JP2005056404A - 更新されたシステム局所性情報をランタイム中に提供する方法および装置 - Google Patents

更新されたシステム局所性情報をランタイム中に提供する方法および装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 ランタイム中にシステム局所性情報を収集し、動的に更新する方法および装置を提供する。
【解決手段】 本発明は、オペレーティングシステムに提供するシステム局所性情報をブート時に収集する。システム局所性情報は、統合された処理システム内の装置間の距離を記述する。次に、統合された処理システム内の装置間の距離を潜在的に変更する可能性があるトリガイベントが発生したことをオペレーティングシステムに通知する。この通知を受け取ると、オペレーティングシステムは、ランタイム中に、更新されたシステム局所性情報を提供するアドバンストコンフィグレーションアンドパワーインタフェース(ACPI)制御メソッドを呼び出して、トリガイベント発生後の、統合された処理システム内の装置間の距離の変化を反映する。
【選択図】図3

Description

本発明は、包括的にコンピュータシステムに関し、特にマルチプロセッサシステムの更新されたシステム局所性情報を動的に提供するシステムおよび方法に関する。
本願は、2003年8月5日出願の、Dong Weiによる「System Locality Information Runtime Update on Itanium Processor Family Systems」と題する米国仮出願第60/493,028号からの優先権を請求するものである。
さらに、本願は、2001年4月25日に出願され、本発明と同じ譲受人に譲渡された、発明者:Larry McMahan、Steven Roth、James Kleeb、およびGuy Kuntzによる「Allocating computer resources for efficient use by a program」と題する米国非仮出願第09/842,269号に関連する。
最近のコンピュータシステムはますます大型かつ複雑になっている。
大型コンピュータシステムの一例は、対称型多重処理(SMP)アーキテクチャに基づいたマルチプロセッサ・マルチノードシステムである。
従来技術の図1に、SMPをベースとしたシステムの一例を示す。
従来技術の図1に示すように、典型的なSMPシステム100は、メモリ104へのアクセスに同じバス102を共有する複数のCPU(たとえば、CPU0、CPU1、CPU2、CPU3)を備えることができる。
本例では、CPUはL3キャッシュ106および入出力(I/O)モジュール108も共有する。
SMPをベースとしたシステムは、比較的少数のCPUの場合にはうまく機能する。
しかし、システムが多数の(たとえば、12基の)CPUを備える場合、共有されるバス102に問題が生じる。
SMPアーキテクチャを使用するシステムの制約を克服するように設計された代替のアーキテクチャは、非均等メモリアクセスシステム、またはNUMAである。
従来技術の図2に、NUMAをベースとしたシステムアーキテクチャの一例を示す。
図2に示すように、このNUMAベースアーキテクチャの例では、システム200中の各ノードは単純に4プロセッサSMPシステム(たとえば、CPU202〜208およびCPU210〜216)である。
ノード中の各CPUはL1およびL2キャッシュ(ここに示さず)を備え、L3キャッシュ218または220、およびメモリ222または224を共有する。
さらに、各ノード226〜228内のCPUは、I/O装置2230または232、およびリモートキャッシュ234または236を共有することができる。
ノードは、システム内のあらゆるバイトが各CPUから同じ距離を有するメモリの領域である。
ノードのより一般的な定義は、同じバス上に物理的に配置されたブロックメモリCPU、および装置等である。
定義上、NUMAベースのシステムでは、メモリの領域によっては、他の領域よりも長いアクセス時間を要するものがある。
これは、現在実行中のプロセスに関して、このプロセス中に使用される可能性がある、メモリまたは装置のいくつかのエリアに格納されているデータが、他のノードに常駐することによるものである場合がある。
したがって、他のノードまたはバス上に常駐するシステムのこういった部分はリモートと称される。
これに対応して、同じバス上に常駐するシステムのエリアはローカルであると称される。
システム構成要素間の距離の概念は、ホップ、待ち時間、および帯域幅を含め、様々な測定基準で求めることができる。
パラメータ「距離」は、本文書ではシステム局所性情報と呼ばれることもある。
アドバンストコンフィグレーションアンドパワーインタフェース(ACPI)仕様は、装置およびシステム全体両方の、頑健なオペレーティングシステム(OS)向けのマザーボードデバイスの構成および電力管理を可能にする業界共通のインタフェースを確立するために開発された。
ACPIは、オペレーティングシステム向けのコンフィグレーションアンドパワーマネジメント(OSPM)の鍵となる要素である。
アドバンストコンフィグレーションアンドパワーインタフェース(ACPI)仕様バージョン1.0bは、システムがSMPアーキテクチャに基づき、したがってオペレーティングシステム(OS)に、OSが実行されているシステムについての局所性情報を提供しないと想定している。
したがって、OSはNUMAベースのシステム上にあってもSMPアーキテクチャを想定する必要がある。
ACPIバージョン2.0bの導入に伴い、_PXM制御メソッドを通して、いくらか追加の近接性指示が提供された。
しかし、_PXMメソッドは、OSPMに対して、特定の装置モジュールが「近い」ことしか示さない。
装置モジュール間の相対的な距離(たとえば、メモリ待ち時間)についての記述はない。
Microsoft(登録商標)は、SRAT(システムリソースアフィニティテーブル)と呼ばれる静的なデータ構造を設計した。
これは、システムファームウェアの、OSへのハンドオフ時に、近接性、すなわち装置が近いか否かについて寸描を提供する。
しかし、_PXM制御メソッドのように、相対距離情報は伝達されない。
したがって、現在のインタフェース(たとえば、プラグアンドプレイインタフェース)の制約を引き延ばす新しいシステムアーキテクチャが構築されるに伴い、NUMA等、新しいシステムアーキテクチャをより頑健、かつ潜在的により効率的に取り扱うことができ、OSがシステムパフォーマンスを最適化できるようにするACPIベースの機構が必要である。
本発明の実施形態は、ランタイム中にシステム局所性情報を収集し、動的に更新する方法および装置を提供する。
方法の一実施形態では、本発明は、オペレーティングシステムに提供するシステム局所性情報をブート時に収集する。
システム局所性情報は、統合された処理システム内の装置間の距離を記述する。
次に、統合された処理システム内の装置間の距離を潜在的に変更する可能性があるトリガイベントが発生したことをオペレーティングシステムに通知する。
この通知を受け取ると、オペレーティングシステムは、ランタイム中に、更新されたシステム局所性情報を提供するアドバンストコンフィグレーションアンドパワーインタフェース(ACPI)制御メソッドを呼び出して、トリガイベント発生後の、統合された処理システム内の装置間の距離の変化を反映する。
本願に組み込まれるとともに、本願の一部をなす添付図面は、本発明の実施形態を示し、説明と併せて本発明の原理を説明する役割を果たす。
記載がない限り、本説明で参照する図面は、一定の比率で拡大縮小して描かれたものではないことを理解されたい。
本発明は、統合された処理システム内の装置間の距離を記述する更新されたシステム局所性情報をオペレーティングシステム(OS)に提供する完全なソリューション(ブート時寸描およびランタイム更新機構)を提供する。
更新されたシステム局所性情報を使用して、OSはシステムのパフォーマンスを最適化することができる。
ACPI仕様は、装置およびシステム全体両方の、頑健なオペレーティングシステム(OS)向けのマザーボードデバイス構成および電力管理を可能にする業界共通のインタフェースを提供する。
ACPIはOSPMにおける鍵となる要素である。
ACPIは、電力管理をOSに移し、OSとハードウェアの間の抽象インタフェース(ACPI)を使用して上に述べた主要な目標を達成する手段を提供する。
ここで、ACPIは、ソフトウェア要素およびハードウェア要素の両方から構成されるインタフェース仕様である。
ACPIは、パワーマネジメントBIOSコード、アドバンストパワーマネジメント(APM)アプリケーションプログラムインタフェース(API)、PNPBIOS API、マルチプロセッサ仕様(MPS)テーブル等の既存の集まりから、明確に規定されたパワーマネジメントアンドコンフィグレーションインタフェース仕様に進化した。
ACPIは、既存の(レガシー)ハードウェアからACPIハードウェアに順序立てて遷移する手段を提供し、ACPIおよびレガシー機構の両方が1つのマシンに存在し、必要に応じて使用できるようにする。
さらに、ACPIは、OSPMの実施にあたり鍵となる要素である。
ACPI規定のインタフェースは、ハードウェアおよびソフトウェアのベンダーによるACPI互換(したがって、OSMP互換)の実施態様の構築を促すような広い適合性を意図している。
ACPI互換のシステムアーキテクチャの例として、SMPおよびNUMAベースのシステムを挙げることができる。
上に述べたように、SRATと呼ばれる静的データ構造が、システムファームウェアの、オペレーティングシステムへのハンドオフ時に、システムの近接性パラメータの寸描を提供する。
SRATデータ構造は、装置が互いに近い、すなわち近接しているか否かを記述するだけである。
2つの装置が両方とも第3の装置から離れていると記述されている場合、それらのうちの一方が他方よりも第3の装置から離れているか否かを示す情報は提供されない。
したがって、SRAT構造は、OSPM最適化を完全に実現するのに十分に、NUMAベースのシステムのトポロジを記述しない。
静的SRATテーブルは、オペレーティングシステムが_PXM制御メソッドを呼び出したときに更新することができる。
_PXMは、ACPIバージョン2.0bにおいて導入された、システムの近接性指示をいくらか提供するACPI制御メソッドである。
このオプションのACPIオブジェクトは、マシン内の近接性範囲を記述するために使用される。
_PXMは、呼び出されると、特定の近接性範囲に属するものとして装置を識別する整数値を返す。
OSは、同じ近接性範囲中の2つの装置は硬く結合されていると想定する。
OSは、これに基づいて振る舞いを最適化することを選択することができる。
しかし、先に述べたように、SRATおよび_PXMはシステム中の装置の間の近いか遠いかの関係しか提供しない。
したがって、いずれによっても相対距離情報は伝達されない。
その結果、NUMAアーキテクチャに基づくシステムは、SRAT構造および_PXM制御メソッドによって提供されるデータを使用して、完全に最適化された様式で実行されない場合がある。
NUMAベースのシステムに適用することが可能な、システム局所性情報テーブルまたはSLITと称する静的データ構造が開発されている。
SLITは、すべてのプロセッサ、メモリコントローラ、およびホストブリッジの間の距離を記述する。
各モジュールには、SMPノードと等価である特定の局所性が関連付けられる。
SLITは、ノード間の距離単位を与える。
距離単位は、SMPまたはノード内距離に関連する。
静的SLITは、システムファームウェアの、OSへのハンドオフ時のシステム局所性情報の寸描を提供する。
SLITテーブルについては、2001年4月25日出願の、Larry McMahan他による「Allocating computer resources for efficient use by a program」と題する米国特許出願第09/842,969号にさらに詳細に説明されており、これは背景資料として参照により本明細書に援用される。
図3は、本発明の一実施形態による例示的なSLIT300を示す。
このテーブルはすべてのプロセッサ、メモリコントローラ、およびホストブリッジの間の距離単位を与える。
各モジュールには、SMPノードと等価である特定の局所性が関連付けられる。
図3に示すように、SLIT300は距離行列に対応するエントリを含み、行列の行iは、局所性iからあらゆる局所性(それ自体を含む)への距離を示す。
SLIT300は「局所性」と呼ばれるフィールドを含む。
各局所性の局所性インデックスの範囲は0から局所性−1である。
SLIT300は、距離の行列として見ることができる。
SLIT300はノード間の距離単位を与える。
距離単位はSMPノード内距離に関連する。
一実施形態では、SMP距離は任意に10の値を有する。
SLIT300の一実施例では、SLIT300中の各エントリは1バイトの符号のない整数である。
局所性iから局所性jまでの距離を得るには、値i(局所性)+jが計算される(SLIT300から読み取られる)。
局所性からそれ自体までの距離を除き、各距離は行列中に2回格納される。
行列の対角要素である、局所性からそれ自体までの距離(SMP距離である)にはすべて、任意の値10が与えられる。
非対角要素の距離はSMP距離に相対してスケーリングされるため、たとえば、局所性iから局所性jまでの距離がSMP距離の2.4倍である場合、24の値がテーブルエントリ(セル)i(局所性)+jおよびj(局所性)+iに格納されることになる。
局所性が別の局所性から到達不可能な場合、255の値(0xFF)が対応するテーブルエントリに格納されることになる。
0〜9の値が確保される。
SLIT300は、OSがNUMAベースのシステム上でパフォーマンスを最適化するのを助ける有意なステップである。
しかし、今日構築されている新しいシステムは可用性が高く、ユーザがシステムをシャットダウンする必要なく、作業負荷を再平衡化する、またはオンラインでの装置の交換および/または構成解除を実行できるようにしている。
こういった動的オンライン再構成に直面した場合、SLITデータは古くなり、もはや有用ではなくなる可能性がある。
新しいモジュール/局所性が追加される可能性があるのみならず、モジュール/局所性間の既存の相対距離が、システムセルまたは装置の追加または削除により変更されている可能性もある。
図4は、本発明の一実施形態によるシステム局所性情報を更新する方法のフローチャートである。
図4に示すように、最初のステップ402において、システム局所性情報がブート時に収集され、オペレーティングシステムに提供される。
ブート時に、ファームウェアがシステムの制御をオペレーティングシステムにハンドオフする場合、OSが、ファームウェアによって収集されたシステム局所性情報を、格納およびそれ以降の使用のために、SLITデータ構造と同様のデータベースにおいて受け取る。
本発明の実施形態によれば、ファームウェアインタフェース構造は、ハードウェアとオペレーティングシステムの間のインタフェースとしての役割を果たし、これら2つの間の通信およびデータ転送に役立つ。
したがって、ファームウェアインタフェース構造を使用して、システム局所性情報をオペレーティングシステムに通信する。
ACPI規格に基づく本発明の一実施形態では、システム局所性情報インタフェース構造はSLITである。
SLITは、非SMPベースのシステムアーキテクチャに対応するACPI構造である。
図4を参照すると、ステップ404において、イベントの発生を検出することができる。
ブート時に収集されたシステム局所性情報に影響する可能性のある関心イベントとしては、オンラインでの装置またはセルの追加(ホットプラグ)、オンラインでの削除、およびシステムの動的な再構成が挙げられる。
動作406において、SLIT中の、ブート時に収集されたシステム局所性情報を潜在的に変更する可能性があるトリガイベントの発生がオペレーティングシステムに通知される。
本発明の一実施形態では、オンラインでの追加の場合、ファームウェアが、装置オブジェクトに対して行われるバスチェック通知を使用してOSに通知し、トリガイベントが発生したことをOSに示す。
オンラインでの削除の場合、イジェクト要求通知によりOSに通知される。
最後に、システムの動的な再構成の場合、プラットフォーム(ファームウェア)がSLI更新通知をOSに送り、動的な再構成が行われたことを示すことができる。
SLIT中のデータはブート時に収集されて、オペレーティングシステムに提供されただけであるため、統合されたシステム中のモジュールまたはセルの相対距離に影響するイベントが発生した後、システム局所性情報が古くなるのを防ぐために、データを更新する機構が必要である。
動作408において、トリガイベントがオンラインでの装置の追加、すなわちホットプラグであった場合、OSは、ファームウェアにより行われる、通知されたポイントから開始してデバイスツリーに対して再列挙動作(一実施形態ではプラグアンドプレイ再列挙)を実行する必要があることをOSに示すバスチェック通知を受け取る。
したがって、OSは追加された局所性に関連するすべての_SLI制御メソッドを呼び出す。
デバイスツリーは、名前の付いたオブジェクトを収容する、OSにより制御されるメモリ中の階層ツリー構造であるACPI名前空間を参照する。
これらオブジェクトは、データオブジェクト、制御メソッドオブジェクト、バス/デバイスパッケージオブジェクト等であることができる。
OSは、ACPI BIOSに常駐するACPIテーブルから定義ブロックをロードかつ/またはアンロードすることにより、ランタイム時に名前空間の内容を動的に変更する。
ACPI名前空間中の情報はすべて、差別化定義ブロックおよび1つまたは複数の他の定義ブロックを収容する差別化システム記述テーブル(DSDT)から来る。
再び動作408を参照すると、バスチェック通知を受け取った後、オペレーティングシステムは、更新されたシステム局所性情報を得るために、追加された局所性に関連するACPI制御メソッドを呼び出すことができる。
一実施形態では、呼び出される制御メソッドは、追加された局所性に関連する_SLIオブジェクトである。
本発明の一実施形態では、新たに収集されたシステム局所性情報を使用して、影響を受ける局所性に対応するセル中の既存の値を置き換えることができる。
代替の一実施形態では、新しいシステム局所性情報を受けて行を追加または削除することにより、OSデータベースに格納されているSLITのイメージを変更することができる。
さらに別の実施形態では、システム局所性情報の変更に応答して、まったく新しいSLITを作成してもよい。
しかし、各トリガイベント後にSLIT全体を再度作成すると、大量の処理資源を不必要に消費することになる可能性がある。
再び図4を参照すると、動作410において、オンラインでの削除の場合、イジェクト要求通知を使用してOSに通知され、プラグアンドプレイイジェクション動作を実行する必要があることをOSに知らせる。
したがって、イジェクト要求通知に応答して、OSは、内部データ構造から除去されたモジュールに対応するシステム局所性情報を除去する必要がある。
動作412において、動的な再構成の場合、プラットフォームがSLI更新通知を局所性に送り、通知されたポイントから開始して、デバイスツリー上の局所性に関連する_SLIオブジェクトを呼び出す必要があることをOSに示すことができる。
SLI更新は、ACPI仕様に従った制御メソッドであり、一実施形態では、動的な再構成が行われたことをOSに通知するにあたり使用することができる。
SLI更新通知を受け取ると、OSは、通知されたポイントから開始して、デバイスツリー上の局所性に関連する_SLIオブジェクトを呼び出すことができる。
したがって、動作408、410、または412のいずれか1つを実行することにより、OSは、ホットプラグ、オンラインでの削除、または動的な再構成それぞれの結果として影響を受けるシステム局所性情報を更新することができる。
図5は、本発明の一実施形態によるシステム局所性情報を更新するシステムのブロック図である。
システム局所性更新システム500は、SLIT作成器502、SLIT更新器504、およびトリガイベント検出器506を備える。
イベントが発生すると、トリガイベント検出器506がファームウェア512から、SLIT構造を使用してOS510に提供されたシステム局所性情報を潜在的に変更する可能性のあるイベントが発生したことを示す入力を受け取る。
一実施形態では、システム局所性情報またはデータはシステムブート時に収集され、このデータは、SLIT等の構造化フォーマットでOS510に提供される。
一実施形態では、SLITはSLIT作成器502により作成される。
トリガイベント検出器506は、トリガイベントの発生をOS510に示す。
一実施形態では、OS510に送られるメッセージのタイプによって検出されるトリガイベントのタイプがOS510に通知される。
一実施形態では、オンラインでの追加の場合、ファームウェアが、トリガイベント検出器506を通してバスチェック通知をOS510に送る。
オンラインでの削除の場合、ファームウェアは、トリガイベント検出器506を通してイジェクト要求通知をOS510に送ることができる。
システムの動的な再構成の場合、ファームウェアは、トリガイベント検出器を通してSLI更新通知をOS510に送ることができる。
本発明の一実施形態では、トリガイベント発生通知を受け取ると、OS510はSLIT更新器504に、指示がトリガされたデバイスツリー上のポイントから開始して、新しいシステム局所性情報を収集するように指示することができる。
一実施形態では、オンラインでの追加の場合、OSはプラグアンドプレイ再列挙を実行し、_SLI制御メソッドを呼び出すことにより、影響を受けたモジュールまたはセルについてのシステム局所性情報を更新するようにSLIT更新器504に指示する。
_SLI制御メソッドは、各局所性iに関連付けることができ、影響を受けた局所性の距離を収容したバッファを返すオプションのACPIオブジェクトである。
一実施形態では、_SLI制御メソッドは、_PXMがシステム局所性を記述し、_SLIが局所性間の相対距離情報を提供するという点で_PXM制御メソッドに結び付けることができる。
代替の一実施形態では、SLIT更新器504によって提供される新しいシステム局所性情報を使用し、SLIT作成器502を通して新しいSLITを再度作成し、変更された、または新しいSLITがOS510に提供される。
オンラインでの削除を検出した場合、OS510は、プラグアンドプレイイジェクション動作を実行して、除去された局所性についてのシステム局所性情報を内部データ構造から除去するようにSLIT更新器504に指示する。
システムの動的な再構成の場合、OS510は、_SLI制御メソッドを呼び出し、影響を受けたモジュール、装置、またはセルに関連するシステム局所性情報を収集することにより、更新動作を実行するようにSLIT更新器504に指示することができる。
本発明の各種実施形態の教示により、非SMPベースのシステムアーキテクチャのシステム局所性情報を収集し、オンラインで更新することが可能になる。
本発明の特定の実施形態の上記説明は、例示および説明を目的として提示されたものである。
網羅的である、すなわち本発明を開示された厳密な形態に限定する意図はなく、上記教示を鑑みて多くの変更および変形が可能である。
実施形態は、本発明の原理およびその実際の適用について最良に説明するために選択され説明されたものであり、それによって当業者が、意図する特定の用途に適するように各種変更を行って本発明および各種実施形態を最良に利用できるようにする。
本発明の範囲は添付の特許請求の範囲およびその等価物によって規定されることを意図する。
SMPベースのシステムアーキテクチャの一例を示す(従来技術)。 NUMAベースのシステムアーキテクチャの一例を示す(従来技術)。 本発明の一実施形態による例示的なSLITテーブルを示す。 図4は、本発明の一実施形態によるシステム局所性情報を更新する方法のフローチャートである。 本発明の一実施形態によるシステム局所性情報を更新するシステムのブロック図である。
符号の説明
100・・・SMPシステム、
104・・・メモリ、
106・・・L3キャッシュ、
218,220・・・L3キャッシュ、
222,224・・・メモリ、
234,236・・・リモートキャッシュ、
502・・・SLIT作成器、
504・・・SLIT更新器、
506・・・トリガイベント検出器、
510・・・オペレーティングシステム、

Claims (10)

  1. ランタイム中に、更新されたシステム局所性情報(300)(SLI)を提供する方法であって、
    ブート時に、オペレーティングシステムに提供する統合された処理システム内の装置間の距離を記述したシステム局所性情報(300)を収集すること(402)と、
    前記システム局所性情報(300)を潜在的に変更するトリガイベントが発生したことを前記オペレーティングシステムに通知すること(406)と、
    前記オペレーティングシステムからの要求を受けて、ランタイム中に、更新されたシステム局所性情報(300)を前記オペレーティングシステムに提供することであって、前記更新されたシステム局所性情報(300)は、前記トリガイベント(506)の発生後の前記統合された処理システム内の装置間の距離を反映していることと
    を含む更新されたシステム局所性情報を提供する方法。
  2. システム局所性情報(300)テーブル(SLIT)を作成すること(502)
    をさらに含み、
    該SLIT(300)には、ブート時に収集された装置の距離が入っている
    請求項1記載の更新されたシステム局所性情報を提供する方法。
  3. 前記オペレーティングシステムに前記追加を通知することは、前記SLIT(300)を更新させるプロセス(504)を、前記オペレーティングシステムに呼び出させる
    請求項2記載の更新されたシステム局所性情報を提供する方法。
  4. 前記SLIT(300)の前記更新のデータは、アドバンストコンフィグレーションアンドパワーインタフェース(ACPI)オブジェクトの呼び出しを受けて、前記オペレーティングシステムに提供される
    請求項3記載の更新されたシステム局所性情報を提供する方法。
  5. 前記ACPIオブジェクトは_SLIである
    請求項4記載の更新されたシステム局所性情報を提供する方法。
  6. 前記トリガイベントは、装置のオンライン追加に基づく(408)
    請求項1記載の更新されたシステム局所性情報を提供する方法。
  7. 前記オンライン追加の前記通知は、バスチェック通知を通してのものである(408)
    請求項6記載の更新されたシステム局所性情報を提供する方法。
  8. 前記トリガイベント(506)は、プロセッサ装置のオンライン削除に基づく(410)
    請求項1記載の更新されたシステム局所性情報を提供する方法。
  9. 前記オンライン削除の前記通知は、イジェクト要求通知を通してのものである(410)
    請求項8記載の更新されたシステム局所性情報を提供する方法。
  10. 前記トリガイベントは、前記統合された処理システムのオンライン再構成に基づき(412)、
    該オンライン再構成は、前記統合された処理システム内の装置間の距離に影響する
    請求項1記載の更新されたシステム局所性情報を提供する方法。
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