JPH11278749A - ケーブルの整列巻取装置 - Google Patents

ケーブルの整列巻取装置

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JPH11278749A
JPH11278749A JP8359798A JP8359798A JPH11278749A JP H11278749 A JPH11278749 A JP H11278749A JP 8359798 A JP8359798 A JP 8359798A JP 8359798 A JP8359798 A JP 8359798A JP H11278749 A JPH11278749 A JP H11278749A
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Japan
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shifter
cable
reel
winding
rotation
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JP8359798A
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Kozo Tanaka
康造 田中
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ケーブルの飛び等によるシフター位置ずれを
防止し、かつシフターの初期設定位置ずれを補正する。 【解決手段】 シフター2をリール1と機械的に連結
し、同期させて動かすことにより、ケーブルの飛びや振
動によるシフター位置の誤検出によるシフター位置ずれ
を防止する。光センサー3によりケーブルがリール中央
に達したことを検知し、このタイミングでシフター位置
を検出し、ケーブル位置との差をサーボモータ8により
補正する。サーボモータの駆動力は、差動歯車9を介し
て伝達し、リール回転と同期した動きを維持しつつシフ
ター位置の補正を可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ケーブルの整列巻
取装置に関し、特に航空機等高い信頼性と小型・軽量化
が要求される環境で用いられるケーブルの整列巻取装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の装置においては、センサー
によってケーブルが巻取られる直前の位置を検出し、シ
フターをその位置データをもとに最適に位置決めする方
式が用いられている。例えば、特開平5−258984
号公報に開示された技術では図2に示すようにセンサー
として光センサーが用いられている。図2で、ボビン1
3に巻取られる直前のケーブルをセンサ14で検出して
このケーブルのトラバース方向を検出し、上流に設けら
れたパス設定ローラ15で検出されたトラバース方向に
移動させている。
【0003】また、特開平8−188333号公報に開
示された技術では、図3に示すように、ビデオカメラが
用いられている。図3で、ドラム16に巻取られるケー
ブルをビデオカメラ17で画像としてとらえ、この画像
パターンから巻取点と巻取状態を検知し、この検知結果
によりガイドローラ18の位置を制御している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】センサーを用いる方式
の場合、ケーブルがリールに巻取られる直前の位置を検
出してシフターを移動していくため、直前の巻取り位置
が正しいことが前提であり、ケーブルが高速で巻かれて
振動や飛びはねが生じたり、急に巻取速度が低下してケ
ーブルが緩んだりした場合、ケーブル位置が誤検出さ
れ、シフターが正しく位置決めされないという問題があ
る。従って、この方式ではケーブルに一定の張力をか
け、安定して巻取ることができる環境である必要があっ
た。
【0005】一方、ビデオカメラを用いる場合、巻乱れ
を画像で認識できるメリットはあるが、カメラやパソコ
ン等、画像処理を行うための装置が大がかりとなり、一
般産業用としては問題はないが小型・軽量が要求される
環境、例えば航空機から各種荷物を吊下げたり、巻上げ
たりするウインチ等の環境下では使用できない。
【0006】更に、他の方式としてリールとシフターを
チェーン等で機械的に連結し、リールの回転と同期させ
てシフターを移動させる方式がある。この方式ではシフ
ターの位置はケーブルの振動、飛びはね等の影響をうけ
ないという長所はあるが、反面、機械的に連結している
ため、シフター位置の初期設定を正確に行わないと、シ
フター位置がケーブル巻取位置に対して位置ずれを起こ
したままとなり、巻乱れの要因となっていた。又、人に
よるシフター位置の正確な初期設定に手間がかかるとい
う問題があった。
【0007】本発明の目的は、上述した課題を解決し、
ケーブルの振動・振れによるシフター位置の変動を防止
しつつ、シフターの初期設定ずれを補正できるケーブル
の整列巻取装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のケーブル整列巻
取装置は、リールの回転と同期して動くシフター(図1
−2)とリールの中央に配置した光センサー(図1−
3)と、シフターの現在位置を検知する位置センサー
(図1−11)と、シフター位置を補正する時、リール
回転連動部(図1−4)からの駆動力伝達と独立してシ
フター位置補正を行えるようにするための差動歯車(図
1−9)、シフター位置を補正するための補正回路(図
1−6)及びモータドライバ(図1−7)及びサーボモ
ータ(図1−8)を有する。
【0009】本発明においては、上述した構成により、
シフターはリールの回転と機械的に連動して動くため、
ケーブルが振動や飛びを起こしてもシフターが位置ずれ
を起こすことはない。
【0010】更に、リールの中央に配置した光センサー
により、ケーブル巻取位置が中央にあることを検知し、
このタイミングでシフター位置との差を検出し、サーボ
モータによりシフター位置の補正を行う。
【0011】更にまた、サーボモータによるシフター位
置の補正は差動歯車を介して行うので、リール回転中に
リール回転連動部によるリールの回転と同期した動きを
維持しつつシフター位置の補正が可能となる。以上によ
りケーブルの振動・飛び等による突発的なシフター位置
づれの防止と、機械的連動方式のシフター位置初期設定
ずれの補正の両立を図ることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0013】図1は本発明の実施の形態を示した図であ
り、図で、リール1はリール駆動モータ12で駆動され
ており、ケーブルはシフター2により位置決めされリー
ル1に巻取られる。シフター2は差動歯車9を介して、
リール回転連動部4によりリールと機械的に連結されて
おり、リールの回転と同期してリードスクリュー10が
回転することによりこのリードスクリュー上をシフター
が移動する。リール回転連動部4は具体的にはチェーン
やタイミングベルト等である。
【0014】光センサー3はリールの中央に配置し、巻
取られたケーブルまでの距離を計測しており、この計数
結果が変化することでケーブルが中央にきたことを検出
回路5で検出する。一方、シフター2の位置をシフター
位置センサー11と検出回路5で検出し、ケーブルがリ
ール中央にきたタイミングでシフター位置とケーブル位
置との差を計測し、補正回路6より補正信号を出力す
る。この補正信号によりサーボモータ8を駆動しシフタ
ー2の位置を補正する。
【0015】サーボモータ8の駆動力は差動歯車9を介
してシフター2に伝達される。これによりリール回転と
の同期を取りつつシフター位置の補正ができるようにす
る。シフター位置はあらかじめ目視で大体の位置合せを
行っておけば、リールの回転駆動が始まり、ケーブルが
リールの中央に達した段階で自動的に位置補正される。
【0016】
【発明の効果】本発明の第1の効果は、ケーブルの振動
・飛び等によりシフターが位置ずれを起こすことを防止
できる。その理由は、シフター位置をリールの回転と機
械的に連結し、同期をとっているためである。
【0017】第2の効果は、第1の効果を維持しつつシ
フター位置の補正を行うことができる。その理由は、セ
ンサからの位置データをもとに差動歯車を介して、サー
ボモータでシフター位置を移動することができる構造で
あるためである。
【0018】又、センサとしてビデオカメラを用いない
ためパソコン等、画像処理のための器材が不要であり、
器材が大型にならずにすみ、航空機等小型・軽量が要求
される環境での使用が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す図。
【図2】従来例を示す図。
【図3】他の従来例を示す図。
【符号の説明】
1 リール 2 シフター 3 光センサー 4 リール回転連動部 5 検出回路 6 補正回路 7 モータドライバ 8 サーボモータ 9 差動歯車 10 リードスクリュー 11 シフター位置センサー 12 リール駆動モータ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リール上の巻取位置にケーブルを位置決
    めするシフターと、このシフターをリールの回転と機械
    的に同期させるリール回転連動部と、ケーブルがリール
    の所定位置まで巻かれたことを検知する光センサーと、
    シフターの位置を検出する位置センサーと、ケーブルと
    シフターの位置の差を検出して補正信号を出力する補正
    回路と、この補正信号によりシフター位置を正しい位置
    に移動させるためのシフター駆動部とを具備するケーブ
    ルの整列巻取装置。
  2. 【請求項2】 前記シフター駆動部がシフター駆動をリ
    ール回転中にリール回転駆動部と干渉しないで位置補正
    を可能とする差動歯車を有することを特徴とする請求項
    1記載のケーブルの整列巻取装置。
  3. 【請求項3】 シフターの補正動作をリールの中央部分
    までケーブルが巻かれたタイミングで行うことを特徴と
    する請求項1記載のケーブルの整列巻取装置。
  4. 【請求項4】 前記シフター駆動部が前記差動歯車を駆
    動するサーボモータを含むことを特徴とする請求項2記
    載のケーブルの整列巻取装置。
JP8359798A 1998-03-30 1998-03-30 ケーブルの整列巻取装置 Expired - Lifetime JP2900936B1 (ja)

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Effective date: 19990216