JPH11280781A - ヨークのクリップ - Google Patents

ヨークのクリップ

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JPH11280781A
JPH11280781A JP10188102A JP18810298A JPH11280781A JP H11280781 A JPH11280781 A JP H11280781A JP 10188102 A JP10188102 A JP 10188102A JP 18810298 A JP18810298 A JP 18810298A JP H11280781 A JPH11280781 A JP H11280781A
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bolt
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡素な構成でありながら、組立作業性を大幅
に向上させたヨークのクリップを提供する。 【解決手段】 ヨーク101の外面に沿って延在し、ヨ
ーク101に取付けられる本体105aと、本体105
aから、ボルト孔105cを介してヨーク101のタブ
101a,101bの間に突出する台形片105f,1
05gとを有し、台形片105gは、シャフト102が
タブ101a,101bの間を通過してヨークに取り付
けられる際に、ボルト孔105c内に引き込まれて、シ
ャフト102が通過することを許容するが、シャフト1
02がヨーク101に取り付けられた後には、シャフト
102がヨーク101と分離することを防止するように
なっているので、ヨーク101のタブ101a,101
b間の寸法とシャフト102の幅とをほぼ等しくするこ
とができ、それによりヨーク101とシャフト102と
の間に生じるスキマを小さくすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヨークのクリップ
に関し、特に、仮保持時におけるヨークとシャフトとの
分離防止を図るクリップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、車両のステアリング装置におけ
るステアリングシャフトは、車室内から車体前部へと延
設されているが、車両における搭載上の問題から、これ
をストレートに配置することは困難である。そこで、か
かるステアリングシャフトを複数に分割して角度付けし
て配置し、互いに自在継手により連結することが一般に
行われている。
【0003】ところで、ステアリングシャフトを自在継
手に連結する場合には、その一端を軸線方向に沿って自
在継手のヨーク内に挿入する必要がある。ところが、組
立の都合上、シャフトが既に車体に取り付けられている
ような場合、シャフトを軸線方向にスライドさせること
は困難である。そこで、かかる場合でも、自在継手のヨ
ークとシャフトとを連結させる構成が既に提案されてい
る。
【0004】図26は、特開平2−35222号公報に
開示されている従来技術によるヨークとシャフトとの連
結構成を示した図である。
【0005】図26において、ヨーク(シャンク)11
は略U字形状をなし、並行に延設されたタブ11a,1
1bを有しており、タブ11a,11bは、それぞれボ
ルト孔11c,11dを形成している。なお、ヨーク1
1は、軸線X回りに回動可能となっている。
【0006】図26においては、ヨーク11とシャフト
12とが離隔して示されているが、シャフト12は既に
固定されており、またヨーク11もその位置を固定され
ているため、ヨーク11にシャフト12を取り付ける場
合、ヨーク11とシャフト12とを軸線方向に相対移動
させることは困難である。
【0007】そこで、ヨーク11を図の状態から軸線X
回りに回動させ、上方に持ち上げたまま必要な場所に取
付け、その後ヨーク11をシャフト12に向かって倒す
ようにすれば、ヨーク11とシャフト12とを軸線方向
に相対移動させることなく、互いの係合が可能となる。
その後ボルト13をナット14に螺合させ、締め上げる
ことにより、ヨーク11とシャフト12との取付けが完
了する。
【0008】ところで、軸継手に連結されるべきステア
リングシャフトの下端は、車両の下部のような極めて作
業性が悪い部分に配置されているため、軸継手とステア
リングシャフトの連結は、その作業性の向上が望まれて
いる。ところが、ヨーク11に対してシャフト12を所
定位置(最奥部)に位置させなければ、ボルト13を挿
入することができない。
【0009】かかる点を解消すべく、特開平2−352
22号において以下のような構成が提案されている。図
27,28は、図26のヨーク11をシャフト12の軸
線に直角方向に切断して示す断面図である。図におい
て、ヨーク11にはクリップ15が取り付けられ、クリ
ップ15は、その弾性力により異形ナット14の外方端
面を押圧している。異形ナット14は、内方端に斜面1
4aを形成している。
【0010】図28に示すように、通常の状態では、ボ
ルト13と螺合していなくても、異形ナット14はクリ
ップ15に押されて、その内方端をヨーク11内へ突出
させている。ここで、シャフト12に向かってヨーク1
1が移動したときには、図27に示すように、斜面14
aの作用により、異形ナット14はクリップ15を押し
戻す方向に移動し、それによりシャフト12がヨーク1
1の最奥部に到達することを許容する。一方、一旦シャ
フト12がヨーク11の最奥部に到達した後は、異形ナ
ット14は元の位置に復帰し、それによりシャフト12
がヨーク11から抜け出ることを防止する。
【0011】図29は、米国特許第5,358,350
号に開示された、図27,28と同様な従来技術の構成
を示した図である。図29においては、ヨーク21の周
囲には、クリップ25が配置され、クリップ25は、内
方に傾いて突出する舌部25aを有する。
【0012】図29に示す従来技術においても、シャフ
ト22に向かってヨーク21が移動したときには、舌部
25aは弾性変形して外方に移動し、それによりシャフ
ト22がヨーク21の最奥部に到達することを許容す
る。一方、一旦シャフト22がヨーク21の最奥部に到
達した後は、舌部25aは元の位置に復帰し、それによ
りシャフト22がヨーク21から抜け出ることを防止す
る。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図27,2
8に記載の従来技術においては、以下に述べるような問
題がある。異形ナット14は、上述したように特殊な形
状を有するため、汎用品を用いることができず、従って
製造コストが高くなってしまう。
【0014】一方、図29に示す従来技術の場合、一旦
シャフト12とヨーク11とが取り付けられた後に、舌
部25aが元の位置に復帰すると、これを外方に退避さ
せて、再度ヨーク11とシャフト12との分離を行うこ
とが困難となる。更に、クリップ25は、ヨーク11の
内側まで巻き込まれて、その先端に舌部25aが形成さ
れているため、ヨーク21のタブ間の寸法Δを、シャフ
ト22より少なくともクリップ25の厚さ以上大きく設
定する必要がある。ところが、寸法Δを大きくすると、
ヨーク21とシャフト22との間に比較的大きなスキマ
が生じてしまい、スキマが小さい場合に比べて、締付け
用のボルトとナット(不図示)を同じトルクで締付けて
も締結力が不十分となる虞が生じている。
【0015】そこで、本願発明は、かかる問題点に鑑
み、簡素な構成でありながら、作業性を大幅に向上させ
たヨークのクリップを提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成すべ
く、本発明の、シャフトを取り付ける嵌合部と、前記嵌
合部から並行して延設された一対のタブと、前記タブに
それぞれ形成されたボルト挿通孔とからなるヨーク、に
取り付けられるヨークのクリップは、前記ヨークの外面
に沿って延在し、前記ヨークに取付けられる本体と、前
記本体から、少なくとも前記ボルト挿通孔を介して前記
タブの間に突出する突出部とを有し、前記突出部は、前
記シャフトが前記タブの間を通過して前記ヨークの嵌合
部に取り付けられる際に、前記ボルト挿通孔内に引き込
まれて、前記シャフトが通過することを許容するが、前
記シャフトが前記嵌合部に取り付けられた後には、前記
シャフトが前記ヨークと分離することを防止するように
なっている。
【0017】本発明に係るヨークのクリップでは、前記
ヨークの外面に沿って延在し、前記ヨークに取付けられ
る本体と、前記本体から、少なくとも前記ボルト挿通孔
を介して前記タブの間に突出する突出部とを有し、前記
突出部は、前記シャフトが前記タブの間を通過して前記
ヨークの嵌合部に取り付けられる際に、前記ボルト挿通
孔内に引き込まれて、前記シャフトが通過することを許
容するが、前記シャフトが前記嵌合部に取り付けられた
後には、前記シャフトが前記ヨークと分離することを防
止するようになっているので、前記ヨークのタブ間の寸
法と前記シャフトの幅とをほぼ等しくすることができ、
それによりヨークとシャフトとの間に生じるスキマを小
さくすることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明による実施の形態を
図面を参照して説明する。図1は、第1の実施の形態に
かかるヨークのクリップを示す斜視図である。図2は、
本実施の形態にかかるクリップを取り付けたヨークを用
いた自在継手を示す側面図であり、シャフトに取り付け
た状態で示す図である。図3は、図2のヨークをIII
−III線に沿って切断し矢印方向に見た図である。
【0019】更に、図4は、図2のヨークをIV−IV
線に沿って切断し矢印方向に見た図である。図5は、図
5のボルトをV−V線に沿って切断し矢印方向に見た図
である。図6は、本実施の形態にかかる自在継手の、図
2と反対側の側面図である。図7は、図2の自在継手
を、ボルトを外した状態で示す図である。図8は、図7
のヨークをVIII−VIII線に沿って切断し矢印方
向に見た図である。
【0020】図1において、クリップ105は、一枚の
薄い鋼板をプレスにより折り曲げることによって形成さ
れている。より具体的には、クリップ105はU字状の
本体105aを有する。本体105aを両側から貫通す
るように、一対のボルト孔105b,105cが形成さ
れている。
【0021】ナット(図1にて不図示)側のボルト孔1
05bは、内周に3つの突起105dを等間隔に形成し
ている。ボルト孔105bの上方であって、本体105
aの上縁には断面コ字状の取付け部105eが形成され
ている。
【0022】一方、他方のボルト孔105cに隣接し
て、本体105aから垂直に並行して一対の台形片(突
出部)105f,105gが延設されている。一方の台
形片105gは、ボルト孔105cの内周から延設され
ており、他方の台形片105fは、本体105aの側縁
から延設されている。なお、台形片105gの本体10
5aとの接合部には、応力集中を緩和し、折り曲げを容
易にするための切り込み105hが形成されている。
【0023】図2において、ヨーク101は、左端をシ
ャフト102に取り付け、右端を十字軸106を介して
他のヨーク107に取り付けている。
【0024】図3において、クリップ105は、本体1
05aをヨーク101の外周に取り巻くように取り付け
られているが、本体105aの角部近傍においては、ヨ
ーク101の外周と間隔を開けるようにしており、その
弾性力により、クリップ105がヨーク101により密
着するようになっている。
【0025】取り付けられた状態で、クリップ105の
取付け部105eは、ヨーク101のタブ101aの上
端に巻き付くようになっており、上端から下方に向かう
その延設量はLとなっている。
【0026】なお、ボルト103に螺合するナット10
4は、ナットねじ部の一部104aがカシメられたカシ
メナットである。これにより、ボルト103との螺合を
より確実にし、抜け防止を図ると共に、ナット104と
ボルト103との共回りによりシャフト102を押圧す
る。
【0027】図3において形状がよくわかるように、台
形片105fは、先端に円弧の一部である傾斜部105
iを有している。図示していないが、台形片105g
も、同じような傾斜面を有する。
【0028】図4において、ボルト103は、頭部10
3aと、首部103bと、楕円部103cと、雄ねじ部
103dと、テーパ部103eとを連結してなる。ヨー
クのボルト孔101dの内径は、首部103bの外径よ
りも大きくなっているが、ボルト孔101cの内径は、
雄ねじ部103dの外径より、わずかに大きくなってい
る。図5に示すように、ボルト103の楕円部103c
は断面が楕円形状となっている。
【0029】図6に示すように、ボルト103の雄ねじ
部103dは、ヨーク101に挿入されたときに、クリ
ップ105の突起105dに係合し、ナット104(図
3,4参照)に螺合しない状態でも、ボルト103の抜
け止めを図ることができる。なお、突起105dの内接
円は、ボルト雄ねじ部103dの外径よりやや小さくな
っている。尚、第1の実施の形態では、3個の突起10
5dをクリップ105に形成したが、1個以上の突起1
05dがあれば、ボルト103の抜け止めを図ることが
可能である。
【0030】図7に示すように、クリップ105をヨー
ク101に取り付けた状態で、クリップ105のボルト
孔105cと、ヨーク101のボルト孔101dとは、
わずかにシフトする。より具体的には、クリップ105
のボルト孔105cは、ヨーク101のボルト孔101
dに対して、図7中右上にわずかにシフトし、すなわち
第1象限において、ボルト孔105cよりヨーク101
は露出した状態となっている。
【0031】その理由は、ナット104をボルト103
に対して締め上げたときに、ボルト103の首部103
bが、かかる第1象限において強く当接するため、ここ
にクリップ105が存在すると、ボルト103に押され
て変形し、安定した締付けが行えない虞があるからであ
る。なお、左ねじの場合には、第2象限において、ボル
ト孔105cよりヨーク101が露出するようになって
いる。
【0032】図8に示すように、ヨーク101のタブ1
01a,101bは完全に平行ではなく、上方に向かう
に従いわずかに開いた形状となっている。第1の実施の
形態における、タブ101a,101bの角度θは約2
度である。かかる角度は、クリップ105の取付け部1
05eが、タブ101bの上縁に巻き付いていても、シ
ャフト102をヨーク101内に容易に収めることがで
きるようにするためである。
【0033】但し、取付け部105eの延設量L(図
3)は比較的小さいため、角度θやタブ間距離をさほど
大きくする必要はない。
【0034】次に、第1の実施の形態にかかるヨークの
組立工程について説明する。まず、クリップ105を取
り付けたヨーク101を、図2の十字継手106の水平
軸線回りに倒して、シャフト102に係合させる。
【0035】このとき、クリップ105の台形片105
f,105gの斜面105iにシャフト102が当接
し、それにより台形片105f,105gは、シャフト
102から離隔する方向に移動し、シャフト102が通
り過ぎた段階で、クリップ105の弾性力により元の位
置に戻る。
【0036】台形片105f,105gの下縁は水平に
延在しているので、台形片105f,105gが元の位
置に戻れば、シャフト102とヨーク101との分離は
阻止される。なお、クリップ105は、薄い板材からな
るので変形しやすいため、台形片を二つ設けて、安定し
たシャフトの保持作用等を確保すると共に、ヨーク10
1からの脱落を防止している。
【0037】その後、ボルト103をヨーク101のボ
ルト孔101c,101dに挿入する。上述したよう
に、クリップ105の突起105dが、ボルト103の
雄ねじ部103dに保持されると、ボルト103は抜け
にくくなる。
【0038】かかる状態で、ナット104をボルト10
3に螺合させ締め上げると、ナット104のカシメ部1
04aの抵抗により、ボルト103はナット104と共
回りするようになる。ところが、ボルト103の楕円部
103cの長径部近傍が、シャフト102の外周に当接
し、シャフト102を下方、即ちヨーク101の奥に向
かって押圧する。これにより、シャフト102とヨーク
101とは、その間に生じる摺動抵抗の大きさに関係な
くセンタリングされ、回転しても振れ回らないようにな
っている。
【0039】一方、例えば軸継手の修理・交換等のた
め、シャフト102を離脱させる必要が生じたときは、
ボルト103とナット104とを係脱させた上で、クリ
ップ105の台形片105f,105gをタブ間から押
し出すことにより、その離脱は容易に行える。
【0040】第1の実施の形態によれば、かかるクリッ
プを用いているために、組立時におけるヨークとシャフ
トの仮保持や、ヨークとボルトの仮保持が容易となり、
それにより作業性を大幅に向上させることができる。ま
た、組立作業性を向上させたにも関わらず、シャフトを
ヨークから分離することも容易となっている。更に、ク
リップによれば、一対の台形片を用いているために、シ
ャフトの保持性能が良好となっている。また、かかるク
リップはプレスにより形成でき、比較的安価である。
【0041】図9は、第2の実施の形態にかかるクリッ
プをヨークに取り付けた状態で示す断面断面図である。
なお、第2の実施の形態については、図1に示す第1の
実施の形態に対して異なる点を中心に説明し、共通する
部分については詳細な説明を省略する。
【0042】図9に示す第2の実施の形態が、第1の実
施の形態と異なるのは、クリップ205とナット204
の形状である。より具体的には、クリップ205のボル
ト孔205bに形成された突起205dは、ナット20
4に向かって傾斜している。一方、傾斜した突起205
dに対応して、ナット204の端面には凹部204aが
形成されている。
【0043】第2の実施の形態によれば、傾斜した突起
205dは、ボルト103の雄ねじ部103dに当接し
て、より強固な保持機能を達成している。一方、ナット
204の凹部204aは、ナット204を締め上げたと
きに、かかる突起205dと当接することを回避する、
いわゆる逃げ部を構成している。
【0044】図10は、第3の実施の形態にかかるクリ
ップの正面図である。なお、第3の実施の形態について
も、図1に示す第1の実施の形態に対して異なる点を中
心に説明し、共通する部分については詳細な説明を省略
する。
【0045】図10に示す第3の実施の形態が、第1の
実施の形態と異なるのは、台形片が形成された位置であ
る。より具体的には、クリップ305には、ボルト孔3
05cの内周両脇から台形片305f,305gが延設
されている。
【0046】図10に示す二点鎖線は、素材をプレスで
打ち抜いた後、折り曲げ前の台形片を示している。かか
る構成によれば、素材を無駄なく使え、クリップの製造
コストを低減させることができる。ただし、かかる実施
の形態においては、台形片305f,305gの長さ
は、ボルト孔305cの半径を超えることはできないた
め、あまり大きくできない。従って、かかるクリップ3
05を取り付けるヨークの板厚は、比較的薄いことが必
要である。
【0047】図11は、第4の実施の形態にかかるクリ
ップの斜視図である。また、図12は、図11のクリッ
プが装着された自在継手を、ボルトを外した状態で示す
側面図である。そして、図13は、図12のヨークをX
III−XIII線に沿って切断し矢印方向に見た階段
断面図である。なお、第4の実施の形態についても、図
1に示す第1の実施の形態に対して異なる点を中心に説
明し、共通する部分については詳細な説明を省略する。
【0048】図11に示す第4の実施の形態が、第1の
実施の形態と異なるのは、主として台形片の個数および
その位置である。より具体的には、クリップ405に
は、第1の実施の形態と同様に、一方のボルト孔405
cに隣接して、本体405aから垂直に並行して一対の
台形片405f,405gが延設されているが、更に、
ナット側のボルト孔405bに隣接して、一個の台形片
405jが本体405aから垂直に延設されている。台
形片405jは、台形片405fと対称形状であり、か
つ台形片405fと対向するかたちで、本体405aの
側縁から延設されている。尚、本実施の形態の場合、図
12,13に示すように、ヨーク101のタブ101a
には上端中央に凹部101eが形成されており、この凹
部101eに取付け部405eが嵌り込むようになって
いる。
【0049】第4の実施の形態においても、その作用
は、第1の実施の形態と略同様であるが、シャフト10
2の仮保持がより確実になされる。すなわち、シャフト
102は、図13に示すように、タブ101b側の台形
片405f,405gのみならず、タブ101a側の台
形片405jによっても保持されるため、ヨーク101
に仮保持を行わせた際にその脱落が起こり難くなるので
ある。また、タブ101aの凹部101eに取付け部4
05eが嵌り込むため、ボルト103の挿入が行われる
前であっても、ヨーク101からクリップ405が脱落
する虞が殆どなくなる。
【0050】図14は、第5の実施の形態にかかるクリ
ップの斜視図である。なお、第5の実施の形態について
も、図1に示す第1の実施の形態に対して異なる点を中
心に説明し、共通する部分については詳細な説明を省略
する。
【0051】図14に示す第5の実施の形態が、第1の
実施の形態と異なるのは、第5の実施の形態と同様に、
主として台形片の個数およびその位置である。より具体
的には、クリップ505には、第1の実施の形態と同様
に、一方のボルト孔505cに隣接して、本体505a
から垂直に並行して一対の台形片505f,505gが
延設されているが、台形片505gは、ボルト孔505
cの図14中左側(十字軸106側)の内周から延設さ
れているため、台形片505fとの間の距離が大きくな
っている。また、第4の実施の形態の同様に、ナット側
のボルト孔505bに隣接して、一個の台形片505j
が本体505aから垂直に延設されている。
【0052】第5の実施の形態の作用は、上述した第4
の実施の形態と略同様であるが、本実施の形態では、台
形片505gと台形片505fとの間の距離が大きいた
め、仮保持時にヨーク101に対するシャフト102の
傾きが小さく抑えられる。したがって、ボルト103の
挿入が容易になる他、ナット204の締め上げも容易と
なり、組立作業の効率化を図ることができる。
【0053】図15は、第6の実施の形態にかかるクリ
ップの斜視図である。なお、第6の実施の形態について
も、図1に示す第1の実施の形態に対して異なる点を中
心に説明し、共通する部分については詳細な説明を省略
する。
【0054】図15に示す第6の実施の形態が、第1の
実施の形態と異なるのは、第4,第5の実施の形態と同
様に、主として台形片の個数およびその位置である。よ
り具体的には、クリップ605には、第1の実施の形態
と同様に、一方のボルト孔605cに隣接して、本体6
05aから垂直に並行して一対の台形片605f,60
5gが延設されているが、台形片605gは、第5の実
施の形態と同様に、ボルト孔605cの図15中左側の
内周から延設されている。また、ボルト孔605cの右
側(シャフト102側)の内周からは、比較的短い矩形
片605kが本体605aから垂直に延設されている。
【0055】第6の実施の形態の作用は、上述した第5
の実施の形態と略同様であるが、本実施の形態では、ク
リップ605の装着時にタブ101bが矩形片605k
と台形片605fとに挟まれるかたちになるため、ヨー
ク101からクリップ605が脱落する虞が更に少なく
なる。尚、本実施の形態の構成に、第4の実施の形態に
おけるタブ101a側の台形片(405j)と同様のも
のを付加してもよい。
【0056】図16は第7の実施の形態にかかるクリッ
プの斜視図であり、図17は図16のクリップを取り付
けたヨークを図13と同様に切断して示した図である。
なお、第7の実施の形態についても、図1に示す第1の
実施の形態に対して異なる点を中心に説明し、共通する
部分については詳細な説明を省略する。
【0057】図16に示す第7の実施の形態が、第1の
実施の形態と異なるのは、主として台形片の個数および
その形状と位置とである。より具体的には、クリップ7
05には、第1の実施の形態と同様に、一方のボルト孔
705cに隣接して、本体705aから垂直に並行して
一対の台形片705f,705gが延設されているが、
更に、第4の実施の形態と同様に、ナット側のボルト孔
705bに隣接して、台形片705jが本体705aか
ら垂直に延設されている。本実施の形態の台形片705
jは、その下方にフランジ705mが付設されており、
台形片705fと対向するかたちで、本体705aの側
縁から延設されている。また、本実施の形態では、図1
7に示したように、クリップ705は、本体705aの
角部近傍におけるヨーク101の外周との間隔tを他の
実施の形態と較べて小さくしている。更に、本実施の形
態では、ボルト孔705bに形成された突起705dの
両側部において、本体705aにそれぞれ切込み705
nが形成され、これにより、各突起705dの実質長さ
が長くなっている。
【0058】第7の実施の形態の作用は、上述した第4
の実施の形態と略同様であるが、本実施の形態では、台
形片705jにフランジ705mが付設されていること
と、本体705aの角部近傍におけるヨーク101の外
周との間隔tを小さくしたことにより、次のような作用
がある。すなわち、ナット104の締付時において、本
体705aは、座面の摩擦抵抗に起因する連れ回りによ
り、図12に矢印A,Bで示す方向に撓み変形しようと
する。この変形は、台形片705jの下端面がヨーク1
01の上端面に当接することで抑制されるが、本実施の
形態では、台形片705jの剛性がフランジ705mに
よって上昇しているためにより効果的に抑制されると共
に、間隔tが小さいために変形量自体も少なくなる。ま
た、本実施の形態では、各突起705dの実質長さが長
いためにその曲げ剛性が低く抑えられ、ボルト103を
挿入する際の抵抗が少なくなり、他の実施の形態に較べ
て組立作業性が向上する。
【0059】図18は第8の実施の形態にかかるクリッ
プの斜視図であり、図19は第8の実施の形態にかかる
クリップを取り付けたヨークを用いた自在継手を示す側
面図であり、シャフトに取り付けた状態で示してある。
また、図20は図19中のXX矢視図であり、図21は
図18のXXI−XXI断面図である。なお、第8の実
施の形態についても、図1に示す第1の実施の形態に対
して異なる点を中心に説明し、共通する部分については
詳細な説明を省略する。
【0060】第8の実施の形態が、第1の実施の形態と
異なるのは、台形片の個数やその形状、位置の他、ボル
ト仮保持爪を有することである。より具体的には、クリ
ップ805には、一方のボルト孔805cに隣接して、
本体805aから内側に向けて垂直に一つの805gが
延設されると共に、ナット側のボルト孔805bに隣接
して、第7の実施の形態と同一形状の台形片805jが
本体805aから垂直に延設されている。そして、クリ
ップ805には、一方のボルト孔805cの左右にあた
る部位で、本体805aの側端から外側に向けて一対の
ボルト保持爪805o,805pが延設されている。こ
れらボルト保持爪805o,805pは、上方からみて
本体805a側に開いた略コ字形状を有し、かつ、それ
ぞれの係止部(自由端部)805q,805rが互いの
間隔が内側に向けて狭くなるように傾斜している。ま
た、両係止部805q,805rの先端部は、互いの間
隔がボルト103の頭部103aより狭く形成される一
方、本体805aとの間にはボルト103の頭部103
aの厚みより大きい間隙が形成されている。
【0061】第8の実施の形態の作用は、上述した第7
の実施の形態と略同様であるが、本実施の形態では、本
体805aにボルト保持爪805o,805pが形成さ
れていることにより、次のような作用がある。すなわ
ち、ボルト103がクリップ805およびヨーク101
に挿入されると、ボルト103の頭部103aは、ボル
ト保持爪805o,805pの係止部805q,805
rに当接した後、図20中に二点鎖線の矢印で示したよ
うに、両係止部805q,805rを押し開く。更に、
ボルト103が挿入されると、ボルト103の頭部10
3aと係止部805q,805rの先端との係合が外れ
ることにより、ボルト保持爪805o,805pが実線
の矢印で示したように、当初の形状に復元する。これに
より、ボルト103が完全に挿入されると、押し込み抵
抗が急に減少することになり、組立作業者はボルト挿入
作業の完了を確実に認識できることになる。また、挿入
されたボルト103は、ボルト保持爪805o,805
pの係止部805q,805rにより係止されるため、
不用意に脱落することがなくなる。
【0062】図22は第9の実施の形態にかかるクリッ
プを取り付けたヨークを示す側面図であるが、説明の便
宜上ボルトの頭部を二点鎖線で示してある。なお、第9
の実施の形態は、図18〜図21に示した第8の実施の
形態の一部を変更したものであるため、共通する部分に
ついては詳細な説明を省略する。
【0063】第9の実施の形態が、第8の実施の形態と
異なるところは、ヨーク101およびクリップ905の
一方のボルト孔101d,905cが横長の長孔となっ
ている点である。これにより、ボルト103の頭部10
3aの座面との接触面積が大きくなり、ボルト103の
緩みが確実に防止され、安定した軸保持性能が得られる
ことになる。
【0064】図23〜図25は、本発明の第10実施の
形態を示すものである。第10実施の形態は図18〜図
21に示す第8実施の形態に改良を加えたものである。
したがって、第10実施の形態において第8実施の形態
と同じ構造の部分には同じ符号をもって示し、第8実施
の形態と異なる部分について主として説明する。
【0065】本実施の形態において、クリップ805は
ヨーク101のタブ101aの取付部805eのみなら
ず、もう一方のタブ101bに対してもその上端に巻き
付くように取付部805e’を有している。
【0066】このような取付部805e’を有しない、
例えば第8実施形態の場合、ナット104を締付けた
時、インパクトレンチ(図示なし)によりボルト103
aは図24のC方向に力を受けボルト保持爪805o、
805pを押し、クリップ805にはその根本部の曲率
を有する部分である図25のD部付近を起点に開く方向
に力が働く。したがって、第8実施の形態のような場
合、過大なC方向荷重がかかるとボルトのカム部が図2
5において右側のタブ101bの中に入りボルトとナッ
トが共回りし、締付けができなくなる虞がある。
【0067】しかるに、クリップ805にタブ101a
に対する取付部805eのみならずもう一方のタブ10
1bに対しても取付部805e’を設けた本第10実施
の形態の場合、クリップ805の剛性は大幅に増大し、
ボルトとナットの確実な締付けが可能となる。
【0068】また、本実施の形態において、ボルト保持
爪805o’および805p’は第8実施の形態とは異
なり、シャフト102の軸線に対して傾けてボルト孔8
05cに関して対向して設けられている。
【0069】ボルト保持爪805o’および805p’
のこのような配置により、一枚の板材からクリップをカ
ットするにあたり、材料の歩留まりが向上するため製造
コストの低いクリップが得られることになるとともに、
この保持爪805p’は取付部805e’に近いため、
クリップの剛性が向上する。
【0070】さらに、本第10実施の形態においては、
ボルト孔805cの縁部に形成されたシャフト保持爪8
05gの根本部両端の溝805t、805uが、これま
での実施形態より深く形成されている。
【0071】さらにまた、本第10実施の形態において
は、タブ101bの側端面側に矩形片805sが本体8
05dから垂直に延設されている。
【0072】このように形成された第10実施の形態に
よるクリップのヨークへの取付けは、シャフト保持爪8
05gを外方(図25のF方向)に変形された状態で一
方の軸方向(図24のG方向)より挿入する。
【0073】この際、シャフト保持爪805gは溝80
5t、805uが深く形成されているため、シャフト保
持爪805gは容易にF方向に変形し、挿入が容易であ
る。
【0074】以上、本発明を複数の実施の形態に基づき
説明したが、本発明の態様は上記実施の形態に限定して
解釈されるべきではなく、適宜変更・改良が可能である
ことはもちろんである。例えば、ボルト孔の突起は3つ
又は4つに限らず、いくつでも良い。また、台形片の形
状はその名称に拘束されることなく、斜面と下面とを備
えていれば足る。
【0075】
【発明の効果】以上述べたように、本願発明によるヨー
クのクリップによれば、ヨークの外面に沿って延在し、
ヨークに取付けられる本体と、前記本体から、少なくと
もボルト挿通孔を介してヨークのタブの間に突出する突
出部とを有し、前記突出部は、シャフトが前記タブの間
を通過して前記ヨークの嵌合部に取り付けられる際に、
前記ボルト挿通孔内に引き込まれて、前記シャフトが通
過することを許容するが、前記シャフトが前記嵌合部に
取り付けられた後には、前記シャフトが前記ヨークと分
離することを防止するようになっているので、前記ヨー
クのタブ間の寸法と前記シャフトの幅とをほぼ等しくす
ることができ、それによりヨークとシャフトとの間に生
じるスキマを小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の第1の実施の形態にかかるヨークの
クリップを示す斜視図である。
【図2】第1の実施の形態にかかるクリップを取り付け
たヨークを用いた自在継手を示す側面図であり、シャフ
トに取り付けた状態で示す図である。
【図3】図2のヨークをIII−III線に沿って切断
し矢印方向に見た図である。
【図4】図2のヨークをIV−IV線に沿って切断し矢
印方向に見た図である。
【図5】図4のボルトをV−V線に沿って切断し矢印方
向に見た図である。
【図6】本実施の形態にかかる自在継手の、図2と反対
側の側面図である。
【図7】図2の自在継手を、ボルトを外した状態で示す
図である。
【図8】図7のヨークをVIII−VIII線に沿って
切断し矢印方向に見た図である。
【図9】第2の実施の形態にかかるクリップをヨークに
取り付けた状態で示す断面断面図である。
【図10】第3の実施の形態にかかるクリップの正面図
である。
【図11】第4の実施の形態にかかるクリップの斜視図
である。
【図12】第4の実施の形態にかかるクリップを取り付
けたヨークを用いた自在継手を示す側面図であり、シャ
フトに取り付けた状態で示す図である。
【図13】図12のヨークをXIII−XIII線に沿
って切断し矢印方向に見た図である。
【図14】第5の実施の形態にかかるクリップの斜視図
である。
【図15】第6の実施の形態にかかるクリップの斜視図
である。
【図16】第7の実施の形態にかかるクリップの斜視図
である。
【図17】第7の実施の形態にかかるクリップを取り付
けたヨークを図13と同様に切断して示した図である。
【図18】第8の実施の形態にかかるクリップの斜視図
である。
【図19】第8の実施の形態にかかるクリップを取り付
けたヨークを用いた自在継手を示す側面図であり、シャ
フトに取り付けた状態で示す図である。
【図20】図19のヨークをXX方向から見た図であ
る。
【図21】図19のヨークをXXI−XXI線に沿って
切断し矢印方向に見た図である。
【図22】第9の実施の形態にかかるクリップを取り付
けたヨークを用いた自在継手を示す側面図であり、シャ
フトに取り付けた状態で示す図である。
【図23】第10実施の形態にかかるクリップを取り付
けたヨークを用いた自在継手を示す側面図であり、シャ
フトに取り付けた状態で示す図である。
【図24】図23のヨークをXXIV方向から見た図で
ある。
【図25】図23のヨークをXXV線に沿って切断し、
矢印方向から見た図である。
【図26】特開平2−35222号公報に開示されてい
る従来技術によるヨークとシャフトとの連結構成を示し
た図である。
【図27】図26のヨーク11をシャフト12の軸線に
直角方向に切断して示す断面図である。
【図28】図26のヨーク11をシャフト12の軸線に
直角方向に切断して示す断面図である。
【図29】米国特許第5,358,350号に開示され
た、図27,28と同様な従来技術の構成を示した図で
ある。
【符号の説明】
101………ヨーク 102………シャフト 103………ボルト 104,204………ナット 105,205,305,405,505,605,7
05,805,905………クリップ 105f,105g,305f,305g,405f,
405g,405j,505f,505g,505j,
605f,605g,705f,705g,705j,
805g,805j………台形片 605k………矩形片 705m………フランジ 805o,805p,905o,905p………ボルト
保持爪

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シャフトを取り付ける嵌合部と、前記嵌合
    部から並行して延設された一対のタブと、前記タブにそ
    れぞれ形成されたボルト挿通孔とからなるヨーク、に取
    り付けられるヨークのクリップにおいて、 前記ヨークの外面に沿って延在し、前記ヨークに取付け
    られる本体と、 前記本体から、少なくとも前記ボルト挿通孔を介して前
    記タブの間に突出する突出部とを有し、 前記突出部は、前記シャフトが前記タブの間を通過して
    前記ヨークの嵌合部に取り付けられる際に、前記ボルト
    挿通孔内に引き込まれて、前記シャフトが通過すること
    を許容するが、前記シャフトが前記嵌合部に取り付けら
    れた後には、前記シャフトが前記ヨークと分離すること
    を防止するようになっているヨークのクリップ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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