JPH11267233A - 吸収缶直結型全面マスク - Google Patents
吸収缶直結型全面マスクInfo
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- JPH11267233A JPH11267233A JP10074280A JP7428098A JPH11267233A JP H11267233 A JPH11267233 A JP H11267233A JP 10074280 A JP10074280 A JP 10074280A JP 7428098 A JP7428098 A JP 7428098A JP H11267233 A JPH11267233 A JP H11267233A
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- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 claims abstract description 11
- 230000002745 absorbent Effects 0.000 claims description 29
- 239000002250 absorbent Substances 0.000 claims description 29
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 abstract 2
- 239000010959 steel Substances 0.000 abstract 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 2
- 231100000331 toxic Toxicity 0.000 description 2
- 230000002588 toxic effect Effects 0.000 description 2
- 239000002341 toxic gas Substances 0.000 description 2
- 101100269850 Caenorhabditis elegans mask-1 gene Proteins 0.000 description 1
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- Respiratory Apparatuses And Protective Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 吸収缶直結型全面マスクに取付けた吸収缶の
位置を右頬あるいは左頬の位置に容易に移行させること
ができる全面マスクの提供。 【解決手段】 全面マスク面口部にアダプタを介して吸
収缶を固定しアダプタを回転させて吸収缶の取付け位置
を変える。そのアダプタの一端は押込み式でＣ型止め輪
で面口部に結合し、他端は４個の鋼球、２個のスプリン
グ、鋼球固定部、２個の止め輪、スプリング受け部及び
スライド本体からなる雌側の吸収缶固定ジョイントを具
えたアダプタである。
位置を右頬あるいは左頬の位置に容易に移行させること
ができる全面マスクの提供。 【解決手段】 全面マスク面口部にアダプタを介して吸
収缶を固定しアダプタを回転させて吸収缶の取付け位置
を変える。そのアダプタの一端は押込み式でＣ型止め輪
で面口部に結合し、他端は４個の鋼球、２個のスプリン
グ、鋼球固定部、２個の止め輪、スプリング受け部及び
スライド本体からなる雌側の吸収缶固定ジョイントを具
えたアダプタである。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、呼吸用保護具のう
ち、面体が顔面全体を覆う全面マスクにおいて、吸収缶
の取付け方向を変化させることができる吸収缶直結型全
面マスクに関する。
ち、面体が顔面全体を覆う全面マスクにおいて、吸収缶
の取付け方向を変化させることができる吸収缶直結型全
面マスクに関する。
【０００２】
【従来の技術】労働安全衛生法によれば、粉じんあるい
は有毒ガスの環境下にあっては、作業者は防じん又は防
毒マスクの着用が義務づけられている。高濃度の環境下
では全面マスクを着用することになっているが、特に有
毒ガス環境にあっては、吸収缶をマスク面体に直接連結
して使用するとか連結管を通して使用している。一般に
は吸収缶をマスク面体に直接連結して使用する場合が多
いが、そのとき吸収缶取付方法は通常吸収缶側がおすね
じ面体側がめすねじで構成し、取付方向は正面又は左側
で固定した位置に取付けるようになっている。
は有毒ガスの環境下にあっては、作業者は防じん又は防
毒マスクの着用が義務づけられている。高濃度の環境下
では全面マスクを着用することになっているが、特に有
毒ガス環境にあっては、吸収缶をマスク面体に直接連結
して使用するとか連結管を通して使用している。一般に
は吸収缶をマスク面体に直接連結して使用する場合が多
いが、そのとき吸収缶取付方法は通常吸収缶側がおすね
じ面体側がめすねじで構成し、取付方向は正面又は左側
で固定した位置に取付けるようになっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述したように吸収缶
は面体の特定方向即ち正面又は左側方にねじ止めで固定
されるので、その分全面マスク装着者の行動が制約され
る場合がある。例えば緊急時における諸動作、狭隘な場
所での諸動作を阻害する場合が多々ありその場合、吸収
缶の取付方向を変えれば動作阻害が解消でき全面マスク
の使い勝手が向上する。また、吸収缶は寿命があるの
で、有毒環境内で吸収缶の交換をするときはねじ方式だ
と時間を要するのでワンタッチ方式で取付け、取りはず
しができれば便利良く安全性も向上する。
は面体の特定方向即ち正面又は左側方にねじ止めで固定
されるので、その分全面マスク装着者の行動が制約され
る場合がある。例えば緊急時における諸動作、狭隘な場
所での諸動作を阻害する場合が多々ありその場合、吸収
缶の取付方向を変えれば動作阻害が解消でき全面マスク
の使い勝手が向上する。また、吸収缶は寿命があるの
で、有毒環境内で吸収缶の交換をするときはねじ方式だ
と時間を要するのでワンタッチ方式で取付け、取りはず
しができれば便利良く安全性も向上する。
【０００４】
【課題を解決するための手段】面口部にアダプタを取付
け、このアダプタの中心軸を軸として３６０°回転可能
とし、アダプタ先端部はワンタッチで吸収缶を取付け、
取りはずし可能なジョイント部を具えバネ力を利用した
着脱機構を備えている。
け、このアダプタの中心軸を軸として３６０°回転可能
とし、アダプタ先端部はワンタッチで吸収缶を取付け、
取りはずし可能なジョイント部を具えバネ力を利用した
着脱機構を備えている。
【０００５】吸収缶をアダプタ先端部のジョイント部に
押し込んで取付ける。取付けた吸収缶を持ってアダプタ
を中心に回転させると、吸収缶の取付位置は３６０°回
転する。また、ジョイント部のスライドレバーを４５°
スライドさせると吸収缶はジョイント部からはずれる。
なお、アダプタと面口部及びジョイント部と吸収缶との
接合部はＯリングにより気密をとる。
押し込んで取付ける。取付けた吸収缶を持ってアダプタ
を中心に回転させると、吸収缶の取付位置は３６０°回
転する。また、ジョイント部のスライドレバーを４５°
スライドさせると吸収缶はジョイント部からはずれる。
なお、アダプタと面口部及びジョイント部と吸収缶との
接合部はＯリングにより気密をとる。
【０００６】
【発明の実施の形態】図により説明する。図１は全面マ
スク１の面口部２にアダプタ３を取付け、ジョイント部
４を介して吸収缶５を取付けた発明になる全面マスクで
あり、吸収缶５を左又は右に回転させたときの状態を図
２（ａ），（ｂ）に示してある。
スク１の面口部２にアダプタ３を取付け、ジョイント部
４を介して吸収缶５を取付けた発明になる全面マスクで
あり、吸収缶５を左又は右に回転させたときの状態を図
２（ａ），（ｂ）に示してある。
【０００７】図３はアダプタ３を介して面口部２に吸収
缶５を取付けた状態を示しており、アダプタ３はＣ型止
め輪（中）１３によって面口側ジョイント（オス）７に
保持され、Ｏリング１１、１２によって気密を保ってい
る。
缶５を取付けた状態を示しており、アダプタ３はＣ型止
め輪（中）１３によって面口側ジョイント（オス）７に
保持され、Ｏリング１１、１２によって気密を保ってい
る。
【０００８】図４及び図５において、ジョイント部４の
構造を説明すると、アダプタ３の他端は吸収缶５を取付
けるジョイント機構となっており、ジョイント部４はア
ダプタ３と一体成形されており、ジョイント部４の空間
にスライド本体１４を差し入れ剛球１６（全周に４個）
を剛球受け部１７に入れ更に剛球固定部１８を挿入した
後スプリング（大）１９、スプリング（小）２０及びス
プリング受け部２１をＣ型止め輪（大）２２とＣ型止め
輪（小）２３で固定した構造となっている。図４及び図
５は剛球１６が吸収缶側ジョイント６の肩部でスプリン
グ受け部２１を経てスプリング（大）１９を圧し剛球固
定部１８が押されて剛球１６を吸収缶側ジョイント（オ
ス）６の溝に嵌め吸収缶５を固定した状態を示してい
る。此の際、吸収缶側ジョイント（オス）６の先端部分
にはめたＯリング２４とジョイント部４の壁との接触に
よって気密を保っている。
構造を説明すると、アダプタ３の他端は吸収缶５を取付
けるジョイント機構となっており、ジョイント部４はア
ダプタ３と一体成形されており、ジョイント部４の空間
にスライド本体１４を差し入れ剛球１６（全周に４個）
を剛球受け部１７に入れ更に剛球固定部１８を挿入した
後スプリング（大）１９、スプリング（小）２０及びス
プリング受け部２１をＣ型止め輪（大）２２とＣ型止め
輪（小）２３で固定した構造となっている。図４及び図
５は剛球１６が吸収缶側ジョイント６の肩部でスプリン
グ受け部２１を経てスプリング（大）１９を圧し剛球固
定部１８が押されて剛球１６を吸収缶側ジョイント（オ
ス）６の溝に嵌め吸収缶５を固定した状態を示してい
る。此の際、吸収缶側ジョイント（オス）６の先端部分
にはめたＯリング２４とジョイント部４の壁との接触に
よって気密を保っている。
【０００９】図６及び図７は剛球１６が吸収缶側ジョイ
ント（オス）６の溝から解放されて吸収缶５をはずす状
態を示している。その機構は、スライドレバー１５を左
に４５°スライドさせると剛球固定部１８の或る曲率で
盛り上がった肩部とスライド１４の屋根型の接触部の作
用により剛球固定部１８はスプリング（大）（小）１
９、２０の力に抗して下方に押されて剛球が自由になる
ため吸収缶５との固定が解かれる。
ント（オス）６の溝から解放されて吸収缶５をはずす状
態を示している。その機構は、スライドレバー１５を左
に４５°スライドさせると剛球固定部１８の或る曲率で
盛り上がった肩部とスライド１４の屋根型の接触部の作
用により剛球固定部１８はスプリング（大）（小）１
９、２０の力に抗して下方に押されて剛球が自由になる
ため吸収缶５との固定が解かれる。
【００１０】
【発明の効果】全面マスクにアダプタを介して吸収缶を
直結固定して、アダプタを回転させることにより吸収缶
の取付方向を顔面の正面あるいは左右何れにも容易に変
更できるので種々の動作に対応して動作阻害がなくな
り、全面マスクの使い勝手が非常に向上した。また、ワ
ンタッチで吸収缶の取付け取りはずしができるので有毒
環境下でも直ちに吸収缶の交換が誰にでも出来、便利良
く、安全性も向上した。
直結固定して、アダプタを回転させることにより吸収缶
の取付方向を顔面の正面あるいは左右何れにも容易に変
更できるので種々の動作に対応して動作阻害がなくな
り、全面マスクの使い勝手が非常に向上した。また、ワ
ンタッチで吸収缶の取付け取りはずしができるので有毒
環境下でも直ちに吸収缶の交換が誰にでも出来、便利良
く、安全性も向上した。
【図面の簡単な説明】
【図１】吸収缶を正面に取付けた状態を示す図。
【図２】（ａ），（ｂ）吸収缶を右又は左側に移行させ
た状態を示す図。
た状態を示す図。
【図３】吸収缶を正面に取付けた状態で、アダプタと面
口部及び吸収缶の取付け状態を横から見た断面図。
口部及び吸収缶の取付け状態を横から見た断面図。
【図４】アダプタと吸収缶のジョイント部の構成を説明
する図。
する図。
【図５】アダプタと吸収缶のジョイント部の構成を説明
する図。
する図。
【図６】アダプタと吸収缶のジョイント部の機能を説明
する図。
する図。
【図７】アダプタと吸収缶のジョイント部の機能を説明
する図。
する図。
３…アダプタ、４…ジョイント、１１…Ｏリング、１３
…Ｃ型止め輪（中）、１４…スライド本体、１６…剛
球、１７…剛球受け部、１８…剛球固定部、１９…スプ
リング（大）、２０…スプリング（小）、２１…スプリ
ング受け部。
…Ｃ型止め輪（中）、１４…スライド本体、１６…剛
球、１７…剛球受け部、１８…剛球固定部、１９…スプ
リング（大）、２０…スプリング（小）、２１…スプリ
ング受け部。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成１１年２月３日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
Claims (2)
- 【請求項１】 吸収缶直結型全面マスクにおいて、マス
ク面口部にアダプタを介して吸収缶を固定し、アダプタ
を軸としてアダプタ本体を回転させることにより吸収缶
の取付け方向を変化させることを特徴とする吸収缶直結
型全面マスク。 - 【請求項２】 一体成形されたアダプタの他端ジョイン
ト部内部は、スライド本体、４個の剛球、剛球固定部、
２個のスプリング、スプリング受部、２個の止め輪から
なり、スライド本体の円運動を剛球固定部の上下運動に
変え剛球の固定もしくは解放をスプリングの力で行うこ
とにより吸収缶の着脱を行うジョイント部を内蔵させた
ことを特徴とする請求項１記載の吸収缶直結型全面マス
ク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10074280A JP2913030B1 (ja) | 1998-03-23 | 1998-03-23 | 吸収缶直結型全面マスク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10074280A JP2913030B1 (ja) | 1998-03-23 | 1998-03-23 | 吸収缶直結型全面マスク |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2913030B1 JP2913030B1 (ja) | 1999-06-28 |
| JPH11267233A true JPH11267233A (ja) | 1999-10-05 |
Family
ID=13542555
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10074280A Expired - Lifetime JP2913030B1 (ja) | 1998-03-23 | 1998-03-23 | 吸収缶直結型全面マスク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2913030B1 (ja) |
-
1998
- 1998-03-23 JP JP10074280A patent/JP2913030B1/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2913030B1 (ja) | 1999-06-28 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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