JPH11265898A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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JPH11265898A
JPH11265898A JP10068686A JP6868698A JPH11265898A JP H11265898 A JPH11265898 A JP H11265898A JP 10068686 A JP10068686 A JP 10068686A JP 6868698 A JP6868698 A JP 6868698A JP H11265898 A JPH11265898 A JP H11265898A
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JP
Japan
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film
insulating film
layer
semiconductor layer
semiconductor device
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JP10068686A
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Atsushi Kurokawa
敦 黒川
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電極の剥離を防止。半導体装置の歩留まりを
高める。 【解決手段】 絶縁膜の開口部を通して下層の半導体層
に接続される電極を有する半導体装置であって、前記電
極は、前記絶縁膜と接する部分に前記絶縁膜との接着性
が高い接着促進層を介在している。また、前記電極は、
前記半導体層と接する部分に少なくとも貴金属を含む化
合物層を介在している。前記貴金属は、白金、パラジウ
ムの何れかである。前記接着促進層は、珪素、チタン、
モリブデン、タングステン、ニッケル、クロム、タンタ
ルの何れか又はこれらを含む化合物である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置に関
し、特に、絶縁膜に形成された開口部を通して下層の半
導体層に接続される電極を有する半導体装置に適用して
有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体装置に塔載される半導体素子とし
て、MESFET(etal emiconductor ield f
fect ransistor)と呼称されるショットキー接合型電
界効果トランジスタがある。このMESFETでは、種
々な種類の金属膜を積層してゲート電極を形成する試み
がなされている。例えば、特開平8−191055号公
報には、第一層目(最下層)にPt(白金)膜を用いた多層
構造のゲート電極が開示されている。Pt、Pd(パラ
ジウム)等の金属は仕事関数が比較的高いため、ショッ
トキー電極の材料として用いた場合、比較的バリア高さ
φbが高くなるので、順方向のゲートバイアスをより大
きく取ることができ、MESFETの性能を高めること
ができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、半導体基板
又は半導体層の表面は、汚染、ダメージ防止の観点か
ら、通常、酸化珪素膜等の絶縁膜で保護されている場合
が多い。このような場合、MESFETのゲート電極は
絶縁膜に形成された開口部を通して下層の半導体基板又
は半導体層(以下、基板を含めて半導体層を呼ぶ)に接続
されるので、一部が絶縁膜と接する状態となる。従っ
て、ゲート電極は、半導体層と接する部分及び絶縁膜と
接する部分の接着力によって固定される。
【0004】しかしながら、Pt、Pd等の金属は、酸
化珪素膜等の絶縁膜に対する接着性(密着性)が低いた
め、第一層目にPt、Pd等の金属をゲート電極の材料
として用いた場合、ゲート電極の一部が剥離したり、ゲ
ート電極自体が剥離する等の不具合が発生する。
【0005】また、剥離したゲート電極又は一部は他の
ゲート電極又は配線に付着してショート不良等を招く要
因となるので、半導体装置の製造プロセスにおいて歩留
まりが低下する。
【0006】本発明の目的は、電極の剥がれを防止する
ことが可能な技術を提供することにある。また、本発明
の他の目的は、前記目的を達成し、半導体装置の歩留ま
りを高めることが可能な技術を提供することにある。本
発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明
細書の記述及び添付図面によって明らかになるであろ
う。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。絶縁膜の開口部を通して下層の半
導体層に接続される電極を有する半導体装置であって、
前記電極は、前記絶縁膜と接する部分に前記絶縁膜との
接着性が高い接着促進層を介在している。また、前記電
極は、前記半導体層と接する部分に貴金属を主成分とす
る前記半導体層との化合物からなるショットキー接合層
を介在している。
【0008】前記貴金属は、白金、パラジウムの何れか
である。前記接着促進層は、珪素又は珪素を含む化合物
である。また、前記接着促進層は、チタン、モリブデ
ン、タングステン、ニッケル、クロム、タンタルの何れ
か又はこれらを含む化合物である。
【0009】上述した手段によれば、電極は、絶縁膜と
接する部分に絶縁膜との接着性が高い接着促進層を介在
していることから、絶縁膜と電極との接着力が向上する
ので、電極の剥離を防止することができる。
【0010】また、電極は、半導体層と接する部分に、
白金、パラジウム等の貴金属を主成分とする半導体層と
の化合物からなるショットキー接合層を介在しているこ
とから、バリア高さφbが高いショットキー障壁を得る
ことができる。
【0011】また、電極の剥離を防止できるので、剥離
した電極が他の電極又は配線に付着して発生するショー
ト不良等を抑制でき、半導体装置の製造プロセスにおけ
る歩留まりを高めることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の構成について、半
導体装置であるパワートランジスタに本発明を適用した
実施の形態とともに説明する。なお、実施の形態を説明
するための図面において、同一機能を有するものは同一
符号を付け、その繰り返しの説明は省略する。
【0013】(実施形態1)図1は、本発明の実施形態
1であるパワートランジスタの平面レイアウト図であ
り、図2は図1に示すA−A線の位置で切った断面図で
ある。
【0014】図1に示すように、本実施形態のパワート
ランジスタは、一方向に沿って複数のMESFET(シ
ョットキー接合型電界効果トランジスタ)Qを配置し、
この複数のMESFETQを電気的に並列接続した構成
になっている。複数のMESFETQの夫々は半導体層
からなる素子形成領域6に形成されている。素子形成領
域6上には、櫛歯形状で形成されたソース配線17a及
びドレイン配線17bが合掌するようにして配置されて
いる。MESFETQのゲート電極14は、ストライプ
形状で形成され、ソース配線17aとドレイン配線17
bとの間に位置するように配置されている。
【0015】前記パワートランジスタは、図2に示すよ
うに、半導体基板1を主体とする構成になっている。半
導体基板1としては、例えばGaAs(ガリウム・砒素)
からなる半絶縁性の化合物半導体基板が用いられてい
る。
【0016】前記半導体基板1上には、半導体層2、半
導体層3、半導体層4、半導体層5の夫々が順次積層さ
れている。半導体層2は、不純物が導入(ドーピング)さ
れていないAlGaAs(アルミニウム・ガリウム・砒
素)からなる化合物層と不純物が導入されていないGa
As(ガリウム・砒素)からなる化合物層とを交互に積み
重ねた構成になっている。半導体層3は、不純物が導入
されていないInGaAs(インジウム・ガリウム・砒
素)からなる化合物で形成され、MESFETQのチャ
ネル形成領域として用いられている。半導体層4は、不
純物として例えば珪素(Si)が導入されたAlGaAs
からなるn型化合物で形成され、チャネルにキャリアを
供給する層として用いられている。半導体層5は、不純
物としてSiが導入されたGaAsからなるn+型化合物
で形成されている。これらの半導体層によって図1に示
す素子形成領域6は構成されている。
【0017】前記MESFETQは、主に、半導体層
3、半導体層4、半導体層5、ソース電極7a、ドレイ
ン電極7b、ゲート電極14、ショットキー接合層14
b等で構成されている。
【0018】前記ソース電極7a、ドレイン電極7bの
夫々は、半導体層5上に形成され、半導体層5と電気的
に接続されている。ソース電極7a、ドレイン電極7b
の夫々は、半導体層5の表面側からAuGe(金・ゲル
マニウム)膜、Ni(ニッケル)膜、Au膜の夫々を順次
積層した構成になっている。
【0019】前記半導体層5の上層には絶縁膜8が形成
され、絶縁膜8の上層には絶縁膜9が形成されている。
絶縁膜8は、詳細に図示していないが、半導体層5の表
面側から、燐を含んだPSG(hospho ilicate l
ass)膜、酸化珪素(SiO)膜の夫々を順次積層した構成
(PSG膜/酸化珪素膜)になっている。絶縁膜9はPS
G膜で形成されている。PSG膜は高温での流動性が高
いため、下層が凸凹になっていても絶縁膜の表面を平坦
にすることができる。
【0020】前記ゲート電極14は、絶縁膜9及び絶縁
膜8を貫通する開口10を通して下層の半導体層4に接
続されている。このゲート電極14は、半導体層4と接
する部分にショットキー接合層14aを介在し、絶縁膜
(8,9)と接する部分に接着促進層14bを介在してい
る。本実施形態において、ショットキー接合層14aは
貴金属としてPtを主成分とする半導体層4との化合物
で形成され、接着促進層14bはPt及びSiを成分と
する化合物で形成されている。なお、ゲート電極14
は、半導体層4と絶縁膜8との間に形成された空間部1
1によって半導体層5と絶縁分離されている。
【0021】前記ゲート電極14は、その上層に形成さ
れた絶縁膜15で覆われている。絶縁膜15は、詳細に
図示していないが、絶縁膜9の表面側から、プラズマC
VD(hemical apor eposition)法で形成されたプ
ラズマ酸化珪素(P−SiO)膜、PSG膜の夫々を順次
積層した構成(PSG膜/プラズマ酸化珪素膜)になって
いる。
【0022】前記ソース電極7aには、絶縁膜15、絶
縁膜9、絶縁膜8の夫々を貫通する開口16を通してソ
ース配線17aが電気的に接続されている。また、前記
ドレイン電極7bには、同様に貫通する開口16を通し
てドレイン配線17bが電気的に接続されている。これ
らのソース配線17a及びドレイン配線17bは上層に
形成された最終保護膜18によって覆われている。最終
保護膜18は、例えば絶縁膜15の表面側から、プラズ
マ酸化珪素膜、窒化珪素(SixNy)膜、ポリイミド樹脂
膜の夫々を順次積層した構成(プラズマ酸化珪素膜/窒
化珪素膜/ポリイミド樹脂膜)になっている。なお、最
終保護膜18には、図1に示すボンディング開口18
a、18b、18cの夫々が形成されている。
【0023】次に、前記パワートランジスタの製造方法
について、図3乃至図6(製造方法を説明するための断
面図)を用いて説明する。
【0024】まず、半導体基板1上に、半導体層2、半
導体層3、半導体層4、半導体層5の夫々をエピタキシ
ャル成長法で順次形成する。
【0025】次に、前記半導体層5から半導体層2に達
するまでエッチングを施し、メサ型形状の素子形成領域
(図1参照)6を形成する。
【0026】次に、前記半導体層5上を含む基板1上の
全面に、例えば300[nm]〜600[nm]程度の
厚さの絶縁膜(PSG膜/酸化珪素膜)8xをCVD法で
形成し、その後、前記絶縁膜8xの電極形成領域に開口
を形成するためのフォトレジスト膜を形成する。
【0027】次に、前記フォトレジスト膜をエッチング
マスクとして使用し、前記絶縁膜8xにパターンニング
を施して開口を形成した後、前記開口内を含む基板1上
の全面に電極材を形成し、その後、前記フォトレジスト
膜上の電極材をフォトレジスト膜と共に除去してソース
電極7a及びドレイン電極7bを形成する。
【0028】次に、電極の保護膜として、前記ソース電
極7a、ドレイン電極7b及び絶縁膜8xの上部に、例
えば30〜200[nm]程度の厚さの酸化珪素膜から
なる絶縁膜8yを形成する。以下、絶縁膜8xと絶縁膜
8yを合わせて絶縁膜8と呼ぶ。
【0029】次に、前記絶縁膜8のゲート形成領域に、
開口幅W1=0.5[μm]程度の開口8aを形成す
る。この開口8aは、絶縁膜8上にフォトレジスト膜を
形成し、その後、ステップ式投影露光装置を用いて前記
フォトレジスト膜に開口を形成し、その後、前記フォレ
ジスト膜をエッチングマスクとして使用し、前記絶縁膜
8に異方性ドライエッチングを施すことによって形成さ
れる。
【0030】次に、前記開口8a内を含む基板1上の全
面に絶縁膜(PSG膜)9をCVD法で形成し、その後、
前記絶縁膜9上に、開口幅W2=1〜0.8[μm]程
度の開口20aを有するフォトレジスト膜20を形成す
る。ここまでの工程を図3に示す。なお、図3乃至図6
において、ソース電極7a及びドレイン電極7bは図示
されていない。
【0031】次に、前記フォトレジスト膜20をエッチ
ングマスクとして使用し、前記絶縁膜8に到達するまで
異方性ドライエッチングを施して、絶縁膜8の側面に側
壁絶縁膜9aを形成する。異方性ドライエッチングのガ
スとしては、例えばCHF3を使用する。この工程にお
いて、側壁絶縁膜9aで規定された開口10が形成され
る。開口10の開口幅W3は、開口8aの開口幅W1よ
りも小さくなる。開口10の開口幅W3は絶縁膜9の厚
さが厚いほど小さくなり、例えば絶縁膜9の厚さが0.
15〜0.2[μm]の時、開口10の開口幅W3は
0.35〜0.3[μm]程度になる。ここまでの工程
を図4に示す。
【0032】次に、前記フォトレジスト膜20を除去し
た後、前記半導体層(n+型GaAs)5にドライエッチン
グを施して空間部11を形成する。AlGaAsに対し
GaAsのエッチングレートが100倍以上速い条件で
ドライエッチングを施すことにより、エッチングは半導
体層(n型AlGaAs)4で止まり、半導体層(n+型G
aAs)5が横方向にエッチングされるので、半導体層
4と絶縁膜8との間に空間部11を形成することができ
る。ドライエッチングのガスとしては、例えばSiCL
4+SF6の混合ガスを使用する。
【0033】次に、前記開口10内を含む基板1上の全
面に電極材13を形成する。電極材13は、第一層目
(最下層)から順に、Si膜、Pt膜、Ti(チタン)
膜、Mo(モリブデン)膜、Ti膜、Pt膜、Au膜、M
o膜の夫々を順次積層して形成する。これらの膜は真空
蒸着法で連続的に形成する。第一層目のSi膜は0.2
〜3[nm]程度の膜厚で形成し、第二層目のPt膜は
5〜50[nm]程度の膜厚で形成し、第三層目のTi
膜は10[nm]程度の膜厚で形成し、第四層目のMo
膜は30[nm]程度の膜厚で形成し、第五層目のTi
膜は50[nm]程度の膜厚で形成し、第六層目のPt
膜は50[nm]程度の膜厚で形成し、第七層目のAu
膜は300〜500[nm]程度の膜厚で形成し、第八
層目のMo膜は50[nm]程度の膜厚で形成する。S
iは絶縁膜(8,9,9A)との接着性がPtよりも高い
ので、第一層目のSi膜は電極材13の接着促進層とし
て用いられている。即ち、電極材13は、絶縁膜(8,
9,9A)と接する部分に絶縁膜との接着性がPtより
も高いSiからなる接着促進層を介在している。ここま
での工程を図5に示す。
【0034】次に、イオンミリング法を使用し、前記電
極材13にパターンニングを施して、電極幅W4=1〜
1.2[μm]程度のゲート電極14を形成する。パタ
ーンニングはフォトレジスト膜をエッチングマスクにし
て行う。この工程でのゲート電極14は、絶縁膜(8,
9,9A)と接する部分にSiからなる接着促進層を介
在する構成になっている。従って、絶縁膜とゲート電極
14との接着力が向上し、ゲート電極14の剥離を防止
することができる。なお、前述のフォトレジスト膜20
を残した状態で電極材を形成し、その後、リフトオフ法
によってゲート電極14を形成してもよい。
【0035】次に、前記ゲート電極14上を含む基板1
上の全面に絶縁膜(プラズマ酸化珪素膜/PSG膜)1
5をCVD法で形成する。この工程において、絶縁膜1
5は300〜400程度の温度雰囲気中にて形成される
ので、絶縁膜15を形成することによって熱処理が施さ
れる。この熱処理により、ゲート電極14と半導体層4
とが接する部分では第二層目のPtと半導体層(n型A
lGaAs)4とが反応し、Ptを主成分とする半導体
層4との化合物からなるショットキー接合層(反応層)
14aが形成される。第一層目のSi膜は薄い膜厚にな
っているため、ショットキー接合層14aの深さはSi
膜がない場合とほぼ同等になる。ショットキー接合層1
4aの深さはMESFETのしきい値(Vth)を決める要
因となるが、第一層目にSi膜を用いることによるしき
い値のばらつきの増大は無視できる。
【0036】また、この熱処理により、ゲート電極14
と絶縁膜(8,9,9A)とが接する部分では、第一層目
のSiと第二層目のPtとが反応し、これらを含む化合
物からなる接着促進層14bが形成される。即ち、この
工程により、ゲート電極14は、半導体層4と接する部
分にショットキー接合層14aを介在し、絶縁膜(8,
9,9A)と接する部分に接着促進層14bを介在する
構成となる。なお、この工程によりMESFETQが形
成される。ここまでの工程を図6に示す。
【0037】次に、前記絶縁膜15上を含む基板1の全
面に最終保護膜18を形成し、その後、前記最終保護膜
18にボンディング開口18a、18b、18cの夫々
を形成することにより、本実施形態のパワートランジス
タがほぼ完成する。
【0038】このように、本実施形態によれば、以下の
効果が得られる。
【0039】(1)電極材13は絶縁膜(8,9,9A)
と接する部分(第一層目)に絶縁膜との接着性がPtより
も高いSiからなる接着促進層を介在していることか
ら、絶縁膜と電極材13との接着力が向上するので、電
極材13の剥離を防止することができる。また、電極材
13の剥離を防止することができるので、電極材13の
加工を安定して行うことができ、半導体装置の生産性を
高めることができる。
【0040】(2)ゲート電極14は絶縁膜(8,9,
9A)と接する部分(第一層目)に絶縁膜との接着性がP
tよりも高いSiからなる接着促進層を介在しているこ
とから、絶縁膜とゲート電極14との接着力が向上する
ので、ゲート電極14の剥離を防止することができる。
【0041】また、ゲート電極14の剥離を防止できる
ので、剥離したゲート電極の一部又はゲート電極自体が
他のゲート電極又は配線に付着して発生するショート不
良等を抑制できるので、半導体装置の製造プロセスにお
ける歩留まりを高めることができる。
【0042】(3)絶縁膜8に形成された開口8aの側
壁面に自己整合で側壁絶縁膜9aを形成することによ
り、開口8aの開口幅W1よりも開口幅W3が小さい開
口10を形成することができるので、開口10を通して
下層の半導体層4に接続されるゲート電極14の幅を縮
小することができる。この結果、MESFETQの実効
的なゲート長を縮小できるので、MESFETQの性能
を高めることができる。本実施形態では、開口8aの形
成をステップ式投影露光装置で行った例で説明したが、
電子ビーム描画装置を用いて開口8aを形成することに
より、更にゲート電極14の幅(W3)を0.1〜0.2
[μm]に縮小することができるので、MESFETQ
の性能を更に高めることができる。
【0043】(4)上述したように、第一層目にSi膜
を用いたことによるしきい値(Vth)のばらつきの増大は
無視できる。Ptは、AlGaAs、GaAs等に対し
高いショットキー障壁を形成することが知られている
が、本実施形態のようにSi膜を介在した場合でも、同
等の高いショットキー障壁(0.9〜0.7[eV])を
形成できることを確認した。この結果、順方向のゲート
バイアスをより大きくとることができるので、MESF
ETQの性能を高めることができる。また、ゲート電極
の順方向に高いバイアス電圧をかけることができるの
で、MESFETQの設計上有利となる。
【0044】(5)Ptと半導体層4とが反応して形成
された化合物からなるショットキー接合層14aは、半
導体層4の表面よりも深さ方向に沈み込んでいるので、
ゲート電極の接続部が半導体層4に沈み込まない構造に
比べて、ソース、ドレイン間の寄生抵抗を相対的に減ら
すことができる。この結果、MESFETQの性能を高
めることができる。
【0045】なお、本実施形態では、電極材の第一層目
(最下層)に接着促進層としてSi膜を用いた例について
説明したが、Siの代わりに、Ti(チタン)、Ni(ニ
ッケル、W(タングステン)、Cr(クロム)、タンタル
(Ta)の何れか又はこれらを含む化合物を用いてもよ
い。
【0046】また、第一層目に接着促進層として、Pt
(白金)又はPd(パラジウム)との化合物を用いてもよ
い。例えば、半導体層4の表面側から、PtSi化合物
/Ti/Mo/Ti/Pt/Au/Moからなる構造に
してもよい。
【0047】また、本実施形態では、電極材の第二層目
にPt膜を用いた例について説明したが、Pt膜の代わ
りにPd膜を用いてもよい。また、絶縁膜9はプラズマ
CVD法を用いた酸化珪素膜等で形成してもよい。
【0048】(実施形態2)図7乃至図10は、本発明
の実施形態2であるパワートランジスタの製造方法を説
明するための断面図である。
【0049】本実施形態のパワートランジスタは、前述
の実施形態1とほぼ同様の構成になっている。但し、ゲ
ート電極形成時の製造方法が異なっている。以下、パワ
ートランジスタの製造方法について図7乃至図10を用
いて説明する。
【0050】まず、前述の実施形態と同様の工程を施し
て図4に示す状態にした後、半導体層(n+型GaAs)5
にドライエッチングを施して空間部11を形成する。こ
こまでの工程を図7に示す。
【0051】次に、フォトレジスト膜20を残したまま
の状態で、例えば5〜50[nm]程度の膜厚のPt膜
12を真空蒸着法にて形成する。Pt膜12は、開口1
0から露出する半導体層4の領域上、絶縁膜8の一部を
含む側壁絶縁膜9A上及びフォトレジスト膜20上に形
成される。開口10の開口幅W3が例えば0.35〜
0.3[μm]程度であれば、半導体層4上に形成され
たPt膜12の幅も同じ0.35〜0.3[μm]程度
となる。ここまでの工程を図8に示す。
【0052】次に、リフトオフ法を使用し、フォトレジ
スト膜20を除去してフォトレジスト膜20上のPt膜
12を除去すると共に、絶縁膜(8,9A)上のPt膜1
2を除去する。Pt膜12は絶縁膜(8,9A)との接着
性が低いので、絶縁膜上のPt膜12はリフトオフ工程
における超音波洗浄等により除去される。Pt膜12は
半導体層4との接着性が比較的に高いので、半導体層4
上に形成されたPt膜12のみが残存する。ここまでの
工程を図9に示す。
【0053】次に、前記開口10内を含む基板1上の全
面に電極材を形成する。電極材は、第一層目(最下層)か
ら順に、Ti膜、Mo膜、Au膜、Mo膜の夫々を順次
積層して形成する。これらの膜は真空蒸着法で連続的に
形成する。半導体層4上での多層膜構成はPt膜20/
Ti膜/Mo膜/Au膜/Mo膜となる。一方、絶縁膜
(8,9,9A)上での多層膜構成は電極材の構成そのも
のであり、本実施形態ではTi膜/Mo膜/Au膜/M
o膜となる。Tiは絶縁膜(8,9,9A)との接着性が
Ptよりも高いので、第一層目のTi膜は電極材の接着
促進層として用いられている。即ち、電極材は、絶縁膜
(8,9,9A)と接する部分に絶縁膜との接着性がPt
よりも高いTiからなる接着促進層を介在しており、絶
縁膜との接着性を確保することができる。
【0054】次に、イオンミリング法を使用し、前記電
極材にパターンニングを施してゲート電極14を形成す
る。パターンニングはフォトレジスト膜をエッチングマ
スクにして行う。この工程でのゲート電極14は、絶縁
膜(8,9,9A)と接する部分にTiからなる接着促進
層を介在する構成になっている。従って、絶縁膜とゲー
ト電極14との接着力が向上し、ゲート電極14の剥離
を防止することができる。
【0055】次に、前記ゲート電極14上を含む基板1
上の全面に絶縁膜(プラズマ酸化珪素膜/PSG膜)1
5をCVD法で形成する。この工程において、絶縁膜1
5は300〜400程度の温度雰囲気中にて形成される
ので、絶縁膜15を形成することによって熱処理が施さ
れる。この熱処理により、Pt膜12と半導体層(n型
AlGaAs)4とが反応し、Ptを主成分とする半導
体層4との化合物からなり、半導体層4の表面から深さ
方向に沈み込んだショットキー接合層(反応層)14aが
形成される。なお、この工程によりMESFETQが形
成される。ここまでの工程を図10に示す。
【0056】次に、前記絶縁膜15上を含む基板1の全
面に最終保護膜を形成し、その後、前記最終保護膜にボ
ンディング開口を形成することにより、本実施形態のパ
ワートランジスタがほぼ完成する。
【0057】このように、本実施形態によれば、電極材
の第一層目を絶縁膜(8,9,9A)との接着性が高い材
料(本実施形態ではTi膜)で形成することができるの
で、電極材の加工を安定して行うことができ、半導体装
置の生産性を高めることができる。
【0058】また、ショットキー接合層14aはPtと
半導体層4との化合物そのものであるので、高いショッ
トキー障壁が得られる。
【0059】なお、本実施形態では電極材の第一層目を
Ti膜とした例で説明したが、ゲート材の第一層目とし
ては、絶縁膜及びPt膜12に対して接着性が高い材料
を選択すればよい。
【0060】また、半導体層4と反応してショットキー
接合層14aを形成するための材料としてPt膜12を
用いた例について説明したが、Pt膜に代わってPd膜
を用いてもよい。
【0061】(実施形態3)図11乃至図14は、本発
明の実施形態2であるパワートランジスタの製造方法を
説明するための断面図である。
【0062】本実施形態のパワートランジスタは、前述
の実施形態1とほぼ同様の構成になっている。但し、ゲ
ート電極形成時の製造方法が異なっている。以下、パワ
ートランジスタの製造方法について図11乃至図14を
用いて説明する。
【0063】まず、前述の実施形態の図4に示す状態と
なる工程をほぼ同様に施し、図11に示す状態にする。
前述の実施形態と異なる点は、絶縁膜9上に接着促進層
19を形成していることである。接着促進層19は、例
えばWSiからなる化合物又はTi膜上にPt膜を積層
した積層膜(Ti膜/Pt膜)で形成されている。WSi
からなる化合物の場合は5〜50[nm]程度の厚さで
形成する。Ti膜/Pt膜からなる積層膜の場合は、T
i膜を10[nm]程度の厚さで形成し、Pt膜を5
[nm]程度の厚さで形成する。
【0064】次に、フォトレジスト膜20をエッチング
マスクとして使用し、接着促進層19及び絶縁膜9に異
方性ドライエッチングを施して、絶縁膜8の側面に側壁
絶縁膜9aを形成する。この工程において、側壁絶縁膜
9aで規定された開口10が形成される。接着促進層1
9がWSiからなる化合物の場合は、エッチングガスと
してCHF3+SF6を用いたRIE(eactiv on t
ching)法、又はAr(アルゴン)ガスによるイオンミリン
グ法で加工する。接着促進層19がTi膜/Pt膜から
なる積層膜の場合はイオンミリング法で加工する。絶縁
膜9を加工する時のエッチングガスは例えばCHF3
ある。この後、フォトレジスト膜20を除去する。ここ
までの工程を図12に示す。なお、イオンミリング等の
異方性の強いエッチングを行うことにより、側壁絶縁膜
9a上に接着促進層19を残存させることもできる。
【0065】次に、半導体層(n+型GaAs)5にドライ
エッチングを施して空間部11を形成し、その後、前記
開口10内を含む基板1上の全面に電極材13を形成す
る。電極材13は、第一層目(最下層)から順に、Pt
膜、Ti膜、Mo膜、Ti膜、Pt膜、Au膜、Mo膜
の夫々を順次積層、又はPt膜、Ti膜、Mo膜、Au
膜、Mo膜の夫々順次積層して形成する。これらの膜は
真空蒸着法で連続的に形成する。
【0066】次に、イオンミリング法を使用し、前記電
極材13にパターンニングを施してゲート電極14を形
成する。パターンニングはフォトレジスト膜をエッチン
グマスクにして行う。この工程でのゲート電極14は、
絶縁膜9の上面と接する部分に接着促進層19を介在し
ている。従って、絶縁膜とゲート電極14との接着性が
向上し、ゲート電極14の剥離を防止することができ
る。
【0067】次に、前記ゲート電極14上を含む基板1
上の全面に絶縁膜(プラズマ酸化珪素膜/PSG膜)1
5をCVD法で形成する。この工程において、絶縁膜1
5は300〜400程度の温度雰囲気中にて形成される
ので、絶縁膜15を形成することによって熱処理が施さ
れる。この熱処理により、ゲート電極14の第一層目の
Pt膜と半導体層(n型AlGaAs)4とが反応し、P
tを主成分とする半導体層4との化合物からなり、半導
体層4の表面から深さ方向に沈み込んだショットキー接
合層(反応層)14aが形成される。なお、この工程によ
りMESFETQが形成される。ここまでの工程を図1
4に示す。
【0068】次に、前記絶縁膜15上を含む基板1の全
面に最終保護膜を形成し、その後、前記最終保護膜にボ
ンディング開口を形成することにより、本実施形態のパ
ワートランジスタがほぼ完成する。
【0069】このように、本実施形態によれば、電極材
13の第一層目のPt膜と絶縁膜9の上面との間に接着
促進層19を形成することができるので、電極材13の
加工を安定して行うことができ、半導体装置の生産性を
高めることができる。
【0070】また、ショットキー接合層14aはPtと
半導体層4との化合物そのものであるので、高いショッ
トキー障壁が得られる。
【0071】なお、本実施形態では電極材13の第一目
としてPt膜を用いた例について説明したが、Pt膜に
代わってPd膜を用いてもよい。
【0072】以上、本発明者によってなされた発明を、
前記実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は、
前記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸
脱しない範囲において種々変更可能であることは勿論で
ある。
【0073】例えば、本発明は、パワートランジスタに
限らず、ショットキー接合型電界効果トランジスタを集
積化した半導体装置(IC:ntegrated ircuit)に適
用することができる。
【0074】また、本発明は、ショットキー接合型ダイ
オード(SBD:chottky arrier iode)を有する
半導体装置に適用することができる。
【0075】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記のとおりである。絶縁膜と電極との接着性が向上する
ことから、電極の剥離を防止することができる。また、
電極の剥離を防止することができるので、半導体装置の
歩留まりを高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1であるパワートランジスタ
(半導体装置)の平面レイアウト図である。
【図2】図1に示すA−A線の位置で切った断面図であ
る。
【図3】前記パワートランジスタの製造方法を説明する
ための断面図である。
【図4】前記パワートランジスタの製造方法を説明する
ための断面図である。
【図5】前記パワートランジスタの製造方法を説明する
ための断面図である。
【図6】前記パワートランジスタの製造方法を説明する
ための断面図である。
【図7】本発明の実施形態2であるパワートランジスタ
の製造方法を説明するための断面図である。
【図8】前記パワートランジスタの製造方法を説明する
ための断面図である。
【図9】前記パワートランジスタの製造方法を説明する
ための断面図である。
【図10】前記パワートランジスタの製造方法を説明す
るための断面図である。
【図11】本発明の実施形態3であるパワートランジス
タの製造方法を説明するための断面図である。
【図12】前記パワートランジスタの製造方法を説明す
るための断面図である。
【図13】前記パワートランジスタの製造方法を説明す
るための断面図である。
【図14】前記パワートランジスタの製造方法を説明す
るための断面図である。
【符号の説明】
1…半導体基板、2,3,4,5…半導体層、6…素子
形成領域、7a…ソース電極、7b…ドレイン電極、
8,9…絶縁膜、8a…開口、9a…側壁絶縁膜、10
…開口、11…空間部、12…Pt膜、13…電極材、
14…ゲート電極、14a…ショットキー接合層、14
b…接着促進層、15…絶縁膜、16…開口、17a…
ソース配線、17b…ドレイン配線、18…最終保護
膜、18a,18b,18c…ボンディング開口、19
…接着促進層、Q…MESFET。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁膜の開口部を通して下層の半導体層
    に接続される電極を有する半導体装置であって、前記電
    極は、前記絶縁膜と接する部分に前記絶縁膜との接着性
    が高い接着促進層を介在していることを特徴とする半導
    体装置。
  2. 【請求項2】 絶縁膜の開口部を通して下層の半導体層
    に接続される電極を有する半導体装置であって、前記電
    極は、前記絶縁膜と接する部分に前記絶縁膜との接着性
    が高い接着促進層を介在し、前記半導体層と接する部分
    に貴金属を主成分とする前記半導体層との化合物からな
    るショットキー接合層を介在していることを特徴とする
    半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記化合物層は、前記接着促進層の物質
    を含んでいることを特徴とする請求項2に記載の半導体
    装置。
  4. 【請求項4】 前記貴金属は、白金、パラジウムの何れ
    かであることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載
    の半導体装置。
  5. 【請求項5】 前記接着促進層は、珪素又は珪素を含む
    化合物であることを特徴とする請求項1乃至請求項4の
    何れか一項に記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】 前記接着促進層は、チタン、モリブデ
    ン、タングステン、ニッケル、クロム、タンタルの何れ
    か又はこれらを含む化合物であることを特徴とする請求
    項1乃至請求項4の何れか一項に記載の半導体装置。
  7. 【請求項7】 前記電極は、ショットキー接合型電界効
    果トランジスタのゲート電極であることを特徴とする請
    求項1乃至請求項6の何れか一項に記載の半導体装置。
  8. 【請求項8】 前記半導体層は、化合物半導体であるこ
    とを特徴とする請求項1乃至請求項7の何れか一項に記
    載の半導体装置。
  9. 【請求項9】 絶縁膜の開口部を通して下層の半導体層
    に接続される電極を有する半導体装置の製造方法であっ
    て、 前記絶縁膜と接する部分及び前記半導体層と接する部分
    に前記絶縁膜との接着性が高い第1の膜を形成し、その
    後、前記第1の絶縁膜上に貴金属からなる第2の膜を形
    成する工程と、 熱処理を施し、前記貴金属を主成分とする前記半導体層
    との化合物からなるショットキー接合層を形成する工程
    とを備えたことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 絶縁膜の開口部を通して下層の半導体
    層に接続される電極を有する半導体装置の製造方法であ
    って、 前記絶縁膜と接する部分に前記絶縁膜との接着性が高い
    第1の膜を選択的に形成し、その後、前記第1の膜上及
    び前記絶縁膜の開口部から露出する前記半導体層の領域
    上に貴金属からなる第2の膜を形成する工程と、 熱処理を施し、前記貴金属を主成分とする前記半導体層
    との化合物からなるショットキー接合層を形成する工程
    とを備えたことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  11. 【請求項11】 前記第1の膜は、珪素、チタン、モリ
    ブデン、タングステン、ニッケル、クロム、タンタルの
    何れか又はこれらを含む化合物であり、前記第2の膜
    は、白金、パラジウムの何れかであることを特徴とする
    請求項9又は請求項10に記載の半導体装置の製造方
    法。
  12. 【請求項12】 絶縁膜の開口部を通して下層の半導体
    層に接続される電極を有する半導体装置の製造方法であ
    って、 前記絶縁膜の開口部から露出する前記半導体層の領域上
    に貴金属からなる第1の膜を選択的に形成し、その後、
    前記第1の膜上及び前記絶縁膜と接する部分に前記絶縁
    膜との接着性が高い第2の膜を形成する工程と、 熱処理を施し、前記貴金属を主成分とする前記半導体層
    との化合物からなるショットキー接合層を形成する工程
    とを備えたことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  13. 【請求項13】 前記第1の膜は、白金、パラジウムの
    何れかであり、前記第2の膜は、珪素、チタン、モリブ
    デン、タングステン、ニッケル、クロム、タンタルの何
    れか又はこれらを含む化合物であることを特徴とする請
    求項12に記載の半導体装置の製造方法。
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