JPH11282502A - ディジタル式フィードバック制御装置 - Google Patents

ディジタル式フィードバック制御装置

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JPH11282502A
JPH11282502A JP8112398A JP8112398A JPH11282502A JP H11282502 A JPH11282502 A JP H11282502A JP 8112398 A JP8112398 A JP 8112398A JP 8112398 A JP8112398 A JP 8112398A JP H11282502 A JPH11282502 A JP H11282502A
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Mitsuo Yamamoto
満夫 山本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】センサの出力の振幅が小さいときにA/D変換
手段の分解能を実質的に大きくすることができるディジ
タル式フィードバック制御装置を提供する。 【解決手段】 ヨー軸制御の精度要求が、ヨー軸停止時
の微少角速度変化時であることに着目し、微少角速度時
のセンサ信号検出時と、通常動作時とで、センサ出力信
号を増幅する増幅器の増幅度を変化させ、微少角速度時
には大きな増幅度で動作させ、結果的にA/D変換器の
分解能を高精度化する。増幅度K1 の増幅器2および増
幅度がこれよりも小さい増幅度K2 の増幅器3を設け、
マイクロコンピュータ4によりセンサ出力信号を監視
し、角速度が微少角速度範囲の時は増幅度K1 の増幅器
2を、角速度がこれより大きい通常動作範囲の時には増
幅度K2 の増幅器3を選択する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はディジタル式フィー
ドバック制御装置に関するものであり、例えば、模型ヘ
リコプタ、模型飛行機等において、ヨー軸の姿勢制御に
用いることができるものである。
【0002】
【従来の技術】模型ヘリコプタを操縦する上で、ヨー軸
制御の安定化に、ジャイロ装置(テール安定装置)は不
可欠な補助装置となっている。ヘリコプタは、ヨー軸の
自律安定性を持っていないため、ジャイロ装置が搭載さ
れていないと機首が水平に振れることになる。模型用ジ
ャイロ装置の構成は、模型ヘリコプタに搭載された角速
度検出センサの信号と基準信号との差分を検出し、ヘリ
のヨー軸の回転速度を検出する。この信号はヘリのヨー
軸制御用アクチュエータに伝達され、ヨー軸の回転角速
度をゼロにするようにフィードバック制御がなされる。
【0003】図3は、模型用ジャイロ装置のブロック線
図である。図中、21,23,26は加え合わせ点、2
2はP制御器、24はアクチュエータ、25はヨー軸駆
動部、27は機体、1はヨー軸角速度検出センサであ
る。このヨー軸角速度検出センサ38が測定した角速度
信号は、加え合わせ点21において角速度ゼロ基準値と
の誤差が取られてP(比例)制御器22に入力される。
P制御器22の出力は、加え合わせ点23においてヨー
軸操作信号と加え合わされてアクチュエータ24に入力
される。アクチュエータ24の出力は、ヨー軸駆動部2
5に入力され、ここでテールロータのピッチ角を変化さ
せてヨー軸まわりの駆動力を変化させる。
【0004】ヨー軸駆動部25の出力は、仮想的な加え
合わせ点26においてメインロータの反力あるいは風等
の外乱と加算され機体27に入力される。機体27のヨ
ー軸まわりの角速度は、ヨー軸角速度検出センサ1によ
り検出され、この検出出力が、先に説明した加え合わせ
点21に結合される。この図では省略しているが、模型
用ヘリコプタの操縦者が機体27のヨー軸まわりの角度
を目視しながら、無線送信機からヨー軸操作信号を機体
の受信機に送信する制御ループもある。
【0005】なお、近年になって、上述したP制御方式
の欠点であるオフセットをキャンセルできるPID制御
方式の模型用ジャイロ装置が製品化されている。このP
ID制御方式は、調節器出力を誤差に比例したものとす
る比例動作に加えて、誤差がある限りこれを積分した値
を出力する積分動作、および、誤差の変化に比例した値
を出力する微分動作を行うものである。この微分動作
は、単独では用いず比例動作,積分動作を改善する目的
で使用される。そのため、本明細書では、PD制御方式
とPID制御方式とを同一のものとして説明する。PI
D制御方式のジャイロ装置は、そのオフセットをキャン
セルできるため風等の外乱に対して制御特性がよく、今
後広く普及される傾向にある。PID制御方式では、操
縦側のヨー軸操作信号は、ジャイロ側の目標値である角
速度ゼロ基準値をオフセットさせるように動作する。つ
まり、ヨー軸操作信号はヨー軸角速度の指令信号とな
る。
【0006】従来、模型用ヘリコプタのヨー軸制御を行
うジャイロ装置においては、レートジャイロを用いてジ
ャイロ効果でヨー軸角速度を検出していた。このレート
ジャイロは、モータでコマを回転させるものであったた
め、機械的寿命があった。近年、このヨー軸角速度検出
センサ1として、コストパフォーマンスの優れた圧電セ
ラミックスを用いた圧電式振動ジャイロ(以下、圧電振
動方式角速度検出センサという)の使用がビデオカメラ
の手ぶれ防止等の用途で広く普及している。
【0007】図4は、ヨー軸角速度検出センサのセンサ
信号出力を示す波形図である。図4(a)は無操作状態
におけるセンサ信号出力、図4(b)は操作信号が加わ
ったときのセンサ信号出力である。模型ヘリコプタは、
ホバリング時に空中に停止することができる。この状態
では、ヨー軸はジャイロ装置により安定化されヨー軸ま
わりの回転は静止している状態に見える。しかし、実際
には、ヨー軸はわずかに振動しており、これは数Hzの
ヘリコプタの固有振動周波数となる。その結果、センサ
出力信号は、図4(a)に示すようにヘリコプタの飛行
状態において無操作状態では微妙に振れて数Hz程度の
正弦波に近い振動をしている。また、操縦側から操作信
号が加わった場合、ヨー軸角速度、すなわち、ヨー角の
角速度が変化し、センサ出力信号は図4(b)に示すよ
うに、操作信号の大きさや操作期間に応じて大きく正負
に振れる。そして、操作を停止してヨー軸運動が収まる
場合、細かなハンチング動作がある。
【0008】模型ヘリコプタの運動性の向上に従い、角
速度は、最大±600〜700度/秒程度までの範囲を
検出する必要がある。そのため、ダイナミックレンジの
広い圧電振動方式角速度検出センサが広く使われるよう
になった。この角速度検出センサの検出信号は、通常、
数mV/度/秒と微少であり、センサ出力は、電圧増幅
器により増幅され次段のフィードバック制御装置に入力
される。このフィードバック制御装置は、図3の模型用
ジャイロ装置のブロック線図においては、加え合わせ点
21,P制御器22、加え合わせ点23の機能に対応す
る。
【0009】フィードバック制御装置は、アナログ方式
もあるが、近年のマイクロコンピュータの進歩からセン
サ出力信号をA/D変換器によりディジタル変換し、マ
イクロコンピュータを用いてディジタル制御する例が増
えている。A/D変換器が内蔵されたマイクロコンピュ
ータを用いると、コストおよび装置の小型化の点で有利
である。しかし、内蔵タイプのA/D変換器の分解能
は、8ビットないし10ビットが一般的である。10ビ
ットのA/D変換器を用いるとして、上述した±600
〜700度/秒ダイナミックレンジをカバーするには、
分解能は1〜1.5度/秒となる。
【0010】しかし、近年の模型ヘリコプタの高精度化
に伴い、ヨー軸制御の正確さの要求度も増し、上述した
A/D変換器の分解能である、1〜1.5度/秒では不
足となっている。特に、ヨー軸の回転を停止させるとき
の、角速度ゼロ近傍の制御精度、すなわち動きが僅かな
状態である角速度検出センサ出力のニュートラル付近の
制御精度は、上述した分解能の数倍を必要としており、
逆算すると12ビット程度の精度が要求される。もちろ
ん、単体のA/D変換器では高分解能のものがあるが、
高価であり、マイクロコンピュータとは別部品となるた
め装置の小型化の妨げにもなる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した問
題点を解決するためになされたもので、センサの出力の
振幅が小さいときにA/D変換手段の分解能を実質的に
大きくすることができるディジタル式フィードバック制
御装置を提供することを目的とするものである。また、
装置を小型化することができるディジタル式フィードバ
ック制御装置を提供することを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
おいては、センサの出力をA/D変換して制御入力と
し、制御量を被制御装置に出力するディジタル式フィー
ドバック制御装置において、増幅手段、A/D変換手
段、振幅判定手段、および、増幅度制御手段を有し、前
記増幅手段は、前記センサの出力を増幅して前記A/D
変換手段に出力するものであり、前記振幅判定手段は、
前記A/D変換手段の出力に基づいて前記センサの出力
の振幅を判定するものであり、前記増幅度制御手段は、
前記振幅判定手段の判定出力に基づいて前記増幅手段の
増幅度を切り替えることにより、前記センサの出力の振
幅が小さいときに前記増幅度を大きくするものであり、
前記センサの出力の振幅が小さいときに前記A/D変換
手段の分解能を実質的に大きくするようにしたものであ
る。したがって、センサ出力の小振幅時に、A/D変換
手段の分解能を実質的に大きくして、センサ出力を高精
度に検出することができ、その結果、フィードバック制
御において角速度をゼロにする際の制御精度が向上す
る。
【0013】請求項2に記載の発明においては、請求項
1に記載のディジタル式フィードバック制御装置におい
て、前記センサは圧電振動方式角速度検出センサであ
り、前記A/D変換手段はマイクロコンピュータに内蔵
されたものであり、前記振幅判定手段および前記増幅度
制御手段は、前記マイクロコンピュータにより実行され
る機能である。したがって、圧電振動方式角速度検出セ
ンサのセンサ出力の小振幅時に、A/D変換手段の分解
能を実質的に大きくして、センサ出力を高精度に検出す
ることができ、その結果、フィードバック制御において
角速度をゼロにする際の制御精度が向上する。また、A
/D変換手段がマイクロコンピュータに内蔵されている
ため、装置を小型化することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は、本発明のディジタル式フ
ィードバック制御装置の第1の実施の形態を説明するた
めのブロック構成図である。図中、1は図3に示したヨ
ー軸角速度検出検出センサ、2は増幅度K1 の増幅器、
3は増幅度K2 の増幅器、4はマイクロコンピュータ、
5,6はA/D変換器、7は切り替え部、8は振幅判定
部、9はジャイロ制御部である。ここで、切り替え部
7,振幅判定部8,ジャイロ制御部9は、マイクロコン
ピュータ4が処理プログラムを用いて実行する機能ブロ
ックである。本発明は、ヨー軸制御の精度要求が、ヨー
軸停止時の微少角速度変化時であることに着目し、微少
角速度時のセンサ信号検出時と、通常動作時とで、セン
サ出力信号を増幅する増幅器の増幅度を変化させ、微少
角速度時には大きな増幅度で動作させ、結果的にA/D
変換器の分解能を高精度化するというものである。
【0015】この実施の形態は、増幅度K1 の増幅器
2、および、増幅度がこれよりも小さい増幅度K2 の増
幅器3を設け、マイクロコンピュータ4によりセンサ出
力信号を監視し、角速度が微少角速度範囲の時は増幅度
1 の増幅器2を、角速度がこれより大きい通常動作範
囲の時には増幅度K2 の増幅器3を選択する例である。
【0016】ヨー軸角速度検出検出センサ1は、目標値
である角速度ゼロの状態の時には、0Vもしくはこの近
傍の電圧を基準レベルとした微少な振動電圧が出力され
る。ヨー軸角速度検出検出センサ1のセンサ出力は、増
幅度K1 の増幅器2、および、増幅度K2 の増幅器3に
入力され、各増幅器の出力は、それぞれマイクロコンピ
ュータ4に内蔵されたA/D変換器5,6に入力され
る。A/D変換器5,6は、入力されたセンサ出力を所
定のサンプリングクロックによりサンプリングするとと
もに標本化を行い、アナログ信号であるセンサ出力信号
を所定ビットで表されるディジタル信号に変換する。
【0017】A/D変換器5,6の出力は、それぞれ切
り替え部7の2入力となるとともに、A/D変換器6の
出力は振幅判定部8にも入力される。振幅判定部8は、
A/D変換器6の出力からセンサ出力の振幅が所定の正
負のスレッシホールドを超えているか否かを判定し、超
えていないときには、切り替え部7に対して、A/D変
換器5の出力を選択してジャイロ制御部9に出力するよ
うに制御し、超えているときにはA/D変換器6の出力
を選択してジャイロ制御部9に出力するように制御す
る。ジャイロ制御部9は、上述したP制御,PID制御
いずれのフィードバック制御をするものでもよい。
【0018】スレッシホールドは正負に設定するが、そ
の絶対値は、図4(a)に示したような無操作状態の時
のセンサ出力信号よりも大きく設定し、図4(b)中の
操作状態の時のような大きなセンサ出力信号よりは小さ
く設定する。正負のスレッシホールドを超えたり超えな
かったりする状態が頻繁に生じる場合には、正負それぞ
れに2つのスレッシホールドを設けて判定に適宜ヒステ
リシスを持たせばよい。
【0019】図示の例ではA/D変換器を2つ用いてい
る。実際には、マイクロコンピュータ4は、アナログマ
ルチプレクサを備えているので、増幅度K1 の増幅器
2,増幅度K2 の増幅器3の各出力をこのアナログマル
チプレクサに入力し、アナログマルチプレクサの出力を
1つのA/D変換器に入力させて、A/D変換を時間分
割で多重処理させることができる。上述した構成におい
て、増幅度K1 を増幅度K2 の4倍に設定すれば、A/
D変換器5,6が10ビット精度であっても、12ビッ
トの精度で信号検出ができることになる。
【0020】図2は、本発明のディジタル式フィードバ
ック制御装置の第2の実施の形態を説明するためのブロ
ック構成図である。図中、図1と同様な部分には同じ符
号を付して説明を省略する。11は増幅度K3 の可変利
得増幅器である。この実施の形態は、1個の増幅度K3
の可変利得増幅器11を設けたもので、マイクロコンピ
ュータ4によりセンサ出力信号を監視し、微少角速度範
囲の時は、増幅度K3 の可変利得増幅器11の増幅度K
3 を大きくし、角速度がこれより大きい通常動作範囲の
時には、増幅度K3 を小さくするものである。
【0021】ヨー軸角速度検出検出センサ1のセンサ出
力は、増幅度K3 の可変利得増幅器11に入力されて増
幅され、マイクロコンピュータ4に内蔵されたA/D変
換器5に入力される。A/D変換器5の出力はジャイロ
制御部9の入力となるとともに、振幅判定部8にも入力
される。振幅判定部8は、A/D変換器5の出力からセ
ンサ出力の振幅が所定の正負のスレッシホールドを超え
ているか否かを判定し、超えていないときには、増幅度
3 を大きくし、超えているときには増幅度K3 を小さ
くするように可変利得増幅器11の増幅度K3 を2段階
に制御する。
【0022】このとき、振幅判定部8は、増幅度K3
影響を受けてセンサ出力信号の振幅判定を受けることに
なる。そのため、現在の増幅度K3 に応じて、A/D変
換器5の出力に対する正負のスレッシホールドを変更す
る。あるいは、増幅度K3 の可変利得増幅器11の増幅
度K3 を、A/D変換器5の出力をジャイロ制御部9に
出力するタイミングと、振幅判定部8に出力するタイミ
ングとを交互にするなどして異ならせるようにし、振幅
判定部8に出力するタイミングにおいては、増幅度K3
の可変利得増幅器11の増幅度K3 を一定にするように
してもよい。ジャイロ装置の制御周期が比較的長いの
で、A/D変換器5に要求されるサンプルタイミングも
比較的周期が長く、このように振幅判定専用のサンプル
タイミングを割り込ませてもジャイロ装置のフィードバ
ック制御動作に問題はない。
【0023】上述したいずれの実施の形態においても、
角速度が微少角速度範囲の時に分解能が高くなることの
代償として、角速度が大きいときには、逆に分解能が低
くなる。しかし、ヨー軸の角速度が大きいときは、操縦
操作あるいは風の影響で機首の方向が回転運動している
ときであり、このようなときは、センサ出力信号に高い
分解能は要求されない。また、上述した増幅度の切り替
わりも、ヨー軸の角速度が大きいときであるので、同様
な理由でフィードバック制御への影響はほとんどない。
【0024】上述した説明では、ディジタル式フィード
バック制御装置を模型ヘリコプタのヨー軸のジャイロ制
御に適用した例を説明したが、模型ヘリコプタの他の2
軸の制御、ロール軸、ピッチ軸のジャイロ制御に用いて
ヘリコプタの姿勢制御を行なうのに用いてもよい。模型
飛行機の同様な姿勢制御の場合に用いてもよい。空撮
用,農薬散布等の遠隔制御ヘリコプタや遠隔制御飛行機
の姿勢制御、模型ボートや模型自動車のフィードバック
制御のほか、一般のフィードバック制御に用いることも
できる。
【0025】
【発明の効果】上述した説明から明らかなように、本発
明によれば、低分解能のA/D変換器を使用しても、微
少なアナログ入力信号に対して高分解能のA/D変換が
できるという効果がある。したがって、無線操縦される
ヘリコプタや飛行機等のジャイロ装置に用いれば、姿勢
制御の精度を向上させることができる。また、マイクロ
コンピュータ内蔵のA/D変換器を使用することができ
るようになり、装置のローコスト化、小型化が図れるこ
とになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディジタル式フィードバック制御装置
の第1の実施の形態を説明するためのブロック構成図で
ある。
【図2】本発明のディジタル式フィードバック制御装置
の第2の実施の形態を説明するためのブロック構成図で
ある。
【図3】模型用ジャイロ装置のブロック線図である。
【図4】ヨー軸角速度検出センサのセンサ信号出力を示
す波形図である。
【符号の説明】
1 ヨー軸角速度検出検出センサ、2 増幅度K1 の増
幅器、3 増幅度K2 の増幅器、4 マイクロコンピュ
ータ、5,6 A/D変換器、7 切り替え部、8 振
幅判定部、9 ジャイロ制御部、11 増幅度K3 の可
変利得増幅器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センサの出力をA/D変換して制御入力
    とし、制御量を被制御装置に出力するディジタル式フィ
    ードバック制御装置において、 増幅手段、A/D変換手段、振幅判定手段、および、増
    幅度制御手段を有し、 前記増幅手段は、前記センサの出力を増幅して前記A/
    D変換手段に出力するものであり、 前記振幅判定手段は、前記A/D変換手段の出力に基づ
    いて前記センサの出力の振幅を判定するものであり、 前記増幅度制御手段は、前記振幅判定手段の判定出力に
    基づいて前記増幅手段の増幅度を切り替えることによ
    り、前記センサの出力の振幅が小さいときに前記増幅度
    を大きくするものであり、 前記センサの出力の振幅が小さいときに前記A/D変換
    手段の分解能を実質的に大きくするようにしたことを特
    徴とするディジタル式フィードバック制御装置。
  2. 【請求項2】 前記センサは圧電振動方式角速度検出セ
    ンサであり、前記A/D変換手段はマイクロコンピュー
    タに内蔵されたものであり、前記振幅判定手段および前
    記増幅度制御手段は、前記マイクロコンピュータにより
    実行される機能であることを特徴とする請求項1に記載
    のディジタル式フィードバック制御装置。
JP8112398A 1998-03-27 1998-03-27 ディジタル式フィードバック制御装置 Pending JPH11282502A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008051955A (ja) * 2006-08-23 2008-03-06 Nikon Corp カメラ
CN102799186A (zh) * 2011-05-28 2012-11-28 双叶电子工业株式会社 远程控制设备的驱动控制器
US8593130B2 (en) 2009-09-11 2013-11-26 Seiko Epson Corporation Detector, physical quantity measuring device, and electronic apparatus
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Effective date: 20020326