JPH11277491A - 被切削物の削り機 - Google Patents

被切削物の削り機

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JPH11277491A
JPH11277491A JP10085827A JP8582798A JPH11277491A JP H11277491 A JPH11277491 A JP H11277491A JP 10085827 A JP10085827 A JP 10085827A JP 8582798 A JP8582798 A JP 8582798A JP H11277491 A JPH11277491 A JP H11277491A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 カツオ節等の被切削物を連続的に削る薄皮状
の削り節の品質を高めるとともに、刃体の刃持ちを改善
した被切削物の削り機を提供する。 【解決手段】 円盤13の外周側面に、複数の刃口20
を法線方向Xに向けて間隔的に開口し、上記各刃口の切
削面側15Aに刃先17Aを僅かに突出させた刃体を反
対側の取付面15B側に配置し、上記切削面に対してカ
ツオ節等の被切削物をその長手方向を接線方向Yに向け
て押圧配置させ、上記被切削物の削面を、その長手方向
に上記刃先により連続的な薄皮状に削る被切削物の削り
機において、上記刃体17の刃先は、その外端17B側
を上記円盤の法線方向Xに対して回転方向Eの後方に傾
斜させたものである。これにより、スムースな削りがで
き、またカールしない高品質の削り節が得られ、また刃
体の刃持ちもよくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カツオ節等の被切
削物をその長手方向に連続的に薄皮状に削る被切削物の
削り機に係り、特に、連続的に削る薄皮状の削り節の品
質を高めるとともに、刃体の刃持ちを改善したものに関
する。
【0002】
【従来の技術】カツオ節、サバ節、アジ節、イワシ節等
の被切削物を、その長手方向に連続的に薄皮状に削る削
り機が従来から提供されている。その構造は、図6,図
7,図8,図9に示すように、円盤1の外周側面3に、
複数の刃口5を略法線方向Xに向けて間隔的に開口され
ている。上記各刃口5の切削面側3Aに刃先7Aを僅か
に突出させた刃体7を、反対側の取付面側3Bに配置さ
せている。そして、上記切削面3Aに対して、カツオ節
等の被切削物Kをその長手方向Aを円盤1の略接線方向
Yに向けて配置する。上記被切削物Kは、上記切削面3
Aに適宜押圧手段で押圧すると、上記円盤1の回転で刃
先7Aが被切削物Kの削面Koをその長手方向Aに連続
的に薄皮状に削り、削り節K´を得るものである。
【0003】上記被切削物の削り機10においては、刃
体7の刃先7Aはその外端7B側を、上記円盤1の略法
線方向Xに対して回転方向Eに所定角θだけ前方に傾斜
させている。この刃先7Aの前方への傾斜により、図
8,図9に示すように、被切削物Kの削り始め部K1に
対し、刃先7Aはほぼ直角(正面当り)に削り込み、被
切削物Kの中腹部K2で直角(正面当り)に削り込み、
削り終わり部K3では、この位置の略法線方向X´より
も刃先7Aの外端7B側を回転方向Eに所定角θだけ先
行させた斜め方向に削り込む。
【0004】しかし、上記被切削物の削り機10におい
ては、硬い被切削物Kの削り始め部K1に対し、刃先7
Aはほぼ直角(正面当り)に削り込み、大きな削込力F
が必要になるから、刃先7Aの刃先角度を30度から2
0度前後に鋭くして切れ味を良くすると、早く摩耗して
しまい切れ味が1日程度で悪くなる。そこで、刃体7の
刃先7Aの刃先角度を35度前後に鈍くすると、切れ味
が悪くなり、始めから品質の悪い削り節K´となる問題
がある。
【0005】そして、図8,図9に示すように、被切削
物Kの中腹部K2では直角(正面当り)に削り込むか
ら、大きな削込力Fが必要な上にきれいに削れない。更
に、削り終わり部K3では、この位置の略法線方向X´
よりも刃先7Aの外端7B側を回転方向Eに所定角θだ
け先行した斜め方向に削り込むから、この部分の削り節
K″がカール状となり、連続的に削る薄皮状の削り節K
´の商品価値を低下させてしまうという問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
削り機が持つ問題点に鑑みてなされたもので、特に、連
続的に削る薄皮状の削り節がきれいに削れカールを生じ
させず品質を高めるとともに、刃体の切れ味が良く且つ
刃持ちを改善した被切削物の削り機を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
した被切削物の削り機は、円盤の外周側面に、複数の刃
口を略法線方向に向けて間隔的に開口し、上記各刃口の
切削面側に刃先を僅かに突出させた刃体を反対側の取付
面側に配置し、上記切削面に対してカツオ節等の被切削
物をその長手方向を略接線方向に向けて押圧配置させ、
上記被切削物の削面を、その長手方向に上記刃先により
連続的な薄皮状に削る被切削物の削り機において、上記
刃体の刃先は、その外端側を上記円盤の略法線方向に対
して回転方向の後方に傾斜させて配置したことを特徴と
する。
【0008】請求項2の被切削物の削り機は、請求項1
記載の被切削物の削り機において、上記刃体の刃先は、
被切削物のほぼ中心部に引いた第1法線に対し、これよ
り回転方向の進み側に一定距離離れた位置に引いた第2
法線上にある刃体の刃先の延長線方向を上記第1法線に
一致するようにしたことを特徴とする。
【0009】請求項3の被切削物の削り機は、請求項1
または2記載の被切削物の削り機において、上記刃体の
刃先は、その刃先角度を35度前後としたことを特徴と
する。
【0010】
【作用】本発明の請求項1によると、刃体の刃先は、そ
の外端側を上記円盤の略法線方向に対して回転方向の後
方に傾斜させているから、上記刃体の刃先は、被切削物
の削り始め部に対して刃先を斜め方向にして削り込み、
被切削物の削り終わり部では刃先をほぼ直角方向(正面
方向)にして削り込まれる。
【0011】即ち、硬いカツオ節等の被切削物の削り始
め部においては、刃先の外端側を回転方向の後方にして
斜め方向に削り込むから、小さな削込力で刃先が削り始
め部に進入するとともに、被切削物の中腹部から削り終
わり部では刃先をほぼ直角方向(正面方向)にして削り
進むから、ここではカールを発生させない。
【0012】請求項2によると、刃体の刃先は、被切削
物のほぼ中心部に引いた第1法線に対し、これより回転
方向の進み側に一定距離離れた位置に引いた第2法線上
にある刃体の刃先の延長線方向を上記第1法線に一致す
るように、刃先の外端側を後退して配置しているので、
硬いカツオ節等の被切削物の削り始め部において、刃先
の外端側を回転方向の後方に所定の正確な斜め方向のも
とに削り込むから、小さな削込力で刃先が削り始め部に
進入する。
【0013】更に、被切削物の中腹部から削り終わり部
では、刃先を所定の正確な直角方向(正面方向)にして
削り進むから、削り終わり部において刃先が正確な直角
方向(正面方向)に向けられ、ここではカールを発生さ
せない。
【0014】請求項3によると、その刃先角度を35度
前後としているので、刃先強度を増大させるとともに、
刃先の外端側を回転方向の後方にして斜め方向に削り込
むから、実際の刃先角度(35度前後)よりも小さな刃
先角度(25度前後)となって刃先が削り始め部に進入
する。
【0015】これにより、刃体は小さな削込力で、硬い
カツオ節等の被切削物の削り始め部に切り込まれ、被切
削物の中腹部から削り終わり部は刃先を直角方向(正面
方向)にして削り進むから、削り節の全長にわたりきれ
いに削れて削り不良やカールを発生させず、高い品質の
削り節が得られ、しかも、刃体の刃持ちが改善され、長
期にわたり良好な削り作業が可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面の実施形態に
ついて説明する。先ず、被切削物の削り機100の構造
は、図1に示すように、機台11の片側に円盤13を備
え、駆動モータ(図示なし)により約450rpm程度
に矢印方向Eに回転される。この円盤13の切削面側1
5Aには、ホッパHが対向して設けられている。このホ
ッパH内にカツオ節等の被切削物Kを投入し、その長手
方向Aを円盤13の略接線方向Yに向けて位置を規制さ
れた状態で配置される。また、ホッパH内には、この被
切削物Kを上記切削面15Aに適宜押圧力で押圧する押
圧手段Pを備えている。
【0017】上記円盤13は、図2、図3に示すよう
に、この外周側面15に、複数の刃口20が略法線方向
Xに向けて間隔的に開口されている。上記刃口20は、
取付面側15BにV字状の掘溝19を凹設しその先端を
開口させたものである。上記各刃口20の切削面側15
Aに刃先17Aを僅かに(0.03mm程度)突出させ
た刃体17を、反対側の取付面側15Bに配置させる。
そして、この片側に当て金18を重ね合わせて締付ボル
トBにより固着し、その刃先の突出量を調節可能に取り
付けている。
【0018】上記被切削物の削り機100において、刃
体17の刃先17Aは、その外端17B側を、上記円盤
13の略法線方向Xに対して回転方向Eから後方に所定
角θだけ傾斜させている。即ち、図2,図4に示すよう
に、上記刃体17の刃先17Aは、被切削物Kのほぼ中
心部Oに引いた第1法線L1に対し、これより回転方向
Eの進み側に一定距離離れた位置(Y1=50.522
mm)に引いた第2法線L2上にある刃体17の刃先1
7Aの延長線L3方向を上記第1法線L1に一致(平
行)するように、刃先17Aの外端17B側を後方に傾
斜させて配置している。
【0019】この刃先17Aの後方への傾斜により、図
4に示すように、被切削物Kの削り始め部K1に対し、
この位置の略法線方向X´よりも刃先7Aの外端7B側
を回転方向Eと逆に所定角θだけ後退した斜め方向に削
り込み、被切削物Kの中腹部K2でほぼ直角当たり(正
面当り)し、削り終わり部K3でもほぼ直角当たり(正
面当り)で削り込むように設定されている。
【0020】そして、図3に示すように、刃先17Aを
僅かに突出させた上記切削面15Aに対して、カツオ節
等の被切削物Kを、その長手方向Aを円盤13の略接線
方向Yに向けて配置する。上記被切削物Kは、図1,図
3に示すように、上記切削面15Aに押圧手段Pで押圧
すると、上記円盤13の回転で刃先17Aが被切削物K
の削面Koをその長手方向Aに連続的に薄皮状に削り、
削り節K´を得るようになっている。
【0021】本発明の実施形態は上記のように構成され
ており、以下のように作用する。まず、図1に示すよう
に、カツオ節等の被切削物Kが、その長手方向Aを円盤
13の略接線方向Yに向けてホッパHに投入される。こ
の被切削物Kは、約450rpm前後に矢印方向Eに回
転される切削面15Aの刃体17の通過軌跡上に押圧手
段Pにより適宜押圧力で押圧される。
【0022】これにより、刃体17の刃先17Aは、そ
の外端側(外径端側)17Bを上記円盤13の略法線方
向Xに対して回転方向Eの後方に傾斜させているから、
上記刃体17の刃先17Aは、被切削物Kの削り始め部
K1に対して刃先17Aを斜め方向にして削り込む。そ
して、被切削物Kの中腹部K2から削り終わり部K3で
は、刃先17Aをほぼ直角方向(正面方向)にして削り
進める。
【0023】即ち、硬いカツオ節等の被切削物Kの削り
始め部K1においては、刃先17Aの外端側17Bを回
転方向Eの後方にして斜め方向に削り込むから、小さな
削込力Fで刃先17Aが削り始め部K1に進入するとと
もに、被切削物Kの中腹部K2から削り終わり部K3で
は、刃先17Aをほぼ直角方向(正面方向)にして削り
進むから、斜めに削ることにより生じるカールを発生さ
せない。
【0024】この刃体17の刃先17Aの設定は次のよ
うに説明することもできる。すなわち、刃体17の刃先
17Aは、被切削物Kのほぼ中心部に引いた第1法線L
1に対し、これより回転方向Eの進み側に一定距離離れ
た位置に引いた第2法線L2上にある刃体17の刃先1
7Aの延長線方向L3を上記第1法線L1に一致(平
行)するように配置している。これにより、硬いカツオ
節等の被切削物Kの削り始め部K1において、刃先17
Aの外端側17Bを回転方向Eの後方に所定の正確な斜
め方向のもとに削り込むことができ、小さな削込力Fで
刃先17Aが削り始め部K1に進入する。
【0025】つまり、図5に示すように、その刃先角度
βを35度前後と厚くして、刃先強度を増大している
が、刃先17Aの外端側17Bを回転方向Eの後方にし
て斜め方向に削り込むことにより、実際の刃先角度(3
5度前後)βよりも小さな見かけ上の刃先角度(25度
前後)β´となって刃先17が削り始め部K1に進入す
る。これにより、刃体17は小さな削込力Fで、硬いカ
ツオ節等の被切削物Kの削り始め部K1にスムースに切
り込まれる。
【0026】また、被切削物Kの中腹部K2から削り終
わり部K3では、刃体17は円滑に進行するが、特に、
刃先17Aを所定の正確な直角方向(正面方向)にして
削り進むから、削り終わり部K3において刃先17Aが
正確な直角方向(正面方向)に向けられ、ここでカール
を発生させない。つまり、被切削物Kの中腹部K2から
削り終わり部K3は、刃先17Aを直角方向(正面方
向)にして削り進むから、斜めに削る場合に生じるカー
ルの発生を防止できる。
【0027】これにより、削り節K´の全長にわたりき
れいに削れ、削り不良やカールを発生させず、高い品質
の削り節K´が製造できるとともに、刃体17の刃先角
度を厚くすることにより、刃体17の刃持ちも良くする
ことができる。試験結果によると、本発明の刃体17の
刃持ち日数は、約4日程度に延長された。これは、従来
の刃体の刃持ち日数約1日から比べると、約4倍も長持
ちすることになる。
【0028】上記本発明の実施形態は、下記の効果を奏
する。先ず、刃体17の刃先17Aは、その外端側17
Bを上記円盤13の略法線方向Xに対して回転方向Eの
後方に傾斜させているから、硬いカツオ節等の被切削物
Kの削り始め部K1では、小さな削込力Fで刃先17A
が削り始め部K1に進入し、スムースに削ることができ
る。そして、被切削物Kの中腹K2から削り終わり部K
3では、刃先17Aをほぼ直角方向にして削り進め、こ
こでカールが生じない。
【0029】更に言えば、刃体17の刃先17Aが、被
切削物Kのほぼ中心部に引いた第1法線L1に対し、こ
れより回転方向Eの進み側に一定距離離れた位置に引い
た第2法線上L2にある刃体17の刃先17Aの延長線
方向L3を上記第1法線L1に一致するように配置して
いるから、刃先17Aはその外端側17Bを回転方向E
の後方に所定の正確な斜め方向のもとに削り始め部K1
に進入できる。そして、被切削物Kの中腹部K2から削
り終わり部K3では、刃先17Aを所定の正確な直角方
向(正面方向)にして削り進められる。
【0030】更に、その刃先角度βを35度前後として
いるので、刃体17の刃先17Aは、その外端側17B
を上記円盤13の略法線方向Xに対して回転方向Eの後
方に傾斜させているから、実際の刃先角度(35度前
後)βよりも小さな見かけ上の刃先角度(25度前後)
β´となって刃先17Aが小さな削込力Fで、硬いカツ
オ節等の被切削物Kの削り始め部K1にスムースに切り
込まれ、結局、刃持ちの良い刃体17となる。
【0031】尚、本発明は、上記実施形態に限定されな
い。例えば、刃口20の数は適宜増減させても良い。ま
た、被切削物Kとしては、カツオ節のほか、サバ節、ア
ジ節、イワシ節等にも使用できる。更に、被切削物Kは
その長手方向Aのほか、これに直交した方向への削りを
行うことも可能である。
【0032】
【発明の効果】本発明の請求項1によると、刃体の刃先
は、その外端側を上記円盤の略法線方向に対して回転方
向の後方に傾斜させているから、硬いカツオ節等の被切
削物の削り始め部では、小さな削込力で刃先が削り始め
部に進入するとともに、被切削物の中腹部から削り終わ
り部では刃先をほぼ直角方向(正面方向)にして削り進
み、ここでカールを発生させない効果が発揮される。
【0033】請求項2によると、刃体の刃先は、被切削
物のほぼ中心部に引いた第1法線に対し、これより回転
方向の進み側に一定距離離れた位置に引いた第2法線上
にある刃体の刃先の延長線方向を上記第1法線に一致
(平行)するように配置しているから、硬いカツオ節等
の被切削物の削り始め部において、刃先の外端側を回転
方向の後方に所定の正確な斜め方向のもとに削り込み、
小さな削込力で刃先が削り始め部に進入するとともに、
被切削物の中腹部から削り終わり部では、刃先を所定の
正確な直角方向(正面方向)にして削り進み、ここでの
カールを発生させない効果が発揮される。
【0034】請求項3によると、その刃先角度を35度
前後としたから、刃先強度が増大するとともに、刃先の
外端側を回転方向の後方にして斜め方向に削り込むと
き、実際の刃先角度よりも小さな見かけ上の刃先角度と
なって、刃先が被切削物の削り始め部に進入する。これ
により、刃体は小さな削込力で、硬いカツオ節等の被切
削物の削り始め部に切り込まれ、被切削物の中腹部から
削り終わり部は刃先を直角方向(正面方向)にして削り
進むから、削り節の全長にわたりきれいに削れて削り不
良やカールを発生させず、高い品質の削り節が得られ、
しかも、刃体の刃持ちが改善され、長期にわたり良好な
削り作業が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示し、被切削物の削り機の
斜視図である。
【図2】本発明の実施形態を示し、円盤の斜視図であ
る。
【図3】本発明の実施形態を示し、円盤の刃口部の断面
図である。
【図4】本発明の実施形態を示し、刃先部の作用正面図
である。
【図5】本発明の実施形態を示し、刃先部の作用斜視図
である。
【図6】従来例を示し、被切削物の削り機の斜視図であ
る。
【図7】従来例を示し、円盤の斜視図である。
【図8】従来例を示し、円盤の刃口部の断面図である。
【図9】従来例を示し、刃先部の作用正面図である。
【符号の説明】
11 機台 13 円盤 15 外周側面 15A 切削面側 15B 取付面側 17 刃体 17A 刃先 17B 外端側 20 刃口 100 被切削物の削り機 A 長手方向 E 回転方向 K 被切削物 K1 削り始め部 K2 中腹部 K3 削り終わり部 Ko 削面 K´ 削り節 H ホッパ X 略法線方向 Y 略接線方向 P 押圧手段 O 中心部 L1 第1法線 L2 第2法線 L3 刃先の延長線方向 θ 所定角 β 刃先角度(35度) β´ 見かけ上の刃先角度(25度前後)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年4月13日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円盤の外周側面に、複数の刃口を略法線
    方向に向けて間隔的に開口し、上記各刃口の切削面側に
    刃先を僅かに突出させた刃体を反対側の取付面側に配置
    し、上記切削面に対してカツオ節等の被切削物をその長
    手方向を略接線方向に向けて押圧配置させ、上記被切削
    物の削面を、その長手方向に上記刃先により連続的な薄
    皮状に削る被切削物の削り機において、上記刃体の刃先
    は、その外端側を上記円盤の略法線方向に対して回転方
    向の後方に傾斜させて配置したことを特徴とする被切削
    物の削り機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の被切削物の削り機におい
    て、上記刃体の刃先は、被切削物のほぼ中心部に引いた
    第1法線に対し、これより回転方向の進み側に一定距離
    離れた位置に引いた第2法線上にある刃体の刃先の延長
    線方向を上記第1法線に一致するようにしたことを特徴
    とする被切削物の削り機。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の被切削物の削り
    機において、上記刃体の刃先は、その刃先角度を35度
    前後としたことを特徴とする被切削物の削り機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018111188A (ja) * 2017-01-13 2018-07-19 マルトモ株式会社 削り節の製造装置及びそれを用いた削り節の製造方法又は切削方法
CN114715553A (zh) * 2018-06-12 2022-07-08 广东美的生活电器制造有限公司 胶囊和饮品机

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CN114715553B (zh) * 2018-06-12 2024-04-12 广东美的生活电器制造有限公司 胶囊和饮品机

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