JPH11273248A - 符号化記録装置、符号化記録再生装置及び記録媒体 - Google Patents

符号化記録装置、符号化記録再生装置及び記録媒体

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JPH11273248A
JPH11273248A JP10074625A JP7462598A JPH11273248A JP H11273248 A JPH11273248 A JP H11273248A JP 10074625 A JP10074625 A JP 10074625A JP 7462598 A JP7462598 A JP 7462598A JP H11273248 A JPH11273248 A JP H11273248A
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Takaaki Mori
高朗 森
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Victor Company of Japan Ltd
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 交換用記録媒体が無い場合でもさらに収録を
続けたい場合や、監視用等、用途によっては画像/音声
の品質が多少低下しても、長時間、記録を継続したいと
いう要求を満足させる。 【解決手段】 記録媒体の全面記録後に記録を継続する
新たな所定時間(BLK21)内の符号化優先データ
は、1回目の記録時のBLK11の符号化優先データ
(識別セクタS11からセクタアドレス11Eまで)の
後に、記録されているBLK11の画像の非優先符号化
データの記録領域32に上書きする形で、BLK21の
識別セクタS21に続いて記録される。次の所定時間
(BLK22)の符号化データと識別セクタS22は、
1回目に記録したBLK12の識別セクタS12及び符
号化優先データを上書き記録により消去しないように、
識別セクタS12及び記録領域33を避けて記録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は符号化記録再生装置
に係り、特に画像/音声信号を圧縮符号化して、光ディ
スク等の記録媒体に記録する符号化記録再生装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】画像信号及び音声信号(以下、画像/音
声信号とも記す)を圧縮符号化して光ディスク、磁気デ
ィスク等の記録媒体にディジタル記録する記録再生装置
が実用化されている。画像/音声信号を圧縮符号化する
場合、動画像圧縮標準化方式であるMPEG等のように
フレーム内符号化とフレーム間予測符号化が組み合わさ
れた方式や、解像度の違いによって階層符号化して符号
化される方式等がある。
【0003】フレーム内符号化とフレーム間予測符号化
が組み合わされた符号化方式では、所定時間内の数フレ
ーム〜数十フレームごとにフレーム内で独立して符号化
されたフレーム内符号化データがフレーム間予測符号化
データに挿入されたデータ列となり、このフレーム内符
号化データはそれだけで再生可能な情報である。
【0004】解像度の違いによる階層符号化の符号化方
式では、例えば高画質テレビジョン信号であるHDTV
信号の符号化では、標準方式テレビジョン信号であるN
TSC方式信号程度の解像度の符号化データと、その信
号とHDTV信号の差分信号の符号化データとを組み合
わせて階層化符号データとされる。この場合には、NT
SC方式信号程度の解像度の符号化データは、元のHD
TV信号の画質より低いが、それだけで再生可能な情報
である。
【0005】上記2つの例において、フレーム内符号化
データおよびNTSC方式信号程度の解像度の符号化デ
ータを優先情報とすると、それぞれの例では、フレーム
間予測符号化データおよびHDTV信号との差分信号符
号化データは、それ単独では再生することができないこ
とから非優先情報と呼ぶことができる。画像/音声信号
を圧縮符号化した符号化データを記録媒体にディジタル
記録し再生する記録再生装置においては、上記意味での
優先/非優先情報が種々の形で配置されて記録されてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記の画像/音声信号
を圧縮符号化した符号化データを光ディスク等の記録媒
体に記録する従来の符号化記録再生装置においては、記
録媒体のもつ最大記録容量に達すると、記録媒体を入れ
換えないかぎり、それ以上の記録はできないため録画/
録音を中止せざるを得ない。
【0007】しかるに、符号化記録再生装置では、収録
対象によっては、記録媒体が最大記録容量を超過してし
まい、交換用記録媒体が無い場合でもさらに収録を続け
たい場合や、監視用等、用途によっては画像/音声の品
質が多少低下しても、本来の品質の画像/音声信号の符
号化データを記録するよりも長時間、記録を継続できた
方がいい場合がある。
【0008】本発明は以上の点に鑑みなされたもので、
画像/音声信号を圧縮符号化して記録媒体に記録するに
際し、記録媒体の最大記録容量を超過した場合にも、更
に記録を継続することができ、再生品質は多少落ちる
が、すでに記録済みの画像/音声情報、および収録時間
を超過して記録した画像/音声情報が再生できる符号化
記録装置、符号化記録再生装置及び記録媒体を提供する
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の符号化記録装置は、画像信号及び音声信号
をそれぞれ所定時間毎に区切って符号化する符号化手段
と、符号化手段から取り出された画像符号化データ及び
音声符号化データを、それぞれ単独で再生可能な優先情
報と、この優先情報と組み合わせることで再生可能な非
優先情報とに区別して蓄積するメモリ手段と、メモリ手
段に蓄積された、所定時間の符号量と次の所定時間の符
号量を優先情報と非優先情報別に算出する符号量算出手
段と、所定時間内の優先情報の記録範囲を示す情報、お
よび次の所定時間内の優先情報の記録範囲を示す情報を
含む識別情報を、符号量算出手段により算出された符号
量に基づいて生成する識別情報生成手段と、生成された
識別情報を記録媒体に記録した後、画像符号化データ及
び音声符号化データを優先情報と非優先情報を分けて配
置して記録する記録手段とを有する構成としたものであ
る。
【0010】また、本発明は、識別情報生成手段を、記
録済みの非優先情報の記録部分に所定時間内の符号化デ
ータを記録するときは、所定時間内の優先情報の記録範
囲を示す情報と共に次の所定時間内の優先情報の記録範
囲を示す情報を含む識別情報を生成し、記録手段を、記
録済みの所定時間内の優先情報の記録部分を回避して、
記録済みの非優先情報の記録部分に識別情報と所定時間
の優先情報を交互に上書き記録することを特徴とする。
【0011】この本発明の符号化記録装置では、記録媒
体の記録面全面に画像符号化データ及び音声符号化デー
タを優先情報と非優先情報とに区別して識別情報と共に
記録した後、記録済みの非優先情報記録領域に引き続い
て優先情報を識別情報と共に上書き記録することができ
る。
【0012】また、本発明の符号化記録再生装置は、上
記の目的を達成するため、画像信号及び音声信号をそれ
ぞれ所定時間毎に区切って符号化する符号化手段と、符
号化手段から取り出された画像符号化データ及び音声符
号化データを、それぞれ単独で再生可能な優先情報と、
この優先情報と組み合わせることで再生可能な非優先情
報とに区別して蓄積するメモリ手段と、メモリ手段に蓄
積された、所定時間の符号量と次の所定時間の符号量を
優先情報と非優先情報別に算出する符号量算出手段と、
所定時間内の優先情報の記録範囲を示す情報、および次
の所定時間内の優先情報の記録範囲を示す情報を含む識
別情報を、符号量算出手段により算出された符号量に基
づいて生成する識別情報生成手段と、生成された識別情
報を記録媒体に記録した後、画像符号化データ及び音声
符号化データを優先情報と非優先情報を分けて配置して
記録し、記録媒体の全面記録終了後引き続いて同じ記録
媒体に画像符号化データ及び音声符号化データを記録す
るときは、記録済みの所定時間内の優先情報の記録部分
を回避して、記録済みの非優先情報の記録部分に識別情
報と所定時間毎の優先情報を交互に上書き記録する記録
手段と、記録媒体から識別情報を再生し、その識別情報
で示された所定時間内の優先情報の記録範囲に記録され
ている優先情報を再生した後、識別情報で示された次の
所定時間内の優先情報の記録範囲の最初に記録されてい
る次の識別情報を再生する再生手段と、再生手段により
再生された優先情報を復号/再生する復号手段とを有す
る構成としたものである。
【0013】この発明では、記録媒体から識別情報を再
生し、その識別情報で示された所定時間内の優先情報の
記録範囲に記録されている優先情報を再生した後、識別
情報で示された次の所定時間内の優先情報の記録範囲の
最初に記録されている次の識別情報を再生するようにし
ているため、再生識別情報に基づいて、優先情報を記録
順に再生することができる。
【0014】更に、本発明の記録媒体は、上記の目的を
達成するため、画像信号及び音声信号をそれぞれ所定時
間毎に区切って符号化された画像符号化データ及び音声
符号化データが、それぞれ単独で再生可能な優先情報
と、この優先情報と組み合わせることで再生可能な非優
先情報とに区別して順次に記録されると共に、所定時間
内の優先情報の記録範囲を示す情報、および次の所定時
間内の優先情報の記録範囲を示す情報を含む識別情報
が、所定時間内の優先情報に先立って記録されているこ
とを特徴とする。これにより、記録された優先情報は、
再生識別情報に基づいて、記録順に再生される。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て説明する。図1は本発明になる符号化記録再生装置の
一実施の形態のブロック図を示す。同図において、画像
信号は、ビデオエンコーダ1において、任意の複数画像
フレームに相当する所定時間毎(例えば、0.5秒程
度)に区切って圧縮符号化が行われ、得られた画像符号
化データのうち、フレーム内符号化データあるいはNT
SC方式信号程度の解像度の符号化データは優先情報と
してビデオバッファ5a及び6aにスイッチ3により、
上記の所定時間毎に交互に切り換え入力されて蓄積さ
れ、また、フレーム間予測符号化データあるいはHDT
V信号との差分信号符号化データは、非優先情報として
ビデオバッファ5b及び6bにスイッチ3により、上記
の所定時間毎に交互に切り換え入力されて蓄積される。
【0016】一方、音声信号は、オーディオエンコーダ
2において上記の所定時間毎に区切って符号化され、得
られた音声符号化データがスイッチ4により上記の所定
時間毎に切り換えられてオーディオバッファ7及び8に
交互に入力されて蓄積される。
【0017】なお、ビデオエンコーダ1がMPEG方式
に従った圧縮符号化を行う場合は、優先情報であるフレ
ーム内符号化データと非優先情報であるフレーム間予測
符号化データは時系列的に合成されて出力されるので、
スイッチ3により切り換えられた符号化データは図示し
ない切り換え手段によりヘッダ等に基づいて、フレーム
内符号化データはビデオバッファ5a及び6aに蓄積さ
れ、フレーム間予測符号化データはビデオバッファ5b
及び6bに蓄積される。
【0018】一方、ビデオエンコーダ1が階層符号化方
式に従った符号化を行う場合は、優先情報であるNTS
C方式信号程度の解像度の符号化データと、非優先情報
であるHDTV信号との差分信号の符号化データとがそ
れぞれ並列にビデオエンコーダ1から取り出されるの
で、スイッチ3により切り換えられた符号化データのう
ち、NTSC方式信号程度の解像度の符号化データはビ
デオバッファ5a及び6aに蓄積され、差分信号の符号
化データはビデオバッファ5b及び6bに蓄積される。
【0019】このようにして、ビデオエンコーダ1の符
号化方式に関係なく、ビデオエンコーダ1から取り出さ
れた画像符号化データは、図示のように画像符号化デー
タの優先情報はビデオバッファ5aと6aに、非優先情
報はビデオバッファ5bと6bにそれぞれ区別して蓄積
される。なお、音声符号化データは、図1ではすべて優
先情報扱いとしているが、音声符号化データも周波数帯
域分割する等で優先情報と非優先情報に分割して、オー
ディオバッファに区別して蓄積してもよい。
【0020】ビデオバッファ5a及び5bから取り出さ
れた画像符号化データと、ビデオバッファ6a及び6b
から取り出された画像符号化データとは、スイッチ9に
より交互に選択されて多重化部11に供給され、ここ
で、オーディオバッファ7及び8からスイッチ10を介
して取り出された音声符号化データと多重化される。こ
の多重化信号は、記録バッファ15を通して多重化部1
6に供給される。
【0021】一方、ビデオバッファ5a、5b、6a及
び6bの各データ蓄積量情報と、オーディオバッファ7
及び8のデータ蓄積量情報は、符号量算出部12に入力
される。この符号量算出部12は、記録媒体19上での
記録範囲を示す情報を生成するために、それぞれの所定
時間内に符号化して得られた画像符号化データ量と音声
符号化データ量を算出するために設けられている。符号
量算出部12は、場合によってはビデオバッファ5a、
5b、6a及び6b内に画像符号化データが収まるよう
所定の符号量に制限するための制御をビデオエンコーダ
1に加えることがある。
【0022】制御部13は、符号量算出部12で得られ
た所定時間内の画像符号化データの優先/非優先符号化
データと音声符号化データの符号量の算出値、および次
の所定時間内の画像符号化データの優先/非優先符号化
データと音声符号化データの符号量算出値を入力として
受け、記録媒体19上に記録した場合の所定時間の優先
/非優先符号化データ、および次の所定時間の優先/非
優先符号化データの記録位置(物理または論理アドレス
値)を割り出す。
【0023】また、制御部13は、後述するように、識
別セクタの所定時間の優先符号化データの終わりを示す
アドレスと、次の所定時間の識別セクタの開始アドレス
や優先符号化データの終わりを示すアドレスを含む識別
情報を作成し、識別情報バッファ14に蓄積する。な
お、識別セクタは、優先/非優先符号化データの記録に
先駆けて記録される。
【0024】上記の識別バッファ14に蓄積された識別
情報と、前記記録バッファ15から取り出された画像の
優先/非優先符号化データと音声符号化データの多重信
号は、多重化部16で多重された後、誤り訂正・変調器
17に供給され、ここで生成された誤り訂正コード(E
CC)が多重化信号に付加された後所定の変調方式で変
調され、その後ピックアップ(PU)18内の例えば記
録レーザダイオード(LD)に供給されて、光ディスク
である記録媒体19にトラックを順次に形成して記録さ
れる。
【0025】再生時には、光ビームを記録媒体19に照
射することで記録媒体19から得られる反射光を、PU
18内のフォトダイオード(PD)が受光して、これを
光電変換し、記録媒体19の再生信号を得て復調・誤り
訂正器20に供給する。復調誤り訂正器20は入力信号
を復調して記録媒体19に記録されていた画像の優先/
非優先符号化データと音声符号化データ、誤り訂正コー
ド及び識別情報を得た後、その誤り訂正コードを用いて
誤り訂正を行う。
【0026】誤り訂正された再生画像/音声符号化デー
タ及び識別情報は、制御部13に供給される一方、再生
バッファ21に供給されて一時蓄積される。再生バッフ
ァ21から取り出された再生画像/音声符号化データ
は、分離部22によりヘッダなどに基づいて画像符号化
データと音声符号化データとに分離され、画像符号化デ
ータはビデオバッファ23を通してビデオデコーダ24
に供給され、元の画像信号に復号される。また、音声符
号化データはオーディオバッファ25を通してオーディ
オデコーダ26に供給され、ここで元の音声信号に復号
される。
【0027】次に、図2を参照しながら図1の実施の形
態による識別情報と画像の優先/非優先符号化データと
音声符号化データの記録動作を更に詳細に説明する。図
2は記録媒体19上のトラックにデータが記録されてい
る様子を示したもので、実際はトラック(1)、(2)
は連続しており、更にトラック(n)まで連続している
ものとする。
【0028】図2において、最初の所定時間(BLK1
1)内の符号化情報は、媒体上では識別セクタS11の
後に、画像の優先符号化データおよび音声符号化データ
を優先情報としてアドレス値11Eまでのトラック
(1)の領域31に記録され、その後画像の非優先符号
化データが領域32に記録される。優先/非優先情報量
は画像および音声の内容によって圧縮率が変化するた
め、所定時間内の符号化データが記録されるセクタ数は
一定ではないが、例えば物理セクタのサイズを2kバイ
トとすると数百セクタ程度の長さである。
【0029】上記の記録領域32に続いて識別セクタS
12が記録され、続いて次の所定時間(BLK12)内
の符号化情報が同様に、画像の優先符号化データおよび
音声符号化データを優先情報としてアドレス値12Eま
でのトラック(1)の領域33に記録され、その後画像
の非優先符号化データが領域34に記録される。
【0030】識別セクタS11には、そのブロックの優
先情報の記録領域31の終わりのセクタアドレス11E
と、次の所定時間(BLK12)の識別セクタS12の
開始アドレス12Bと、その所定時間(BLK12)の
優先情報の記録領域33のセクタの終わりアドレス12
Eとが識別情報として記録されている。識別セクタS1
2には、そのブロックの優先情報の記録領域33の終わ
りのセクタアドレス12Eと、次の所定時間(BLK1
3)の識別セクタS13の開始アドレス13Bと、その
所定時間(BLK13)の優先情報の記録領域のセクタ
の終わりアドレス13Eとが識別情報として記録されて
いる。以下、上記と同様にして記録が行われる。
【0031】図3は、上記の記録動作を説明するタイミ
ング図である。図3(A)に模式的に示すように、画像
/音声信号は、前述したように、所定時間毎に図1のビ
デオエンコーダ1およびオーディオエンコーダ2で符号
化され、得られた画像/音声符号化データはそれぞれビ
デオバッファ5a及び5b、オーディオバッファ7(以
下、これらをまとめて第一のバッファともいう)と、ビ
デオバッファ6a及び6b、オーディオバッファ8(以
下、これらをまとめて第二のバッファともいう)に交互
に蓄積される。
【0032】すなわち、最初の所定時間BLK11(可
変で任意の長さ)の画像/音声信号の符号化データは、
図3(B)にWTで模式的に示すように、第一のバッフ
ァ(図中ENC−バッファ1)に蓄積される。符号化が
終了した時点ではBLK11の画像/音声符号化データ
それぞれの優先/非優先情報符号量が符号量算出部12
で算出される。
【0033】同様に、続く所定時間内BLK12の画像
/音声信号の符号化データは、図3(C)にWTで模式
的に示すように、第二のバッファ(図中ENC−バッフ
ァ2)に蓄積される。符号化が終了した時点ではBLK
12の画像/音声符号化データそれぞれの優先/非優先
情報符号量が符号量算出部12で算出される。
【0034】第一及び第二のバッファの蓄積データは、
一方のバッファが蓄積動作を行っている期間内に図3
(B)及び(C)にRDで模式的に示すように、読み出
されて、交互に図3(D)に模式的に示すように、記録
バッファ15に転送され、Wで示す期間書き込まれる。
詳細は図示しないが、まず画像符号化データの優先情報
が転送され、引き続いて音声符号化データが転送され、
その後、画像符号化データの非優先情報が記録バッファ
15に転送される。
【0035】BLK12の符号化が終了してその符号量
が確定した時点で、図3(E)に41で模式的に示すよ
うに、前述の優先/非優先情報符号量の算出値から割り
出した記録アドレス、すなわち、BLK11の優先情報
の終わりのセクタアドレス(11E)、およびBLK1
2の開始セクタである識別セクタアドレスと優先情報の
終わりのセクタアドレス(12Bと12E)を含む識別
情報が制御部13で生成され、識別情報バッファ14に
保持される。
【0036】識別情報バッファ14及び記録バッファ1
5に保持されたデータは、ピックアップ18が記録媒体
19(ここでは光ディスク)の上の該当トラックにシー
クし、ディスク回転待ちして該当アドレス部分に記録さ
れる。その際は、図3(F)に模式的に示すように、ま
ず識別情報が識別セクタS11として記録され、それに
引き続いて画像の優先符号化データ及び音声符号化デー
タが優先情報を含むセクタとしてアドレス11Eまでの
領域31に記録され、その後画像の非優先符号化データ
が領域32に記録される。なお、記録にあたっては、前
述したように、各セクタには誤り訂正符号(ECC)が
付加され変調が施されて記録される。
【0037】以下、同様に所定時間内BLK13の画像
/音声信号が符号化され、その符号量が確定したら、ピ
ックアップ18が記録媒体19の該当アドレスにアクセ
スされて、図3(F)に模式的に示すように、BLK1
2の識別セクタS12が記録され、それに引き続いて画
像の優先符号化データ及び音声符号化データが優先情報
を含むセクタとしてアドレス12Eまでの領域33に記
録され、その後画像の非優先符号化データが領域34に
記録される。
【0038】このようにして、識別情報、画像の優先符
号化データ及び音声符号化データからなる優先情報、画
像の非優先符号化データの順で記録媒体19に順次のト
ラックを形成して記録されていく。図2は上記の識別情
報及び符号化データが記録媒体19の記録領域の全面に
渡って記録された状態を示している。
【0039】次に、図2の全面記録状態から更に記録を
継続する場合について説明する。記録領域の全面に記録
された記録媒体19に、さらに記録を継続する場合に
は、図1のブロック図のビデオエンコーダ1に対して優
先情報のみの符号化を行うように、制御部13が指示す
る。従って、この場合は、非優先情報用のビデオバッフ
ァ5b及び6bには、画像の非優先符号化データが蓄積
されない。
【0040】図4は記録済みのトラック(1)と(2)
の非優先情報記録部分に新たな所定時間(BLK21、
22、23)内の符号化情報を記録する様子を示した図
である。同図中、図2と同一部分には同一符号を付して
ある。
【0041】記録媒体の全面記録後に記録を継続する新
たな所定時間(BLK21)内の画像の優先符号化デー
タ及び音声符号化データ(以下、これらを符号化優先デ
ータともいう)は、1回目の記録時のBLK11の符号
化優先データ(図中識別セクタS11およびセクタアド
レス11Eまでの部分)の後に、記録されているBLK
11の画像の非優先符号化データの記録領域32に上書
きする形で、BLK21の識別セクタS21およびBL
K21の符号化優先データが記録される。
【0042】識別セクタS21に記録される識別データ
としては、BLK21の符号化優先データが記録されて
いる最終アドレス21Eが記録される他、実施の形態で
は、次に記録されている識別セクタS12の開始アドレ
ス12BおよびBLK12の優先符号化データが記録さ
れている最終セクタのアドレス12Eが記録される。セ
クタアドレス12Bおよび12Eは、識別セクタS11
部分を再生して得た値をコピーすればよい。
【0043】上記BLK21の符号化優先データの記録
終了後に、次の所定時間(BLK22)の符号化データ
として識別情報および符号化優先データが記録される
が、上記BLK21の符号化優先データは、図4の例で
は上書きされるBLK11の画像の非優先符号化データ
の記録領域32よりも狭い領域42で記録が終了してい
るので、そのままでは1回目に記録したBLK12の符
号化優先データ記録領域(図中識別セクタS12の先頭
からセクタアドレス12Eまでの領域)にも上書き記録
されてしまう。
【0044】そこで、この実施の形態では、1回目に記
録したBLK12の識別セクタS12及び符号化優先デ
ータは上書き記録により消去しないように、識別セクタ
S12及び記録領域33を避けて記録する。この識別セ
クタS12及び記録領域33(図4中、セクタアドレス
12B〜12E)は、識別セクタS11部分を再生する
ことによって得ることができ、BLK22の記録最終セ
クタのアドレス22Eの値は、記録停止部分を含めて算
出され、この値は識別セクタS22内に記録される。こ
れにより、次の所定時間(BLK22)の識別情報が図
4に示すように識別セクタS22に記録され、BLK2
2の符号化優先データがこれに続いてBLK11の画像
の非優先符号化データの記録領域32の後部43と、B
LK12の画像の非優先符号化データの記録領域34の
前部44に分散して記録される。
【0045】次の所定時間(BLK23)の識別情報お
よび符号化優先データも上記と同様にして、1回目に記
録したBLK13の識別セクタ及び符号化優先データの
記録領域35を避けて、BLK12の画像の非優先符号
化データの記録領域34の後部45と、BLK13の画
像の非優先符号化データの記録領域36の前部46に分
散して、識別セクタS23と符号化優先データを記録す
る。図4では、BLK23までの記録の様子を示してい
るが、必要に応じて以下、上記と同様の動作が繰り返さ
れる。なお、BLK21のデータの記録とBLK22の
記録の間には、1回目の記録時と同様に、ピックアップ
のシークと回転待ちを伴うことがある。
【0046】次に、図4に示した記録動作について、図
5のタイミング図と共に更に説明する。図5(A)に模
式的に示す所定時間BLK21の画像/音声信号の符号
化データは、優先情報のみが図5(B)にWTで模式的
に示すように、第一のバッファ(図中ENC−バッファ
1)に蓄積される。符号化が終了した時点ではBLK2
1の画像/音声符号化データの優先情報符号量が符号量
算出部12で算出される。
【0047】同様に、続く所定時間内BLK22の画像
/音声信号の符号化データの優先情報は、図5(C)に
WTで模式的に示すように、第二のバッファ(図中EN
C−バッファ2)に蓄積される。符号化が終了した時点
ではBLK22の画像/音声符号化データの優先情報符
号量が符号量算出部12で算出される。
【0048】第一及び第二のバッファの蓄積データは、
一方のバッファが蓄積動作を行っている期間内に図5
(B)及び(C)にRDで模式的に示すように、読み出
されて、交互に図5(D)に模式的に示すように、記録
バッファ15に転送され、Wで示す期間書き込まれる。
詳細は図示しないが、まず画像符号化データの優先情報
が転送され、引き続いて音声符号化データが記録バッフ
ァ15に転送される。
【0049】BLK22の符号化が終了してその符号量
が確定した時点で、図5(E)に51で模式的に示すよ
うに、前述の優先情報符号量の算出値から割り出した記
録アドレス、すなわち、BLK21の優先情報の終わり
のセクタアドレス(21E)、および1回目記録のBL
K12の開始セクタである識別セクタアドレス(12
B)と優先情報の終わりのセクタアドレス(12E)を
含む識別情報が制御部13で生成され、識別情報バッフ
ァ14に保持される。
【0050】識別情報バッファ14及び記録バッファ1
5に保持されたデータは、ピックアップ18が記録媒体
19(ここでは光ディスク)の上の該当トラックにシー
クし、ディスク回転待ちして該当アドレス部分に記録さ
れる。その際は、図5(F)に模式的に示すように、B
LK11の優先情報記録領域(〜11E)が再生され、
それに続いて、同図(G)に模式的に示すように、BL
K11の非優先情報記録領域に上書きする形で、まず識
別情報が識別セクタS21として記録され、それに引き
続いて画像の優先符号化データ及び音声符号化データが
優先情報を含むセクタとしてアドレス21Eまでの領域
42に記録される。なお、記録にあたっては、前述した
ように、各セクタには誤り訂正符号(ECC)が付加さ
れ変調が施されて記録される。
【0051】以下、同様に所定時間内BLK22の画像
/音声信号が符号化されら、ピックアップ18が記録媒
体19の該当アドレスにアクセスされて、図5(F)に
模式的に示すように、上記の記録済みのBLK21の記
録終了セクタアドレス(21E)を確認後、図5(G)
に模式的に示すように、BLK22の識別セクタS22
が記録され、それに引き続いて画像の優先符号化データ
及び音声符号化データが優先情報を含むセクタとして記
録される。
【0052】ただし、BLK22の記録においては、セ
クタアドレス12Bからは1回目のBLK12の識別セ
クタS12及び優先情報記録領域33がセクタアドレス
12Eまで存在するため、この間は記録を避け、図5
(F)に示すように、識別セクタS12及び優先情報記
録領域33の再生が行われ、図5(G)に示すようにB
LK12の終わりのセクタアドレス12Eの後に記録が
再開され、BLK22の優先情報の記録がセクタアドレ
ス22Eで終る。
【0053】記録を避ける区間(セクタアドレス12B
から12Eまで)は、前述の識別セクタS21を再生し
たときに得た値が更新されずに制御部13に保持されて
おり、識別セクタS22にはBLK22の終わりのセク
タアドレス(22E)の他、1回目記録のBLK12の
開始アドレス(12B)と優先情報の終わりのアドレス
(12E)が含まれている。以下、同様に、BLK23
以降の優先情報についても、符号化が終了し符号量が確
定したら、ピックアップのシークと回転待ち後、該当セ
クタから記録が行われる。
【0054】図6は、記録媒体19上のトラックに2回
目のデータ記録が行われた後の様子を示したものであ
る。同図中、図4と同一記録領域には同一符号を付して
あり、S21、S22、領域42〜45等の部分が1回
目記録の非優先情報部分に2回目の優先情報を上書き記
録した部分である。
【0055】なお、2回目の記録をしているか否か、ま
たどの部分までが1回目記録の非優先情報に換わって2
回目の優先情報が記録されたかは、図示しない別の部分
に記録された管理情報で記録できるようになっている。
【0056】次に、上記のように1回目記録の非優先情
報部分の全部又は一部に2回目の優先情報を上書き記録
した記録媒体の再生動作について、図6と共に説明す
る。すなわち、1回目記録部分を再生する場合には、識
別セクタS11およびアドレス11Eまでに記録された
BLK11に相当する優先符号化データが復号/再生さ
れ(図中点線61)、その後、セクタアドレス12Bか
ら12E間の識別セクタS12およびBLK12に相当
する優先符号化データの復号/再生が行われる(図中点
線62)。
【0057】以下、同様にBLK13、BLK14、・
・・の順で各優先符号化データが復号/再生される。こ
の際、非優先情報が再生されないので、再生される画像
は、優先/非優先情報として、低域成分と差分成分に階
層化された符号化データの場合には、画質が低下した画
像として再生される。また、優先/非優先情報としてフ
レーム内符号化データとフレーム間差分データに分けて
記録されている場合には、コマ落ちした多少ギクシャク
した画として再生される。音声符号化データは実施の形
態では優先情報として扱っているので、正常に再生され
る。
【0058】2回目記録部分を再生する場合には、識別
セクタS21およびセクタアドレス21Eまでに記録さ
れたBLK21に相当する優先符号化データが復号/再
生され(図中、実線71)、その後、識別セクタS22
およびセクタアドレス22Eまで記録された、記録領域
44のBLK22に相当する優先符号化データの復号/
再生が行われる(図中、実線72、73)。この際、識
別セクタS22から得られる記録位置情報に基づいて、
1回目記録の12B〜12Eの優先符号化データ記録区
間は無視される。
【0059】以下、同様にBLK23、BLK24、・
・・からの各優先符号化データが復号/再生される。こ
の際、画像には非優先情報が含まれていないので、画質
あるいはコマ数が低下した画像として再生されることは
1回目記録の画像再生の場合と同様である。また、音声
データは実施の形態では優先情報として扱っているので
正常に再生されることも1回目記録の画像再生の場合と
同様である。
【0060】上記の説明において、ピックアップのシー
クや回転待ち、および符号化情報セクタの記録は、符号
化単位の所定時間よりも短い時間でできるものとしてい
る。これはディスクの線速度、すなわち回転数をある程
度大きくすれば可能である。
【0061】なお、上記の実施の形態では、1回目記録
の識別セクタはそのままとしたが、本発明はこれに限定
されるものではなく、例えば、非優先情報部分が2回目
記録の情報に置き替わっていることを示すフラグ等を付
加して記録し直してもよい。また、実施の形態におい
て、識別情報を識別セクタとして1セクタを割り当てて
いるが、これを例えば優先情報を含むセクタの先頭に配
置してもよい。また、再生系を省略した記録装置でもよ
い。
【0062】また、記録媒体19は光ディスクに限ら
ず、磁気ディスク、磁気テープなどにも適用可能であ
る。磁気テープの場合は、テープ終端まで記録した後引
き続き記録を行う場合は、テープ始端まで巻き戻すまで
に要する時間分の符号化優先データを保持するバッファ
を有するか、あるいは巻き戻し時間分の符号化優先デー
タは無視する(記録の欠落を許容する)か、あるいはテ
ープ方向を反転させて記録を継続する(この場合はテー
プ巻き戻しは不要である)などの方法がある。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
記録媒体から識別情報を再生し、その識別情報で示され
た所定時間内の優先情報の記録範囲に記録されている優
先情報を再生した後、識別情報で示された次の所定時間
内の優先情報の記録範囲の最初に記録されている次の識
別情報を再生することにより、再生識別情報に基づい
て、優先情報を記録順に再生することができるため、優
先情報と非優先情報の比率にもよるが、例えばその比率
が、優先情報:非優先情報=1:2のときは、記録媒体
の最大記録容量を超過しても、さらに約2倍の時間録画
/録音を継続できる。
【0064】また、本発明によれば、優先情報の記録位
置を示す識別情報が符号化データの記録領域に先駆けて
記録されるので、記録媒体上のある特定の個所に識別情
報が集中して配置する場合に比べて、再生に必要な符号
化データの記録位置情報がピックアップの頻繁なシーク
を伴うことなく得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の符号化記録再生装置の一実施の形態の
ブロック図である。
【図2】本発明の記録媒体上のトラックの1回目の信号
記録配置の一例を模式的に示す図である。
【図3】図2の1回目記録時の動作を説明するタイミン
グ図である。
【図4】本発明の記録媒体上のトラックの2回目記録時
の動作を模式的に示す説明図である。
【図5】図4の2回目記録時の動作を説明するタイミン
グ図である。
【図6】本発明の符号化記録再生装置の再生動作を記録
媒体の記録トラックと共に説明する図である。
【符号の説明】
1 ビデオエンコーダ(符号化手段) 2 オーディオエンコーダ(符号化手段) 5a、6a 優先情報用ビデオバッファ(メモリ手段) 5b,6b 非優先情報用ビデオバッファ(メモリ手
段) 7、8 優先情報用オーディオバッファ(メモリ手段) 11、16 多重化部(MUX)(記録手段) 12 符号量算出部(符号量算出手段) 13 制御部(識別情報生成手段) 14 識別情報バッファ(記録手段) 15 記録バッファ(記録手段) 17 誤り訂正・変調器(記録手段) 18 ピックアップ(PU)(記録手段、再生手段) 19 記録媒体 20 復調・誤り訂正器(復号手段) 21 再生バッファ(復号手段) 22 分離部(復号手段) 23 ビデオバッファ(復号手段) 24 ビデオデコーダ(復号手段) 25 オーディオバッファ(復号手段) 26 オーディオデコーダ(復号手段)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像信号及び音声信号をそれぞれ所定時
    間毎に区切って符号化する符号化手段と、 前記符号化手段から取り出された画像符号化データ及び
    音声符号化データを、それぞれ単独で再生可能な優先情
    報と、この優先情報と組み合わせることで再生可能な非
    優先情報とに区別して蓄積するメモリ手段と、 前記メモリ手段に蓄積された、前記所定時間の符号量と
    次の前記所定時間の符号量を前記優先情報と非優先情報
    別に算出する符号量算出手段と、 前記所定時間内の優先情報の記録範囲を示す情報、およ
    び次の所定時間内の優先情報の記録範囲を示す情報を含
    む識別情報を、前記符号量算出手段により算出された符
    号量に基づいて生成する識別情報生成手段と、 生成された前記識別情報を記録媒体に記録した後、前記
    画像符号化データ及び音声符号化データを前記優先情報
    と非優先情報を分けて配置して記録する記録手段とを有
    することを特徴とする符号化記録装置。
  2. 【請求項2】 前記識別情報生成手段は、記録済みの前
    記非優先情報の記録部分に前記所定時間内の符号化デー
    タを記録するときは、前記所定時間内の優先情報の記録
    範囲を示す情報と共に次の前記所定時間内の優先情報の
    記録範囲を示す情報を含む識別情報を生成し、前記記録
    手段は、記録済みの前記所定時間内の優先情報の記録部
    分を回避して、記録済みの前記非優先情報の記録部分に
    前記識別情報と所定時間の優先情報を交互に上書き記録
    することを特徴とする請求項1記載の符号化記録装置。
  3. 【請求項3】 画像信号及び音声信号をそれぞれ所定時
    間毎に区切って符号化する符号化手段と、 前記符号化手段から取り出された画像符号化データ及び
    音声符号化データを、それぞれ単独で再生可能な優先情
    報と、この優先情報と組み合わせることで再生可能な非
    優先情報とに区別して蓄積するメモリ手段と、 前記メモリ手段に蓄積された、前記所定時間の符号量と
    次の前記所定時間の符号量を前記優先情報と非優先情報
    別に算出する符号量算出手段と、 前記所定時間内の優先情報の記録範囲を示す情報、およ
    び次の所定時間内の優先情報の記録範囲を示す情報を含
    む識別情報を、前記符号量算出手段により算出された符
    号量に基づいて生成する識別情報生成手段と、 生成された前記識別情報を記録媒体に記録した後、前記
    画像符号化データ及び音声符号化データを前記優先情報
    と非優先情報を分けて配置して記録し、前記記録媒体の
    全面記録終了後引き続いて同じ記録媒体に前記画像符号
    化データ及び音声符号化データを記録するときは、記録
    済みの前記所定時間内の優先情報の記録部分を回避し
    て、記録済みの前記非優先情報の記録部分に前記識別情
    報と所定時間毎の優先情報を交互に上書き記録する記録
    手段と、 前記記録媒体から前記識別情報を再生し、その識別情報
    で示された前記所定時間内の優先情報の記録範囲に記録
    されている優先情報を再生した後、前記識別情報で示さ
    れた前記次の所定時間内の優先情報の記録範囲の最初に
    記録されている次の前記識別情報を再生する再生手段
    と、 前記再生手段により再生された前記優先情報を復号/再
    生する復号手段とを有することを特徴とする請求項1記
    載の符号化記録再生装置。
  4. 【請求項4】 画像信号及び音声信号をそれぞれ所定時
    間毎に区切って符号化された画像符号化データ及び音声
    符号化データが、それぞれ単独で再生可能な優先情報
    と、この優先情報と組み合わせることで再生可能な非優
    先情報とに区別して順次に記録されると共に、前記所定
    時間内の優先情報の記録範囲を示す情報、および次の所
    定時間内の優先情報の記録範囲を示す情報を含む識別情
    報が、前記所定時間内の優先情報に先立って記録されて
    いることを特徴とする記録媒体。
  5. 【請求項5】 全面記録終了後引き続いて前記画像符号
    化データ及び音声符号化データが、記録済みの前記所定
    時間内の優先情報の記録部分を回避して、記録済みの前
    記非優先情報の記録部分に前記識別情報と所定時間毎の
    優先情報を交互に上書き記録されていることを特徴とす
    る請求項4記載の記録媒体。
JP10074625A 1998-03-23 1998-03-23 符号化記録装置、符号化記録再生装置及び記録媒体 Pending JPH11273248A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001313940A (ja) * 2000-02-08 2001-11-09 Deutsche Thomson Brandt Gmbh ビデオ又はオーディオ符号化器におけるビットレート制御のための方法及び装置

Cited By (2)

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