JPH11282075A - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JPH11282075A
JPH11282075A JP8751298A JP8751298A JPH11282075A JP H11282075 A JPH11282075 A JP H11282075A JP 8751298 A JP8751298 A JP 8751298A JP 8751298 A JP8751298 A JP 8751298A JP H11282075 A JPH11282075 A JP H11282075A
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JP
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display device
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patterns
segment
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JP8751298A
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Yoshito Tanaka
義人 田中
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Minolta Co Ltd
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Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カメラのファインダ内に設置されたLCD等
の表示装置において、セグメント用の制御端子の数が増
加するのを防ぎ、駆動回路等の制御用ICを介すること
なくメインマイコンと表示装置とを直接接続できるよう
にして、部品点数を削減すると共に、低コスト化を図
る。 【解決手段】 複数の表示パターンが重なり合う4角の
領域では、これらの表示パターンを構成するセグメント
a,b,cを、表示の有り無しが繰り返される抜き模様
とし、互いに干渉されないように交互に配列する。これ
により、重なり合う4角の領域を他のセグメントと独立
したセグメントに分離することなく、領域の重なり合う
複数の表示パターンを別々に表示することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示装置に係わ
り、特にカメラのファインダ内に設置されたLCD等の
領域を表す複数の表示パターンを持つ表示装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、表示装置において、領域を表す複
数の表示パターンを持つものが知られている。そして、
この種の表示装置において、複数の表示パターンの表す
領域が重なり合う領域を、他のセグメントと独立したセ
グメントを用いて表すことにより、領域が重なり合うそ
れぞれの表示パターンを別々に表示できるようにしたも
のがある。
【0003】上記従来の表示装置について、カメラのフ
ァインダの画面内LCDを例に説明する。図3は従来の
画面内LCDの表示パターンを示す図、図4は従来のカ
メラの表示系の回路ブロック図である。図3において、
(1)は画面内LCD16’の全てのセグメントを遮光
した時の画面内表示を、(2)乃至(6)はそれぞれH
(Hi-Vision )プリントフォーマット時、C(Classica
l )プリントフォーマット時、P(Panorama)プリント
フォーマット時、Hプリントフォーマット時のパララッ
クス(視差)補正時、及びCプリントフォーマット時の
パララックス補正時の画面内表示を表している。
【0004】図4において、カメラはカメラの表示系を
含むカメラ全体を制御するメインマイコン11を備え、
このメインマイコン11にはカメラのボディに配された
オンボディLCD12、各種の操作SW群13、その他
の制御回路14、及び制御用ICの一種である駆動回路
15が接続される。また、駆動回路15にはファインダ
画面内LCD16’が接続される。後記表1は、画面内
LCD16’において図3(2)乃至(6)に示される
各プリントフォーマットを表示する際に、図3(1)に
示される各セグメントa,b,c,d,e,fのうちの
どのセグメントを表示するかを示す表であり、”1”が
表示を、”0”が非表示を表し、また、左端の列の数字
はそれぞれ図3(2)乃至(6)の各図の番号に対応し
ている。
【0005】図3(2)のHプリントフォーマット時に
は、セグメントdが”1”であるので表示され、セグメ
ントa,b,c,e,fは”0”であるので表示されな
い。(3)のCプリントフォーマット時には、セグメン
トc,d,e,fが”1”であるので表示され、セグメ
ントa,bは”0”であるので表示されない。(4)の
Pプリントフォーマット時には、セグメントa,b,
d,e,fが”1”であるので表示され、セグメントc
は”0”であるので表示されない。(5)のHプリント
フォーマット時のパララックス補正時には、セグメント
a,d,eが”1”であるので表示され、セグメント
b,c,fは”0”であるので表示されない。(6)の
Cプリントフォーマット時のパララックス補正時には、
セグメントa,c,d,e,fが”1”であるので表示
され、セグメントbは”0”であるので表示されない。
【0006】
【表1】
【0007】上述の図3に示されるように、複数のプリ
ントフォーマットの表す領域(例えば、(3)のCプリ
ントフォーマットの表す領域と(4)のPプリントフォ
ーマットの表す領域)が4角で重なり合っている。従来
の表示装置では、この重なり合う4角の領域を、他のセ
グメントと独立したセグメントe,fに分離し、これら
のセグメントe,fを表示するための制御を他のセグメ
ントとは別に行うことにより、4角で領域の重なり合う
複数のプリントフォーマット(例えば、Cプリントフォ
ーマットの表す領域とPプリントフォーマットの表す領
域)を別々に表示している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の重なり合う4角の領域を他のセグメントと
独立したセグメントに分離した表示装置では、分離した
セグメントを他のセグメントとは別々に制御する必要が
あり、分離したセグメント用の制御端子を設ける必要が
あって、制御用の端子が増加する。このため、画面内L
CD16’をメインマイコン11で制御する場合には、
各セグメントからの配線を接続するためのマイコン端子
数が不足し、画面内LCD16’とメインマイコン11
とを直接接続できない。そこで、メインマイコン11と
画面内LCD16’の間に画面内LCD16’の各セグ
メントからの配線が接続可能な制御用ICの一種である
駆動回路15を配して、メインマイコン11と画面内L
CD16’とを接続する必要があり、部品点数が増え、
コストアップにつながるという問題があった。
【0009】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、表示装置のセグメント用の制御
端子の数が増加するのを防ぎ、駆動回路等の制御用IC
を介することなくメインマイコンと表示装置とを直接接
続できるようにして、部品点数の削減と低コスト化を図
ることの可能な表示装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載の発明は、領域を表す複数の表示パター
ンを持つ表示装置において、複数の表示パターンのうち
少なくとも2つ以上の表示パターンの表す領域が一部で
重なり合い、この重なり合う領域では、これらの表示パ
ターンが、表示の有り無しが繰り返される抜き模様にな
っていて、互いに干渉されないように交互に配列されて
いるものである。
【0011】上記構成においては、複数の表示パターン
の重なり合う領域では、これらの表示パターンが、表示
の有り無しが繰り返される抜き模様になっていて、互い
に干渉されないように交互に配列されているので、重な
り合う領域を他のセグメントと独立したセグメントに分
離することなく、領域の重なり合う複数の表示パターン
を別々に表示することができる。これにより、分離した
セグメント用の制御端子を設ける必要がなくなるので、
表示装置のセグメント用の制御端子数の増加を防ぎ、駆
動回路等の制御用ICを介することなくメインマイコン
と表示装置とを直接接続することが可能となる。
【0012】また、表示装置は、液晶表示板であっても
よい。これにより、カメラ等の電子機器の表示装置に用
いられる頻度の高い液晶表示板において、上記の作用を
得ることができる。
【0013】また、請求項3記載の発明は、フォーマッ
ト情報を表す複数の表示パターンを持つカメラの表示装
置において、複数の表示パターンのうち少なくとも2つ
以上の表示パターンの表す領域が一部で重なり合い、こ
の重なり合う領域では、これらの表示パターンが、表示
の有り無しが繰り返される抜き模様になっていて、互い
に干渉されないように交互に配列されているものであ
る。この構成においては、フォーマット情報を表す複数
の表示パターンを持つカメラの表示装置において、上記
の作用を得ることができる。
【0014】また、表示装置は、液晶表示板であっても
よい。これにより、液晶表示板を用いたカメラの表示装
置において、上記の作用を得ることができる。
【0015】また、表示装置は、ファインダ内に設置さ
れた透過型液晶板であってもよい。これにより、透過型
液晶板を用いたカメラのファインダ内の表示装置におい
て、上記の作用を得ることができる。
【0016】また、フォーマットの切り換えに応じて、
表示パターンを用いて表示する領域を切り替えるものと
してもよい。これにより、カメラの表示装置において、
表示パターンを用いてフォーマットに応じた領域を表示
することができる。
【0017】また、フォーマット情報は、プリントフォ
ーマット情報であってもよい。これにより、重なり合う
領域を他のセグメントと独立したセグメントに分離する
ことなく、領域の重なり合う複数のプリントフォーマッ
トを別々に表示することができる。
【0018】また、フォーマット情報は、疑似ズームを
表すトリミング情報であってもよい。これにより、重な
り合う領域を他のセグメントと独立したセグメントに分
離することなく、領域の重なり合う複数の疑似ズームを
表すトリミング情報を別々に表示することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態による
カメラのファインダ内の画面内LCDについて図面を参
照して説明する。図1は第1の実施形態による画面内L
CDの表示パターンを示す図であり、(1)は画面内L
CDの全てのセグメントを遮光した時の画面内表示を、
(2)乃至(6)はそれぞれHプリントフォーマット
時、Cプリントフォーマット時、Pプリントフォーマッ
ト時、Hプリントフォーマット時のパララックス(視
差)補正時、及びCプリントフォーマット時のパララッ
クス補正時の画面内表示を表す。この画面内LCD16
は、透過型液晶板であるため、遮光した部分が色付部と
なる。
【0020】後記表2は、画面内LCD16において各
プリントフォーマットを表示する際に、図1(1)に示
される各セグメントa,b,c,dのうちのどのセグメ
ントを表示するかを示す表であり、”1”が表示を、”
0”が非表示を表し、また、左端の列の数字はそれぞれ
図1の各図の番号に対応している。(2)のHプリント
フォーマット時には、セグメントdが”1”であるので
表示され、セグメントa,b,cは”0”であるので表
示されない。(3)のCプリントフォーマット時には、
セグメントc,dが”1”であるので表示され、セグメ
ントa,bは”0”であるので表示されない。(4)の
Pプリントフォーマット時には、セグメントa,b,d
が”1”であるので表示され、セグメントcは”0”で
あるので表示されない。(5)のHプリントフォーマッ
ト時のパララックス補正時には、セグメントa,dが”
1”であるので表示され、セグメントb,cは”0”で
あるので表示されない。(6)のCプリントフォーマッ
ト時のパララックス補正時には、セグメントa,c,d
が”1”であるので表示され、セグメントbは”0”で
あるので表示されない。
【0021】
【表2】
【0022】従来の画面内LCDでは、前述したよう
に、表示する領域が重なり合う複数のプリントフォーマ
ットを別々に表示するために、重なり合う4角の領域を
4角以外の領域を表すセグメントとは別のセグメントに
分離した。これに対して、本実施形態による画面内LC
D16では、各プリントフォーマットを構成するセグメ
ントを表示の有り無しが繰り返される抜き模様とし、セ
グメント毎に4角の領域における表示部分を異ならせる
ことにより、重なり合う4角の領域を別のセグメントに
分離することなく、領域が重なり合う複数のプリントフ
ォーマットを別々に表示することができる。
【0023】図2は本実施形態による画面内LCD16
を有するカメラの回路ブロック図である。このカメラ
は、カメラ全体の動作を制御するメインマイコン11を
備えており、このメインマイコン11には、本実施形態
によるファインダ内に設置された画面内LCD16、カ
メラの動作状態やその他の情報を表示するオンボディL
CD12、カメラのレリーズスイッチや電源スイッチ等
の操作SW群13、及びモータドライバ回路、測光回
路、測距回路等のその他の制御回路14が接続されてい
る。前述したように、従来の画面内LCD16’を有す
るカメラにおいては、メインマイコン11に画面内LC
D16’を接続するために駆動回路15を介在させる必
要があった。これに対して、本実施形態によるカメラで
は、重なり合う4角の領域を別のセグメントに分離する
必要がないので、画面内LCD16のセグメント数を減
らすことができる。例えば、図1に示される画面内LC
D16の場合は、図3に示した従来の画面内LCD1
6’と比べて、eとfの2つのセグメントを減らすこと
ができる。これにより、従来に比べて、画面内LCD1
6の各セグメントを接続するためのマイコン端子数を減
らすことができるので、メインマイコン11に直接、画
面内LCD16を接続することが可能になる。
【0024】図5は、第2の実施形態による画面内LC
D16の各セグメントを示す図である。前述と同等のセ
グメントには同記号を付している。第1の実施形態で
は、各プリントフォーマットを構成するセグメントを表
示の有り無しが繰り返される斜線形状としたが、第2の
実施形態では、各プリントフォーマットを構成するセグ
メントをドットパターン形状としている。このような形
状としても、セグメント毎に4角の領域における表示部
分を異ならせることができるので、重なり合う4角の領
域を別のセグメントに分離することなく、領域が重なり
合う複数のプリントフォーマットを別々に表示すること
ができる。
【0025】次に、上記第1及び第2の実施形態による
画面内LCD16の配線について、図6を参照して説明
する。図6は、第1の実施形態による画面内LCD16
の配線を示す図である。図中の太線部は画面内LCD1
6の各セグメントを示し、細線部は各セグメントを制御
電極と接続するための配線を示す。この画面内LCD1
6には、セグメントa用の配線21、セグメントb用の
配線22、セグメントc用の配線23、セグメントd1
(外側のAFフレーム)用の配線24、及びセグメント
d2(内側のAFフレーム)用の配線25の5つの配線
が接続される。図に示されるように、各プリントフォー
マットを構成するセグメントを表示の有り無しが繰り返
される斜線形状や、ドットパターン形状とすることによ
り、AFフレームであるセグメントd1,d2用の配線
24,25を斜線やドットの隙間を通すことができるの
で、中央に配置されたAFフレームを制御電極と接続す
るための配線を容易に行うことができる。また、従来の
画面内LCD16’と比べて画面内LCD16のセグメ
ント数を減らすことができるので、配線21乃至25と
接続される各セグメント用の制御電極の数を減らすこと
ができる。
【0026】図7は、図6に示される2つのAFフレー
ムd1,d2を両方とも表示した時のファインダ内を示
す図である。この場合のプリントフォーマットはHプリ
ントフォーマットであり、疑似ズーム用のトリミングは
行われていない。
【0027】図8は第3の実施形態による画面内LCD
16の表示パターンを示す図であり、(1)は画面内L
CD16の全てのセグメントを遮光した時の画面内表示
を、(2)(3)はそれぞれPプリントフォーマット
時、Cプリントフォーマット時の画面内表示を表してい
る。前述と同等のセグメントには同記号を付している。
第1の実施形態では、各プリントフォーマットを構成す
るセグメントを表示の有り無しが繰り返される斜線形状
としたが、第3の実施形態では、各プリントフォーマッ
トを構成するセグメントを表示の有り無しが繰り返され
る横線形状としている。
【0028】図9は第4の実施形態による画面内LCD
16の表示パターンを示す図であり、(1)は画面内L
CD16の全てのセグメントを遮光した時の画面内表示
を、(2)(3)はそれぞれ約1.4倍疑似ズーム時、
約2.0倍疑似ズーム時の画面内表示を表す。図中のセ
グメントt1,t2は、それぞれ約1.4倍疑似ズーム
時と約2.0倍疑似ズーム時における疑似ズーム領域
(トリミング情報)を表すためのセグメントである。上
記第1乃至第3の実施形態では、プリントフォーマット
情報を表す複数のセグメントが重なり合う領域におい
て、各セグメントの表示部分を異ならせることにより、
領域が重なり合う複数のプリントフォーマットを別々に
表示することができるようにしたが、第4の実施形態で
は、疑似ズーム領域を表す複数のセグメントt1,t2
が重なり合う領域において、各セグメントの表示部分を
異ならせることにより、領域が重なり合う複数の疑似ズ
ーム領域(トリミング情報)を別々に表示することがで
きる。
【0029】図10は第5の実施形態による画面内LC
D16の表示パターンを示す図であり、(1)は画面内
LCD16の全てのセグメントを遮光した時の画面内表
示を、(2)(3)はそれぞれHサイズ(Hプリントフ
ォーマット時の表示サイズ)の約2.0倍疑似ズーム
時、Cサイズ(Cプリントフォーマット時の表示サイ
ズ)の約1.4倍疑似ズーム時の画面内表示を表す。疑
似ズーム時には、図8に示されるPプリントフォーマッ
ト及びCプリントフォーマットを表示するためのセグメ
ントa,b,cを疑似ズーム領域を表すために用いる。
すなわち、図10(2)の場合は、Pプリントフォーマ
ットを表示するためのセグメントa,bを用いて疑似ズ
ーム領域の上下端を表し、これらのセグメントa,bと
セグメントt3を用いてHサイズの約2.0倍疑似ズー
ム領域を形成する。また、図10(3)の場合は、Cプ
リントフォーマットを表示するためのセグメントcを用
いて疑似ズーム領域の左右端を表し、このセグメントc
とセグメントt4を用いてCサイズの約1.4倍疑似ズ
ーム領域を形成する。これにより、同一の画面内LCD
16を用いてプリントフォーマットと疑似ズーム領域と
を別々に表示することができる。
【0030】本発明は、上記の実施形態に限られるもの
ではなく、様々な変形が可能である。例えば、上述の5
つの実施形態では、各セグメントを全体的に表示の有り
無しが繰り返される斜線等のストライプ形状やドットパ
ターン形状としたが、他のセグメントと表示領域の重な
る4角等の領域のみを表示の有り無しが繰り返される斜
線等のストライプ形状やドットパターン形状としてもよ
い。また、各セグメントを放射状の曲線や左右対象の斜
線で形成してもよい。
【0031】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の表示装置に
よれば、複数の表示パターンの重なり合う領域では、こ
れらの表示パターンが、表示の有り無しが繰り返される
抜き模様になっていて、互いに干渉されないように交互
に配列されているので、重なり合う領域を他のセグメン
トと独立したセグメントに分離することなく、領域の重
なり合う複数の表示パターンを別々に表示することがで
きる。従って、分離したセグメント用の制御端子を設け
る必要がなくなるので、表示装置のセグメント用の制御
端子数の増加を防ぎ、駆動回路等の制御用ICを介する
ことなくメインマイコンと表示装置とを直接接続するこ
とが可能性となる。これにより、部品点数の削減と低コ
スト化を図ることが可能となる。また、重なり合う領域
を他のセグメントと独立したセグメントに分離する必要
がなくなるので、分離したセグメント用の制御電極が不
要になる。
【0032】また、表示装置を液晶表示板とすることに
より、カメラ等の電子機器の表示装置に用いられる頻度
の高い液晶表示板において、上記と同等の効果を得るこ
とができる。
【0033】また、請求項3記載の表示装置によれば、
フォーマット情報を表す複数の表示パターンを持つカメ
ラの表示装置において、複数の表示パターンの重なり合
う領域では、これらの表示パターンが、表示の有り無し
が繰り返される抜き模様になっていて、互いに干渉され
ないように交互に配列されているので、フォーマット情
報を表す複数の表示パターンを持つカメラの表示装置に
おいて、上記請求項1と同等の効果を得ることができ
る。
【0034】また、表示装置を液晶板とすることによ
り、液晶板を用いたカメラの表示装置において、上記請
求項1と同等の効果を得ることができる。
【0035】また、表示装置をファインダ内に設置され
た透過型液晶板とすることにより、透過型液晶板を用い
たカメラのファインダ内の表示装置において、上記請求
項1に記載の効果に加えて、ファインダ内のAFフレー
ム表示用セグメントの配線をAFフレームの周囲のセグ
メントの抜き模様の隙間を通すことができる。これによ
り、中央に配置されたAFフレームを制御電極と接続す
るための配線を容易に行うことができる。
【0036】また、フォーマットの切り換えに応じて、
表示パターンを用いて表示する領域を切り替えるものと
することにより、カメラの表示装置において、表示パタ
ーンを用いてフォーマットに応じた領域を表示すること
ができる。
【0037】また、フォーマット情報をプリントフォー
マット情報とすることにより、重なり合う領域を他のセ
グメントと独立したセグメントに分離することなく、領
域の重なり合う複数のプリントフォーマットを別々に表
示することができる。
【0038】また、フォーマット情報を疑似ズームを表
すトリミング情報とすることにより、重なり合う領域を
他のセグメントと独立したセグメントに分離することな
く、領域の重なり合う複数の疑似ズームを表すトリミン
グ情報を別々に表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態による画面内LCDの
表示パターンを示す図である。
【図2】上記画面内LCDを有するカメラの表示系の回
路ブロック図である。
【図3】従来の画面内LCDの表示パターンを示す図で
ある。
【図4】従来のカメラの表示系の回路ブロック図であ
る。
【図5】本発明の第2の実施形態による画面内LCDの
各セグメントを示す図である。
【図6】第1の実施形態による画面内LCDの配線を示
す図である。
【図7】図6に示される2つのAFフレームを両方とも
表示した時のファインダ内を示す図である。
【図8】本発明の第3の実施形態による画面内LCDの
表示パターンを示す図である。
【図9】本発明の第4の実施形態による画面内LCDの
表示パターンを示す図である。
【図10】本発明の第5の実施形態による画面内LCD
の表示パターンを示す図である。
【符号の説明】
16 画面内LCD(表示装置) a セグメント(表示パターン) b セグメント(表示パターン) c セグメント(表示パターン) t1 セグメント(表示パターン) t2 セグメント(表示パターン)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 領域を表す複数の表示パターンを持つ表
    示装置において、 上記複数の表示パターンのうち少なくとも2つ以上の表
    示パターンの表す領域が一部で重なり合い、この重なり
    合う領域では、これらの表示パターンが、表示の有り無
    しが繰り返される抜き模様になっていて、互いに干渉さ
    れないように交互に配列されていることを特徴とする表
    示装置。
  2. 【請求項2】 表示装置は、液晶表示板であることを特
    徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 【請求項3】 フォーマット情報を表す複数の表示パタ
    ーンを持つカメラの表示装置において、 上記複数の表示パターンのうち少なくとも2つ以上の表
    示パターンの表す領域が一部で重なり合い、この重なり
    合う領域では、これらの表示パターンが、表示の有り無
    しが繰り返される抜き模様になっていて、互いに干渉さ
    れないように交互に配列されていることを特徴とする表
    示装置。
  4. 【請求項4】 表示装置は、液晶表示板であることを特
    徴とする請求項3に記載の表示装置。
  5. 【請求項5】 表示装置は、ファインダ内に設置された
    透過型液晶板であることを特徴とする請求項3に記載の
    表示装置。
  6. 【請求項6】 フォーマットの切り換えに応じて、上記
    表示パターンを用いて表示する領域を切り替えることを
    特徴とする請求項3に記載の表示装置。
  7. 【請求項7】 フォーマット情報は、プリントフォーマ
    ット情報であることを特徴とする請求項3に記載の表示
    装置。
  8. 【請求項8】 フォーマット情報は、疑似ズームを表す
    トリミング情報であることを特徴とする請求項3に記載
    の表示装置。
JP8751298A 1998-03-31 1998-03-31 表示装置 Withdrawn JPH11282075A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7515865B2 (en) 2004-03-31 2009-04-07 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Recording medium feeding device and image forming apparatus

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US7515865B2 (en) 2004-03-31 2009-04-07 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Recording medium feeding device and image forming apparatus

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