JPH11276240A - 指掛け部付きレフィル容器 - Google Patents

指掛け部付きレフィル容器

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JPH11276240A
JPH11276240A JP10189098A JP10189098A JPH11276240A JP H11276240 A JPH11276240 A JP H11276240A JP 10189098 A JP10189098 A JP 10189098A JP 10189098 A JP10189098 A JP 10189098A JP H11276240 A JPH11276240 A JP H11276240A
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JP
Japan
Prior art keywords
lid
main body
refill container
finger hook
refill
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP10189098A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinori Tanaka
義紀 田中
Shiyoutaro Narita
鐘太郎 成田
Masashi Tomura
政志 戸村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KYOWA SEIKAN KK
Shiseido Co Ltd
Original Assignee
KYOWA SEIKAN KK
Shiseido Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by KYOWA SEIKAN KK, Shiseido Co Ltd filed Critical KYOWA SEIKAN KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、ファンデーション等のレフィルを
収納するための合成樹脂製のレフィル容器であって、そ
の開閉操作を容易にすることができるものに関する。 【解決手段】 蓋体と本体とが嵌合係止自在となる構成
のレフィル容器において、蓋体と本体のいずれか一方に
凹陥状の指掛け部を形成したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、指掛け部付きレフ
ィル容器に関し、さらに詳しくは、ファンデーション等
のレフィルを収納するための合成樹脂製のレフィル容器
であって、その開閉操作を容易にすることができるもの
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ファンデーション等の中味を充填
したレフィルは、一枚の合成樹脂製シートをプレス加工
して、本体と蓋体を略コ字状の折曲げ接続部で一体的に
接続した状態で成型される、いわゆるレフィル容器と称
される容器に収められて店頭に陳列されていた。また接
続部がない被せ箱型のレフィル容器も存在していた。
【0003】このように、レフィル容器は、レフィルの
販売時に、レフィル容器の本体内に収められたレフィル
を保護するためのものであり、購入者がそのレフィルを
購入して使用するときには、レフィル容器の蓋体を開い
て中味のレフィルを取り出して、自分の所有するコンパ
クト容器等に移し替えていた。
【0004】ところで、レフィル容器は本体と蓋体とが
一旦閉じられた後は、蓋体が不用意に開くことがないよ
う、本体と蓋体間の適所に形成された嵌め合い係止部を
嵌合させて、蓋体を本体に止着していた。このため、止
着状態にあるレフィル容器の蓋体を本体から開蓋するた
めには、蓋体と本体間に両者が離れる方向の開蓋力を掛
ける必要があった。
【0005】従来のレフィル容器11は、図7に示すよ
うに蓋体12と本体13の開口部側の縁部12a、13
aに、それぞれ重なり合わないように水平方向に位置を
ずらせた摘み部14、15を形成し、形成された両摘み
部を把持して、互いが離れる方向に引っ張ることで、蓋
体12と本体13とを開けていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した従
来レフィル容器においては、蓋体12と本体13に形成
された摘み部14、15は、単に板状に形成された突出
片であったため、左右の両手の指先で両摘み部をしっか
りと把持しなければ開蓋することができず、また両摘み
部は同一平面状に並んで存在していたため、開蓋操作時
に左右両手の指がぶつかりあって蓋体を開けにくいとい
う問題点があった。
【0007】またレフィル容器は、多くの場合透明体で
形成されており、両摘み部14、15は蓋体12と本体
13の開口部側の縁部に形成されるため、一目見ただけ
では両摘み部14、15の分かれ目がどこにあるのか分
かりにくく、そのため両摘み部の正確な位置を捜し出す
ために、何回も指の位置を移動させたりして苦労するこ
とが多い等の問題点もあった。
【0008】この発明は、レフィル容器に摘み部と指掛
け部とを設け、その両者の位置を同一平面状ではない位
置に形成し、摘み部と指掛け部の構成を異なるようにす
ることにより、上述の問題点を解消しようとするもので
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】このため本発明の請求項
1に記載した指掛け部付きレフィル容器は、蓋体と本体
とが嵌合係止自在となる構成のレフィル容器において、
蓋体と本体のいずれか一方に凹陥状の指掛け部を形成し
たことを特徴とするものである。
【0010】上記した請求項1記載のレフィル容器は、
蓋体と本体のいずれか一方に凹陥状の指掛け部を形成し
たものであるため、従来のレフィル容器と比較して指先
がぶつかりあったりせず、力も入れ易いのでレフィル容
器の開蓋操作が容易となる効果がある。
【0011】ついで、請求項2記載のレフィル容器は、
蓋体と本体とが嵌合係止自在となる構成のレフィル容器
において、蓋体と本体のいずれか一方に突出摘み部を形
成し、他方に凹陥状の指掛け部を形成したことを特徴と
する。
【0012】上記した請求項2記載のレフィル容器は、
突出摘み部と指掛け部とからなるので、従来のレフィル
容器と比較して指先がぶつかりあったりせず、力も入れ
易いのでレフィル容器の開蓋操作が容易となる効果があ
る。
【0013】また請求項3記載のレフィル容器は、レフ
ィル容器が、蓋体と本体を接続部を介して一体的に連接
される構成である請求項1または2記載の指掛け部付き
レフィル容器である。
【0014】上記した請求項3記載のレフィル容器は、
接続部を有する容器に使用できる効果がある。
【0015】また請求項4記載のレフィル容器は、蓋体
と本体に形成する指掛け部を、開口部側の端縁付近に形
成してなる請求項1乃至3記載の指掛け部付きレフィル
容器である。
【0016】上記した請求項4記載のレフィル容器は、
レフィル容器の開口部側の端縁付近に指掛け部を形成す
るので、軽い力で蓋体と本体とを開蓋させることができ
る。
【0017】さらに、請求項5記載のレフィル容器は、
蓋体と本体に形成する指掛け部を、蓋体または本体の側
部の端縁付近に形成してなる請求項1乃至4記載の指掛
け部付きレフィル容器である。
【0018】この請求項5記載のレフィル容器は、レフ
ィル容器の側部の端縁付近に、指掛け部を形成するの
で、例えば両側部に指掛け部を形成したような場合に
は、指先でレフィル容器を挟み込み、他方の片手の指先
を突出摘み部に宛てがうだけで、力を入れ易い体勢が採
れるという特徴がある。
【0019】さらに、請求項6記載のレフィル容器は、
前記指掛け部が突隆状に形成されてなる請求項1乃至5
記載の指掛け部付きレフィル容器である。
【0020】この請求項6記載のレフィル容器は、上記
した指掛け部が凹陥状であるのに対し、指掛け部を突隆
状に形成して、指掛け部の引っ掛かりを向上させてい
る。
【0021】また、請求項7記載のレフィル容器は、前
記指掛け部が本体と蓋体の嵌め合い係止部を兼ねるよう
にしたことを特徴とする請求項1乃至6記載の指掛け部
付きレフィル容器である。
【0022】このように、請求項7記載のレフィル容器
は、本体と蓋体の嵌め合い係止部を前記指掛け部が兼ね
るようになっているため、従来パックの嵌め合い係止部
に代えて指掛け部位置のみで嵌め合い係止部を形成すれ
ばレフィル容器の構造は簡単となり、一方指掛け部の嵌
め合い係止部を追加的に形成するようにした場合には、
より強度の高い嵌め合い係止部が得られることとなる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1に示すように、例えば透明な
ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレン
(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリスチレン(P
S)等の熱硬化性樹脂のシートを原材料とし、このシー
トをプレスで打ち抜きながら立体成型して、蓋体2と本
体3と接続部4の各部が連続した立体状のレフィル容器
1が完成する。ここで接続部4は必要に応じて設けられ
るものであるため、接続部を省略したレフィル容器とす
ることは自由に変更できることである。
【0024】このレフィル容器1には、突出摘み部5、
指掛け部6が形成され、蓋体2と本体3のいずれか一方
に突出摘み部5を、他方に指掛け部6を形成する。また
蓋体2と本体3とは、両者の嵌合状態を万全なものとす
るために、両部材間に凹凸嵌合状の嵌め合い係止部7、
7が設けられている。
【0025】つぎに図1乃至図5に示した実施態様にお
いては、突出摘み部5が本体3に形成されており、指掛
け部6が蓋体2に形成されている。もちろんこれを逆に
することも可能である。
【0026】また、図1乃至図5に示した指掛け部6は
凹陥状に形成されており、図6に示した指掛け部6は突
隆状に形成されているが、指掛け部6がいずれの形態で
あっても、指先が引っ掛かるように形成されていれば本
発明の目的を達成することができる。
【0027】さらに本発明では、突出摘み部5または指
掛け部6の一方または双方を、蓋体2または本体3の開
口部側の端縁2a、3a付近に形成しても、あるいは側
部の端縁2b、3b付近に形成しても良い。
【0028】開口部側の端縁2a,3a付近に突出摘み
部5と指掛け部6の双方を形成した場合には、開蓋時の
転動軸となる接続部4から最も離れた位置に開蓋力を掛
けることができるので、軽い力で本体3から蓋体2を開
蓋させることができる。ついで、突出摘み部5または指
掛け部6のいずれか一方を開口部側の端縁2a、3a付
近に形成し、他方を蓋体2または本体3の側部の端縁2
b、3b付近に形成した場合には、両手の指先を離れた
位置に置くことになるので指先がぶつかり合わない特徴
がある。
【0029】さらに、突出摘み部5または指掛け部6の
双方を蓋体2または本体3の側部の端縁2b、3b付近
に形成した場合には、開蓋時の転動軸となる接続部4が
開蓋力を掛ける位置に比較的近くなるため、一気蓋体を
開ける場合と比較して、開蓋力を調整しながら中味のレ
フィルをこぼさないよう静かに開けるのに好適なものと
なる。
【0030】また本発明では、従来のレフィル容器11
にも備えられている嵌め合い係止部7に加えて、または
それと交換的に前記指掛け部6位置に嵌め合い係止部7
の構成を採用することもできる。
【0031】このように、本体3と蓋体2の嵌め合い係
止部7を前記指掛け部6が兼ねるようにすると、従来レ
フィル容器11の嵌め合い係止部7に代えて指掛け部6
位置のみで嵌め合い係止部7を形成した場合にはレフィ
ル容器1の構造は簡単となり、一方指掛け部6の嵌め合
い係止部7を追加的に形成するようにした場合には、よ
り嵌合強度の高い嵌め合い係止部7が得られる。
【0032】
【発明の効果】よって本発明は、軽い開蓋力で蓋体を開
けたり、指先がぶつかり合わなかったりという特徴があ
るため、開蓋力を調整するのが容易である等の優れた効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るレフィル容器の開蓋状態の斜視図
である。
【図2】本発明に係るレフィル容器の閉蓋状態の斜視図
である。
【図3】本発明に係るレフィル容器の、指掛け部付近の
縦断断面図である。
【図4】図2の状態の、他の方向からみた斜視図であ
る。
【図5】本発明に係るレフィル容器の、他の実施態様の
閉蓋状態の斜視図である。
【図6】本発明に係るレフィル容器の、他の実施態様の
指掛け部付近の縦断断面図である。
【図7】従来のレフィル容器の開蓋状態の斜視図であ
る。
【符号の説明】
1、11…レフィル容器 2、12…蓋体 3、13…本体 2a、3a…開口部側の端縁 2b、3b…側部の端縁 4…接続部 5…突出摘み部 6…指掛け部 7…嵌め合い係止部 8…レフィル 14、15…従来の摘み部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蓋体と本体とが嵌合係止自在となる構成
    のレフィル容器において、蓋体と本体のいずれか一方に
    凹陥状の指掛け部を形成したことを特徴とする指掛け部
    付きレフィル容器。
  2. 【請求項2】 蓋体と本体とが嵌合係止自在となる構成
    のレフィル容器において、蓋体と本体のいずれか一方に
    突出摘み部を形成し、他方に凹陥状の指掛け部を形成し
    たことを特徴とする指掛け部付きレフィル容器。
  3. 【請求項3】 レフィル容器が、蓋体と本体を接続部を
    介して一体的に連接される構成である請求項1または2
    記載の指掛け部付きレフィル容器。
  4. 【請求項4】 蓋体と本体に形成する指掛け部を、開口
    部側の端縁付近に形成してなる請求項1乃至3記載の指
    掛け部付きレフィル容器。
  5. 【請求項5】 蓋体と本体に形成する指掛け部を、蓋体
    または本体の側部の端縁付近に形成してなる請求項1乃
    至4記載の指掛け部付きレフィル容器。
  6. 【請求項6】 前記指掛け部が突隆状に形成されてなる
    請求項1乃至5記載の指掛け部付きレフィル容器。
  7. 【請求項7】 前記指掛け部が本体と蓋体の嵌め合い係
    止部を兼ねるようにしたことを特徴とする請求項1乃至
    6記載の指掛け部付きレフィル容器。
JP10189098A 1998-03-31 1998-03-31 指掛け部付きレフィル容器 Withdrawn JPH11276240A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001097648A1 (fr) * 2000-06-23 2001-12-27 Shiseido Company, Ltd. Recipient reutilisable
WO2005048767A1 (ja) 2003-11-19 2005-06-02 The Procter And Gamble Company レフィル容器
JP2011234969A (ja) * 2010-05-12 2011-11-24 Kao Corp レフィル容器

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Date Code Title Description
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050607