JPH112667A - Icのデュアルレーザ電圧プロービング - Google Patents

Icのデュアルレーザ電圧プロービング

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JPH112667A
JPH112667A JP10065834A JP6583498A JPH112667A JP H112667 A JPH112667 A JP H112667A JP 10065834 A JP10065834 A JP 10065834A JP 6583498 A JP6583498 A JP 6583498A JP H112667 A JPH112667 A JP H112667A
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probe
pulse
laser pulse
signal
laser
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JP10065834A
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Kenneth R Wilsher
アール. ウィルシャー ケニス
Suresh N Rajan
エヌ. ラーハン スレッシュ
William K Lo
ケイ. ロ ウイリアム
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Schlumberger Technologies Inc
Original Assignee
Schlumberger Technologies Inc
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/28Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
    • G01R31/302Contactless testing
    • G01R31/308Contactless testing using non-ionising electromagnetic radiation, e.g. optical radiation
    • G01R31/311Contactless testing using non-ionising electromagnetic radiation, e.g. optical radiation of integrated circuits

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)
  • Testing Of Individual Semiconductor Devices (AREA)
  • Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 適切な信号対ノイズ比を得るための平均化す
べきサンプル数を増加させることなしにノイズを補償す
ることを可能としたデュアルレーザプローブシステム及
び方法を提供する。 【解決手段】 テスト中のIC装置(DUT)640へ
付与されるテストパターンの各サイクル期間中にDUT
上の波形をサンプルするためにプローブビームを使用す
る。DUTをサンプルするために基準レーザビーム61
2も使用する。テストパターンの各サイクルに対して、
基準ビーム及びプローブビームが同一の物理的位置にお
いてであるが互いに時間的に変位した関係でDUTをサ
ンプルする。各基準測定はテストパターンに対して固定
した時間において行なわれ、一方プローブ測定は等価時
間サンプリングに対して通常の態様で興味のあるテスト
パターン時間部分を介して走査させ、波形を再生する。
各テストサイクルに対して、これら2つの測定値の間の
比がとられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデュアルレーザ電圧
プローブを具備するIC(集積回路)装置のプロービン
グ即ち探査を行なう方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光学的プローブテストシステムは、典型
的に、レンズを使用してテスト中のIC装置(DUT)
上にレーザビームをフォーカスさせ且つ反射ビームを検
知することによって動作する。シリコンが実効的に透明
である波長においてレーザビームサンプリングパルスが
発生される。コンフォーカル(confocal)即ち
共焦点光学系は、検査されるべきDUTの構造に対して
浅い焦点面を精密に位置決めさせることを可能とする。
【0003】図1は従来の共焦点レーザビームプローブ
システムの原理を概略的に示している。レーザ源100
は、入射ビーム105を発生し、それはビームスプリッ
タ110、操縦可能なガルボ・ミラー(galvo−m
irror)115、スキャンレンズ、対物レンズ12
5を介してDUT130へ通過する。焦点面135から
共焦点的に反射されたビームは実線140で示してあ
り、一方非共焦点的に反射されたビームは点線145で
示してある。これらの反射ビームは、対物レンズ12
5、スキャンレンズ120、ガルボ・ミラー115、ビ
ームスプリッタ110、レンズ150を介して通過す
る。共焦点アパーチャー155は、共焦点的に反射され
たビームが検知器160へ通過することを許容するが、
非共焦点的に反射されたビームを阻止する。従って、検
知器160はDUT130の焦点面135から共焦点的
に反射されたビームのみを見ることとなる。
【0004】図2は共焦点レーザビームプローブシステ
ムにおけるプローブがサンプル内の興味のある領域を検
査するために三次元的にスキャン即ち走査される態様を
模式的に示している。ガルボ・ミラー115はスキャン
レンズ後部焦点面205にわたってラスタースキャンパ
ターン200においてX方向及びY方向において入射ビ
ームをスキャンさせるためにφ方向及びθ方向において
2つの軸の周りにステアリング即ち操縦可能である。従
って、入射ビームは対物レンズ125を介して通過した
後にDUT130上において対応する縮小されたパター
ン210においてスキャンされる。一対のレンズ215
及び220とピンホールアパーチャ225とを有するビ
ーム拡大器210が点源照明を近似するために入射レー
ザビーム105の空間的フィルタリングを与える。該入
射ビームは、参照番号230で示したようにサンプルを
移動させることによってZ方向においてフォーカス即ち
合焦される。
【0005】該ビームとDUTとの相互作用によって、
該反射ビームはDUTに関する情報を担持している。こ
の情報は、例えば、反射ビームの振幅、位相及び/又は
偏光変調の形態をとることが可能である。これらの変調
は、例えば、DUTに対してテストパターンを付与する
ことによって発生されるDUTの荷電状態、電界強度及
び/又は温度における変化に起因するものである場合が
ある。位相及び偏光変調を検知するために、通常、最初
に、それらを振幅変調へ変換させる。このことは、偏光
変調の場合には、該ビームをビーム偏向子を介して通過
させることによって行なうことが可能である。位相変調
ビームの場合には、このことは、干渉技術を使用して行
なうことが可能である。従って、振幅変調は、光検知器
を使用して強度変調として検知することが可能である。
測定帯域幅を増加させるために、等価時間サンプリング
技術を使用して、その場合に、レーザ又は光検知器のい
ずれかをパルス動作/ゲート動作させ且つDUTテスト
パターンを繰返させる。
【0006】プローブ即ち探査中のもの以外の効果がビ
ーム振幅の不所望の変調を発生させる場合に問題が発生
する。例えば、DUTにおける温度変化及び電界強度変
化は、反射プローブビームにおいて振幅変化を発生させ
る場合がある。電界強度変化のみが興味がある場合に
は、温度変化はその測定におけるノイズ源として動作す
る。
【0007】その他のノイズ源が存在する場合がある。
図3(A)−(C)は検査中のDUTの活性領域と入射
プローブビームスポットとの間のオーバーラップ即ち重
ね合わせにおける変動によって発生される1つのノイズ
源を示している。これは、例えば、外部機械振動によっ
て発生されるDUTに対するビームフォーカシングレン
ズの移動から発生する場合がある。それは、更に、ビー
ムステアリング(操縦)光学系に対するドライバにおけ
る電子的ノイズから発生する場合もある。図3(A)は
DUTにおいてビーム方向に沿って見た場合に発生する
ことがあるような、プローブすべき領域310とレーザ
プローブビームスポット305との間のオーバーラップ
300における変動を例示している。時間に対するオー
バーラップの正弦波振動315が簡単化して示されてい
るが、実際の運動及びその結果発生するノイズ振動はよ
り複雑なものである蓋然性がある。図3(B)は、DU
Tの活性領域がその周りより一層高い反射率を有するも
のと仮定した場合に、ビームの反射強度上のオーバーラ
ップ変動に起因するノイズの影響を320において例示
している。図3(C)はノイズ320及び興味のある信
号(例えば、付与したテストパターンに起因するDUT
における電荷密度の変動)の両方に起因する反射強度変
動325を例示している。
【0008】ノイズがテストパターンに関してランダム
である場合には、信号対ノイズ比(S/N)を増加させ
るために多数のテストパターンサイクルにわたる測定値
を時間平均することが一般的である。然しながら、信号
対ノイズ比は平均化される測定値の数の平方根に比例す
るものであるから、即ちS/N∝sqrt(n)である
から、ノイズを充分に平均化により取除くためには多数
のサンプルを採取することとなる場合がある。例えば、
ノイズ変動が、初期的には、信号よりも振幅が百倍大き
い場合(S/N=0.01)には、信号対ノイズレベル
を1(即ち、0.01×sqrt(10,000)=
1)へ増加させるためには10,000個のサンプルを
採取することが必要である。興味のある相互作用は、単
に、反射ビーム強度を0.01だけ変調させるに過ぎな
い場合があるので、単に10%(S/N=0.001)
のノイズ振幅でも問題である。尚、sqrtは平方根で
ある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従って、適切な信号対
ノイズ比を得るために平均化すべきサンプル数を減少さ
せるように、ノイズの殆どを補償する改良した技術が必
要とされている。本発明は、以上の点に鑑みなされたも
のであって、上述した如き従来技術の欠点を解消し、適
切な信号対ノイズ比を得るために平均化すべきサンプル
の数を著しく増加させることなしにノイズを補償する技
術を提供することを目的とする。本発明の別の目的とす
るところは、迅速且つ正確に集積回路装置をプロービン
グ即ち探査乃至は検査することの可能な改良した方法及
び装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、DUT
へ付与されるテストパターンの各サイクル期間中にテス
ト中のIC装置(DUT)上の波形をサンプルするため
にプローブビームを使用する。DUTをサンプルするた
めに基準レーザビームも使用する。テストパターンの各
サイクルに対して、基準ビーム及びプローブビームが同
一の物理的位置においてであるが、互いに変位された時
間においてDUTをサンプリングする。等価時間サンプ
リングに対して通常の態様で、興味のあるテストパター
ン時間部分を介してプローブ測定をスキャニングさせな
がら、テストパターンに対して固定した時間において各
基準測定を行なって、波形を再生する。各テストサイク
ルに対して、これらの2つの測定値の比が取られる。ノ
イズに起因するこれらの比の変動は、プローブ測定のみ
がとられる場合の変動と比較して著しく減少されてい
る。従って、波形を再生するために必要とされる平均化
の数はより小さなものとなる。入射エネルギにおける変
動も好適に補償される。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明によれば、図3(A)−
(C)を参照して上述したノイズの殆どを補償するレー
ザ電圧プロービング方法及び装置が提供され、所望の信
号対ノイズ比を得るために必要とされる平均化の数を著
しく減少させている。時間等価サンプル技術が使用さ
れ、その場合に、検知器をゲート動作させる代わりに、
レーザビームがパルス動作される。プローブビームに加
えて、基準レーザビームを使用してDUTへ付与される
テストパターンの各サイクル期間中にDUT波形をサン
プルするために使用される。各サイクルに対して、基準
ビーム及びプローブビームは同一の物理的位置において
DUTのサンプリングを行なうが、互いに変位した即ち
異なる時間において行なわれる。各基準測定はテストパ
ターンにおける時間においての固定した点において行な
われ、一方プローブ測定は波形を再生するために、等価
時間サンプリングに対して通常の対応で、興味のあるパ
ターンの部分を介して時間においてスキャンされる。各
テストサイクルに対して、これらの2つの測定値の比が
取られる。ノイズに起因するこれらの比の変動は、プロ
ーブ測定のみの場合の変動と比較して著しく減少されて
いる。従って、サンプルした波形を再生するためにはよ
り少ない数の平均値が必要とされる。
【0012】このことは図4(A)及び(B)によって
例示される。プロット400及び405はランダムノイ
ズが存在する場合に付与したテストパターンの2つのサ
イクルに対するDUTの活性領域上に入射する光ビーム
の反射振幅を表わしている。信号対ノイズ比は、実際の
測定において発生する蓋然性があるような1よりかなり
小さなもの(S/N<<1)であることが示されてい
る。拡大部410及び415は2つの異なるテストサイ
クルに対するテストパターンの同一の部分の拡大図を示
している。R及びPは夫々時間tR 及びtp における基
準ビーム及びプローブビームによってサンプルされる振
幅である。ノイズのためにR及びPは最大で補正されて
いないノイズ振幅だけテストサイクル間において変化す
る場合がある。このノイズ変動は所望の信号対ノイズ比
を得るために平均化されねばならない。然しながら、P
/Rの比はテストサイクルにわたりより少なく変化する
ようにさせることが可能であり、従って所望の信号対ノ
イズ比は著しく少ないサンプルを平均化することにより
得ることが可能である。
【0013】プローブビームはテストパターンにおける
時間tPiにおいて反射ビームをサンプルして振幅Pi
(1≦i≦n)を与える。これらの値は、図示した如
く、ノイズに起因して著しく変化し、且つ波形における
この点においての信号の正確な測定は平均化されるべき
多数のサンプルを必要とする。基準ビームは振幅Ri
与えるために時間tRiにおいて反射振幅をサンプルす
る。これらの値もノイズに起因して著しく変化する。然
しながら、Pi /Ri の比のノイズに起因する変化は著
しく減少されており、且つこれらの比の正確な測定は必
要とされる平均化がより少ない状態で行なうことが可能
である。即ち、以下の条件が成立する場合には、P1
2 及びR1 ≠R2 の場合には、P1 /R1 ≒P2 /R
2 である。
【0014】1.基準レーザパルス及びプローブレーザ
パルスはDUT上の同一のスポットへフォーカスされ
る。このことは、基準レーザ及びプローブレーザの両方
からのパルスを、プローブ形成用光学系の前において偏
光維持単一モードオプチカルファイバーを介して案内す
ることによって達成することが可能である。該単一モー
ドファイバーは、これら2つのレーザが同一の波長で動
作する場合には、入力における特性に拘らずに、ファイ
バーの出口において基準レーザパルス及びプローブレー
ザパルスの空間的特性は同一のものであることを確保す
る。
【0015】2.ノイズに起因する変動は、テストルー
プの与えられたサイクルに対する基準パルス及びプロー
ブパルスの間の時間インターバルと比較して遅いもので
ある。このことは、基準レーザ及びプローブレーザから
のパルスがほぼ同一のノイズ振幅でもってDUTの活性
領域をサンプルすることを確保する。これがどれほど遅
いものであることが必要であるかということは最大ノイ
ズ周波数、初期的な信号対ノイズ比、及び所望の信号対
ノイズ比に依存する。初期的なノイズ振幅Ninitial
び最大周波数fが与えられると、本発明に基づいて所望
のノイズ振幅Ndesired を得るために許容される最大時
間インターバルΔtはω=2πfである場合に図5から
推定することが可能である。図5における500におい
て示されるように、正弦波ノイズ変化を仮定すると、次
式が得られる。
【0016】Ndesired =(d/dt)[Ninitial
in(ωt)]×Δt=Ninitial ωcos(ωt)×
Δt 即ち、 Δt=(1/ωcos(ωt))(Ndesired /N
initial )=(1/ωcos(ωt))((S/N
initial )/(S/Ndesired ))=(1/2πfco
s(ωt))((S/Ninitial )/(S/N
desired )) 最悪の場合においては、即ちcos(ωt)=1であ
り、従って、次式が得られる。
【0017】Δt=(1/2πf)((S/N
initial )/(S/Ndesired )) 例えば、S/Ninitial =0.01でありS/N
desired =1であり且つf=10kHzである場合に
は、Δt≒0.16×10-6秒である。
【0018】図3(A)−(B)はビームの揺れのノイ
ズ効果を示している。本発明はこのようなノイズ効果及
びその他の、例えば電子及び光学的システムにおけるレ
ーザノイズ(レーザパルス間振幅変化)及び温度ドリフ
ト効果等の相殺に適用される。本発明に基づく方法は、
基準(連続波CW)レーザ及びプローブ(モードロック
ML)レーザでのDUT上の点のサンプリング及びDU
Tの反射係数を派生させるために各レーザに対する入射
及び反射レーザエネルギのモニタを有している。
【0019】以下の説明において、以下の用語を定義す
る。
【0020】Ic=CW基準入射エネルギ Rc=CW基準反射エネルギ Imn=波形サンプル位置nにおけるMLプローブ入射
エネルギ Rmn=波形サンプル位置nにおけるMLプローブ反射
エネルギ 基準パルスは、常に、DUT波形に対して固定した時間
において付与され且つプローブパルスは波形全体にわた
って異なる位置において付与される。典型的に、波形に
おいてサンプルされる各位置に対して基準パルス及びプ
ローブパルスの幾つかの測定値がとられる。
【0021】トリガ信号がDUT上の各波形繰返しに対
して付与され且つCW基準反射係数Kc=Rc/Icが
見つけられる。この係数は実際のCWパルスエネルギと
は独立的である。又、例えば、波形サンプル位置nに対
して設定されているプローブの場合には、MLプローブ
反射係数Ksn=Rmn/Imnが得られる。この係数
は実際のMLパルスエネルギとは独立的である。これら
の比は互いにほぼ等しいものとすべきであり且つ両方と
もビームの揺れ等のノイズに起因してDUTの反射率が
変化する場合に変化し、従ってこれらの比の比は実質的
に一定である。サンプル位置nに対してKsn=Kc/
Kmnの比を定義することが可能であり、それはレーザ
パルスエネルギとは独立的であり且つDUT上のビーム
の位置に対してかなりの程度独立的である。同様に、そ
の他の全てのサンプル位置に対して係数Ks(n+
1),Ks(n+2),...等を見出すことが可能で
ある。DUTにおける電圧又は電流の変化は、多少係数
Ksを変化させ、従ってKsにおける変化はDUTの状
態における変化として解釈することが可能であり且つ波
形を示すために時間に対してプロットすることが可能で
ある。
【0022】図6は本発明に基づくノイズ相殺技術を使
用するシステム600を模式的に示している。例えばレ
ーザプラットフォーム604上に位置されている光波モ
デル131−200レーザ源等のようなモードロックレ
ーザ源602を使用してプローブパルス606を形成す
る。レーザ源602は、例えば100MHzの繰返し率
で約35ps幅のパルス等の短い時間期間のパルスを射
出する。これらのパルスは、例えばコンオプティックス
306−80電気光学的変調器等の光学的変調器608
を介して通過し、該変調器は参照番号610で示したよ
うなDUTへ繰返し付与されるテストパターンの各サイ
クル期間中にプロービング即ち検査を行なうための単一
のパルスを選択する。参照番号614で示したような出
力を発生する基準レーザ源612及び第二光学的変調器
616は、両方とも、レーザプラットフォーム610上
に位置されており、基準パルス618を形成するために
使用される。基準レーザ源612は、例えばサンタフェ
レーザカンパニーのモデルMYLS−500等の連続波
(CW)タイプのものとすることが可能である。何故な
らば、基準ビームに対しては数十psにおける期間の極
めて短いパルスは必要とされないからである。光学的変
調器616はCWレーザをブランクしてその出力端にお
いて約10ns期間程度の短いパルス618を形成す
る。光学的変調器608及び光学的変調器616からの
パルスは、必要に応じて例えばミラー622等のビーム
偏向光学系を使用して、例えばニューポートのモデル1
0QM20LP.90/70出力カップラー等のビーム
結合器620へ案内される。ビーム結合器620を介し
て通過した後に、レーザパルスはファイバーオプチック
カップラー624を介して偏光維持単一モードオプチカ
ルファイバー626内へフォーカスされ、そこで該パル
スは偏光ファイバーオプチックカップラー628を介し
てレーザ走査顕微鏡(LSM)630へ案内される。
【0023】LSM630において、単一モードオプチ
カルファイバー626からの出力が再度コリメートされ
る。その一部はビームスプリッター632を介してビー
ムステアリング(操縦)光学系634へ伝送される。ビ
ームステアリング光学系634から、そのビームはプロ
ーブ形成用光学系636によって、例えばDUT640
の活性領域638等の領域上へフォーカスされる。その
反射ビームはその経路を逆にリトレースしてビームスプ
リッター632へ至り、そこでその一部がミラー642
又は同様の適宜のものによって反射され、案内され、且
つファイバーオプチックカップラー644を介してマル
チモードファイバーオプチックケーブル646内へフォ
ーカスされる。ケーブル646の出力端部はファイバー
オプチカルカップラー648を介して、信号検知エレク
トロニクスサブシステム652内の信号ビーム光検知器
650内へ結合される。信号ビーム光検知器650の出
力は増幅器654において増幅され且つ高速スイッチ6
56によってデジタル化及びコンピュータ処理、例えば
反射プローブレーザ強度を反射基準レーザ強度で割算す
ること等のために適宜のチャンネル(モードロックプロ
ーブチャンネルML658又は連続波基準チャンネルC
W660)内へそらされる。
【0024】ファイバーオプチックケーブル626から
の入射ビームの一部はビームスプリッタ632によって
そらされ、ミラー662又は適宜の同様のものによって
案内され、且つファイバーオプチックカップラー66
4、マルチモードファイバーオプチックケーブル666
及びファイバーオプチックカップラー668を介して入
射ビーム光検知器670へ通過される。入射ビーム光検
知器670からの信号は増幅器672において増幅され
且つ高速スイッチ674によって、例えば入射レーザパ
ルス強度の測定値としてデジタル化及びコンピュータ処
理するために、適宜のチャンネル(モードロックプロー
ブチャンネルML676又は連続波基準チャンネルCW
678)内へそらされる。この測定値は本明細書に記載
するノイズ相殺技術によって相殺されることのない1つ
の形態のノイズであるレーザ強度変動に関する情報を与
え、且つ入射ビーム強度の正規化のために使用すること
が可能である。
【0025】レーザプローブシステム600はタイミン
グ発生器サブシステム680の制御下において動作し、
タイミング発生器サブシステム680は、モードロック
レーザ源602、エレクトロニクスサブシステム65
2、DUT640に対してテストベクトルの繰返しパタ
ーンを付与するテストベクトル発生器682と通信を行
なう。タイミング発生器サブシステム680及びそのテ
ストベクトル発生器682及びモードロックレーザ源6
02に対する関係は図7において概略的に示してある。
【0026】テストベクトル発生器682はN個のテス
トベクトルからなる繰返しのシーケンス(ループ)を発
生し且つこれらをライン700を介してDUTに対する
励起として付与する。テストベクトル発生器682は、
又、ループ開始マーカーを供給し、それはレーザ電圧プ
ローブシステム600の動作をDUTの動作と同期させ
るために使用される。以下に説明するプローブタイミン
グシーケンス発生器はエレクトロニクスサブシステムに
おける反射及び入射光検知のシーケンス動作のみならず
テストベクトルループ内の基準パルス及びプローブパル
スのタイミング(テストサイクル内の位置)及び幅(期
間)を制御する。
【0027】DUT上の波形は、基準パルスがループ開
始マーカーに対して一定のタイミング位置(Tr)に維
持され且つプローブパルスがT(スイープ開始)からT
(スイープ終了)までループ開始マーカーに対して一連
の固定したタイミング位置を介して移動される場合に、
入射及び反射光検知器からのデータを回収することによ
って獲得される。典型的に、500個の異なる時間位置
が使用されるが、プローブビームは回収したデータの平
均化又はその他の処理を介しての波形ノイズにおける減
少を可能とさせるために数千回のテストベクトルサイク
ルに対して各時間位置に留まることが可能である。
【0028】100MHzクリスタルオシレータ702
からの出力信号はモードロックレーザ源602のモード
ロッカーを制御する。モードロックレーザ源602の内
部エレクトロニクスはこの信号を2で割算し、モードロ
ッカーに対して50MHz駆動信号を発生し、モードロ
ックレーザ源602はモードロック速度の2倍の速度で
パルスを発生する。
【0029】オシレータ702からの出力信号は、更
に、プログラム可能なQ進(divide−by−Q)
割算器704をクロック動作させ、該割算器の出力は調
節可能な遅延706を介して位相比較器708のうちの
1つの入力端へ印加される。電圧制御型発振器(VC
O)710の出力はプログラム可能なP進割算器712
へ印加され、該割算器712の出力は位相比較器708
の他方の入力端へ印加される。これらの比較器708の
出力はVCO710の周波数を制御する電圧である。V
CO710の周波数(F)はこのループによって以下の
如くに制御される。 F=100MHz×P/Q テストベクトル発生器682はそのベクトルクロック入
力としてVCO710を使用する。P及びQの調節によ
って、ベクトル・クロック周波数(F)は広範な範囲に
わたって設定することが可能である。
【0030】タイミング発生器682は、P進カウンタ
712をリセットさせるためにループの開始を表わすマ
ーカーとしてテストベクトルを使用することによってテ
ストループに対して同期される。又、同期を維持するた
めに、テストループにおけるベクトルの数Nは次式に従
ってプログラムされる。
【0031】N=K×P 尚、Kは任意の整数。
【0032】ループ開始マーカーは、更に、基準遅延カ
ウンタ714をリセットするために使用される。基準遅
延カウンタ714は、M個のベクトルクロックパルスの
後に出力信号を与え、尚Mは基準パルスをベクトルシー
ケンスにおける所望の位置に配置させるために選択され
る。基準遅延カウンタ714からの出力信号はタイミン
グシーケンス発生器716をスタートさせ、タイミング
シーケンス発生器716はエレクトロニクス652の基
準信号検知チャンネルの動作を制御する。タイミングシ
ーケンス発生器716からの出力信号CWModは、C
Wレーザ光経路における光学的変調器616を駆動する
ために使用され、従って基準パルスを発生する。タイミ
ングシーケンス発生器716のその他の出力信号は以下
に説明するように、信号採取エレクトロニクス652に
よって使用される。
【0033】ベクトルシーケンスに対するプローブパル
スの位置は、Q進カウンタ704、同期器718、粗目
プローブ遅延カウンタ720、微細プローブ遅延706
によって以下の態様で決定される。微細プローブ遅延7
06は10ns範囲にわたり連続的に調節可能である。
この遅延が変化されると、フェーズロックループがクリ
スタルオシレータ702に対しVCO710の位相を強
制的に変化させ、従ってテストループのスタートは0−
10nsだけクリスタルオシレータに対してシフトされ
る。100MNzレーザパルストレインのテストベクト
ルパターンに対する時間的な関係が変化される。
【0034】同期装置718は、入力として、「テスト
ループ開始」マーカー及びQ進カウンタ704からの信
号を受取る。同期器718は、テストループ開始マーカ
ーの後のQ進カウンタ704からの最初の出力で粗目プ
ローブ遅延カウンタ720へ1個のパルスを供給する。
同期器718からのそのパルスは粗目プローブ遅延カウ
ンタ720を同期的にリセットするために使用される。
粗目プローブ遅延カウンタ720は、クリスタルオシレ
ータ702のG個のクロックサイクルの後に出力信号を
与え、この出力信号は、エレクトロニクス652のプロ
ーブ信号検知チャンネルの動作を制御するタイミングシ
ーケンス発生器722をスタートさせる。タイミングシ
ーケンス発生器722からの出力信号MLModは、D
UTへ付与(印加)されるテストベクトルシーケンスの
各繰返しに対して該パルストレインから1つの「プロー
ブ」レーザパルスを選択するために、モードロックレー
ザ光経路における光学的変調器608を駆動するために
使用される。タイミングシーケンス発生器722のその
他の出力信号は、以下に記載するように、信号採取エレ
クトロニクス652によって使用される。図7において
示したように、タイミング発生器サブシステム680の
要素は、好適には、例えばプログラムされている汎用の
デジタルコンピュータ又はその他の適宜の供給源から供
給することが可能であるように、制御信号を介して好適
に制御することが可能である。
【0035】タイミングシーケンス発生器716及び7
22は複数個の出力信号を発生し、それらの信号はライ
ン802上に示したループ開始マーカー830に対して
典型的な時間的な関係で図8に示してある。テストベク
トルシーケンスがDUTへ付与されると、例えばライン
804上に示したような波形がDUTの導体上に発生さ
れる。基準タイミングシーケンス発生器716からの信
号CWModは、ライン806上に示したような光学的
変調器616からのゲート動作されるCW基準パルス8
32をイネーブルさせる。信号CWModが発生される
場合には、2つのパルスシーケンスが開始され、即ちC
W1a,CW2a,CW3a,CW4a及びCW1b,
CW2b,CW3b,CW4bが開始される。パルスC
W1a及びCW1Bはライン810上において参照番号
834に示してあり、パルスCW2a及びCW2bはラ
イン812上において参照番号836で示してあり、パ
ルスCW3a及びCW3bはライン814上において参
照番号838で示してあり、パルスCW4a及びCW4
bはライン816上において参照番号840で示してあ
る。プローブタイミングシーケンス発生器722からの
信号MLModは光学的変調器608をイネーブルさせ
てライン808上に示したようにプローブパルス842
を通過させる。信号MLModが発生されると、2つの
パルスシーケンスが開始され、即ちML1a,ML2
a,ML3a,ML4a及びML1b,ML2b,ML
3b,ML4bが開始される。パルスML1a及びML
1bはライン818上において参照番号844で示して
あり、パルスCW2a及びCW2bはライン820上に
おいて参照番号846で示してあり、パルスCW3a及
びCW3bはライン822上において参照番号848で
示してあり、パルスCW4a及びCW4bはライン82
4上において参照番号850で示してある。
【0036】信号CW(1−4)aからなるシーケンス
は、反射CW(基準)光パルスを処理するために使用さ
れる。信号CW(1−4)bからなるシーケンスは入射
CW光パルスを処理するために使用される。これら2つ
のシーケンスは、基本的に、同一のものであるが、シス
テム内の伝搬遅延差を考慮するために別々に発生され
る。同様に、信号シーケンスML(1−4)a及びML
(1−4)bは、反射及び入射モードロック(プロー
ブ)光パルスを処理するために使用される。
【0037】図9はタイミング発生器からの信号がどの
ようにして図6にシステムの信号検知エレクトロニクス
652によって使用されるかを示した概略図である。2
つの光検知ダイオードが設けられており、即ち反射光に
対する光検知器650と入射光に対する光検知器670
である。反射光検知器ダイオード650からの電流出力
は、時間的に分離した2つのパルスから構成されてお
り、即ち基準光パルスからの1つとプローブ光パルスか
らの別の1つである。これらは増幅器652によって増
幅されて、その出力ライン上に2つの電圧パルスを発生
する。参照番号834で示した制御電圧CW1aは、基
準パルス832が増幅器出力に表われる時にスイッチS
1を閉成する。参照番号844で示した制御電圧ML1
aは、プローブパルス842が出力に表われる時にスイ
ッチS2を閉成する。スイッチS1は基準パルスを積分
器902へ通過させる。スイッチS1が閉成するまで、
積分器902は参照番号836で示した制御電圧CW2
aによってリセット状態に保持される。スイッチS1が
閉成すると、そのリセットが取除かれ且つ積分器902
は光検知器650からの電圧パルスを積分する。積分器
902の出力は一定状態に留まり、一方サンプル・ホー
ルド回路904は、制御電圧CW3aが参照番号838
で示したように低から高へ移行する場合に、ホールド状
態からサンプル状態へスイッチされる。積分器902の
出力上の電圧は、制御電圧CW3aパルス838が高で
ある間の期間中にサンプル・ホールド回路904へ転送
される。サンプル・ホールド回路904は、制御電圧C
W3aが低へ移行すると、ホールド状態へ復帰し、且つ
積分器902は、制御電圧CW2aが高へ移行すると、
そのリセット状態へ復帰する。サンプル・ホールド回路
904の出力は一連の電圧レベルから構成されており、
その各レベルは反射基準光パルスの全エネルギを表わ
す。サンプル・ホールド回路904の出力は、可変利得
増幅器906によって増幅され、次いでアナログ・デジ
タル変換器(ADC)908の入力へ印加される。増幅
器906の利得は利得制御信号によって調節されて、そ
の出力電圧をADC908の範囲内へ調節させる。制御
電圧CW4aはADC908のデータ変換動作を制御す
る。ADC908の出力におけるデータは、反射基準光
パルス(Rc)のエネルギを表わしている。
【0038】図10は制御信号CW1a,CW2a,C
W3a,CW4aに対して、このチャンネルにおける典
型的な電圧波形を時間軸を拡大して示してある。増幅器
652の出力に表われる電圧Vaは、制御電圧CW1a
のパルス834が高であり且つスイッチS1が閉成して
いる時間期間中に、ゲート動作されるCWレーザパルス
1005を包含している。ゲート動作される積分器90
2の出力に表われる電圧Vbは、パルス1005が積分
される場合に、参照番号1010で示したように上昇す
る。サンプル・ホールド回路904の出力に表われる電
圧Vcは、パルス1005の全エネルギを表わすレベル
1015を有している。可変利得増幅器906の出力に
表われる電圧Vdは、パルス1005の全エネルギを表
わすレベル1020を有している。ライン1025にお
いて模式的に示した反射CWパワーデータは、DUTの
導体上の電圧のサンプルNを有するデータ1030のブ
ロックと、DUTの同一の導体上の電圧のサンプルN+
1を有するデータ1035のブロックと、以下の同様の
ものを有している。
【0039】制御電圧ML1aが参照番号844で示し
たように高へ移行すると、プローブパルス842がホト
ダイオード650及び増幅器652の出力に表われる時
に、スイッチS2が閉成する。スイッチS2はプローブ
パルスを積分器912へ通過させる。スイッチS2が閉
成するまで、積分器912は、参照番号846で示した
制御電圧ML2aによって休止状態に保持される。スイ
ッチS2が閉成すると、該休止状態が取除かれ且つ積分
器912は光検知器650からの電圧パルスを積分す
る。次いで、積分器912の出力は一定状態に留まり、
一方サンプル・ホールド回路914は、制御電圧ML3
aが参照番号848で示したように低から高へ移行する
と、ホールド状態からサンプル状態へスイッチされる。
積分器912の出力上の電圧は、制御電圧ML3aパル
ス848が高である期間中、サンプル・ホールド回路9
14へ転送される。サンプル・ホールド回路914は、
制御電圧ML3aが低へ移行する場合にホールド条件へ
復帰し、且つ積分器912は、制御電圧ML2aが高へ
移行する場合にその休止状態へ復帰する。サンプル・ホ
ールド回路914の出力は、一連の電圧レベルから構成
されており、その各レベルは反射基準光パルスの全エネ
ルギを表わしている。サンプル・ホールド回路914の
出力は可変利得増幅器916によって増幅され、次い
で、アナログ・デジタル変換器(ADC)918の入力
へ付与される。増幅器916の利得は、その出力電圧を
ADC918の範囲内に設定されるように利得制御信号
によって調節される。制御電圧ML4aはADC918
のデータ変換操作を制御する。ADC918の出力にお
けるデータは、反射プローブ光パルスのエネルギ(Rm
n)を表わす。
【0040】同様に、入射光検知器ダイオード670か
らの電流出力は、時間的に離れた2つのパルスから構成
されており、即ち、基準光パルスからの1つとプローブ
光パルスからの別の1つである。これらは増幅器672
によって増幅され、その出力線上に2つの電圧パルスを
発生する。参照番号834で示した制御電圧CW1b
は、入射光基準パルス832が増幅器出力に表われる時
に、スイッチS3を閉成する。参照番号844で示した
制御電圧ML1bは、プローブパルス842が出力に表
われる時にスイッチS4を閉成する。スイッチS3は、
基準パルスを積分器922へ通過させる。スイッチS3
が閉成するまで、積分器922は、参照番号836で示
した制御電圧CW2bによってリセット状態に保持され
る。スイッチS3が閉成すると、そのリセットが取除か
れ且つ積分器922は、光検知器670からの電圧パル
スを積分する。次いで、積分器922の出力は一定に留
まり、一方サンプル・ホールド回路924は、制御電圧
CW3bが参照番号838で示したように低から高へ移
行する場合に、ホールド状態からサンプル状態へスイッ
チされる。積分器922の出力上の電圧は、制御電圧C
W3bパルス838が高である期間中に、サンプル・ホ
ールド回路924へ転送される。サンプル・ホールド回
路924は、制御電圧CW3bが低へ移行する場合に、
ホールド状態へ復帰し、且つ積分器922は、制御電圧
CW2bが高へ移行する場合にそのリセット状態へ復帰
する。サンプル・ホールド回路924の出力は、一連の
電圧レベルから構成されており、その各レベルは入射基
準光パルスの全エネルギを表わす。サンプル・ホールド
回路924の出力は可変利得増幅器926によって増幅
され、次いで、アナログ・デジタル変換器(ADC)9
28の入力へ付与される。増幅器926の利得は、その
出力電圧をADC928の範囲内に設定させるために利
得制御信号によって調節される。制御電圧CW4bはA
DC928のデータ変換操作を制御する。ADC928
の出力におけるデータは、入射基準光パルス(Ic)の
エネルギを表わす。
【0041】制御電圧ML1bが参照番号844で示し
たように高へ移行すると、スイッチS4は、プローブパ
ルス842がホトダイオード670及び増幅器672の
出力に表われる時に、閉成される。スイッチS4は入射
プローブパルスを積分器932へ通過させる。スイッチ
S4が閉成するまで、積分器932は参照番号846で
示したように制御電圧ML2bによってリセット状態に
保持される。スイッチS4が閉成すると、そのリセット
が取除かれ且つ積分器932は光検知器970からの電
圧パルスを積分する。次いで、積分器932の出力は一
定状態に留まり、一方、サンプル・ホールド回路834
は、制御電圧ML3bが参照番号848で示したように
低から高へ移行する場合に、ホールド状態からサンプル
状態へスイッチされる。積分器932の出力上の電圧
は、制御電圧ML3bパルス848が高である期間中
に、サンプル・ホールド回路934へ転送される。サン
プル・ホールド回路934は、制御電圧ML3bが低へ
移行する場合にホールド状態へ復帰し、且つ積分器93
2は、制御電圧ML2bが高へ移行する場合にそのリセ
ット状態へ復帰する。サンプル・ホールド回路934の
出力は、一連の電圧レベルから構成されており、その各
レベルは入射基準光パルスの全エネルギを表わす。サン
プル・ホールド回路934の出力は可変利得増幅器93
6によって増幅され、次いで、アナログ・デジタル変換
器(ADC)938の入力へ付与される。増幅器936
の利得は、その出力電圧をADC938の範囲内に設定
させるために利得制御信号によって調節される。制御電
圧ML4bはADC938のデータ変換動作を制御す
る。ADC938の出力におけるデータは入射プローブ
光パルスのエネルギ(Imn)を表わす。
【0042】ADCデータ出力Rc,Rmn,Ic,I
mnはコンピュータシステムにおける高速データ採取ボ
ードへ供給され、それは該データを図12及び13に関
連して以下に説明するような態様で処理する。該コンピ
ュータシステムは、更に、そうでなければ本発明に関連
することのないシステム制御動作を実行する。
【0043】図11は痕跡(vestigial)モー
ドロックレーザパルスに起因する基準検知エラーの効果
を示している。ライン1104において時間軸を拡大し
て示した基準パルスは、ライン1102に示したDUT
波形に対して固定した時間位置にある。上述したよう
に、基準パルス検知器チャンネルは、基準ゲートパルス
834によって定義される基準ゲート時間期間中に、光
検知器の出力を積分する。波形採取期間中に、モードロ
ックレーザからのプローブ光パルス842は該波形に対
してある範囲の位置をとるようにされる。このことは、
(a)図7を参照して上述したようにDUT波形に対し
てモードロックレーザを位相シフトさせ、且つ(b)D
UTへ印加されるテストベクトルパターンの各繰返しに
対しモードロックレーザパルストレインから1個のパル
スを選択するために光学的変調器608を使用すること
によって行なわれる。図11のライン1108は、テス
トベクトルパターンの1つの繰返し期間中においてDU
T波形1102に対し、第一時間シフトt1で位置決め
されたプローブゲートパルス848を示しており、ライ
ン1110はDUT波形1102に対して異なる時間シ
フトt2でもって位置決めされたプローブゲートパルス
848を示している。
【0044】光学的変調器648は不所望のモードロッ
クレーザパルスを完全にブロックするものではなく、約
500乃至1000(1個の変調器クリスタルの場合)
及び最大で100,000(直列させた2個の変調器ク
リスタルの場合)の係数だけそれらを減衰させるだけで
ある。例えば参照番号1116,1118,1120,
1122で示した痕跡モードロックレーザパルスは残存
する。例えばライン1112における痕跡パルス111
8等のパルス834によって定義される基準ゲート時間
において発生するこれらの痕跡モードロックレーザパル
スは、基準パルスエネルギ測定の一部として包含され
る。モードロックレーザがライン1114におけるよう
にテストベクトルパターンに対してシフトされる場合に
は、どの痕跡モードロックレーザパルスも基準ゲート時
間内に入るものはない。このような包含される痕跡モー
ドロックレーザパルスの数は、一般的に、レーザ位相と
共に変化し、且つ基準ゲート時間が正確にモードロック
レーザ繰返し速度の倍数である場合にのみ一定である。
【0045】痕跡モードロックレーザパルスの存在によ
って導入される不正確性を補正するために、図12に示
したように、波形における各サンプル位置に対して3モ
ード測定を採用している。この手法は、繰返すDUT波
形1202と、各繰返しの開始において発生するトリガ
信号1201と、基準CWパルス1203及び対応する
測定ゲート1204と、MLプローブパルス1205及
び対応する測定ゲート1206とをとる。モード1にお
いて、CWレーザは時間tr においてパルス動作され且
つMLプローブ変調器は常にオフである(痕跡パルスv
1 及びv2 を残存させるに過ぎない)。その結果、ML
ゲート期間中に入射及び反射MLチャンネルにおいて検
知される小さな信号はオフセットとして格納される。こ
のモードは、典型的にシステム性能に依存して10乃至
1000の範囲内において、波形の繰返し回数に対して
繰返される。次いで、本システムはモード2へ移行し、
そこでMLプローブレーザがパルス動作(t2 )される
が、CW基準レーザは常にオフである。その結果痕跡パ
ルスv1 に起因して入射及び反射CWチャンネルにおい
て検知される小さな信号はオフセットとして格納され
る。このモードはモード1に対する場合のように繰返さ
れる。次いで、本システムはモード3へ移行し、そこで
CW基準レーザ及びMLプローブレーザの両方がパルス
動作され且つ両方のチャンネルに対する入射及び反射信
号が格納される。これら3つのモードは以下に説明する
ような不正確性に対する補正を行なうために充分な情報
を与える。
【0046】ADCは継続的にコンピュータシステムに
おける採取ボードへデータを供給する。どのデータをと
るかの選択、即ちどのモードが選択されているかは図1
3のフローチャートに要約しているように、以下の態様
で動作するコンピュータシステムの制御下にある。オペ
レータが波形における時間ベース位置当たりのサンプル
数Nをセットする。これは、特定のシステム及び装置の
詳細に依存して10乃至1000の範囲内のものとする
ことが可能である。次いで、オペレータは波形における
特定の位置nをサンプルするようにシステムをセットし
且つデータ採取を開始させる。最初にモード1が選択さ
れ且つコンピュータシステムは、CWがパルス動作され
且つMLがオフであり且つImn及びRmnのみを格納
するように、CWレーザ及びMLレーザを制御すべく動
作する。これはN回繰返され且つImn及びRmnの真
の平均が計算される。これらはモード1オフセットとし
て格納される。次いで、モード2が選択され且つコンピ
ュータシステムは、CWがオフであり且つMLがパルス
動作され且つIc及びRcのみを格納するように、CW
レーザ及びMLレーザを制御すべく動作する。これはN
回繰返され且つIc及びRcの真の平均値が計算され
る。これらはモード2オフセットとして格納される。次
いでモード3が選択され且つコンピュータシステムは、
両方がパルス動作され且つImn,Rmn,Ic,Rc
が格納されるようにCWレーザ及びMLレーザを制御す
べく動作する。これはN回繰返され且つImn,Rm
n,Ic,Rcの真の平均値が計算される。モード1オ
フセット及びモード2オフセットは減算されて真の値が
派生され且つKsnが上述した態様で計算される。次い
で、Ksnの値は格納するか又は位置nにおける波形値
としてディスプレイへ出力させることが可能である。従
って、波形における全ての位置に対してKsnを得るこ
とによって、完全な波形を決定することが可能である。
このことはコンピュータシステムによって行なうことが
可能であり、又は該データをコンピュータシステムに格
納するがコンピュータシステムへ制御情報を入力し且つ
デュアルレーザプローブシステムで得られた画像を表示
するために使用することの可能なワークステーションに
よってアクセスすることが可能である。
【0047】以上、本発明の具体的実施の態様について
詳細に説明したが、本発明は、これら具体例にのみ限定
されるべきものではなく、本発明の技術的範囲を逸脱す
ることなしに種々の変形が可能であることは勿論であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 共焦点レーザビームプローブシステムの原理
を模式的に示した概略図。
【図2】 サンプル内の興味のある領域を検査するため
に三次元においてどのようにして共焦点レーザビームプ
ローブシステムを走査するかを模式的に示した概略図。
【図3】 (a)はどのようにしてノイズがレーザプロ
ーブビームと所望のプローブ領域との間のオーバーラッ
プを変化させるかを示した概略図、(b)はレーザプロ
ーブビームと所望のプローブ領域との間のオーバーラッ
プにおける変化がどのように検知される強度においてノ
イズを発生させるかを示した概略図、(c)は(b)に
おけるようなノイズがどのようにして興味のある信号を
マスクするかを示した概略図。
【図4】 (a)及び(b)は本発明に従って2つのレ
ーザパルスを使用してどのようにノイズを相殺させるこ
とが可能であるかを示した各説明図。
【図5】 ノイズ振幅における所望の減少に対する基準
及びプローブサンプリングの間において許容される最大
時間インターバルの計算を示した説明図。
【図6】 本発明に基づくデュアルレーザプローブシス
テムの一例を示した概略図。
【図7】 図6のシステムにおいて有用なタイミング発
生器を示した概略図。
【図8】 図7のタイミング発生器における種々の信号
のタイミング関係を示したタイミング線図。
【図9】 図6のシステムにおいて有用な信号検知エレ
クトロニクスを示した概略図。
【図10】 図9の信号検知エレクトロニクスにおける
種々の信号の間のタイミング関係を示したタイミング線
図。
【図11】 痕跡モードロックレーザパルスに起因する
基準検知エラーの影響を示したタイミング線図。
【図12】 本発明に基づいて異なる測定モードを使用
することにより痕跡モードロックレーザパルスを補正す
る状態を示したタイミング線図。
【図13】 図12の補正方法における処理の流れを示
したフローチャート。
【符号の説明】
600 デュアルレーザプローブシステム 602 モードロックレーザ源 604 レーザプラットフォーム 606 プローブパルス 608 光学的変調器 612 基準レーザ源 616 第二光学的変調器 620 ビーム結合器 622 ミラー 624 ビーム結合器 626 オプチカルファイバー 628 ファイバーオプチックカップラ− 630 レーザ走査顕微鏡(LSM) 632 ビームスプリッター 634 ビームステアリング光学系 636 プローブ形成用光学系 638 活性領域 640 DUT(検査中の装置) 642 ミラー 644 ファイバーオプチックカップラー 646 ファイバーオプチックケーブル 648 ファイバーオプチックカップラー 650 信号ビーム光検知器 652 信号検知エレクトロニクスサブシステム 654 増幅器 656 高速スイッチ 658 モードロックプローブチャンネルML 660 連続波基準チャンネルCW 670 入射ビーム光検知器 672 増幅器 674 高速スイッチ 680 タイミング発生器サブシステム 682 テストベルトル発生器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 スレッシュ エヌ. ラーハン アメリカ合衆国, カリフォルニア 95132, サン ノゼ, イザドラ ドラ イブ 3284 (72)発明者 ウイリアム ケイ. ロ アメリカ合衆国, カリフォルニア 95131, サン ノゼ, ミッション ス プリングス サークル 1588

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テストベクトルの繰返しパターンによっ
    て励起された場合に集積回路装置上に表われる波形のサ
    ンプルを採取するために集積回路装置をレーザ光でプロ
    ービングする方法において、 (a)テストベクトルのパターンの各繰返し期間中に選
    択した時間において前記装置の1つの領域へプローブレ
    ーザパルス(832)を付与し且つ前記プローブレーザ
    パルスを付与した場合に前記領域から反射されるエネル
    ギを検知して、その際に反射光プローブサンプルを生成
    し、 (b)前記プローブレーザパルスを付与した時間に対し
    て変位されているテストベクトルのパターンの各繰返し
    期間中における時間において前記装置の前記領域へ基準
    レーザパルス(842)を付与し且つ前記基準レーザパ
    ルスを付与した場合に前記領域から反射されるエネルギ
    を検知して、その際に反射光基準サンプルを生成し、 (c)テストベクトルのパターンの各繰返しに対し前記
    反射光プローブサンプルと前記反射光基準サンプルとの
    比を調整して前記反射光プローブサンプルに対して改良
    された信号対ノイズを有する波形サンプルを生成する、
    ことを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記プローブレーザ
    パルス(832)の前記選択された時間がテストベクト
    ルのパターンの各繰返し内において基準レーザパルス
    (842)に対してオフセットされており、且つ等価時
    間サンプリングによって前記波形を再生するためにテス
    トベクトルのパターン内の複数個の選択した時間におい
    て波形サンプルを生成することを特徴とする方法。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記レーザプローブ
    パルスが付与される場合に前記領域から反射されるエネ
    ルギ及び前記基準レーザパルスが付与される場合に前記
    領域から反射されるエネルギを検知する場合に、前記領
    域から反射されるエネルギを検知して検知器信号を発生
    し、プローブレーザパルスが前記領域へ付与される場合
    にプローブゲート期間(844)の期間中に前記検知器
    信号をプローブ信号積分器(912)へ付与し、且つ前
    記基準レーザパルスが前記領域へ付与される場合に基準
    ゲート期間(834)の期間中に前記検知器信号を基準
    信号積分器(902)へ付与する、ことを特徴とする方
    法。
  4. 【請求項4】 請求項1において、前記領域へプローブ
    レーザパルス(842)を付与する場合に、モードロッ
    クレーザ源(602)からのパルス(606)からなる
    トレインを発生し、前記パルストレインからプローブレ
    ーザパルスを選択し、且つ前記選択したパルスを前記領
    域へ付与する、ことを特徴とする方法。
  5. 【請求項5】 請求項4において、前記領域へ基準レー
    ザパルス(832)を付与する場合に、基準源(61
    2)からレーザビームを発生し、前記レーザビームをゲ
    ート動作させて前記基準レーザパルスを発生し、且つ前
    記基準レーザパルスを前記領域へ付与する、ことを特徴
    とする方法。
  6. 【請求項6】 請求項1において、前記プローブレーザ
    パルスが付与される場合に前記領域から反射されるエネ
    ルギを検知する場合に、前記プローブレーザパルスが付
    与される場合に前記領域から反射されるエネルギを検知
    することによって検知器信号を発生し、プローブ信号ゲ
    ート期間(846)期間中に前記検知器信号を積分する
    ことによって積分器信号を発生し、前記積分器信号をサ
    ンプリングすることによってサンプル信号を発生し、且
    つ前記サンプル信号をデジタル化することによって前記
    反射光プローブサンプルを生成する、ことを特徴とする
    方法。
  7. 【請求項7】 請求項1において、前記基準レーザパル
    スが付与される場合に前記領域から反射されるエネルギ
    を検知する場合に、前記基準レーザパルスが付与される
    場合に前記領域から反射されるエネルギを検知すること
    によって検知器信号(Va)を発生し、基準信号ゲート
    期間(836)期間中に前記検知器信号を積分すること
    によって基準積分器信号(Vd)を発生し、前記基準積
    分器信号をサンプリングすることによってサンプル信号
    (Vc)を発生し、且つ前記サンプル信号をデジタル化
    することによって前記反射光基準サンプルを発生する、
    ことを特徴とする方法。
  8. 【請求項8】 請求項1において、前記領域へプローブ
    レーザパルス(842)を付与する場合に、モードロッ
    クレーザ源からのパルストレインに対するテストベクト
    ルのパターンの位相関係を調節し、前記パルストレイン
    から1個のパルスを選択し、且つ前記選択したパルスを
    前記装置の前記領域へ付与する、ことを特徴とする方
    法。
  9. 【請求項9】 請求項1において、前記領域へプローブ
    レーザパルス(842)を付与する場合に、クロック信
    号を発生し、モードロックレーザ源(602)の動作を
    前記クロック信号に対して同期させ、前記モードロック
    レーザ源(602)からパルス(606)からなるトレ
    インを発生し、前記クロック信号から調節可能なテスト
    ベクトルクロックを派生し、前記調節可能なテストベク
    トルクロックをテストベクトル発生器(682)へ付与
    して前記パルス(606)のトレインに対して選択した
    位相関係でテストベクトルからなるパターンを発生し、
    前記パルストレインから前記プローブレーザパルスを選
    択し、且つ前記選択したパルスを前記領域へ付与する、
    ことを特徴とする方法。
  10. 【請求項10】 請求項1において、更に、前記プロー
    ブレーザパルス及び前記基準レーザパルスの入射パワー
    レベルにおける変動を補償するステップを有することを
    特徴とする方法。
  11. 【請求項11】 請求項10において、入射パワーレベ
    ルにおける変動を補償する場合に、前記プローブレーザ
    パルスの入射エネルギレベルを検知し、前記基準レーザ
    パルスの入射エネルギレベルを検知し、前記プローブレ
    ーザパルスの前記検知した入射エネルギレベルを使用し
    てプローブレーザパルス源の強度を正規化し、且つ前記
    基準レーザパルスの前記検知した入射エネルギレベルを
    使用して基準レーザパルス源の強度を正規化する、こと
    を特徴とする方法。
  12. 【請求項12】 請求項4において、前記パルストレイ
    ンから前記プローブレーザパルスを選択する場合に、光
    学変調器において前記パルストレインからの不所望のパ
    ルスを抑圧することを特徴とする方法。
  13. 【請求項13】 請求項12において、前記不所望のパ
    ルスを抑圧する場合に、痕跡パルスを通過させ、更に、
    基準信号オフセットとして基準ゲートインターバル(1
    204)期間中に発生する痕跡パルス(v1 )のエネル
    ギを検知し且つ前記基準信号オフセットを使用して前記
    反射光基準サンプルを補償するステップと、プローブ信
    号オフセットとしてプローブゲートインターバル(12
    06)期間中に発生する痕跡パルス(v2 )のエネルギ
    を検知し且つ前記プローブ信号オフセットを使用して前
    記反射光プローブサンプルを補償するステップとを有す
    ることを特徴とする方法。
  14. 【請求項14】 請求項8において、前記パルストレイ
    ンから1個のパルスを選択する場合に、光学変調器にお
    いて前記パルストレインからの不所望のパルスを抑圧さ
    せることを特徴とする方法。
  15. 【請求項15】 請求項14において、前記不所望のパ
    ルスを抑圧させる場合に、痕跡パルスを通過させ、且つ
    前記基準レーザパルスが付与される場合に前記領域から
    の反射エネルギを検知する場合に、選択した数の前記痕
    跡パルスを包含する時間基準ゲートインターバル(83
    4)期間中に前記領域からのエネルギを検知することを
    特徴とする方法。
  16. 【請求項16】 テストベクトルの繰返しパターンによ
    って励起された場合に集積回路装置上に表われる波形の
    サンプルを採取するために集積回路装置をレーザ光でプ
    ロービングする装置において、 (a)前記テストベクトルのパターンの各繰返し期間中
    の選択した時間において前記装置の1つの領域へプロー
    ブレーザパルス(832)を付与し且つ前記プローブレ
    ーザパルスを付与する時間に対して変位した前記テスト
    ベックトルのパターンの各繰返し期間中における時間に
    おいて前記装置の前記領域へ基準レーザパルス(84
    2)を付与するレーザ光学システム(604,63
    0)、 (b)前記プローブレーザパルスを付与する場合に前記
    レーザから反射するエネルギを検知し、その際に反射光
    プローブサンプルを発生し、且つ前記基準レーザパルス
    を付与する場合に前記領域から反射するエネルギを検知
    し、その際に反射光基準サンプルを発生する反射パワー
    検知システム(630,652)、 (c)前記テストベクトルのパターンの各繰返しに対し
    前記反射光プローブサンプルと前記反射光基準サンプル
    の比を調整して前記反射光プローブサンプルに対して改
    良した信号対ノイズを有する波形サンプルを生成するプ
    ロセサ、を有することを特徴とする装置。
  17. 【請求項17】 請求項16において、前記プローブレ
    ーザパルス(832)の前記選択した時間が前記テスト
    ベクトルのパターンの各繰返し以内において前記基準レ
    ーザパルス(842)に対してオフセットされており、
    且つ等価時間サンプリングによって波形を再生するため
    に前記テストベクトルのパターン内の複数個の選択した
    時間において波形サンプルを発生させることを特徴とす
    る装置。
  18. 【請求項18】 請求項16において、前記反射パワー
    検知システムが、前記領域から反射されたエネルギに応
    答して反射光検知信号を発生する反射光検知器(65
    0)と、前記プローブレーザパルスが前記領域へ付与さ
    れる場合にプローブゲート期間(844)期間中に前記
    反射光検知器信号を積分するプローブ信号積分器(91
    2)と、前記反射レーザパルスが前記領域へ付与される
    場合に基準ゲート期間(834)期間中に前記反射光検
    知器信号を積分する基準信号積分器(902)とを有す
    ることを特徴とする装置。
  19. 【請求項19】 請求項18において、前記プローブ信
    号積分器(912)が積分器信号を発生し、且つ前記反
    射パワー検知システムが、更に、サンプル信号を発生す
    るために前記積分器信号をサンプリングするサンプル・
    ホールド回路(916)と、前記反射光プローブサンプ
    ルを発生するために前記サンプル信号をデジタル化する
    アナログ・デジタル変換器(918)とを有することを
    特徴とする装置。
  20. 【請求項20】 請求項16において、前記レーザ光学
    系が、複数個のパルス(606)からなるトレインを発
    生するためのモードロックレーザ源(602)と、前記
    複数個のパルスからなるトレインから前記プローブレー
    ザパルスを選択するための光学的変調器(608)とを
    有することを特徴とする装置。
  21. 【請求項21】 請求項19において、前記レーザ光学
    系が、更に、レーザビーム(614)を発生するための
    基準源(612)と、前記基準レーザパルスを発生する
    ために前記レーザビームをゲート動作するための光学的
    変調器(616)とを有することを特徴とする装置。
  22. 【請求項22】 請求項20において、前記レーザ光学
    系が、更に、前記プローブレーザパルス及び前記基準レ
    ーザパルスを前記領域に対して付与するためのビーム結
    合器(620)及び光学的伝送要素(624,626,
    628,634,636)を有することを特徴とする装
    置。
  23. 【請求項23】 請求項16において、前記反射パワー
    検知システムが、検知器信号(Va)を発生するために
    前記基準レーザパルスが付与される場合に前記領域から
    反射されるエネルギを検知する検知器(650)と、基
    準積分器信号(Vb)を発生するために基準信号ゲート
    期間(836)期間中に前記検知器信号を積分する積分
    器(902)と、サンプル信号(Vc)を発生するため
    に前記基準積分器信号をサンプリングするためのサンプ
    ル・ホールド回路(904)と、前記反射光基準サンプ
    ルを発生するために前記サンプル信号をデジタル化する
    ためのアナログ・デジタル変換器とを有することを特徴
    とする装置。
  24. 【請求項24】 請求項16において、前記レーザ光学
    系が、複数個のパルスからなるトレインを発生するため
    のモードロックレーザ源(602)及びタイミング発生
    器(680)に応答して前記複数個のパルスからなるト
    レインから前記プローブレーザパルスを選択するための
    光学的変調器(608)を有しており、且つ本装置が、
    更に、前記光学的変調器を制御するための信号MLMo
    dを供給し且つ前記複数個のパルスからなるトレインに
    対するテストベクトルのパターンの位相関係を調節する
    ための調節可能なクロック信号を供給するためのタイミ
    ング発生器(680)を有していることを特徴とする装
    置。
  25. 【請求項25】 請求項24において、前記モードロッ
    クレーザ源の動作が固定クロック信号に対して同期され
    ており、且つ前記タイミング発生器(680)が前記固
    定クロック信号を発生するためのオシレータ(702)
    及び前記固定クロック信号から調節可能なクロック信号
    を派生するための可変周波数源(710)を有すること
    を特徴とする装置。
  26. 【請求項26】 請求項16において、前記プローブレ
    ーザパルス及び前記基準レーザパルスの入射パワーレベ
    における変動を補償するための入射パワー補償サブシス
    テム(632,662,670,672,674,67
    6,678)を有することを特徴とする装置。
  27. 【請求項27】 請求項26において、前記入射パワー
    補償サブシステムが、前記プローブレーザパルス及び前
    記基準レーザパルスからの光の一部をそらせるためのビ
    ームスプリッタ(632)と、入射ビーム検知器信号を
    発生するための前記そらされた光のエネルギレベルを検
    知するための入射ビーム検知器(670)と、プローブ
    ゲート期間(844)期間中に前記入射ビーム検知器信
    号を積分する積分器(832)と、基準ゲート期間(8
    34)期間中に前記入射ビーム検知器信号を積分する積
    分器(822)とを有することを特徴とする装置。
  28. 【請求項28】 請求項27において、前記入射パワー
    補償サブシステムが、更に、前記プローブレーザパルス
    及び基準レーザパルスの検知された入射エネルギレベル
    を表わす入射パワーデータを発生するために前記積分さ
    れた入射ビーム検知器信号をサンプリングし且つデジタ
    ル化するための回路(824,828,834,83
    8)を有することを特徴とする装置。
  29. 【請求項29】 請求項19において、前記光学的変調
    器(608)が前記複数個のパルスからなるトレインか
    ら不所望のパルスを抑圧することによって前記複数個の
    パルスからなるトレインから前記プローブレーザパルス
    を選択することを特徴とする装置。
  30. 【請求項30】 請求項29において、前記光学的変調
    器(608)が、不所望のパルスを抑圧する場合に、痕
    跡パルスを通過させ、且つ前記痕跡パルスの選択した数
    を包含する時間基準ゲートインターバル(834)期間
    中に前記領域からのエネルギを検知することによって、
    前記基準レーザパルスが付与される場合に前記領域から
    反射されるエネルギを前記反射パワー検知システムが検
    知することを特徴とする装置。
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