JPH1126593A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

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JPH1126593A
JPH1126593A JP9196470A JP19647097A JPH1126593A JP H1126593 A JPH1126593 A JP H1126593A JP 9196470 A JP9196470 A JP 9196470A JP 19647097 A JP19647097 A JP 19647097A JP H1126593 A JPH1126593 A JP H1126593A
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signal
circuit
drive signal
phase shift
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JP9196470A
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Takashi Muto
隆 武藤
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/02Bonding areas; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/04Structure, shape, material or disposition of the bonding areas prior to the connecting process
    • H01L2224/05Structure, shape, material or disposition of the bonding areas prior to the connecting process of an individual bonding area
    • H01L2224/0554External layer
    • H01L2224/0555Shape
    • H01L2224/05552Shape in top view
    • H01L2224/05554Shape in top view being square
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
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    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/10Details of semiconductor or other solid state devices to be connected
    • H01L2924/11Device type
    • H01L2924/13Discrete devices, e.g. 3 terminal devices
    • H01L2924/1304Transistor
    • H01L2924/1306Field-effect transistor [FET]
    • H01L2924/13091Metal-Oxide-Semiconductor Field-Effect Transistor [MOSFET]

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で差動出力信号間でのスキューを
調整可能にした出力回路を備えた半導体集積回路装置を
提供する。 【解決手段】 出力すべき内部信号に従った第1の駆動
信号と第2の駆動信号を形成し、上記第1の駆動信号と
第2の駆動信号により第1と第2の出力端子から互いに
逆相にされた出力信号を形成する第1と第2の出力回路
とを備えた差動型出力回路に対して、上記第1と第2の
駆動信号経路に容量手段を選択的に接続する位相ずれ調
整回路を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体集積回路
装置に関し、半導体集積回路装置間での信号転送に用い
られる差動型出力回路に利用して有効な技術に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】大型電子計算機等のような大規模のディ
ジタル信号処理回路では、複数の半導体集積回路装置
(以下、LSIという)を組み合わせてシステムが実現
される。このようなシステムの性能は、LSI間での信
号転送レートに大きく左右される。この場合、クロック
信号のような重要な信号は、非反転(ポジティブ)信号
と反転(ネガティブ)信号とで1組として転送されるこ
とがある。このような差動型転送信号とすることによ
り、カップリングノイズ等に対して強くできる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図4には、この発明に
先立って検討された差動型出力回路の例が示されてい
る。Nチャンネル型MOSFETQ1とQ2からなる第
1の出力回路と、Nチャンネル型MOSFETQ3とQ
4からなる第2の出力回路に対して、出力すべき内部信
号INに対してインバータ回路IV1により形成された
反転駆動信号と、インバータ回路IV2とIV3を通し
て形成された非反転駆動信号とを上記MOSFETQ1
〜Q4に交差的に供給して、互いに逆相の出力信号を出
力端子OUTと/OUTから出力させるものである。
【0004】上記のような出力回路では、半導体集積回
路に形成されるMOSFET等の素子特性のバラツキに
よって、例えば図5のように反転出力信号/OUTに対
して非反転出力信号OUTの位相がΔtだけ遅れるとい
うスキューが発生すると、互いに逆相関係となる期間
は、上記位相ずれΔtだけ短くt1のようになってしま
う。したがって、上記位相ずれ分だけ転送可能な信号の
周期を長くする必要する必要があり、結果として転送可
能な最高周波数が低くなってしまうという問題が生じ
る。
【0005】この発明の目的は、簡単な構成で差動出力
信号間でのスキューを調整可能にした出力回路を備えた
半導体集積回路装置を提供することにある。この発明の
前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は、本明細書
の記述および添付図面から明らかになるであろう。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下
記の通りである。すなわち、出力すべき内部信号に従っ
た第1の駆動信号と第2の駆動信号を形成し、上記第1
の駆動信号と第2の駆動信号により第1と第2の出力端
子から互いに逆相にされた出力信号を形成する第1と第
2の出力回路とを備えた差動型出力回路に対して、上記
第1と第2の駆動信号経路に容量手段を選択的に接続す
る位相ずれ調整回路を設ける。
【0007】
【発明の実施の形態】図1には、この発明に係る差動型
出力回路の一実施例の回路図が示されている。同図の差
動型出力回路は、特に制限されないが、ゲートアレイ等
の半導体集積回路装置に搭載され、公知の半導体集積回
路の製造技術により、かかる半導体集積回路を構成する
他の回路とともに1個の半導体基板上において形成され
る。
【0008】図1には、出力すべき内部信号INに対し
て同相信号と逆相信号の出力信号を出力させる1組の出
力端子OUTと/OUTに対応した差動型出力回路1が
代表として例示的に示されている。図面においては、反
転(ネガティブ)信号に対応した出力端子にはオーバー
バーを付しているが、明細書で/(スラッシュ)を付し
て上記オーバーバーに代えて表している。
【0009】差動型出力回路1は、プリバッファ(駆
動)回路2と出力回路17とから構成される。プリバッ
ファ回路2は、出力すべき内部信号INを受けてそれの
反転信号(ネガティブ)信号3を形成するインバータ回
路IV1と、上記内部信号INを受けて、それと同相の
非反転(ポジティブ)信号4を形成する直列形態のイン
バータ回路IV2及びIV3から構成される。このプリ
バッファ回路2には、後述するような位相ずれ調整回路
が付加される。
【0010】出力回路17は、特に制限されないが、N
チャンネル型MOSFETQ1とQ2からなる第1の出
力回路と、Nチャンネル型MOSFETQ3とQ4から
なる第2の出力回路から構成される。上記のようにNチ
ャンネル型MOSFETQ1とQ2、Q3とQ4を直列
形態に接続して出力回路を構成するため、これらMOS
FETQ1とQ2及びQ3とQ4をそれぞれ相補的にス
イッチングさせるため、上記反転信号3は第1の出力回
路の接地側MOSFETQ2と第2の出力回路の電源側
MOSFETQ3のゲートに、上記非反転信号4は上記
とは逆に第1の出力回路の電源側MOSFETQ1と第
2の出力MOSFETの接地側MOSFETQ4のゲー
トにそれぞれ交差的に供給される。
【0011】これにより、出力すべき内部信号INがハ
イレベルのとき、上記反転信号3がロウレベルに、非反
転信号4がハイレベルにされるため、第1の出力回路に
おいてはMOSFETQ1がオン状態にされ、MOSF
ETQ2がオフ状態にされので出力端子OUTから出力
される出力信号をハイレベルにし、第2の出力回路にお
いてはMOSFETQ3がオフ状態に、MOSFETQ
4がオン状態にされるので出力端子/OUTから出力さ
れる出力信号をロウレベルにする。
【0012】逆に、出力すべき内部信号INがロウレベ
ルのとき、上記反転信号3がハイレベルに、非反転信号
4がロウレベルにされるため、第1の出力回路において
はMOSFETQ1がオフ状態にされ、MOSFETQ
2がオン状態にされるので出力端子OUTから出力され
る出力信号をロウレベルにし、第2の出力回路において
はMOSFETQ3がオン状態に、MOSFETQ4が
オフ状態にされるので出力端子/OUTから出力される
出力信号をハイレベルにする。
【0013】上記インバータ回路IV1〜IV3や出力
回路を構成するMOSFETQ1〜Q4の素子特性のバ
ラツキにより、上記出力端子OUTと/OUTに位相ず
れが生じると、その位相ずれに相当する時間が実質的に
無効になってしまい、伝送可能な周波数を低くしてしま
うという問題を防ぐために、次のような位相ずれ調整回
路が設けられる。
【0014】位相ずれ調整回路は、上記第1と第2の出
力回路に駆動信号を伝える信号経路に、その駆動信号の
遅延時間を調整するために選択的に接続されるキャパシ
タが設けられる。つまり、上記反転信号3が伝えられる
信号経路に、スイッチMOSFET5を介してキャパシ
タ7が接続できるようにされる。このキャパシタ7に
は、更にスイッチMOSFET9を介してキャパシタ1
1が接続できるようにされる。このキャパシタ11に
は、更にスイッチMOSFET13を介してキャパシタ
15が接続可能にされる。したがって、上記反転信号3
が伝えられる信号経路からみると、スイッチMOSFE
T5がオン状態のときには、キャパシタ7が接続され、
これに加えてスイッチMOSFET9がオン状態にされ
ると、キャパシタ7にキャパシタ11も並列に加えられ
る。そして、上記の状態に加えてスイッチMOSFET
13をオン状態にすると、キャパシタ7、11及び15
の並列回路が接続される。したがって、上記反転信号3
は、上記キャパシタ7、7と11、7、11及び15の
3通りに接続されるキャパシタの容量値の増大に従って
遅延時間が大きくされる。
【0015】上記同様に、上記非反転信号4が伝えられ
る信号経路に、スイッチMOSFET6を介してキャパ
シタ8が接続できるようにされる。このキャパシタ8に
は、更にスイッチMOSFET10を介してキャパシタ
12が接続できるようにされる。このキャパシタ12に
は、更にスイッチMOSFET14を介してキャパシタ
16が接続可能にされる。したがって、上記反転信号4
が伝えられる信号経路からみると、スイッチMOSFE
T6がオン状態のときには、キャパシタ8が接続され、
これに加えてスイッチMOSFET10がオン状態にさ
れると、キャパシタ8にキャパシタ12も並列に加えら
れる。そして、上記の状態に加えてスイッチMOSFE
T14をオン状態にすると、キャパシタ8、12及び1
6の並列回路が接続される。したがって、上記反転信号
4は、上記キャパシタ8、8と12、8、12及び16
の3通りに接続されるキャパシタの容量値の増大に従っ
て遅延時間が大きくされる。
【0016】上記反転信号3が伝えられる信号経路に対
応して設けられる位相ずれ調整回路のスイッチMOSF
ET5のゲートには制御信号18が印加され、スイッチ
MOSFET9のゲートに制御信号19が印加され、ス
イッチMOSFET13のゲートには制御信号20が印
加される。また、上記非反転信号4が伝えられる信号経
路に対応して設けられる位相ずれ調整回路のスイッチM
OSFET6のゲートには制御信号21が印加され、ス
イッチMOSFET10のゲートに制御信号22が印加
され、スイッチMOSFET14のゲートには制御信号
23が印加される。
【0017】これらの制御信号18ないし23は、特に
制限されないが、外部端子数に余裕があるならそれぞれ
外部端子から供給するようにすればよい。外部端子数に
制限があるなら、1つの外部端子をから上記6個の信号
をシリアルにレジスタに入力し、このレジスタに入力さ
れた信号を上記パラレルに上記制御信号18〜23とし
て各スイッチMOSFETのゲートに供給するようにす
ればよい。
【0018】上記制御信号は、上記出力端子OUTと/
OUTの位相ずれを調べ、その結果により両者が一致す
るように早いタイミングで出力される出力信号に対応し
た駆動信号を遅らせるようにする。上記のようにレジス
タに制御信号を入力する方法では、半導体集積回路装置
の電源遮断し、再び電源投入する都度上記位相ずれ調整
信号を入力する必要がある。上記の位相ずれは主として
プロセスバラツキによる位相ずれを調整するものである
ために、固定的に設定しても問題ない。そこで、ポリシ
リコン層からなるヒューズ手段に溶断電流を流して選択
的に切断して、上記制御信号を形成するもの、あるいは
最上層のアルミニュウム層によりヒューズを構成し、レ
ーザー光線により切断させて上記制御信号を形成するも
の、あるいはEPROM等のような不揮発性記憶素子を
搭載して、この不揮発性記憶素子に書き込みを行うこと
により上記制御信号を形成する。
【0019】上記制御信号は、1組の差動型出力回路に
一対一に対応して形成する必要はない。つまり、1組の
差動型出力回路にはそれぞれ位相ずれ調整回路を一対一
に対応して設けるようにするものであり、一般に半導体
集積回路装置においては複数の差動型出力回路が設けら
れる。それ故、上記位相ずれ調整回路は、上記差動型出
力回路の数に応じた数の回路が設けられる。しかしなが
ら、半導体集積回路装置に形成される複数の差動型出力
回路における位相ずれは、個々の差動型出力回路間でバ
ラバラの位相ずれになることなく、ほぼ同一の位相ずれ
を発生させる。この実施例においては、上記形成された
制御信号は、複数の差動型出力回路にそれぞれ一対一に
設けられた複数の位相ずれ調整回路に対して共通に供給
されて、全ての差動型出力回路の位相ずれを一括して調
整する。このため、1つの半導体集積回路装置におい
て、上記制御信号18〜23を入力させる外部端子やレ
ジスタ、あるいは上記のようなヒューズ手段や不揮発性
記憶素子の回路規模は極く小さいものとなる。
【0020】図2には、この発明に係る差動型出力回路
の一実施例の回路図が示されている。この実施例では、
位相ずれ調整回路のスイッチMOSFETの構成が異な
り、出力回路もCMOS構成にされる。つまり、前記の
ような反転信号3が伝えられる信号経路に対して、スイ
ッチMOSFET5、9及び13を並列に接続して、そ
れぞれのスイッチMOSFET5、9及び13を介して
キャパシタ7、11、15を接続するものである。同様
に、非反転信号4が伝えられる信号経路に対しても、ス
イッチMOSFET6、10及び14を並列に接続し
て、それぞれのスイッチMOSFET6、10及び14
を介してキャパシタ8、12、16を接続するものであ
る。
【0021】この構成では、上記キャパシタ7、11、
15を接続させる組み合わせがより多様にできる。つま
り、キャパシタ7、11、15をそれぞれ単独で接続す
る場合と、キャパシタ7と11、7と15、11と15
及び7、11、15のように7通りにできる。したがっ
て、上記キャパシタ7と11と15の容量値に2進の重
みを付けることにより、0〜8通りの2進の重みを持っ
た容量値を選択的に付加することができ、より高い精度
により位相ずれの調整を行うことが可能になる。このこ
とは、非反転信号4側に設けられるキャパシタ8、12
及び16においても同様である。
【0022】第1の出力回路においは、Nチャンネル型
MOSFETQ1がPチャンネル型MOSFETQ5に
置き換えられ、第2の出力回路においては、Nチャンネ
ル型MOSFETQ3がPチャンネル型MOSFETQ
6に置き換えられる。つまり、Pチャンネル型MOSF
ETQ5とNチャンネル型MOSFETQ2のゲートが
共通化されて上記反転信号3が伝えられる。また、Pチ
ャンネル型MOSFETQ6とNチャンネル型MOSF
ETQ4のゲートが共通化されて上記非反転信号4が伝
えられる。上記のようなCMOS出力回路は、図1の出
力回路に置き換えることができるし、図1の出力回路を
上記CMOS出力回路に置き換えることもできる。
【0023】図3には、この発明に係る半導体集積回路
装置の一実施例の全体ブロック図が示されている。同図
の各回路ブロックは、実際の半導体基板上における幾何
学的な配置に合わせて描かれている。同図において、2
0は半導体チップであり、21は内部回路であり、2
2,23からなるオンチップRAMと、それ以外の論理
回路部とにより構成される。上記オンチップRAM2
2,23は、特に制限されないが、スタティック型RA
Mにより構成される。上記内部回路21が形成される領
域のうちRAMブロック以外は敷き詰めゲート領域とな
っている。この領域の拡大パターン26のようにMOS
FETが敷き詰められ、マスタースライス方式により配
線が形成されて所望の回路機能が実現される。
【0024】上記半導体チップ20の周辺部にはボンデ
ィングパッド25が設けられ、かかるボンディングパッ
ド25と内部回路21との間には入出力回路24が設け
られる。上記入出力回路24は、上記差動型出力回路が
含まれ、かかる差動型出力回路に隣接した適当な箇所に
上記位相ずれ調整回路に与える制御信号を発生させる前
記ヒューズ等の不揮発性記憶回路が付加される。
【0025】上記の実施例から得られる作用効果は、下
記の通りである。 (1) 出力すべき内部信号に従った第1の駆動信号と
第2の駆動信号を形成し、上記第1の駆動信号と第2の
駆動信号により第1と第2の出力端子から互いに逆相に
された出力信号を形成する第1と第2の出力回路とを備
えた差動型出力回路に対して、上記第1と第2の駆動信
号経路に容量手段を選択的に接続する位相ずれ調整回路
を設けることにより、高速の信号伝達が可能になるとい
う効果が得られる。
【0026】(2) 複数の差動型出力回路に設けられ
る複数の位相ずれ調整回路に対して、共通に制御信号を
供給するようにすることにより、制御信号を入力した
り、あるいは発生させる回路の簡素化ができるという効
果が得られる。
【0027】以上本発明者よりなされた発明を実施例に
基づき具体的に説明したが、本願発明は前記実施例に限
定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種
々変更可能であることはいうまでもない。例えば、上記
のような駆動信号の信号経路に接続されるキャパシタの
数は、必要に応じて増加又は減少させることができる。
出力回路には、上記のようにハイレベル/ロウレベルの
出力信号を形成することの他、出力ハイインピーダンス
状態を加えた3状態出力機能を持つようにするものであ
ってもよい。このような3状態出力機能を設けた場合に
は、外部端子を入出力端子に共用することができる。こ
の発明は、差動型出力回路を備えた半導体集積回路装置
に広く利用できる。
【0028】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記の通りである。すなわち、出力すべき内部信号に従っ
た第1の駆動信号と第2の駆動信号を形成し、上記第1
の駆動信号と第2の駆動信号により第1と第2の出力端
子から互いに逆相にされた出力信号を形成する第1と第
2の出力回路とを備えた差動型出力回路に対して、上記
第1と第2の駆動信号経路に容量手段を選択的に接続す
る位相ずれ調整回路を設けることにより、高速の信号伝
達が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る差動型出力回路の一実施例を示
す回路図である。
【図2】この発明に係る差動型出力回路の他の一実施例
を示す回路図である。
【図3】この発明が適用される半導体集積回路装置の一
実施例を示す全体ブロック図である。
【図4】この発明に先立って検討された差動型出力回路
の回路図である。
【図5】図4の差動型出力回路の動作の一例を説明する
ための波形図である。
【符号の説明】
1…差動型出力回路、2…プリバッファ(駆動)回路、
3…反転信号、4…非反転信号、5,6,9,10,1
3,14…スイッチMOSFET、7,8,11,1
2,15,16…キャパシタ、17…出力回路、18〜
23…制御信号、IV1〜IV3…インバータ回路、Q
1〜Q6…出力MOSFET。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出力すべき内部信号に従った第1の駆動
    信号を形成する第1の駆動回路と、 上記出力すべき内部信号に従った第2の駆動信号を形成
    する第2の駆動回路と、 上記第1の駆動信号を受けて第1の出力端子から第1の
    出力信号を送出させる第1のCMOS出力回路と、 上記第2の駆動信号を受けて、第2の出力端子から上記
    第1の出力信号に対して位相反転させられた第2の出力
    信号を送出させる第2のCMOS出力回路と、 上記第1と第2の駆動信号経路に容量手段を選択的に接
    続する位相ずれ調整回路とを備えてなることを特徴とす
    る半導体集積回路装置。
  2. 【請求項2】 出力すべき内部信号に従った第1の駆動
    信号を形成する第1の駆動回路と、 上記出力すべき内部信号に従った第2の駆動信号を形成
    する第2の駆動回路と、 上記第1の駆動信号と第2の駆動信号とを受けて第1の
    出力端子から第1の出力信号を送出させる第1導電型の
    MOSFETからなる第1の出力回路と、 上記第1の駆動信号と第2の駆動信号を受けて、第2の
    出力端子から上記第1の出力信号に対して位相反転させ
    られた第2の出力信号を送出させる第1導電型のMOS
    FETからなる第2の出力回路と、 上記第1と第2の駆動信号経路に容量手段を選択的に接
    続する位相ずれ調整回路とを備えてなることを特徴とす
    る半導体集積回路装置。
  3. 【請求項3】 上記位相ずれ調整回路は、上記駆動信号
    伝達経路にスイッチを介して接続される複数の容量素子
    からなることを特徴とする請求項1又は請求項2の半導
    体集積回路装置。
  4. 【請求項4】 上記第1と第2の出力回路が1組とされ
    て複数組からなる出力回路を備え、 上記複数組からなる第1と第2の出力回路にそれぞれ対
    応された複数組の駆動信号伝達経路にそれぞれ設けられ
    た複数組の位相ずれ調整回路に対して、共通の制御信号
    を供給するものであることを特徴とする請求項1、請求
    項2又は請求項3の半導体集積回路装置。
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