JPH11272312A - サーボ装置 - Google Patents
サーボ装置Info
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- JPH11272312A JPH11272312A JP10078806A JP7880698A JPH11272312A JP H11272312 A JPH11272312 A JP H11272312A JP 10078806 A JP10078806 A JP 10078806A JP 7880698 A JP7880698 A JP 7880698A JP H11272312 A JPH11272312 A JP H11272312A
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- servo
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 プログラマブルコントローラとモーションコ
ントローラとが2ポートRAMを介して接続されたサー
ボ装置において出力装置をサーボモータの動作に同期さ
せる。 【解決手段】 プログラマブルコントローラ本体201
により入出力装置112の出力装置に対する動作指示が
2ポートRAM107に書き込まれ、モーションコント
ローラ本体202が2ポートRAM107にこの動作指
示が格納されていると判定すると、モーションコントロ
ーラ本体202はサーボモータ114の位置が予め設定
されている範囲にある間この出力装置を動作させる信号
を出力する。
ントローラとが2ポートRAMを介して接続されたサー
ボ装置において出力装置をサーボモータの動作に同期さ
せる。 【解決手段】 プログラマブルコントローラ本体201
により入出力装置112の出力装置に対する動作指示が
2ポートRAM107に書き込まれ、モーションコント
ローラ本体202が2ポートRAM107にこの動作指
示が格納されていると判定すると、モーションコントロ
ーラ本体202はサーボモータ114の位置が予め設定
されている範囲にある間この出力装置を動作させる信号
を出力する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プログラマブルコ
ントローラとモーションコントローラとサーボ制御装置
とを有するサーボ装置に関するものである。
ントローラとモーションコントローラとサーボ制御装置
とを有するサーボ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は従来のサーボ装置のハードウェア
構成を示す図である。図において、100はサーボ装置
本体、101はプログラマブルコントローラ本体(以後
PC本体と呼ぶ)、102はモーションコントローラ、
103はCPU、104はROM、105はRAM、1
06はインターフェースである。PC本体101は、C
PU103、ROM104、RAM105、および、イ
ンターフェース106より構成されている。107は2
ポートRAM、108はCPU、109はROM、11
0はRAM、111はインターフェースである。モーシ
ョンコントローラ102は2ポートRAM107、CP
U108、ROM109、RAM110、および、イン
ターフェース111から構成されている。モーションコ
ントローラ本体(以後、MC本体と呼ぶ)は、モーショ
ンコントローラ102から2ポートRAM107を取り
除いた部分である。112はインターフェース106に
接続された入出力装置であり、この入出力装置112に
はスイッチ等の入力装置と、コイルやランプ等の出力装
置と、が通常それぞれ複数存在している。113はイン
ターフェース111に接続されているサーボ制御装置、
114はサーボ制御装置113により駆動されるモー
タ、例えば、サーボモータである。2ポートRAM10
7はCPU103からもCPU108からもアクセスが
可能である。
構成を示す図である。図において、100はサーボ装置
本体、101はプログラマブルコントローラ本体(以後
PC本体と呼ぶ)、102はモーションコントローラ、
103はCPU、104はROM、105はRAM、1
06はインターフェースである。PC本体101は、C
PU103、ROM104、RAM105、および、イ
ンターフェース106より構成されている。107は2
ポートRAM、108はCPU、109はROM、11
0はRAM、111はインターフェースである。モーシ
ョンコントローラ102は2ポートRAM107、CP
U108、ROM109、RAM110、および、イン
ターフェース111から構成されている。モーションコ
ントローラ本体(以後、MC本体と呼ぶ)は、モーショ
ンコントローラ102から2ポートRAM107を取り
除いた部分である。112はインターフェース106に
接続された入出力装置であり、この入出力装置112に
はスイッチ等の入力装置と、コイルやランプ等の出力装
置と、が通常それぞれ複数存在している。113はイン
ターフェース111に接続されているサーボ制御装置、
114はサーボ制御装置113により駆動されるモー
タ、例えば、サーボモータである。2ポートRAM10
7はCPU103からもCPU108からもアクセスが
可能である。
【0003】次に、この従来装置の動作を説明する。P
C本体101のRAM105にはラダープログラムにも
とづくシーケンスプログラムが予め格納されている。P
C本体101のCPU103は、入出力装置112から
の入力データをRAM105に書き込む。CPU103
はROM104に格納されているシステムプログラムを
用いてRAM105に格納されているシーケンスプログ
ラムを解読し入出力装置112からの入力データのO
N、OFF情報を参照しながら実行する。その結果発生
した入出力装置112に出力すべき出力データはインタ
ーフェース106を介して入出力装置112に出力し、
MC本体側で必要なプログラムの起動指令等の指令デー
タは2ポートRAM107に書き込む。MC本体のRA
M110には予め複数の位置決めプログラムが格納され
ており、2ポートRAMに位置決めプログラムの起動指
令が格納されていると、CPU108はこの起動指令に
より指定された位置決めプログラムを起動する。位置決
めプログラムが起動されると、ROM109に格納され
ているシステムプログラムを用いて位置決めプログラム
が解読されながら実行され、指令軌跡の作成や加減速処
理等が行われ、作成された位置指令が所定の制御周期で
サーボ制御装置113に出力される。サーボ制御装置1
13は、サーボモータ114の位置および速度を検出す
る位置速度検出手段(図示せず)からの現在位置信号お
よび現在速度信号と、MC本体からの位置指令および速
度指令と、にもとづきサーボモータ114に対してフィ
ードバック制御を行う。一方、MC本体からPC本体1
01に伝えるべきデータは2ポートRAM107に書き
込み、PC本体101のCPU103により読み取られ
るのを待つ。以上のように、PC本体101とMC本体
との間のデータ授受は、ハードウェアによるアービトレ
ーション機能を有する2ポートRAMを介して非同期で
行なわれている。
C本体101のRAM105にはラダープログラムにも
とづくシーケンスプログラムが予め格納されている。P
C本体101のCPU103は、入出力装置112から
の入力データをRAM105に書き込む。CPU103
はROM104に格納されているシステムプログラムを
用いてRAM105に格納されているシーケンスプログ
ラムを解読し入出力装置112からの入力データのO
N、OFF情報を参照しながら実行する。その結果発生
した入出力装置112に出力すべき出力データはインタ
ーフェース106を介して入出力装置112に出力し、
MC本体側で必要なプログラムの起動指令等の指令デー
タは2ポートRAM107に書き込む。MC本体のRA
M110には予め複数の位置決めプログラムが格納され
ており、2ポートRAMに位置決めプログラムの起動指
令が格納されていると、CPU108はこの起動指令に
より指定された位置決めプログラムを起動する。位置決
めプログラムが起動されると、ROM109に格納され
ているシステムプログラムを用いて位置決めプログラム
が解読されながら実行され、指令軌跡の作成や加減速処
理等が行われ、作成された位置指令が所定の制御周期で
サーボ制御装置113に出力される。サーボ制御装置1
13は、サーボモータ114の位置および速度を検出す
る位置速度検出手段(図示せず)からの現在位置信号お
よび現在速度信号と、MC本体からの位置指令および速
度指令と、にもとづきサーボモータ114に対してフィ
ードバック制御を行う。一方、MC本体からPC本体1
01に伝えるべきデータは2ポートRAM107に書き
込み、PC本体101のCPU103により読み取られ
るのを待つ。以上のように、PC本体101とMC本体
との間のデータ授受は、ハードウェアによるアービトレ
ーション機能を有する2ポートRAMを介して非同期で
行なわれている。
【0004】ロール紙や予め円筒体に巻かれているゴム
管をサーボモータ114により連続送りしながら定寸で
繰り返し切断する場合を例にとれば、従来装置において
はカッターを作動させるアクチュエータである出力装置
112がPC本体101に接続されているので、以下に
詳細に説明するように、サーボモータ114の回転に対
してカッターの動作タイミングが同期せずタイミングに
ばらつきが生じ、切断された紙またはゴム管の長さが一
様にならないという問題があった。図4はサーボモータ
114の現在位置に応じてアクチュエータをON/OF
Fさせる場合におけるサーボモータ114の位置、アク
チュエータのON/OFFタイミング等を示すタイムチ
ャートである。図において、(a)はサーボモータ11
4の状態、(b)はポジションスイッチの状態、(c)
はPC本体101の状態、(d)はアクチュエータの状
態を示している。ポジションスイッチをONすべきサー
ボモータ114の位置の範囲を示す範囲データを予めサ
ーボ制御装置113に設定しておくと、ポジションスイ
ッチはサーボモータ114の現在位置がその範囲内にあ
るときONになり、その範囲外にあるときにOFFにな
る機能を有している。このポジションスイッチは位置検
出器からの現在位置信号と範囲データとを上述の制御周
期毎に比較するサーボ制御装置113内のソフトウエア
により実現されている。このポジションスイッチがタイ
ミングt1でONになると、直ちに、CPU108はこ
の情報を2ポートRAM107に書き込む。PC本体1
01側のCPU103は、繰り返し実行されているシー
ケンスプログラムが出力処理を行うタイミングt2にな
ったときに、2ポートRAM107内のこの情報を参照
してアクチュエータをONにする信号をインターフェー
ス106を介して出力装置であるアクチュエータに送り
アクチュエータをONにする。ポジションスイッチがタ
イミングt3でOFFになったときも、同様にしてアク
チュエータをタイミングt4でOFFさせる。タイミン
グt1とタイミングt2との間の時間差、および、タイ
ミングt3とタイミングt4との間の時間差は、シーケ
ンスプログラムの出力処理実行タイミングに依存する
が、MC本体側とPC本体101側とは非同期で処理を
行っているため、この時間差は一定せず、ばらつきが生
じる。
管をサーボモータ114により連続送りしながら定寸で
繰り返し切断する場合を例にとれば、従来装置において
はカッターを作動させるアクチュエータである出力装置
112がPC本体101に接続されているので、以下に
詳細に説明するように、サーボモータ114の回転に対
してカッターの動作タイミングが同期せずタイミングに
ばらつきが生じ、切断された紙またはゴム管の長さが一
様にならないという問題があった。図4はサーボモータ
114の現在位置に応じてアクチュエータをON/OF
Fさせる場合におけるサーボモータ114の位置、アク
チュエータのON/OFFタイミング等を示すタイムチ
ャートである。図において、(a)はサーボモータ11
4の状態、(b)はポジションスイッチの状態、(c)
はPC本体101の状態、(d)はアクチュエータの状
態を示している。ポジションスイッチをONすべきサー
ボモータ114の位置の範囲を示す範囲データを予めサ
ーボ制御装置113に設定しておくと、ポジションスイ
ッチはサーボモータ114の現在位置がその範囲内にあ
るときONになり、その範囲外にあるときにOFFにな
る機能を有している。このポジションスイッチは位置検
出器からの現在位置信号と範囲データとを上述の制御周
期毎に比較するサーボ制御装置113内のソフトウエア
により実現されている。このポジションスイッチがタイ
ミングt1でONになると、直ちに、CPU108はこ
の情報を2ポートRAM107に書き込む。PC本体1
01側のCPU103は、繰り返し実行されているシー
ケンスプログラムが出力処理を行うタイミングt2にな
ったときに、2ポートRAM107内のこの情報を参照
してアクチュエータをONにする信号をインターフェー
ス106を介して出力装置であるアクチュエータに送り
アクチュエータをONにする。ポジションスイッチがタ
イミングt3でOFFになったときも、同様にしてアク
チュエータをタイミングt4でOFFさせる。タイミン
グt1とタイミングt2との間の時間差、および、タイ
ミングt3とタイミングt4との間の時間差は、シーケ
ンスプログラムの出力処理実行タイミングに依存する
が、MC本体側とPC本体101側とは非同期で処理を
行っているため、この時間差は一定せず、ばらつきが生
じる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来装置においては、
PC本体101とMC本体との間のデータ授受が非同期
で行われているため、PC本体101と入出力装置11
2との間の入出力データの授受と、MC本体とサーボ制
御装置113との間のデータ授受も非同期で行われる。
従って、MC本体による位置決め動作に同期して一定の
タイミングで入出力装置112内の該当出力装置を駆動
することができなかった。本発明はこのような問題を解
決するためになされたものであり、モーションコントロ
ーラによる位置決め制御と、出力装置112への出力デ
ータ送出とが同期するサーボ装置を得ることを目的とす
る。
PC本体101とMC本体との間のデータ授受が非同期
で行われているため、PC本体101と入出力装置11
2との間の入出力データの授受と、MC本体とサーボ制
御装置113との間のデータ授受も非同期で行われる。
従って、MC本体による位置決め動作に同期して一定の
タイミングで入出力装置112内の該当出力装置を駆動
することができなかった。本発明はこのような問題を解
決するためになされたものであり、モーションコントロ
ーラによる位置決め制御と、出力装置112への出力デ
ータ送出とが同期するサーボ装置を得ることを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係るサーボ装
置は、モータと、モータの位置および速度を検出する位
置速度検出手段と、位置決めプログラムを実行し位置指
令および速度指令を出力するモーションコントローラ本
体と、位置指令および速度指令と位置速度検出手段から
の位置検出出力および速度検出出力にもとづきモータを
制御するサーボ制御装置と、入力装置と、出力装置と、
入力装置からの情報を参照して出力装置に出力する情報
を発生する所定のシーケンスプログラムを繰り返し実行
するプログラマブルコントローラ本体と、モーションコ
ントローラ本体とプログラマブルコントローラ本体との
両方からアクセスできるメモリと、を備えたサーボ装置
において、プログラマブルコントローラ本体により出力
装置に対する動作指示がメモリに書き込まれ、モーショ
ンコントローラ本体がメモリにこの動作指示が格納され
ていると判定すると、モーションコントローラ本体はモ
ータの位置が予め設定されている範囲にある間この出力
装置に駆動信号を出力するようにしたものである。
置は、モータと、モータの位置および速度を検出する位
置速度検出手段と、位置決めプログラムを実行し位置指
令および速度指令を出力するモーションコントローラ本
体と、位置指令および速度指令と位置速度検出手段から
の位置検出出力および速度検出出力にもとづきモータを
制御するサーボ制御装置と、入力装置と、出力装置と、
入力装置からの情報を参照して出力装置に出力する情報
を発生する所定のシーケンスプログラムを繰り返し実行
するプログラマブルコントローラ本体と、モーションコ
ントローラ本体とプログラマブルコントローラ本体との
両方からアクセスできるメモリと、を備えたサーボ装置
において、プログラマブルコントローラ本体により出力
装置に対する動作指示がメモリに書き込まれ、モーショ
ンコントローラ本体がメモリにこの動作指示が格納され
ていると判定すると、モーションコントローラ本体はモ
ータの位置が予め設定されている範囲にある間この出力
装置に駆動信号を出力するようにしたものである。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の実施の形態1
によるサーボ装置のブロック構成図である。図におい
て、201はPC本体、202はサーボコントローラ、
204はROM、208はROM、210はインターフ
ェースである。この図1は、PC本体101においてイ
ンターフェース106が無くなり、入出力装置112が
サーボコントローラ側のインターフェース210を介し
てMC本体に接続され、ROM104、ROM109、
および、インターフェース111がそれぞれROM20
4、ROM208、および、インターフェース210に
なっている他は図3と同様である。次に、図1に示すサ
ーボ装置の動作について説明する。2ポートRAM10
7には、入出力装置112の中の入力装置のうちPC本
体201側でその状態を認知する必要のある入力装置に
ついてそれぞれの状態情報を格納可能な入力情報エリア
と、入力装置112の中の出力装置のうちPC本体20
1側からの指令にもとづき制御される出力装置について
それぞれの駆動情報を格納可能な出力情報格納エリアと
があり、MC本体201は上述の入力情報エリアに対応
する入出力装置112からの情報を書き込むとともに上
述の出力情報エリアの内容にもとづき対応する入出力装
置112に指令を与える動作を上述の制御周期で行って
いる。このとき、対応する出力装置がサーボモータ11
4の位置と同期して動作させるべきものであれば、後述
するように、この駆動情報にもとづきサーボモータ11
4の位置が予め設定されている区間だけ出力装置を駆動
する。
によるサーボ装置のブロック構成図である。図におい
て、201はPC本体、202はサーボコントローラ、
204はROM、208はROM、210はインターフ
ェースである。この図1は、PC本体101においてイ
ンターフェース106が無くなり、入出力装置112が
サーボコントローラ側のインターフェース210を介し
てMC本体に接続され、ROM104、ROM109、
および、インターフェース111がそれぞれROM20
4、ROM208、および、インターフェース210に
なっている他は図3と同様である。次に、図1に示すサ
ーボ装置の動作について説明する。2ポートRAM10
7には、入出力装置112の中の入力装置のうちPC本
体201側でその状態を認知する必要のある入力装置に
ついてそれぞれの状態情報を格納可能な入力情報エリア
と、入力装置112の中の出力装置のうちPC本体20
1側からの指令にもとづき制御される出力装置について
それぞれの駆動情報を格納可能な出力情報格納エリアと
があり、MC本体201は上述の入力情報エリアに対応
する入出力装置112からの情報を書き込むとともに上
述の出力情報エリアの内容にもとづき対応する入出力装
置112に指令を与える動作を上述の制御周期で行って
いる。このとき、対応する出力装置がサーボモータ11
4の位置と同期して動作させるべきものであれば、後述
するように、この駆動情報にもとづきサーボモータ11
4の位置が予め設定されている区間だけ出力装置を駆動
する。
【0008】PC本体201のRAM105にはラダー
プログラムにもとづくシーケンスプログラムが予め格納
されている。CPU103はRAM105に格納されて
いるシーケンスプログラムをROM104に格納されて
いるシステムプログラムを用いて解読し2ポートRAM
107に格納されている入出力装置112からの入力デ
ータのON、OFF情報を参照しながら実行する。シー
ケンスプログラムの実行により発生したMC本体側で必
要な位置決めプログラムの起動指令等の指令データ、お
よび、入出力装置112の中の所定の出力装置の動作指
示を示す指示データを2ポートRAM107に書き込
む。MC本体のRAM110には予め位置決めプログラ
ムが格納されており、2ポートRAM107に位置決め
プログラムの起動指令が格納されていると、CPU10
8はこの起動指令により指定された位置決めプログラム
を起動する。位置決めプログラムが起動されると、RO
M109に格納されているシステムプログラムを用いて
位置決めプログラムが解読しながら実行され、指令軌跡
の作成や加減速処理等が行われ、作成された位置指令が
サーボ制御装置113に上述の制御周期毎に出力され
る。サーボ制御装置113は、サーボモータ114の位
置および速度を検出する位置速度検出手段(図示せず)
からの現在位置信号および現在速度信号と、MC本体か
らの位置指令および速度指令と、にもとづきサーボモー
タ114に対してフィードバック制御を行う。
プログラムにもとづくシーケンスプログラムが予め格納
されている。CPU103はRAM105に格納されて
いるシーケンスプログラムをROM104に格納されて
いるシステムプログラムを用いて解読し2ポートRAM
107に格納されている入出力装置112からの入力デ
ータのON、OFF情報を参照しながら実行する。シー
ケンスプログラムの実行により発生したMC本体側で必
要な位置決めプログラムの起動指令等の指令データ、お
よび、入出力装置112の中の所定の出力装置の動作指
示を示す指示データを2ポートRAM107に書き込
む。MC本体のRAM110には予め位置決めプログラ
ムが格納されており、2ポートRAM107に位置決め
プログラムの起動指令が格納されていると、CPU10
8はこの起動指令により指定された位置決めプログラム
を起動する。位置決めプログラムが起動されると、RO
M109に格納されているシステムプログラムを用いて
位置決めプログラムが解読しながら実行され、指令軌跡
の作成や加減速処理等が行われ、作成された位置指令が
サーボ制御装置113に上述の制御周期毎に出力され
る。サーボ制御装置113は、サーボモータ114の位
置および速度を検出する位置速度検出手段(図示せず)
からの現在位置信号および現在速度信号と、MC本体か
らの位置指令および速度指令と、にもとづきサーボモー
タ114に対してフィードバック制御を行う。
【0009】ロール紙や予め円筒体に巻かれているゴム
管をサーボモータ114により連続送りしながら定寸で
繰り返し切断する場合を例にとり、出力装置の動作をサ
ーボモータ114の位置に同期させる同期動作について
説明する。図2は、サーボモータ114の現在位置に応
じてアクチュエータをON/OFFさせる場合における
サーボモータ114の位置、アクチュエータのON/O
FFタイミング等を示すタイムチャートである。図にお
いて、(a)はサーボモータ114の状態、(b)はポ
ジションスイッチの状態、(c)はPC本体101の状
態、(d)はアクチュエータの状態を示している。PC
本体201はシーケンスプログラムの実行により発生し
たSC本体へ出力すべき位置決めプログラムの起動指令
等に加えて、アクチュエータの動作指示を示す指示デー
タを2ポートRAM107に書き込む。MC本体側は、
2ポートRAM107に出力装置112の動作指示が格
納されていると判定されると、ポジションスイッチがO
Nになる立ち上がりを待ち、ポジションスイッチがON
に立ち上がるとと次の制御サイクルであるタイミングt
5で、出力装置112であるアクチュエータをONにす
る信号をインターフェース210を介してアクチュエー
タに送りアクチュエータをONにする。ポジションスイ
ッチがOFFになったときも、次の制御サイクルである
タイミングt6でアクチュエータをOFFにする。すな
わち、2ポートRAM107を介してPC本体201か
らの動作指示が有れば、次のポジションスイッチがON
になる立ち上がりからポジションスイッチがOFFにな
るまでアクチュエータをONにする信号がインターフェ
ース210を介してアクチュエータに出力される。
管をサーボモータ114により連続送りしながら定寸で
繰り返し切断する場合を例にとり、出力装置の動作をサ
ーボモータ114の位置に同期させる同期動作について
説明する。図2は、サーボモータ114の現在位置に応
じてアクチュエータをON/OFFさせる場合における
サーボモータ114の位置、アクチュエータのON/O
FFタイミング等を示すタイムチャートである。図にお
いて、(a)はサーボモータ114の状態、(b)はポ
ジションスイッチの状態、(c)はPC本体101の状
態、(d)はアクチュエータの状態を示している。PC
本体201はシーケンスプログラムの実行により発生し
たSC本体へ出力すべき位置決めプログラムの起動指令
等に加えて、アクチュエータの動作指示を示す指示デー
タを2ポートRAM107に書き込む。MC本体側は、
2ポートRAM107に出力装置112の動作指示が格
納されていると判定されると、ポジションスイッチがO
Nになる立ち上がりを待ち、ポジションスイッチがON
に立ち上がるとと次の制御サイクルであるタイミングt
5で、出力装置112であるアクチュエータをONにす
る信号をインターフェース210を介してアクチュエー
タに送りアクチュエータをONにする。ポジションスイ
ッチがOFFになったときも、次の制御サイクルである
タイミングt6でアクチュエータをOFFにする。すな
わち、2ポートRAM107を介してPC本体201か
らの動作指示が有れば、次のポジションスイッチがON
になる立ち上がりからポジションスイッチがOFFにな
るまでアクチュエータをONにする信号がインターフェ
ース210を介してアクチュエータに出力される。
【0010】以上のように、PC本体201からの動作
指示によりアクチュエータを動作させるか停止させるか
を指示するが、アクチュエータのON/OFFのタイミ
ングをMC本体側のみで決めることができるため、サー
ボモータの位置に対応した正確なタイミングでアクチュ
エータをON/OFFすることができる。また、図1に
示すサーボ装置によれば、入力装置を含めて入出力装置
112との間のデータ授受をサーボモータ114の位置
に同期させることも可能になる他、インターフェースが
1つで済むので従来装置に比較してシステムが単純化さ
れ省配線化が可能になり、装置の小型化やコストの低減
が可能である。
指示によりアクチュエータを動作させるか停止させるか
を指示するが、アクチュエータのON/OFFのタイミ
ングをMC本体側のみで決めることができるため、サー
ボモータの位置に対応した正確なタイミングでアクチュ
エータをON/OFFすることができる。また、図1に
示すサーボ装置によれば、入力装置を含めて入出力装置
112との間のデータ授受をサーボモータ114の位置
に同期させることも可能になる他、インターフェースが
1つで済むので従来装置に比較してシステムが単純化さ
れ省配線化が可能になり、装置の小型化やコストの低減
が可能である。
【0011】以上の説明においては、入出力装置112
をMC本体側に接続したが、PC本体側にもインターフ
ェースを設け、入出力装置112の中の入力装置および
出力装置のうちMC本体側で使用されないものをこのイ
ンターフェースに接続し、PC本体201とこれらの入
力装置および出力装置との間での情報授受を2ポートR
AMを介さずに行うようにしてもよい。
をMC本体側に接続したが、PC本体側にもインターフ
ェースを設け、入出力装置112の中の入力装置および
出力装置のうちMC本体側で使用されないものをこのイ
ンターフェースに接続し、PC本体201とこれらの入
力装置および出力装置との間での情報授受を2ポートR
AMを介さずに行うようにしてもよい。
【0012】
【発明の効果】この発明によれば、プログラマブルコン
トローラ本体により出力装置に対する動作指示がメモリ
に書き込まれ、モーションコントローラ本体がメモリに
この動作指示が格納されていると判定すると、モーショ
ンコントローラ本体はモータの位置が予め設定されてい
る範囲にある間この出力装置に駆動信号を出力するよう
にしたので、モータの動作と同期して出力装置を動作さ
せることができる効果がある。
トローラ本体により出力装置に対する動作指示がメモリ
に書き込まれ、モーションコントローラ本体がメモリに
この動作指示が格納されていると判定すると、モーショ
ンコントローラ本体はモータの位置が予め設定されてい
る範囲にある間この出力装置に駆動信号を出力するよう
にしたので、モータの動作と同期して出力装置を動作さ
せることができる効果がある。
【図1】 この発明の実施の形態1によるサーボ装置の
ハードウェア構成を示すブロック図である。
ハードウェア構成を示すブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態1によるサーボ装置に
おいて、出力装置の動作をサーボモータに同期させる場
合における動作タイミング図である。
おいて、出力装置の動作をサーボモータに同期させる場
合における動作タイミング図である。
【図3】 従来例のサーボ装置のハードウェア構成を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図4】 従来例のサーボ装置において、出力装置の動
作を示すタイミング図である。
作を示すタイミング図である。
100 サーボ装置本体 101 プログラマブルコントローラ本体 102 モーションコントローラ 103 CPU 104 ROM 105 RAM 107 2ポートRAM 108 CPU 109 ROM 110 RAM 111 インターフェース 112 入出力装置 113 サーボ制御装置 114 サーボモータ 200 サーボ装置本体 201 プログラマブルコントローラ本体 202 モーションコントローラ 204 ROM 208 RAM 210 インターフェース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H02P 5/00 G05B 15/02 M
Claims (1)
- 【請求項1】 モータと、上記モータの位置および速度
を検出する位置速度検出手段と、位置決めプログラムを
実行し位置指令および速度指令を出力するモーションコ
ントローラ本体と、上記位置指令および上記速度指令と
上記位置速度検出手段からの位置検出出力および速度検
出出力にもとづきモータを制御するサーボ制御装置と、
入力装置と、出力装置と、上記入力装置からの情報を参
照して上記出力装置に出力する情報を発生する所定のシ
ーケンスプログラムを繰り返し実行するプログラマブル
コントローラ本体と、上記モーションコントローラ本体
と上記プログラマブルコントローラ本体との両方からア
クセスできるメモリと、を備えたサーボ装置において、 上記プログラマブルコントローラ本体により上記出力装
置に対する動作指示が上記メモリに書き込まれ、上記モ
ーションコントローラ本体が上記メモリに上記動作指示
が格納されていると判定すると、上記モーションコント
ローラ本体は上記モータの位置が予め設定されている範
囲にある間この出力装置に駆動信号を出力することを特
徴とするサーボ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10078806A JPH11272312A (ja) | 1998-03-26 | 1998-03-26 | サーボ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10078806A JPH11272312A (ja) | 1998-03-26 | 1998-03-26 | サーボ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11272312A true JPH11272312A (ja) | 1999-10-08 |
Family
ID=13672103
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10078806A Pending JPH11272312A (ja) | 1998-03-26 | 1998-03-26 | サーボ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11272312A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008097323A (ja) * | 2006-10-12 | 2008-04-24 | Koyo Electronics Ind Co Ltd | モーションコントロールシステム |
US9701498B2 (en) | 2015-01-09 | 2017-07-11 | Kabushiki Kaisha Isowa | Corrugated paperboard sheet feeding apparatus |
US10494212B2 (en) | 2016-11-09 | 2019-12-03 | Kabushiki Kaisha Isowa | Corrugated paperboard box making machine and sheet feeding control apparatus |
US10822188B2 (en) | 2016-07-07 | 2020-11-03 | Kabushiki Kaisha Isowa | Corrugated paperboard box making machine and sheet feeding control apparatus |
-
1998
- 1998-03-26 JP JP10078806A patent/JPH11272312A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008097323A (ja) * | 2006-10-12 | 2008-04-24 | Koyo Electronics Ind Co Ltd | モーションコントロールシステム |
US9701498B2 (en) | 2015-01-09 | 2017-07-11 | Kabushiki Kaisha Isowa | Corrugated paperboard sheet feeding apparatus |
US10822188B2 (en) | 2016-07-07 | 2020-11-03 | Kabushiki Kaisha Isowa | Corrugated paperboard box making machine and sheet feeding control apparatus |
US10494212B2 (en) | 2016-11-09 | 2019-12-03 | Kabushiki Kaisha Isowa | Corrugated paperboard box making machine and sheet feeding control apparatus |
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