JPH1127915A - 動力発生装置 - Google Patents

動力発生装置

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JPH1127915A
JPH1127915A JP9176730A JP17673097A JPH1127915A JP H1127915 A JPH1127915 A JP H1127915A JP 9176730 A JP9176730 A JP 9176730A JP 17673097 A JP17673097 A JP 17673097A JP H1127915 A JPH1127915 A JP H1127915A
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winding
power
permanent magnet
power supply
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JP9176730A
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Kazuhiko Asada
和彦 麻田
Hideki Morozumi
英樹 両角
Hidekazu Yamashita
秀和 山下
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の構成の動力発生装置は、力率を調整す
ることができないという課題を有している。 【解決手段】 永久磁石45・46を有する円筒状の第
2の物体41を、第2の物体41と同心に設けている円
筒状の第1の物体40中を軸47の方向に可動として、
第1の物体40と第2の物体41との対向面積を調整で
きるようにして、第1の物体40が備えている巻線42
a・42b・43a・43b・44a・44bに鎖交す
る第2の物体41の永久磁石45・46の磁束を調整し
て、力率を調整できる動力発生装置としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家庭用や産業用に
使用される回転運動を行う動力発生装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来使用されている動力発生装置を図8
に示している。この動力発生装置は、第1の物体1を構
成する固定子と、第1の物体1の内側に回転自在に設け
た第2の物体2を構成する回転子と、第2の物体2の永
久磁石3・4の磁極の位置を検知する位置検知手段33
a〜33cと、位置検知手段33a〜33cの信号によ
って第2の物体2の回転を制御する制御回路30と、制
御回路30の信号によって第2の物体2の巻線に電流を
供給するインバータ17とを備えている。
【0003】第2の物体2は、磁性体5と、磁性体5の
表面に設けた永久磁石3および永久磁石4と、出力軸6
を有している。永久磁石3は磁性体5の表面にN極が外
側になるように接着しており、永久磁石4は磁性体5の
表面にS極が外側になるように接着している。第1の物
体1は、珪素鋼板等を積層して構成した鉄心7と、鉄心
7に構成したスロットの中に設けた巻線8a・9a・1
0a・8b・9b・10bを有している。巻線8a・巻
線8b、巻線9a・巻線9b、巻線10a・巻線10b
はそれぞれ直列に接続しており、3相巻線を構成するよ
うに60゜ずつ離れた位置に配置している。
【0004】前記各巻線は、インバータ17とインバー
タ17を制御する制御回路30によって駆動されてい
る。 またインバータ17は、商用交流電源11と、商
用交流電源11を整流する全波の整流回路12と、整流
回路12の出力を波形成形するフィルタ回路40と、フ
ィルタ回路40に接続している。整流回路12は、ダイ
オード13・14・15・16をブリッジ接続して構成
している。フィルタ回路40は、電解式の平滑コンデン
サ41とチョークコイル42によって構成しており、整
流回路12の出力をリプルが少ない、ほぼ完全な直流に
波形成形している。
【0005】またインバータ17は、6個のトランジス
タ18〜23と、6個のダイオード24〜29とによっ
て構成している。制御回路30は、駆動回路31と論理
回路32とを有しており、前記トランジスタ18〜23
のベース端子は、すべて駆動回路31に接続している。
【0006】位置検知手段33a〜33cは、第1の物
体1と第2の物体2との間の空隙部に設けたホールIC
によって構成しており、第2の物体2が回転運動する際
に、永久磁石3・永久磁石4の磁極の位置を検知してい
る。すなわち、N極と対向している状態においてはHI
GHの論理を出力し、S極と対向している状態において
はLOWの論理を出力するものである。
【0007】以上の構成で、制御回路30が位置検知手
段33a〜33cの信号を受けて6個のトランジスタ1
8〜23を順次駆動し、第2の物体2を回転させるもの
である。
【0008】図9は図1の動力発生装置各部の電圧波形
を示したものである。図9の(ア)は位置検知手段33
aの信号波形を、(イ)は位置検知手段33bの信号波
形を、(ウ)は位置検知手段33cの信号波形を、
(エ)はトランジスタ18への信号波形を、(オ)はト
ランジスタ19への信号波形を、(カ)はトランジスタ
20への信号波形を、(キ)はトランジスタ21への信
号波形を、(ク)はトランジスタ子22への信号波形
を、(ケ)はトランジスタ23への信号波形を示してい
る。
【0009】すなわち論理回路32は、位置検知手段3
3a〜33cの3つの信号を論理演算することによっ
て、6個のトランジスタ18〜23を駆動するハイ・ロ
ウの信号を作成しているものである。
【0010】駆動回路31は、この信号がハイの場合に
は当該トランジスタにベース電流を供給してオンさせ、
ロウの場合にはベースに逆バイアスを印加してオフ状態
とするものである。
【0011】ここで、位置検知手段33a〜33cの信
号を受けて駆動回路31に伝達する論理回路32はある
程度の遅れ時間を有している。この遅れ時間は、実際に
は数十ナノ秒〜数100ナノ秒程度で、極めて短いもの
である。すなわち、論理回路32としては、例えばTT
LやCMOS式のロジック回路などを使用しているもの
である。このため、位置検知手段の信号の立ち上がりの
エッジもしくは立ち下がりのエッジと、トランジスタの
駆動信号の立ち上がりエッジもしくは立ち下がりエッジ
との時間差は、図9に示しているようにほとんどないも
のである。
【0012】これによって、第1の物体1に設けている
3相に配置した巻線8a・9a・10a・8b・9b・
10bに順次電流が流れるものである。この電流は、第
2の物体2を構成する永久磁石3と永久磁石4とが供給
している磁界と鎖交するものである。このため、永久磁
石3と永久磁石4とは相対的にトルクを受け、第2の物
体2は反時計方向に回転するものである。このトルクは
出力軸6を使用して、外部の負荷に供給することができ
るものである。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】従来の動力発生装置
は、出力軸6に接続している負荷の種類によっては、第
2の物体2の回転位相が、巻線8a・9a・10a・8
b・9b・10bが形成する回転磁界に対して進んだり
遅れたりするものである。このため、動力発生装置の力
率が低下することがあり、交流電源11に供給する入力
電力の利用効率が低下するものである。
【0014】このとき従来の構成の動力発生装置は、力
率を調整することができないという課題を有している。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、第2の物体を
第1の物体中を軸方向に可動でき、第2の物体の移動に
よって第1の物体と第2の物体との対向面積を調整でき
るようにして、力率を調整できる動力発生装置としてい
る。
【0016】
【発明の実施の形態】請求項1に記載した発明は、永久
磁石を有する円筒状の第2の物体を、第2の物体と同心
に設けている円筒状の第1の物体中を軸方向に可動とし
て、第1の物体と第2の物体との対向面積を調整できる
ようにして、第1の物体が備えている巻線に鎖交する第
2の物体の永久磁石の磁束を調整して、力率を調整でき
る動力発生装置としている。
【0017】請求項2に記載した発明は、第2の物体を
軸方向に移動したときに、同時に空隙の大きさが変化す
るようにして、力率の調整がより容易にできる動力発生
装置としている。
【0018】請求項3に記載した発明は、制御回路が位
置検知手段からの信号に従ってスイッチング素子をオン
オフ制御するようにして、高速域での力行運転を可能と
した速度制御性能の高い動力発生装置としている。
【0019】
【実施例】
(実施例1)以下本発明の第1の実施例について説明す
る。図1は本実施例の動力発生装置の構成を示す断面
図、図2は同側面図である。40は第1の物体で、円筒
状の珪素鋼板を積層した鉄心と、鉄心に構成したスロッ
ト中に収容した巻線42a・42b・43a・43b・
44a・44bを有している。巻線42a・42bと巻
線43a・43bと巻線44a・44bとは、図3に示
しているように直列に接続しており、平衡の三相回路を
構成している。また電源42は、三相で線間電圧が20
0ボルト周波数が60ヘルツの電流を巻線42a〜44
bに供給している。第1の物体40中には、空隙48を
介して、第1の物体40と同心に設けている第2の物体
41を配置している。第2の物体41は、第1の物体4
0に対して空隙48を有しているため、図2に示してい
るように、軸方向に移動可能となっており、また軸47
を中心に回転自在となっている。空隙48の大きさは、
本実施例では半径方向で0.3mm程度としている。また第
2の物体41は、第1の物体40と同様、円筒状として
おり、永久磁石45・46と、中心に配置している軸4
7を有している。軸47は、両端に設けている軸受け4
9・50によって支持されている。
【0020】以下本実施例の動作について説明する。電
源42が作動して、巻線42a〜巻線44bに三相の電
流を供給すると、回転磁界が発生し、第2の物体41の
永久磁石45・46がこの回転磁界によって吸引あるい
は反発して、第2の物体41が回転するものである。
【0021】このとき、本実施例によれば、図2に示し
ているように第2の物体41が第1の物体40に対して
軸47の方向に可動できる構成となっているものであ
る。図2(ア)は、第1の物体40の中に完全に第2の
物体41が入っている状態を示している。また図2
(イ)は、第2の物体41が第1の物体40から抜け出
た状態を示している。すなわち、(ア)に示している状
態では、第2の物体41の永久磁石45・46は第1の
物体40の巻線42a〜44bの回転磁界と完全に鎖交
しているものである。また(イ)に示している状態で
は、第2の物体41と第1の物体40との対向面積が小
さくなっているものである。すなわち、永久磁石45・
46は第1の物体40の巻線42a〜44bの回転磁界
と鎖交しない部分ができるものである。
【0022】このとき空隙48の長さは、(ア)の状態
でも(イ)の状態でも同一である。つまり、空隙48で
の磁束密度は両状態での差は無いものである。しかし、
第1の物体40と第2の物体41との対向面積に大きな
差があるため、永久磁石45・46が巻線42a〜44
bと鎖交する磁束の量には大きな差が生ずるものであ
る。本実施例の(イ)の状態のものは、(ア)の状態の
ものの約1/3となっている。
【0023】以上のように本実施例は、第2の物体41
を軸47の方向に可動とする構成として、軸47に接続
している負荷の種類に応じて第2の物体41の位置を調
整できるものである。このため、第2の物体41を構成
する永久磁石45・46と、第1の物体40に設けてい
る巻線42a〜44bと鎖交する磁束の量を加減するこ
とができ、同期機として運転した場合に、励磁巻線を有
する機械と同様に、力率を加減することができるものと
なる。
【0024】このため、電源42に対する力率の調整が
可能となり、効率の高い運転が可能となるほか、電源4
2に他の低力率の負荷を接続した場合には、その無効電
流分を供給し、電源42から見た力率を改善することも
可能となる。
【0025】(実施例2)続いて本発明の第2の実施例
について説明する。図4は本実施例の構成を示す分解斜
視図である。本実施例では、第1の物体50と第2の物
体51の両方を円板状に構成しており、両者を、軸方向
の空隙52を介在させて組み立てているものである。第
1の物体50は、巻線53a・53b・54a・54b
・55a・55bと鉄心56を有している。鉄心56
は、鉄損を軽減するため、厚さ0.35ミリメートルの
リボン状の珪素鋼板を、バームクーヘン状に積層してお
り、前記巻線を収容するための放射線状のスロットを有
している。また第2の物体51は、鉄製のヨーク円板5
7の下面に永久磁石58・59を貼り付け、ヨーク円板
57の上面に軸60を設けた構成としている。軸60の
端部には、ボールベアリングによって構成した軸受け6
1を設けている。なお、図示していないが、巻線53a
・53b・54a・54b・55a・55bに実施例1
と同様の三相電流を供給する電源を備えている。
【0026】以下本実施例の動作について説明する。本
実施例では、軸受け61を上下動自在としていることに
より、空隙52の大きさを1〜5ミリメートルに調整で
きるものである。空隙52を小さく調整した場合には、
磁束密度が大となって、永久磁石58・59が発生する
磁界は巻線53a・53b・54a・54b・55a・
55bに強く作用する。逆に空隙52を大きく調整した
場合には、磁気抵抗が大となって、永久磁石58・59
が発生する磁界は巻線53a・53b・54a・54b
・55a・55bに弱く作用する。
【0027】このとき本実施例によれば、第1の物体5
0と第2の物体51との対向面積はほぼ一定であるが、
空隙52の大きさを調整することによって、磁束密度が
変化し、永久磁石58・59が発生する磁束が巻線53
a・53b・54a・54b・55a・55bと鎖交す
る鎖交磁束の量は変化するものである。
【0028】したがって本実施例によっても、実施例1
の場合と同様に、第2の物体51を軸60の方向に移動
することによって、磁束の量を加減することができる。
このため、同期機として運転した場合には、励磁巻線を
有する機械と同様に、力率を加減することができるもの
である。
【0029】このため、電源42に対する力率の調整が
可能となり、効率の高い運転が可能となるほか、電源4
2に他の低力率の負荷を接続した場合には、その無効電
流分を供給し、電源42から見た力率を改善することも
可能となる。
【0030】(実施例3)次に本発明の第3の実施例に
ついて説明する。図5は本実施例の構成を示す分解斜視
図である。本実施例では、第1の物体62と第2の物体
63の両方を、円錐状としており、第2の物体63が第
1の物体62上に空隙64を介して勘合する構成となっ
ている。第1の物体62は、円錐面上に、三相巻線を構
成する巻線65a・65b・66a・66b・67a・
67bを備えている。巻線65a・65b・66a・6
6b・67a・67bは、図示していない電源から三相
電力を供給されているものである。第2の物体63は、
円錐状の鉄製のヨーク68の内側に永久磁石69・70
を有しており、また上部には軸71と軸受け61を有し
ている。
【0031】以上のように本実施例では、第2の物体6
3を上下させることによって、第1の物体62と第2の
物体63の対向面積が変化すると共に、空隙64の大き
さも変化するものである。このため前記各実施例と同
様、第2の物体63を構成する永久磁石69・70と、
第1の物体62に設けている巻線65a〜67bと鎖交
する磁束の量を加減することができ、同期機として運転
した場合に、励磁巻線を有する機械と同様に、力率を加
減することができるものとなる。
【0032】(実施例4)続いて本発明の第4の実施例
について説明する。図6は本実施例で使用している電源
の構成を示すブロック図である。第1の物体と第2の物
体との構成は、前記各実施例で説明したものと同様とし
ている。
【0033】本実施例の電源75は、インバータ76
と、インバータ76を制御する制御回路89と、永久磁
石の位置を検出する位置検知手段90を備えている。イ
ンバータ76は、トランジスタとダイオードを並列接続
して構成したスイッチング素子77〜82と、スイッチ
ング素子77〜82に直流電流を供給する直流電源91
と、スイッチング素子77〜82をオンオフ制御する制
御回路89を有している。制御回路89は、位置検知手
段90を構成するホールIC92・93・94からの信
号に従ってスイッチング素子77〜82のオンオフを制
御している。なお直流電源91は、商用交流電源・整流
回路・フィルタ回路などによって構成したもので、従来
から一般的に使用されているものである。位置検知手段
90は、第1の物体40と第2の物体41との間の空隙
48に設けたホールIC92・93・94によって構成
しており、各ホールICは、N極と対向している状態に
おいてはハイの論理信号を出力し、S極と対向している
状態においてはロウの論理信号を出力する。
【0034】以上の構成で、制御回路89は位置検知手
段90の信号を受けて6個のスイッチング素子77〜8
2を順次駆動し、第2の物体41を回転させる。このと
き制御回路89は、巻線65a〜67bに流れる電流
が、常に永久磁石45・46による磁束に対して、電気
的に直角となる角度に制御しているものである。このた
め、本実施例の電源75を使用することによって、動力
発生装置は直流機と同等の特性を得ることができる。ま
た、電源75を構成するスイッチング素子77〜82の
電流定格値を小さいものとすることも可能となる。
【0035】さらに、実施例1〜実施例3で説明したよ
うに、接続している負荷の種類に応じて第2の物体41
を軸方向に移動することによって、永久磁石が発生する
磁界と鎖交する巻線磁束を減少できるものである。この
ため、本実施例の動力発生装置のトルク−速度特性は図
7に示した特性となるものである。図7のaは第1の物
体40または62と第2の物体41または63との対向
面積を最大とした場合の特性を、bは同対向面積を最小
とした場合の特性を示している。つまり、対向面積を最
小としたbの場合には、無負荷速度が上昇し、低トルク
の負荷である場合には高速での運転が可能となるもので
ある。また、対向面積を最大としたaの場合には、高ト
ルクでの運転が可能となるものである。
【0036】
【発明の効果】請求項1に記載した発明は、巻線を有す
る円筒状の第1の物体と、前記第1の物体と空隙を有し
て同心に設けた永久磁石を有する円筒状の第2の物体
と、前記巻線に流れる電流を供給する電源とを備え、前
記巻線には永久磁石による磁束が鎖交し、第1の物体と
第2の物体との対向面積は、第2の物体が軸方向に移動
することによって変化することによって力率を調整でき
る構成として、第1の物体と第2の物体との対向面積を
調整できるようにして、力率を調整できる動力発生装置
を実現するものである。
【0037】請求項2に記載した発明は、巻線を有する
円板状の第1の物体と、前記第1の物体と空隙を介して
設けた永久磁石を有する円板状の第2の物体と、前記巻
線に流れる電流を供給する電源とを備え、前記空隙の大
きさを第1の物体と第2の物体との相対位置によって調
整する構成として、力率の調整がより容易にできる動力
発生装置を実現するものである。
【0038】請求項3に記載した発明は、電源は、少な
くとも1個のスイッチング素子を有するインバータと、
インバータを制御する制御回路と、永久磁石の位置を検
出する位置検知手段を備え、前記制御回路は、位置検知
手段からの信号に従ってスイッチング素子のオンオフを
制御する構成として、高速域での力行運転を可能とした
速度制御性能の高い動力発生装置を実現するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例である動力発生装置の構
成を示す断面図
【図2】同、第2の物体の動作を説明する側面図 (ア)第2の物体が第1の物体中に移動した状態を示す
側面図 (イ)第2の物体が第1の物体から外に出ている状態を
示す側面図
【図3】同、第1の物体を構成する巻線の接続を示す回
路図
【図4】本発明の第2の実施例の動力発生装置を示す分
解斜視図
【図5】本発明の第3の実施例の動力発生装置を示す分
解斜視図
【図6】本発明の第4の実施例の動力発生装置に使用し
ている電源の構成を示す接続図
【図7】同、速度とトルクの関係を示す特性図
【図8】従来の動力発生装置の構成を示すブロック図
【図9】同、各部の動作を示す波形図
【符号の説明】
40 第1の物体 41 第2の物体 42 電源 42a 巻線 42b 巻線 43a 巻線 43b 巻線 44a 巻線 44b 巻線 45 永久磁石 46 永久磁石 47 軸 48 空隙 50 第1の物体 51 第2の物体 52 空隙 53a 巻線 53b 巻線 54a 巻線 54b 巻線 55a 巻線 55b 巻線 58 永久磁石 59 永久磁石 60 軸 62 第1の物体 63 第2の物体 65a 巻線 65b 巻線 66a 巻線 66b 巻線 69 永久磁石 70 永久磁石 71 軸 75 電源 76 インバータ 77 スイッチング素子 78 スイッチング素子 79 スイッチング素子 80 スイッチング素子 81 スイッチング素子 82 スイッチング素子 89 制御回路 90 位置検知手段 91 直流電源

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 巻線を有する円筒状の第1の物体と、前
    記第1の物体と空隙を有して同心に設けた永久磁石を有
    する円筒状の第2の物体と、前記巻線に流れる電流を供
    給する電源とを備え、前記巻線には永久磁石による磁束
    が鎖交し、第1の物体と第2の物体との対向面積は、第
    2の物体が軸方向に移動することによって変化すること
    によって力率を調整できる動力発生装置。
  2. 【請求項2】 巻線を有する円板状の第1の物体と、前
    記第1の物体と空隙を介して設けた永久磁石を有する円
    板状の第2の物体と、前記巻線に流れる電流を供給する
    電源とを備え、前記空隙の大きさを第1の物体と第2の
    物体との相対位置によって調整することによって、力率
    を調整できる動力発生装置。
  3. 【請求項3】 電源は、少なくとも1個のスイッチング
    素子を有するインバータと、インバータを制御する制御
    回路と、永久磁石の位置を検出する位置検知手段を備
    え、前記制御回路は、位置検知手段からの信号に従って
    スイッチング素子のオンオフを制御する請求項1または
    2に記載した動力発生装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004093297A1 (en) * 2003-04-17 2004-10-28 Man-Suk Park Rotating apparatus using a magnet and rotating decoration employing the same

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