JPH11277002A - 洗浄具 - Google Patents
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- JPH11277002A JPH11277002A JP10084387A JP8438798A JPH11277002A JP H11277002 A JPH11277002 A JP H11277002A JP 10084387 A JP10084387 A JP 10084387A JP 8438798 A JP8438798 A JP 8438798A JP H11277002 A JPH11277002 A JP H11277002A
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Landscapes
- Toilet Supplies (AREA)
- Cleaning Implements For Floors, Carpets, Furniture, Walls, And The Like (AREA)
- Cleaning In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 泡立ち性、擦り実感、水切れ性、及びフィッ
ト性を向上させることのできる洗浄具を提供する。 【解決手段】 スポンジ製の洗浄部材1の表面後方に細
長い柄2を台座3を介し接着する。洗浄部材1の弾力性
を10〜200gf、吸水性を0.005〜0.05g
/cm3、洗浄面密度を0.08〜0.2g/cm3とし
た。また、洗浄面と非洗浄面との比を1/1〜20/1
に設定した。柄2の握部4を握り、被洗浄面に洗浄部材
1の洗浄面を押し当てて適宜前後左右方向に動かせば、
被洗浄面に付着した汚れを容易に除去することができ
る。
ト性を向上させることのできる洗浄具を提供する。 【解決手段】 スポンジ製の洗浄部材1の表面後方に細
長い柄2を台座3を介し接着する。洗浄部材1の弾力性
を10〜200gf、吸水性を0.005〜0.05g
/cm3、洗浄面密度を0.08〜0.2g/cm3とし
た。また、洗浄面と非洗浄面との比を1/1〜20/1
に設定した。柄2の握部4を握り、被洗浄面に洗浄部材
1の洗浄面を押し当てて適宜前後左右方向に動かせば、
被洗浄面に付着した汚れを容易に除去することができ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種の工業用物
品、家庭用物品、身体、台所、トイレ、窓、床、浴室、
又はリビング等の洗浄に使用される洗浄具に関するもの
である。
品、家庭用物品、身体、台所、トイレ、窓、床、浴室、
又はリビング等の洗浄に使用される洗浄具に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】工業用物品、家庭用物品、台所、トイ
レ、浴室、若しくはリビング等の洗浄に使用される洗浄
具は、図示しないが、ポリウレタン、ビスコース等のス
ポンジ類、植物繊維、合成樹脂フィラメント、若しくは
金属繊維等からなるタワシ類、合成樹脂フィラメントか
らなるブラシ類、又はナイロン等の布製ないしは不布製
のシート類が洗浄部材として単独で、あるいは組み合わ
せて使用される。この洗浄具は、形態的には洗浄部材だ
けのタイプ、洗浄部材に短いハンドルを取り付けたタイ
プ、又は洗浄部材に長い柄を取り付けたタイプに分類さ
れる。
レ、浴室、若しくはリビング等の洗浄に使用される洗浄
具は、図示しないが、ポリウレタン、ビスコース等のス
ポンジ類、植物繊維、合成樹脂フィラメント、若しくは
金属繊維等からなるタワシ類、合成樹脂フィラメントか
らなるブラシ類、又はナイロン等の布製ないしは不布製
のシート類が洗浄部材として単独で、あるいは組み合わ
せて使用される。この洗浄具は、形態的には洗浄部材だ
けのタイプ、洗浄部材に短いハンドルを取り付けたタイ
プ、又は洗浄部材に長い柄を取り付けたタイプに分類さ
れる。
【0003】上記洗浄具を使用して洗浄する場合には、
洗浄部材、ハンドル、又は柄を握り、被洗浄面に洗浄部
材を押し当てて適宜動かせば、被洗浄面に付着した汚れ
を除去することができる。なお、洗浄に際しては、汚れ
に適した洗剤を併用するのが一般的である。
洗浄部材、ハンドル、又は柄を握り、被洗浄面に洗浄部
材を押し当てて適宜動かせば、被洗浄面に付着した汚れ
を除去することができる。なお、洗浄に際しては、汚れ
に適した洗剤を併用するのが一般的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の洗浄具は、以上
のように構成されているので、スポンジ類、布製ないし
は不布製のシート類が洗浄部材として使用される場合、
泡立ちや擦り実感に優れるものの、洗浄部材の内部に水
分が保持されるので、使用時に重くなるという欠点があ
った。また、水切れ性に劣るので、保管時にカビや異臭
の発生原因になるおそれがあるという問題もあった。さ
らに、タワシ類やブラシ類が洗浄部材として使用される
場合、水切れ性に優れるが、弾力性に欠けるので、被洗
浄面が曲面のときには、フィット性に欠けるという問題
があった。
のように構成されているので、スポンジ類、布製ないし
は不布製のシート類が洗浄部材として使用される場合、
泡立ちや擦り実感に優れるものの、洗浄部材の内部に水
分が保持されるので、使用時に重くなるという欠点があ
った。また、水切れ性に劣るので、保管時にカビや異臭
の発生原因になるおそれがあるという問題もあった。さ
らに、タワシ類やブラシ類が洗浄部材として使用される
場合、水切れ性に優れるが、弾力性に欠けるので、被洗
浄面が曲面のときには、フィット性に欠けるという問題
があった。
【0005】本発明は、上記問題に鑑みなされたもの
で、泡立ち性、擦り実感、水切れ性、及びフィット性を
向上させることのできる洗浄具を提供することを目的と
している。
で、泡立ち性、擦り実感、水切れ性、及びフィット性を
向上させることのできる洗浄具を提供することを目的と
している。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、鋭意研究
を重ねた結果、洗浄具の洗浄部材の物性値を特定するこ
とにより、泡立ち性、擦り実感、水切れ性、及びフィッ
ト性を満足させることができることを見いだし、本発明
を完成させるに至ったものである。すなわち、請求項1
記載の発明は、上記課題を達成するため、洗浄部材で洗
浄するものにおいて、該洗浄部材は、以下の(a)〜(c)
の項目のうち、少なくとも一項目を満足するものである
ことを特徴としている。 (a)弾力性が5〜300gf (b)吸水性が0.005〜0.1g/cm3 (c)洗浄面密度が0.02〜0.3g/cm3であると
ともに、この洗浄面密度と非洗浄面密度との比が1/1
〜20/1である なお、上記洗浄部材は、上記(a)〜(c)の項目のうち、
二項目又は全項目を満足するものであると特に良い。
を重ねた結果、洗浄具の洗浄部材の物性値を特定するこ
とにより、泡立ち性、擦り実感、水切れ性、及びフィッ
ト性を満足させることができることを見いだし、本発明
を完成させるに至ったものである。すなわち、請求項1
記載の発明は、上記課題を達成するため、洗浄部材で洗
浄するものにおいて、該洗浄部材は、以下の(a)〜(c)
の項目のうち、少なくとも一項目を満足するものである
ことを特徴としている。 (a)弾力性が5〜300gf (b)吸水性が0.005〜0.1g/cm3 (c)洗浄面密度が0.02〜0.3g/cm3であると
ともに、この洗浄面密度と非洗浄面密度との比が1/1
〜20/1である なお、上記洗浄部材は、上記(a)〜(c)の項目のうち、
二項目又は全項目を満足するものであると特に良い。
【0007】ここで、特許請求の範囲における洗浄部材
の材質としては、単数複数の金属繊維、スポンジ、布、
不織布、又はこれらの組み合わせ等を適宜使用すること
ができる。また、平面ほぼ板形、小判形、半小判形、楕
円形、又は丸棒形等に適宜構成することが可能である。
この洗浄部材は、単独で使用したり、あるいは短いハン
ドルや長い柄等を直接間接に取り付けて使用することが
できる。これらのハンドルや柄は、例えばABSやPP
等の樹脂、アルミ等の金属、ポリエチレン、ウレタン等
の発泡体、又はこれらの組み合わせを適宜用いて構成す
ることができる。特に、ABSやPP等の樹脂をインジ
ェクション成形すれば、軽量性や成形性を向上させるこ
とが可能である。また、ハンドルや柄は、屈曲可能、伸
縮可能、又は着脱可能とすることができる。
の材質としては、単数複数の金属繊維、スポンジ、布、
不織布、又はこれらの組み合わせ等を適宜使用すること
ができる。また、平面ほぼ板形、小判形、半小判形、楕
円形、又は丸棒形等に適宜構成することが可能である。
この洗浄部材は、単独で使用したり、あるいは短いハン
ドルや長い柄等を直接間接に取り付けて使用することが
できる。これらのハンドルや柄は、例えばABSやPP
等の樹脂、アルミ等の金属、ポリエチレン、ウレタン等
の発泡体、又はこれらの組み合わせを適宜用いて構成す
ることができる。特に、ABSやPP等の樹脂をインジ
ェクション成形すれば、軽量性や成形性を向上させるこ
とが可能である。また、ハンドルや柄は、屈曲可能、伸
縮可能、又は着脱可能とすることができる。
【0008】洗浄部材の弾力性は、5〜300gfが好
ましいが、10〜200gfがより好ましい。この数値
限定は、弾力性が5gf未満では剛性が小さすぎて擦り
実感に欠け、弾力性が300gfを上回ると剛性が大き
すぎるので、曲面や凹凸面に対するフィット性が劣り、
好ましくないからである。また、洗浄部材の吸水性は、
0.005〜0.1g/cm3が好ましいが、0.00
5〜0.05g/cm3がより好ましい。この数値限定
は、吸水性が0.005g/cm3未満では洗浄時に併
用する専用洗剤と洗浄部材とのからみが悪化し、泡立ち
性が低下して好ましくないからである。また、これとは
逆に0.1g/cm3を上回ると水切れ性が低下し、使
用時の重さや保管時のカビや異臭の発生につながる可能
性があり、不適切だからである。
ましいが、10〜200gfがより好ましい。この数値
限定は、弾力性が5gf未満では剛性が小さすぎて擦り
実感に欠け、弾力性が300gfを上回ると剛性が大き
すぎるので、曲面や凹凸面に対するフィット性が劣り、
好ましくないからである。また、洗浄部材の吸水性は、
0.005〜0.1g/cm3が好ましいが、0.00
5〜0.05g/cm3がより好ましい。この数値限定
は、吸水性が0.005g/cm3未満では洗浄時に併
用する専用洗剤と洗浄部材とのからみが悪化し、泡立ち
性が低下して好ましくないからである。また、これとは
逆に0.1g/cm3を上回ると水切れ性が低下し、使
用時の重さや保管時のカビや異臭の発生につながる可能
性があり、不適切だからである。
【0009】本発明の洗浄部材は、そのままでも、ハン
ドルや柄等の操作部材と組み合わせても良い。この場合
の接続方法は、接着や熱融着が一般的であるが、これに
限定されるものではない。また、洗浄部材の洗浄面密度
も、0.02〜0.3g/cm3が望ましいが、0.0
8〜0.2g/cm3がより望ましい。この数値限定
は、洗浄面密度が0.02g/cm3未満では空隙が多
すぎて洗剤の撹拌効率が低下し、0.3g/cm3を上
回ると空隙が少なすぎて空気の流通が妨げられ、泡立ち
が低下する傾向があるからである。また、洗浄面密度と
非洗浄面密度との比とは、最も高密度の洗浄面と最も低
密度の非洗浄面との比をいう。洗浄面密度と非洗浄面密
度との比を上記数値に限定したのは、非洗浄面密度が洗
浄面密度を下回ったり、洗浄面密度が非洗浄面密度の2
0倍を越えると、泡立ちが低下したり、擦り実感が低下
したりして不適切な結果を招くという理由に基づく。
ドルや柄等の操作部材と組み合わせても良い。この場合
の接続方法は、接着や熱融着が一般的であるが、これに
限定されるものではない。また、洗浄部材の洗浄面密度
も、0.02〜0.3g/cm3が望ましいが、0.0
8〜0.2g/cm3がより望ましい。この数値限定
は、洗浄面密度が0.02g/cm3未満では空隙が多
すぎて洗剤の撹拌効率が低下し、0.3g/cm3を上
回ると空隙が少なすぎて空気の流通が妨げられ、泡立ち
が低下する傾向があるからである。また、洗浄面密度と
非洗浄面密度との比とは、最も高密度の洗浄面と最も低
密度の非洗浄面との比をいう。洗浄面密度と非洗浄面密
度との比を上記数値に限定したのは、非洗浄面密度が洗
浄面密度を下回ったり、洗浄面密度が非洗浄面密度の2
0倍を越えると、泡立ちが低下したり、擦り実感が低下
したりして不適切な結果を招くという理由に基づく。
【0010】洗浄面密度を非洗浄面密度よりも大きくす
る方法としては、どのような方法でも良いが、洗浄面側
からの熱圧縮が最も一般的である。また、洗浄面側に高
密度の洗浄部材を、非洗浄面側に低密度の洗浄部材をそ
れぞれ配置し、これらを接着や熱溶融等で結合させるこ
とも可能である。さらに、本発明に係る洗浄具は、少な
くとも各種の工業用物品、家庭用物品、壁、玄関、車
両、身体、台所、トイレ、窓、床、浴室、又はリビング
等の洗浄に使用することができる。
る方法としては、どのような方法でも良いが、洗浄面側
からの熱圧縮が最も一般的である。また、洗浄面側に高
密度の洗浄部材を、非洗浄面側に低密度の洗浄部材をそ
れぞれ配置し、これらを接着や熱溶融等で結合させるこ
とも可能である。さらに、本発明に係る洗浄具は、少な
くとも各種の工業用物品、家庭用物品、壁、玄関、車
両、身体、台所、トイレ、窓、床、浴室、又はリビング
等の洗浄に使用することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明するが、本発明は以下の実施形態になんら
限定されるものではない。本実施形態における洗浄具
は、図1に示すように、洗浄部材1の表面(上面)後方に
柄2を平面ほぼ扇形の台座3を介し傾けて接着してい
る。
施形態を説明するが、本発明は以下の実施形態になんら
限定されるものではない。本実施形態における洗浄具
は、図1に示すように、洗浄部材1の表面(上面)後方に
柄2を平面ほぼ扇形の台座3を介し傾けて接着してい
る。
【0012】洗浄部材1は、スポンジを用いて平面ほぼ
小判形に成形され、表面が非洗浄面として、裏面が洗浄
面としてそれぞれ利用される。この洗浄部材は、弾力性
が10〜200gf、吸水性が0.005〜0.05g
/cm3、洗浄面密度が0.08〜0.2g/cm3、洗
浄面と非洗浄面との比が1/1〜20/1にそれぞれ設
定されている。また、柄2は、成形性、剛性、耐熱性、
及び衝撃強さ等に優れるPP等の樹脂を用いて細長い棒
形に成形され、後部周面には曲面からなる握部4が膨出
成形されており、後端部がほぼ鉤形のフック部5に湾曲
成形されている。
小判形に成形され、表面が非洗浄面として、裏面が洗浄
面としてそれぞれ利用される。この洗浄部材は、弾力性
が10〜200gf、吸水性が0.005〜0.05g
/cm3、洗浄面密度が0.08〜0.2g/cm3、洗
浄面と非洗浄面との比が1/1〜20/1にそれぞれ設
定されている。また、柄2は、成形性、剛性、耐熱性、
及び衝撃強さ等に優れるPP等の樹脂を用いて細長い棒
形に成形され、後部周面には曲面からなる握部4が膨出
成形されており、後端部がほぼ鉤形のフック部5に湾曲
成形されている。
【0013】上記構成において、柄2の握部4を握り、
被洗浄面に洗浄部材1の洗浄面を押し当てて適宜前後左
右方向に動かせば、被洗浄面に付着した汚れをきわめて
容易に除去することができる。なお、この洗浄に際して
は、汚れに適した洗剤を適宜併用することができる。
被洗浄面に洗浄部材1の洗浄面を押し当てて適宜前後左
右方向に動かせば、被洗浄面に付着した汚れをきわめて
容易に除去することができる。なお、この洗浄に際して
は、汚れに適した洗剤を適宜併用することができる。
【0014】上記構成によれば、洗浄部材1の物性値を
上記各数値としたので、使用後の水切り性が実に良く、
使用時の軽量感が期待できるとともに、洗浄具を清潔に
保つことができる。また、洗浄部材1の水分の維持を抑
制防止することができるので、保管時にカビや異臭の発
生原因になるおそれがない。また、弾力性にも優れるの
で、フィット性を非常に向上させることができる。さら
に、洗浄時の擦掃力が高く、良好な泡立ちが期待でき
る。
上記各数値としたので、使用後の水切り性が実に良く、
使用時の軽量感が期待できるとともに、洗浄具を清潔に
保つことができる。また、洗浄部材1の水分の維持を抑
制防止することができるので、保管時にカビや異臭の発
生原因になるおそれがない。また、弾力性にも優れるの
で、フィット性を非常に向上させることができる。さら
に、洗浄時の擦掃力が高く、良好な泡立ちが期待でき
る。
【0015】
【実施例】本発明に係る洗浄具の効果を確認するため、
弾力性、吸水性、密度の測定、泡立ち性、擦り実感、フ
ィット性、及び水切れ性をそれぞれ測定・試験し、これ
らの項目に関する測定・試験結果を表1にまとめた。先
ず、各項目の測定・試験方法について順次詳説する。
弾力性、吸水性、密度の測定、泡立ち性、擦り実感、フ
ィット性、及び水切れ性をそれぞれ測定・試験し、これ
らの項目に関する測定・試験結果を表1にまとめた。先
ず、各項目の測定・試験方法について順次詳説する。
【0016】(1) 洗浄部材の弾力性測定方法 7×10cmにカットした洗浄部材の短辺側の一端部を
固定し、Texture Analyser TA−X
T2(Stable Micro System Ltd製)において、Knif
e/Guillotine Bladeを使用して固定
部から5cmの箇所を2cm押し下げたときの応力を測
定し、弾力性として表した。
固定し、Texture Analyser TA−X
T2(Stable Micro System Ltd製)において、Knif
e/Guillotine Bladeを使用して固定
部から5cmの箇所を2cm押し下げたときの応力を測
定し、弾力性として表した。
【0017】(2) 洗浄部材の吸水性測定方法 7×10cmにカットした洗浄部材を14×20×7.
5cmのバットに張った1lの水中に投入し、上方から
10回圧縮して吸水させ、3分間放置する。そして、水
中から引き上げて1分間水切りし、その後、単位体積当
たりの重量増加を測定し、吸水性として表した。
5cmのバットに張った1lの水中に投入し、上方から
10回圧縮して吸水させ、3分間放置する。そして、水
中から引き上げて1分間水切りし、その後、単位体積当
たりの重量増加を測定し、吸水性として表した。
【0018】(3) 洗浄部材の密度測定方法 7×10cmにカットした洗浄部材における洗浄面及び
非洗浄面から各々5cmの箇所を厚さ方向にスライス
し、重量と体積とから密度を求めた。
非洗浄面から各々5cmの箇所を厚さ方向にスライス
し、重量と体積とから密度を求めた。
【0019】(4) 擦り実感試験 浴槽の垂直面0.5cm2に市販浴室用洗剤2.5cm
lをかけ、8×12.5cmのサンプルで上下に10回
数擦った時の擦り実感を下記の4段階で評価した。 ◎:擦り実感が非常に良好である。 ○:擦り実感がかなり良好である。 △:擦り実感がやや良好である。 ×:擦り実感がほとんど感じられない。
lをかけ、8×12.5cmのサンプルで上下に10回
数擦った時の擦り実感を下記の4段階で評価した。 ◎:擦り実感が非常に良好である。 ○:擦り実感がかなり良好である。 △:擦り実感がやや良好である。 ×:擦り実感がほとんど感じられない。
【0020】(5) 泡立ち性試験 上記擦り実感試験の評価後の泡立ちを下記の4段階で評
価した。 ◎:泡立ちが非常に良好である。 ○:泡立ちがかなり良好である。 △:泡立ちがやや良好である。 ×:泡立ちがほとんど感じられない。
価した。 ◎:泡立ちが非常に良好である。 ○:泡立ちがかなり良好である。 △:泡立ちがやや良好である。 ×:泡立ちがほとんど感じられない。
【0021】(6) フィット性試験 浴槽の底面コーナ部に8×12.5cmのサンプルを押
し当てた時のサンプルの追随性を下記の4段階で評価し
た。 ◎:追随性が非常に良好である。 ○:追随性がかなり良好である。 △:追随性がやや良好である。 ×:追随性がほとんど感じられない。
し当てた時のサンプルの追随性を下記の4段階で評価し
た。 ◎:追随性が非常に良好である。 ○:追随性がかなり良好である。 △:追随性がやや良好である。 ×:追随性がほとんど感じられない。
【0022】(7) 水切り性試験 容量270lの浴槽全体を8×12.5cmのサンプル
を用いてシャワーを流しながら上下に50回擦った後、
サンプルを静置した時の水の切れ易さを下記の4段階で
評価した。 ◎:水切れ性が非常に良好である。 ○:水切れ性がかなり良好である。 △:水切れ性がやや良好である。 ×:水切れ性がほとんど認められない。
を用いてシャワーを流しながら上下に50回擦った後、
サンプルを静置した時の水の切れ易さを下記の4段階で
評価した。 ◎:水切れ性が非常に良好である。 ○:水切れ性がかなり良好である。 △:水切れ性がやや良好である。 ×:水切れ性がほとんど認められない。
【0023】
【表1】
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、泡立ち
性、擦り実感、水切れ性、及びフィット性を向上させる
ことができるという効果がある。
性、擦り実感、水切れ性、及びフィット性を向上させる
ことができるという効果がある。
【図1】本発明に係る洗浄具の実施形態を示す全体斜視
図である。
図である。
1 洗浄部材 2 柄 3 台座 4 握部 5 フック部
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI A47L 13/20 A47L 13/20 A B68G 1/00 B68G 1/00
Claims (2)
- 【請求項1】 洗浄部材で洗浄する洗浄具において、該
洗浄部材は、以下の(a)〜(c)の項目のうち、少なくと
も一項目を満足するものであることを特徴とする洗浄
具。 (a)弾力性が5〜300gf (b)吸水性が0.005〜0.1g/cm3 (c)洗浄面密度が0.02〜0.3g/cm3であると
ともに、この洗浄面密度と非洗浄面密度との比が1/1
〜20/1である - 【請求項2】 上記洗浄部材は、上記(a)〜(c)の項目
のうち、二項目又は全項目を満足するものである請求項
1記載の洗浄具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10084387A JPH11277002A (ja) | 1998-03-30 | 1998-03-30 | 洗浄具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10084387A JPH11277002A (ja) | 1998-03-30 | 1998-03-30 | 洗浄具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11277002A true JPH11277002A (ja) | 1999-10-12 |
Family
ID=13829163
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10084387A Pending JPH11277002A (ja) | 1998-03-30 | 1998-03-30 | 洗浄具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11277002A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003533350A (ja) * | 2000-05-17 | 2003-11-11 | ボール バーニシング マシーン ツールズ リミテッド | 表面処理用アプリケータツール |
JP2006043407A (ja) * | 2004-06-29 | 2006-02-16 | Sankoo:Kk | 清浄用具 |
JP2008099916A (ja) * | 2006-10-19 | 2008-05-01 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | スポンジたわし |
-
1998
- 1998-03-30 JP JP10084387A patent/JPH11277002A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003533350A (ja) * | 2000-05-17 | 2003-11-11 | ボール バーニシング マシーン ツールズ リミテッド | 表面処理用アプリケータツール |
JP2006043407A (ja) * | 2004-06-29 | 2006-02-16 | Sankoo:Kk | 清浄用具 |
JP2008099916A (ja) * | 2006-10-19 | 2008-05-01 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | スポンジたわし |
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