JPH11279824A - 発泡樹脂からの繊維成形品製造装置 - Google Patents

発泡樹脂からの繊維成形品製造装置

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JPH11279824A
JPH11279824A JP10074539A JP7453998A JPH11279824A JP H11279824 A JPH11279824 A JP H11279824A JP 10074539 A JP10074539 A JP 10074539A JP 7453998 A JP7453998 A JP 7453998A JP H11279824 A JPH11279824 A JP H11279824A
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JP
Japan
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rotating body
foamed resin
molded product
producing
infrared lamp
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Application number
JP10074539A
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English (en)
Inventor
Mitsuaki Serizawa
光明 芹澤
Hiroaki Kusanagi
浩章 草薙
Takashi Hirose
高志 廣瀬
Yoshitake Katsumata
好壯 勝亦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shibaura Machine Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Machine Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 繊維成形品製造能力や耐久性を向上させるこ
とのできる発泡樹脂からの繊維成形品製造装置を提供す
る。 【解決手段】 切断装置3が供給された発泡樹脂Pを細
片Sに切断して、切断された細片Sを搬送計量装置5が
計量し搬送し、この計量搬送された細片Sを成形装置7
において周囲に多数のスリットあるいは小孔を有し且つ
加熱されている回転体39に供給して前記スリットある
いは小孔から噴出せしめて繊維状の成形品Fに成形す
る。この際に、回転体39の少なくとも一部が赤外線ラ
ンプ37により赤外線を照射されるが、高速で回転して
いる回転体は全体がほぼ均一に加熱されており、細片S
が半溶融状態となってこの回転体39のスリットあるい
は小孔を通過することにより繊維状の成形品Fとなる。
そして、この成形された繊維状の成形品Fを成形品レシ
ーバ9により収集する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、使用済みの発泡
樹脂を有効再利用するための発泡樹脂からの繊維成形品
製造装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の発泡樹脂からの繊維成形品製造装
置としては、特開平9−70870号公報に示されてい
るように、細片を繊維状の成形品に成形するための回転
スリットヒータとして電気抵抗式のものを使用し、この
回転スリットヒータに給電するために回転ブラシを使用
していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、回転ブ
ラシを用いて回転スリットヒータに給電を行なう発泡樹
脂からの繊維成形品製造装置においては、繊維成形品製
造能力を上げるために回転スリットヒータの回転数を上
げると、風により回転スリットヒータの温度が下がって
しまい処理能力が低下する。このため、ヒータ温度を下
げないようにするために電流値を上げたいが、回転ブラ
シの電流容量には限度があり、電流値を上げるためには
回転ブラシを大型化しなければならないという問題があ
る。また、回転ブラシには回転スリットヒータに電力を
供給するための電極が常に接触して回転するため、耐久
性にも問題がある。
【0004】また、ヒータは電気抵抗式のものであり、
電気抵抗値を高めるために一本のヒータ線を桟と桟の間
を往復させてスリットとしており、繊維成形品製造能力
を上げるためにヒータ寸法をヒータの回転軸方向に拡大
すると強度が落ちてしまうという問題がある。
【0005】さらに、スリットを形成する隣り合ったヒ
ータ線は絶縁されていなければならず、製作が困難であ
ると共に、電気抵抗値を高めるためにヒータ線は細くす
る必要があるため強度を保持するのが困難であるという
問題がある。
【0006】この発明の目的は、以上のような従来の技
術に着目してなされたものであり、繊維成形品製造能力
や耐久性を向上させることのできる発泡樹脂からの繊維
成形品製造装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1による発明の発泡樹脂からの繊維成形品
製造装置は、供給された発泡樹脂を細片に切断する切断
装置と、この切断装置にて切断された細片を計量し搬送
する搬送計量装置と、この搬送計量装置にて計量搬送さ
れた細片を繊維状の成形品に成形する成形装置と、この
成形装置で成形された繊維状の成形品を収集する成形品
レシーバと、を備えた発泡樹脂からの繊維成形品製造装
置であって、前記成形装置に設けられて周囲に多数のス
リットあるいは小孔を有する回転体と、前記回転体の少
なくとも一部に赤外線を照射して加熱するための赤外線
ランプとを備えてなること、を特徴とするものである。
【0008】従って、切断装置が供給された発泡樹脂を
細片に切断して、切断された細片を搬送計量装置が計量
し搬送し、この計量搬送された細片を成形装置において
周囲に多数のスリットあるいは小孔を有し且つ赤外線ラ
ンプにより加熱されている回転体に供給して半溶融と
し、遠心力により前記スリットあるいは小孔から噴出せ
しめて繊維状の成形品に成形する。この際に、回転体
は、少なくとも一部が赤外線ランプにより赤外線を照射
されて加熱されるが、高速で回転しているため、全体が
ほぼ均一に加熱され、また、赤外線ランプの出力調整に
より、容易に所望の温度に加熱され、発砲樹脂の細片を
半溶融化させてスリットあるいは小孔から繊維状の成形
品として噴出させる。そして、この成形された繊維状の
成形品を成形品レシーバにより収集する。
【0009】請求項2による発明の発泡樹脂からの繊維
成形品製造装置は、請求項1記載の発泡樹脂からの繊維
成形品製造装置において、前記赤外線ランプが前記成形
装置の外側に設けられていると共に、この赤外線ランプ
からの赤外線を透過させて前記回転体に照射すべく前記
成形装置に設けられたガラスからなる窓を備えてなるこ
と、を特徴とするものである。
【0010】従って、赤外線ランプが、ガラスからなる
窓を通し、成形装置の外から回転体に赤外線を照射して
加熱する。
【0011】請求項3による発明の発泡樹脂からの繊維
成形品製造装置は、請求項1又は、2記載の発泡樹脂か
らの繊維成形品製造装置において、前記窓が前記回転体
の外周面に対向して設けられ、前記赤外線ランプからの
赤外線が回転体の外周面を加熱するものであること、を
特徴とするものである。
【0012】従って、回転体の外周面に対向して設けら
れている赤外線ランプは、回転体の外周面に赤外線を照
射して回転体を加熱する。
【0013】請求項4による発明の発泡樹脂からの繊維
成形品製造装置は、請求項1、又は2記載の発泡樹脂か
らの繊維成形品製造装置において、前記窓が前記回転体
の上および/または下の端面に対向して設けられ、前記
赤外線ランプからの赤外線が回転体の前記端面を加熱す
るものであること、を特徴とするものである。
【0014】従って、回転体の上および/または下の端
面に対向して設けられている赤外線ランプは、回転体の
端面に赤外線を照射して回転体を加熱する。
【0015】請求項5による発明の発泡樹脂からの繊維
成形品製造装置は、請求項1、2、3、又は4記載の発
泡樹脂からの繊維成形品製造装置において、前記窓を冷
却せしめる冷却手段を備えてなることを特徴とするもの
である。
【0016】従って、赤外線を通すために昇温する窓
を、例えば冷風を吹き付ける等の冷却手段により冷却す
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて詳細に説明する。
【0018】図1には、例えば発泡ポリスチレン、発泡
ポリエチレン等の発泡樹脂Pから繊維状の成形品Fを製
造するこの発明に係る発泡樹脂からの繊維成形品製造装
置1が示されている。この発泡樹脂からの繊維成形品製
造装置1では、発泡樹脂Pを供給して細片Sに切断する
切断装置3と、この切断装置3にて切断された細片Sを
定量計量して搬送する搬送計量装置5と、この搬送計量
装置5にて定量供給されて搬送された細片Sを繊維状の
成形品Fに成形する成形装置7と、この成形装置7で成
形された繊維状の成形品Fを収集する成形品レシーバ9
と、前記各装置3、5、7、9を制御する制御装置11
とを有している。
【0019】前記切断装置3は、投入ホッパ13と、固
定横熱線15、固定縦熱線17および可動横熱線19を
有する切断手段21とで構成されている。
【0020】上記構成により、比較的大きな発泡樹脂の
塊Pが投入ホッパ13に投入されると、投入された発泡
樹脂の塊Pは、切断手段21により一辺が1〜2cm程
度のほぼ立方体からなる細片Sに切断される。
【0021】固定横熱線15は、図1において左右に張
られて固定されており、図1において紙面に対して垂直
な方向に1〜2cm程度の切断間隔で多数設けられてい
る。
【0022】固定縦熱線17は、紙面に対して垂直な方
向に張られて固定されており、図1において左右方向に
1〜2cm程度の切断間隔で多数本設けられている。可動
横熱線19は、前記固定横熱線15と同じ方向に等しい
本数かそれより少ない本数からなっており、紙面に対し
て垂直ないしほぼ垂直な方向に往復動するように取り付
けられている。
【0023】上記構成により、投入ホッパ13に投入さ
れた発泡樹脂の塊Pは、固定横熱線15と固定縦熱線1
7とにより図1において上下に伸びる一辺が1〜2cm
のほぼ角柱状に切断された後、可動横熱線19により水
平方向に1〜2cmの間隔で切断され、一辺が1〜2c
m程度のほぼ立方体の細片Sとなる。
【0024】細片Sは切断装置3の下方に接続された搬
送計量装置5に落とされる。この搬送計量装置5は、ベ
ーンポンプ状の容積型計量装置23と、この下部に設け
られた送風機25による空気搬送装置27と、この空気
搬送装置27から前記成形装置7へ送られる搬送パイプ
29と、で構成されている。
【0025】上記構成により、細片Sは容積型計量装置
23で計量された後、空気搬送装置27にて搬送パイプ
29を経て、成形装置7の原料レシーバ31に送られる
ことになる。
【0026】成形装置7の原料レシーバ31の下端は、
円筒状の筒31Aからなる開口31Bを有している。こ
の筒31Aを囲って円形状の成形室33が設けられてい
る。この成形室33の窓としての外壁35はガラスの一
例としての石英ガラス又は耐熱ガラス等でできており、
その外側に赤外線ランプ37が設けられている。
【0027】前記成形室33の中央には回転体の一例で
ある回転ノズル39が配置されており、この回転ノズル
39は前記成形室33の底壁を貫通して成形室33内に
伸びる回転軸41の上端部に取り付けられている。回転
ノズル39の入口には、前記筒31Aに回転自在につな
がるフード45が取り付けられており、前記原料レシー
バ31に供給された細片Sを開口31Bおよびフード4
5を通じて回転ノズル39内へ導くようになっている。
【0028】図2を参照するに、前記回転ノズル39は
前記回転軸41の上端部に取り付けられる略円板状のベ
ース47、このベース47に複数の柱体49を介して取
り付けられたリング51、及びベース47とリング51
の外周部間に取り付けられたリング状のスリット板53
とからなっている。なお、図2では、リング51を柱体
49によりベース47に支持しているが、この柱体49
を省略してスリット板53で支持する構造にすることも
可能である。また、スリット板53に代わり、多数の小
径の穴を有するノズル板を用いるようにしてもよい。ス
リット板53は、一枚の板に多数のスリット状の穴55
が設けられており、この板をリング状にして作製され
る。
【0029】前記赤外線ランプ37は回転ノズル39の
外周面すなわちスリット板53の外周面を加熱するよう
になっている。この際、回転ノズル39の全周面を均一
に加熱することが望ましいが、回転ノズル39の外周面
あるいは端面における外周部付近の一部のみを加熱する
ものであっても、回転ノズル39が高速で回転するため
ほぼ一様に加熱されることとなる。また、成形室33の
外壁35は石英ガラスからできているため赤外線が透過
し、赤外線ランプ37による実質的な加熱は行われな
い。
【0030】なお、図1では、回転ノズル39の外周面
を赤外線によって加熱するようになっているが、図2に
示されているようにこれに直交する方向から加熱するよ
うにしてもよい。ただし、後述するように、回転ノズル
39から噴出された繊維状成形品Fは冷却して固化させ
る必要があるため、赤外線ランプ37はできるだけ回転
ノズル39のみを加熱し、外壁35を含む成形室33の
内部の温度上昇を防ぐようにするのが望ましい。このた
め、赤外線ランプ37には、照射される赤外線を回転ノ
ズル39の方向へより集中させて導くための反射板43
が設けられている。
【0031】前記外壁35は赤外線を透過するものでは
あるが、100%透過できるものではないので昇温す
る。外壁35が昇温してしまうと外壁35に触れた繊維
状成形品Fが融着もしくは付着するので、例えば冷風を
吹き付けて外壁35を冷却する等の冷却手段56を設け
るのが望ましい。また、赤外線ランプ37のソケットお
よび反射板43等の昇温を防ぐために、これらにも冷風
を吹き付けて冷却するのが望ましい。
【0032】前記回転軸41は、成形室33を支持する
ケーシング57に軸受け59を介して回転自在に設けら
れている。この回転軸41の下端部には例えばプーリ6
1が設けられている。一方、前記ケーシング57には駆
動モータ63が設けられており、この駆動モータ63の
出力軸には駆動プーリ65が取り付けられている。この
駆動プーリ65と前記プーリ61にはベルト67が巻回
されている。
【0033】上記構成により、駆動モータ63を駆動せ
しめると、駆動プーリ65が回転され、ベルト67およ
びプーリ61を介して回転軸41が回転され、回転ノズ
ル39が回転されることになる。
【0034】この回転されている回転ノズル39は赤外
線ランプ37により加熱されているので、この回転ノズ
ル39の内部に供給された細片Sは回転ノズル39の遠
心力によりスリット板51の内面に押し付けられて半溶
融状態となり、スリット板51を通って繊維状の成形品
Fに成形され、成形室33の内部に放出されることにな
る。
【0035】成形室33の内部に放出された繊維状の成
形品Fは、成形室33の周囲に開口された成形品レシー
バ9の吸引パイプ69を経て成形品レシーバ9に取り込
まれる。この成形品レシーバ9は内部に吸引室71を有
しており、図1中右側面には開閉自在な蓋73が設けら
れている。吸引室71の底壁71Aには開口部75が設
けられており、この開口部75に収集容器としての例え
ば網かご77が着脱可能にセットされている。この網か
ご77の底部側が突出する吸引室71の下室79には送
風機81が設けられている。この送風機81は、吸引側
を下室79に開口し、排気パイプ83の先端を下室の外
に開口している。
【0036】上記構成により、送風機81を作動せしめ
ると、前記下室79は排気されるから、網かご77およ
び開口73を通じて吸引室71内から吸気し、これによ
り吸引パイプ69を通じて成形室33内の繊維状の成形
品Fが網かご77の内部に収集されることになる。従っ
て、収集された繊維状の成形品Fは、蓋73を開けて網
かご77と共に取り出すことができる。
【0037】なお、網かご77の内部に図示省略の網袋
を着脱可能にセットしてこの網袋の内部に成形品Fを収
集して取り出すか、あるいは網かご77の代わりに網袋
を直接開口部75にセットしてこの中に収集するように
してもよい。
【0038】以上の結果から、従来のように電気抵抗式
の回転スリットヒータを用いた場合と異なり、電気抵抗
式の回転スリットヒータを用いておらず回転ブラシによ
り電力を供給する必要がないため、回転ノズル39の回
転数を上げることが可能になる。このとき、回転ノズル
39の加熱を赤外線ランプ37により行なうので、回転
ノズル39を高速で回転させることの弊害が少ない。こ
れに伴い、繊維成形品製造能力の改善を図ることができ
る。
【0039】また、消耗品である回転ブラシを使用しな
いので、耐久性の向上を図ることができる。また、スリ
ットとしてスリット板53を使用しているので強度を高
めることができる。
【0040】なお、この発明は前述の実施の形態に限定
されることなく、適宜な変更を行うことにより、その他
の態様で実施し得るものである。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よる発泡樹脂からの繊維成形品製造装置では、切断装置
が供給された発泡樹脂を細片に切断して、切断された細
片を搬送計量装置が計量し搬送し、この計量搬送された
細片を成形装置において周囲に多数のスリットあるいは
小孔を有し且つ加熱されている回転体に供給して前記ス
リットあるいは小孔から噴出せしめて繊維状の成形品に
成形する。この際に、回転体の少なくとも一部が赤外線
ランプにより赤外線を照射されて加熱されているため、
従来のように回転スリットヒータに電力を供給する回転
ブラシを使用していない。このため、回転体を高速で回
転させることができ、繊維成形品製造能力を改善するこ
とができる。また、消耗品である回転ブラシを使用しな
いので、耐久性の向上を図ることができる。また、赤外
線ランプにより回転体を加熱するため、電気抵抗式回転
スリットヒータを使用する必要がなく、スリットあるい
は小孔を一体的に設けることができる。このため、強度
の向上や、構造を簡潔にすることができる。さらに、小
孔の大きさを変えることで容易に成形品の大きさを変え
ることができる。
【0042】請求項2の発明による発泡樹脂からの繊維
成形品製造装置では、赤外線ランプは、窓を介して成形
装置の外に設けられているので、赤外線が照射される回
転体のみを加熱して、成形装置の壁などの回転体以外の
部分をより低温に保つことができる。
【0043】請求項3の発明による発泡樹脂からの繊維
成形品製造装置では、回転体のうちスリットあるいは小
孔を有する外周面に直接赤外線を照射するので、回転体
をより効果的に加熱することができる。
【0044】請求項4の発明による発泡樹脂からの繊維
成形品製造装置では、回転体の上および/または下の端
面に対向して窓や赤外線ランプが設けられるため、繊維
状の成形品が噴出される回転体の外周面に対向する成形
装置の壁面や窓間をより低温に保って成形品の固化をよ
り迅速に行うことができる。
【0045】請求項5の発明による発泡樹脂からの繊維
成形品製造装置では、赤外線を通すために昇温する窓
を、例えば冷風を吹き付ける等の冷却手段により冷却す
るので、繊維成形品が窓に融着したり付着するのを防止
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る発泡樹脂からの繊維成形品製造
装置の全体を示す断面図である。
【図2】回転ノズルの一部破断拡大正面図である。
【符号の説明】
1 繊維成形品製造装置 3 切断装置 5 搬送計量装置 7 成形装置 9 成形品レシーバ 35 外壁(窓) 37 赤外線ランプ 39 回転ノズル(回転体) 53 スリット板 P 発泡樹脂 S 細片 F 成形品
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 勝亦 好壯 静岡県沼津市大岡2068の3 東芝機械株式 会社沼津事業所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 供給された発泡樹脂を細片に切断する切
    断装置と、この切断装置にて切断された細片を計量し搬
    送する搬送計量装置と、この搬送計量装置にて計量搬送
    された細片を繊維状の成形品に成形する成形装置と、こ
    の成形装置で成形された繊維状の成形品を収集する成形
    品レシーバと、を備えた発泡樹脂からの繊維成形品製造
    装置であって、前記成形装置に設けられて周囲に多数の
    スリットあるいは小孔を有する回転体と、前記回転体の
    少なくとも一部に赤外線を照射して加熱するための赤外
    線ランプとを備えてなること、を特徴とする発泡樹脂か
    らの繊維成形品製造装置。
  2. 【請求項2】 前記赤外線ランプが前記成形装置の外側
    に設けられていると共に、この赤外線ランプからの赤外
    線を透過させて前記回転体に照射すべく前記成形装置に
    設けられたガラスからなる窓を備えてなること、を特徴
    とする請求項1記載の発泡樹脂からの繊維成形品製造装
    置。
  3. 【請求項3】 前記窓が前記回転体の外周面に対向して
    設けられ、前記赤外線ランプからの赤外線が回転体の外
    周面を加熱するものであること、を特徴とする請求項1
    又は2記載の発泡樹脂からの繊維成形品製造装置。
  4. 【請求項4】 前記窓が前記回転体の上および/または
    下の端面に対向して設けられ、前記赤外線ランプからの
    赤外線が回転体の前記端面を加熱するものであること、
    を特徴とする請求項1又は2記載の発泡樹脂からの繊維
    成形品製造装置。
  5. 【請求項5】 前記窓を冷却せしめる冷却手段を備えて
    なることを特徴とする請求項1、2、3、又は4記載の
    発泡樹脂からの繊維成形品製造装置。
JP10074539A 1998-03-23 1998-03-23 発泡樹脂からの繊維成形品製造装置 Pending JPH11279824A (ja)

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