JPH11272547A - メモリ管理方法および情報処理装置 - Google Patents

メモリ管理方法および情報処理装置

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JPH11272547A
JPH11272547A JP10369019A JP36901998A JPH11272547A JP H11272547 A JPH11272547 A JP H11272547A JP 10369019 A JP10369019 A JP 10369019A JP 36901998 A JP36901998 A JP 36901998A JP H11272547 A JPH11272547 A JP H11272547A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】装置の電源を切ることなく、メモリを増設・利
用可能な計算機を提供することにある。 【解決手段】情報処理装置の電源が投入された状態でメ
モリを増設する場合に、プロセッサ10と、情報処理装
置に初めから接続されている主メモリ20、および増設
される増設主メモリ60とを接続スイッチ50が接続
し、主メモリ20内の主メモリ管理情報21が、プロセ
ッサ10に接続されているメモリの容量を記憶し、接続
スイッチ50内の記憶領域が、プロセッサ10とメモリ
各々が接続されているか否かに関する情報を記憶する。
これにより、情報処理装置を再起動することなく、情報
処理装置は、増設されたメモリを利用することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、動作中に主メモリ
の増設を可能とする情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術においては、メモリの増設をお
こなうためには、一度システムを停止してからメモリの
増設を行い、システムを再起動することが必要であっ
た。このような技術は、パーソナルコンピュータのマニ
ュアル「日立パーソナルコンピュータ FLOARA1
010DL/DM はじめてのあなたに (ハードウエア
マニュアル)のP107からP110」(公知例1)に
開示されている。本公知例には、パーソナルコンピュー
タにおいて電源ケーブルを接続しない状態における増設
の必要性について述べている。動作中にデバイスを接続
するための接続技術が、 Rosch, Winn L.
著, 出版社SAMSUNG AMERICA, IN
C.The Winn L. Rosch Hardwar
e Bible,P347−P356(公知例2)に開
示されている。本公知例は、通電中に挿抜することが可
能なPCMCIA規格の仕様について述べている。ま
た、動作中にデバイスを接続するための別の接続技術が
日経エレクトロニクス1997.6.2号109頁〜1
12頁(公知例3)に開示されている。本公知例には、
通電中に挿抜することが可能なPCIバス規格の仕様に
ついて述べている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術において
は、メモリを増設する際に電源を停止する必要があるた
め、メモリ増設の際に、システム停止処理とシステム初
期化処理を行うことが必要であった。ワークステーショ
ン/サーバにおいて通常使用されているOS(オペレー
ティングシステム)において、アプリケーションソフト
ウエアの停止、初期化処理を含めると、システム停止処
理及びシステム初期化処理を行うためには、30分から
1時間程度の時間が掛かるという問題があった。
【0004】動作中にメモリを増設する手法としては、
クラスタシステムがある。クラスタシステムでは、ある
特定のサービスを行うための複数の情報処理装置があ
り、ある情報処理装置が停止している間にも他方がサー
ビスを継続することができる。しかし、この場合には情
報処理装置を複数台用意する必要があるという問題があ
る。
【0005】本発明の目的は、複数台の情報処理装置を
用意せずに、動作中にメモリを増設することができるメ
モリ管理方法を提供することにある。
【0006】本発明の他の目的は、プロセッサに接続さ
れている第1のメモリの管理領域を予約することによ
り、増設される第2のメモリをプロセッサが利用するこ
とができるメモリ管理方法を提供することにある。
【0007】本発明の他の目的は、予め設定したメモリ
量に応じて、そのメモリ量と実装されているメモリ量と
の差を増設メモリ量とすることができるメモリ管理方法
を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のメモリ管理方法は、第1のメモリと、第1
のメモリ内の情報を処理するプロセッサとを有し、電源
が投入された状態で第2のメモリを増設することができ
る情報処理装置において、プロセッサと第1及び第2の
メモリの少なくともいずれかとを接続し、プロセッサに
接続された第1及び第2のメモリの容量を記憶し、プロ
セッサと第1及び第2のメモリ各々が接続されているか
否かに関する情報を記憶する。
【0009】また、上記課題を解決するために、本発明
のメモリ管理方法は、第1のメモリを含む情報処理装置
に第2のメモリを増設する場合に、情報処理装置におけ
るトータルメモリ量を設定し、情報処理装置起動時に、
情報処理装置に実装されているメモリの実装メモリ量を
算出し、トータルメモリ量に基づいて、メモリ管理領域
を第1のメモリに確保し、実装メモリに対する管理情報
を設定し、情報処理装置の動作中に行う第2のメモリ増
設に応じて、トータルメモリ量と実装メモリ量との差を
増設メモリ量として算出し、増設メモリ量に対するメモ
リ管理情報を第1のメモリに設定する。
【0010】また、上記課題を解決するために、本発明
は、電源が投入された状態でメモリを増設することがで
きる情報処理装置であって、第1のメモリと、第1のメ
モリ内の情報を処理するプロセッサと、情報処理装置に
おけるトータルメモリ量を設定する設定手段とを備え、
プロセッサは、情報処理装置の起動に応じて、情報処理
装置に実装されているメモリの実装メモリ量を算出し、
トータルメモリ量に基づいて、メモリ管理領域を第1の
メモリに確保し、実装メモリに対するメモリ管理情報を
第1のメモリに設定し、かつ、情報処理装置の動作中に
行う第2のメモリ増設に応じて、トータルメモリ量と実
装メモリ量との差を増設メモリ量として算出し、増設メ
モリ量に対するメモリ管理情報を第1のメモリに設定す
る構成とする。
【0011】本発明により、情報処理装置が動作中にメ
モリを増設することが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面を
参照して詳細に説明する。
【0013】まず、図1に本発明による情報処理装置の
実施の形態の一つである計算機を示す。
【0014】図1の計算機は、プロセッサ10と主メモ
リ20が接続スイッチ50に接続されて構成される。増
設主メモリ60は、電源投入時には計算機に接続されて
おらず、計算機の動作が開始されてから接続スイッチ5
0に接続される。
【0015】プロセッサ10は、例えばCPUである。
主メモリ20と増設主メモリ60は、例えばRAMであ
る。接続スイッチ50は、プロセッサ10、主メモリ2
0、増設主メモリ60を接続するための接続機構であ
り、例えばTTLやCMOSなどの論理回路によって構
成される。接続スイッチ50は、論理的な接続状態を管
理する接続管理手段40を有する。接続管理手段40
は、プロセッサ10と接続スイッチ50間、主メモリ2
0と接続スイッチ50間、増設主メモリ60と接続スイ
ッチ50間で、論理的な接続がされているかどうか、つ
まり信号を授受できる状態かどうかを管理する。
【0016】管理情報41は、接続スイッチの各Por
t毎に接続状態を管理している。図1では、Port0
とPort1が接続状態、即ちプロセッサ10と接続ス
イッチ50間、主メモリ20と接続スイッチ50間はそ
れぞれ論理的に接続されており、増設主メモリ60と接
続スイッチ50間は論理的に接続されていない状態であ
る。
【0017】接続管理手段40は、例えばTTLやCM
OSなどの論理回路であり、管理情報41はRAMに保
持されてもよい。
【0018】この計算機において、論理的に接続されて
いない部分に対しては信号が伝達されない。そのため論
理的に接続されていない部分を物理的に接続してもノイ
ズは伝達されない。即ち、ある2つの部分を物理的に接
続した状態であっても、論理的な接続を行わない限り、
それらの間では信号の授受は行われない。電源投入時
に、プロセッサ10と接続スイッチ50間、主メモリ2
0と接続スイッチ50間については、物理的な接続と論
理的な接続が確立された状態となっており、増設主メモ
リ60は、物理的に接続されていないとする。接続スイ
ッチ50は、動作中に物理的に接続しても論理的には接
続していない。物理的に接続したのち、接続時のノイズ
がなくなるまでの一定時間待ってから、接続管理手段4
0を更新して論理的に接続することにより、動作中の増
設が可能である。
【0019】増設通知手段30は、増設を通知するため
の手段であり、各増設部分に対応したスイッチなどによ
って実現できる。図1の場合であれは、Port0、P
ort1、Port2のおのおのに対して個別のスイッ
チがあれば、どのポートを論理的に接続するか/非接続
にするかを設定することができる。接続管理手段40は
増設通知手段30から増設を通知されると、管理情報4
1を更新して対応する部分が論理的に接続するよう設定
する。
【0020】増設通知手段30は、プロセッサ10上で
動作するプログラムとキーボードとディスプレイとから
なる入出力装置によっても実現することができる。例え
ば、キーボードから文字列が入力され、プロセッサ10
が対応する接続管理手段40の管理情報41を変更する
ことによっても同様の効果が得られる。図1では、増設
通知手段30は接続スイッチに設けたが、接続スイッチ
とは別でも良い。
【0021】図2の例では、初期化時にプロセッサ10
と接続スイッチ50間、主メモリ20と接続スイッチ5
0間は論理的に接続される。この段階では、増設主メモ
リ60は物理的に接続されていない。また、プロセッサ
10がアクセスできるメモリの範囲は、主メモリ20内
の主メモリ管理情報21に保持される。主メモリ管理情
報21の内容は、図2に示すように、利用可能先頭アド
レス22と利用可能最終アドレス23とから構成され
る。利用可能先頭アドレス22は、プロセッサが利用で
きる先頭アドレスを示し、利用可能最終アドレス23に
は、プロセッサが利用できる最終アドレスを示す。
【0022】次に、情報処理装置の動作中にメモリ増設
を行う場合の動作について説明する。まず、図1に示す
増設主メモリ60が接続スイッチ50に接続される。こ
の状態では、接続管理手段40によるとPort2が論
理的に接続されていないので、増設主メモリ60が接続
スイッチ50に物理的に接続されたことにより電気的な
ノイズが発生してもシステムに影響はない。次に、増設
主メモリ60が接続スイッチ50に物理的に接続された
後、一定時間経過して電気的に安定な状態になったら、
増設通知手段30は、接続管理手段40に増設主メモリ
60の増設を通知する。この通知により、接続管理手段
40は、管理情報41のPort2を接続状態「on」
に設定する。この処理により、接続スイッチ50と増設
主メモリ60を接続するPort2は、論理的に接続さ
れた状態となる。接続スイッチ50は、各Portごと
に接続/非接続を切り替えることが可能であり、増設主
メモリ60を挿入するためにPort2を非接続状態に
しても、他のPortは接続状態のままにできるので、
この間もプロセッサ10は主メモリ20にアクセスでき
る。
【0023】次にプロセッサ10は、増設主メモリ60
を初期化し、利用可能なメモリ量を検査する。最後に、
プロセッサ10が、主メモリ管理情報21に保持されて
いる利用可能最終アドレス23(図2に示す)を、増設
により増えたメモリの量だけ追加し、プロセッサから増
設主メモリ60を利用することが可能となる。
【0024】図3に本発明による情報処理装置の実施の
形態である他の計算機を示す。
【0025】図3では、プロセッサ10、主メモリ2
0、バス制御機構70がバス80に接続されて構成され
る。活線挿抜技術については、例えば公知例2または公
知例3に記載の技術を適用することができる。
【0026】増設主メモリ60は、電源投入時には接続
されておらず、システムの運用が開始された後にバス8
0に接続される。
【0027】この構成では、増設主メモリ60をバス8
0に接続する際に、バス80に電気的なノイズが発生す
る可能性があるため、バス制御手段70が、そのノイズ
を回避する必要がある。プロセッサ10、主メモリ2
0、増設主メモリ60は、バスによって接続される以外
は、図1と同一である。バス制御手段70は、バスに接
続されている要素間でのバス調停をする機構であり、例
えばTTLやCMOSなどの論理回路である。バス制御
手段70は、バスに接続されている各要素に対して、バ
ス上の信号を受け付けてよい情報か、受け付けてはいけ
ない情報かを通知することができる。
【0028】図3に示す計算機にメモリを増設する場合
の処理について説明する。まず、増設主メモリ60をバ
ス80に接続する際にバス80に発生するノイズを回避
するために、増設通知手段30は、バス制御手段70に
増設主メモリ60がバス80に接続されることを通知す
る。次に、バス制御手段70は、バス80上の情報を受
け付けないように、バス80に接続された各要素に通知
する。バス制御手段70が接続/非接続を制御すること
で、バス全体の単位での接続、非接続の切り替えが可能
になる。次に、増設主メモリ60がバス80に接続され
る。増設主メモリ60をバス80に接続したことによる
ノイズがなくなったと思われる程度に時間が経過した
ら、増設通知手段30は、バス制御手段70に、バス8
0上の信号を授受可能になったことを通知する。これに
より、バス80に接続されている各要素がノイズの影響
を受けることなく、動作中にメモリを増設することがで
きる。
【0029】次にプロセッサ10は、増設主メモリ60
を初期化し、利用可能なメモリ量を検査する。最後に、
プロセッサ10は、主メモリ管理情報21に保持されて
いる利用可能最終アドレス23を、増設により増えたメ
モリの量だけ追加することにより、プロセッサ10が増
設主メモリ60を利用することが可能となる。
【0030】(実施例1)図4に本発明による情報処理
装置の一実施例である計算機を示す。
【0031】計算機100は、最小構成はプロセッサ1
10、不揮発性メモリ120、I/O装置130、二次
記憶装置140、メモリ−1(200−1),メモリ−
2(200−2)、バス制御手段70がシステムバス1
50に結合されて構成される。ここでは、電源投入時に
は、メモリ−1(200−1)のみ実装されており、途
中から、メモリ−2(200−2)を電源投入後の動作
中に接続する例を示すが、電源投入時と電源投入後の動
作中に接続するメモリの数に制限はない。以下、各メモ
リを分けて示す場合は、メモリ−1(200−1),メ
モリ−2(200−2)と記述するが、装置の構成につ
いて示す場合は、メモリ200として記述する。
【0032】計算機100は、システムの構成によって
は、二つ以上のI/O装置130を持つ場合もある。
【0033】プロセッサ110は、たとえばCPUであ
る。不揮発性メモリ120は、主電源が投入されていな
い間でも内容が保持されている記憶装置であって、例え
ばROMまたはバッテリーによって常時通電されている
RAMである。このROMは、内容の変更を可能とする
ために、EEPROM(ElectricallyEr
asable Programable Read O
nly Memory)であることが望ましい。不揮発
性メモリ120は、Firmware121と構成情報
122とからなる。
【0034】Firmware121は、システムの初
期化処理や基本的な入出力制御を行うためのプログラム
から構成される。構成情報122は、システムの構成を
示す情報であり、Firmware121を介して参照
される。構成情報122は、ある時点で実装されている
メモリ量を示す実メモリ量情報123と追加可能なメモ
リの情報を示す追加可能メモリ情報124を含む。構成
情報122は、Firmware121の設定メニュー
やUtility142によって設定される。この設定
の際に、OS141に関連する制約条件等をチェックし
てから設定変更をすることが好ましい。 Utilit
y142は、通常プログラムとして実装される。
【0035】I/O装置130は、入出力を行うための
装置であり、キーボード、ディスプレイ装置、プリン
タ、ネットワークなどによって構成される。
【0036】二次記憶装置140は、主電源が投入され
ていない間でも内容が保持されている記憶装置であっ
て、ハードディスク、CD−ROMなどの光デバイス、
MOなどの光磁気ディスク装置又は磁気テープデバイス
などによって構成される。二次記憶装置には、OS14
1、Utility142、及びデータ143が保持さ
れる。
【0037】メモリ200は、メモリバスインタフェー
ス210と記憶機構220から構成される。メモリバス
インタフェース210は、記憶機構220の内容をバス
を介して入出力するための機構であり、例えばTTLや
CMOSなどの論理回路によって構成され、活線挿抜機
能を有する。活線挿抜機能は、例えば従来例で引用した
PCMCIAで適用している技術を利用することで実現
できる。
【0038】記憶機構220は、例えばRAMである。
メモリ−1(200−1)の記憶機構220−1は、O
Sによって使用されるOS領域240と、ユーザプログ
ラムによって使用されるユーザ領域230を有する。O
S領域240は、資源管理情報250を有し、資源管理
情報250の中には、主メモリ管理情報21が含まれ
る。メモリ−2(200−2)は、記憶機構220−2
と、ユーザプログラムによって使用されるユーザ領域2
30−2とを含む。バス制御機構70及び増設通知手段
30は、図3にて示したものと同一である。
【0039】次に図5を用いて、計算機の初期化処理フ
ローについて説明する。
【0040】まず、ステップ310に示すように、Fi
rmware121が、プロセッサ110を初期化す
る。次にステップ320に示すようにFirmware
121が、メモリ200を初期化する。この初期化処理
により、プロセッサ110がメモリ200に対して読み
書きが正常にできるようになる。この後、ステップ33
0に示すように、Firmware121がI/O装置
130及び二次記憶装置140の初期化処理を行う。次
にステップ340に示すように、Firmware12
1が二次記憶装置140からOS141を読み出して、
メモリ200に書き込む。次にステップ350に示すよ
うに、プロセッサ110がFirmware121から
OS141に制御を移す。次にステップ360に示すよ
うにOS141がFirmware121を介して、構
成情報122を読み出して、資源管理情報250を作成
し、初期化処理を完了する。
【0041】通常動作を行う際に、プログラムは、通常
ユーザ領域230にて動作する。OS領域240は、電
源投入時に接続されていたメモリ200に確保される。
プログラムを起動する際には、通常OS141は、資源
管理情報250に保持されている主メモリ管理情報21
を参照し、利用可能なメモリ領域を確認してそのプログ
ラムを起動する。起動の際に要求されたメモリ量が利用
可能メモリ量よりも大きければ、OS141はプログラ
ムを起動できない。
【0042】次に、図6を用いて、メモリ追加処理フロ
ーについて説明する。
【0043】まず、ステップ405に示すように、増設
通知手段30は、バス制御手段70にバス150の閉塞
を要求する。次にステップ408に示すように、バス制
御手段70がバス150を閉塞状態にする。この状態で
は、各接続要素は、バス150上の電気信号を論理的な
信号として取り扱わないので、バス150に対してメモ
リ200−2を挿入したときの電気的なノイズに対して
異常をきたさない状態になる。続いて、ステップ410
に示すように、メモリ−2(200−2)をバス150
に接続する。ここで、接続が完了して、電気的なノイズ
がなくなるまで、待つ必要がある場合もある。次に、ス
テップ415に示すように増設通知手段30を介して、
バス制御手段70にバス150の閉塞解除を要求する。
次にステップ418に示すようにバス制御手段70がバ
ス150を閉塞状態を解除する。この段階で、システム
内の各要素は、バスを介して相互にアクセス可能とな
る。
【0044】次に、ステップ420に示すように、プロ
セッサ110がUtility142を起動し、Uti
lity142がFirmware121を起動する。
そしてFirmware121が、構成情報122に保
持されている追加可能メモリ情報124に基づき、新規
追加されたメモリ−2(200−2)を初期化する。
【0045】このUtility142の起動は、メモ
リ−2(200−2)がバス150に接続される際に、
図示しないメモリ−2のバスインタフェース部分がプロ
セッサ110に割り込みを発行して、その割り込みによ
って起動される方法で実装されてもよいし、一定時間間
隔で自動的に動作するパトロールプログラムによって起
動されてもよいし、または、ユーザがコマンド投入する
ことによって起動されてもよい。
【0046】その後、プロセッサ110は、メモリ−1
(200−1)のOS領域240内の実メモリ量情報1
23内容を、追加されたメモリ量を基に更新する。さら
に、プロセッサ110は、Firmware121から
Utility142に制御を戻す。次に、ステップ4
40に示すように、Utility142は、OS14
1を呼び出し、OS141は、Firmware121
を介して、実メモリ量情報123を取得し、主メモリ管
理情報21を更新し、メモリ追加処理を完了する。ま
た、上記のメモリ追加処理フローにおいて、プロセッサ
110がUtility142を起動する時やFirm
ware121を呼び出す時に(ステップ420)、プ
ロセッサ110が二次記憶装置140や不揮発性メモリ
120にメモリ追加処理を行った変更記録を残す処理を
行うことが好ましい。
【0047】OS管理下の主メモリ管理情報21にはメ
モリ追加後の情報が保持されているため(ステップ44
0)、メモリ追加処理が完了した後に、プログラムを起
動する際には、 追加後のメモリをユーザプログラムか
ら利用することができる。主メモリ管理情報21は、図
2に示した構造の様に実現できる。
【0048】図4は、計算機内の各要素がバスを介して
接続する例を示したが、これは図1のように計算機内の
各要素が接続スイッチを介して接続する構成で実現する
ことも可能である。
【0049】次に、図7を用いて、本発明を仮想記憶シ
ステムをサポートする計算機へ適用した場合の例を示
す。図7には仮想記憶制御を行う場合の主メモリ管理情
報21が示される。仮想記憶制御を行う場合には、図2
で示したデータ(利用可能先頭アドレス22と利用可能
最終アドレス23)に加えて、アドレス変換不要先頭ア
ドレス24とアドレス変換不要最終アドレス25、論理
アドレス物理アドレス変換対26、およびフリーリスト
27が主メモリ管理情報21に追加される。これらは、
アドレス変換不要な領域を示すためのものである。論理
アドレス物理アドレス変換対26は、仮想記憶制御にお
いて、論理アドレスを対応する物理アドレスに変換する
ための情報を保持する。フリーリスト27は、利用可能
なメモリ資源を管理するための情報を保持する。仮想記
憶制御ソフトウエアに関する技術は、バーニー・グッド
ハート、ジェームス・コックス著、桜川貴司監訳プレン
ティスホール出版、UNIXカーネルの魔法Syste
m V リリース4のアーキテクチャP80−85(公
知例4)に開示されている。本公知例には、仮想記憶を
適用するOSの実装方法について述べられている。公知
例4に示されているように、仮想記憶では、プロセッサ
110が論理アドレス物理アドレス変換対を用いて、仮
想アドレスを物理アドレスに変換することが必要であ
る。仮想記憶動作を行うプロセッサ110は、この変換
を高速に行うためにTLB(Translation
Lookaside Buffer)と呼ばれるハード
ウエア資源を内蔵している場合が多いが、TLBは通常
は主メモリすべてをカバーすることができる容量がない
ので、ほとんどの論理アドレス物理アドレス変換対情報
は、主メモリ上に存在する必要がある。また、アドレス
変換情報がプロセッサのTLB内に存在しない場合、プ
ロセッサはアドレス変換情報を主メモリから取得する必
要があるが、この処理は通常割込処理として実行され
る。割込処理内では、同一優先度の割込は待たされるの
で、アドレス変換対は、更なる割り込みを生成しないで
取得できることが必要である。よってアドレス変換対
は、アドレス変換不要な領域に保持される。アドレス変
換不要な領域は管理方法が異なるため、あらかじめ予約
しておくことが必要である。予約が必要な領域は、論理
アドレス物理アドレス変換対26や、公知例4に記載さ
れているフリーリストなどの構造体があり、これはOS
141の実装によって異なる。ここでは、論理アドレス
物理アドレス変換対26とフリーリスト27を保持する
領域を予約するOS141についての処理を記述する。
予約処理は、図7のアドレス変換不要な領域を示すため
の情報であるアドレス変換不要先頭アドレス24とアド
レス変換不要最終アドレス25の範囲に必要なデータサ
イズ分だけを追加しておくことによって行われる。
【0050】ここで、論理アドレス物理アドレス変換対
26と各アドレスの管理状況について、図8を用いて詳
細に説明する。図8では、図4に示す計算機において、
メモリ−1 (200−1)に、アドレス0x0からア
ドレス0x80000000までの分のメモリが実装さ
れており、メモリ−2(200−2)に、アドレス0x
80000000からアドレス 0x10000000
0までの分のメモリが増設可能として予約されている場
合の論理アドレス物理アドレス変換対26と主メモリ内
のデータ配置について示している。論理アドレス物理ア
ドレス変換対26は、OS領域240の主メモリ管理情
報21の中に存在し、アドレス変換が不要な領域内に保
持される。図8に示す例の場合、アドレス変換不要領域
は、アドレス0からアドレス0x2000000であ
り、図7に示したアドレス変換不要先頭アドレス24に
はアドレス「0」が、アドレス変換不要最終アドレス2
5にはアドレス「0x2000000」が設定されてい
る。メモリ増設前には、メモリ−1 (図4の200−
1)しか利用できないので、利用可能なメモリの範囲
は、アドレス0からアドレス0x80000000であ
るから、図7に示した利用可能先頭アドレス22にはア
ドレス「0」が、利用可能最終アドレス23にはアドレ
ス「0x80000000」が設定されている。メモリ
増設後には、メモリ−1およびメモリ−2(図4の20
0−1および200−2)が利用できるので、利用可能
なメモリの範囲は、アドレス0からアドレス0x100
000000となり、図7に示した利用可能最終アドレ
ス23には、アドレス「0x100000000」が設
定される。
【0051】増設予定の記憶機構−2(220−2)の
分について予め予約領域を保持することが必要である。
ここで、予約領域は、電源投入時に存在する記憶機構内
部になければならないため、記憶機構−1(220−
1)の中に保持される必要がある。
【0052】また、領域を予約することにより、本来予
約をしなければ利用できたユーザ領域のサイズが減少す
るので、計算機が、領域予約サイズを決定するための指
針を提供することが望ましい。以下、その領域予約のた
めのUtility142の動作について説明する。
【0053】図9を用いてに領域予約処理フローを説明
する。 Utility142がこの領域予約処理を行
う。まず、ステップ510に示すように、 Utili
ty142は、予約する仮想記憶容量に対して必要とな
る主メモリ占有メモリ量を算出する。この算出処理は、
OS141のソースプログラムを調査して計算するか、
OS141が通知するためのインタフェースとなるシス
テムコールを提供することによって行うことできる。こ
の処理は、OS141の内部構造を調査してユーティリ
ティを作成することによって実現できる。PA−RIS
Cの論理アドレス物理アドレス変換対252の情報につ
いては、Gerry Kane著、Prentice
Hall出版PA−RISC 2.0 ARCHITE
CTURE、P3−9〜P3−16(公知例5)に開示
されている。公知例5では、仮想記憶を実現するために
必要なハードウエアやソフトウエア資源について述べて
いる。公知例5に示されているように、図7に示した論
理アドレス物理アドレス変換対252の情報は、1ペー
ジ(例えば4キロバイト)当たり32byteで構成で
きる。ただし、このサイズは、OS141の実装に依存
して変化するので、PA−RISC 2.0であれば必
ず1ページ当たり、32byteとなるとは限らない。
また、前述のフリーリストについては、上記アドレス変
換対情報を示すアドレスとして実装すれば、1ページ当
たり8byteというように決定できる。フリーリスト
についても、そのサイズはOS141の実装に依存して
異なり得る。Utility142は、その他の必要に
資源についても 、対応するOS141の実装にしたが
ってメモリ量を算出することができる。
【0054】次にステップ520に示すように、Uti
lity142は、現状実装メモリサイズと上記の計算
値から、予約可能上限値を決定する。各OS毎に必要最
小メモリサイズが規定されている。OS141が正常に
動作するためには、実装メモリ量から増設メモリ分のP
age構造体分のメモリ量を差し引いた値が、必要最小
メモリ量以上あることが必要である。したがって、現在
の実装メモリ量から増設メモリ分のPage構造体分の
メモリ量を差し引いた値が最小メモリ量となるような増
設メモリ量の値と、システムの最大実装可能メモリ量か
ら現在の実装メモリ量を差し引いた値とを比較し、小さ
い方を追加可能メモリ情報124に設定可能な最大値と
し、値0を追加可能メモリ情報124に設定可能な最小
値とする。ここで、Page構造体とは、ページを管理
するためのデータ領域であり、本願発明においては、図
7の論理アドレス物理アドレス変換対26とフリーリス
ト27に相当する。
【0055】次にステップ530に示すように、 Ut
ility142は、ユーザに上記範囲内で選択させ
て、設定するべき値を更に設定した値を決定する。設定
した値をUtility142が参照できるように、そ
の設定した値を二次記憶装置140にもファイルとして
書き込んでおくことが好ましい。
【0056】最後にステップ540に示すように、 U
tility142は、ステップ530にて決定された
値を追加可能メモリ情報124に設定する。この設定時
のインタフェースを図10に示す。図10に示すよう
に、I/O装置130には、追加可能メモリ最大サイズ
および追加可能メモリ最小サイズ表示1010と、推奨
追加メモリサイズ表示1020と設定追加メモリサイズ
入力1030とが表示される。ここで、設定追加メモリ
サイズ入力1030からの入力を、例えばカーソルキー
の上下によって追加可能メモリ最大サイズおよび追加可
能メモリ最小サイズ表示の範囲のみで変化するように動
作し、リターンキー入力にて決定するようなインタフェ
ースにて実装すれば、設定追加メモリサイズ入力103
0からの入力が異常値となることがない。
【0057】また、実装メモリ量やプロセッサ数などの
システム構成や、システムの用途に応じて、追加可能メ
モリの推奨値をユーザに提供することが望ましい。例え
ば、追加可能メモリ情報124に設定可能な最大値の2
分に1を追加可能メモリの推奨値とする。
【0058】次に、仮想記憶を行う計算機の場合の初期
化処理を説明する。基本的な処理フローは、図5にて説
明した処理と同様であるが、ステップ360において、
OS141が資源管理情報を作成する際に、アドレス変
換不要領域内に、増設可能領域分の論理アドレス物理ア
ドレス変換対26や、フリーリスト27のためのデータ
領域の割り当て処理を行う。その際に、利用不可能な範
囲については、OS141は、Firmware121
を介して構成情報122内の実メモリ情報123と追加
可能情報124を取得する。この追加可能情報124に
保持された情報によって示されるメモリ分については、
通常のOSの初期化後に、公知例4に示されるPage
構造体のページロックを用いて、リソースを予約し、か
つフリーリスト27に登録しない状態とすることによ
り、OSがデータ領域割り当てを行う制御管理外とする
ことができるため、追加可能となるメモリに関する情報
分の資源を予約し通常は該当領域メモリが利用されない
状態とすることができる。ここで、リソースの予約と
は、追加可能メモリ用のPage構造体をアドレス変換
不要な領域に置くために、アドレス変換不要先頭アドレ
ス24とアドレス変換不要最終アドレス25の間の数
を、追加可能メモリ用のPage構造体分のメモリ量だ
け増やすことを意味する。
【0059】次に、仮想記憶を行う計算機の場合のメモ
リ追加処理について示す。基本的な処理フローは、図6
にて説明した処理と同様であるが、ステップ440にて
Utility142からのOSコールによって、上述
のように公知例4に示されるPage構造体のページロ
ックを用いて、リソースを予約し、かつフリーリスト2
7に登録しない状態とすることにより、OSがデータ領
域割り当てを行う制御管理外とする扱いを解除し、主メ
モリ管理情報21を更新する。このステップにより、通
常のメモリが存在する場合と同じ状態とすることで、シ
ステムを再初期化することなく利用可能とすることがで
きる。
【0060】(実施例2)実施例2では、メモリ200
の故障を検知する機能と故障部位を閉塞する機能を持
ち、減少した正常動作メモリ量がOSブートのための必
要最小メモリ量(図9の説明で解説した必要最小メモリ
量)以上あればブートする計算機を考える。この計算機
でメモリ追加機能を使用することにより、Utilit
y142が、追加可能メモリのための管理領域を確保し
てしまうと、正常動作メモリ量が不足して計算機がブー
トしない場合が考えられる。
【0061】そこで、本実施例では、追加可能メモリ量
設定時の正常動作メモリ量が、ブート時の正常動作メモ
リ量に満たない場合には、追加可能メモリ量設定自体を
無効なものとして扱い、追加可能メモリ量を0としてブ
ートする。
【0062】以下、本実施例について詳細に説明する。
【0063】図11は実施例1における図4の不揮発性
メモリ120に相当する。本実施例では、不揮発性メモ
リ120に、設定時の正常動作メモリ量情報125が追
加されている。この設定時の正常動作メモリ量情報12
5には、ユーザが追加可能メモリ情報124に追加可能
メモリ量を設定したときの正常動作メモリ量を保持す
る。
【0064】図12は領域予約処理フローを示してお
り、実施例1における図9のフローに、設定時の正常動
作メモリ量情報125の設定を行うステップ550を追
加したフローチャートである。ステップ550では、設
定時の正常動作メモリ量情報125に、現在の正常動作
メモリ量を設定する。
【0065】図13は計算機の初期化処理フローを示し
ており、実施例1における図5のフローに、ステップ3
20のメモリ初期化処理の後にステップ325を追加し
たフローチャートとなっている。ステップ325では、
Firmware121が追加可能メモリ情報124を
設定する。
【0066】図14は、図13におけるステップ325
の追加可能メモリ情報124設定処理を詳細に示すフロ
ーチャートである。まずステップ610で、 Firm
ware121が、設定時の正常動作メモリ量情報12
5とブート時の正常動作メモリ量とを比較する。値が異
なる場合にはステップ620へ進む。値が等しい場合に
は、処理を終了する。ステップ620では、追加可能メ
モリ情報124に値0を設定する。
【0067】計算機のその他の部分とのインタフェース
は追加可能メモリ情報124である。よって、計算機の
その他の部分は実施例1と同一である。
【0068】(実施例3)実施例3では、メモリ200
の故障を検知する機能と故障部位を閉塞する機能を持
ち、減少した正常動作メモリ量がOSブートのための必
要最小メモリ量(図9の説明で解説した必要最小メモリ
量)以上あればブートする計算機を考える。
【0069】本実施例では、Utility142が、
ブート時に追加可能メモリ量を算出する。この際、
(1)正常動作メモリ量から追加可能メモリ用の管理領
域を減じた残りのメモリ量が必要最小メモリサイズを下
回らない範囲において、(2){合計メモリ量−正常動
作メモリ量}以下で可能な限り大きな値を追加可能メモ
リ量に設定する。
【0070】正常動作メモリ量から追加可能メモリ用の
管理領域を減じた残りのメモリ量が必要最小メモリサイ
ズを下回らないための条件は、必要最小メモリサイズと
メモリページサイズと1ページあたりの管理領域の大き
さから求めることが可能である。
【0071】以下に、実施例3を詳細に説明する。
【0072】例として、合計メモリ量として8ギガバイ
トが要求される場合を説明する。
【0073】また、正常動作メモリ量から追加可能メモ
リ用の管理領域を減じた残りのメモリ量が必要最小メモ
リサイズを下回らないための条件を次の2条件とする。
すなわち、第1の条件は、ブート時に正常動作メモリ量
がxページ以上(ただしxは整数で、1ページは4キロ
バイト)である場合のみ、メモリ追加機能の利用を許す
という制約である。また、第2の条件は、追加可能メモ
リの大きさはブート時の正常動作メモリ量の最大y倍以
下(ただしyは浮動小数点数)という制約である。この
2条件は(式1)正常動作メモリ量≧xページと(式
2)追加可能メモリ量≦y×正常動作メモリ量と記述で
きる。
【0074】図15は実施例1における図4の不揮発性
メモリ120に相当する。本実施例では、不揮発性メモ
リ120に、合計メモリ量126、最低正常動作メモリ
量制限127、追加可能メモリ量と正常動作メモリ量と
の最大比制限128が追加されている。 Utilit
y142は、合計メモリ量126に、正常動作メモリ量
と追加可能メモリ量の和の値を記憶する。本実施例で
は、その和の値は4キロバイトのページ数で指定する3
2ビット整数の記憶領域である。最低正常動作メモリ量
制限127には、 Utility142が、メモリ追
加機能の利用のために最低限必要な正常動作メモリ量を
指定する。本実施例では4キロバイトのページ数で指定
する32ビット整数の記憶領域である。追加可能メモリ
量と正常動作メモリ量との最大比制限128には、 U
tility142が、追加可能メモリ量/正常動作メ
モリ量の最大比を指定する。本実施例では、追加可能メ
モリ量と正常動作メモリ量との最大比制限128は、3
2ビット浮動小数点数を格納する領域である。本実施例
においては、追加可能メモリ情報124はユーザが直接
指定できない。
【0075】図16は、構成情報ユーザ指定処理のフロ
ーチャートを示す。まず、ステップ710に示すよう
に、Utility142が、ユーザか要求した合計メ
モリ量を、不揮発性メモリ120内の対応する領域(合
計メモリ量情報126)に格納する。例えばユーザが合
計メモリ量として8ギガバイト分を要求した場合には、
Utility142が、2メガページを表す値0x2
00000を、合計メモリ量情報126に格納する。次
に、ステップ720に示すように、Utility14
2が、ユーザが指定した、メモリ追加を許すために最低
限必要な正常動作メモリ量を、不揮発性メモリ120内
の対応する領域(最低正常動作メモリ量制限127)に
格納する。例えばユーザが最低現必要な正常動作メモリ
量として1ギガバイトを指定する場合には、256キロ
ページを表す値0x40000を最低正常動作メモリ量
制限127に格納する。最後に、ステップ730に示す
ように、Utility142は、ユーザが指定した、
追加可能メモリ量/正常動作メモリ量の最大比を、不揮
発性メモリ120内の対応する領域(追加メモリ量と正
常動作メモリ量との最大比128)に格納する。例えば
ユーザが最大比として4.0を指定する場合には、値
4.0を追加メモリ量と正常動作メモリ量との最大比1
28に格納する。
【0076】図16に示す構成情報ユーザ指定処理で
は、図9の領域予約処理とは異なり、ユーザは追加可能
メモリ情報124を直接指定できない。その代わりにユ
ーザは、合計メモリ量126、すなわち正常動作メモリ
量と追加可能メモリ量の和の値を直接指定する。
【0077】計算機の初期化処理は、実施例2と同様、
図13の初期化フローに従って行われる。ステップ32
5ではFirmware121が追加可能メモリ情報1
24を設定する。
【0078】図17は、実施例2における図13のステ
ップ325の追加可能メモリ情報124設定処理を示す
フローチャートである。まずステップ810で、Fir
mware121は、領域127に格納されている最低
正常動作メモリ量と、ブート時の正常動作メモリ量とを
比較する。ブート時の正常動作メモリ量のほうが小さい
場合には、ステップ840へ進む。上述の例のように最
低正常動作メモリ量として256キロページ(1ギガバ
イト)を指定していた場合には、Firmware12
1は式1が満たされるか否かを判定することになり、ブ
ート時の正常動作メモリ量が1ギガバイト未満の場合に
はステップ840へ進む。正常動作メモリ量が最低正常
動作メモリ量以上の場合には、ステップ820へ進む。
ステップ820では、Firmware121は、{合
計メモリ量−ブート時の正常動作メモリ量}/ブート時
の正常動作メモリ量が最大比以下か否かを判定し、これ
が最大比以下でなければステップ850に進み、最大比
以下ならばステップ830に進む。合計メモリ量は、図
15における合計メモリ量情報126に格納されている
値が使用され、最大比は、図15における追加メモリ量
と正常動作メモリ量との最大比制限128に格納されて
いる値が使用される。上述の例のように、最大比に4.
0を指定していた場合には、Firmware121は
式2が満たされるか否か、すなわち{合計メモリ量−ブ
ート時の正常動作メモリ量}/ブート時の正常動作メモ
リ量が4.0以下かどうかを判定することになる。最低
正常動作メモリ量制限および最大比制限の両方が満たさ
れた場合のみ、ステップ830に到達する。このステッ
プでは、Firmware121は、追加可能メモリ情
報124に{合計メモリ量−ブート時の正常動作メモリ
量}を格納し、追加可能メモリ情報設定処理を終了す
る。最低正常動作メモリ量制限が満たされなかった場合
に、ステップ840に到達する。このステップでは、F
irmware121は、追加可能メモリ情報124に
0を格納し、追加可能メモリ情報設定処理を終了する。
つまり、Firmware121は、追加されるメモリ
のための主メモリ管理情報21を確保することができな
いと判断し、メモリ追加を禁止する。最低正常動作メモ
リ量制限は満たされるものの、最大比制限が満たされな
かった場合に、ステップ850に到達する。このステッ
プでは、Firmware121は、最大比制限が満た
されるように、追加可能メモリ量を小さくする。具体的
には、Firmware121は{ブート時の正常動作
メモリ量×最大比}を追加可能メモリ情報124に設定
し、終了する。上述の例のように、追加可能メモリ量と
正常動作メモリ量との最大比制限128に4.0を格納
していた場合には、Firmware121は、追加可
能メモリ情報124に、正常動作メモリ量の4.0倍の
値を格納する。
【0079】計算機のその他の部分とのインタフェース
は追加可能メモリ情報124である。よって、計算機の
その他の部分は第1の実施の形態と同一である。
【0080】第3の実施例では(式1)および(式2)
を、追加可能メモリ量と正常動作メモリ量とが満たすべ
き条件式として説明したが、本特許は別の条件式を使用
する場合にも適用可能である。
【0081】
【発明の効果】以上本発明によれば、動作中にメモリを
増設し、かつ増設したメモリを利用することが可能な情
報処理装置を提供することができる。
【0082】さらに、プロセッサに接続されている第1
のメモリの管理領域を予約することにより、増設される
第2のメモリをプロセッサが利用することができるメモ
リ管理方法を提供することができる。
【0083】さらに、予め設定したメモリ量に応じて、
そのメモリ量と実装されているメモリ量との差を増設メ
モリ量とすることができるメモリ管理方法を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である計算機システムの構成
図。
【図2】本発明の一実施例である計算機システムの構成
図。
【図3】本発明の他の実施例である計算機システムの概
略構成図。
【図4】本発明の他の実施例である計算機の構成図。
【図5】図4に示す計算機が行う初期化処理のフローチ
ャート。
【図6】図4に示す計算機が行うメモリ追加処理のフロ
ーチャート。
【図7】図4に示す計算機の主メモリ管理情報の構成
図。
【図8】図4に示す計算機に仮想アドレス制御を適用し
た際のデータ構造図。
【図9】図4に示す計算機が行う領域予約処理のフロー
チャート。
【図10】図4に示す計算機におけるユーザインタフェ
ースを示す画面イメージ。
【図11】第2の実施例における図4に示す計算機の不
揮発性メモリの構成図。
【図12】第2の実施例における図4に示す計算機が行
う領域予約処理のフローチャート。
【図13】第2の実施例における図4に示す計算機が行
う初期化処理のフローチャート。
【図14】第2の実施例における図4に示す計算機が行
う初期化処理中の追加可能メモリ量情報設定のフローチ
ャート。
【図15】第3の実施例における図4に示す計算機の不
揮発性メモリの構成図。
【図16】第3の実施例における図4に示す計算機が行
う構成情報ユーザ指定処理のフローチャート。
【図17】第3の実施例における図4に示す計算機が行
う初期化処理中の追加可能メモリ量情報設定のフローチ
ャート。
【符号の説明】
10:プロセッサ、20:主メモリ、21:主メモリ管
理情報、30:増設通知手段、40:接続管理手段、5
0:接続スイッチ、60:増設主メモリ、70:バス制
御手段、80:バス、120:不揮発性メモリ、12
1:Firmware、122:構成情報、123:実
メモリ情報、124:追加可能メモリ情報、140:二
次記憶装置、141:OS、142:Utility、
143:データ、200:メモリ、210:メモリバス
インタフェース、220:記憶機構、230:ユーザ領
域、240:OS領域、250:資源管理情報
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山内 雅彦 神奈川県海老名市下今泉810番地 株式会 社日立製作所サーバ開発本部内 (72)発明者 石井 保弘 神奈川県海老名市下今泉810番地 株式会 社日立製作所サーバ開発本部内 (72)発明者 佐々木 大介 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町5030番地 株 式会社日立製作所ソフトウェア開発本部内

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1のメモリと、 該第1のメモリ内の情報を処理するプロセッサとを有
    し、電源が投入された状態で第2のメモリを増設するこ
    とができる情報処理装置において、 前記プロセッサと前記第1及び第2のメモリの少なくと
    もいずれかとを接続し、 前記プロセッサに接続された前記第1及び第2のメモリ
    の容量を記憶し、 前記プロセッサと前記第1及び第2のメモリ各々が接続
    されているか否かに関する情報を記憶することを特徴と
    するメモリ管理方法。
  2. 【請求項2】前記情報処理装置に前記第2のメモリが増
    設される場合に、 前記プロセッサは、記憶されたメモリの容量を更新し、 前記プロセッサに接続されたメモリの全容量を記憶する
    ことを特徴とする請求項1記載のメモリ管理方法。
  3. 【請求項3】前記メモリ管理方法はさらに、 前記第1のメモリに、前記第2のメモリを増設するため
    に必要な管理領域を予約し、 前記管理領域を前記第1のメモリに予約するための情報
    を保持し、 前記プロセッサが、該保持された情報をもとに前記管理
    領域を更新することにより、前記プロセッサが前記第2
    のメモリを利用可能にすることを特徴とする請求項1ま
    たは2記載のメモリ管理方法。
  4. 【請求項4】前記メモリ管理方法はさらに、 前記増設される第2のメモリの容量を記憶する際に、前
    記第2のメモリの容量に対して必要な前記第1のメモリ
    に予約する管理領域の容量および増設可能なメモリ量を
    算出し、 該算出したメモリ量を増設メモリ量として設定すること
    を特徴とする請求項3記載のメモリ管理方法。
  5. 【請求項5】前記メモリ管理方法はさらに、 前記増設する第2のメモリのメモリ量に基づいて、前記
    第1のメモリの管理領域を予約することを特徴とする請
    求項3または4記載のメモリ管理方法。
  6. 【請求項6】前記メモリ管理方法はさらに、 前記算出した増設可能なメモリ量の範囲内の所定のメモ
    リ量を入力させるよう表示し、 該入力されたメモリ量を増設メモリ量として設定するこ
    とを特徴とする請求項4または5記載のメモリ管理方
    法。
  7. 【請求項7】前記メモリ管理方法はさらに、 前記第2のメモリの増設を行うために必要な管理領域を
    前記第1のメモリに予約するための情報を保持し、 前記第2のメモリが増設された場合に前記情報処理装置
    を起動するために必要なメモリ量を保持することを特徴
    とする請求項3から6いずれかの項記載のメモリ管理方
    法。
  8. 【請求項8】前記メモリ管理方法はさらに、 前記第2のメモリが増設される前に前記情報処理装置を
    起動するために必要なメモリ量と、前記第2のメモリが
    増設された場合に前記情報処理装置を起動するために必
    要なメモリ量とを比較し、 前記第2のメモリが増設された場合に前記情報処理装置
    を起動するために必要なメモリ量の方が大きい場合には
    前記第2のメモリの増設を無効にすることを特徴とする
    請求項4から7いずれかの項記載のメモリ管理方法。
  9. 【請求項9】前記メモリ管理方法はさらに、 前記前記第2のメモリが増設される前に前記情報処理装
    置を起動するために必要なメモリ量と、前記第2のメモ
    リが増設された場合に前記情報処理装置を起動するため
    に必要なメモリ量とを比較し、 前記第2のメモリが増設された場合に前記情報処理装置
    を起動するために必要なメモリ量の方が大きい場合に
    は、 前記第2のメモリが増設された場合に前記情報処理装置
    を起動するために必要なメモリ量が、前記前記第2のメ
    モリが増設される前に前記情報処理装置を起動するため
    に必要なメモリ量よりも小さくなるように前記第2のメ
    モリのメモリ量の一部を前記情報処理装置に増設させる
    ことを特徴とする請求項4から7いずれかの項記載のメ
    モリ管理方法。
  10. 【請求項10】前記メモリ管理方法はさらに、 前記情報処理装置の動作中に増設可能なメモリ量を表示
    することを特徴とする請求項4から9いずれかの項記載
    のメモリ管理方法。
  11. 【請求項11】前記メモリ管理方法はさらに、 前記情報処理装置の動作中に増設したメモリ量を表示す
    ることを特徴とする請求項4から10いずれかの記載の
    メモリ管理方法。
  12. 【請求項12】第1のメモリを含む情報処理装置に第2
    のメモリを増設する場合のメモリ管理方法であって、 前記情報処理装置におけるトータルメモリ量を設定し、 前記情報処理装置起動時に、前記情報処理装置に実装さ
    れているメモリの実装メモリ量を算出し、 前記トータルメモリ量に基づいて、メモリ管理領域を前
    記第1のメモリに確保し、 前記実装メモリに対する管理情報を設定し、 前記情報処理装置の動作中に行う前記第2のメモリ増設
    に応じて、前記トータルメモリ量と前記実装メモリ量と
    の差を増設メモリ量として算出し、 前記増設メモリ量に対するメモリ管理情報を前記第1の
    メモリに設定することを特徴とするメモリ管理方法。
  13. 【請求項13】第1のメモリを含む情報処理装置に第2
    のメモリを増設する場合に、 増設するメモリ量に対して必要な前記第1のメモリに予
    約する管理領域の容量を算出するステップと、 前記情報処理装置動作中に増設可能なメモリ量を算出す
    るステップと、 増設するメモリ量を設定するステップと、からなるプロ
    グラムを記憶した記憶媒体。
  14. 【請求項14】請求項13の記憶媒体はさらに、 前記算出した情報処理装置動作中に増設可能なメモリ量
    の上限値と下限値を表示するステップと、 その上限値と下限値の間の値を選択させるステップと、 該選択された値をメモリ増設量として設定するステップ
    とからなるプログラムを記憶した記憶媒体。
  15. 【請求項15】第1のメモリと、 該第1のメモリ内の情報を処理するプロセッサとを有
    し、電源が投入された状態で第2のメモリを増設するこ
    とができる情報処理装置であって、 前記プロセッサと前記第1及び第2のメモリの少なくと
    もいずれかとを接続する接続手段と、 前記プロセッサに接続された前記第1及び第2のメモリ
    の容量を記憶する第1の記憶手段と、 前記プロセッサと前記第1及び第2のメモリ各々が接続
    されているか否かに関する情報を記憶する第2の記憶手
    段とを有することを特徴とする情報処理装置。
  16. 【請求項16】前記情報処理装置はさらに、 前記第1のメモリに、前記第2のメモリを増設するため
    に必要な管理領域を前記第1のメモリに予約するための
    情報を保持する保持手段を備え、 前記プロセッサは、前記管理領域を予約し、かつ該保持
    された情報をもとに前記管理領域を更新することによ
    り、前記プロセッサが前記第2のメモリを利用可能にす
    ることを特徴とする請求項15記載の情報処理装置。
  17. 【請求項17】前記プロセッサはさらに、 前記増設される第2のメモリの容量を記憶する際に、前
    記第2のメモリの容量に対して必要な前記第1のメモリ
    に予約する管理領域の容量および増設可能なメモリ量を
    算出し、 該算出したメモリ量を増設メモリ量として設定すること
    を特徴とする請求項15または16記載の情報処理装
    置。
  18. 【請求項18】前記プロセッサはさらに、 前記第2のメモリが増設される前に前記情報処理装置を
    起動するために必要なメモリ量と、前記第2のメモリが
    増設された場合に前記情報処理装置を起動するために必
    要なメモリ量とを比較し、 前記第2のメモリが増設された場合に前記情報処理装置
    を起動するために必要なメモリ量の方が大きい場合には
    前記第2のメモリの増設を無効にすることを特徴とする
    請求項15から17いずれかの項記載の情報処理装置。
  19. 【請求項19】前記プロセッサはさらに、 前記前記第2のメモリが増設される前に前記情報処理装
    置を起動するために必要なメモリ量と、前記第2のメモ
    リが増設された場合に前記情報処理装置を起動するため
    に必要なメモリ量とを比較し、 前記第2のメモリが増設された場合に前記情報処理装置
    を起動するために必要なメモリ量の方が大きい場合に
    は、 前記第2のメモリが増設された場合に前記情報処理装置
    を起動するために必要なメモリ量が、前記前記第2のメ
    モリが増設される前に前記情報処理装置を起動するため
    に必要なメモリ量よりも小さくなるように前記第2のメ
    モリのメモリ量の一部を前記情報処理装置に増設させる
    請求項15から17いずれかの項記載の情報処理装置。
  20. 【請求項20】電源が投入された状態でメモリを増設す
    ることができる情報処理装置であって、 第1のメモリと、 該第1のメモリ内の情報を処理するプロセッサと、 前記情報処理装置におけるトータルメモリ量を設定する
    設定手段とを備え、 前記プロセッサは、 前記情報処理装置の起動に応じて、 前記情報処理装置に実装されているメモリの実装メモリ
    量を算出し、 前記トータルメモリ量に基づいて、メモリ管理領域を前
    記第1のメモリに確保し、 前記実装メモリに対するメモリ管理情報を前記第1のメ
    モリに設定し、 かつ、前記情報処理装置の動作中に行う前記第2のメモ
    リ増設に応じて、 前記トータルメモリ量と前記実装メモリ量との差を増設
    メモリ量として算出し、 前記増設メモリ量に対するメモリ管理情報を前記第1の
    メモリに設定することを特徴とする情報処理装置。
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