JPH0710770Y2 - 吸収缶取付アダプター - Google Patents

吸収缶取付アダプター

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JPH0710770Y2
JPH0710770Y2 JP10757990U JP10757990U JPH0710770Y2 JP H0710770 Y2 JPH0710770 Y2 JP H0710770Y2 JP 10757990 U JP10757990 U JP 10757990U JP 10757990 U JP10757990 U JP 10757990U JP H0710770 Y2 JPH0710770 Y2 JP H0710770Y2
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JP
Japan
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absorption
protective mask
adapter
absorbent
engaging
Prior art date
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Expired - Lifetime
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JP10757990U
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English (en)
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JPH0465558U (ja
Inventor
英輝 山口
展也 堀口
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Koken Co Ltd
Original Assignee
Koken Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、空気中の有害物質から呼吸器及び顔面を保護
するための防護マスクに係り、特に、互いに係合構造が
異なる防護マスク本体の吸収缶取付部と吸収缶の口金部
との間に介在させる吸収缶取付アダプターに関するもの
である。
(従来の技術) 第3図は、この種の防護マスクを示したもので、1は防
護マスク本体、2は有害物質を吸収する吸収缶である。
吸収缶2は、第4図に示したように、フィルタ3及び有
害物質を吸収する吸収層4を有しており、口金部5を防
護マスク本体1の吸収缶取付部にねじ込んで取り付け
る。
ところで、吸収缶2は、寿命がきたとき取り替えるが、
防護マスク着用者が汚染環境下で吸収缶を取り替える場
合は、息を止めて吸収缶を取り外し、新しい吸収缶をね
じ込んで取り付けるという動作になる。吸収缶を取り外
したときは、防護マスク本体側に設けられた図示しない
吸気弁が閉じているので、息を止めていれば汚染空気が
防護マスク本体内へ入るのは防止できる。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、防護マスクを着用したままで吸収缶を回
して取外し、またねじ込むという動作はある程度の熟練
を必要とする。例えば、熟練者がうまく行なったとして
も10〜12秒を要し、うまくいかない場合は20〜30秒を要
する。中作業以上の負荷で、呼吸を止めて我慢できる時
間は精々10秒程度であり、吸収缶の交換は危険が伴う。
まして、不慣れの場合はさらに時間がかかり、息を止め
得る時間を過ぎれば呼吸が苦しくなって、意に反して汚
染空気を吸入する場合も生ずる。そこで、汚染物質の毒
性が大きいときは生命に直接影響を及ぼすこともあり得
るわけで、安全上大きな問題であり、たとえ未熟練者で
あっても至短時間で吸収缶を取り替える方策が必要であ
る。
また、最近では、吸収缶の口金がねじ式でなくストレー
トのものや、或いは吸収缶口金の直径が異なるもの等、
種々多様化の傾向にあり、吸収缶が防護マスクに取り付
かない場合も生じている。従って、係合構造の合った防
護マスクと吸収缶を用意しなければならないという問題
もあった。
本考案は、このような問題点を解消するためになされた
もので、未熟練者であっても、汚染環境下で防護マスク
を装着したまま吸収缶を迅速確実に取り替えることがで
き、また、係合構造が異なった吸収缶でも、防護マスク
に取付が可能になるようにした吸収缶取付アダプターを
提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案の吸収缶取付アダプ
ターは、互いに係合構造が異なる防護マスク本体の吸収
缶取付部と吸収缶の口金部との間に介在させ、吸収缶取
付部と口金部の各係合構造に合った係合部をその外側と
内側に有し、かつ2つの係合構造のうち少なくとも一方
を互いにストレートに挿脱自在とした構成とする。
(作用) 防護マスク本体の吸収缶取付部と吸収缶の口金部といの
間に介在される吸収缶取付アダプターは、吸収缶取付部
と口金部にそれぞれ係合する係合部を有しており、一方
の係合構造が例えばねじ込み式であれば、アダプターを
予めそのねじ構造のものに装着しておく、もう一方の係
合部はストレートに挿脱自在の構造であり、気密は例え
ばOリングにより達成される。このように、一挙動のス
トレートの挿脱により吸収缶の着脱が可能であるから、
未熟練者でも至短時間で交換ができる。
(実施例) 以下、図面に基づいて実施例を詳細に説明する。第1図
は、本考案の一実施例を示したもので、1は防護マスク
本体、2は有害物質を吸収する吸収缶、11は防護マスク
本体の吸収缶取付部6と吸収缶の口金部5との間に介在
された吸収缶取付アダプターである。本実施例の場合、
吸収缶の口金部5の係合構造はねじ式であるから、アダ
プター11の内側にはそれに係合する雌ねじが設けられて
おり、両者をねじ結合したときパッキング12により気密
を保つようになっている。一方、アダプター11の外側に
は、防護マスク本体1との間の気密を保つためのOリン
グ13が設けられると共に、環状の突起14が形設されてお
り、アダプター11を吸収缶取付部6内に挿入したときそ
の突起14に引っかかってアダプターの脱落を防止するラ
ッチ機構15が、吸収缶取付部6に設けられている。16は
ラッチ機構の解除ボタンである。
このように構成された本実施例では、まず、アダプター
11を吸収缶2の口金部5にねじ込み、固定しておく、こ
の状態で、アダプター11を防護マスク本体1の吸収缶取
付部6内にストレートに押し込めば、ラッチ機構15が環
状の突起14に引っかかり、吸収缶2は防護マスク本体1
に固定的に結合される。そして、この結合部の内部は外
部に対し、パッキング12及びOリング13により気密保持
される。吸収缶2を取り外すときは、解除ボタン16を押
して吸収缶を引き抜けば、簡単に外れる。
第2図は、本考案の他の実施例を示したもので、21は防
護マスク本体の吸収缶取付部6と吸収缶の口金部5との
間に介在された吸収缶取付アダプターである。本実施例
の場合、防護マスク本体1の吸収缶取付部6の係合構造
がねじ式であるから、アダプター21の外側に、それに係
合する雄ねじが設けられており、両者をねじ結合したと
きパッキング22により気密を保つようになっている。ア
ダプター21の内側はストレートになっており、同じくス
トレートの外周を有する吸収缶2の口金部5に設けられ
たOリング23により気密が保たれる。
このような構成において、まず、アダプター21を防護マ
スク本体の吸収缶取付部6にねじ込み、固定しておく、
この状態で、吸収缶の口金部5をアダプター21の中にス
トレートに押し込めば、Oリング23の弾性により吸収缶
2は防護マスク本体1に固定的に結合される。そして、
この結合部は外部に対し、パッキング22及びOリング23
により気密保持される。吸収缶2を取り外すときは、吸
収缶をそのまま引き抜けば、簡単に外れる。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案によれば、汚染環境下で防
護マスクを装着したままで吸収缶の取り替えに際し、吸
収缶をストレートに引き抜き、代りの吸収缶を押し込む
のみで交換ができるから、従来のねじ込み式のもので、
熟練者が10〜12秒を要したものが、本考案のアダプター
を用いれば、未熟練者でも4〜6秒で交換が可能にな
り、安全性がきわめて高くなる。さらに、吸収缶の多様
化に対しても、本考案の取付アダプターを準備しておけ
ば、防護マスク及び吸収缶の運用幅が広くなり、それだ
け経済的にも有利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例の断面図、第2図は、本考
案の他の実施例の断面図、第3図は、防護マスクの外観
図、第4図は、吸収缶の断面図である。 1……防護マスク本体、2……吸収缶、5……吸収缶の
口金部、6……吸収缶取付部、11,21……アダプター、1
2,22……パッキング、13,23……Oリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】空気中の有害物質から呼吸器及び顔面を保
    護する防護マスクにおいて、互いに係合構造が異なる防
    護マスク本体(1)の吸収缶取付部(6)と吸収缶
    (2)の口金部(5)との間に介在させ、前記吸収缶取
    付部(6)と口金部(5)の各係合構造に合った係合部
    をその外側と内側に有し、かつ2つの係合構造の少なく
    とも一方を互いにストレートに挿脱自在としたことを特
    徴とする吸収缶取付アダプター(11,21)。
JP10757990U 1990-10-16 1990-10-16 吸収缶取付アダプター Expired - Lifetime JPH0710770Y2 (ja)

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JP10757990U JPH0710770Y2 (ja) 1990-10-16 1990-10-16 吸収缶取付アダプター

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10757990U JPH0710770Y2 (ja) 1990-10-16 1990-10-16 吸収缶取付アダプター

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Publication Number Publication Date
JPH0465558U JPH0465558U (ja) 1992-06-08
JPH0710770Y2 true JPH0710770Y2 (ja) 1995-03-15

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JP10757990U Expired - Lifetime JPH0710770Y2 (ja) 1990-10-16 1990-10-16 吸収缶取付アダプター

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JP2022075688A (ja) * 2015-10-23 2022-05-18 フィッシャー アンド ペイケル ヘルスケア リミテッド 使用者に空気流を提供する装置

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