JPH11275869A - 電動機の駆動装置及びその装置を用いた圧縮機 - Google Patents

電動機の駆動装置及びその装置を用いた圧縮機

Info

Publication number
JPH11275869A
JPH11275869A JP10070074A JP7007498A JPH11275869A JP H11275869 A JPH11275869 A JP H11275869A JP 10070074 A JP10070074 A JP 10070074A JP 7007498 A JP7007498 A JP 7007498A JP H11275869 A JPH11275869 A JP H11275869A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
converter
inverter
motor
protection
load
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10070074A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3616946B2 (ja
Inventor
Minoru Tanaka
実 田中
Yosuke Sasamoto
洋介 篠本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP07007498A priority Critical patent/JP3616946B2/ja
Publication of JPH11275869A publication Critical patent/JPH11275869A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3616946B2 publication Critical patent/JP3616946B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Ac Motors In General (AREA)
  • Dc-Dc Converters (AREA)
  • Inverter Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンバータ保護装置の動作時にコンバータ、
インバータ、電動機を停止させずにコンバータの保護を
行い、装置停止の機会を少なくして再起動運転までの運
転停止によるサービス低下を回避し、また、インバータ
保護装置の停止時はコンバータ停止を早く行い部品破損
を防止できる電動機の駆動装置。 【解決手段】 コンバータ保護装置2yが動作した場合
は、コンバータ制御装置2xによる運転をそのまま継続
させるとともに、インバータ制御装置3xによる電動機
5の運転状態を一時的に変更することによって電動機5
の運転を継続しながらコンバータ2を保護する。また、
インバータ保護装置3yの動作時は直ちにコンバータ2
を停止させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、交流電源を入力
して可変電圧の直流電圧を出力するコンバータと、該コ
ンバータの制御装置と、コンバータの出力に基づき可変
電圧、可変周波数の交流電圧を出力するインバータと、
該インバータの交流出力が供給される電動機と、該電動
機の運転状態を制御するインバータ制御装置とを備えた
電動機の駆動装置にかかるもので、特にコンバータ及び
インバータの保護に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電動機の駆動装置として
は、コンデンサインプット方式のコンバータと電動圧縮
機制御用のインバータとが組み合わされて使用されてい
たが、最近は電源電流高調波を低減するため、例えば特
開平7−115788号公報やや特開平8−33392
号公報等に示される直流出力電圧制御可能な正弦波電流
入力型のコンバータ(アクティブフィルタと呼ばれる事
も多い)が使用される事が一般的になっている。
【0003】図11は正弦波電流入力形のコンバータを
用いた従来の電動機の駆動装置の構成図である。図11
において、1は交流電源、6は保護開閉器、2はこの交
流電源に接続されるコンバータであり、整流器2a、リ
アクトル2b、スイッチング素子2c、ダイオード2d
およびコンバータ電流検出器2eで構成される。4はこ
のコンバータ2の出力に接続される平滑コンデンサ、3
は前記コンバータおよび前記平滑コンデンサに接続され
るインバータであり、スイッチング素子3aとインバー
タ電流検出器3bで構成される。5は電動機で前記イン
バータ3に接続される。電流検出器2e、3bは抵抗器
で示したがホールCT、カレントトランス等でも良い。
コンバータ2、インバータ3にはそれぞれスイッチング
素子2c、3aを制御するコンバータ制御装置2x、イ
ンバータ制御装置3xと、またコンバータ、インバータ
それぞれについての必要な保護項目(例えば電流、電圧
等)に対して検出と保護を行うためのコンバータ保護装
置2y、インバータ保護装置3yとが設けられる。この
保護項目については図示した電流、電圧だけでなく、図
示しない保護項目、例えば温度保護なども含まれる。
【0004】次に図11の動作について説明する。交流
電源1は、コンバータ2内の整流器2aで全波整流さ
れ、リアクトル2bとコンバータ制御装置2xによって
PWM(パルス幅変調)制御されるコンバータスイッチ
ング素子2cにより昇圧され、コンデンサ4で平滑化さ
れる。この時、入力電流波形を力率1の正弦波にすると
ともに、負荷の大小に応じてスイッチングパルス幅を増
減して一定電圧あるいは電動機の回転数等運転状態に応
じて設定される目標電圧を保つように運転される。ま
た、インバータ3は、この平滑直流電圧を電源として、
インバータ制御装置3xによってPWM制御されるイン
バータスイッチング素子3aにより可変電圧、可変周波
数の交流に逆変換し、電動機5を可変速運転する。コン
バータ制御装置2x、インバータ制御装置3xは、それ
ぞれ前述の通りコンバータスイッチング素子2c、イン
バータスイッチング素子3aをPWM制御するととも
に、前記コンバータ保護装置2y、インバータ保護装置
3yが異常を検出した際にスイッチングを停止させるこ
とによる保護動作を行う。
【0005】図12に従来のコンバータ保護装置、イン
バータ保護装置動作時の保護動作ブロック図を示す。従
来の保護方式では、コンバータ保護装置2y動作時はコ
ンバータスイッチング素子2cを停止させ、またインバ
ータ保護装置3y動作時は、インバータスイッチング素
子3aを停止させるか、あるいは、インバータスイッチ
ング素子3aを停止させるとともにコンバータに停止信
号を送出して保護動作を行う事が一般的であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のコ
ンバータ及びインバータ保護方式では通常、一方が保護
装置動作により停止することで正常運転の継続ができな
くなるため、他方も保護装置が動作して停止に至り、結
果としてシステム全体が停止する保護動作となり、一括
停止の場合と同じ結果になり電動機停止に至る。このた
め、コンバータとインバータのいずれの保護装置が動作
してもシステム全体の停止により電動機への電力供給が
停止し、再起動のためには一定時間経過後、保護動作原
因の解消を確認し、さらにリセット後、起動シーケンス
からやり直すことが必要であった。この結果、再運転ま
でに時間がかかり、その期間運転停止となる事で、例え
ば空調機や冷蔵庫が停止してしまい、サービス低下につ
ながっていた。
【0007】この発明は上述のような課題を改善するた
めになされたものであり、その目的は従来の方式におけ
る保護装置動作、特にコンバータ保護装置動作時の電動
機停止の機会を少なくして、再起動運転までのサービス
低下を回避し、しかも確実な駆動装置保護を行える制御
・保護方式及びこの方式による電動機の駆動装置並びに
この装置を用いた圧縮機を提供する事にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
電動機の駆動装置は、交流電源を入力して可変電圧の直
流電圧を出力するコンバータと、該コンバータの入力電
流の波形及び位相を入力電圧と一致させるように、かつ
出力電圧の値を制御するコンバータ制御装置と、前記コ
ンバータの出力を平滑コンデンサを介して入力し、可変
電圧、可変周波数の交流電圧を出力するインバータと、
該インバータの交流出力が供給される電動機と、該電動
機の運転状態を制御するインバータ制御装置とを備えた
電動機の駆動装置において、前記コンバータの運転状態
を監視して必要に応じたコンバータ保護を指示するコン
バータ保護装置と、前記インバータの運転状態を監視し
て必要に応じたインバータ保護を指示するインバータ保
護装置とを設け、前記コンバータ保護装置はコンバータ
保護を指示する場合に、前記コンバータ制御装置による
コンバータの運転を継続させると共に、前記インバータ
制御装置により前記電動機の運転状態を変更させること
によって前記電動機の運転を継続させながら前記コンバ
ータを保護する指示を行うものである。
【0009】本発明の請求項2に係る電動機の駆動装置
は、前記請求項1に記載のコンバータ保護装置が、コン
バータ保護を要する原因がコンバータの入力過電流の場
合、前記インバータの交流出力が供給される電動機の負
荷量を低下させる指示を前記インバータ制御装置に行う
ことによりコンバータの入力電流を低減させてコンバー
タを保護するものである。
【0010】本発明の請求項3に係る電動機の駆動装置
は、前記請求項1に記載のコンバータ保護装置が、コン
バータ保護を要する原因がコンバータの直流出力過電圧
の場合、前記インバータの交流出力が供給される電動機
の負荷量を増大させる指示を前記インバータ制御装置に
行うことによりコンバータの直流出力電圧を低下させて
コンバータを保護するものである。
【0011】本発明の請求項4に係る電動機の駆動装置
は、前記請求項1から3までのいずれかの請求項に記載
のインバータ制御装置が、前記インバータの出力周波数
を高くすることで前記電動機の負荷量を増大させ、また
前記インバータの出力周波数を低くすることで前記電動
機の負荷量を減少させるものである。
【0012】本発明の請求項5に係る電動機の駆動装置
は、前記請求項1から3までのいずれかの請求項に記載
のインバータ制御装置が、前記インバータの出力電圧を
高くすることで前記電動機の負荷量を増大させ、また前
記インバータの出力電圧を低くすることで前記電動機の
負荷量を減少させるものである。
【0013】本発明の請求項6に係る電動機の駆動装置
は、前記請求項1から3までのいずれかの請求項に記載
のインバータ制御装置が、前記インバータの通電位相幅
を広げることで前記電動機の負荷量を増大させ、また前
記インバータの通電位相幅を狭くすることで前記電動機
の負荷量を減少させるものである。
【0014】本発明の請求項7に係る電動機の駆動装置
は、前記請求項1から3までのいずれかの請求項に記載
のインバータ制御装置が、前記インバータの通電位相角
を進ませることで前記電動機の負荷量を増大させ、また
前記インバータの通電位相角を遅らせることで前記電動
機の負荷量を減少させるものである。
【0015】本発明の請求項8に係る電動機の駆動装置
は、前記請求項1から7までのいずれかの請求項に記載
の電動機の駆動装置における前記インバータ保護装置
が、インバータ保護を指示する場合に、前記インバータ
の停止と共に前記コンバータの停止を指示するか、また
は前記コンバータの停止を先に指示した後に前記インバ
ータの停止を指示するものである。
【0016】本発明の請求項9に係る圧縮機は、前記請
求項1から8までのいずれかの請求項に記載の電動機の
駆動装置を用いたものである。
【0017】
【発明の実施の形態】先ず、本発明の構成について説明
する。図1は本発明に係る正弦波電流入力形のコンバー
タを用いた電動機の駆動装置の構成図である。なお図
中、図11と同一部分については、同一符号を付して重
複説明を省略する。図1の矢印に示す通り本発明におい
ては、コンバータ保護装置2yからの保護依頼信号はコ
ンバータ制御装置2xのみでなく、インバータ制御装置
3xにも出力され、コンバータ2とインバータ3との協
調保護を行う。同様にインバータ保護装置3yからの保
護依頼信号もインバータ制御装置3xのみでなく、コン
バータ制御装置2xにも出力され、コンバータ2とイン
バータ3と協調保護を行う。コンバータ2とインバータ
3との協調保護は、同じく図1の破線の矢印に示すよう
にコンバータ制御装置2xとインバータ制御装置3xと
の間で信号をやり取りする方法としても良い。
【0018】次にコンバータ2の出力特性について説明
する。図2は図1のコンバータの出力特性およびコンバ
ータ保護設定値の考え方の説明図である。コンバータ2
は、図1に示す通り整流器2aによる全波整流された直
流電圧をリアクトル2bを介して短絡するスイッチング
素子2cを設けたいわゆる昇圧チョッパを構成してお
り、コンバータ運転停止時、すなわちコンバータスイッ
チング素子2cの動作停止時で、通電は行うが入力電流
波形制御および出力電圧制御をしていない状態の時に
も、整流器2aの作用により直流電圧は供給される。な
お、コンバータの故障停止時もコンバータスイッチング
素子2cの動作が停止する事でこの状態となる。この状
態の時はいわゆる無制御のコンデンサインプットのコン
バータとなり、図2のコンバータ停止時電圧に示す通り
コンバータ運転時、すなわちコンバータスイッチング素
子2cの動作時で入力電流波形制御および出力電圧制御
をしている状態の時の電圧に比べ直流電圧は小さくな
る。しかも電源その他の回路インピーダンス部での電圧
降下等により、コンバータ入力電流の増大とともにコン
バータ出力電圧は低下する。さらに入力電流波形の制御
も行えないので力率は低下し、波形も歪み、高調波電流
が増加してしまい、正常運転は望めない。また、コンバ
ータ出力電圧の低下に伴い、インバータの交流出力電圧
も低下し、インバータの変調率(通電パルス幅)を高め
て出力電圧の確保を図ろうとしても出力可能最大電圧が
低下するため、電動機の高回転数側の運転範囲は狭ま
る。
【0019】一方、これに対してコンバータ正常時は、
コンバータ運転によって図2に示す通り、コンバータ入
力電流(負荷電力)の変動に対してもコンバータ出力電
圧をコンバータ停止時にくらべ高い例えば一定値に制御
でき、定格(最大)運転に対応した、インバータに必要
充分な電圧を供給できる。これによって例えば空調機で
あればリモコン等、使用者によって設定された運転が支
障なく継続できる。さらに入力電流波形の制御もでき、
力率1の正弦波入力電流での運転が行える。
【0020】次に保護設定値の考え方について説明す
る。同じく図2に示す通り、例えばコンバータ入力過電
流の場合、保護設定値は、正常運転で到達する最大値以
上でかつ整流器、ダイオード、リアクトルといった部品
の破損に至る値に対しては余裕のある値に設定される。
(逆に保護設定値に対して電流余裕のある部品を選定す
る)。従ってコンバータ入力電流値がこの保護設定値に
達したとしても、部品は直ちに破損することはないが、
これ以上増加するかあるいはこの値を継続すると破損し
かねないという値に設定されることになる。通常、保護
開閉器6の動作レベルも正常運転で到達する最大電流以
上に選ばれる。同様にコンバータ出力過電圧の場合の保
護設定値も、図2に示す通り、コンバータで制御される
正常運転電圧最大値以上でかつスイッチング素子、コン
デンサといった部品の破損に至る値に対しては余裕のあ
る値に設定される(逆に保護設定値に対して電圧余裕の
ある部品を選定する)。従ってコンバータ出力電圧値が
この保護設定値に達したとしても、部品は直ちに破損す
ることはないが、これ以上増加するかあるいはこの値を
継続すると破損しかねないという値に設定されることに
なる。
【0021】コンバータの入力電流値や出力電圧値がこ
れらの保護設定値に達してコンバータ保護装置が動作し
た時、従来方式では、図12に示す通り、コンバータを
保護停止し、その結果発生する直流電圧低下等の保護動
作でインバータも保護停止に至っていた。また、特開平
8−33392号公報においては、コンバータ(アクテ
ィブフィルタ)停止即ちスイッチング素子の動作停止状
態でも、ダイオードによる整流作用を利用して、昇圧動
作無し(直流電圧低下状態)でインバータの運転状態を
変更し、V/Fパターンを変更してインバータ出力電圧
を大きくするようにして運転継続する方式が示されてい
る。しかしこの場合、上述の通り直流電圧は正常時に比
べて低下するので、インバータの発生できる最大電圧も
小さくなるため電動機の運転範囲が制限され、定格運転
(最高回転数での定格負荷運転)ができない。これは例
えば空調機において冷房能力を制限する事になり、サー
ビス低下につながる。さらに入力電流波形の制御も行え
ないので力率は低下し、波形も歪み、高調波電流が増加
する。これらの事も有って、前記公報ではあくまでサー
ビス員が来るまでの非常運転であると説明されている。
【0022】そこで本発明では、これらの保護設定値が
直ちに部品破損に至る値でないことに着目して、コンバ
ータ保護装置の動作時にもコンバータの運転を継続し、
保護装置の動作内容に応じてインバータを、コンバータ
保護装置の動作原因を取り除くような運転モードに一旦
運転状態を変更する事によりコンバータの保護を行うよ
うにした。そしてその後、コンバータ保護装置の保護依
頼信号が無くなり、異常が除去された事を確認して正常
運転に戻す。本発明によれば、コンバータの異常による
本来の保護装置動作の他、過渡的な想定外の外乱、ノイ
ズといった原因での保護装置動作においても、従来のよ
うに装置の停止に至る事が無く、自動的に運転を継続す
る事ができる。また、コンバータの運転を継続するので
コンバータ直流出力電圧の低下もなく、インバータに対
する運転上の制約が無い。また、力率1での正弦波入力
電流運転が行え、使用者に対するサービスの低下がな
い。
【0023】実施形態1 図3は本発明の実施形態1に係るコンバータ保護装置動
作時の保護動作ブロック図である。実施形態1において
は、図1のコンバータ保護装置が動作した時、コンバー
タはそのまま運転を継続し、インバータ制御装置の制御
出力を変更する事で保護を行う。これによって従来のも
のでコンバータ、インバータ、電動機の各装置が停止し
たり、あるいはコンバータの運転を停止してインバータ
のみでサービス員が来るまでの非常運転を行っていたの
に対し、本実施形態1によるものでは、コンバータを保
護した上、正常運転を継続できる。そのため例えば空調
機の冷房運転が継続されるので使用者に不快な思いをさ
せない。
【0024】実施形態2 図4は本実施形態2に係るコンバータ保護装置が入力過
電流で動作した時の保護動作ブロック図である。本実施
形態2においては、図1のコンバータ保護装置の動作原
因がコンバータ入力過電流の場合、コンバータは運転を
継続したまま、インバータ出力を低減するようインバー
タ制御装置を動作させる。これによりコンバータ入力電
流が低下してコンバータの過電流保護が行われた上、装
置の運転を継続できる。そのためサービスの向上が図ら
れ、例えば空調機が停止する事無く冷房運転が継続でき
る。
【0025】実施形態3 図5は本発明の実施形態3に係るコンバータ保護装置が
出力過電圧で動作した時の保護動作ブロック図である。
本実施形態3においては、図1のコンバータ保護装置の
動作原因がコンバータ出力過電圧の場合、コンバータは
運転を継続したまま、インバータ出力を増加するようイ
ンバータ制御装置を動作させる。これによってコンバー
タ出力電圧が低下してコンバータの過電圧保護が行われ
た上、運転を継続できる。そのためサービスの向上が図
られ、例えば冷蔵庫が停止する事無く冷却運転ができ、
保存食品が不良になる事を防止できる。
【0026】実施形態4 図6は本発明の実施形態4に係るインバータ出力周波数
を変更する事で電動機負荷を変更する電動機負荷変更手
段を説明するブロック図である。本実施形態4において
は、図1のインバータの交流出力周波数を高くする事で
電動機回転数を高くして、負荷を増大させたり、または
逆にインバータの出力周波数を低くする事で電動機回転
数を減少させて、負荷を減少させる。これによって実施
形態2または3に示すように、コンバータ入力電流を低
下またはコンバータ出力電圧を低下させてコンバータを
保護することができ、電動機の運転を継続できるので、
例えば空調機等の運転維持が図れる。
【0027】実施形態5 図7は本発明の実施形態5に係るインバータ出力電圧を
変更する事で電動機負荷を変更する電動機負荷変更手段
を説明するブロック図である。本実施形態5において
は、図1のインバータの交流出力電圧を高くする事で電
動機電流を増加させ、負荷を増大させたり、または逆に
インバータの出力電圧を低くする事で電動機電流を減少
させ、負荷を減少させる。これによって実施形態2また
は3に示すように、コンバータ入力電流を低下またはコ
ンバータ出力電圧を低下させてコンバータを保護するこ
とができ、電動機の運転を継続できるので例えば冷蔵庫
等の能力を維持できる。
【0028】実施形態6 図8は本発明の実施形態6に係るインバータ通電位相幅
を変更する事で電動機負荷を変更する電動機負荷変更手
段を説明するブロック図である。本実施形態6における
通電位相幅の変更とは、インバータのパルス幅変調(P
WM)制御における各パルスの位置はそのままで幅を制
御する事を意味し、インバータ通電位相幅を広くする事
で電動機電圧が増加して負荷を増大させたり、または逆
にインバータ通電位相幅を狭くする事で電動機電圧を減
少させて負荷を減少させることである。これによって実
施形態2または3に示すように、コンバータ入力電流を
低下またはコンバータ出力電圧を低下させてコンバータ
を保護することが、インバータ制御装置によるPWM制
御での通電位相幅の変更で容易に行える。
【0029】実施形態7 図9は本発明の実施形態7に係るインバータ通電位相角
を変更する事で電動機負荷を変更する電動機負荷変更手
段を説明するブロック図である。本実施形態7における
通電位相角の変更とは、インバータのパルス幅変調(P
WM)制御におけるパルス列を時間的に進めたり遅らせ
たりして基本波の位相を制御する事を意味し、インバー
タ通電位相角を進ませる事で電動機の回転数が上昇して
電動機負荷を増大させたり、または逆にインバータ通電
位相角を遅らせる事で電動機の回転数が減少して電動機
負荷を減少させる。これによって実施形態2または3に
示すようにコンバータ入力電流を低下またはコンバータ
出力電圧を低下させてコンバータを保護することが、イ
ンバータ制御装置によるPWM制御で通電位相角を変更
する事で容易に行える。
【0030】なお、前記実施形態1から7において、詳
細は省略するがコンバータの動作温度その他のコンバー
タ保護項目についても、同様の考え方でコンバータの運
転は継続させて、インバータ制御装置により電動機の運
転状態を変更して保護を行える事は明らかである。例え
ばコンバータの動作温度上昇であれば電動機負荷を減少
させるようにインバータ制御装置を動作させて温度上昇
値を低減できる。
【0031】実施形態8 図10は本発明の実施形態8に係るインバータ保護装置
が動作した場合の保護動作ブロック図である。一般に、
インバータ保護装置の動作の場合には、通常電動機の異
常を伴っている場合が多く、システムの運転停止が避け
られないため、本実施形態8においては、本発明による
インバータ、コンバータの協調制御により、インバータ
停止とともにコンバータも同時に停止させるか、または
コンバータを先に停止させた後にインバータを停止させ
て保護を行う。
【0032】ここで、コンバータとインバータの停止順
序について説明する。前記特開平7−115788号公
報や特開平8−33392号公報、または特開平9−4
7084号等にも示されている通り、正弦波電流入力形
コンバータ(アクティブフィルタ)においては、昇圧チ
ョッパ方式であるため、電動機(インバータ)の停止時
または軽負荷時はコンバータを停止しておかないと、コ
ンバータ出力側の直流電圧が上昇し続けて部品破損に至
るため、コンバータは極力早く停止する必要がある。こ
れを実現するため、本発明においては図1、図10に示
す通り、インバータ保護装置3yとコンバータ制御装置
2xとの信号取り合いおよびコンバータ保護装置2yと
インバータ制御装置3xとの信号取り合い、あるいはコ
ンバータ制御装置2xとインバータ制御装置3xとの間
の信号取り合いによる協調保護を行う。これによって、
コンバータのスイッチング素子2cの停止が速やかに行
われ、部品への過電圧ストレスの機会が減少し、信頼性
が向上する。なお、コンバータ保護装置2yの動作によ
るコンバータ2、インバータ3、電動機5の各装置停止
の機会減少に関しては、例えばコンバータ保護装置2y
とインバータ保護装置3yとの動作確率が同じとすれば
保護動作による運転停止の確率が半減する事になる。
【0033】実施形態9 本実施形態9においては、前記実施形態1から8に示し
た電動機の駆動装置を圧縮機と組み合わせて空調機、冷
蔵庫等に使用する。これによって空調機であれば故障停
止による冷房不能等で使用者に不便を掛けたり、サービ
スを低下させる事が防げ、冷蔵庫であれば故障停止によ
って保存食品を不良にして使用者に迷惑を掛ける事が少
なくなる。また、装置使用部品への過電圧ストレス等が
防止でき、装置の信頼性も向上する。
【0034】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、交流電源
を入力して可変電圧の直流電圧を出力するコンバータ
と、該コンバータの入力電流の波形及び位相を入力電圧
と一致させるように、かつ出力電圧の値を制御するコン
バータ制御装置と、前記コンバータの出力を平滑コンデ
ンサを介して入力し、可変電圧、可変周波数の交流電圧
を出力するインバータと、該インバータの交流出力が供
給される電動機と、該電動機の運転状態を制御するイン
バータ制御装置とを備えた電動機の駆動装置において、
前記コンバータの運転状態を監視して必要に応じたコン
バータ保護を指示するコンバータ保護装置と、前記イン
バータの運転状態を監視して必要に応じたインバータ保
護を指示するインバータ保護装置とを設け、前記コンバ
ータ保護装置はコンバータ保護を指示する場合に、前記
コンバータ制御装置によるコンバータの運転を継続させ
ると共に、前記インバータ制御装置により前記電動機の
運転状態を変更させることによって前記電動機の運転を
継続させながら前記コンバータを保護する指示を行うよ
うにしたので、コンバータの異常による本来のコンバー
タ保護装置の動作時はもちろん、想定外の過渡的な外
乱、ノイズといった原因でのコンバータ保護装置の動作
においてもコンバータ、インバータ、電動機の各装置の
停止に至る事が無く、自動的に運転を継続する事ができ
る。さらに、コンバータの運転を継続するのでコンバー
タ出力電圧の低下もなく、電動機に対する運転上の制約
が無い。また、力率1での正弦波入力電流運転が行え
る。以上の事から本電動機の駆動装置を用いた各種装置
の故障停止の機会が減少し、使用者に対するサービスの
向上が図れる。
【0035】また本発明によれば、前記コンバータ保護
装置は、コンバータ保護を要する原因がコンバータの入
力過電流の場合、前記インバータの交流出力が供給され
る電動機の負荷量を低下させる指示を前記インバータ制
御装置に行うことによりコンバータの入力電流を低減さ
せてコンバータを保護するようにしたので、従来のよう
に装置を停止させることなく電動機の運転を継続するこ
とができ、装置の稼動率が向上する。
【0036】また本発明によれば、前記コンバータ保護
装置は、コンバータ保護を要する原因がコンバータの直
流出力過電圧の場合、前記インバータの交流出力が供給
される電動機の負荷量を増大させる指示を前記インバー
タ制御装置に行うことによりコンバータの直流出力電圧
を低下させてコンバータを保護するようにしたので、コ
ンバータの保護を行いながら電動機の運転を継続するこ
とができ、装置の使用者に対するサービスが改善され
る。
【0037】また本発明によれば、前記インバータ制御
装置は、前記インバータの出力周波数を高くすることで
前記電動機の負荷量を増大させ、また前記インバータの
出力周波数を低くすることで前記電動機の負荷量を減少
させるようにしたので、インバータ制御装置内の出力周
波数制御手段を用いて容易に電動機の負荷量を増減させ
ることができる。
【0038】また本発明によれば、前記インバータ制御
装置は、前記インバータの出力電圧を高くすることで前
記電動機の負荷量を増大させ、また前記インバータの出
力電圧を低くすることで前記電動機の負荷量を減少させ
るようにしたので、インバータ制御装置内の出力電圧制
御手段を用いて容易に電動機の負荷量を増減させること
ができる。
【0039】また本発明によれば、前記インバータ制御
装置は、前記インバータの通電位相幅を広げることで前
記電動機の負荷量を増大させ、また前記インバータの通
電位相幅を狭くすることで前記電動機の負荷量を減少さ
せるようにしたので、インバータ制御装置内のパルス幅
変調制御手段を用いて容易に電動機の負荷量を増減させ
ることができる。
【0040】また本発明によれば、前記インバータ制御
装置は、前記インバータの通電位相角を進ませることで
前記電動機の負荷量を増大させ、また前記インバータの
通電位相角を遅らせることで前記電動機の負荷量を減少
させるようにしたので、インバータ制御装置内のパルス
幅変調制御手段を用いて容易に電動機の負荷量を増減さ
せることができる。
【0041】また本発明によれば、前記インバータ保護
装置は、インバータ保護を指示する場合に、前記インバ
ータの停止と共に前記コンバータの停止を指示するか、
または前記コンバータの停止を先に指示した後に前記イ
ンバータの停止を指示するようにしたので、コンバータ
運転をしたままインバータを停止する事が無く、コンバ
ータ出力側での直流電圧の上昇を防止できる。従って、
このコンバータ出力の過電圧がスイッチング素子や平滑
コンデンサ等へ印加されることが無く、部品に対する過
電圧によるストレス印加が防止され、装置の信頼性が向
上すると共に、過電圧による2次破壊を防止でき、部品
破損による部品交換の必要や、故障発生から復旧までの
運転停止に伴うサービス低下を無くす事ができる。また
コンバータ保護装置とインバータ保護装置との動作確率
をほぼ同じとすれば、保護動作による運転停止の確率を
半減することができる。
【0042】また本発明によれば、前記電動機の駆動装
置を圧縮機に用いるようにしたので、例えば空調機や冷
蔵庫にこの圧縮機を使用した場合に、空調機の故障停止
による冷房あるいは暖房の停止により使用者に不便をか
けたり、冷蔵庫の故障停止による食品保存機能喪失によ
り保存食品を不良にする等の事故の発生確率を減少する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る電動機の駆動装置の構成図であ
る。
【図2】 図1のコンバータの出力特性と保護設定値の
考え方の説明図である。
【図3】 本発明の実施形態1に係るコンバータ保護装
置動作時の保護動作ブロック図である。
【図4】 本発明の実施形態2に係るコンバータ保護装
置が入力過電流で動作した時の保護動作ブロック図であ
る。
【図5】 本発明の実施形態3に係るコンバータ保護装
置が出力過電圧で動作した時の保護動作ブロック図であ
る。
【図6】 本発明の実施形態4に係るインバータ出力周
波数を変更する事で電動機負荷を変更する電動機負荷変
更手段を説明するブロック図である。
【図7】 本発明の実施形態5に係るインバータ出力電
圧を変更する事で電動機負荷を変更する電動機負荷変更
手段を説明するブロック図である。
【図8】 本発明の実施形態6に係るインバータ通電位
相幅(角)を変更する事で電動機負荷を変更する電動機
負荷変更手段を説明するブロック図である。
【図9】 本発明の実施形態7に係るインバータ通電位
相角を変更する事で電動機負荷を変更する電動機負荷変
更手段を説明するブロック図である。
【図10】 本発明の実施形態8に係るインバータ保護
装置が動作した場合の保護動作ブロック図である。
【図11】 従来の電動機の駆動装置の構成図である。
【図12】 従来のコンバータ保護装置、インバータ保
護装置動作時の保護動作ブロック図である。
【符号の説明】
1 交流電源、2 コンバータ、2a 整流器、2b
リアクトル、2c スイッチング素子、2d ダイオー
ド、2e コンバータ電流検出用抵抗、2xコンバータ
制御装置、2y コンバータ保護装置、3 インバー
タ、3a スイッチング素子、3b インバータ電流検
出用抵抗、3x インバータ制御装置、3y インバー
タ保護装置、4 平滑用コンデンサ、5 電動機、6
保護開閉器。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電源を入力して可変電圧の直流電圧
    を出力するコンバータと、該コンバータの入力電流の波
    形及び位相を入力電圧と一致させるように、かつ出力電
    圧の値を制御するコンバータ制御装置と、前記コンバー
    タの出力を平滑コンデンサを介して入力し、可変電圧、
    可変周波数の交流電圧を出力するインバータと、該イン
    バータの交流出力が供給される電動機と、該電動機の運
    転状態を制御するインバータ制御装置とを備えた電動機
    の駆動装置において、 前記コンバータの運転状態を監視して必要に応じたコン
    バータ保護を指示するコンバータ保護装置と、前記イン
    バータの運転状態を監視して必要に応じたインバータ保
    護を指示するインバータ保護装置とを設け、前記コンバ
    ータ保護装置はコンバータ保護を指示する場合に、前記
    コンバータ制御装置によるコンバータの運転を継続させ
    ると共に、前記インバータ制御装置により前記電動機の
    運転状態を変更させることによって前記電動機の運転を
    継続させながら前記コンバータを保護する指示を行うこ
    とを特徴とする電動機の駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記コンバータ保護装置は、コンバータ
    保護を要する原因がコンバータの入力過電流の場合、前
    記インバータの交流出力が供給される電動機の負荷量を
    低下させる指示を前記インバータ制御装置に行うことに
    よりコンバータの入力電流を低減させてコンバータを保
    護することを特徴とする請求項1記載の電動機の駆動装
    置。
  3. 【請求項3】 前記コンバータ保護装置は、コンバータ
    保護を要する原因がコンバータの直流出力過電圧の場
    合、前記インバータの交流出力が供給される電動機の負
    荷量を増大させる指示を前記インバータ制御装置に行う
    ことによりコンバータの直流出力電圧を低下させてコン
    バータを保護することを特徴とする請求項1記載の電動
    機の駆動装置。
  4. 【請求項4】 前記インバータ制御装置は、前記インバ
    ータの出力周波数を高くすることで前記電動機の負荷量
    を増大させ、また前記インバータの出力周波数を低くす
    ることで前記電動機の負荷量を減少させることを特徴と
    する請求項1から3までのいずれかの請求項に記載の電
    動機の駆動装置。
  5. 【請求項5】 前記インバータ制御装置は、前記インバ
    ータの出力電圧を高くすることで前記電動機の負荷量を
    増大させ、また前記インバータの出力電圧を低くするこ
    とで前記電動機の負荷量を減少させることを特徴とする
    請求項1から3までのいずれかの請求項に記載の電動機
    の駆動装置。
  6. 【請求項6】 前記インバータ制御装置は、前記インバ
    ータの通電位相幅を広げることで前記電動機の負荷量を
    増大させ、また前記インバータの通電位相幅を狭くする
    ことで前記電動機の負荷量を減少させることを特徴とす
    る請求項1から3までのいずれかの請求項に記載の電動
    機の駆動装置。
  7. 【請求項7】 前記インバータ制御装置は、前記インバ
    ータの通電位相角をを進ませることで前記電動機の負荷
    量を増大させ、また前記インバータの通電位相角を遅ら
    せることで前記電動機の負荷量を減少させることを特徴
    とする請求項1から3までのいずれかの請求項に記載の
    電動機の駆動装置。
  8. 【請求項8】 前記インバータ保護装置は、インバータ
    保護を指示する場合に、前記インバータの停止と共に前
    記コンバータの停止を指示するか、または前記コンバー
    タの停止を先に指示した後に前記インバータの停止を指
    示することを特徴とする請求項1から7までのいずれか
    の請求項に記載の電動機の駆動装置。
  9. 【請求項9】 請求項1から8までのいずれかの請求項
    に記載の電動機の駆動装置を用いたことを特徴とする圧
    縮機。
JP07007498A 1998-03-19 1998-03-19 電動機の駆動装置及びその装置を用いた圧縮機 Expired - Fee Related JP3616946B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP07007498A JP3616946B2 (ja) 1998-03-19 1998-03-19 電動機の駆動装置及びその装置を用いた圧縮機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP07007498A JP3616946B2 (ja) 1998-03-19 1998-03-19 電動機の駆動装置及びその装置を用いた圧縮機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11275869A true JPH11275869A (ja) 1999-10-08
JP3616946B2 JP3616946B2 (ja) 2005-02-02

Family

ID=13421044

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP07007498A Expired - Fee Related JP3616946B2 (ja) 1998-03-19 1998-03-19 電動機の駆動装置及びその装置を用いた圧縮機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3616946B2 (ja)

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004260964A (ja) * 2003-02-27 2004-09-16 Shigumaa Giken Kk 文書細断装置
JP2005160214A (ja) * 2003-11-26 2005-06-16 Daikin Ind Ltd 電力変換装置
WO2008047439A1 (en) * 2006-10-19 2008-04-24 Mitsubishi Electric Corporation Power converter
JP2008269860A (ja) * 2007-04-18 2008-11-06 Mitsubishi Electric Corp 放電灯点灯装置
JP2009296860A (ja) * 2008-06-09 2009-12-17 Daikin Ind Ltd モータ駆動制御装置
JP2009296861A (ja) * 2008-06-09 2009-12-17 Daikin Ind Ltd モータ駆動制御装置
JP2010158107A (ja) * 2008-12-26 2010-07-15 Tsubaki Emerson Co モータ駆動装置及びモータ装置
WO2010134179A1 (ja) * 2009-05-21 2010-11-25 トヨタ自動車株式会社 コンバータの過電流防止制御装置およびコンバータの過電流防止方法
CN102155778A (zh) * 2011-03-15 2011-08-17 宁波奥克斯电气有限公司 直流变频空调保护变频器模块的控制方法
CN103227609A (zh) * 2012-01-25 2013-07-31 发那科株式会社 根据输入的电流或电力限制转矩指令的电动机控制装置
JP2014121172A (ja) * 2012-12-17 2014-06-30 Honda Motor Co Ltd 電力変換システムの故障検知装置
JP2014176273A (ja) * 2013-03-13 2014-09-22 Mitsubishi Electric Corp 過電流保護装置
JP5693714B2 (ja) * 2011-04-28 2015-04-01 三菱電機株式会社 ヒートポンプ装置、ヒートポンプシステム及びインバータの制御方法
JP2015080314A (ja) * 2013-10-16 2015-04-23 ダイキン工業株式会社 電力変換装置及び空気調和装置
US9543887B2 (en) 2010-10-15 2017-01-10 Mitsubishi Electric Corporation Heat pump device, heat pump system, and method for controlling three-phase inverter
US9618249B2 (en) 2010-12-21 2017-04-11 Mitsubishi Electric Corporation Heat pump device, heat pump system, and method for controlling three-phase inverter
JP2019193521A (ja) * 2018-04-27 2019-10-31 川崎重工業株式会社 電力変換装置
JP2020010529A (ja) * 2018-07-10 2020-01-16 富士電機株式会社 発電システムおよび電力変換装置

Cited By (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004260964A (ja) * 2003-02-27 2004-09-16 Shigumaa Giken Kk 文書細断装置
JP4590859B2 (ja) * 2003-11-26 2010-12-01 ダイキン工業株式会社 電力変換装置
JP2005160214A (ja) * 2003-11-26 2005-06-16 Daikin Ind Ltd 電力変換装置
WO2008047439A1 (en) * 2006-10-19 2008-04-24 Mitsubishi Electric Corporation Power converter
US8049455B2 (en) 2006-10-19 2011-11-01 Mitsubishi Electric Corporation Electric power converter
JPWO2008047439A1 (ja) * 2006-10-19 2010-02-18 三菱電機株式会社 電力変換装置
JP2008269860A (ja) * 2007-04-18 2008-11-06 Mitsubishi Electric Corp 放電灯点灯装置
JP2009296860A (ja) * 2008-06-09 2009-12-17 Daikin Ind Ltd モータ駆動制御装置
JP2009296861A (ja) * 2008-06-09 2009-12-17 Daikin Ind Ltd モータ駆動制御装置
JP2010158107A (ja) * 2008-12-26 2010-07-15 Tsubaki Emerson Co モータ駆動装置及びモータ装置
WO2010134179A1 (ja) * 2009-05-21 2010-11-25 トヨタ自動車株式会社 コンバータの過電流防止制御装置およびコンバータの過電流防止方法
US9543887B2 (en) 2010-10-15 2017-01-10 Mitsubishi Electric Corporation Heat pump device, heat pump system, and method for controlling three-phase inverter
US9618249B2 (en) 2010-12-21 2017-04-11 Mitsubishi Electric Corporation Heat pump device, heat pump system, and method for controlling three-phase inverter
CN102155778A (zh) * 2011-03-15 2011-08-17 宁波奥克斯电气有限公司 直流变频空调保护变频器模块的控制方法
JP5693714B2 (ja) * 2011-04-28 2015-04-01 三菱電機株式会社 ヒートポンプ装置、ヒートポンプシステム及びインバータの制御方法
US9829226B2 (en) 2011-04-28 2017-11-28 Mitsubishi Electric Corporation Heat pump device, heat pump system, and method for controlling inverter
CN103227609A (zh) * 2012-01-25 2013-07-31 发那科株式会社 根据输入的电流或电力限制转矩指令的电动机控制装置
US8884571B2 (en) 2012-01-25 2014-11-11 Fanuc Corporation Motor control apparatus which limits torque command according to input current or power
JP2013153607A (ja) * 2012-01-25 2013-08-08 Fanuc Ltd 入力される電流もしくは電力に応じてトルク指令を制限するモータ制御装置
JP2014121172A (ja) * 2012-12-17 2014-06-30 Honda Motor Co Ltd 電力変換システムの故障検知装置
JP2014176273A (ja) * 2013-03-13 2014-09-22 Mitsubishi Electric Corp 過電流保護装置
JP2015080314A (ja) * 2013-10-16 2015-04-23 ダイキン工業株式会社 電力変換装置及び空気調和装置
WO2015056403A1 (ja) * 2013-10-16 2015-04-23 ダイキン工業株式会社 電力変換装置及び空気調和装置
JP2019193521A (ja) * 2018-04-27 2019-10-31 川崎重工業株式会社 電力変換装置
JP2020010529A (ja) * 2018-07-10 2020-01-16 富士電機株式会社 発電システムおよび電力変換装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3616946B2 (ja) 2005-02-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3616946B2 (ja) 電動機の駆動装置及びその装置を用いた圧縮機
JP4759968B2 (ja) Pwm整流回路の保護方法およびその装置
US5793623A (en) Air conditioning device
KR100202120B1 (ko) 전력변환장치 및 이를 이용한 공기조화장치
WO2006114843A1 (ja) サーボモータの制御装置
US9825519B2 (en) In situ overvoltage protection for active bridge applications
TW201739154A (zh) 不斷電電源裝置
JPS59153496A (ja) インバ−タ制御装置
JP2009261161A (ja) 瞬時電圧低下保護装置
JPH1151454A (ja) 空気調和機の制御方法
JPH06205599A (ja) モータ駆動制御回路
JP3773798B2 (ja) 電力変換装置
JP4680701B2 (ja) 永久磁石同期電動機の制御方法
JP2000262060A (ja) 力率改善型電源装置及びその異常時制御方法
JPH0847279A (ja) 電源回生回路
JP2004064879A (ja) 電力変換装置および電力変換方法
JPH0590928A (ja) スイツチング素子のゲート制御装置
JP2004274903A (ja) モータ駆動装置
JPH07245965A (ja) インバータ装置
JPH0746905B2 (ja) インバータ装置
WO2004107552A1 (ja) 高周波加熱装置のインバータ電源制御回路
JP6641501B2 (ja) コンバータ制御装置およびコンバータ制御方法
JPH08182306A (ja) 空気調和機
JPH04344192A (ja) 空気調和機の制御装置
CN117811413A (zh) 马达控制装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040812

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040817

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20041019

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20041027

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071119

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081119

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081119

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091119

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091119

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101119

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111119

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121119

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121119

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131119

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees