JPH11275639A - スペクトラム拡散通信システムおよびその過負荷制御方法 - Google Patents

スペクトラム拡散通信システムおよびその過負荷制御方法

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JPH11275639A
JPH11275639A JP7947598A JP7947598A JPH11275639A JP H11275639 A JPH11275639 A JP H11275639A JP 7947598 A JP7947598 A JP 7947598A JP 7947598 A JP7947598 A JP 7947598A JP H11275639 A JPH11275639 A JP H11275639A
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/69Spread spectrum techniques
    • H04B1/707Spread spectrum techniques using direct sequence modulation
    • H04B1/7097Interference-related aspects

Abstract

(57)【要約】 【課題】 セル内における各通信間の上り干渉量が許容
値以上となったことを短い時間で検出する。 【解決手段】 セル381内における各通信間の上り干
渉量が許容値以上となったことを、基地局301から移
動局201〜206に対して出力され、各移動局201
206の送信出力の増減の指示を伝達するためのTPC
ビットのアップ指示の割合に基づいて判定する。したが
って、正確かつ高速に適正な送信電力規制制御と発着信
規制を行うことができ、周辺の基地局への干渉を最小限
に押さえることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スペクトラム拡散
通信システムにおいてセル内における移動局と基地局と
の間で行われる通信の上り信号(移動局から基地局への
通信)の干渉量が許容値以上となった場合の過負荷制御
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】スペクトラム拡散通信システムでは、複
数の通信が同一の周波数帯域を使用することができる。
これは、各通信がそれぞれ直交性を持つ符号により送信
側で拡散変調され、受信側において同一符号を用いて拡
散復調(逆拡散)することにより、各通信の特定を行う
ことができるからである。
【0003】しかし、この直交性は、移動局と基地局と
の間での伝搬経路における地形や気象条件等により伝搬
遅延差及びマルチパスによる時間ずれが生じて完全な直
交とならず、他符号すなわち他通信及び自符号すなわち
自通信のマルチパス(TVのゴーストに相当)と相関成
分を持つことがある。これらの相関成分が自通信に与え
る干渉成分となり、通信品質の劣化要因となる。このよ
うな要因で干渉成分が生じるため、通信の数が増えるに
従って干渉成分も増加する。
【0004】また、無線通信システムでは、一般的に通
信品質を確保するためには一定の信号/ノイズ比を得る
ことが必要である。スペクトラム拡散通信システムで
は、各通信が同一の周波数帯域を使用するため、通信品
質を確保するためには一定の信号/(ノイズ+干渉)比
が必要となる。これを通常Eb/I0(信号/干渉比:
Eb:希望受信波電力、I0:干渉波電力)と表す。ま
た、一定の通信品質を確保するために必要なEb/I0
を所要Eb/I0と表す。
【0005】通信品質は通常フレーム・エラー・レート
(FER)で判定する。あるFERを得るための所要E
b/I0は、フェージング周波数、Eb/I0測定精度
の影響により変化するため、常時補正する必要がある。
そのため、基地局は、通信品質を保証するために必要な
FERが一定となるように、受信電波のFERを測定し
てその測定値に応じて通信品質を保証するのに必要なF
ERを得るための所要Eb/I0を変化させる。この機
能はアウターループ制御と呼ばれる。
【0006】通常、通信の数が増すと干渉波(I0)が増
加するためEb/I0が悪化する。このような場合に
は、基地局は各移動局の送信出力を増加させ信号レベル
(Eb)を増加することにより各通信における所要Eb/
I0を確保している。
【0007】しかし、スペクトラム拡散通信システムで
は過剰な信号エネルギーが他及び自通信への干渉となる
ため、基地局における各通信のEb/I0はほぼ同一と
しなけらばならない。そのため、基地局は、各通信にお
けるEb/I0がほぼ同一となるように各移動局の送信
電力の制御を行う。この制御は移動局と基地局間でフィ
ードバック制御により、フェージング等のレベル変動も
吸収するために高速に行われるので、高速クローズドル
ープ制御と呼ばれる。
【0008】そして、高速クローズドループ制御の基準
となるEb/I0を基準Eb/I0と呼ぶ。通常は、こ
の基準Eb/I0と所要Eb/I0は等しくなるように
設定されている。すなわち、アウターループ制御で得ら
れる通信品質を保証するFERを得るための所要Eb/
I0を高速クローズドループ制御の基準Eb/I0に設
定して、基地局における各移動局からの受信電力により
得られるEb/I0がこの基準Eb/I0になるように
各移動局に対して送信電力の増減の指示を行う。
【0009】そして、このアウターループ制御と、高速
クローズドループ制御の両方を合わせて送信電力制御と
呼ぶ。
【0010】しかしながら、図10に示すように、ある
一定量以上の通信があると信号レベル(Eb)を増加させ
てもそれにあわせて干渉量も増加し、所要のEb/I0
を得られなくなり、さらに通信が増せば全通信が通信不
能となるという問題が発生する。この状態が、干渉量が
許容値以上となった状態である。
【0011】さらに問題になるのは、基地局が各通信に
おける所要のEb/I0を得るために各移動局の送信出
力を増加し続け、自基地局だけでなく、周辺基地局に対
して不必要に大きな干渉を与えてしまうことである。こ
のために、周辺基地局の通信容量が減少するだけでな
く、最悪のケースでは周辺基地局においても通信不能と
なり、連鎖的に広範囲の通信が品質劣化または通信不能
に陥るということになる。
【0012】従来の技術(IS−95システム)では、
セル内における各通信間の上り干渉量が許容値以上であ
ることを、所要Eb/I0が得られなくなることによる
上り無線フレームのFERの劣化により検出し、上り干
渉量が許容値以上となった基地局とその近辺の基地局の
移動局に対して発着信規制を行うことで通話品質の劣化
を低減している。
【0013】しかしながら、FER測定の精度を上げる
ためには多くのサンプルが必要なため、劣化検出に時間
がかかる。そのため、劣化検出が行われるまでは、セル
内における各通信間の上り干渉量が許容値以上となった
基地局の移動局はますます送信電力を増加させるので、
その間、周辺の基地局に対して余分な干渉を与えること
になるという問題がある。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のスペク
トラム拡散通信システムでは、FERの劣化によりセル
内における各通信間の上り干渉量が許容値以上となった
ことを検出しているので、検出に時間がかかるという問
題点があった。
【0015】本発明の目的は、セル内における各通信間
の上り干渉量が許容値以上となったことを短い時間で検
出することができるスペクトラム拡散通信システムを提
供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のスペクトラム拡散通信システムの過負荷制
御方法は、セル内における各移動局通信の上り干渉量を
基地局において測定し、該干渉量が許容値以上となった
場合に、移動局に対する送信出力規制および発着信規制
を行うことにより前記干渉量を削減するスペクトラム拡
散通信システムの過負荷制御方法において、セル内にお
いて通信中の移動局数が一定数以上であり、通信中の各
移動局に対して基地局から送信される無線フレームに含
まれている前記移動局の送信電力の増減の指示を伝達す
るためのビットである上り送信電力制御ビットにおける
アップ指示の割合が一定率以上の場合に、セル内におけ
る各通信間の上り干渉量が許容値以上であると判定する
ことを特徴とする。
【0017】本発明は、セル内における各通信間の上り
干渉量が許容値以上であるか以下であるかを、上り送信
電力制御ビットのアップ指示の割合に基づいて判定して
いるため、上り干渉量が許容値以上となったことをフレ
ーム・エラー・レートの悪化により判定するよりも正確
かつ高速に判定することができる。
【0018】したがって、正確かつ高速に適正な送信電
力規制制御と発着信規制を行うことができ、周辺の基地
局への干渉を最小限に押さえることができる。
【0019】また、本発明の他のスペクトラム拡散通信
システムの過負荷制御方法は、前記一定率を、セル内に
おいて通信中の移動局数により変化させる。
【0020】また、本発明の他のスペクトラム拡散通信
システムの過負荷制御方法は、基地局から通信中の各移
動局に対して送信される無線フレームに含まれている前
記移動局の送信電力の増減の指示を伝達するためのビッ
トである上り送信電力制御ビットにおけるアップ指示の
割合を求め、通信中の移動局数が一定量以上であり、前
記アップ指示の割合が一定率以上の場合にはセル内にお
ける各通信間の上り干渉量が許容値以上であると判定
し、移動局の送信電力の制御を行う制御である高速クル
ーズドループ制御の基準となる基準Eb/I0の値を下
げる送信出力規制を開始し、上り送信電力制御ビットの
アップ指示率が一定率以下となったことを検出すると、
当該上り送信電力制御ビットのアップ指示率が一定率以
下におさまる範囲で前記基準Eb/I0の値を徐々に上
げ、前記基準Eb/I0の値が送信電力規制を開始する
前の基準Eb/I0の値に達しても上り送信電力制御ビ
ットのアップ指示率が一定率以下であることを検出する
と、セル内の上り干渉量が許容値内に収まったと判定す
る。
【0021】また、本発明の他のスペクトラム拡散通信
システムの過負荷制御方法は、上記の述べた方法により
セル内の上り干渉量が許容値内に収まったと判定される
と、前記移動通信網に対してセル内の上り干渉量が許容
値内に収まったことを通知し、前記移動通信網が発着信
規制解除の指示を行うと、移動局の発着信規制を解除す
る制御を行なう。
【0022】また、本発明の他のスペクトラム拡散通信
システムの過負荷制御方法は、前記高速クルーズドルー
プ制御の基準となる基準Eb/I0の値を下げる送信出
力規制の制御において、前記基準Eb/I0を予め定め
られた下限値以下とはならないように制御する。
【0023】本発明は、基準Eb/I0を下げてもアッ
プ指示の割合が一定率以下とならない場合でも、基準E
b/I0の下限値を定めその値以下にはならないように
したため、最低限度の通信品質を確保することができ
る。
【0024】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態について
図面を参照して詳細に説明する。
【0025】(第1の実施形態)図1は、本発明の第1
の実施形態のスペクトラム拡散通信システムの構成を示
した図である。
【0026】本実施形態のスペクトラム拡散通信システ
ムは、図示しない移動通信交換局等で構成される移動通
信網40と、移動通信網40と接続されている複数の基
地局301〜303と、図には示されていないが各基地局
301〜303のセル381〜383内を移動している複数
の移動局とから構成されている。
【0027】スペクトラム拡散通信においては、各移動
局から送信された電波は基地局にほぼ一定の受信電力で
到達する必要がある。そのため基地局により、各移動局
の送信電力の制御が行われる。この制御は、基地局が受
信した電力が所要Eb/I0より大きい場合には各基地
局は移動局に送信電力のダウンを指示し、受信した電力
が所要Eb/I0より小さい場合には基地局はその移動
局に対して送信電力のアップを指示することによりなさ
れる。
【0028】このアップ指示およびダウン指示は、基地
局から各移動局に対して送信されるデータの中に含まれ
ているTPC(Transmission Power
Contoroll:上り送信電力制御)ビットによ
り行われる。
【0029】図2に、基地局から各移動局に送信される
データの構造を示す。
【0030】このデータは複数のチャネルから構成され
ていて、それぞれのチャネルは640msec間隔のス
ーパーフレームと呼ばれている。そして、1つのチャネ
ル130は、さらに64の無線フレーム1311〜13
64から構成されている。そして、各無線フレーム13
1〜13164は、16のタイムスロット1321〜13
16から構成されている。チャネル130が通常のトラ
フィックチャネルの場合には、各タイムスロット132
1〜13216は、パイロットシンボル133と、TPC
ビット134と、ユーザデータ135とから構成されて
いる。
【0031】このように、TPCビット134は各タイ
ムスロット1321〜13216に設けられているため、
0.625ms間隔で基地局から各移動局に対して送信
されていることになる。そのため、各移動局は0.62
5ms毎にその送信出力を変化させることになる。
【0032】ある基地局において、通信中の移動局数が
一定量以上であり、セル内における各通信間の上り干渉
量が許容値内であれば、移動局は独立に動作するので、
送信電力制御のためのアップ指示、ダウン指示の割合
は、その基地局全体でみるとほぼ等しくなる。
【0033】ここで、移動局数が一定量以上と限定して
いるのは、移動局数が少なく例えば1つの場合には、そ
の移動局がたまたま基地局から遠ざかるように移動して
いる場合には送信電力制御のための指示においてアップ
指示が占める割合は10割となってしまうからである。
このように、移動局数が少ない場合には、アップ指示と
ダウン指示の割合は移動局の動作に起因して大きく変化
するが、移動局の数がある一定量以上ならばアップ指示
とダウン指示の割合は確率的にほぼ同程度となる。な
お、基地局では、自セル内で使用できる無線チャネルリ
ソース数を管理しているので、この無線チャネルリソー
スの使用状況(割当状況)により現在自セルに在圏して
いる移動局数を把握することができる。
【0034】このような場合の様子を図3に示す。図3
は、図1のシステム図において送信電力のアップ指示と
ダウン指示が同程度の場合の基地局301の動作を示し
た図である。
【0035】この図3では、6つの移動局201〜206
がセル381内に存在している。そして、セル内におけ
る各通信間の上り干渉量が許容値を超えていないので通
常の無線通信品質が確保されている場合には、基地局3
1が各移動局201〜206に対して上り送信電力を指
示するためのビットであるTPCビットは、アップ指示
とダウン指示が同程度含まれている。
【0036】しかしながら、いったんセル381内の上
り干渉量が許容値を越えると、基地局301がセル381
内の全移動局201〜206に対して所要Eb/I0を得
るために送信電力を上げるようにアップ指示を出すこと
になり、セル381全体で見ると、アップ指示の割合が
大きくなる。この様子を図4に示す。
【0037】本実施形態では、このことを利用し、上り
干渉量が許容値を超えたことをTPCビットにおけるア
ップ指示の割合が大きくなったことにより検出するよう
にしたものである。
【0038】次に、本実施形態のスペクトラム拡散通信
システムの動作の概略を図5のフローチャートを用いて
説明する。
【0039】先ず、無線回線品質が正常な状態で、セル
内のTPCビットのアップ指示の割合が大きくない場合
には(ステップ100)、セル内における各通信間の上
り干渉量は許容値以内であると判定され(ステップ10
1)そのままの状態が継続する。そして、セル内の通信
中の移動局数が一定量以上であり、セル内のTPCビッ
トのアップ指示の割合が一定率以上となりセル内におけ
る上り干渉量が許容値以上であると判定される(ステッ
プ101)。そのため、セル内の移動局の送信電力を下
げるとともに付近の基地局の移動局に対する発着信規制
が行われることにより、上り干渉量を許容値まで下げる
制御が行われる(ステップ102)。
【0040】このようにして、上り干渉量が許容値以下
となるまで、発着信規制と送信電力規制が弾力的に行な
われ、通信量とサービス品質は最適に保たれ(ステップ
103)、上り干渉量が許容値以下となった場合には、
発着信規制と送信電力規制が解除され(ステップ10
5)、元の無線回線が正常な状態に戻る(ステップ10
0)。
【0041】図6は本発明の第1の実施形態のスペクト
ラム拡散通信システムの具体的な構成を示したブロック
図である。
【0042】本実施形態におけるスペクトラム拡散通信
システムは、図6に示すように、移動局201と、基地
局301と、移動通信網40とから構成されている。図
6では説明のため、移動局201、基地局301のみが図
示されているが実際は、移動局、基地局ともに複数存在
している。
【0043】また、移動局201は、受信部21と、上
り送信電力制御部23と、送信部24と、制御部22と
から構成されている。
【0044】受信部21は、基地局301ら送信される
信号を受信し復号して制御部22に伝達し、復号したデ
ータの中に含まれているTPCビットを上り送信電力制
御部23に出力している。
【0045】上り送信電力制御部23は、受信部21に
より受信されたTPCビットに従い、送信部24の送信
電力を変化させる。
【0046】送信部24は、上り送信電力制御部23か
ら指示された送信電力で送信を行なっている。
【0047】制御部22は、受信部21から伝達された
データに含まれている移動通信網40からの発信規制信
号を受け発信を禁止し、また発信規制解除信号を受ける
とその発信禁止を解除する。なお、発信規制信号は後述
するように移動通信網40から基地局301を介して移
動局に伝達され、この発信規制信号で指定される移動局
識別番号(末尾番号1桁の指定等)を有する移動局は新
規発呼を禁止するものである。
【0048】また、基地局301は、受信部33と、上
り送信電力制御ビット判定部32と、送信部31と、制
御部34と、上り送信電力アウターループ制御部35と
から構成されている。
【0049】受信部33は、移動局201からの信号を
受信、復号、無線フレームの誤り検出を行い、Eb/I
0(希望受信波電力と干渉波電力との比)の測定を行な
っている。
【0050】上り送信電力アウターループ制御部35
は、受信部33により受信された上り無線フレームのフ
レーム・エラー・レート(FER)を測定し、一定のサ
ービス品質を得るFERとなるように所要Eb/I0の
設定を行なっている。この所要Eb/I0は、上り送信
電力制御ビット判定部32に伝達され、当該判定部での
判定の基準となる基準Eb/I0として設定される。
【0051】上り送信電力制御ビット判定部32は、受
信部33において測定された上り無線フレームのEb/
I0が、上り送信電力アウターループ制御部35により
設定された基準Eb/I0以上であれば移動局の送信出
力のダウン指示を示すTPCビットを生成し、受信部3
3において測定された上り無線フレームのEb/I0
が、基準Eb/I0以下であれば移動局の送信出力のア
ップ指示を示すTPCビットを生成して出力する。
【0052】送信部31は、上り送信電力制御ビット判
定部32において生成されたTPCビットを送信フレー
ムに挿入し、移動通信網40から移動局20に対して送
られる発信規制信号及び発信規制解除信号を、後述する
制御部34を介して受信すると送信データとして送信し
ている。
【0053】制御部34は、通信中の移動局に対するT
PCビットのアップ指示の割合を求め、通信中の移動局
数が一定量以上でありTPCビットのアップ指示の割合
が一定率以上の場合にはセル内における上り干渉量が許
容値以上であると判定し、上り送信電力制御ビット判定
部32に対して現在設定されている基準Eb/I0を無
効とする指示を出力するとともにこのときの基準Eb/
I0を記憶しておく。
【0054】そして、制御部34は、セル内における上
り干渉量が許容値以上である旨の通知を移動通信網40
に行ない、移動通信網40からの発着信規制信号を入力
すると送信部31にその発着信規制信号を出力する。
【0055】さらに、制御部34は、TPCビットにお
けるアップ指示率が一定率以下となるまで上り送信電力
制御ビット判定部32に対して基準Eb/I0を下げる
指示を行なう。そして、TPCビットのアップ指示率が
一定率以下となったことを検出すると、セル381内に
おける上り干渉量が許容値内に収まったと判定し、基準
Eb/I0を徐々に発着信規制直前の基準Eb/I0に
戻す。
【0056】そして、制御部34は、移動通信網40に
対してセル381内における上り干渉量が許容値内に収
まったことを通知する。(この通知を図1におけるに
より示す。)
【0057】また、制御部34は、発着信規制制御を行
っている状態において発生する新たな発着呼(発信規制
の対象外となった移動局からの発呼やハンドオーバで当
該セルに移動してきた移動局に係わる呼等)に対して
は、通信品質を維持するために初期基準Eb/I0を発
着信規制直前の基準Eb/I0として設定するように上
り送信電力制御ビット判定部32に対して指示を行なう
こともできる。
【0058】移動通信網40は、基地局301からセル
381内における上り干渉量が許容値以上であることを
通知された場合は、その基地局301と、その基地局3
1の付近に位置している基地局302、303に対して
発着信規制を行う指示を出力し、基地局301から上り
干渉量が許容値内に収まったことを通知された場合は、
その基地局301と、その基地局301の付近に位置する
基地局302、303に対して発着信規制を解除する指示
を出力する。(この通知を図1におけるにより示
す。)
【0059】次に、本実施形態の動作について図面を参
照して詳細に説明する。
【0060】図7は、図6に示した本実施形態のスペク
トラム拡散通信システムの動作を説明するためのフロー
チャートである。この図を参照して基地局301におけ
る過負荷監視の動作の説明を行う。
【0061】セル381内において通信中の移動局数が
一定量以下の場合には、基地局301は何も行なわず、
移動局数が一定量以上である場合にのみ過負荷監視が行
なわれる(ステップ1)。
【0062】そして、制御部34は、セル381内の移
動局に対して送信されている全ての上り送信電力制御
(TPC)ビットのアップ指示の割合を測定し、その割
合が一定率以上の場合にセル381内における上り干渉
量が許容値以上であると判定する(ステップ2、3、
4)。この一定率の設定とは、例えば6割というような
設定である。
【0063】そして、制御部34は、上り送信電力制御
アウターループ制御により送信電力制御ビット判定部3
2に設定されている基準Eb/I0を記憶するとともに
この基準Eb/I0を無効とし(ステップ5)、移動通
信網40に対してセル381内における上り干渉量が許
容値以上であることを通知する(ステップ6)。
【0064】セル381における上り干渉量が許容値以
上であること通知された移動通信網40は、上り干渉量
が許容値以上となった基地局301と、その周辺の基地
局302、303に対して発着信規制を行う(ステップ
7)。これは、前述したように、規制対象となる移動局
をその識別番号の末尾番号1桁の指定又は偶数/奇数等
で指定する。そして、制御部34は、上り送信電力制御
ビット判定部32に対して基準Eb/I0を下げる指示
を出力する(ステップ8)。
【0065】そして、制御部34は、再度TPCビット
のアップ指示の割合を測定し、その割合が一定率以上の
場合には、セル381内の上り干渉量が許容値以下に収
まっていいないと判定し、制御部34は上り送信電力制
御ビット判定部32に対して基準Eb/I0をさらに下
げる(ステップ8、9、10)。
【0066】そして、制御部34は、セル381内にお
けるTPCビットのアップ指示の割合が一定率以下とな
った場合にセル381内における上り干渉量が許容値以
下となった判定し(ステップ9、10、11)、上り送
信電力制御ビット判定部32に対する基準Eb/I0の
制御を徐々に解除し元の基準Eb/I0に戻す制御を行
う(ステップ12)。
【0067】そして、最後に基地局301は、移動通信
網40に対してセル381内における上り干渉量が許容
値以下となったことを通知する(ステップ13)。
【0068】セル381内における上り干渉量が許容値
以下となっていることを通知された移動通信網40は、
基地局301とその付近に位置する基地局302、303
に対する発着信規制を徐々に解除する(ステップ1
4)。これは、規制対象となる移動局数が徐々に減少す
るように規制対象移動局として指定される識別番号の末
尾1桁の指定数を徐々に減少させることにより行う。
【0069】次に、図8を参照して、図7のフローチャ
ート中のステップ12における上り送信電力制御アウタ
ーループによる基準Eb/I0の制御を徐々に規制前の
基準値に戻す処理の一例について詳細に説明する。
【0070】ステップ11でセル381内における上り
干渉量が許容値内に収まったと判定された後に、制御部
34は上り送信電力制御ビット判定部32に対して設定
している基準Eb/I0を、送信電力規制を開始する前
の基準Eb/I0に近づけるように上げる(ステップ1
1)。
【0071】制御部34は、セル381内の全てのTP
Cビットのアップ指示の割合を測定する(ステップ1
2)。そして、制御部34は、その割合が一定率以上の
場合は、セル381内の全てのTPCビットのアップ指
示の割合が一定率以下となるまで、上り送信電力制御ビ
ット判定部32に対して基準Eb/I0を下げる指示を
出力する(ステップ122、123、124)。
【0072】ステップ123において、TPCビットの
アップ指示の割合が一定率以下の場合には、制御部34
は、セル381内における上り干渉量が許容値内に収ま
っていると判定する(ステップ123、125)。
【0073】次に、制御部34は、上り送信電力制御ビ
ット判定部32に対して現在指示している基準Eb/I
0と、送信電力規制を開始する前の基準Eb/I0の値
を比較し(ステップ126)、それらが等しくない場合に
は未だ一定の通信品質を満足する所要Eb/I0が得ら
れていないと判定し、ステップ121の処理に戻り、セ
ル381内における上り干渉量が許容値内に収まるよう
に、上り送信電力制御ビット判定部32に対して現在指
示している基準Eb/I0と、送信電力規制を開始する
前の基準Eb/I0の値が等しくなるまでステップ12
2、123、12 4、125、126の処理を繰り返す。
【0074】そして、最後に上り送信電力制御ビット判
定部32に対して現在指示している基準Eb/I0と、
送信電力規制を開始する前の基準Eb/I0の値が等し
くなったら、必要な通信品質が確保され、かつセル38
1内における上り干渉量が許容値内に収まっていると判
定し(ステップ127)、制御部34は移動通信網40に
対して、セル381内における上り干渉量が許容値内と
なったことを通知する(ステップ13)。
【0075】本実施形態のスペクトラム拡散通信システ
ムでは、上り干渉量が許容値以上であるか以下であるか
を、TPCビットのアップ指示の割合に基づいて判定し
ているため、上り干渉量が許容値以上となったことを従
来よりも正確かつ高速に判定することができる。そのた
め、正確かつ高速に適正な送信電力規制制御と発着信規
制を行うことができ、周辺の基地局への干渉を最小限に
押さえることができる。
【0076】また、本実施形態のスペクトラム拡散通信
システムは、上り干渉量を許容値以上となった状態を許
容値まで下げた後、上り干渉量が許容値以下となるまで
許容値付近で通信量とサービス品質を最適に保つことが
できる。この理由は、発着信規制と送信電力規制制御を
解除する場合に、一度に解除すると通信量が増え再び上
り干渉量が大きく増加し、移動通信システム安定上好ま
しくないが、発着信規制と送信電力規制制御を徐々に解
除することができるからである。
【0077】(第2の実施形態)本発明の第2の実施形
態のスペクトラム拡散通信システムについて説明する。
【0078】図9は、本実施形態のスペクトラム拡散通
信システムの動作を説明するためのフローチャートであ
る。図8中と同番号は同じ構成要素を示す。
【0079】本実施形態は、上記第1の実施形態と構成
は同じであり、その動作は、図7のフローチャート中の
ステップ12、14による処理の代りに、図9のフロー
チャートによって示される処理を行うことのみが異なる
ものである。
【0080】次に、本実施形態のスペクトラム拡散通信
システムの動作を、移動通信網40が、セル381内に
おける上り干渉量が許容値内となった基地局301と、
その付近に位置する基地局302、303に対する発着信
規制を徐々に解除する場合を用いて詳細に説明する。
【0081】移動通信網40は、基地局301からセル
381内における上り干渉量が許容値内になったことを
通知されると(ステップ13)、基地局301と、その付
近に位置する基地局302、303に対する発着信規制が
全て解除されていない場合には(ステップ141)、発着
信規制を緩和する(ステップ142)。
【0082】ここで、発着信規制の緩和とは、例えば接
続要求があった移動局10台に対して1台だけ接続を認
めていた状態を10台中3台の接続を認めるような状態
に変更することをいう。
【0083】そして、ステップ141において、すべて
の発着信規制が解除されている場合はステップ1の処理
に戻る。
【0084】そして、基地局301は、セル381内の全
TPCビットのアップ指示の割合を測定し(ステップ1
2)、送信電力制御ビットのアップ指示の割合が大きい
場合は、全TPCビットのアップ指示とダウン指示の割
合がほぼ等しくなるまで、上り送信電力制御の基準Eb
/I0を下げる制御を行う(ステップ122、123、1
4)。
【0085】上り送信電力制御の基準Eb/I0が、予
め定められた基準Eb/I0下限閾値(例えば発着信規
制直前のEb/I0、移動通信システム運用者が定める
最低のサービス品質を保証する値)以下となった場合に
は、基地局301は、移動通信網40に上り干渉量が許
容値以上であることを通知する(ステップ6)。
【0086】そのため移動通信網40は、再度上り干渉
量が許容値以上になった基地局30 1と、その付近に位
置する基地局302、303に対する発着信規制を行う
(ステップ7)。
【0087】本実施形態は、基準Eb/I0を下げても
アップ指示の割合が一定率以下とならない場合でも、基
準Eb/I0の下限値を定めその値以下にはならないよ
うにしたため、最低限度の通信品質を確保することがで
きる。
【0088】上記第1および第2の実施形態では、移動
通信網40が基地局301のセル381内における上り干
渉量が許容値以下とするための動作について説明した
が、移動通信網40は基地局302、303に対しても同
様な制御を行うものである。
【0089】また、上記第1および第2の実施形態で
は、各基地局301〜303が、上り送信電力アウタール
ープ制御部35を有していたが、移動通信網40が上り
送信電力アウターループ制御部35を有するような構成
にすることもできる。
【0090】また、上記第1および第2の実施形態で
は、上り干渉量が許容値以上であると判定する基準がア
ップ指示の割合が一定率以上の場合であったが、この一
定率を移動局数により変化させるようにしてもよい。具
体的数字を用いて一例を示すと、移動局数が0〜4の場
合には送信電力規制およb発着新規制を行なわないよう
にし、移動局数が5〜10局の場合には一定率を8割と
し、移動局数が11局以上の場合には一定率を6割とい
うように設定するような設定方法である。
【0091】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、下記の
ような効果を有する。
【0092】セル内における上り干渉量が許容値以上と
なった場合に、従来の方式よりも正確かつ高速に適正な
送信電力規制制御と発着信規制を行うことができるた
め、周辺の基地局への干渉を最小限に押さえることがで
きる。これにより、以上の効果により、スペクトラム拡
散通信システムの安定性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態のスペクトラム拡散通
信システムを示したシステム図である。
【図2】基地局から各移動局に対する送信データの構造
を説明するための図である。
【図3】図1のシステム図において送信電力のアップ指
示とダウン指示が同程度の場合の基地局301の動作を
示した図である。
【図4】図1のシステム図において送信電力のアップ指
示が多くなった場合の基地局301の動作を示した図で
ある。
【図5】図1のスペクトラム拡散通信システムの動作を
簡略的に説明するためのフローチャートである。
【図6】本発明の第1の実施形態のスペクトラム拡散通
信システムの具体的な構成を示したブロック図である。
【図7】図6のスペクトラム拡散通信システムの動作を
説明するためのフローチャートである。
【図8】図7のフローチャート中のステップ12におけ
る処理を詳細に説明するためのフローチャートである。
【図9】本発明の第2の実施形態のスペクトラム拡散通
信システムの動作を説明するためのフローチャートであ
る。
【図10】移動局数の変化に対する、電力値の変化およ
びEb/I0の変化を示したグラフである。
【符号の説明】
1〜14 ステップ 121〜128 ステップ 141、142 ステップ 201〜206 移動局 21 受信部 22 制御部 23 上り送信電力制御部 24 送信部 301〜303 基地局 31 送信部 32 上り送信電力制御ビット判定部 33 受信部 34 制御部 35 上り送信電力アウターループ制御部 381〜383 セル 40 移動通信網 100〜105 ステップ 130 チャネル 1311〜13164 無線フレーム 1321〜13216 タイムスロット 133 パイロットシンボル 134 TPCビット 135 ユーザデータ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セル内における各通信の上り干渉量を基
    地局において測定し、該干渉量が許容値以上となった場
    合に、移動局に対する送信出力規制および発着信規制を
    行うことにより前記干渉量を削減するスペクトラム拡散
    通信システムの過負荷制御方法において、 セル内において通信中の移動局数が一定数以上であり、
    通信中の各移動局に対して基地局から送信される無線フ
    レームに含まれている前記移動局の送信電力の増減の指
    示を伝達するためのビットである上り送信電力制御ビッ
    トにおけるアップ指示の割合が一定率以上の場合に、セ
    ル内における各通信間の上り干渉量が許容値以上である
    と判定することを特徴とするスペクトラム拡散通信シス
    テムの過負荷制御方法。
  2. 【請求項2】 前記一定率を、セル内において通信中の
    移動局数により変化させる請求項1記載のスペクトラム
    拡散通信システムの過負荷制御方法。
  3. 【請求項3】 基地局から通信中の各移動局に対して送
    信される無線フレームに含まれている前記移動局の送信
    電力の増減の指示を伝達するためのビットである上り送
    信電力制御ビットにおけるアップ指示の割合を求め、 通信中の移動局数が一定量以上であり、前記アップ指示
    の割合が一定率以上の場合にはセル内における各通信間
    の上り干渉量が許容値以上であると判定し、 移動局の送信電力の制御を行う制御である高速クルーズ
    ドループ制御の基準となる基準Eb/I0の値を下げる
    送信出力規制を開始し、 上り送信電力制御ビットのアップ指示率が一定率以下と
    なったことを検出すると、当該上り送信電力制御ビット
    のアップ指示率が一定率以下におさまる範囲で前記基準
    Eb/I0の値を徐々に上げ、 前記基準Eb/I0の値が送信電力規制を開始する前の
    基準Eb/I0の値に達しても上り送信電力制御ビット
    のアップ指示率が一定率以下であることを検出すると、
    セル内の上り干渉量が許容値内に収まったと判定するス
    ペクトラム拡散通信システムの過負荷制御方法。
  4. 【請求項4】 基地局から通信中の各移動局に対して送
    信される無線フレームに含まれている前記移動局の送信
    電力の増減の指示を伝達するためのビットである上り送
    信電力制御ビットにおけるアップ指示の割合を求め、 通信中の移動局数が一定量以上であり、前記アップ指示
    の割合が一定率以上の場合にはセル内における各通信間
    の上り干渉量が許容値以上であると判定し、 セル内における各通信間の上り干渉量が許容値以上であ
    る旨の通知を移動通信網に対して行ない、 前記移動通信網が発着信規制の指示を行うと、移動局の
    発着信を規制する制御を行ない、 移動局の送信電力の制御を行う制御である高速クルーズ
    ドループ制御の基準となる基準Eb/I0の値を下げる
    送信出力規制を開始し、 上り送信電力制御ビットのアップ指示率が一定率以下と
    なったことを検出すると、当該上り送信電力制御ビット
    のアップ指示率が一定率以下におさまる範囲で前記基準
    Eb/I0の値を徐々に上げ、 前記基準Eb/I0の値が送信電力規制を開始する前の
    基準Eb/I0の値に達しても上り送信電力制御ビット
    のアップ指示率が一定率以下であることを検出すると、
    セル内の上り干渉量が許容値内に収まったと判定し、前
    記移動通信網に対してセル内の上り干渉量が許容値内に
    収まったことを通知し、 前記移動通信網が発着信規制解除の指示を行うと、移動
    局の発着信規制を解除する制御を行なうスペクトラム拡
    散通信システムの過負荷制御方法。
  5. 【請求項5】 前記高速クルーズドループ制御の基準と
    なる基準Eb/I0の値を下げる送信出力規制の制御に
    おいて、前記基準Eb/I0を予め定められた下限値以
    下とはならないように制御する請求項4記載のスペクト
    ラム拡散通信システムの過負荷制御方法。
  6. 【請求項6】 受信したフレームに含まれている上り送
    信電力制御ビットに従って送信電力の制御を行なう少な
    くとも1つの移動局と、 通信中の前記各移動局に対して送信される無線フレーム
    に含まれる前記移動局の送信電力の増減の指示を伝達す
    るためのビットである上り送信電力制御ビットにおける
    アップ指示の割合を求め、通信中の前記移動局の数が一
    定量以上であり、前記アップ指示の割合が一定率以上の
    場合にはセル内における各通信間の上り干渉量が許容値
    以上であると判定し、セル内における各通信間の上り干
    渉量が許容値以上である旨の通知を移動通信網に対して
    行ない、発着信規制の指示を入力すると、前記各移動局
    の発着信を規制する制御を行ない、前記各移動局の送信
    電力の制御を行う制御である高速クルーズドループ制御
    の基準となる基準Eb/I0の値を下げる送信出力規制
    を開始し、上り送信電力制御ビットのアップ指示率が一
    定率以下となったことを検出すると、当該上り送信電力
    制御ビットのアップ指示率が一定率以下におさまる範囲
    で前記基準Eb/I0の値を徐々に上げ、前記基準Eb
    /I0の値が送信電力規制を開始する前の基準Eb/I
    0の値に達しても上り送信電力制御ビットのアップ指示
    率が一定率以下であることを検出すると、セル内の上り
    干渉量が許容値内に収まったと判定する複数の基地局と
    から構成されているスペクトラム拡散通信システム。
  7. 【請求項7】 受信したフレームに含まれている上り送
    信電力制御ビットに従って送信電力の制御を行ない、発
    着信規制信号を受信すると発着信を禁止し、発着信規制
    解除信号を受信すると実施した発着信禁止を解除する少
    なくとも1つの移動局と、 通信中の前記各移動局に対して送信される無線フレーム
    に含まれる前記移動局の送信電力の増減の指示を伝達す
    るためのビットである上り送信電力制御ビットにおける
    アップ指示の割合を求め、通信中の前記移動局の数が一
    定量以上であり、前記アップ指示の割合が一定率以上の
    場合にはセル内における各通信間の上り干渉量が許容値
    以上であると判定し、セル内における各通信間の上り干
    渉量が許容値以上である旨の通知を移動通信網に対して
    行ない、発着信規制の指示を入力すると、前記各移動局
    の発着信を規制する制御を行ない、前記各移動局の送信
    電力の制御を行う制御である高速クルーズドループ制御
    の基準となる基準Eb/I0の値を下げる送信出力規制
    を開始し、上り送信電力制御ビットのアップ指示率が一
    定率以下となったことを検出すると、当該上り送信電力
    制御ビットのアップ指示率が一定率以下におさまる範囲
    で前記基準Eb/I0の値を徐々に上げ、前記基準Eb
    /I0の値が送信電力規制を開始する前の基準Eb/I
    0の値に達しても上り送信電力制御ビットのアップ指示
    率が一定率以下であることを検出すると、セル内の上り
    干渉量が許容値内に収まったと判定し、セル内の上り干
    渉量が許容値内に収まったことを前記移動通信網に対し
    て通知し、発着信規制解除の指示を入力すると、前記各
    移動局の発着信規制を解除する制御を行なう複数の基地
    局と、 前記各基地局からセル内の上り干渉量が許容値以上であ
    ることを通知されると、該基地局と該基地局の付近に位
    置している他の基地局に対して発着信規制を行う指示を
    出力し、前記基地局から上り干渉量が許容値内に収まっ
    たことを通知された場合は、該基地局と該基地局の付近
    に位置する前記他の基地局に対して発着信規制を解除す
    る指示を出力する前記移動通信網とから構成されている
    スペクトラム拡散通信システム。
  8. 【請求項8】 前記移動局が、 前記基地局から送信される信号を受信し復号したデータ
    の中に含まれている上り送信電力制御ビットを出力する
    受信部と、 前記受信部から出力された上り送信電力制御ビットに従
    い、送信電力を変化させるための指示を行う上り送信電
    力制御部と、 前記上り送信電力制御部から指示された送信電力で送信
    を行なう送信部と、 前記受信部から伝達されたデータに含まれている発信規
    制信号を受け発着信を禁止し、発信規制解除信号を受け
    るとその発着信禁止を解除する制御部とから構成されて
    いる請求項7記載のスペクトラム拡散通信システム。
  9. 【請求項9】 前記基地局は、 前記各移動局からの信号を受信して復号し、無線フレー
    ムの誤り検出を行い、Eb/I0の測定を行なっている
    受信部と、 前記受信部により受信された上り無線フレームのフレー
    ム・エラー・レートを測定し、一定のサービス品質を得
    るためのフレーム・エラー・レートとなるような基準E
    b/I0の設定を行なっている上り送信電力アウタール
    ープ制御部と、 前記受信部において測定された上り無線フレームのEb
    /I0が前記上り送信電力アウターループ制御部により
    設定された基準Eb/I0以上であれば前記移動局の送
    信出力のダウン指示を示す上り送信電力制御ビットを生
    成し、前記受信部において測定された上り無線フレーム
    のEb/I0が前記基準Eb/I0以下であれば前記移
    動局の送信出力のアップ指示を示す上り送信電力制御ビ
    ットを生成して出力する上り送信電力制御ビット判定部
    と、 前記上り送信電力制御ビット判定部において生成された
    上り送信電力制御ビットを送信フレームに挿入する送信
    部と、 通信中の移動局に対する上り送信電力制御ビットのアッ
    プ指示の割合を求め、通信中の移動局数が一定量以上で
    あり上り送信電力制御ビットのアップ指示の割合が一定
    率以上の場合にはセル内における上り干渉量が許容値以
    上であると判定し、前記上り送信電力制御ビット判定部
    に対して基準Eb/I0を無効とする指示を出力すると
    ともにこのときの基準Eb/I0を記憶し、セル内にお
    ける上り干渉量が許容値以上である旨の通知を前記移動
    通信網に行ない、前記移動通信網からの発着信規制の指
    示を入力すると前記送信部に対して発着信規制信号を出
    力し、上り送信電力制御ビットにおけるアップ指示率が
    一定率以下となるまで前記上り送信電力制御ビット判定
    部に対して基準Eb/I0を下げる指示を行ない、上り
    送信電力制御ビットのアップ指示率が一定率以下となっ
    たことを検出すると、当該上り送信電力制御ビットのア
    ップ指示率が一定率以下におさまる範囲で前記基準Eb
    /I0の値を徐々に上げ、前記基準Eb/I0の値が送
    信電力規制を開始する前の基準Eb/I0の値に達して
    も上り送信電力制御ビットのアップ指示率が一定率以下
    であることを検出すると、セル内の上り干渉量が許容値
    内に収まったと判定する制御部とから構成されている請
    求項7記載のスペクトラム拡散通信システム。
  10. 【請求項10】 前記基地局は、 前記各移動局からの信号を受信して復号し、無線フレー
    ムの誤り検出を行い、Eb/I0の測定を行なっている
    受信部と、 前記受信部により受信された上り無線フレームのフレー
    ム・エラー・レートを測定し、一定のサービス品質を得
    るためのフレーム・エラー・レートとなるような基準E
    b/I0の設定を行なっている上り送信電力アウタール
    ープ制御部と、 前記受信部において測定された上り無線フレームのEb
    /I0が前記上り送信電力アウターループ制御部により
    設定された基準Eb/I0以上であれば前記移動局の送
    信出力のダウン指示を示す上り送信電力制御ビットを生
    成し、前記受信部において測定された上り無線フレーム
    のEb/I0が前記基準Eb/I0以下であれば前記移
    動局の送信出力のアップ指示を示す上り送信電力制御ビ
    ットを生成して出力する上り送信電力制御ビット判定部
    と、 前記上り送信電力制御ビット判定部において生成された
    上り送信電力制御ビットを送信フレームに挿入し、前記
    移動通信網から前記各移動局に対して送られる発信規制
    信号及び発信規制解除信号を送信する送信部と、 通信中の移動局に対する上り送信電力制御ビットのアッ
    プ指示の割合を求め、通信中の移動局数が一定量以上で
    あり上り送信電力制御ビットのアップ指示の割合が一定
    率以上の場合にはセル内における上り干渉量が許容値以
    上であると判定し、前記上り送信電力制御ビット判定部
    に対して基準Eb/I0を無効とする指示を出力すると
    ともにこのときの基準Eb/I0を記憶し、セル内にお
    ける上り干渉量が許容値以上である旨の通知を前記移動
    通信網に行ない、前記移動通信網からの発着信規制の指
    示を入力すると前記送信部に対して発着信規制信号を出
    力し、上り送信電力制御ビットにおけるアップ指示率が
    一定率以下となるまで前記上り送信電力制御ビット判定
    部に対して基準Eb/I0を下げる指示を行ない、上り
    送信電力制御ビットのアップ指示率が一定率以下となっ
    たことを検出すると、当該上り送信電力制御ビットのア
    ップ指示率が一定率以下におさまる範囲で前記基準Eb
    /I0の値を徐々に上げ、前記基準Eb/I0の値が送
    信電力規制を開始する前の基準Eb/I0の値に達して
    も上り送信電力制御ビットのアップ指示率が一定率以下
    であることを検出すると、セル内の上り干渉量が許容値
    内に収まったと判定し、前記移動通信網に対してセル内
    における移動局と基地局との間で行われる通信の上り信
    号の干渉量が許容値内に収まったことを通知する制御部
    とから構成されている請求項8記載のスペクトラム拡散
    通信システム。
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