの前記システム上の1つ
以上のサーバにより処理されるものにおいて、 1つ以上のサーバが前記サービス・クラスに追加される
べきか否かを決定するステップと、 1つ以上のサーバが前記サービス・クラスに追加される
べきと決定される場合、前記サーバが追加されるべき、
前記クラスタ内のターゲット・システムを決定するステ
ップと、 前記サーバを前記ターゲット・システム上に追加するス
テップとを含む、方法。 - 【請求項2】前記決定するステップが前記システムの各
々により実行される、請求項1記載の方法。 - 【請求項3】前記システムの各々が、該システムがター
ゲット・システムか否かを決定し、前記ターゲット・シ
ステムであると決定するとき、1つ以上のサーバを局所
的に追加する、請求項2記載の方法。 - 【請求項4】前記サービス・クラスが第1のサービス・
クラスであり、前記クラスタが少なくとも1つの他のサ
ービス・クラスを有し、前記サービス・クラスの各々
が、それぞれに対して定義された性能測定を有する、請
求項1記載の方法。 - 【請求項5】サーバが前記第1のサービス・クラスに追
加されるべきか否かを決定するステップが、 所定数のサーバを前記第1のサービス・クラスに追加す
ることが、前記第1のサービス・クラスの前記性能測定
に及ぼすプラスの効果を決定するステップと、 前記所定数のサーバを前記第1のサービス・クラスに追
加することが、1つ以上の他のサービス・クラスの前記
性能測定に及ぼすマイナスの効果を決定するステップ
と、 前記第1のサービス・クラスの前記性能測定に及ぼすプ
ラスの効果が、1つ以上の他のサービス・クラスの前記
性能測定に及ぼすマイナスの効果を上回るか否かを決定
するステップとを含む、請求項4記載の方法。 - 【請求項6】サーバが追加されるべき、前記クラスタ内
のターゲット・システムを決定するステップが、 前記クラスタ内の任意のシステムが、1つ以上の追加の
サーバを追加するための十分な遊休容量を有するか否か
を決定するステップと、 前記クラスタ内の任意のシステムが、1つ以上の追加の
サーバを追加するための十分な遊休容量を有する場合、
1つのこうしたシステムを前記ターゲット・システムと
して選択するステップとを含む、請求項1記載の方法。 - 【請求項7】最大の未使用容量を有するシステムが前記
ターゲット・システムとして選択される、請求項6記載
の方法。 - 【請求項8】サーバが追加されるべき、前記クラスタ内
のターゲット・システムを決定するステップが、 前記クラスタ内のいずれのシステムも、1つ以上の追加
のサーバを追加するための十分な遊休容量を有さない場
合、1つ以上のサーバの追加が他の作業に最小の影響を
及ぼす前記クラスタ内のシステムを決定するステップ
と、 そのシステムを前記ターゲット・システムとして選択す
るステップとを含む、請求項6記載の方法。 - 【請求項9】マシンにより読出され、前記マシンにより
実行されて、請求項1記載の方法を実行する命令のプロ
グラムを実現する、プログラム記憶装置。 - 【請求項10】情報処理システムのクラスタ内において
サーバの数を制御する装置であって、あるサービス・ク
ラスに属する入来作業要求が、前記クラスタ全体に渡る
キューに配置され、前記クラスタの前記システム上の1
つ以上のサーバにより処理されるものにおいて、 1つ以上のサーバが前記サービス・クラスに追加される
べきか否かを決定する手段と、 1つ以上のサーバが前記サービス・クラスに追加される
べきと決定される場合、前記サーバが追加されるべき、
前記クラスタ内のターゲット・システムを決定する手段
と、 前記サーバを前記ターゲット・システム上に追加する手
段とを含む、装置。 - 【請求項11】情報処理システムのクラスタ内におい
て、キュー内の各作業要求を処理可能なサーバの可用性
を保証する方法であって、入来作業要求が前記キューに
配置され、前記システム上の1つ以上のサーバにより処
理されるものにおいて、 前記キューに対してサーバを有さない前記クラスタのサ
ブセットだけに親和性を有する作業要求が、前記キュー
内に存在するか否かを決定するステップと、 前記キューに対してサーバを有さない前記クラスタのサ
ブセットだけに親和性を有する作業要求が、前記キュー
内に存在すると決定された場合、前記作業要求が親和性
を有する前記サブセット内のシステム上で、前記キュー
に対してサーバを始動するステップとを含む、方法。 - 【請求項12】前記決定するステップが周期的インタバ
ルで実行される、請求項11記載の方法。 - 【請求項13】異なるサービス・クラスに割当てられる
作業要求が、異なるキューに配置され、前記決定するス
テップが前記キューの各々に対して実行される、請求項
11記載の方法。 - 【請求項14】前記決定するステップが、前記クラスタ
内の各システムにより実行される、請求項11記載の方
法。 - 【請求項15】前記決定するステップが、 前記キューが前記システム上にサーバを有するか否かを
決定するステップと、 前記キューが前記システム上にサーバを有さない場合、
前記クラスタのサブセットだけに親和性を有する作業要
求が、前記キュー内に存在するか否かを決定するステッ
プとを含む、請求項14記載の方法。 - 【請求項16】マシンにより読出され、前記マシンによ
り実行されて、請求項11記載の方法を実行する命令の
プログラムを実現する、プログラム記憶装置。 - 【請求項17】情報処理システムのクラスタ内におい
て、キュー内の各作業要求を処理可能なサーバの可用性
を保証する装置であって、入来作業要求が前記キューに
配置され、前記システム上の1つ以上のサーバにより処
理されるものにおいて、 前記キューに対してサーバを有さない前記クラスタのサ
ブセットだけに親和性を有する作業要求が、前記キュー
内に存在するか否かを決定する手段と、 前記キューに対してサーバを有さない前記クラスタのサ
ブセットだけに親和性を有する作業要求が、前記キュー
内に存在すると決定された場合、前記作業要求が親和性
を有する前記サブセット内のシステム上で、前記キュー
に対してサーバを始動する手段とを含む、装置。
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