JPH11280750A - ケーブルの位置決め装置 - Google Patents

ケーブルの位置決め装置

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JPH11280750A
JPH11280750A JP8594598A JP8594598A JPH11280750A JP H11280750 A JPH11280750 A JP H11280750A JP 8594598 A JP8594598 A JP 8594598A JP 8594598 A JP8594598 A JP 8594598A JP H11280750 A JPH11280750 A JP H11280750A
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JP
Japan
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slider
cable
positioning device
arm
cylindrical socket
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JP8594598A
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English (en)
Inventor
Noriyuki Enami
徳行 江南
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Suzuki Motor Corp
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Suzuki Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両に使用される二重構造のケーブルにおい
て、簡易な構成で、かつ、位置決め固定作業が容易なケ
ーブルの位置決め装置を提供する。 【解決手段】 ブラケットに固定した筒状ソケット13の
内部に、アウタケーシング11を結合させたスライダー14
を軸方向に移動自在に設け、インナーケーブル12をスラ
イダー14に貫通させる。そして、筒状ソケットに軸方向
に放射状に、スライダーアーム21およびスライダーアー
ム21より短いロックアーム22を交互に形成させ、スライ
ダー14の外周に嵌合溝30を設けると共に、スライダーア
ーム21の内側に嵌合溝21b を設け、スライダーアーム21
の周上をスライドする筒状ロックリング15を設けた。ケ
ーブル4を配索するとスライダー14が内部に侵入して長
さが調整され、ロックリング15を移動させるだけで、複
数のスライダーアーム21を全体に縮径させると嵌合溝3
0,21b により固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】自動車に使用されるパーキン
グケーブル、MT車のシフトケーブル、AT車のセレク
トケーブル等のコントロールケーブルは二重構造になっ
ており、筒状のアウターケーシング内のインナーケーブ
ルを押し引きして操作するもので、アウターケーシング
をガイドとして軸芯のインナーケーブルにストロークを
持たせている。このため、配索時に相互の長さ調整が必
要となる。本発明は、このようなコントロールケーブル
の長さ調整を兼ねたケーブルの位置決め装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来のAT車はセレクトレバーの「1,
2,D」等のポジションを操作することにより、好適な
ギヤ設定で走行させることができる。セレクトレバーと
トランスミッション(T/M)との間にはセレクトケー
ブル(以下ケーブルという)が延びており、これを押し
引きして操作を伝達するが、ギヤ相互の間隔が短いので
ケーブル長の調整が必要になっている。そこで、デバイ
ス(セレクトレバー箇所)あるいはT/Mのインナーケ
ーブルの取付部において、インナーケーブルを挿通する
ダブルナットにより長さ調節および位置決め固定をする
ものがある。この構造では、取付部において工具でナッ
トを回す作業スペースを確保するようになっているが、
壁面や周囲の部品等が作業性を困難にしている。
【0003】そこで、工具を使用しない構造が提案さ
れ、例として特開平9-86205 号に開示されているもの
は、概略、アウターケーシングを角筒状カバー部材に連
結し、インナケーブルを前記カバー部材に挿通させ、デ
バイス側プレート本体に形成した一対のフィンの間に前
記カバー部材を固定する構造である。そして、ケーブル
調整としては、位置決め部材を前記カバー部材の側面か
ら支持して前後位置を整合させ、位置決め部材をそのま
まカバー部材と共にプレート本体に押し付けてフィンに
連結させるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
構成ではケーブルを設置箇所から外してケーブルの調整
を行い(目算し)、その後、取り付けると同時に調整完
了となるが、ケーブルを本来の設計軸線上から外すた
め、精度を上げるためには作業を慎重に行う必要があ
る。また、位置決め部材をカバー部材の側面から支持す
る構造であるため、ひずみが起き易く、結合強度を強く
するため部材形状を大きくする必要があった。
【0005】本発明は、簡易な構成で、かつ、二重構造
のケーブルにおける位置決め固定作業が容易なケーブル
の位置決め装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、請求項1の発明は、二重ケーブルを支持す
るためのデバイスブラケットに固定する筒状ソケットの
内側に、外側ケーブルを連結させたスライダーを軸方向
に移動自在に設け、内側ケーブルを前記スライダーに貫
通させ、前記スライダーの外周に嵌合溝を設けると共
に、前記筒状ソケットの内側に前記スライダーの嵌合溝
から径方向に離れて嵌合溝を設け、前記筒状ソケットの
外周にロックリングを装着すると共に、該ロックリング
を軸方向にスライドするように配し、前記ロックリング
により前記筒状ソケットを縮径させて互いの嵌合溝を嵌
合させるようにしたことを特徴とする。本発明の実施の
形態では、二重ケーブルの外側ケーブルはアウターケー
シングと呼称され、内側ケーブルはインナーケーブルと
呼称されている。
【0007】請求項2の発明は、請求項1において、ス
ライダーは筒状ソケットに内装されたスプリングにより
軸方向に付勢されていることを特徴とする。
【0008】請求項3の発明は、請求項1において、ス
ライダーは二分割の筒状体で構成されていることを特徴
とする。
【0009】請求項4の発明は、請求項1において、筒
状ソケットは軸方向に延びる複数のスライダーアームを
環状に、かつ、スライダーアームの外側端部が拡径とな
るように傾斜して配置し、該スライダーアームの内側に
嵌合溝を設けると共に、スライダーの外周に環状に嵌合
溝を設け、ロックリングを前記スライダーアーム上に移
動自在に設けたことを特徴とする。
【0010】請求項5の発明は、請求項4において、筒
状ソケットの外周に設けた複数のスライダーアームの各
間に、スライダーアームより短いロックアームを形成さ
せ、ロックリングのロック時にスライダーアームの外側
端部突起とロックアームの端部により係止されることを
特徴とする。
【0011】請求項6の発明は、請求項1において、筒
状ソケットの外周に、デバイスブラケットの切欠部に挿
通する環状凹部を設け、デバイスブラケットの側壁に開
けた孔に嵌合する爪を設けたことを特徴とする。
【0012】請求項7の発明は、請求項1において、ス
ライダーに挿入する外側ケーブルをケーシングキャップ
と結合させ、該ケーシングキャップとスライダーとの間
に樹脂ダンパーを介装したことを特徴とする。
【0013】請求項8の発明は、請求項4において、ス
ライダーの抜け止め用三角突起をスライダーアームの内
側に設けたことを特徴とする。
【0014】請求項9の発明は、請求項5において、ス
ライダーの抜け止め用三角突起をロックアームの内側に
設けたことを特徴とする。
【0015】二重ケーブルを連結したスライダーは筒状
ソケットに固定されることになり、また、ロックリング
も筒状により、二重ケーブルの全周で位置決め固定され
るので結合強度が高くなり、小さな部品でも確実に固定
できる。また、取り付け方法はねじを使わず、スライド
式、嵌合式である。ケーブル調整は、アウターケーシン
グの延び方向をスライダー内のスプリングで付勢し、自
動調整される。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。まず、自動車の車内とエンジ
ンルームとにおいては、図7に示すデバイス側のプレー
ト1に取り付けたセレクトレバー2からトランスミッシ
ョン本体(T/M本体)3にセレクトケーブル4が配索
され、セレクトレバー2にインナー取付部5を備え、プ
レート1から起立したデバイスブラケット6にアウター
取付部7が備えられている。また、T/M側には、T/
M本体3にアウター取付部8、インナー取付部9が設け
られている。デバイス側のアウター取付部7は、デバイ
スブラケット6に位置決め装置10を装着したもので、セ
レクトケーブル4のアウターケーシング11が位置決め装
置10に係着し、インナーケーブル12が位置決め装置10を
貫通してセレクトレバー2のインナー取付部5に連結し
ている。なお、T/M側に位置決め装置10を設ける場
合、デバイス側と同様であるので省略する。
【0017】図1に示すように、位置決め装置10は筒状
のアウターソケット13とこれに挿入される筒状のスライ
ダー14と、アウターソケット13の外周に位置しスライダ
ー14の位置決め固定をするロックリング15とからなり、
スライダー14の内部にはアウターケーシング11の先端を
被冠したケーシングキャップ16と、ケーシングキャップ
16を被冠する筒状の樹脂ダンパー17が収容される。
【0018】アウターソケット13は弾性変形可能で、図
2、図3に示すように、外周に環状凹部18が形成され、
デバイスブラケット6の切欠部6aに挿入されるようにな
っており、デバイスブラケット6の両側は直角に立ち上
がってこの側壁6bに一対の角孔6cが開けられている。そ
して、環状凹部18よりデバイス側は、外周に一対の離脱
防止用爪19がばね用隙間20を備えて設けられ、アウター
ソケット13(位置決め装置10)が切欠部6aに挿入された
とき、離脱防止用爪19がデバイスブラケット6の角孔6c
に嵌着される。
【0019】環状凹部18よりT/M側は、円周上の位置
から軸方向に延びる複数のスライダーアーム21と、スラ
イダーアーム21より短いロックアーム22とが交互に設け
られている。スライダーアーム21とロックアーム22はロ
ックリング15の幅寸法ほど軸心と平行に延び、そこから
先は先端が軸心から離れて延長し、複数個全体として放
射状に広がった形状になっており、スライダーアーム21
はロックアーム22よりほぼロックリング15の幅寸法分長
くされている。また、スライダーアーム21は先端外側
に、ロックリング15の抜け防止として突起21a が形成さ
れ、内側に嵌合溝21b が形成されている。また、ロック
アーム22も軸心から離れて放射状に広がった形状であ
り、ロックリング15の側面に跳ね上がり当接してロック
するようになっている(図6のb箇所)。ロックしたロ
ックリング15を元位置に戻す場合は、ロックアーム22を
押してその上をロックリング15を移動させる。したがっ
て、ロックリング15とロックアーム22との衝突を緩くす
るように、ロックアーム22の先端が曲面状に形成されて
いる。
【0020】図1に示すように、アウターソケット13の
内孔はスライダーアーム21とロックアーム22の軸心に平
行な箇所およびこの延長部分(離脱防止用爪19側)が円
筒状になっており、デバイス側端部は小径の孔によって
段部23が形成され、内装するスプリング24の一方の受け
部になっている。また、スライダーアーム21とロックア
ーム22の平行部の端部内側に、スライダー14の逆行防止
の三角突起21c ,22aが設けられ、スライダー14はこの
三角突起21c と段部23の間をスライド可能にされ、スプ
リング24はスライダー14を押え、三角突起21c 側にスラ
イダー14を位置させている。なお、三角突起21c ,22a
は外側は傾斜面で内側は直角な壁面に形成されている。
また、三角突起21c ,22a はスライダーアーム21または
ロックアーム22のいずれかに設けても良い。
【0021】スライダー14は図4(a),(b)に示す
ように、縦割りに二分割できる筒状構造にされ、軸に沿
う複数の嵌合爪14a および嵌合孔14b が整合面14c に形
成され、組み付けられるようになっている。また、デバ
イス側端部の肉厚部25は内径テーパ部26を補強し、小径
部27は内径テーパ部26の弾性を支援している。また、ス
ライド面28のデバイス側は段部29が形成され、スプリン
グ24の他方の受け部になっている。スライダー14のT/
M側部は外周に環状に嵌合溝30が形成され、アウターソ
ケット13のスライダーアーム21の嵌合溝21b と噛み合う
ようにされている。
【0022】また、スライダー14の内孔は樹脂ダンパー
17を支持する拡径部31が形成され、デバイス側の内径テ
ーパ部26は外部に広がる傾斜面を形成している。また、
内径テーパ部26の内側段部32は、インナーガイドパイプ
33(図1参照)と係合させ、インナーガイドパイプ33の
先端の球状部33a により自由に振り子状回転を可能にさ
せている。なお、球状部33a も樹脂ダンパー17に被冠さ
れる。
【0023】図1に示すアウターケーシング11は、節部
16a と節孔16b を有する筒状のケーシングキャップ16に
より端部が固定され(かしめる)、節孔16b よりインナ
ーケーブル12を貫通させている。スライダー14にはこの
ケーシングキャップ16とインナーガイドパイプ33が連結
されるが、スライダー14との間に樹脂ダンパー17が介装
され、ケーブル4からの振動伝達を低減させている。ま
た、インナーガイドパイプ33はインナーケーブル12の押
し操作のときの座屈を防ぐようになっている。
【0024】次に、位置決め装置10の装着および作用に
ついて説明する。まず、ケーブル4のアウターケーシン
グ11はケーシングキャップ16の筒部に挿入して結合さ
せ、インナーケーブル12を節孔16b から貫通させる。そ
して、ケーシングキャップ16とインナーガイドパイプ33
を柔らかい樹脂ダンパー17で被せる。なお、硬目の樹脂
ダンパー17の場合には筒状の軸に沿って切り込みを入れ
ても良い。そして、ケーブル4とインナーガイドパイプ
33を組み込んだ樹脂ダンパー17は、分割したスライダー
14を一体に組み付けるとき、この作業と同時に内装され
る。次に、スプリング24をアウターソケット13に内装し
た状態でスライダー14をアウターソケット13に挿入し嵌
合させる。なお、アウターソケット13にはあらかじめロ
ックリング15を挿入しておく。この状態では、ケーブル
4に張力がかかっていないため、図1に示すように、ス
プリング24に付勢されてスライダー14はT/M側に位置
され、三角突起21c ,22a の直角な壁面と接触してい
る。三角突起21c ,22a は外側は傾斜面で内側は直角な
壁面に形成されている。
【0025】次に、セレクタケーブル4を配索し、一端
をT/M側に連結する。そして、インナーケーブル12を
デバイス側に連結した後、位置決め装置10を、アウター
ソケット13の環状凹部18とデバイスブラケット6の切欠
部6aを整合させて図3に示す矢印A方向から挿入する
と、離脱防止用爪19が角孔6cに引っ掛かり、位置決め装
置10が固定される。
【0026】図5に示すケーブル4の装着状態では、ケ
ーブル4の両端が連結され、配索により、アウターケー
シング11の矢印B方向の力が発生し、スライダー14がデ
バイス側に移動する。一方、スプリング24の矢印C方向
の付勢力があるので、均衡した位置で停止し、自動調整
される。
【0027】次に、ロックリング15を矢印D方向(T/
M側)に移動させる。すると、まず、ロックアーム22が
傾倒してロックリング15が通過し、次に、スライダーア
ーム21を傾倒させると共に、ロックアーム22から離れ
る。これにより、スライダーアーム21の嵌合溝21b とス
ライダー14の嵌合溝30が嵌合され、スライダー14が軸方
向において固定される。ロックリング15はスライド時、
スライダーアーム21の突起21a 、および径方向の反りに
よりアウターソケット13から抜けにくくなっており、ま
た、ロックアーム22はロックリング15により一旦内側に
押されるが、ロックリング15の通過後、跳ね上がってロ
ックリング15の側面を押圧して戻りを防いでいる。した
がって、ロックリング15は図6のa(突起21a ),b
(ロックアーム22先端)に支持される。このように、ア
ウターケーシング11とインナーケーブル12の誤差はスプ
リング24の付勢力によって自動的に調整され、ロックリ
ング15を移動させてスライダー14をロックするだけで容
易に位置決め固定ができ、ワンタッチで設置・調整作業
が行える。
【0028】
【発明の効果】本発明は、以上のように、セレクトケー
ブルを保持するデバイスブラケットに位置決め装置を取
り付けることにより、配索時にアウターケーシングが位
置決め装置のスライダーを動かして内部に侵入するの
で、ロックリングを移動させるだけでアウターケーシン
グが固定され、ワンタッチでロックできる。また、ロッ
クリングの位置によって調整状態が一目でわかるもので
ある。また、筒状ソケットおよびスライダーが嵌め込み
式なので、外装およびソケット内部の組み付け性が向上
し、設置作業スペースを小さくでき、レイアウトの自由
度を向上させることになる。また、スライダーを二分割
することで組み付け性を良くし、他箇所の部品増加を回
避し、全体的に部品点数の削減が図られ、コストを抑え
ることができる。
【0029】また、スライダー内にスプリングを内装し
たことにより、アウターケーシングの緊張を維持すると
共に自動調整が行えるものである。この場合、スライダ
ーアームおよびロックアームの内側に三角突起を設けて
スライダーの離脱防止を行うので、他部品を使わずに構
成でき、スプリング力にも対応させることができ、全体
形状を小さくできる。また、ロックリングを操作するだ
けで、スライダーアームの嵌合溝がスライダーの全周を
嵌合し、筒状ソケットとスライダーの嵌合強度が強い状
態になり、高い信頼性を得るものである。また、筒状ソ
ケット、スライダーが軸対称になっており、ケーブルの
より戻し効果があり、また、スライダーに結合するケー
ブルは樹脂ダンパーを介装するので、ケーブル伝搬振動
を低減できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による実施の形態のケーブルの位置決め
装置の側断面図である。
【図2】図1に示す位置決め装置のアウターソケットの
側面図である。
【図3】図2のアウターソケットの正面図である。
【図4】図1に示す位置決め装置のスライダーの正面
(a)と側面(b)により分割型を示す説明図である。
【図5】図1に示す位置決め装置を使用してケーブルを
結合した状態を示す側断面図である。
【図6】図5に示す位置決め装置のロック状態を示す側
断面図である。
【図7】図1に示す位置決め装置を使用してケーブルを
配索した状態を示す模式図である。
【符号の説明】
4 二重ケーブル 6 デバイスブラケット 6a 切欠部 6c 孔 11 外側ケーブル 12 内側ケーブル 13 筒状ソケット 14 スライダー 15 ロックリング 16 ケーシングキャップ 17 樹脂ダンパー 18 環状凹部 19 爪 21 スライダーアーム 21a 外側端部突起 21b 嵌合溝 22 ロックアーム 21c ,22a 抜け止め用三角突起 24 スプリング 30 嵌合溝

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二重ケーブルを支持するためのデバイス
    ブラケットに固定する筒状ソケットの内側に、外側ケー
    ブルを連結させたスライダーを軸方向に移動自在に設
    け、内側ケーブルを前記スライダーに貫通させ、 前記スライダーの外周に嵌合溝を設けると共に、前記筒
    状ソケットの内側に前記スライダーの嵌合溝から径方向
    に離れて嵌合溝を設け、 前記筒状ソケットの外周にロックリングを装着すると共
    に、該ロックリングを軸方向にスライドするように配
    し、前記ロックリングにより前記筒状ソケットを縮径さ
    せて互いの嵌合溝を嵌合させるようにしたことを特徴と
    するケーブルの位置決め装置。
  2. 【請求項2】 スライダーは筒状ソケットに内装された
    スプリングにより軸方向に付勢されていることを特徴と
    する請求項1記載のケーブルの位置決め装置。
  3. 【請求項3】 スライダーは二分割の筒状体で構成され
    ていることを特徴とする請求項1記載のケーブルの位置
    決め装置。
  4. 【請求項4】 筒状ソケットは軸方向に延びる複数のス
    ライダーアームを環状に、かつ、スライダーアームの外
    側端部が拡径となるように傾斜して配置し、該スライダ
    ーアームの内側に嵌合溝を設けると共に、スライダーの
    外周に環状に嵌合溝を設け、ロックリングを前記スライ
    ダーアーム上に移動自在に設けたことを特徴とする請求
    項1記載のケーブルの位置決め装置。
  5. 【請求項5】 筒状ソケットの外周に設けた複数のスラ
    イダーアームの各間に、スライダーアームより短いロッ
    クアームを形成させ、ロックリングのロック時にスライ
    ダーアームの外側端部突起とロックアームの端部により
    係止されることを特徴とする請求項4記載のケーブルの
    位置決め装置。
  6. 【請求項6】 筒状ソケットの外周に、デバイスブラケ
    ットの切欠部に挿通する環状凹部を設け、デバイスブラ
    ケットの側壁に開けた孔に嵌合する爪を設けたことを特
    徴とする請求項1記載のケーブルの位置決め装置。
  7. 【請求項7】 スライダーに挿入する外側ケーブルをケ
    ーシングキャップと結合させ、該ケーシングキャップと
    スライダーとの間に樹脂ダンパーを介装したことを特徴
    とする請求項1記載のケーブルの位置決め装置。
  8. 【請求項8】 スライダーの抜け止め用三角突起をスラ
    イダーアームの内側に設けたことを特徴とする請求項4
    記載のケーブルの位置決め装置。
  9. 【請求項9】 スライダーの抜け止め用三角突起をロッ
    クアームの内側に設けたことを特徴とする請求項5記載
    のケーブルの位置決め装置。
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