JPH11278660A - 粉体の空気輸送装置 - Google Patents

粉体の空気輸送装置

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JPH11278660A
JPH11278660A JP8065098A JP8065098A JPH11278660A JP H11278660 A JPH11278660 A JP H11278660A JP 8065098 A JP8065098 A JP 8065098A JP 8065098 A JP8065098 A JP 8065098A JP H11278660 A JPH11278660 A JP H11278660A
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JP
Japan
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powder
pipe
transport
air
plug
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP8065098A
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English (en)
Inventor
Keishiro Saito
圭司郎 斉藤
Seizo Sasaki
聖三 佐々木
Seiichi Terakura
誠一 寺倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 所要の輸送動力を増大させることなく、かつ
粉体の輸送能力を悪化させることなく、良好にプラグ輸
送を行うことができる粉体の空気輸送装置を提供する。 【解決手段】 粉体8の輸送管9の途中にバイパス管1
1を設け、該バイパス管の途中にタイマー13により間
欠的に開閉される弁12を介在設置し、該弁を開いて輸
送管9内の空気をバイパス管11に迂回させることによ
って粉体8を輸送管9中に堆積させ、その後弁12を閉
じてこの堆積した粉体8を大きなプラグ10として押出
すようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気を用いて粉体
を輸送する粉体の空気輸送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、粉体(または粒体)の空気輸送装
置として、例えば図3および図4に示すものがある。図
3に示した空気輸送装置は、圧送タンク21に貯蔵され
た粉体22を重力または空気供給源23からの空気によ
って輸送管24内に圧送し、他方、空気供給源23から
2次空気管25を通ってチェックバルブ26を介して2
次空気を輸送管24内に吹き込み、該2次空気により輸
送管24内の粉体柱を分断してプラグ輸送を行うように
したものである。その際、2次空気は、輸送管24と2
次空気管25の間に設けた複数のチェックバルブ26を
間欠作動または圧力感知作動させることによって、輸送
管24内に送り込まれる。
【0003】また、図4に示す従来の空気輸送装置装置
は、圧送タンク21から排出された高濃度の粉体22を
空気供給源23からの空気によって輸送管24内に送り
込み、その状態において、該輸送管内で粉体22のプラ
グ27が長くなり過ぎるたときには、図5に示すように
輸送管24内に空気の一部がバイパス管28を通って迂
回するようにし、この迂回した空気29の流れによりプ
ラグを切断してその輸送を行うようにしたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図3に示し
た空気輸送装置では、輸送管24の各所に空気を吹き込
むようにしているため、該輸送管の末端に行くにつれて
空気流量が増加し、所要の輸送動力が増大する欠点があ
った。また、図4に示す空気輸送装置では、空気の流れ
る有効断面積が実質的にバイパス管28の分だけ広くな
るため、輸送管24内を流れる空気の流速が減少し、そ
の輸送能力が逆に悪化してしまうという問題があった。
【0005】さらに、流動性の高い粉体22のプラグ輸
送を行なう場合には、図3または図4の空気輸送装置の
いずれ装置においても、プラグが崩れて吹き抜けを起こ
し易く、管底流となってしまう不具合があった。このよ
うに輸送管24の途中でプラグが崩壊して管底流が生じ
ると、管底に静止する粉体層の厚さが増加していき、そ
こへ別のプラグが進入してくると、輸送管24が閉塞さ
れてしまうという問題が生じた。したがって、このよう
な高流動性の粉体22のプラグ輸送を行う場合には、輸
送管24の途中で崩れたプラグを十分に再構築する必要
があった。本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
で、所要の輸送動力を増大させることなく、かつ粉体の
輸送能力を悪化させることなく、良好にプラグ輸送を行
うことができる粉体の空気輸送装置を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、空気を用いて粉体を輸送する粉体の空
気輸送方法において、上記粉体の輸送管の途中にバイパ
ス管を設け、該バイパス管の途中に間欠的に開閉される
弁を介在設置し、該弁を開いて上記輸送管内の空気を上
記バイパス管に迂回させることによって粉体を輸送管中
に堆積させ、その後上記弁を閉じてこの堆積した粉体を
大きなプラグとして押出すようにしている。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る粉体の空気輸
送装置の一実施形態を図1および図2を参照しながら詳
細に説明する。本実施形態の粉体の空気輸送装置1は、
空気供給源2と、タイマー3によって間欠的に切り変え
られ、空気供給源2からの空気をパルス状のエアレーシ
ョン空気4とプラグ形成空気5に振り分ける切換弁6
と、粉体(または粒体)7を収容する圧送タンク8と、
該圧送タンクから重力またはタンク内圧によって排出さ
れる粉体7を輸送する輸送管9とを備えている。圧送タ
ンク8内には、空気供給源2から切換弁6を介して間欠
的にパルス状のエアレーション空気4が送り込まれて、
圧送タンク8内の粉体7が固まらないようにしている。
また、輸送管9には、空気供給源2から切換弁6を介し
て間欠的にプラグ形成空気5が送り込まれており、これ
により、輸送管9の入口で粉体7を分断してプラグ10
(図2参照)を形成している。このようにして形成され
たプラグ10は、輸送管9の下流に押し流される。
【0008】本実施形態の空気輸送装置1は、さらに、
輸送管4の途中にバイパス管11を設け、該バイパス管
の途中にロータリー弁12を設置している。ロータリー
弁12は、タイマー13に基づいて作動する駆動装置1
4によって、間欠的に開閉される。バイパス管11長さ
は、輸送管9の径の10〜100倍程度が好ましい。本
実施形態では、バイパス管11の途中に介在する弁をロ
ータリー弁12としているが、これに限らず、要はタイ
マーによって開閉制御が可能な弁であれば、どのような
タイプの弁でも良い。
【0009】図2(a)〜(c)は、本実施形態の空気
輸送装置1によってプラグが再構築される状態を示し、
それぞれバイパス管11が設けられた箇所を拡大して示
す。同図(a)は、バイパス管11のロータリー弁12
が開となっているときの状態を示す。この状態において
は、輸送管9内を流れてきた空気の大部分の空気がバイ
パス管11の方へ迂回する。このバイパス空気15がバ
イパス管11を流れている間、上流側から崩れかけた短
いプラグ10もしくは管底流16がバイパス管11の入
口と出口の区間にある輸送管9内に到達すると、それら
はその慣性やわずかに流れる空気により輸送管9中に堆
積し成長していく(同図(a)参照)。その堆積したプ
ラグの長さがバイパス管11区間の長さと同程度となる
(同図(b)参照)。このタイミングでロータリー弁1
2を閉じると、輸送管9内の空気圧は全てこの堆積した
粉体8に作用して、長いプラグ17を形成しつつ該プラ
グを押し出す(同図(c)参照)。この動作を繰り返す
ことにより、輸送中に崩れたプラグの再構築が行われ
て、粉体8のプラグ輸送が行われる。
【0010】上記したようにある程度の長さのプラグ1
7が輸送管9内に形成されると、管底に堆積した管底層
16は該プラグにより大きく押し流されるため、管底層
16の厚みが減り、該輸送管の閉塞が防止される。ま
た、従来の粉体の空気輸送装置では、一般的に、輸送管
9の末端に行くに従ってその管径が大きく設定されてい
ることが多い。このように輸送管9の管径が変化する
と、これに対応して、輸送管9のそれぞれの場所におけ
る最適なプラグ長も変化する。このような輸送管9のそ
れぞれの場所によってプラグ長が変化する空気輸送装置
に対しては、本実施形態の空気輸送装置1のようなプラ
グを再構築する機構を適用するのが有効である。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る粉体
の空気輸送装置によれば、空気を用いて粉体を輸送する
粉体の空気輸送方法において、上記粉体の輸送管の途中
にバイパス管を設け、該バイパス管の途中に間欠的に開
閉される弁を介在設置し、該弁を開いて上記輸送管内の
空気を上記バイパス管に迂回させることによって粉体を
輸送管中に堆積させ、その後上記弁を閉じてこの堆積し
た粉体を大きなプラグとして押出すようにしているの
で、輸送管が閉塞するのを効果的に防止することがで
き、粉体の輸送能力を悪化させることなく、良好にプラ
グ輸送を行うことができる。しかも、上記バイパス管に
介在させた弁を閉じることによって上記輸送管内にプラ
グを再構築するようにしているので、従来のように外部
から2次空気を供給する手段を別途設ける必要がなく、
輸送管中の空気のみを用いてプラグの再形成が可能であ
ることから、所要の輸送動力を増大させることなく、プ
ラグ輸送を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る粉体の空気輸送装置の一実施形態
を概念的に示す図である。
【図2】本発明に係る粉体の空気輸送装置の一実施形態
の要部を拡大して示す断面図であり、(a)はロータリ
ー弁を開いているときの状態を示し、(b)はプラグが
成長する様子を示し、(c)はプラグが押し流されてい
る様子を示す。
【図3】従来の粉体の空気輸送装置の一例を概念的に示
す図である。
【図4】従来の粉体の空気輸送装置の他の例を概念的に
示す図である。
【図5】図4において矢印Aで示す円で囲む部分を拡大
して示す断面図である。
【符号の説明】
1 空気輸送装置 2 空気供給源 3 タイマー 4 エアレーション空気 5 プラグ形成空気 6 切換弁 7 圧送タンク 8 粉体 9 輸送管 10 プラグ 11 バイパス管 12 ロータリー弁 13 タイマー 14 駆動装置 15 バイパス空気 16 管底流 17 長いプラグ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気を用いて粉体を輸送する粉体の空気
    輸送方法において、上記粉体の輸送管の途中にバイパス
    管を設け、該バイパス管の途中に間欠的に開閉される弁
    を介在設置し、該弁を開いて上記輸送管内の空気を上記
    バイパス管に迂回させることによって粉体を輸送管中に
    堆積させ、その後上記弁を閉じてこの堆積した粉体を大
    きなプラグとして押出すことを特徴とする粉体の空気輸
    送方法。
  2. 【請求項2】 空気を用いて粉体を輸送する粉体の空気
    輸送装置において、粉体を輸送するための輸送管と、該
    輸送管の供給側に接続され、上記輸送管に粉体を送り込
    む圧送タンクと、該圧送タンクから送られる粉体を上記
    輸送管の入口で分断してプラグを形成して上記輸送管内
    に圧送する空気供給装置と、上記輸送管途中に設けられ
    たバイパス管と、該バイパス管の途中に間欠的に開閉さ
    れる弁を介在設置し、該弁を開いて上記輸送管内の空気
    を上記バイパス管に迂回させることによって粉体を輸送
    管中に堆積させ、その後上記弁を閉じてこの堆積した粉
    体を大きなプラグとして押出すことを特徴とする粉体の
    空気輸送装置。
JP8065098A 1998-03-27 1998-03-27 粉体の空気輸送装置 Withdrawn JPH11278660A (ja)

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JP (1) JPH11278660A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100938298B1 (ko) 2007-12-03 2010-01-22 대우조선해양 주식회사 분체 수송용 플러그 제어장치
US10625936B2 (en) 2015-03-09 2020-04-21 Maricap Oy Method and apparatus in a pneumatic pipe transport system for material, and a conveying system for wastes

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100938298B1 (ko) 2007-12-03 2010-01-22 대우조선해양 주식회사 분체 수송용 플러그 제어장치
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