JPH1127219A - 無線遠隔制御システムの診断装置 - Google Patents

無線遠隔制御システムの診断装置

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JPH1127219A
JPH1127219A JP9181133A JP18113397A JPH1127219A JP H1127219 A JPH1127219 A JP H1127219A JP 9181133 A JP9181133 A JP 9181133A JP 18113397 A JP18113397 A JP 18113397A JP H1127219 A JPH1127219 A JP H1127219A
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Tomio Zensai
富雄 善最
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 無線遠隔制御システムの各部に入出力される
情報や信号をより詳細にモニタして診断する。 【解決手段】 被制御機器23を遠隔制御する無線遠隔
制御システムにおけるモニタ装置52と解析装置54と
からなる診断装置であって、モニタ装置52は、規定周
期T0 毎に、操作端末6から無線受信機20へ送信され
る操作情報24、制御装置21から駆動回路22へ送出
される操作信号26、駆動回路22の実動作信号27を
含む監視情報を抽出して時刻情報tとともにメモリカー
ド53に書込む、また、解析装置53は、カードリーダ
55でメモリカード53から読取られた時系列的な監視
情報に基づいて、無線遠隔制御システムにおける操作端
末6にて実行された操作回数、駆動回路22における実
動回数を含む各部の動作履歴、及び各部における異常の
有無を診断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モータ等の大型の
機器を無線で遠隔制御する無線遠隔制御システムに係わ
り、特に、無線遠隔制御システムを構成する操作端末や
無線受信機や制御装置や駆動回路等の各部の動作を診断
する無線遠隔制御システムの診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば図10に示すように、倉庫に設置
されている大型クレーンにおいては、天井近傍に敷設さ
れたレール1a,1bに移動自在に橋渡されたフレーム
2上に移動自在の台車3が載置され、この台車3に荷物
が係止されるフック4を吊上げる巻上機5が搭載されて
いる。そして、このような大型クレーンは、倉庫の床に
いる作業員が所持する操作端末6で東西南北及び上下の
6方向に移動制御される。
【0003】図11はこの大型クレーンを遠隔操作する
ための無線遠隔制御システムの概略構成図である。操作
端末6は、作業員が例えばボタン操作で行った[1]又
は[0]のデジタルの操作情報を組込んだ伝送フレーム
7を作成する。そして、この伝送フレーム7を60〜7
0msの規定周期T0 で無線出力する。操作端末6から
規定周期T0 で無線出力される伝送フレーム7は大型ク
レーンの台車3に搭載された無線受信機8で受信され
る。
【0004】無線受信機8は規定周期T0 で受信した伝
送フレーム7から操作情報9を抽出して次の制御装置1
0へ有線回線を介して送信する。制御装置10は受信し
た操作情報9に対して所定の制御演算処理を実行して、
モータ等の被制御機器12に対する操作データを作成し
て、その操作データを操作信号13として次の駆動回路
11へ送出する。
【0005】駆動回路11内には、例えば、被制御機器
12に対する駆動電源14と、接点15aと励磁コイル
15bとからなる駆動リレー15とが組込まれている。
駆動電源14は駆動リレー15の接点15aを介して被
制御機器12に接続されている。
【0006】そして、制御装置10から出力される操作
信号13をLレベルにすると、+24Vの制御電源から
励磁コイル15bに励磁電流が流れる。その結果、接点
15aが閉じて、駆動電源14から接点15aを介して
電源が被制御機器12へ供給され、被制御機器12は起
動され、動作を開始する。
【0007】次に、制御装置10から出力される操作信
号13をHレベルにすると、+24Vの制御電圧と制御
装置10の出力ポートとの間の電位差が解消され、励磁
コイル15bの励磁電流は0となる。その結果、接点1
5aが接点ばねの復元力で開放し、駆動電源14から被
制御機器12への電源供給が遮断され、被制御機器12
は停止する。
【0008】このような大型クレーンの動作を遠隔制御
する無線遠隔制御システムにおいては、作業員の安全を
確保するために、無線受信機8や制御装置10内に、受
信した伝送フレーム7から抽出した操作情報9に伝送エ
ラーが含まれるか否かをチェックしたり、駆動回路11
が正常に動作するか否かをチェックする自己診断機能が
含まれている。
【0009】そして、無線受信機8は、伝送エラーを検
出すると、受信した伝送フレーム7を破棄する。この場
合、一つ前の周期T0 で受信した正しい操作情報9を誤
った操作情報9の代りに制御装置10へ送信する。
【0010】このような無線遠隔制御システムを構成す
る操作端末6。無線受信機8,制御装置10、駆動回路
11等の各部の動作をより詳細に検証して、誤りや誤動
作の発生の原因を究明する場合には、誤りや誤動作に至
る直前や誤りや誤動作発生直後における各部の動作や各
部相互間で授受される信号(データ)を記録して、これ
らのデータに基づいて詳細な診断(解析)を行う必要が
ある。
【0011】従来の無線遠隔制御システムに対する詳細
診断(解析)を実施する場合、図11に示すように、例
えば、パーソナルコンピュータ等で構成された診断装置
16を診断対象の無線受信機8や制御装置10に信号線
17を介して接続する。そして、診断対象の無線受信機
8や制御装置10に入出力される信号のデータ(信号
値)をRS232C調歩同期方式で診断装置16内に取
込む。そして、取込んだデータを用いて解析を実施して
いた。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、パーソ
ナルコンピュータ等で構成された診断装置16において
もまだ改良すべき次のような課題があった。すなわち、
診断装置16はパーソナルコンピュータで構成されてい
るので、シリアル・インタフェースの一種であるRS2
32C調歩同期方式で監視対象からデータを取込んでい
る。その結果、診断装置16側からみた監視対象に対す
るデータアクセス速度を高速にできないので、監視対象
の監視データ数を大きく設定できない問題がある。その
ために、実際の装置においては、監視すべき多数の監視
データを互いに取得タイミングをずらせてそれぞれ、該
当監視データの発生周期である前記規定周期T0 より格
段に長い周期で収集している。
【0013】また、パーソナルコンピュータからなる診
断装置16は専用機ではなく、かつ、パーソナルコンピ
ュータからなる診断装置16は占有体積が大きいので、
長期間、作業現場の無線遠隔制御システムの監視対象装
置に接続したままで放置できない。したがって、長期に
亘ってデータを採取することが不向きである。
【0014】また、自己診断エラーや伝送エラーを検出
すると、この伝送エラー検出時刻から所定期間内はアク
セス対象をこのデータ種別に集中するので、前述した規
定周期T0 で無線受信機で受信されるデータを採取可能
である。しかし、通常状態においては、前述した前記6
0〜70msの規定周期T0 に比較して桁違いに長い周
期でデータを採取している。
【0015】したがって、駆動回路11が正常に動作し
なかった場合に、この原因が伝送エラーに起因するもの
か、操作端末6における作業員の操作ミスに起因するも
のかを特定できない場合がある。すなわち、無線受信機
8,制御装置10、駆動回路11等の複数の監視対象が
存在する場合、一つの装置に異常が発生した場合に、他
の装置におけるその時点の詳細データが得られないの
で、重要なデータが欠落して、異常究明が円滑に進まな
い懸念がある。
【0016】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、モニタ装置で無線遠隔制御システムの各部
の監視情報を抽出して時系列的にメモリカードに書込む
ことにより、このモニタ装置を監視対象に恒常的に取付
けたままとでき、各部の監視情報の履歴を把握でき、よ
って、異常原因究明を能率的に実施でき、かつ各部の動
作履歴や操作端末の操作履歴や各部の寿命に関係する動
作回数も把握でき、システムに対するより詳細な診断を
実施できる無線遠隔制御システムの診断装置を提供する
ことを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、操作端末から
規定周期で無線出力される操作情報を無線受信機で順次
受信し、無線受信機で順次受信した操作情報を制御装置
へ送信し、制御装置で駆動回路を介して被制御機器を制
御する無線遠隔制御システムにおけるモニタ装置と解析
装置とからなる診断装置である。
【0018】そして、上記課題を解消するために、本発
明においては、モニタ装置に対して、規定周期毎に、少
なくとも、操作端末から無線受信機へ送信される操作情
報、制御装置から駆動回路へ送出される操作信号、この
操作信号にて動作する駆動回路の実動作信号を含む監視
情報を抽出する監視情報抽出手段と、メモリカードが選
択的に装着されるカードライタと、監視情報抽出手段で
抽出された監視情報を時計回路から得られた時刻情報を
付して時系列的にカードライタに装着されているメモリ
カードに書込む監視情報書込手段とを付加している。
【0019】また、解析装置に対して、メモリカードが
選択的に装着されるカードリーダと、このカードリーダ
でメモリカードから読取られた時系列的な監視情報に基
づいて、無線遠隔制御システムにおける操作端末にて実
行された操作回数、駆動回路における実動回数を含む各
部の動作履歴、及び各部における異常の有無を診断する
診断手段とを付加している。
【0020】このように構成された無線遠隔制御システ
ムの診断装置においては、操作員はモニタ装置のカード
ライタに対してメモリカードを装着してこのモニタ装置
を起動すると、操作端末が操作情報を無線受信機へ送信
する規定周期でこの無線遠隔制御システムにおける各部
の監視情報が抽出されて、時刻情報と共に時系列的にメ
モリカードに書込まれる。
【0021】一定の測定期間が終了すると、操作者は、
このモニタ装置のカードライタからメモリカードを取出
して、例えば、この無線遠隔制御システムのメーカの研
究室に持ち帰り、パーソナルコンピュータ等で構成され
た解析装置のカードリーダに装着して、この解析装置を
起動する。すると、この解析装置は、カードリーダでメ
モリカードから読取られた時系列的な監視情報に基づい
て、無線遠隔制御システムにおける操作端末にて実行さ
れた操作回数、駆動回路における実動回数等の各部の動
作履歴、及び各部における異常の有無を診断する。
【0022】したがって、各部における監視対象の詳細
監視情報が操作情報の伝送サイクル(規定周期T0 )毎
に得られるので、異常原因究明を能率的に実施でき、シ
ステムに対するより詳細な診断を実施できる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下本発明の一実施形態を図面を
用いて説明する。図1は本発明の実施形態の診断装置が
組込まれた無線遠隔制御システムの概略構成を示す模式
図である。図11に示す従来の無線遠隔制御システムと
同一部分には同一符号を付して重複する部分の詳細説明
を省略する。
【0024】操作端末6は例えば60〜70msの規定
周期T0 で伝送フレーム7を無線受信機20へ無線送信
する。無線受信機20は規定周期T0 で受信した伝送フ
レーム7から操作情報24を抽出して次の制御装置21
へ送信する。制御装置21は受信した操作情報24の伝
送エラー有無を判定してその結果を応答信号25として
無線受信機20へ返信する。また、制御装置21は正常
な操作情報24に対して所定の制御演算処理を実行し
て、モータ等の被制御機器23に対する操作データを作
成して、その操作データを操作信号26として次の駆動
回路22へ送出する。
【0025】また、必要に応じて、駆動回路22から無
線受信機20へ駆動セィフティリレーの駆動接点実動信
号27及び保護セィフティリレーの保護接点実動信号2
8が送信され、無線受信機20から駆動回路22へ接点
開放信号29が送信される。
【0026】さらに、無線受信機20は規定周期T0
に自己が取得した監視情報51を1フレームに組込んで
モニタ装置52へ送出する。モニタ装置52は規定周期
0毎に受信する各フレームに組込まれた監視情報51
をカードライタに装着されたメモリカード53に時系列
的に書込む。また、モニタ装置52は受信した監視情報
51から操作端末6が実施した操作の操作回数CN1
駆動回路22のリレーの駆動回数CN2 や装置の稼働時
間TM等の積算情報を算出して、メモリカード53に書
込む、監視情報51及び積算情報が書込まれたメモリカ
ード53は操作員によって抜取られて、例えばメーカの
研究室に配設されたパーソナルコンピュータで構成され
た解析装置54のカードリーダ55に装着される。
【0027】解析装置54の解析処理部56は、カード
リーダ55でメモリカード53から読取られた時系列的
な監視情報51及び積算情報に基づいて、無線遠隔制御
システムにおける操作端末6にて実行された操作回数C
1 、駆動回路22におけるリレーの駆動回数CN2
含む各部の動作履歴、及び各部における異常の有無を診
断する。そして、診断結果を表示部57に表示出力しか
つプリンタ58で印字出力する。
【0028】図2はコンピュータ等の一種の情報処理装
置で構成された無線受信機20の概略構成を示すブロッ
ク図である。システムバス30に対して、各種情報処理
を実行するCPU31、操作端末6から伝送フレーム7
を受信する受信部32、制御装置21に対して操作情報
24と応答信号25とを有線回線を介して送受信する送
受信部33、制御プログラムを記憶するROM34、前
回値メモリ35a等が形成された主メモリ35、各実動
信号27,28が入力される入力ポート36、接点開放
信号29を出力する出力ポート37、各セィフティリレ
ー毎の警報ランプ38a,38b、表示器39、及びモ
ニタ装置52へ監視情報51を送出するためのI/Oイ
ンタフェース40が接続されている。
【0029】また、制御装置21内には、図3に示すよ
うに、操作情報24が入力される入力インタフェース4
1、操作情報24に含まれる伝送エラーをチェックする
誤り検出部42、制御演算部43、操作信号26を出力
する出力部43a、出力データメモリ44、及び無線受
信部20に対する応答信号25を送出する送信部45等
が組込まれている。
【0030】前記駆動回路22は図4に示すように構成
されている。この駆動回路22内には、駆動セィフティ
リレー46と保護セィフティリレー47との2個のセィ
フティリレーが組込まれている。
【0031】駆動セィフティリレー46は、駆動接点4
6aと、この駆動接点46aに対して強制ガイド46c
で連結された動作検出接点46bと、制御装置21から
送出された操作信号26にて通電制御され、駆動接点4
6aを開閉制御する励磁コイル46dと、+24Vの制
御電源とで構成されている。
【0032】通常状態においては、図4に示すように、
操作信号26はHレベルを維持し、励磁コイル46dに
励磁電流は流れなく、駆動接点46aが開放状態を維持
している。その結果、この駆動接点46aに対して強制
ガイド46cで連動する動作検出接点46bは閉成状態
を維持する。そして、この動作検出接点46bからLレ
ベルの駆動接点実動信号27が無線受信機20へ出力さ
れる。
【0033】そして、制御装置21からの操作信号26
がLレベルへ変化すると、+24Vの制御電源から励磁
コイル46dに励磁電流が流れ、駆動接点46aが閉成
される。その結果、この駆動接点46aに対して強制ガ
イド46cで連動する動作検出接点46bは開放され
る。そして、この動作検出接点46bからHレベルの駆
動接点実動信号27が無線受信機20へ出力される。
【0034】他方、保護セィフティリレー47は、保護
接点47aと、この保護接点47aに対して強制ガイド
47cで連結された動作検出接点47bと、無線受信機
20から送出された接点開放信号29にて通電制御さ
れ、保護接点47aを開閉制御する励磁コイル47d
と、+24Vの制御電源とで構成されている。
【0035】通常状態においては、図4に示すように、
接点開放信号29はLレベルを維持し、励磁コイル47
dに励磁電流が流れ、保護接点47aは閉成状態を維持
している。その結果、この保護接点47aに対して強制
ガイド47cで連動する動作検出接点47bは開放状態
を維持する。そして、この動作検出接点47bからHレ
ベルの保護接点実動信号28が無線受信機20へ出力さ
れる。
【0036】そして、接点開放信号29がHレベルへ変
化すると、+24Vの制御電源から励磁コイル47bに
流れている励磁電流が遮断され、保護接点47aが開放
される。その結果、この保護接点47aに対して強制ガ
イド47cで連動する動作検出接点47bは閉成され
る。そして、この動作検出接点47bからLレベルの保
護接点実動信号28が無線受信機20へ出力される。
【0037】また、この駆動回路22内には被制御機器
23の駆動電源48が設けられており、この駆動電源4
8は保護セィフティリレー47の保護接点47a及び駆
動セィフティリレー46の駆動接点46aを介して被制
御機器23に接続されている。
【0038】したがって、通常状態においては、図4に
示すように、保護接点47aは閉成されているので、制
御装置21からの操作信号26で被制御機器23に対す
る駆動電源48からの供給電源が通電遮断される。よっ
て、制御装置21は被制御機器23をオン・オフ制御可
能である。
【0039】図5はコンピュータ等の一種の情報処理装
置で構成されたモニタ装置52の概略構成を示すブロッ
ク図である。システムバス60に対して、各種情報処理
を実行するCPU61、各種測定条件を設定するための
設定スイッチ62、現在の時刻tを計時する時計回路6
3、制御プログラムを記憶するROM64、必要に応じ
てモニタ結果を表示する表示器65、書込バッファ66
aが形成されたRAM66、装着されたメモリカード5
3に対して監視情報51及び積算情報を書込むカードラ
イタ67が接続されている。
【0040】さらに、このシステムバス60には、必要
に応じて、解析装置54との間で情報交換を実施するた
めのコネクタ68a及びRS232Cのシリアルインタ
フェース68、また、無線受信機20から規定周期T0
で各監視情報51を受信するためのコネクタ69a及び
RS232Cのシリアルインタフェース69が接続され
ている。
【0041】さらに、このシステムバス60には前述し
た積算情報を記憶するSRAM70aとE2 PROM7
0bとからなる不揮発性(Non Volatile)メモリ70が接
続されている。
【0042】前記RAM66に形成された書込バッファ
66a内には、図6(a)に示すように、前記規定周期
0 毎に、無線受信機20から受信した1フレーム分の
監視情報51が書込まれる。この1フレーム分の監視情
報51には、図6(a)に示すように、操作端末情報、
リレー動作情報、無線受信機側設定情報、時刻詳報が含
まれる。これらの情報のなかには、前述した、操作情報
24、伝送フレーム7の伝送エラー情報、操作信号2
6、駆動接点実働信号27、接点開放信号29、保護接
点実働信号28、及び現在の時刻tが含まれる。
【0043】また、不揮発性メモリ70を構成するSR
AM70a内には、図6(b)に示すように、積算情報
メモリ71が形成されている。この積算情報メモリ71
内には、操作端末6において作業員が行った操作の操作
回数CN1 を計数する操作回数カウンタ71a、駆動回
路22の駆動セイフティリレー46における駆動接点4
6aの動作回数CN2 を計数するリレー駆動回数カウン
タ71b、装置の稼働時間TMを計時する稼働時間カウ
ンタ71cが設けられている。
【0044】そして、この不揮発性メモリ70は、この
モニタ装置52に電源が供給されている状態において
は、SRAM70aの積算情報メモリ71に対してアク
セスが実施される。そして、モニタ装置52の電源が遮
断されると、電源遮断時における電圧低下を検出して、
SRAM70aの積算情報メモリ71の記憶内容をE2
PROM70bへ保存する。すなわち、稼働状態におい
ては、高速アクセスが可能なSRAM70aを用いて積
算処理を実施し、電源遮断時においては、E2 PROM
70bにその積算情報を記憶保持する。
【0045】また、カードライタ67に装着されるメモ
リカード53は例えばICカードやSRAM等で構成さ
れており、内部に、図6(c)に示すように、システム
情報を書込むシステム領域53aと、前記不揮発性メモ
リ70に積算された積算情報を記憶する例えば2Kバイ
トの積算情報領域53bと、前記受信して一時書込バッ
ファ66aに書込まれた監視情報51を複数フレーム分
記憶できる例えば1Mバイトの監視情報領域53cが形
成されている。
【0046】このように構成された無線遠隔制御システ
ムにおける無線受信機20のCPU31が行う処理動作
を図7に示す流れ図に従って説明する。受信部32に
て、操作端末6から無線出力された一つの伝送フレーム
7を受信すると(S1)、この伝送フレーム7に組込ま
れた操作情報24を抽出して(S2)、送受信部33を
介して制御装置21へ送信する。同時にこの操作情報2
4を監視情報51のフレームに組込む(S3)。
【0047】送受信部33で制御装置21からの応答信
号25を受信すると(S4)、この応答信号25を調べ
て、伝送エラーを示す異常応答の場合は、先に制御装置
21へ送信した伝送フレーム7の操作情報24は制御装
置21で破棄されるので、なにもせずに、S1へ戻り、
次の伝送フレーム7の入力を待つ。また、伝送エラー情
報を監視情報51のフレームに書込む。
【0048】S5において、応答信号25が正常応答の
場合は、この正常応答に含まれる前回の操作データを主
メモリ35の前回値メモリ35aへ書込む(S6)。同
時に、操作データの操作信号26を監視情報51のフレ
ームに組込む。
【0049】次に、入力ポート36に入力されている前
回の操作データの操作信号26が印加された状態の駆動
セィフティリレー46から出力された駆動接点実動信号
27を読取る(S7)。そして、この読取った駆動接点
実動信号27の信号レベルと前回値メモリ35aの前回
の操作データとを比較して、駆動セィフティリレー46
の動作チェック処理を実施する(S8)。また、この駆
動接点実動信号27を監視情報51のフレームに書込
む。
【0050】すなわち、図4に示すように、操作データ
が駆動接点46aの開放を示す時(操作信号26がHレ
ベル)、実動信号27がLレベルであれば、駆動セィフ
ティリレー46の駆動接点46aは開放状態であり、正
常であると判定する。逆に、駆動接点実動信号27がH
レベルであれば、駆動セィフティリレー46の駆動接点
46bは閉成状態であり、駆動接点46bが溶着等に起
因して開放されなく、異常であると判断する。
【0051】また、操作データが駆動接点46aの閉成
を示す時(操作信号26がLレベル)、駆動接点実動信
号27がHレベルであれば、駆動セィフティリレー46
の駆動接点46aは閉成状態であり、正常であると判定
する。逆に、駆動接点実動信号27がLレベルであれ
ば、駆動セィフティリレー46の駆動接点46bは開放
状態であり、異常であると判断する。
【0052】S8における駆動セィフティリレー46の
動作チェック処理結果が正常の場合は(S9)、なにも
せずにS1へ戻り、次の伝送フレーム7の入力を待つ。
また正常情報を監視情報51のフレームに書込む。
【0053】動作チェック処理結果が異常の場合は、駆
動セィフティリレー46の警報ランプ38aを点灯する
(S10)。次に、図8に示すように、出力ポート37
からHレベルの接点開放信号29を駆動回路22の保護
セィフティリレー47へ送信して、保護セィフティリレ
ー47の保護接点47aを開放させて、駆動電源48か
らの被制御機器23に対する電源供給を強制遮断させる
(S11)。同時に、接点開放信号29を監視情報51
のフレームに組込む。
【0054】次に、入力ポート36に入力されている保
護セィフティリレー47から出力された保護接点実動信
号28を読取る(S12)。そして、この保護接点実動
信号28の信号レベルと接点開放信号29の信号レベル
とを比較して保護セィフティリレー47の動作チェック
処理を実施する(S13)。同時に、この保護接点実動
信号28を監視情報51のフレームに組込む。
【0055】すなわち、Lレベルの接点開放信号29が
出力されている状態で、保護接点実動信号28の信号レ
ベルがHレベルであれば、保護接点47aは閉成されて
おり正常と判断する。また、Lレベルの接点開放信号2
9が出力されている状態で、保護接点実動信号28の信
号レベルがLレベルであれば、保護接点47bが溶着等
に起因して開放されなく、異常であると判断する。
【0056】S13における保護セィフティリレー47
の動作チェック処理結果が正常の場合は(S14)、S
17へ進み、表示器40に、駆動セィフティリレー46
の故障及び保護セィフティリレー47による被制御機器
23の運転停止を表示する。
【0057】S13における保護セィフティリレー47
の動作チェック処理結果が異常の場合は(S14)、保
護セィフティリレー47の警報ランプ38bを点灯する
(S15)。そして、表示器40に緊急事態発生を表示
する(S16)。
【0058】そして、1規定周期T0 期間における上述
した監視情報51が組込まれたフレームをI/Oインタ
フェース40を介してモニタ装置52へ送信する。この
ような構成の一対のセィフティリレー46,47が組込
まれた駆動回路22を有する無線遠隔制御システムにお
いては、駆動回路22の駆動セィフティリレー46及び
保護セィフティリレー47が共に正常な場合は、保護セ
ィフティリレー47の保護接点47aは閉成常態を維持
しており、被制御機器23は、制御装置21から駆動セ
ィフティリレー46に印加される操作信号26によって
のみオン・オフ制御される。
【0059】そして、駆動セィフティリレー46の駆動
接点46aに溶着等の故障が発生すると、駆動セィフテ
ィリレー46の動作検出接点46bからの駆動接点実動
作信号27によって無線受信機20において、駆動セィ
フティリレー46の故障を直ちに検出され、警報ランプ
38aが点灯する。
【0060】そして、駆動セィフティリレー46の故障
が検出されると、無線受信機20から保護セィフティリ
レー47に対して接点開放信号29が送出され、保護セ
ィフティリレー47の保護接点47aが開放される。そ
の結果、被制御機器23に対する駆動電源43からの電
源供給が強制遮断され、駆動セィフティリレー46の接
点故障に起因する被制御機器23の誤動作の発生を未然
に防止される。
【0061】さらに、保護セィフティリレー47の保護
接点が正常に動作したことを、この保護セィフティリレ
ー47の動作検出接点47bの接点動作を示す保護接点
実動信号28で確認しているので、無線遠隔制御システ
ム全体の信頼性がより一層向上する。
【0062】また、制御装置21は図8に示す流れ図に
従って被制御機器23に対する駆動制御処理を実行す
る。入力インタフェース41を介して、無線受信機20
から操作情報24を受信すると(P1)、誤り検出部4
2でこの操作情報24に対するパリティチェック手法や
巡回冗長符号手法を用いた伝送エラーチェック処理を実
施する(P2)。そして、操作情報24に伝送エラーが
発生していれば(P3)、この操作情報24を破棄し
て、送信部45を介して無線受信機20に対して出力デ
ータメモリ4に記憶されている前回の操作情報24を読
出して異常応答に付加した応答信号25を送信する(P
4)。
【0063】操作情報24に伝送エラーが発生していな
ければ、出力データメモリ44に記録されている前回の
操作データを読出して正常応答に付加して応答信号25
として無線受信機20へ送信する。
【0064】次に、制御演算部43が起動して、入力さ
れた正常な操作情報24に基づいて所定の制御演算を実
施し、被制御機器23に対する操作データを求める(P
6)。そして、この求めた操作データを操作信号26と
して出力部43を介して駆動回路22の駆動セィフティ
リレー46へ送出する(P7)。最後に、求めた操作デ
ータを前回データメモリ44へ書込む(P8)。
【0065】以上で、入力した一つの操作情報24を用
いた被制御機器23に対する制御処理が終了したので、
P1へ戻り、次の操作情報24が入力するのを待つ。ま
た、モニタ装置52は、図9に示すメイン処理を実行す
る。
【0066】先ず、書込バッファ66a及び不揮発性メ
モリ70のクリア及びメモリカード53の監視情報領域
53cの監視情報51の書込領域番号Nの初期化を含む
各種の初期化処理を実施する(Q1)。
【0067】次に、規定周期T0 経過した時点で、無線
受信機20から監視情報51が組込まれたフレームを受
信すると(Q2)、この受信した1フレーム分の監視情
報51を一旦書込バッファ66aへ書込む(Q3)。
【0068】そして、カードライタ67に正常にメモリ
カード53が装着されていることを確認すると(Q
4)、Q5にて、メモリカード53の監視情報領域53
cにおける書込領域番号Nを更新する(N=N+1)。
更新後の書込領域番号Nが書込領域数Nmax を越えてい
ないことを確認すると(Q6)、メモリカード53の監
視情報領域53cにおける書込領域番号Nが指定する領
域に受信した1フレーム分の監視情報51を書込む(Q
8)。なお、更新後の書込領域番号Nが書込領域数Nma
x を越えると、Q7にて、書込領域番号Nを監視情報領
域53cの先頭位置へ設定する(N=1)。
【0069】次に、今回受信した監視情報51に含まれ
る操作情報24を調べて、[0]から[1]へ変化した
データがある場合は(Q9)、今回の周期T0 で作業員
が操作端末6を操作したので、Q10にて、積算情報メ
モリ71の操作回数カウンタ71aの操作回数CN1
更新する(CN1 =CN1 +1)。
【0070】また、今回受信した監視情報51に含まれ
る駆動設定実動信号27を調べて、駆動接点46aが
[OFF]から[ON]に変更になった場合は(Q1
1)、Q12にて、積算情報メモリ71のリレー動作回
数カウンタ71bのリレー動作回数CN2 を更新する
(CN2 =CN2 +1)。
【0071】そして、再度、メモリカード53が正常で
あることを確認の後(Q15)、積算情報メモリ71の
操作回数CN1 ,リレー動作回数CN2 、及び稼働時間
TMからなる積算情報をメモリカード53の積算情報領
域53bへ書込む(Q15)。そして、表示用受信監視
情報の解析処理を実施する(Q16)。
【0072】以上の処理が終了すると、Q2へ戻り、次
の規定周期T0 における監視情報51のフレームが入力
するのを待つ。なお、積算情報メモリ71の稼働時間カ
ウンタ71cの稼働時間TMは、別途、1秒毎の時間割
込み処理にて更新される(TM=TM+1)。。
【0073】このような構成のモニタ装置52において
は、メモリカード53には、例えば最新のNmax 個の採
取時刻tが付された監視情報51及び積算情報が記憶保
持されている。
【0074】そして、操作員は、定期点検時、又は無線
遠隔制御システムに何等かの異常が発生した時点で、モ
ニタ装置52の動作を停止させて、このメモリカード5
3をモニタ装置52のカードライタ67から抜き取る。
そして、このメモリカード53をメーカの研究室に持帰
り、解析装置54のカードリーダ55に装着して、この
解析装置54を起動する。
【0075】すると、解析処理部56が起動して、所定
の解析プログラムに従って、カードリーダ55に装着さ
れたメモリカード53から各規定周期T0 毎の採取時刻
tが付された各監視情報51を読取って解析を行う。
【0076】具体的には、 (1) メモリカード53の積算情報領域53bから読出
したリレー動作回数CN2 に基づいて駆動回路22に組
込まれれているリレーの概略寿命を推定する。
【0077】(2) メモリカード53の積算情報領域5
3bから読出した操作回数CN1 、稼働時間TM等から
システム全体における部品の交換や定期点検の日時を決
定する。
【0078】(3) 操作情報24の数と伝送エラー情報
の数とから、操作端末6から無線受信機20までの無線
通信回線におけるエラー発生率を算出する。また、エラ
ー発生率と操作回数CN1 や稼働時間TMとの関係を解
析する。
【0079】(4) 操作信号26と駆動接点実働信号2
7とを比較参照することによる駆動回路22のリレーの
接点溶着等の故障の検出を行う。 (5) 接点開放信号29の数を計数することにより故障
発生率を算出する。また、この故障発生率とリレー動作
回数CN2 との関係を解析する。
【0080】(6) 保護セィフティリレー47が正常に
作動することを保護接点実働信号28に基づいて確認す
る。 (7) その他、無線遠隔制御システムを構成する無線受
信機20、制御装置21、駆動回路22の各部に異常か
発生した場合において、異常発生前後の伝送サイクル
(規定周期T0 )毎の各部に入出力される信号や情報に
基づいて異常発生の原因の究明を支援する。例えば、被
制御機器23が異常停止した場合、その原因がシステム
の各構成部材の故障に起因するものか、作業員の操作ミ
スに起因するのかを簡単に検証できる。
【0081】そして、上述した(1) 〜(7) の解析結果及
び診断結果を表示器57に表示出力すると共に、プリン
タ58で印字出力する。以上説明したように、本実施形
態においては、無線遠隔制御システムに対してモニタ装
置52と解析装置54との2つの装置からなる診断装置
を設けている。したがって、モニタ装置52を例えば無
線受信機20に長期間取付け状態で、異常事態が発生し
た時のみ、このモニタ装置52に装着されたメモリカー
ド53に記憶されているデータの最小伝送時間単位であ
る規定周期T0 毎の各部に入出力される信号や情報を、
別の位置に配設された解析装置54を用いて詳細に解析
することが可能である。
【0082】なお、本発明は上述した実施形態に限定さ
れるものではない。モニタ装置52は、無線受信機20
から全ての情報や信号を収集したが、無線受信機20の
他に制御装置21から信号や情報を収集してもよい。
【0083】また、必要に応じて、パーソナルコンピュ
ータからなる解析装置54とモニタ装置52とを信号ケ
ーブルで接続して、解析装置54からモニタ装置52へ
各種の初期設定データや制御プログラムをダウンロード
することも可能である。
【0084】さらに、例えば操作端末6における作業員
の操作が例えば5分等の所定時間実施されなかった場
合、モニタ装置52が行う監視情報51のメモリカード
53への規定周期T0 毎の書込み動作を停止してもよ
い。このようにすることによって、メモリーカード53
の監視情報領域53cの記憶容量を有効に使用できる。
【0085】また、不揮発性メモリ70の積算情報メモ
リ71の各カウント値CN1 ,CN2 ,TMの計測開始
日時や計測終了日時を外部から任意に設定可能にしても
よい。
【0086】
【発明の効果】以上説明したように本発明の無線遠隔制
御システムの診断装置においては、モニタ装置で無線遠
隔制御システムの各部の監視情報を抽出して時刻情報を
付加して時系列的にメモリカードに書込んでいる。そし
て、このメモリカードに書込まれた各部に対する監視情
報を別途配設された解析装置を用いて解析している。
【0087】したがって、このモニタ装置を監視対象に
恒常的に取付けたままとでき、各部の監視情報の履歴を
把握でき、よって、異常原因究明を能率的に実施でき、
かつ各部の動作履歴や操作端末の操作履歴や各部の寿命
に関係する動作回数も把握でき、無線遠隔制御システム
に対するより詳細な診断を実施できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態の診断装置が設けられた
無線遠隔制御システムの概略構成図
【図2】 同無線遠隔制御システムにおける無線受信機
の概略構成を示すブロック図
【図3】 同無線遠隔制御システムにおける制御装置の
概略構成を示すブロック図
【図4】 同無線遠隔制御システムにおける駆動回路の
回路図
【図5】 同診断装置を構成するモニタ装置の概略構成
を示すブロック図
【図6】 同モニタ装置の書込バッファ,積算情報メモ
リ及びメモリーカードの記憶内容を示す図
【図7】 同無線遠隔制御システムにおける無線受信機
の動作を示す流れ図
【図8】 同無線遠隔制御システムにおける制御装置の
動作を示す流れ図
【図9】 同診断装置におけるモニタ装置の動作を示す
流れ図
【図10】 一般的な大型クレーンを示す模式図
【図11】 同大型クレーンを操作するための無線遠隔
制御システムの概略構成を示す模式図
【符号の説明】
6…操作端末 7…伝送フレーム 20…無線受信機 21…制御装置 22…駆動回路 23…被制御機器 24…操作情報 26…操作信号 27…駆動接点実働信号 ,28…保護接点実動信号 29…接点開放信号 46…駆動セィフティリレー 47…保護セィフティリレー 51…監視情報 52…モニタ装置 53…メモリカード 54…解析装置 55…カードリーダ 56…診断処理部 67…カードライタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作端末(6) から規定周期で無線出力さ
    れる操作情報を無線受信機(20)で順次受信し、無線受信
    機で順次受信した操作情報を制御装置(21)へ送信し、制
    御装置で駆動回路(22)を介して被制御機器(23)を制御す
    る無線遠隔制御システムにおけるモニタ装置(52)と解析
    装置(54)とからなる診断装置であって、 前記モニタ装置は、前記規定周期毎に、少なくとも、前
    記操作端末から無線受信機へ送信される操作情報、前記
    制御装置から前記駆動回路へ送出される操作信号、この
    操作信号にて動作する前記駆動回路の実動作信号を含む
    監視情報(51)を抽出する監視情報抽出手段と、メモリカ
    ード(53)が選択的に装着されるカードライタ(67)と、前
    記監視情報抽出手段で抽出された監視情報を時計回路か
    ら得られた時刻情報を付して時系列的に前記カードライ
    タに装着されているメモリカードに書込む監視情報書込
    手段とを有し、 前記解析装置は、前記メモリカード(53)が選択的に装着
    されるカードリーダ(55)と、このカードリーダでメモリ
    カードから読取られた時系列的な監視情報に基づいて、
    前記無線遠隔制御システムにおける前記操作端末にて実
    行された操作回数、前記駆動回路における実動回数を含
    む各部の動作履歴、及び前記各部における異常の有無を
    診断する診断手段(56)とを有したことを特徴とする無線
    遠隔制御システムの診断装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103984614A (zh) * 2014-05-06 2014-08-13 华为技术有限公司 一种监控方法及监控装置、电子设备
JP2017070981A (ja) * 2015-10-07 2017-04-13 株式会社アマダホールディングス プレス加工機及びプレス加工機における電磁開閉器の接点溶着検出テスト実行方法

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