JPH11267873A - レーザ光の走査光学系及びレーザ加工装置 - Google Patents

レーザ光の走査光学系及びレーザ加工装置

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JPH11267873A
JPH11267873A JP10092256A JP9225698A JPH11267873A JP H11267873 A JPH11267873 A JP H11267873A JP 10092256 A JP10092256 A JP 10092256A JP 9225698 A JP9225698 A JP 9225698A JP H11267873 A JPH11267873 A JP H11267873A
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JP
Japan
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laser
laser light
galvanomirror
beam splitter
light
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JP10092256A
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English (en)
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Kazunari Umetsu
一成 梅津
Yoshifumi Yoshida
佳史 吉田
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Seiko Epson Corp
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 レーザ光を出力するためのレーザ光源1
0と、2軸制御可能なピエゾ式ガルバノミラー13から
なるガルバノメータ型走査光学系とを備えたレーザ加工
装置。この走査光学系において、S偏光のレーザ光18
は偏光ビームスプリッタ11で反射され、λ/4板12
を通過して円偏光となり、ガルバノミラーに略垂直に入
射する。次に、ガルバノミラーからの反射光は逆回りの
円偏光となり、再びλ/4板を通過してP偏光になり、
偏光ビームスプリッタを通過して、集光レンズ14によ
り集光されて被加工物表面に照射される。制御装置17
によりガルバノミラーの反射方向を制御して、レーザ光
を被加工物表面上に2次元的に走査する。照射されるレ
ーザ光のパワーは、λ/4板を回転させることにより偏
光ビームスプリッタの透過率を変えて調整する。 【効果】 レーザ光を高速かつ高精度に走査でき、微細
加工が可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザ光を高精度
かつ高速で走査するための走査光学系に関し、特にこの
ような走査光学系を備えたレーザ加工装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、これらの技術分野において指向性
・集光性に優れたレーザ光の利用が実用化されており、
特にレーザ加工の分野では、切断・穴開け・マーキング
等の除去加工やエッチング等の表面加工、表面改質等に
幅広く利用されている。一般にレーザ加工において、レ
ーザ光を被加工物表面上に2次元的に走査する方式とし
て、ガルバノメータ型走査方式やXYテーブル型走査方
式が知られている。その他に、X軸をポリゴンミラーで
高速走査し、Y軸もこれに同期させて少しずつ送るポリ
ゴンミラー型走査方式がレーザプリンタに採用されてい
る。
【0003】被加工物をXY軸テーブルに載せて駆動す
るXYテーブル型走査方式は、高速駆動が困難で応答性
が低く、しかも装置全体が大型化するという問題があ
る。これに対し、XY方向にそれぞれ別個のガルバノメ
ータ型オプティカルスキャナを用いるガルバノメータ型
走査方式は、構成が簡単かつ小型で、処理速度や精度、
操作性、簡便さ等の点で有利であり、様々な用途に多く
用いられている。
【0004】図4は、このような従来のガルバノメータ
型走査方式の光学系を備えた典型的なレーザ加工装置の
構成を概略的に示している。このレーザ加工装置は、レ
ーザ発振器1と、第1走査ミラー2を有するX軸駆動ガ
ルバノメータ3と、第2走査ミラー4を有するY軸駆動
ガルバノメータ5と、所謂f−θレンズからなる集光レ
ンズ6とを備える。レーザ発振器1からのレーザ光7
は、第1及び第2走査ミラー2、4間で反射され、集光
レンズにより集光して被加工物8表面に照射される。レ
ーザ光の照射は、両ガルバノメータ3、5をそれぞれ別
個に駆動することにより、被加工物表面上でX方向及び
/又はY方向に走査される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のガルバノメータ型走査方式では、2枚の走査ミ
ラーを使用するために光学系の調整が難しく、特に微小
スポット径を得ることが困難なため、微細加工には不向
きであり、高精度の走査が困難で応答性が低いため、加
工精度が低くかつ加工時間が長くなるという問題があ
る。
【0006】また、高精度な加工を行うためには、加工
条件及びその変化に応じて照射するレーザ光のパワー
(熱量)を調整する必要があるが、レーザ発振器の出力
を加工作業中に微調整することは実際上困難であり、ま
たレーザ発振器の出力を一定に維持したままレーザ光の
パワーを調整するためには、別個に減衰光学系を設ける
必要が生じる。
【0007】そこで、本発明は上述した従来技術の問題
点に鑑みてなされたものであり、その目的は、比較的簡
単な構成で高速かつ走査精度の高いレーザ光の走査光学
系を提供することにある。
【0008】本発明の別の目的は、このような光学系を
備えることにより、レーザ光を高速かつ高精度に走査す
ることができ、その構成が比較的簡単かつ小型で、加工
効率に優れ、特に微細加工に適したレーザ加工装置を提
供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、レーザ
発振器から出力されたレーザ光を反射するための2軸制
御可能なガルバノミラーと、該ガルバノミラーからの反
射光を集光させるための集光レンズと、前記ガルバノミ
ラーの反射方向を制御するための制御装置とからなるレ
ーザ光の走査光学系が提供される。
【0010】この構成により、制御装置により1個のガ
ルバノミラーを制御するだけでレーザ光を2次元的に走
査できるので、2個のガルバノメータをXY軸方向に別
個に駆動する従来の走査光学系に比して応答性・操作性
が著しく向上し、高速かつ高精度の走査・位置決めが可
能になると共に、その構成を簡単にして小型化を図るこ
とができる。
【0011】また、本発明の走査光学系は、レーザ発振
器からのレーザ光をガルバノミラーに略垂直に入射する
ように通過させる偏光ビームスプリッタと、該偏光ビー
ムスプリッタとガルバノミラー間に光軸を合わせて配置
されたλ/4板とを更に備える。
【0012】レーザ光源からのレーザ光は、偏光ビーム
スプリッタを通過する際にS偏光の場合に反射され、λ
/4板により円偏光となってガルバノミラーに入射し、
反射されて逆回りの円偏光に変化し、再びλ/4板を通
過してP偏光となり、偏光ビームスプリッタを直進して
集光レンズに入射する。他方、P偏光の場合には、偏光
ビームスプリッタを直進してλ/4板により円偏光とな
り、ガルバノミラーに反射されて逆回りの円偏光に変化
し、再びλ/4板によりS偏光となって偏光ビームスプ
リッタで反射され、集光レンズに入射する。いずれの場
合にも、レーザ光のガルバノミラーへの入射角度が略0
°であるため、レーザ光をXY軸方向にそれぞれ線形に
走査しかつ位置決めすることができ、走査精度が一層向
上する。
【0013】本発明の別の側面によれば、レーザ光を出
力するためのレーザ光源と、該レーザ光源からのレーザ
光を反射するための2軸制御可能なガルバノミラーと、
該ガルバノミラーからの反射光を集光させて被加工物表
面に照射するための集光レンズと、ガルバノミラーの反
射方向を制御するための制御装置とからなるレーザ加工
装置が提供される。
【0014】このような構成の走査光学系を備えること
により、制御装置により1個のガルバノミラーの反射方
向を制御するだけで、レーザ光を被加工物表面上に2次
元的に走査することができるので、被加工物を任意の形
状に高速で高精度に加工することができる。
【0015】更に本発明によれば、レーザ光を出力する
ためのレーザ光源と、2軸制御可能なガルバノミラー
と、前記レーザ光源からのレーザ光をガルバノミラーに
略垂直に入射するように通過させる偏光ビームスプリッ
タと、該偏光ビームスプリッタとガルバノミラー間に光
軸を合わせて配置されたλ/4板と、ガルバノミラーか
ら反射されて再びλ/4板及び偏光ビームスプリッタを
通過したレーザ光を集光させて被加工物表面に照射する
ための集光レンズとからなるレーザ加工装置が提供され
る。
【0016】レーザ光源から出力されて偏光ビームスプ
リッタを通過するレーザ光はS偏光又はP偏光のいずれ
であってもよい。上述したように、S偏光の場合には、
偏光ビームスプリッタで反射され、λ/4板により円偏
光となってガルバノミラーに入射し、反射されて逆回り
の円偏光に変化し、再びλ/4板を通過してP偏光とな
って偏光ビームスプリッタを直進し、集光レンズで集光
して被加工物表面に照射される。これに対し、P偏光の
場合には、レーザ発振器と集光レンズとの配置が逆にな
り、偏光ビームスプリッタを直進したレーザ光が、λ/
4板により円偏光となってガルバノミラーに入射し、反
射された逆回りの円偏光が再びλ/4板によりS偏光と
なり、偏光ビームスプリッタで反射されて集光レンズで
集光される。いずれの場合にも、1個のガルバノミラー
でレーザ光を被加工物表面上でXY軸方向にそれぞれ線
形制御して走査しかつ位置決めすることができ、応答性
・加工精度がより一層向上する。
【0017】前記λ/4板は、走査光学系の光軸に関し
て回転可能に設けることができ、それによりガルバノミ
ラーからの反射光の偏光ビームスプリッタの透過率を変
化させることができ、被加工物表面に照射されるレーザ
光のパワーを、別個の調整手段を設けることなく容易に
調整することができるので、好都合である。
【0018】更に別の実施例では、前記偏光ビームスプ
リッタと集光レンズとの間に位相格子を配置することが
でき、それにより、1つのレーザ光から複数の焦点を同
じ強度で同時に発生させることができるので、被加工物
表面の複数の個所を同時に走査して加工することができ
る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に、添付図面を参照しつつ実
施例を用いて本発明を詳細に説明する。図1は、本発明
によるレーザ加工装置の好適な実施例の構成を概略的に
示している。本実施例のレーザ加工装置は、レーザ光を
出力するレーザ光源10と、偏光ビームスプリッタ1
1、λ/4板12、ガルバノミラー13及び集光レンズ
14からなる走査光学系とを備える。
【0020】ガルバノミラー13は、XY軸方向に高精
度に制御して傾動可能なプラットホームを有するピエゾ
式ガルバノメータ15と、該プラットホームに取り付け
られた走査ミラー16とからなる。ガルバノメータ15
は、前記プラットホーム即ち走査ミラー16の傾動を制
御するための制御装置17に接続されている。このよう
なガルバノメータとしては、複数の圧電変換子を用いて
プラットホームを駆動するタイプのものが、例えばドイ
ツ国の Physik Instrumente (PI) GmbH & Co.から市販
されている。
【0021】λ/4板12は、偏光ビームスプリッタ1
1とガルバノミラー13との間に光軸を合わせて配置さ
れ、集光レンズ14は、偏光ビームスプリッタを挟んで
λ/4板と反対側に同様に光軸を合わせて配置される。
集光レンズ14には、光軸から角度θでレンズに入射さ
れたときの焦点が、光軸を通った光が焦点を結ぶ平面と
同じ面上にくるように設計された組合せレンズである所
謂f−θレンズを使用することが好ましい。
【0022】本実施例では、レーザ光源10は前記走査
光学系の光路の外側に配置され、S偏光のレーザ光を発
生する。前記レーザ光源からのレーザ光Bは、偏光ビー
ムスプリッタ11によりガルバノミラー13に向けて反
射され、該ミラーに略垂直に入射する。レーザ光Bは、
λ/4板12を通過すると右回りの円偏光となり、カル
バノミラー13で反射されて逆方向即ち左回りの円偏光
に変化する。この反射光が再びλ/4板を通過するとP
偏光となり、偏光ビームスプリッタ11を直進し、集光
レンズ14により集光されて被加工物18表面に照射さ
れる。
【0023】ガルバノミラー13の反射方向は、前記プ
ラットホームの傾斜角度を制御装置17からの入力信号
で変化させることにより調整することができる。このと
き、レーザ光Bのガルバノミラー13への入射角度が略
0°であるので、被加工物18表面で走査されるレーザ
光は、プラットホームの角度変位に関してXY軸方向に
線形に制御される。例えば、制御装置17からガルバノ
メータ15に、それぞれ90°位相がずれたX軸及びY
軸走査のための正弦波の信号を入力すると、レーザ光は
真円の軌跡を描いて走査される。本願発明者によれば、
実際にレーザ光をnm単位で制御することができた。この
ように1個のガルバノミラーでレーザ光をXY軸方向に
線形走査することにより、応答性が向上し、高速かつ高
精度での走査が可能になる。
【0024】本発明によれば、λ/4板12は、前記走
査光学系の光軸に関して回転可能に保持することができ
る。ガルバノミラー13からの反射光が偏光ビームスプ
リッタ11を通過する際の透過率は、λ/4板の回転角
度に関して正弦曲線をもって変化する。従って、λ/4
板の回転角度を調整することにより、被加工物表面への
レーザ光のパワーを容易に、加工作業中であっても連続
的に調整することができる。例えば穴開け加工におい
て、被加工物表面層を比較低いパワーで加工してドロス
の発生を少なくし、それより深い部分では強いパワーで
加工して加工効率を高めることができ、加工条件に応じ
た最適な加工が可能になる。
【0025】図2は、本発明によるレーザ加工装置の第
2実施例の構成を示している。第2実施例のレーザ加工
装置は、偏光ビームスプリッタ11及びλ/4板12が
省略され、そのためにレーザ光源10がレーザ光Bをガ
ルバノミラー13に直接入射させるように配置されてい
る点で、図1の第1実施例とは異なる。
【0026】このため、レーザ光源10は、ガルバノミ
ラー13と集光レンズ14とを結ぶ光路を遮らない位置
に配置する必要があり、レーザ光のガルバノミラー13
への入射角度θが比較的大きくなる。第1実施例のよう
にガルバノミラー13における走査ミラー16の角度変
位を線形的に変換してレーザ光を走査することはできな
いが、第1実施例よりも構成が簡単である。従来の2枚
の走査ミラーを使用するガルバノメータ型走査方式に比
べると、構成が簡単な上に、高い走査応答性が得られ、
より高速かつ高精度に走査することができる。従って、
要求される走査・加工精度が比較的低い場合には、実用
上十分に使用することができる。
【0027】別の実施例によれば、図1及び図2に示す
レーザ加工装置において、図3に示すように、集光レン
ズ14の手前の光路内に公知の位相格子19を追加し、
レーザ光Bを該位相格子を通過した後に集光レンズ14
に入射させることができる。図3は位相格子19の作用
を正確に表現したものではないが、レーザ光Bは、位相
格子19を通過すると、元の1本のビームが複数のビー
ムに分岐され、各分岐ビームがそれぞれ集光レンズ14
により集光される。従って、被加工物18表面の前記分
岐ビームに対応する複数の個所を同時に走査しつつ加工
することができる。
【0028】分岐ビームの数、配列などは、位相格子の
設計により適当に変更することができる。本願発明者に
よれば、60ビームまで支障なく分岐することができ
た。また、レーザ加工に使用するレーザ光のビーム径は
最大1mm程度であるので、位相格子19の手前にビーム
エキスパンダを設けて、ビーム径を最大16mm程度まで
拡大すると、集光性が良くなるので好ましい。
【0029】以上、本発明の好適な実施態様について実
施例を用いて詳細に説明したが、本発明は、その技術的
範囲内において様々な変形・変更を加えて実施すること
ができる。例えば、図1のレーザ加工装置において、レ
ーザ光源10と集光レンズ14とを逆に配置し、かつレ
ーザ光源10からS偏光に代えてP偏光のレーザ光を発
生させ、レーザ光の進路を逆向きにすることができる。
また、レーザ光限10から出力されるレーザ光は、直線
偏光である必要はなく、少なくとも偏光ビームスプリッ
タ11を通過する際に直線偏光になっていればよい。
【0030】
【発明の効果】本発明のレーザ光の走査光学系によれ
ば、1個のガルバノミラーを制御するだけでレーザ光を
2次元的に走査できるので、従来の走査光学系に比して
応答性・操作性が著しく向上し、高速で高精度の走査・
位置決めが可能になると共に、構成が簡単で容易に小型
化を実現でき、様々な分野で利用することができる。
【0031】また、本発明のレーザ加工装置によれば、
このような走査光学系を用いることにより、1個のガル
バノミラーの反射方向を制御するだけで、レーザ光を被
加工物表面上に2次元的に高速かつ高精度で走査・加工
することができる。特に、その走査光学系に偏光ビーム
スプリッタとλ/4板とを備えることにより、レーザ光
をガルバノミラーに略垂直に入射するので、該ミラーの
角度変位を被加工物表面上でXY軸方向にそれぞれ線形
制御することができ、被加工物を任意の形状に高速で高
精度に加工できるので、加工精度・加工効率の高い微細
加工が可能となり、様々な加工の用途において生産性が
大幅に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるレーザ加工装置の第1実施例の構
成を示す概略図である。
【図2】本発明によるレーザ加工装置の第2実施例の構
成を示す概略図である。
【図3】本発明による光学系の変形例を示す概略図であ
る。
【図4】従来のガルバノメータ型走査光学系を備えたレ
ーザ加工装置の構成を示す概略図である。
【符号の説明】
1 レーザ発振器 2 第1走査ミラー 3 X軸駆動ガルバノメータ 4 第2走査ミラー 5 Y軸駆動ガルバノメータ 6 集光レンズ 7 レーザ光 8 被加工物 10 レーザ光源 11 偏光ビームスプリッタ 12 λ/4板 13 ガルバノミラー 14 集光レンズ 15 ピエゾ式ガルバノメータ 16 走査ミラー 17 制御装置 18 被加工物 19 位相格子

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ発振器から出力されたレーザ光を
    反射するための2軸制御可能なガルバノミラーと、前記
    ガルバノミラーからの反射光を集光させるための集光レ
    ンズと、前記ガルバノミラーの反射方向を制御するため
    の制御装置とからなることを特徴とするレーザ光の走査
    光学系。
  2. 【請求項2】 前記レーザ光が直線偏光であり、該レー
    ザ光を前記ガルバノミラーに略垂直に入射するように通
    過させる偏光ビームスプリッタと、前記偏光ビームスプ
    リッタと前記ガルバノミラー間に光軸を合わせて配置さ
    れたλ/4板とを更に備えることを特徴とする請求項1
    に記載の走査光学系。
  3. 【請求項3】 レーザ光を出力するためのレーザ光源
    と、前記レーザ光源からのレーザ光を反射するための2
    軸制御可能なガルバノミラーと、前記ガルバノミラーか
    らの反射光を集光させて被加工物表面に照射するための
    集光レンズと、前記ガルバノミラーの反射方向を制御す
    るための制御装置とからなることを特徴とするレーザ加
    工装置。
  4. 【請求項4】 レーザ光を出力するためのレーザ光源
    と、2軸制御可能なガルバノミラーと、前記レーザ光源
    からのレーザ光を前記ガルバノミラーに略垂直に入射す
    るように通過させる偏光ビームスプリッタと、前記偏光
    ビームスプリッタと前記ガルバノミラー間に光軸を合わ
    せて配置されたλ/4板と、前記ガルバノミラーから反
    射して前記λ/4板及び前記偏光ビームスプリッタを通
    過したレーザ光を集光させて被加工物表面に照射するた
    めの集光レンズとからなることを特徴とするレーザ加工
    装置。
  5. 【請求項5】 前記λ/4板が前記光軸に関して回転可
    能であることを特徴とする請求項4に記載のレーザ加工
    装置。
  6. 【請求項6】 前記偏光ビームスプリッタと前記集光レ
    ンズとの間に配置された位相格子を更に有することを特
    徴とする請求項3乃至5のいずれかに記載のレーザ加工
    装置。
  7. 【請求項7】 前記偏光ビームスプリッタを通過するレ
    ーザ光がS偏光であることを特徴とする請求項4乃至6
    のいずれかに記載のレーザ加工装置。
  8. 【請求項8】 前記偏光ビームスプリッタを通過するレ
    ーザ光がP偏光であることを特徴とする請求項4乃至6
    のいずれかに記載のレーザ加工装置。
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