JPH11273202A - ライブラリ装置 - Google Patents

ライブラリ装置

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JPH11273202A
JPH11273202A JP10075711A JP7571198A JPH11273202A JP H11273202 A JPH11273202 A JP H11273202A JP 10075711 A JP10075711 A JP 10075711A JP 7571198 A JP7571198 A JP 7571198A JP H11273202 A JPH11273202 A JP H11273202A
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cartridge
hand
accessor
circuit
drive
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Hiroaki Saijo
弘昭 西條
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、大量の重要データを、長期間、安全
に保存することを可能にするライブラリ装置の実現を目
的とする。 【解決手段】ハンドアッセンブリに、カートリッジを把
持する閉方向に前記上下一対のハンド部材を付勢する付
勢機構と、該上下一対のハンド部材を電力により開駆動
する開放機構とを備える。一方、ハンド駆動回路への電
源の供給及び切断を行う電流制御回路をも備え、制御部
の指示によって電源供給回路から前記ハンドアッセンブ
リに供給される電力の供給及び切断を行うこととした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気テープカート
リッジ、光ディスクカートリッジ等のカートリッジを多
数格納し、そのカートリッジをアクセッサロボット等の
移送機構によりドライブユニットへ移送して、このドラ
イブユニットでカートリッジ内に収容された記憶媒体に
対する処理を行なうライブラリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ライブラリ装置は、大容量外部
記憶装置として機能する。このため、その筐体(ロッ
カ)内の収納棚に、例えば磁気テープを記憶媒体として
収容するカートリッジを数千巻保管する。ライブラリ装
置においては、各カートリッジ内の記憶媒体に対して記
録データの書込/読出等のアクセスは、上位装置からの
指示に従って行なわれている。
【0003】図14を用いて、ライブラリ装置に着いて
説明する。ライブラリ装置1には、カートリッジ10
(図23及び図24参照;記憶媒体として磁気テープを
収容するカートリッジ)を格納する収納棚(ストレージ
ユニット)が備えられるほか、カートリッジ10を外部
から装置内へ投入もしくは装置内から外部へ排出するた
めの機構〔例えば、CAS(Cartridge Access Station)1
1、DEE (Direct Entry/Exit)12、FES(Forced Exit
Station )13〕や、カートリッジ内の記憶媒体(磁気
テープ)に対して記録データの書込/読出等のアクセス
を行なう複数の磁気テープドライブ(以下、単にドライ
ブという)5aや、これらの収納棚やカートリッジ投入
/排出機構やドライブ5aの間でカートリッジ10を移
送するカートリッジ移送ロボット〔自動搬送ロボット;
以下、アクセッサ(ACC )という〕7が備えられてい
る。
【0004】このようなライブラリ装置1が、ホストコ
ンピュータH等から、あるカートリッジに対するアクセ
ス要求を受けた場合の動作を説明する。アクセッサ7
は、収納棚へ移動して対象カートリッジを探す。アクセ
ッサ7は、対象となるカートリッジを、ハンド機構7d
により把持する。アクセッサ7は、カートリッジ10を
把持した状態でドライブ5aまで移送して、カートリッ
ジ10をそのドライブ5aに挿入する。これにより、ド
ライブ5aにおいて、カートリッジ内の記憶媒体(磁気
テープ)に対する読み出し及び書き込み処理が行なわれ
る。
【0005】処理を終了してドライブ5aから排出され
たカートリッジは、再びアクセッサ7のハンド機構7d
により把持される。カートリッジはアクセッサ7により
収納棚まで移送されて、所定位置に収納される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】近年のコンピュータシ
ステムにおける情報量の増大に伴い、オペレータを必要
とすることなく大量のデータの記録及び再生を自在に行
なえる装置が望まれている。このような要求に応える装
置として、上述のような完全自動化されたライブラリ装
置が出現した。
【0007】したがって、ライブラリ装置には、重要な
データが長期間保存される場合が多い。このため、ライ
ブラリ装置は、前述したように、完全自動化の要求とと
もに、データ保護に対する高い信頼性をも要求されるも
のとなった。例えば、装置の構成や動作及び故障に起因
して、カートリッジの破損やテープ媒体の切断等を招く
ことは許されない。
【0008】本発明は、このような要求に応えるライブ
ラリ装置を提供するものであり、大量の重要データを、
長期間、安全に保存することを可能にするライブラリ装
置の実現を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】以上のような問題を解決
するために、本発明においては、大量のカートリッジを
収納するカートリッジ収納棚と、カートリッジに格納さ
れている記録媒体との間でデータの書込み及びデータの
読み出しを行うドライブと、カートリッジ収納棚とドラ
イブとの間でカートリッジの運搬を行うアクセッサと、
アクセッサに備えられ、前記カートリッジに上下から当
接して該カートリッジを把持する上下一対のハンド部材
から成るハンド機構を有するハンドアッセンブリと、ハ
ンドアッセンブリに備えられたハンド機構への前記ハン
ド部材の開閉及びアクセッサへの移動を指示する制御手
段と、該制御手段からの指示に基づいてハンド部材の開
閉を制御するハンド駆動回路と、ハンドアッセンブリに
電力を供給する電源供給回路と、を備えたライブラリ装
置に、更に以下の構成を付加したライブラリ装置を実現
する。
【0010】つまり、前記ハンドアッセンブリは、カー
トリッジを把持する閉方向に前記上下一対のハンド部材
を付勢する付勢機構と、該上下一対のハンド部材を前記
電源供給回路から供給される電力により開駆動する開放
機構と、前記制御部の指示によって前記電源供給回路か
ら前記ハンドアッセンブリに供給される電力の供給及び
切断を行う電流制御回路と、を有することを特徴とする
ライブラリ装置である。
【0011】このような構成を採ることによって、本発
明では、アクセッサの移動中には、制御装置の指示によ
りハンド機構部への駆動電流を遮断することが可能とな
った。したがって、アクセッサの移動中は、カートリッ
ジはハンド機構部に備えられた付勢機構により常に十分
な力で把持され、かつ、いかなる障害がハンド駆動回路
に発生しようともハンド開閉用モータが駆動することが
ないので、カートリッジが安全に移送されることとな
る。
【0012】
【実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実施の形
態を説明する。 A.ライブラリ装置の全体構成の説明 図14は本実施形態のライブラリ装置1の全体構成を模
式的に示す斜視図である。この図14に示すように、本
実施形態のライブラリ装置1は、多数の磁気テープカー
トリッジ10を格納している。そして、ライブラリ装置
は各磁気テープカートリッジ10に対する記録及び再生
処理を行なう。ライブラリ装置1は、左右2つのアクセ
ッサユニット(以下、それぞれLAU 、RAU と略記)2及
び3と、カートリッジストレージユニット(以下、CSU
と略記)4と、テープドライブマウントユニット(ドラ
イブユニット;以下、TMU と略記)5と、アクセッサエ
クステンドユニット(以下、AEU と略記)6とを連結し
て構成される。
【0013】またライブラリ装置1は、これらのユニッ
ト2〜6内を移動してカートリッジ10を移送するアク
セッサロボット(移送機構;以下、単にアクセッサとい
う)7Aおよび7Bを左右に有している。LAU 2および
RAU 3は、それぞれ、アクセッサ7Aおよび7Bのガレ
ージとしての機能を果たす。更に、RAU 3の表側(外部
空間側、つまりオペレータが操作する側)には、上下一
対のカートリッジ投入/排出機構〔以下、CAS(Cartridg
eAccess Station) と略記〕11、11と、カートリッ
ジ強制排出機構〔FES(Forced Exit Station )〕13と
が備えられている。CAS はライブラリ装置1に対しカー
トリッジ10の投入もしくは排出を行なうためのもので
あり、FES は不良カートリッジを強制的に外部へ排出す
るためのものである。
【0014】CSU 4は、多数のカートリッジ10を格納
する。本実施形態では、CSU 4は、カートリッジ直接投
入/排出機構〔以下、DEE (Direct Entry/Exit)と略
記〕12を上下に5台ずつ合計10台有している。各DE
E 12は、ライブラリ装置1に対して複数のカートリッ
ジ10の同時投入もしくは同時排出を行なうべく、複数
のカートリッジ10を収納したマガジン(図示省略)を
セットされるものである。
【0015】TMU 5は、複数(図14中では6台)の磁
気テープドライブユニット(処理部;以下、MTU と略
記)5aを有している。各MTU 5aは、アクセッサ7A
または7Bにより移送されてきたカートリッジ10内の
磁気テープに対してデータの記録/再生処理を行なうも
のである。AEU 6は、アクセッサ7Aおよび7Bに作動
用電力を供給する電源や、これらのアクセッサ7Aおよ
び7Bを制御するためのコントローラを有している。電
源及びコントローラの詳細については後述する。
【0016】これらのユニット2〜6は、相互に連結さ
れ、ライブラリ装置1を形成している。ライブラリ装置
1は、その裏面側(前述した表側の反対側)を壁面等に
接触させるようにして配置される。また、ライブラリ装
置1内には、ユニット2〜6を貫通するアクセッサ7A
および7Bのための動作空間(アクセッサ通路)9が形
成される。この動作空間9の底面上には、各アクセッサ
7A、7Bが動作空間9内を移動できるように各アクセ
ッサ7A、7Bを案内するレール8が付設されている。
なお、各アクセッサ7A、7Bは、カートリッジ10を
把持しうるハンドアッセンブリ7aと、レール8に沿っ
て水平方向に移動するための移動機構7bと、この台車
7b上でハンドアッセンブリ7aを鉛直方向に案内する
垂直コラム7cとを有して構成されている。
【0017】上述のごとく構成されたライブラリ装置1
では、RAU 3のCAS 11やCSU 4のDEE 12で保持され
ている多数のカートリッジ10中から、上位装置により
指定されたカートリッジ10が、アクセッサ7Aまたは
7Bのハンドアッセンブリ7aにより把持されて取り出
される。取出されたカートリッジ10は、アクセッサ7
Aまたは7Bにより動作空間9を通じてTMU 5のMTU 5
aまで移送された後、MTU 5aに挿入される。
【0018】MTU 5aにおいては、カートリッジ10に
収容された磁気テープに対する記録及び再生処理が行な
われる。この処理が終了した後に、このMTU 5a内のカ
ートリッジ10が、上述と同様、アクセッサ7Aまたは
7Bのハンドアッセンブリ7aにより把持されて取り出
される。そして、カートリッジ10は、アクセッサ7A
または7Bにより動作空間9を通じてCAS 11またはDE
E 12まで移送される。カートリッジ10は、CAS 11
またはDEE 12の所定位置(棚)に挿入される。
【0019】B.アクセッサの全体構成の説明 図15は本実施形態のアクセッサ7を示す正面図であ
る。この図15に示すように、アクセッサ7は、ハンド
機構7dを含むハンドアセンブリ7aや、台車7b、垂
直コラム7cから構成されている。ハンドアセンブリ7
aは、支持ベース7e上に、チルトベース7fを介し
て、ハンド機構7dを含むピッカ部7gを載置して構成
されている。
【0020】ハンドアセンブリ7aを成す支持ベース7
eは、垂直コラム7cに装着されている。ベース7e
は、垂直コラム7cに沿って鉛直方向に形成されたガイ
ドレール7hに案内されながら上下方向にスライド移動
できる。また、支持ベース7eは、ベルト(図示省略;
垂直コラム7cの上下位置に内蔵された上下一対のプー
リに巻回されたベルト)に連結されている。このベルト
を昇降駆動用モータ7iにより回動させることで、支持
ベース7eつまりはハンドアセンブリ7aの全体が、上
下方向に移動する。
【0021】台車7bは、垂直コラム7cの下端側に一
体的に連結されている。台車は、垂直コラム7cを支持
しながらXレール8に沿って走行する。この台車7bに
は、上下一対の走行ローラ7j、7jが、前後2組枢着
されている。この走向ローラは、Xレール8を上下から
挟み込みながら台車7bの走行に伴って回動する また、Xレール8には、その長手方向に沿って走行駆動
用ラック(図示省略)が形成されている。そして、台車
7bには、そのラックに歯合して走行駆動用モータ7k
により回転駆動されるピニオン(図示省略)が備えられ
ている。
【0022】さらに、アクセッサ7の上部には、Xレー
ル8と平行にトップレール14が敷設されている。そし
て、垂直コラム7cの上端側には、左右一対のガイドロ
ーラ7m、7mが、前後2組枢着されている。このガイ
ドローラは、トップレール14を左右から挟み込みなが
ら台車7bの走行に伴って回動する したがって、走行駆動用モータ7kがピニオンを回転駆
動することにより、アクセッサ7の全体がXレール8に
沿って移動する。また、昇降駆動用モータ7iがベルト
を回動させることにより、ハンドアセンブリ7aの全体
が垂直コラム7cに沿って上下方向に移動する。このよ
うにして、ハンドアセンブリ7a(ハンド機構7dを含
むピッカ部7g)が、Xレール8と垂直コラム7cとを
含む面内の所定位置に移動して位置決めされる。
【0023】C.ハンドアセンブリの説明 図16および図17はそれぞれ本実施形態のアクセッサ
7におけるハンドアセンブリ7aを示す正面図および平
面図である。これらの図16および図17に示すよう
に、本実施形態のハンドアセンブリ7aにおいて、ハン
ド機構7dは、ピッカ部7gに対して前後進可能に装着
される。そして、図18〜図22を参照しながら後述す
るごとく、ハンドアセンブリは、ピッカモータ31およ
びタイミングベルト32によりLMガイド33に沿って
前後方向(図17の左右方向)にスライド駆動される。
【0024】また、ピッカ部7gは、チルトベース7f
に対して揺動可能に装着されている。ピッカ部は、支持
ベース7e側に備えられたチルトモータ26、板カム2
7およびガイドローラ28とピッカ部7g側に備えられ
たカムフォロア29とから成り、支軸(回転軸、シャフ
ト)30aのまわりに揺動駆動される。また、図16お
よび図17に示すように、ハンド機構7dには、上下一
対のハンド部材40a、40bと、ハンドベース41
と、バネ42と、上下一対のカムフォロア43a、43
bと、カム44と、ハンド開閉駆動用モータ45と、リ
ニアウェイ46と、ラック51a付きのマウンタアーム
51、ピニオン52、マウンタアーム駆動用モータ53
等から成るマウンタ機構50とが備えられている。
【0025】D.ピッカ部の説明 図18〜図22は本実施形態のアクセッサ7におけるピ
ッカ部7gを示すものである。図18はその正面図、図
19はその平面図、図20はその側面図、図21および
図22はそれぞれピッカ部7gにおけるハンド機構7d
の前進状態を示す平面図および側面図である。なお、図
中、既述の符号と同一の符号は同一もしくは略同一の部
分を示している。
【0026】図18〜図20に示すように、ハンド機構
7dは、ピッカ部7gに対して前後進可能に装着されて
いる。ハンド機構は、ピッカモータ31およびタイミン
グベルト32によりLMガイド33に沿って前後方向
(図20の左右方向)にスライド駆動される。つまり、
ハンド機構7dのハンドベース41は、タイミングベル
ト32に連結されている。また、タイミングベルト32
は、図18、図19、図21および図22に示すよう
に、ピッカベース30の前後にそれぞれ配置されたプー
リ32a、32bと、ピッカモータ31の駆動軸(図示
省略)に連結されたプーリ31aとに巻回されるととも
に、ガイドローラ32cにより案内されている。
【0027】従って、タイミングベルト32をピッカモ
ータ31により回動させることで、ハンドベース41つ
まりはハンド機構7dの全体が、前後方向に移動する。
ハンド機構は、図18〜図20示す引込み状態(後退位
置)と、図21および図22に示すカートリッジ10の
受渡しを行なう状態(前進位置)とのいずれかの位置に
配置される。
【0028】E.電源部及び制御装置の説明 次に、ライブラリ装置の制御装置について説明する。図
2に示されるように、AEU6には、第1アクセッサ7
A及び第2アクセッサ7Bの制御装置20が収容されて
いる。この制御装置20は、第1アクセッサ7Aの制御
を司るL系制御部21と第2アクセッサ7Bの制御を司
るR系制御部24との2系統の制御部からなる。このよ
うに第1アクセッサ7Aと第2アクセッサ7Bとが別個
の制御部によって制御されるので、第1アクセッサ7A
と第2アクセッサ7Bとの一方が稼働不能となってもラ
イブラリ装置1は運転可能となっている。
【0029】図3は、第1アクセッサ7A及び第2アク
セッサ7Bと制御装置20との接続状態を示す図であ
る。図3において、L系制御部21は、ACC 接続ケーブ
ル87を介して第1アクセッサ7Aの駆動回路類80〜
84に接続されている。また、L系電源部22も、同様
に接続ケーブル87を介して第一アクセッサ7Aの駆動
回路類80〜84に接続されている。
【0030】一方、R系制御部24は、ACC 接続ケーブ
ル87を介して第2アクセッサ7Bの駆動回路類80〜
84に接続されている。また、R系電源部25も、同様
に接続ケーブル87を介して第2アクセッサ7Bの駆動
回路類80〜84に接続されている。これらのL系制御
部21とR系制御部24、及びL系電源部とR系電源部
とは全く同一の構成を有している。
【0031】
【実施例】以下に、本発明にかかるハンド機構7dの詳
細構成について説明する。図4は、本実施形態のアクセ
ッサ7におけるハンド機構7dの要部を模式的に表わし
た図である。また、図5および図6はそれぞれ本実施形
態のアクセッサ7におけるハンド機構7dを示す平面図
および側面図である。図7〜図10は本実施形態におけ
るアクセッサ7のハンド機構7dの要部を取り出して示
したものである。図7はその平面図、図8は図7の XVI
II矢視図、図9は図7の XIX矢視図、図10は図7のXX
矢視図である。
【0032】これらの図4〜図10に示すように、本実
施形態のハンド機構7dには、前述の通り、ハンド部材
40a、40b、ハンドベース41、バネ42、カムフ
ォロア43a、43b、カム44、ハンド開閉駆動用モ
ータ45、リニアウェイ46、等が備えられている。な
お、図中、既述の符号と同一の符号は同一もしくは略同
一の部分を示している。
【0033】上下一対のハンド部材40a、40bは、
カートリッジ10に上下から当接してこのカートリッジ
10を把持しうるものである。これらのハンド部材40
a、40bは、左右一対のリニアウェイ(直動ベアリン
グ、LMガイド)46、46を介して上下方向に摺動可
能にハンドベース41に取り付けられている。ハンド部
材40a、40bの間には3本のバネ(付勢機構)42
が介設されている。これらのバネ42によりハンド部材
40a、40bはカートリッジ10を把持する閉方向に
付勢されている。
【0034】図11(a)は、本発明に係るハンド機構
の構成を模式的に示したものである。前述したように、
ハンド機構7d はピッカ部7gに対して前後に摺動する構
成となっている。本発明では、ピッカモータ101から
プーリ102への動力伝達は歯車100によって用いて
行われる。歯車は固定機構部103により回転の抑止が
可能な構造となっている。
【0035】次に、この固定機構部の構造を図11
(b)を用いて説明する。固定機構部103は、歯車1
00に噛み合わさって、歯車の片方向への回転を抑止す
る楔歯104と、この楔歯を一端に備え回転軸105を
中心に回動する基台107と、楔歯104を歯車に係合
させる方向に基台を回転させるための力を付勢するバネ
106と、バネが加える力に対向して楔歯104を歯車
から離す方向に基台を回転させるための力を付勢するソ
レノイド108と、から構成されている。
【0036】ソレノイド108は、電力により力を発す
る機構であり、電磁石等が該当する。ソレノイドが楔歯
を歯車からを離す方向に基台を回転させる力は、バネ1
06が楔歯を歯車に係合させる方向に基台を回転させる
力よりも大きくなるように設計されている。すなわち、
固定機構部は通電されている間は歯車100を自由に回
転させることを補償し、電力が断たれた場合には一方向
への回転を抑止するものである。
【0037】ここで、固定機構部が抑止する歯車の回転
方向は、ハンド機構が前進する方向の回転となるように
設計されている。このため、固定機構部への通電が断た
れた場合は、ハンド機構は前進することがない。また、
P駆動回路83への電力と固定機構部103への電力の
供給及び切断は、前述したP電流制御回路85により一
元的に行われるため、ハンド機構を摺動させる必要の無
い時は、電力の供給を停止することにより、ハンド機構
の前進を防止できる。
【0038】一方、前述したように、制御部と各駆動部
とは、接続ケーブル87を介して接続されている。ケー
ブルには、制御部からの制御信号及び各駆動部からの状
態信号を伝達する制御線と、各駆動部のモーターを駆動
するための電力を供給する電力線とが含まれている。図
1は、制御部21と各駆動部80〜84と電源部22と
の接続形態を模式的に示した図である。
【0039】制御部21は、メモリ部92に格納された
マイクロプログラムに従って動作するプロセッサ回路8
8を含む。プロセッサ回路88は、各駆動部80〜84
及び電流制御回路85、86を制御している。また、プ
ロセッサ88には、電源部22からの割り込み信号が割
込制御部90を介して通知される。制御部21は、更に
接続回路91を備えている。接続回路91は接続線93
を介して他系の制御部と結合されており、互いに通信す
ることが可能となっている。
【0040】また、制御部21はインタフェース94と
も接続されている。インタフェース94は、ホストコン
ピュータHからの入出力命令を受付け、その内容をプロ
セッサ回路88に通知する。インタフェース94は、ま
た上位装置とライブラリ装置との間で行われるデータ転
送の中継機構としての役割も担う。電源部22は、外部
から供給される電力を装置用に変換する電源回路23を
備える。電源回路23により変換された電力は、接続ケ
ーブル87を経由して各駆動回路80〜84及び各電流
制御回路85、86に供給される。
【0041】制御部21と各駆動部80〜84及び電流
制御回路85、86との通信は、入出力回路89を介し
て行われる。プロセッサ回路88からの制御線は、X駆
動回路80、Y駆動回路81、S駆動回路82、P駆動
回路83、H駆動回路84、P電流制御回路85及びH
電流制御回路86に接続されている。X駆動回路は、ア
クセッサ7をXレール8に沿って移動させるための回路
である。X駆動回路は、走行用モータ7kを回転させる
ことでアクセッサ7全体を移動させる。
【0042】Y駆動回路は、アクセッサ7に備えられた
ハンドアセンブリ7aを、垂直コラム7cに沿って上下
方向に移動させるための回路である。Y駆動回路は昇降
用駆動モータ7iでベルトを回転させることでハンドア
センブリ7a全体を上下方向に移動させる。S系駆動回
路は、ハンドアセンブリ7aに備えられたチルトベース
7fを7eに対して回転駆動させるための回路である。
S系駆動回路は、スイブルモータ(図示せず)を駆動さ
せることでチルトベース7fを水平面内で回転させる。
【0043】P系駆動回路は、アクセッサ7に備えられ
たピッカ部7gを、チルトベース7fに対して摺動させ
るための回路である。P系駆動回路は、サーボモータ3
1でタイミングベルト32を回転させることでピッカ部
7gを摺動させる。H系駆動回路は、ピッカ部7gに備
えられたハンド部材40aを開閉させるための回路であ
る。H系駆動回路は、ハンド開閉駆動用モータ45を回
転させることで、これに係合されたカムを動作させ、ハ
ンド機構の開閉を行う。
【0044】各電流制御回路85、86は、電源部22
に備えられている電源回路23からケーブルを介して供
給されているH系駆動回路及びP駆動回路それぞれへの
電流の供給及び遮断を行う回路である。移動系センサ群
96は、以上の各駆動回路に備えられており、各駆動回
路の様々な状態をプロセッサ回路88に通知するもので
ある。
【0045】L系及びR系の各制御部は、ACC接続ケ
ーブル87に備えられた制御線を介して、前記X、Y、
S、P及びH系駆動回路を、目的に合わせて制御するこ
とにより、収納棚とドライブとの間でカートリッジの移
動を実現する。図12は、制御部21とH系駆動回路及
び制御部21とP系駆動回路の接続構成を詳細に示した
ものである。
【0046】電源回路23から出力される電流は、いっ
たんH系電流制御回路86とP系電源制御回路85とに
供給される。各電流制御回路は、スイッチドライバ回路
109とスイッチング素子110とから成る。H系電流
制御回路86に入力された電流は、スイッチング素子1
10を経由してH系駆動回路84に供給される。H系駆
動回路84は、この電流を利用して自らの制御回路とと
もに、制御部21の指示に基づいてハンド開閉用駆動用
モータ45を駆動する。
【0047】ここで、スイッチング素子の構造について
説明する。スイッチング素子110は、トランジスタT
Rを使用した一般的なものである。エミッタ端Eには外
部電源からの入力電流が供給され、コレクタ端CはH駆
動回路の電流入力端に接続され、ベース端Bはスイッチ
ドライバ回路109に接続されている。スイッチドライ
バ回路109は、入出力回路89を介してプロセッサ回
路88と接続されている。スイッチドライバ回路109
は、制御部21からの電源供給制御信号に従って、スイ
ッチング素子110のベース端B電圧を変化させる。ス
イッチング素子110は、スイッチドライバ回路109
によるベース電圧の変化に応じて、H駆動回路への電力
の供給及び切断を行う。
【0048】一方、P系電流制御回路もH系電流制御回
路と同様の構造となっている。したがって、H系電流制
御回路も制御部21の指示に基づいて、出力電流の制御
を行う。ただし、H系の場合には、出力電流は、H系駆
動回路83だけでなく、ソレノイド108にも供給され
ている。次に、上位装置からカートリッジの移動を指示
された場合の、本実施例におけるライブラリ装置の動作
を説明する。
【0049】上位装置からカートリッジの移動を指示さ
れた制御部は、まずアクセッサを移動元に位置づける。
移動元はセル棚の内の一つである場合もあるし、CAS
やDEEである場合もあるし、ドライブユニットである
場合もある。今回は、一例として、移動元はセル棚の一
つであるとして説明を続ける。制御部は、移動元のセル
棚に位置づけられているアクセッサに対して、カートリ
ッジを把持させる必要がある。図13は、このシーケン
スを示したものである。
【0050】まず、制御部21は、アクセッサに備えら
れたH電流制御回路86に対して、H駆動回路84への
電流の供給を指示する(1301)。これにより、H駆
動回路84の動作が可能となるので、制御部21は、H
駆動回路84に対してハンド機構を開方向に動作させる
ことを指示する(1302)。制御部はハンド機構が開
かれたことを認識すると、ハンド機構の開動作を終了す
る(1303)。制御部は、アクセッサに備えられたP
電流制御回路85に対して、P駆動回路83及びソレノ
イド108への電流の供給を指示する。これにより、ソ
レノイドの作用により楔歯と歯車の係合状態が解除さ
る。これとともに、P駆動回路への電流の供給も開始さ
れることから、ハンド機構の動作が可能となる。
【0051】制御部は、P駆動回路に対してハンド部の
前進を指示する。制御部は、ハンド部がセル棚に備えら
れているカートリッジを把持可能な位置まで前進したこ
とを確認すると、P駆動回路に対して動作の停止を指示
する。この状態で、制御部はH駆動回路に対してカート
リッジの把持、すなわちハンド機構を閉方向に動作させ
ることを指示する(1304)。ハンド機構は常に閉方
向に付勢されているので、H駆動系からの外力がなくな
ると、ハンドは自然にカートリッジを把持することとな
る。
【0052】制御部は、ハンド機構がカートリッジを把
持したことを確認した後、電流制御回路に対してH駆動
回路への電流の供給を停止することを指示する(130
5)。ハンド部は、その構造上常にハンド機構が閉方向
に付勢されているため、H駆動回路への電流が遮断さ
れ、H駆動回路がハンド機構に対していかなる作用を及
ぼさなくなったとしても、カートリッジを把持する状態
に何の影響をも与えない。制御部は、これ以降は再びハ
ンド部を駆動させる状態となるまで、電流制御回路に対
して、H駆動回路への電流の供給を指示することはな
い。
【0053】したがって、以下に説明するアクセッサの
移動時に、回路の短絡等の障害がハンド機構に発生した
場合であっても、把持しているカートリッジをハンド機
構から取りこぼすことや、カートリッジを把持したま
ま、当該カートリッジを通路内の各部位に接触されるこ
とはない。制御部は、H駆動回路への電流供給を遮断し
た後、P駆動回路に対してハンド部の後退を指示する。
ピッカは、カートリッジを把持したまま、アクセッサが
Xレール上又はYレール上を自由に移動できる位置まで
後退する。
【0054】制御部は、ピッカが所定の位置まで後退し
たことを確認すると、アクセッサに備えられたP電流制
御回路に対して、電流の切断を指示する。これととも
に、ソレノイド108への電流の供給が断たれることと
なりる。したがって、ソレノイドの作用が消滅して楔歯
と歯車が係合し、ピッカ部を固定できる。その後、制御
装置は、その制御対象をX駆動回路及びY駆動回路に移
す。
【0055】制御部は、現在のアクセッサのXレール上
における位置と、目標位置までのXレール上における位
置との相対距離を計算する。制御部は、計算結果に基づ
き、アクセッサに備えられているX駆動回路に移動方向
と加速度を指示することで、アクセッサをXレール上で
移動させる。アクセッサがXレール上を移動している最
中は、Xレール上における移動距離が、逐次アクセッサ
から制御部に対して送信されている。したがって、例え
ば、アクセッサがXレール上を移動中にX駆動回路に回
路短絡等の障害が発生して、アクセッサが暴走したとし
ても、制御部が直ちにそのことを検知することができ
る。よって制御部はX駆動回路の暴走が発生した後、直
ちにその駆動を停止させることができる。
【0056】一方、制御部は、X及びY移動中には、ハ
ンド機構の開閉及びピッカ部の摺動については、監視を
しない。しかし、前述したように、H駆動回路及びP駆
動回路への電流の供給は断たれ、かつ機械的に固定状態
となっているため、いかなる障害が両駆動回路に生じよ
うとも、カートリッジを落下させたり、カートリッジを
ロッカの内壁に接触させたりすることはない。
【0057】また、制御部はアクセッサのXレール上の
移動を制御しつつ、Yレール上でのハンド機構の移動も
同時に制御する。制御部は、移動元のアクセッサの高さ
と、目標位置の高さとの相対距離を計算する。制御部
は、計算結果に基づき、アクセッサに備えられているY
駆動回路に対して、移動方向と移動距離を指示すること
で、アクセッサをYレール上で移動させる。
【0058】制御部は、X駆動回路から送信されるアク
セッサの移動距離が目標距離に達し、かつY駆動回路か
ら移動が完了した旨の通知を受けると、アクセッサの目
標位置への位置付けが完了したと認識する。制御部は、
目標位置にカートリッジを格納するために、P駆動回路
及びソレノイドへの電流の供給を再開するとともに、P
駆動回路に対してハンド部を前進させることを指示す
る。制御部は、ハンド部が、目標となっているセル棚又
はドライブ等に対してカートリッジの格納が可能となる
位置まで前進したことを確認した後、電流制御回路に対
して、H駆動回路への電流の供給を指示する。最後に、
制御部はH駆動回路に対してハンドを開方向に駆動させ
ることを指示する。ハンド部がカートリッジを解放する
ことにより、カートリッジが目標のセル棚等に格納さ
れ、これによりカートリッジの移動は完了する。
【0059】
【発明の効果】前述したように、ライブラリ装置におい
ては、制御装置20はAEU内に備えられている。つま
り、制御装置20は比較的安定した環境に置かれている
ため、障害が発生することは極めて希である。一方、各
駆動回路はアクセッサ部に備えられている。このため、
アクセッサの稼動及び停止時の衝撃や、アクセッサ移動
中の振動や、ライブラリ通路内のゴミの付着等により、
障害の発生する確率は他の機構に比べて高い。
【0060】したがって、ライブラリ装置においては、
各駆動回路の故障に対する予防保守が極めて有効である
と考えられる。本発明はこの点に着目したものであり、
何らかの障害によりH駆動回路又はP駆動回路に回路短
絡等の障害が生じたために誤動作を起こす状態となって
おり、制御部がその事実を検出できない場合であって
も、アクセッサの移動中には、制御装置の指示によりハ
ンド機構部への駆動電流を遮断することが可能となっ
た。
【0061】したがって、アクセッサの移動中は、カー
トリッジはハンド機構部に備えられた付勢機構により常
に十分な力で把持され、かつ、いかなる障害がハンド駆
動回路に発生しようともハンド開閉用モータが駆動する
ことがない。このため、本発明に係るライブラリ装置
は、アクセッサがカートリッジを落とし破損する事態
や、ピッカ部が前進し把持したカートリッジをロッカ内
部のカートリッジ収納棚やドライブ等に接触させて破壊
する事態を防止できるものである。
【0062】これにより、記録データの保護に対する信
頼性を著しく向上させることが可能となり、近年の大容
量・高信頼性への要求を満足させるライブラリ装置を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成図
【図2】本発明に係るライブラリ装置の全体構成を模式
的に示す斜視図
【図3】本発明に係る制御装置の説明図
【図4】本発明に係るハンド機構の洋舞を模式的に示す
斜視図
【図5】本発明に係るハンド機構を示す平面図
【図6】本発明に係るハンド機構を示す側面図
【図7】本発明に係るハンド機構の要部を取出して示す
平面図
【図8】図7のXVIII矢視図
【図9】図7のXIX矢視図
【図10】図7のXX矢視図
【図11】本発明に係るピッカ部の構成を模式的に示す
図 (A)本発明に係るピッカ部の全体図 (B)本発明に係る固定機構部
【図12】本発明に係る電流制御回路の構成図
【図13】本発明におけるハンド駆動のシーケンスを示
す図
【図14】従来のライブラリ装置の全体構成を模式的に
示す斜視図
【図15】従来のライブラリ装置のアクセッサを示す正
面図
【図16】従来のライブラリ装置のハンドアッセンブリ
を示す正面図
【図17】従来のライブラリ装置のハンドアッセンブリ
を示す平面図
【図18】従来のライブラリ装置のピッカ部を示す正面
【図19】従来のライブラリ装置のピッカ部を示す平面
【図20】従来のライブラリ装置のピッカ部を示す側面
【図21】従来のライブラリ装置のハンド機構の前進状
態を示す平面図
【図22】従来のライブラリ装置のハンド機構の前進状
態を示す側面図
【図23】カートリッジを示す平面図
【図24】図23のVIII矢視図
【符号の説明】
H ホストコンピュータ 1 ライブラリ装置 2 アクセッサユニット(LAU) 3 アクセッサユニット(RAU) 4 カートリッジストレージユニット(CSU) 5 テープドライブマウントユニット(TMU,ドライ
ブユニット) 5a 磁気テープドライブユニット(MTU,処理部) 6 アクセッサエクステンドユニット(AEU) 7 アクセッサ(カートリッジ移送ロボット,自動搬送
ロボット) 7A,7B アクセッサロボット(移送機構) 7a ハンドアセンブリ 7b 台車(移動機構) 7c 垂直コラム 7d ハンド機構 7e 支持ベース 7f チルトベース(チルト機構) 7g ピッカ部 7h ガイドレール 7i 昇降駆動用モータ(移動機構) 7j 走行ローラ 7k 走行駆動用モータ(移動機構) 7m ガイドローラ 7n スイブルモータ 8 レール(Xレール) 9 動作空間(アクセッサ通路) 10 磁気テープカートリッジ(カートリッジ) 11 カートリッジ投入/排出機構(CAS) 12 カートリッジ直接投入/排出機構(DEE) 13 カートリッジ強制排出機構(FES) 14 トップレール 20 制御装置 21 L系制御部 22 L系電源部 23 電源回路 24 R系制御部 25 R系電源部 26 チルトモータ 27 板カム 28 ガイドローラ 29 カムフォロア 30 ピッカベース 30a 支軸(回転軸,シャフト) 31 ピッカモータ 32 タイミングベルト 33 LMガイド 40a,40b ハンド部材 41 ハンドベース 42 バネ(付勢機構) 43a,43b カムフォロア 44 円盤2段カム 45 ハンド開閉駆動用モータ(駆動機構) 46 リニアウェイ(直動ベアリング,LMガイド) 50 マウンタ機構 51 マウンタアーム 51a ラック 52 ピニオン 53 マウンタアーム駆動用モータ(回転駆動機構) 61a, 61b ディレクタ 63 アクセッサ制御部 64a, 64b サーボ制御部 65 レジスタ 65a 監視テーブル 66 サーボ制御監視部 68 駆動回路 69 遮断回路 70 CIP/CSPユニット 71 第1カウンタ 72 第2カウンタ 73 アドレス変換部 75, 77 ROM 80 X駆動回路 81 Y駆動回路 82 S駆動回路 83 P駆動回路 84 H駆動回路 85 P電流制御回路 86 H電流制御回路 87 ACC接続ケーブル 88 プロセッサ部 89 入出力回路 90 割込制御部 91 接続回路 92 メモリ部 93 通信ケーブル 94,95 インタフェース 96 移動系センサ群 100 歯車 101 ピッカモータ 102 プーリ 103 固定機構部 104 楔歯 105 回転軸 106 バネ 107 基台 108 ソレノイド 109 スイッチドライバ回路 110 スイッチング素子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】大量のカートリッジを収納するカートリッ
    ジ収納棚と、 カートリッジに格納されている記録媒体との間でデータ
    の書込み及びデータの読み出しを行うドライブと、 カートリッジ収納棚とドライブとの間でカートリッジの
    運搬を行うアクセッサと、 アクセッサに備えられ、前記カートリッジに上下から当
    接して該カートリッジを把持する上下一対のハンド部材
    から成るハンド機構を有するハンドアッセンブリと、 ハンドアッセンブリに備えられたハンド機構への前記ハ
    ンド部材の開閉及びアクセッサへの移動を指示する制御
    手段と、 該制御手段からの指示に基づいてハンド部材の開閉を制
    御するハンド駆動回路と、 ハンドアッセンブリに電力を供給する電源供給回路と、
    を備えたライブラリ装置であって、 前記ハンドアッセンブリは、カートリッジを把持する閉
    方向に前記上下一対のハンド部材を付勢する付勢機構
    と、 該上下一対のハンド部材を前記電源供給回路から供給さ
    れる電力により開駆動する開放機構と、 前記制御部の指示によって前記電源供給回路から前記ハ
    ンドアッセンブリに供給される電力の供給及び切断を行
    う電流制御回路と、を有することを特徴とするライブラ
    リ装置。
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