JPH11268055A - 一体型エラストマ製品の製造方法 - Google Patents

一体型エラストマ製品の製造方法

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JPH11268055A
JPH11268055A JP11034607A JP3460799A JPH11268055A JP H11268055 A JPH11268055 A JP H11268055A JP 11034607 A JP11034607 A JP 11034607A JP 3460799 A JP3460799 A JP 3460799A JP H11268055 A JPH11268055 A JP H11268055A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 浸漬成形またはフラット成形により、複特性
(一般的には、複デュロメータ硬度および/または複
色)シームレスエラストマ製品の製造方法を提供するこ
とにある。 【解決手段】 異なる色、デュロメータ硬度および/ま
たは他の材料特性をもつエラストマ材料が、互いに化学
結合することを可能にし、剥離のあらゆる可能性をなく
すことができる方法。異なる材料特性をもつラテックス
ベース・エラストマ溶液が、加熱された金型に連続的に
付着され、製品を構成する一連の層を形成する。各付着
物間で迅速な部分硬化が生じ、この部分硬化によって各
層上にスキンコートが形成され、該スキンコートは、異
なる溶液の混合を防止するが、材料の完全硬化中に依然
として化学結合を形成することを可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、広くは成形エラス
トマ製品の製造方法に関し、より詳しくは、異なる特性
(例えば、異なる色および/またはデュロメータ硬度
等)をもつ複数の層が、層間剥離の可能性を完全に無く
すべく成形加工の結果として化学的に一体結合されるエ
ラストマ製品の製造方法に関する。本発明は、主とし
て、流体エラストマ材料の硬化により形成される、フラ
ット成形およびフォーム成形(form-molded)(例えばデ
ィップ成形)されるエラストマ製品に関する。このよう
なエラストマ製品では、機能的および/または審美的理
由から、製品の異なる部分、領域、セクションまたは層
を、異なるデュロメータ硬度、色および/または他の材
料特性をもつエラストマ材料で形成することが重要であ
る。
【0002】
【従来の技術】この形式のフラット成形製品の典型的な
例として、耐久性のための高いデュロメータ硬度および
クッション性のための低いデュロメータ硬度をもつ或る
領域を有することが望まれるソール(靴底)、および製
品の異なる領域を目立つ色(しばしば輝く色)で形成す
ることが重要な運動用衣類に付けるロゴがある。次に、
フォーム成形製品の例として、製品製品の機能または外
観を向上させるため、製品の或る領域を異なるデュロメ
ータ硬度または他の特性をもつ材料で形成することがし
ばしば重要とされる手袋およびブーツがある。例えば、
手袋またはブーツの或るセクションを非常に弾性があり
かつしなやかなものとすると同時に、他のセクションを
剛性が大きくかつ耐穿刺性に優れたものとし、更に別の
セクションは特にトラクション(地面グリップ性)また
はクッション性に優れたものとするのが有効なこともあ
る。
【0003】慣用的なプラクティスでは、このような製
品は、通常、射出成形法または圧縮成形法を用いて製造
されている。慣用的な射出成形法は、一度に1つの色お
よびデュロメータ硬度のみをもつ材料を使用できるに過
ぎない。2つ以上の色が必要とされる製品では、射出成
形された部品の表面に、シルクスクリーン法および他の
方法で塗装およびコーティングしなければならず、従っ
て、使用時に迅速に摩耗する傾向を有している。圧縮成
形法では多くのデュロメータ硬度および多くの色の部品
を創出できるが、特定の色またはデュロメータ硬度の各
部品を別々に成形して、次に接着剤および圧力を用いて
組み立てなければならず、これは非常に労働集約的であ
りかつ高価な技術を必要とし、かつ部品は、しばしば、
使用時に剥離すなわち分離し易い。
【0004】射出成形法および圧縮成形法に付随する他
の一般的問題は、これらの方法に必要な金型の製造に極
めて高いコストを要し(例えば、製造用金型は、簡単な
ものでも50,000米ドル以上のコストを必要とする)、こ
のため、例えば、定期的なスタイル変更は途方もなく高
価なものとなってしまう。また、これらの製品および方
法に伝統的に使用されている材料は比較的弾性に欠ける
性質を有するため、異なるサイズの各製品には多数の金
型が必要とされ、例えば、ソールの場合には、足の各サ
イズおよび幅に合わせて別々の特定金型が必要になる。
上記問題に加えて他の問題が、例えばスキューバダイビ
ング、スキーおよび水上スキー、サーフィンおよびウイ
ンドサーフィン等のアスレチック活動およびスポーツ活
動に広く使用される防水ブーツおよび手袋等の体にぴっ
たり合うように成形されるエラストマ製品にしばしば生
じる。従来、この種の防水ブーツおよび手袋は、一体に
縫合される定形ラバークロス片から構成され、シーム
(縫合部)はゴムおよびシーラントでコーティングされ
て防水性が付与される。この方法は非効率的かつ労働集
約的であるだけでなく、シームが使用中に頻繁に引っ張
られるため、製品には漏洩が生じかつ浸水するようにな
る。このため、このようなブーツおよび手袋には水が入
り込んで膨張され(特に、ハードな使用の場合)、従っ
て着用者の足および手に適正に一致しなくなる。このよ
うな製品には、ブーツまたは手袋が足首または手首にぴ
ったり合う輪郭を維持しつつ着脱できるように、孔塞ぎ
手段として、しばしばジッパーが設けられる(このジッ
パーが更に別の漏洩源となる)。また、シームおよびジ
ッパーは非常に不快感を与えかつ使用者の足に摩擦を与
える。
【0005】異なるセクションすなわち領域に多くの特
性(例えば、異なるデュロメータ硬度および/または
色)を付与するが、接着剤またはシームの使用を必要と
しない一体型(ワンピース)ブーツ、手袋または他の成
形製品ならば、これらの問題を解決できるであろう。し
かしながら、これらの趣旨に沿う解決を与える従来技術
の試みは、少なくとも商業的見地からは可能性がない。
例えば、下記の3つの米国特許明細書は、人体の異なる
部分に適合する異なる防水性弾性製品を開示するが、こ
れらの米国特許明細書に教示されている方法は、上記種
類の製品に関連して使用するには完全に満足できるもの
ではない。例えば米国特許第2,666,208 号明細書(Fun
k)は、義足ストッキングの製造方法を開示している。
このストッキングはシーヤーベース(sheer fabric bas
e)で形成され、ストッキングを不透明にするため、その
一方の側部がゴム状充填材料からなる交互の層でコーテ
ィングされている。しかしながら、この米国特許明細書
には、異なる領域すなわちセクションに異なる材料特性
(例えば異なる色またはデュロメータ硬度)を備えたシ
ームレス・エラストマ製品を形成できる商業的に可能性
のあるバッチ方法すなわち連続方法は全く開示されてい
ない。
【0006】米国特許第3,633,216 号明細書(Schonbol
tz)は、最高の触覚機敏性および操縦容易性が得られる
ように比較的薄い材料で形成されたゴム製手術用手袋を
開示している。この手袋は、穿刺および汚染物質の透過
を防止するため2倍の厚さに作られた少なくとも1つの
指部分を有している。この米国特許明細書には、異なる
色、デュロメータ硬度または他の特性をもつエラストマ
を接合する方法は全く開示されていない。米国特許第4,
133,624 号明細書(Heavner 等)は、手の部分および手
首の部分を備えた成形手袋を開示している。手首部分
は、その周囲の複数の長手方向チャンネルと、手部分と
は反対側の端部の複数の周方向チャンネルとを有してい
る。チャンネルは互いに交差しており、チャンネルに沿
う手袋の厚さは隣接領域の厚さより大きく、チャンネル
の目的は、長手方向の溝およびチャンネルまたはビード
状カフのみを備えた手袋に比べ、摩耗されている間の転
がり抵抗に優れたカフを形成することにある。この米国
特許明細書には、異なる色、デュロメータ硬度または他
の特性をもつエラストマを接合する方法は全く開示され
ていない。
【0007】他の既知の従来技術として次のものがあ
る。カナダ国特許第1,077,263 号明細書(Stockli)は、
水中活動用のブーツを開示している。気泡質エラストマ
ソックスが、爪先部分、踵部分およびフォクシング(後
部腰革)を備えた非気泡質現場加硫アウトソール(表
底)に接合されている。ソックスは、ナイロン等の織布
で覆われている。アウトソールの接合は、織布に浸透し
かつ織布を含浸するネオプレンセメントの第1層と、天
然ゴムセメントの第2層とを付与することにより補助さ
れる。アウトソールの加硫は、加熱・加圧環境内で行な
われる。このカナダ国特許明細書には、異なる色、デュ
ロメータ硬度または他の特性を備えたエラストマを成形
方法自体により永久的に接合する方法は全く開示されて
いない。
【0008】フランス国特許第2,454,280 号明細書(Fr
itsch)は、変化する壁厚を備えた、足にぴったり合う弾
性靴を製造すべく、ラテックス中に中空金型を浸漬する
ことにより製造されるビーチシューズを開示している。
ソールおよびトップの大きい壁厚および爪先領域および
踵領域は、これらの領域の厚い壁を備えた金型(このた
め、金型のこれらの領域の局部熱容量が大きくなり、多
量のゲル状ラテックス材料を形成できる)を用いて製造
される。このフランス国特許明細書には、異なる材料特
性をもつエラストマを接合する方法は全く開示されてい
ない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題を解
決したものであり、浸漬成形またはフラット成形によ
り、複数特性(一般的には、複数デュロメータ硬度およ
び/または複数色)のシームレスエラストマ製品の製造
方法を提供する。浸漬成形製品の一例として、加熱され
た金型を、ポリ塩化ビニルプラスチゾル等の弾性を有す
る硬化性エラストマの溶液中に浸漬することにより成形
されるアクアブーツがある。次に、フラット成形製品の
一例として、このようなエラストマ溶液を、加熱された
開頂金型(open-topped mold)の1つ以上のキャビティ
内に分配することにより形成されるアスレチックシュー
ズ用アウトソールがある。
【0010】
【課題を解決するための手段】かくして、本発明の一態
様は、(a)製品の内部に一致する形状をもつ加熱され
た金型を、第1材料特性をもつラテックスベース・エラ
ストマの加熱溶液中に浸漬して、第1エラストマの層を
金型上でゲル化させる工程と、(b)第1エラストマの
層が被覆された金型を引き出す工程と、(c)第1エラ
ストマの層を(例えば、エラストマ被覆金型を所定時間
オーブン内に置くことにより)部分硬化する工程と、
(d)金型の少なくとも一部を、第2材料特性をもつ第
2ラテックスベース・エラストマの加熱溶液中に浸漬し
て、第2エラストマの層を第1エラストマの層の少なく
とも一部の上でゲル化させる工程と、(e)第1および
第2エラストマの層が被覆された金型を引き出す工程
と、(f)第1および第2エラストマの層を完全硬化さ
せて、両層の界面に永久化学結合を形成する工程とから
なる連続工程により、多くの材料特性(例えば、多くの
デュロメータ硬度、多くの色、弾性セクションおよび非
弾性セクション、および/または発泡セクションおよび
非発泡セクション)をもつブーツ等のシームレス一体型
エラストマ製品の製造方法に関する。
【0011】製品の正確な厚さおよび高さは、(a)製
品の設計全高まで、金型を第1エラストマ中に浸漬し、
(b)第1エラストマの層が所定厚さまで金型に接着で
きるようにし、(c)金型を取り出しかつ第1層を部分
硬化させ、(d)エラストマ被覆された金型を、製品の
設計全高の位置またはこれより下の位置にある所定浸漬
ラインまで、第2エラストマ溶液中に浸漬し、(e)第
2エラストマの層が、所定厚さ(該厚さは、第1層の厚
さと組み合わされて、製品の当該部分に、設計厚さにほ
ぼ等しい全厚さを付与する)まで第1層に接着できるよ
うにし、(f)第2エラストマ溶液から金型を引き出
し、(g)第1および第2エラストマの層を完全硬化さ
せて、両層の界面に永久化学結合を形成することにより
達成される。
【0012】最初の2つのエラストマ層が完全硬化させ
られる前に、エラストマ被覆された金型を第3エラスト
マ溶液中に浸漬することにより、厚いソールまたはベー
スを製品に形成できる。第3エラストマは、連続気泡材
料または独立気泡材料で形成でき、他の両層の一方また
は両方との化学結合を形成する。或いは、フラット成形
製品として製造されるアウトソールまたは他の外側層お
よび底層は、金型上のエラストマコーティングが完全硬
化する前に、前記層を製品上に置くことにより製品に接
着することもできる。フラット成形された層は、次に、
高温に加熱されると浸漬成形される層に化学的に結合さ
れる。一実施形態では、金型は、約300 0F から約4
50 0F に加熱され、次に、約1秒〜180秒間、第1
エラストマ溶液中に浸漬される。金型および第1エラス
トマ層は、次に、金型および第1エラストマコーティン
グを第2エラストマ溶液中に浸漬しかつ上記工程を反復
する前に、約190〜700 0F の範囲内の空気温度を
もつオーブン内に、約10秒〜5分間置かれる。
【0013】第3層を必要とする場合には、金型および
エラストマコーティングは、約1秒〜240秒間、第3
エラストマ溶液中に引き続き浸漬され、これにより、最
初の2つの層またはこれらの層の一部の上に第3層を形
成する。次に、金型およびエラストマコーティングは、
約190〜700 0F の範囲の空気温度をもつオーブン
内に、約1秒から5分間置かれ、硬化および層間の化学
結合を完了する。次に、金型およびエラストマコーティ
ングは、硬化オーブンから取り出された後、室温の水浴
中に浸漬される。本発明の方法に使用されるエラストマ
としてポリ塩化ビニルプラスチゾルがあり、この目的の
ためにはラテックスベース・エラストマ溶液が特に適し
ている。任意の適当なデュロメータ硬度を使用でき、約
40〜120の範囲のデュロメータ硬度が一般的であ
る。
【0014】エラストマが少なくとも部分的に硬化した
後で、かつエラストマが未だ柔らかい間に、或るパター
ン(例えば、トレッドパターン)を金型上の層に押し付
けることすなわち刻印することができる。金型上に織布
層を置きかつ織布の少なくとも一部を金型と一緒にエラ
ストマ溶液中に浸漬することができ、これにより、織布
層上にエラストマ層が形成され、製品にライニングが形
成される。織布およびエラストマは高温のオーブン内に
置かれ、硬化工程を完了する。また、本発明は、例えば
アスレチックシューズのアウトソールのような化学的に
結合され、多くの特性をもち、フラット成形されたエラ
ストマ製品の製造方法を提供する。本発明の方法は、
(a)製品の少なくとも一部に一致する形状をもつ少な
くとも1つのキャビティが面内に形成された金型を用意
する工程と、(b)好ましくは赤外線オーブン内で、金
型を高温に加熱する工程と、(c)第1材料特性をもつ
第1液体ラテックスベース・エラストマ溶液を、製品の
リップの周囲までキャビティ内に分配する工程と、
(d)金型および第1エラストマ溶液を高温に加熱し
て、金型内の第1エラストマ溶液の少なくとも一部を硬
化させる工程と、(e)第2材料特性をもつ第2液体ラ
テックスベース・エラストマ溶液を金型内に分配し、第
2エラストマ溶液の層が金型のキャビティ内の第1エラ
ストマ材料の少なくとも一部上に配置されるようにする
工程と、(f)第1および第2エラストマ材料の層を完
全硬化させ、両層の界面に永久化学結合が形成されるよ
うにする工程と、(g)製品を金型から取り外す工程と
を備えている連続工程を提供する。
【0015】フラット金型の面内には、金型の壁すなわ
ちダムにより分離された複数のキャビティがあり、各キ
ャビティには、異なる材料特性をもつエラストマ溶液が
別々に充填される。次に、第2エラストマ材料の層が2
つ以上のこれらのキャビティの頂部上に分配され、全て
のエラストマ層が単一のシームレス製品に一体接合され
る。一実施形態では、フラット金型は、赤外線オーブン
内で、ほぼ室温と約300 0F との間の温度まで予熱さ
れる。第1液体エラストマがキャビティ内に分配された
後、第1エラストマが少なくとも部分的に硬化されるま
で、約190〜700 0F の範囲の空気温度をもつオー
ブン内に、1秒から5分間置くことのが良い。第2エラ
ストマが、金型内で、部分的に硬化した第1エラストマ
の頂部上に分配された後、金型は、新しい層を第1エラ
ストマ材料上で少なくとも部分的に硬化させることがで
きる充分な時間、高温のオーブン内に置くことのが良
い。
【0016】第3エラストマ層を必要とする場合には、
最初の2つの層は極く一部が硬化され、次に、他のエラ
ストマの頂部上に第3層が分配され、かつ全ての層が完
全に硬化および接合できるのに充分な時間、上記温度範
囲のオーブン内に置かれる。一体接合される層は、連続
気泡配合物および独立気泡配合物の両方で形成でき、連
続気泡配合物は、履物の特定領域すなわち特定セクショ
ンで要求されるクッション性を与える。
【0017】
【発明の実施の形態】図1〜図8は、浸漬成形(図1〜
図5)およびフラット成形(図6〜図8)の両方を含む
本発明の特定実施形態を示す。両者の基本的工程は同じ
であるが、主な相違点は、浸漬成形ではエラストマ材料
の異なる層が、溶液中に浸漬される雄型の外面上に形成
されるのに対し、フラット成形ではエラストマ材料が雌
型の内面内に分配されることにある。 a.浸漬成形 i.成形工程 以下、本発明の浸漬成形の実施形態を、アクアスポーツ
に使用する一例としてのブーツに関連して説明するが、
雄型上で成形するのに適した形状をもつ他の種類の成形
エラストマ製品(一例として挙げるならば、「ゴム」手
袋)の製造にも等しく適用できることを理解されたい。
【0018】本発明に従って浸漬成形ブーツまたは同様
な製品を成形する場合の幾つかの長所のうちの1つは、
本発明が、製品の別々に成形されたパーツを結合するシ
ームの必要性を無くし、従って、シームを備えた慣用的
な製品がもつ欠点を解消することである。例えば、本発
明は、足の形状にぴったり一致するが、このためにジッ
パーを使用する必要がなく、しかも、或る領域(例え
ば、足首の回りの領域)では、使用の容易性のために、
より弾性すなわち「伸縮性に富んだ」エラストマ材料で
成形されるのに対し、他の領域(例えばソール)では、
優れた耐磨耗性および耐穿刺性が得られるように、丈夫
で、高いデュロメータ硬度をもつエラストマ材料で成形
される一体型エラストマブーツを構成できる。また、任
意であるが、ネオプレン被覆織布のようなライナを使用
することもできる。
【0019】ブーツまたは他の製品の浸漬成形は、加熱
された金型を、同配合または異配合の加熱されたエラス
トマ−稀釈剤溶液中に、調節された深さまで工程的に浸
漬することにより、バッチ法すなわち連続法で行なうこ
とができ、中間の部分硬化工程(本願明細書で使用する
用語「部分硬化」は、エラストマが、最初に堆積した液
体エラストマの新しい層に連続すなわち混合しない程度
に、エラストマの頂部上に形成されることを意味する)
では、異なる特定性能をもつ化学結合層を形成する。従
って、図1に示すように、本発明に従って作られた例示
のハイカットブーツ2は、のど部10と、本体部12
と、アッパーソール部14と、ロワウォーキングソール
部16とを有し、これらの全ての部分は、成形方法の実
施過程で一体に接合される。図2は、幾分低いのど部2
2と、本体部24と、アッパーソール部26と、ウォー
キングソール部28とを備えた同様なシューズ型ブーツ
20を示す側面図である。次に、図3は、図1のブーツ
および図2のブーツの両者の内側部分を形成するのに使
用される中空金属の金型30の断面図である。のど部、
本体部およびソール部の輪郭、サポート(support)およ
び厚さは、金型がエラストマ溶液中に浸漬される深さお
よび時間に従って定められる。
【0020】本発明の浸漬成形法を、図1のハイカット
ブーツ2に関連して図4に概略的に示す。金型30(該
金型は、テフロン(登録商標)または他の同様な材料が
コーティングされた中空金属(例えばアルミニウム)が
好ましい)は、必要温度に到達するまで(一般には、1
〜20分間)赤外線オーブン内で加熱される。金型の構
造、テフロン(登録商標)(または他の同様な)コーテ
ィング、および赤外線オーブンの使用の全ては、慣用的
な方法に比べ、エラストマ材料を硬化する非常に短いサ
イクル時間を可能にする役割を果たす。エラストマプラ
スチゾルを使用する慣用的な成形法の場合には、一般
に、硬化時間は15〜20分間以上である。しかしなが
ら、硬化時間がこのように長いと、プラスチゾル材料中
の或るオイルの「燃焼」が起こされ、このため、完成品
に、褪色、デュロメータ硬度の変化および他の問題が生
じる。本発明は、硬化サイクル時間を約3分間以下の範
囲に維持することにより、これらの問題を回避する。よ
り詳しくは、アルミニウム金型に、(高「輝」仕上げと
は反対の)非常に鈍い(例えば、サンドブラスト加工し
た)外面仕上げを用いることにより、赤外線エネルギが
金型から反射されることはなく、また、(登録商標)テ
フロン(またはこの均等物の)仕上げは、金型が最初に
熱を非常に迅速に吸収し、次に非常に迅速に冷却するこ
とにより、材料に迅速に熱焼入れ(heat quench)するこ
とを可能にする。
【0021】加熱された金型は、保持ロッド31によ
り、特定の弾性エラストマ溶液36(該溶液は、稀釈し
ないか、シンナすなわち稀釈剤を用いて所望の度合いに
稀釈することができる)のタンク34中に、特定時間
(一般には、1〜180秒間)浸漬され、これにより、
金型の外面上のエラストマ溶液のゲルが、所定厚さのコ
ーティングを形成する。次に、金型30は、のど部10
および本体部12を形成している層と一緒に浸漬から取
り出されて、反転させられる。エラストマ層は、加熱さ
れた金型上でおよび/またはオーブン32内(一般に
は、190〜700 0F および1秒〜5分間)で一部が
硬化できるようになる。硬化中に、スモークとして生じ
る可視ガスがブーツから放出される。スモークが或る時
間(この時間は、経験により決定される)続いたとき
に、硬化が充分な段階に到達したことになる。満足でき
る部分硬化時間は、オーブン効率、配合物、温度および
他の関連プロセスパラメータにより決定される。
【0022】次に、金型は正立状態に戻され、第2溶液
37(第2溶液は、第1溶液36の配合と同じ配合でも
よいし、異なる配合でもよい)中に浸漬される。この浸
漬は、アッパーソール部14の頂部までかつ特定時間
(一般には、1〜240秒間)をかけて行なわれ、これ
により、ブーツの本体部12とアッパーソール部14と
の間に輪郭ラインが創成される。次に、金型30がエラ
ストマ−稀釈剤溶液37から引き出され、反転され、か
つオーブン32内に置かれて、第1および第2コーティ
ングが部分硬化される。次に、ブーツの厚くて耐久性お
よび耐穿刺性を有するウォーキングソールを創成すべく
(図4の工程工程(g)参照)、金型30をオーブン3
2から取り出し、金型30を正立状態にして、ロワソー
ル部16の頂部まで金型を他のエラストマ配合物中に浸
漬することにより下方のウォーキングソール部16が形
成される。或いは、ロワソール部16は、別の金型(例
えばフラット成形金型)内で形成し、接着剤および/ま
たは熱により接合することもできる。
【0023】第1エラストマ溶液36、第2エラストマ
溶液37および第3エラストマ溶液39は、これらのそ
れぞれの層に、これらの意図する目的に適合する異なる
材料特性および特徴を付与するため異なる配合にするこ
とができる。例えば、例示のブーツ2の製造に関して
は、ブーツを引っ張って容易に足に着脱できるようにす
るため、第1溶液36を、容易に伸縮できる、柔軟で弾
性のあるエラストマ層を形成できるものにすべきであ
る。第2溶液37は、優れた耐磨耗性を得る目的で、よ
り剛性および耐久性に優れたコーティングを形成するよ
うに配合できる。第3溶液39は、スカッフィング(引
っ掻き傷)に耐えることができ、かつトラクションおよ
び長寿命が得られるように配合できる。しかしながら、
任意に適当に組み合わせた配合物を使用できることは理
解されよう。また、所望ならば、この方法に更に別の浸
漬溶液を使用することもできる。
【0024】それぞれの浸漬後、ブーツおよび金型30
は、反転され、エラストマ層が完全に硬化されるまで
(一般には、190〜700 0F の空気温度でかつ1秒
〜5分間)、オーブン32内に置かれる。次に、ブーツ
2は、オーブン3から取り出され、室温に冷却されるま
で金型30上に置かれる。冷却は、図4の工程(k)に
示すように、金型30およびブーツ2を水タンク38中
に浸漬することにより加速される。金型30から剥離さ
れた後、ブーツ2は、最終硬化および完全強度が得られ
るように、室温で更に24時間硬化することができる。
図4の工程(j)は、ブーツのソール部分16に、ロゴ
を備えた(または備えていない)格子すなわちトレッド
パターンを形成すべく実施される任意の中間工程を示す
ものである。ソール部が未だ柔軟である間に、雌型40
(該雌型には、ロゴを備えた(または備えていない)ト
ラクショントレッドすなわち格子パターンの逆パターン
が形成されている)をソール部の底部に押し付け、ブー
ツを水タンク28中に浸漬する前にソール部にパターン
を刻印する。
【0025】図5は、金型30上で形成されたブーツ2
を示す側断面図である。図5は、種々の部分の異なる厚
さを容易に示すものであり、例えば、ロワソール部16
はアッパーソール部14より厚い。本体部12はより薄
く形成され、ブーツ2を引っ張って足に着脱できるよう
にするため、伸縮可能な弾性度合いをもつエラストマで
形成される。アッパーソール部14は、着用者の足にク
ッション性に優れた支持を与えるため、幾分高いデュロ
メータ硬度をもつ耐久性に優れた材料で形成され、また
審美性を高めるためコントラストのある色で成形するこ
ともできる。次に、ロワソール部16は、トラクション
および耐磨耗性を与えるコーティングで形成される。図
5にはリム部42も示されており、該リム部42は、金
型30に形成された対応溝44により、のど部10の頂
部に形成される。リム部42は、のど部10が足に引き
上げられるときに、のど部の裂けを低減させる機能を有
する。
【0026】図6は、ネオプレンおよびナイロンの足関
節部46、エラストマのアッパーソール部14およびエ
ラストマのロワソール部16が形成されているブーツを
示す側面図である。上記プロセス工程で説明したよう
に、足関節部46は、アッパーソール部およびロワソー
ル部を形成する特定深さまでエラストマ溶液中に浸漬さ
れる。 ii. 設備および材料 上記のように、本発明による連続的工程浸漬法に使用す
る雄型は、熱伝導性金属材料で適当に形成され、この目
的のためには鋳造アルミニウムが特に適している。金型
は、例えば、パリスの石膏型または砂型を用いて、慣用
的な鋳造および鍛造技術に従って完成品の形状となるよ
うに形成できる。
【0027】一般に、中実コア金型よりは中空金属の金
型が好ましい。なぜならば、製品の形状に成形された中
実金属マンドレルは、一般に過大な熱容量を有し、効率
的かつ充分に短いサイクル時間で行なわれるべき浸漬お
よび部分硬化のためには長すぎる時間、熱を保持する。
低温の中実金型を使用すると、許容限度を超えて製品の
硬化時間を延長させる傾向を有し、この場合も、熱伝達
時間および硬化時間が過大になる傾向がある。中空金属
の金型は、一般にセラミック金型より優れていることが
判明している。なぜならば、満足できる結果を得るに
は、セラミック金型は多孔質すぎるからである。セラミ
ック金型内には、ガスが吸収および収容され易く、金型
がエラストマ−稀釈剤溶液中に浸漬された後に、これら
のガスがエラストマ層中に逃散し、コーティング中に好
ましくない微孔を形成する。また、セラミック金型中の
熱は満足できるようには伝達されず、従って、部分硬化
されたブーツを容易に得ることはできない。
【0028】本願で説明する各例示方法での使用に適し
た液体エラストマプラスチゾル材料は、QCM社(930
S. Central, Kent, Washington 98032, 米国)から市販
されているラテックスベース溶液であり、適当な例とし
て、QCM社のバッチ番号P7002 、P6721 、P6957 、P8
109 、P6940 、P5963 、P6027 、P5608 、P5957 、P502
9 がある。しかしながら、本発明の方法はこれらの特定
配合物に限定されるものではない。混合液は、使用前に
24時間静止させておき、好ましくない捕捉気泡を溶液
から完全に逃散させる。下記例に使用される赤外線オー
ブンは、6立方フィート〜1,800 立方フィートで、一般
に190〜700 0F の空気温度を維持するものが好ま
しい。 iii.例示方法 − 浸漬成形 本発明の原理に従って種々の所望の注文特徴をもつ所与
の製品を製造するのに、多くの別の方法および工程を使
用できる。ここに示す例は、上記浸漬成形方法に使用で
きる或る材料およびパラメータを説明するための例示的
なものであって、排他的なものではない。例えば、エラ
ストマ浸漬時間および硬化時間は使用されるエラストマ
−稀釈剤溶液の配合、使用される金型の熱容量、成形さ
れる製品の種類および厚さ、および他のプロセスパラメ
ータに従って変えることができる。
【0029】プロセス 1 上記のような例示アクアブーツを成形するには、人の足
の形状をなす約1/4インチ(1cm)の壁厚の中空アル
ミニウム金型が、下記条件下で首尾よく機能することが
判明している。金型は、190〜700 0F の温度で、
1〜20分間、赤外線オーブン内で加熱される。次に、
金型は、正立状態で、第1エラストマ溶液(引っ張って
使用者の足に着脱できる充分な弾性をもつ、丈夫で、弾
性がある防水製品を形成するのに適した、例えばQCM
No.6957)中に浸漬される。稀釈剤を用いない純粋エラ
ストマを使用した予備実験では、完成品は、伸縮性が殆
どまたは全くないため実用的でないことが判明した。仕
様に従うエラストマ溶液は、約60〜120 0Fの範囲
の温度で、浴タンク中に保持できる。
【0030】最初に、加熱された金型は、一般に1〜1
80秒間エラストマ溶液(P6957)中に浸漬され、この間
に、エラストマ溶液は、加熱された金型の外面上に層を
なしてゲル化しかつ堆積する。堆積量は浸漬時間に比例
するので、浸漬時間および金型温度は、製品の特定層ま
たは領域に所定の厚さが得られるように選択される。次
に、金型およびエラストマコーティングが溶液から引き
出されかつ反転され、金型中に保有された熱により部分
硬化される。次に、金型はオーブンに移動され、所望度
合いの部分硬化が達成されるまで硬化が続けられる。次
に、より厚いセクションまたは異なる材料特性(例え
ば、異なるデュロメータ硬度または色)が必要とされる
場合には、金型は、第1コーティングと一緒に、第2溶
液中に部分的または完全に浸漬され、第2エラストマの
コーティングが第1層に接着するのに充分な時間(所望
の厚さにもよるが、一般には1〜240秒間)第2溶液
中に保持される。第2エラストマ溶液がコーティングさ
れた金型は、次に、第2溶液から取り出され、反転さ
れ、かつエラストマの外側層が少なくとも部分硬化する
のに充分な時間、190〜700 0F の空気温度をもつ
オーブン内に保持される。2層型製品は、該製品に更に
別の特性が必要とされる場合には、第3エラストマ溶液
中に引き続き浸漬される。金型(今や、この金型の少な
くとも一部には、異なるエラストマの2つの層が接着さ
れている)は、第3エラストマのコーティングが、第1
および第2エラストマまたはこれらの一部に接着するの
に充分な時間(一般には、1秒〜5分間)、第3エラス
トマ溶液中に保持される。
【0031】金型が浸漬される深さは、各フェーズで浸
漬される金型の一部のように製品を設計することにより
制御される。例えば、最終のエラストマ溶液は連続気泡
材料で形成でき、かつ比較的厚いコーティングを形成す
るのに充分な長時間をかけて浸漬できる。前述のよう
に、厚さは、浸漬時間の長さと、金型の熱とによって決
定される。必要ならば、エラストマが未だ柔らかい間
に、製品を、その硬化工程の或る部分の間に取り出し、
金型に押し付け、或る適当なパターンをエラストマに刻
印することができる。例えば、最終層(この例では、ブ
ーツの底を形成する層)に、トラクションを向上させる
粗面化パターン(textured surface pattern)を刻印す
ることができる。硬化後、金型および該金型上に成形さ
れたエラストマ製品はオーブンから取り出され、かつ好
ましくは約50〜90 0F に維持された水を収容する冷
却タンク中に浸漬されて冷却される。金型およびエラス
トマ製品は、この態様で迅速かつ効率的に冷却される。
次に、金型およびエラストマ製品は、冷却タンクから取
り出され、製品が金型から剥離される。
【0032】任意であるが、他のセクションを別々に成
形し、例えば、金型上の外側エラストマ層が完全硬化す
る前に、エラストマで覆われた金型上に、フラット成形
された別のエラストマ製品(該製品は後述のように構成
できる)を置くことにより、主製品に接合することもで
きる。これらは、最終硬化オーブン内に一緒に置かれ、
接合される。これも任意であるが、1つのセクションを
別途成形して、エラストマが最終硬化オーブンから取り
出された後(しかしながら、エラストマが依然として熱
くかつエラストマが水による衝撃を受ける前)に、エラ
ストマで覆われた金型上にフラット成形された別の製品
を置くことにより主製品に接合することもできる。プロセス 2 上記例示プロセス1で説明した中空金型に、最初に、金
型上に引き上げられたネオプレン被覆されたナイロン織
布からなるソックスを取り付ける。次に、金型および織
布を、約250〜450 0F の温度に、約30秒〜18
分間加熱する。
【0033】金型およびネオプレン・ナイロン織布は、
次に、エラストマが織布に接着するのに充分な時間をか
けて、特定高さまで、エラストマ浴中に浸漬される。一
般に1〜180秒間の3つの浸漬が使用される。第1の
浸漬は初期シーヤーコーティングを形成し、第2の浸漬
は中間層を形成し、かつ第3浸漬は外側層を形成する
(全て同じエラストマ配合物である)。これにより、コ
ーティングの全所望厚さを得ることができる。最終浸漬
の後、金型およびエラストマ被覆織布が反転され、かつ
約190〜700 0F の空気温度を有するオーブン内に
約1〜5分間置かれて、種々の層を確実に接合する。反
転により、製品の底に突出流れおよび滴りが形成される
ことが防止される。エラストマの第1層が少なくとも部
分硬化されて製品の上方の層が形成された後、金型、織
布および上方の層は、第2配合物が第1配合物またはそ
の一部に接着するのに充分な時間(一般には、約1〜6
分間)、第2エラストマ溶液中に浸漬される。金型が浸
漬される深さは、製品の設計により変えられる。
【0034】第2エラストマ配合物中に浸漬された後、
金型、織布および層状エラストマは反転され、かつ一般
に約190〜700 0F の空気温度をもつオーブン内
に、一般に約1秒〜5分間置かれる。この場合も、金型
が浸漬される深さは、製品の設計により定まる。最終エ
ラストマ溶液は、所望の厚さを達成するための介入硬化
時間(intervening cure period)で、3倍まで(また
は、或る実施形態では3倍以上)浸漬される。次に、金
型、織布およびエラストマの層は、全てのエラストマ層
が完全に硬化できるのに充分な時間(一般には約10秒
〜8分間)、オーブン内に置かれる。必要ならば、エラ
ストマが未だ柔らかい間に、製品を、その硬化工程の或
る部分の間に取り出し、金型に押し付け、或る適当なパ
ターンをエラストマに刻印することができる。
【0035】この方法を用いることにより、図1および
図2に示すように、工程的に変化する厚さに従って、ネ
オプレン・ナイロン織布の内側ライナと、硬化エラスト
マの1つ以上の外側コーティングとを備えた製品を形成
することができる。或いは、完全に浸漬することによ
り、ネオプレン・ナイロン織布をエラストマで完全に被
覆することができる。b.フラット成形明らかに異なる
特性の領域をもつ平らな物品は、1つ以上の別々のキャ
ビティを形成すべく、一般に1〜50mmの典型的深さに
切削、鋳造および鍛造加工された鉄系または非鉄系の開
口金型を創成することにより達成される。上記理由か
ら、金型は、テフロン(登録商標)が被覆された艶消し
アルミニウムで形成するのが最も好ましい。
【0036】金型は、例えばアスレチックシューズのソ
ールまたはロゴのような任意のほぼ平面型製品の形状に
することができる。製品に、1つ以上の特徴(例えば、
図示の例では隆起した文字。これらは共通ベースまたは
「バッキング」層に接合すべきものである))を付す場
合には、金型には、種々の特徴のための異なる液体エラ
ストマが一体に合流しないように、キャビティを分離す
る1つ以上の壁すなわちダムが設けられる。製品の設計
に従って、これらのダムは、金型のリップに至る全体に
設けることもできる。図6は、一般に約60° 0F (ほ
ぼ室温)〜300 0F の範囲の温度にオーブン52(図
7の工程(m))内で加熱された(登録商標)テフロン
被覆型の金属雌型50を用いてフラット成形製品40、
66(図4)を製造する方法を概略的に示す。前述の方
法のように、金型は、約190〜700 0F の範囲の空
気温度をもつ赤外線オーブン内で加熱するのが好まし
い。以下に説明する例示の方法では、赤外線オーブン
は、好ましくは、約6〜24インチの高さ、約1〜8フ
ィートの幅、および約6〜100フィートの長さを有す
るチューブのような形状を有する。
【0037】加熱された金型は、オーブン52から、液
体エラストマディスペンサ74の下に移動する(図7の
工程(n))。液体エラストマディスペンサ74は、異
なる特性(例えば、異なる密度、デュロメータ硬度およ
び/または色)をもつ液体エラストマ80、81、8
2、83を、ダム70のレベルまで金型キャビティ5
4、56、58、60内に分配する。前述のように、硬
化したエラストマ材料のデュロメータ硬度は、一般に約
40〜120の範囲にあり、適当な種類のエラストマ配
合物は前述した通りである。次に、金型はオーブン52
に移動し(図7の工程(p))、ここで、エラストマが
部分硬化される。部分硬化後、金型は、次に、他の液体
エラストマディスペンサ78の下に移動する(図7の工
程(t))。ここで、エラストマ溶液62が全てのノズ
ルから分配され、エラストマ溶液は、別々の金型キャビ
ティ内の部分硬化エラストマ80、81、82、83の
頂部上に流れる。この液体エラストマ62は、他のエラ
ストマセクション(80、81、82、83)に接合し
かつ該セクションを結合する連続層を形成する。ダムの
上方の金型を充填するのに使用されるエラストマは、キ
ャビティ内に最初に敷かれた異なるエラストマ配合物の
各々との化学的結合を形成し、かつ連続気泡エラストマ
または独立気泡エラストマの両者と結合できる能力を有
している。
【0038】次に、金型およびエラストマは再びオーブ
ン52に移動し(図7の工程(s))、ここで、エラス
トマは少なくとも部分硬化される(完成品に必要な層が
2つだけである場合には、工程(f)は完全硬化工程と
なる)。次に、他のエラストマ溶液64を分配すること
により、製品の第3層が形成される(図7の工程
(r))。エラストマ溶液64は、ディスペンサ76か
らの連続気泡配合物を使用することもできる(連続気泡
配合物は、履物にしばしば要求されるクッション性を与
える)。ディスペンサ76は、必要に応じて、多くのノ
ズルから配合物64を分配する。次に、エラストマが充
填された金型はオーブン52に移動され(図7の工程
(q))、ここで全てのエラストマ層が完全に硬化され
かつ接合される。この方法の最終工程として、金型およ
び硬化されたエラストマ製品は、完成品66が金型から
取り外される前に(図7の工程(v))、空冷チャンバ
68に通される(図7の工程(u))。
【0039】かくして、本発明によれば、高度の弾性を
呈するエラストマ溶液の上方の層すなわち「バッキン
グ」層(単一または複数)を形成することにより、製品
の各サイズおよび幅(例えば、シューズのソールの各サ
イズおよび幅)に別々の金型を必要とするという従来技
術の射出成形法に特有の欠点を解消できる。この弾性
は、1つの金型サイズを、1つ以上のサイズおよび幅に
適合させることを可能にする。なぜならば、ソールまた
は他の製品の底の個々の特徴部および領域は、満足でき
る性能および着用特性が得られるように、高いデュロメ
ータ硬度および小さい弾性をもつように形成されるが、
弾性バッキング層(単一または複数)は必要に応じて
「伸縮」できるからである。また、従来技術の方法で生
じる剥離の問題は本発明の方法では生じることがなく、
本発明の方法は、部分的に硬化した液体エラストマを、
1つの分離不可能なユニットに化学的に接合することが
できる。また、本発明の方法は、高生産量が得られる自
動化方法に使用できるため、コスト有効性に優れてい
る。
【0040】当業者には明らかであろうが、上記開示か
ら、本発明の精神または範囲から逸脱することなく、本
発明の実施に多くの変更が可能である。従って、本発明
の範囲は、特許請求の範囲の記載に従って解釈すべきで
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法に従って形成された、一例として
のハイカット型防水ブーツを示す側面図である。
【図2】本発明の方法に従って形成された、別のローカ
ット型防水シューズを示す側面図である。
【図3】図1および図2の履物を形成すべく本発明の方
法に使用される金型を示す側面図である。
【図4】加熱した金型を一連のエラストマ溶液中に浸漬
し、或る浸漬フェーズ間にエラストマの部分硬化を生じ
させることにより、本発明によるブーツまたは他の製品
を成形する方法の連続工程を示す概略図である。
【図5】図3の金型を垂直に切断した側断面図であり、
金型の外面上に、一例としてのエラストマのウォータス
ポーツブーツが形成されており、かつ該ブーツの底上に
エラストマの上下ソールが形成されているところを示す
ものである。
【図6】図4と同様な概略図であり、液体エラストマを
開口金型の壁付キャビティ内に分配し、かつ或る分配フ
ェーズ間にエラストマの部分硬化を生じさせることによ
り、本発明によるフラット成形製品を成形する方法の連
続工程を示すものである。
【図7】壁またはダム(これらの壁またはダムは、異な
る液体エラストマ用のキャビティを分離するが、金型の
上方リップより下に終端して、分離されたキャビティ内
の層の頂部上に注入すべきエラストマ溶液の1つ以上の
付加層のための室を残しておく)を備えた一例としての
多キャビティ金型を示す斜視図である。
【図8】図6に示す方法を用いて、図7に示す金型で製
造された一例としての複特性一体型シームレス製品を示
す斜視図である。
【符号の説明】
2 ブーツ 10 のど部 12 本体部 14 アッパーソール部 16 ウォーキングソール部 30 金型 32 赤外線オーブン 34 タンク 36 第1エラストマ溶液 37 第2エラストマ溶液 38 水タンク 39 第3エラストマ溶液 40 雌型
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B29L 22:00

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金型部材を所定温度に加熱する工程と、 加熱された金型部材に第1液体エラストマを付着して、
    金型部材上に第1液体エラストマゲルの第1エラストマ
    層を形成する工程と、 金型部材上の第1エラストマ層を部分硬化して、第1エ
    ラストマ層の外面上に薄いスキン層を形成する工程と、 金型部材上の第1エラストマ層の少なくとも一部の上
    で、金型部材に第2液体エラストマを付着して、前記ス
    キンコートが第1および第2液体エラストマと混合しな
    いようにして、第1エラストマ層上に第2液体エラスト
    マゲルの第2エラストマ層を形成する工程と、 第1エラストマ層上の第2エラストマ層を少なくとも部
    分的に硬化して、第1層と第2層との剥離を防止する永
    久化学結合部を形成する工程とからなることを特徴とす
    る一体型エラストマ製品の製造方法。
  2. 【請求項2】 第1材料特性をもつ第1エラストマ層を
    形成すべく第1液体エラストマを選択する工程と、 第1エラストマ層の材料特性とは異なる第2材料特性を
    もつ第2エラストマ層を形成すべく第2液体エラストマ
    を選択する工程とを更に有することを特徴とする請求項
    1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記第1材料特性が第1デュロメータ硬
    度であり、第2材料特性が、第1デュロメータ硬度とは
    異なる第2デュロメータ硬度であることを特徴とする請
    求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記第1材料特性が目立つ第1色であ
    り、第2材料特性が、第1色とは異なる、目立つ第2色
    であることを特徴とする請求項2に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記第1液体エラストマを金型部材に付
    着する工程が、 雄型部材の少なくとも一部を第1液体エラストマ中に浸
    漬して、金型部材の少なくとも一部の外面上に第1エラ
    ストマ層を形成させることからなることを特徴とする請
    求項2に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記第2液体エラストマを金型部材に付
    着する工程が、 第1エラストマ層が付着された雄型部材の少なくとも一
    部を、第2液体エラストマ中に浸漬して、第1エラスト
    マ層の少なくとも一部の外面上に第2エラストマ層を形
    成させることからなることを特徴とする請求項5に記載
    の方法。
  7. 【請求項7】 第1所定厚さをもつ第1エラストマ層が
    金型部材上に形成されるのに充分な所定時間をかけて、
    第1液体エラストマを金型部材に付着する工程と、 第2所定厚さをもつ第2エラストマ層が金型部材上の第
    1エラストマ層上に形成されるのに充分な所定時間をか
    けて、第2液体エラストマを金型部材に付着する工程と
    を更に有することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  8. 【請求項8】 熱伝達性金属材料からなる中空雄型部材
    を形成する工程を更に有することを特徴とする請求項5
    に記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記中空雄型部材を形成する工程が、 赤外線熱の吸収を高めるため、金型部材を艶消し仕上げ
    する工程を更に有することを特徴とする請求項8に記載
    の方法。
  10. 【請求項10】 前記中空雄型部材を形成する工程が、 約1/4インチの平均厚さを有するアルミニウム金属の
    中空雄型部材を形成する工程を更に有することを特徴と
    する請求項9に記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記中空雄型部材を形成する工程が、 熱伝達特性を高めるためのテフロン(登録商標)外面コ
    ーティングを備えた中空雄型部材を作る工程を更に有す
    ることを特徴とする請求項9に記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記金型部材を所定温度に加熱する工
    程が、 前記中空雄型部材を赤外線オーブン内で加熱することか
    らなることを特徴とする請求項11に記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記第1液体エラストマを金型に付着
    する工程が、 第1液体エラストマを雌型部材内に堆積させ、雌型部材
    内の少なくとも1つのキャビティを少なくとも部分的に
    充填して、第1エラストマ層が前記キャビティの少なく
    とも一部内に形成されるようにすることを特徴とする請
    求項2に記載の方法。
  14. 【請求項14】 前記第2液体エラストマを金型部材に
    付着する工程が、 第2液体エラストマを、前記キャビティ内の第1エラス
    トマ層の少なくとも一部の上で雌型部材内に堆積させ、
    第2エラストマ層が第1エラストマ層の少なくとも一部
    の上面上に形成されるようにすることを特徴とする請求
    項13に記載の方法。
  15. 【請求項15】 主受容領域および少なくとも1つのダ
    ム部分を備えた雌型部材を形成する工程を更に有し、前
    記ダム部分は、前記主受容領域の下部を、異なる材料特
    性をもつそれぞれのエラストマ層を形成すべく選択され
    る複数の液体エラストマを受け入れるための複数の別々
    のキャビティに分割することを特徴とする請求項14に
    記載の方法。
  16. 【請求項16】 前記第2液体エラストマを雌型部材内
    に堆積させる工程が、 第2液体エラストマ層を、第2液体エラストマが前記複
    数の別々のキャビティに流入するようにして主受容領域
    内に堆積させることからなり、第2エラストマ層が、キ
    ャビティ内の前記エラストマ層を結合するバッキング層
    を形成することを特徴とする請求項15に記載の方法。
  17. 【請求項17】 前記第1および第2液体エラストマ
    を、ポリ塩化ビニルのプラスチゾルからなる群から選択
    する工程を更に有することを特徴とする請求項2に記載
    の方法。
  18. 【請求項18】 前記第1および第2液体エラストマを
    選択する工程が、 第1および第2液体エラストマを、ラテックスベース・
    プラスチゾルからなる群から選択することからなること
    を特徴とする請求項17に記載の方法。
  19. 【請求項19】 前記金型部材を所定温度に加熱する工
    程が、 金型部材を、約60〜450 0F の範囲の所定温度に加
    熱することからなることを特徴とする請求項18に記載
    の方法。
  20. 【請求項20】 前記金型部材を所定温度に加熱する工
    程が、 金型部材を、約300 0F の温度に加熱することからな
    ることを特徴とする請求項19に記載の方法。
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