JPH1126533A - 層間絶縁膜の膜厚測定方法 - Google Patents

層間絶縁膜の膜厚測定方法

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JPH1126533A
JPH1126533A JP9180139A JP18013997A JPH1126533A JP H1126533 A JPH1126533 A JP H1126533A JP 9180139 A JP9180139 A JP 9180139A JP 18013997 A JP18013997 A JP 18013997A JP H1126533 A JPH1126533 A JP H1126533A
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JP
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interlayer insulating
insulating film
pattern
thickness
wiring patterns
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JP9180139A
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Kinichi Matsushita
欽一 松下
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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    • G01B7/02Measuring arrangements characterised by the use of electric or magnetic techniques for measuring length, width or thickness
    • G01B7/06Measuring arrangements characterised by the use of electric or magnetic techniques for measuring length, width or thickness for measuring thickness
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/0266Marks, test patterns or identification means
    • H05K1/0268Marks, test patterns or identification means for electrical inspection or testing
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 微細加工された配線パターン上に形成された
層間絶縁膜の膜厚を精度良く測定する。 【解決手段】 テストパターンPTを用いて第1層間絶縁
膜16の膜厚と第1プロセスパターン10の第1スルーホー
ルコンタクト部20の抵抗値との特性図を作成しておき、
プロセス設計の際には、テストパターンとは別の第2層
間絶縁膜116 の領域に、第1プロセスパターンと同一構
成の第2プロセスパターン100 を形成する。この第2プ
ロセスパターンの第2スルーホールコンタクト部120 の
抵抗値を測定し、得られた抵抗値から特性図を用いて第
2層間絶縁膜の膜厚を決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、層間絶縁膜の膜
厚測定に関する。
【0002】
【従来の技術】多層配線技術において、配線パターン上
に形成された層間絶縁膜を平坦化技術を用いて平坦化
し、配線パターン上に形成された層間絶縁膜の膜厚の管
理を行うことは、プロセス設計段階で下地の凹凸による
ステップカバレージを知る上で欠くことができないプロ
セスとなっている。
【0003】一般に、層間絶縁膜に、配線パターンが高
密度に形成されている領域と孤立して一個だけ形成され
ている領域とでは、平坦化処理した後の配線パターン上
に形成される層間絶縁膜の膜厚にばらつきが生じること
が知られている(文献:ロジックLSI技術革新、サイ
エンスフォーラム社、1995,p265〜270)。
すなわち、配線パターンが高密度に形成されている領域
の配線パターン上に形成されている層間絶縁膜の膜厚
は、孤立して形成されている領域の配線パターン上の膜
厚に比べ、厚くなる。このような、配線パターンの疎密
化による層間絶縁膜の膜厚の違いは、平坦化処理を行な
う際に用いる塗布膜、すなわちSOG膜の塗布条件によ
って生じる。
【0004】また、製造工程段階或いはプロセス設計段
階で、配線パターン上の層間絶縁膜の膜厚をモニタする
方法としては、従来、光学式膜厚測定器とか静電容量測
定器とかを用いて行なう方法があった。
【0005】光学式膜厚測定器による膜厚測定方法は、
光を被測定試料に照射して、その反射率から膜厚を測定
する方法である。また、静電容量測定器による測定方法
は、平坦化処理のプロセス終了後に、上側配線パターン
と下側配線パターンとの間に形成されている層間絶縁膜
の静電容量を測定し、その後、計算によって膜厚を求め
る方法である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、各種配
線パターン上に形成された層間絶縁膜の膜厚を測定する
場合、以下に述べる問題があった。
【0007】従来の測定器(光学式膜厚測定器或いは
静電容量測定器)を用いる方法は、配線パターンの表面
積が比較的大きい場合には、層間絶縁膜の膜厚を比較的
精度良く求めることができる。しかし、微細加工された
配線パターン(ここでは、配線面積或いは寸法が小型化
されたパターンをいう。)を測定する場合は、配線パタ
ーンの幅或いはパターン上面の面積の小型化に伴って測
定誤差が増大して、層間絶縁膜の膜厚を精度良く測定す
ることが出来なくなる。
【0008】また、微細加工された配線パターンが高
密度に配列されている領域と孤立して配列されている領
域とで層間絶縁膜の膜厚の違いを測定することができな
い。
【0009】また、層間絶縁膜に微細加工された複数
の配線パターンが疎密にかつピッチを変えて配設されて
いる場合、個々の配線パターン上に形成されている層間
絶縁膜の膜厚をミクロ的に測定することができなかっ
た。
【0010】層間絶縁膜の膜厚を電子顕微鏡を用いて
測定する方法もあるが、電子顕微鏡は高価であり、また
測定に長時間かかるため、電子顕微鏡を生産ラインに導
入することはできない。
【0011】そこで、微細加工された各種配線パターン
上に形成された層間絶縁膜の膜厚を精度良くかつ簡便に
測定することができる層間絶縁膜の膜厚測定方法の出現
が望まれていた。
【0012】また、微細加工された配線パターンの上面
の面積による違いや配線パターンの疎密の度合による層
間絶縁膜の膜厚を精度良く測定することができる層間絶
縁膜の膜厚測定方法の出現が望まれていた。
【0013】
【課題を解決するための手段】このため、この発明の層
間絶縁膜の膜厚測定方法によれば、第1層間絶縁膜に設
けられた第1プロセスパターンと該第1プロセスパター
ンの両側に設けられたダミーパターンとを具えたテスト
パターンを用意し、第1プロセスパターンは、第1層間
絶縁膜の上面に一列に配列された複数の第1上側配線パ
ターンを具え、さらに、第1層間絶縁膜の下面に第1上
側配線パターンの配列と対向させて一列に配列された複
数の第1下側配線パターンを具え、この第1下側配線パ
ターンの各々は、隣接する2つの第1上側配線パターン
間に、それぞれの第1下側配線パターンの端部が第1上
側配線パターンの端部に重なり合って位置しており、さ
らに、第1層間絶縁膜に設けられていて第1上側および
第1下側配線パターンの重なり合っている端部間を接続
する第1スルーホールコンタクト部を具えており、ダミ
ーパターンは、第1プロセスパターンに近接させて設け
てあり、ダミーパターンは第1層間絶縁膜の上面に第1
上側配線パターンの配列の両側にそれぞれ設けられた第
1上側ダミーパターンと、第1層間絶縁膜の下面であっ
て、第1下側配線パターンの配列の両側に、第1上側ダ
ミーパターンと対向してそれぞれ設けられた、第1下側
ダミーパターンとを具えており、テストパターンを用い
て、第1層間絶縁膜の膜厚と第1スルーホールコンタク
ト部の抵抗値との特性図を予め作成しておき、プロセス
設計の際には、第2層間絶縁膜の領域に、複数の第2上
側配線パターン、複数の第2下側配線パターンおよび複
数の第2スルーホールコンタクト部を有し、第1プロセ
スパターンに対応する第2プロセスパターンを形成し
て、第2プロセスパターンの第2スルーホールコンタク
ト部の抵抗を測定し、この抵抗値から特性図を用いて第
2層間絶縁膜の膜厚を決定することを特徴とする。
【0014】このように、予め、テストパターンを用い
て、特性図を作成しておき、プロセス設計の際には、第
2層間絶縁膜の領域に形成されている第2プロセスパタ
ーンの第2スルーホールコンタクト部の抵抗値を測定す
れば、特性図から直ちに上側および下側配線パターン間
の第2層間絶縁膜の膜厚を決定することができる。した
がって、この発明では、第2プロセスパターンの第2ス
ルーホールコンタクト部の抵抗値を測定するだけて、従
来、精度良く測定できなかった微細加工された配線パタ
ーン上の層間絶縁膜の膜厚を高精度でモニタすることが
可能となる。
【0015】この場合、第1および第2層間絶縁膜を同
一の層間絶縁膜としても或いは互いに別の層間絶縁膜と
しても良い。第1および第2層間絶縁膜の材質を同一に
することにより、両層間絶縁膜を一回の作業工程でウエ
ハ上に第1および第2層間絶縁膜を同時に形成すること
ができる。
【0016】また、この発明の実施に当たり、好ましく
は、第2上側および第2下側配線パターンは、第1上側
および第1下側配線パターンとそれぞれ合同でかつ厚さ
およびピッチをそれぞれ同一としてあり、第2下側配線
パターンの各々は、隣接する2つの第2上側配線パター
ン間に、それぞれの第2下側配線パターンの端部が該第
2上側配線パターンの端部に重なりあって位置してお
り、第2スルーホールコンタクト部は、第2層間絶縁膜
を貫通して設けられていて第2上側および第2下側配線
パターンの重なり合っている端部間を接続しているのが
良い。
【0017】このような構成の第2プロセスパターンを
第2層間絶縁膜に形成することにより、第2プロセスパ
ターンの第2スルーホールコンタクト部の抵抗を測定
し、この抵抗値から特性図を用いて第2層間絶縁膜の膜
厚を決定することができる。
【0018】また、この発明の実施に当たり、好ましく
は、第2層間絶縁膜とは別の第3層間絶縁膜の領域に、
複数の第3上側配線パターン、複数の第3下側配線パタ
ーンおよび複数の第3スルーホールコンタクト部を有
し、第1プロセスパタンに対応する第3プロセスパター
ンを形成し、さらに第3プロセスパターンに近接させて
第3層間絶縁膜の下面であって、第3下側配線パターン
の両側に第2下側ダミーパターンを設けて、第3プロセ
スパターンの第3スルーホールコンタクト部の抵抗値を
測定し、この抵抗値から特性図を用いて層間絶縁膜の膜
厚を決定するのが良い。
【0019】このように、第2プロセスパターンとは別
な第3層間絶縁膜の領域に、第3プロセスパターンおよ
び第2下側ダミーパターンを設けることにより、第3プ
ロセスパターンの下側および上側配線パターン間の層間
絶縁膜の膜厚と第2下側ダミーパターン上に形成された
層間絶縁膜の膜厚とは実質的に等価とみなすことができ
るので、第3プロセスパターンの第3スルーホールコン
タクト部の抵抗値を測定すれば、特性図から第3プロセ
スパターンの下側および上側配線パターン間の層間絶縁
膜の膜厚と第3プロセスパターンに近接する第2下側ダ
ミーパターン上の第3層間絶縁膜の膜厚とを決定するこ
とができる。したがって、第2および第3プロセスパタ
ーンの第2および第3スルーホールコンタクト部の抵抗
を測定することにより、第2および第3プロセスパター
ン領域のそれぞれの第3層間絶縁膜の膜厚差から第2お
よび第3下側配線パターンの上面の面積による膜厚の相
違をモニタすることができる。
【0020】また、この発明の実施に当たり、好ましく
は、第2プロセスパターンとは別の第4層間絶縁膜の領
域に、複数の第4上側配線パターン、複数の第4下側配
線パターンおよび複数の第4スルーホールコンタクト部
を有し、第1プロセスパターンに対応する第4プロセス
パターンを形成し、複数の第4プロセスパターンのピッ
チを変えて平行に配列して、それぞれの第4プロセスパ
ターンの第4スルーホールコンタクト部の抵抗値を測定
して、この抵抗値から特性図を用いて第4層間絶縁膜の
膜厚を決定するのが良い。
【0021】このように第2プロセスパターンとは別の
第4層間絶縁膜の領域に、複数の第4プロセスパターン
のピッチを変えて平行に配列してあるので、それぞれの
第4プロセスパターンの第4スルーホールコンタクト部
の抵抗値を測定すれば、特性図から第4プロセスパター
ンの疎密度合いによる下側および上側配線パターン間の
第4層間絶縁膜の膜厚差を容易にモニタすることができ
る。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して、この発明の
層間絶縁膜の測定方法の実施の形態につき説明する。な
お、図1、図3〜図5は、この発明が理解できる程度に
各構成成分の形状、大きさ及び配置関係を概略的に示し
てあるにすぎない。
【0023】[第1の実施の形態]図1を参照して、こ
の発明の第1の実施の形態の層間絶縁膜の膜厚測定方法
につき説明する。図1の(A)は、特性図を作成するた
めのテストパターンおよび第2プロセスパターンの主要
構造を示す平面図であり、(B)はX−X線に沿って切
断した位置での断面切口を示す図であり、(C)はY−
Y線に沿って切断した位置での断面切口を示す図であ
る。なお、図1の(A)の斜線は、断面を表すものでは
なく、図に示した所要の領域を明確にするために付した
線である。また、図1の(A)では、図面を明確にする
ため、第1および第2下側配線パターン、第1および第
2スルーホールコンタクト部を実線で表しているが、実
際には、第1および第2下側配線パターンは第1および
第2層間絶縁膜の下面側に、第1および第2スルーホー
ルコンタクト部は第1および第2上側配線パターンの下
面側にそれぞれ設けてある。
【0024】プロセス設計の際には、まず、第1プロセ
スパターン10とダミーパターン27とを有するテスト
パターンTPを用いて予め第1層間絶縁膜の膜厚と第1
スルホールコンタクト部の抵抗値との特性図(以下、T
−R特性図と称する。)を作成する必要がある。
【0025】T−R特性図を作成するために使用するテ
ストパターン(TP)は、第1層間絶縁膜16に設けら
れた第1プロセスパターン10とこの第1プロセスパタ
ーン10の両側に設けられたダミーパターン27とを具
えている(図1の(A)〜(C))。なお、実際には、
第1プロセスパターン10の第1下側および第1上側配
線パターン14および22の最終端部にパッド(図示せ
ず)が接続されており、このパッドは第1層間絶縁膜1
6の上面に設けられている。
【0026】第1プロセスパターン10は、第1層間絶
縁膜16の上面16aに例えば等ピッチで一列に配列さ
れた複数の第1上側配線パターン22を具えており、さ
らに、第1層間絶縁膜16の下面16bに第1上側配線
パターン22の配列と対向させて等ピッチで一列に配列
された複数の第1下側配線パターン14を具えている。
【0027】この例では、第1上側配線パターン22の
各々の大きさ、形状および膜厚を同一とし、かつ第1上
側配線パターン22の各々の間の配列ピッチも同一にし
てあると共に、第1下側配線パターン14の各々の大き
さ、形状および膜厚を同一とし、かつ第1下側配線パタ
ーン14の各々の間の配列ピッチも同一としてあるが、
第1上側および第1下側配線パターン22および14間
では、大きさ、形状および膜厚を同一としても或いは異
ならしめても良い。この例では、両パターン14および
22を矩形し、両パターン14および22の配列ピッチ
も等しくしてある。
【0028】そして、第1下側配線パターン14の各々
は、隣接する2つの第1上側配線パターン22間に、そ
れぞれの第1下側配線パターン14の端部14aおよび
14bが第1上側配線パターン22の端部22aおよび
22bに重なり合うようにして位置しており、さらに、
第1層間絶縁膜16に設けられていて第1上側配線パタ
ーン22と第1下側配線パターン14とが重なり合うよ
うに、位置している。
【0029】さらに、第1層間絶縁膜16に設けられて
いて第1上側配線パターン22と第1下側配線パターン
14が重なり合っている端部14bおよび22a間を接
続する第1スールホールコンタクト部20を具えてい
る。この第1スルーホールコンタクト部20は、第1下
側および第1上側配線パターン14および22間の第1
層間絶縁膜16に貫通する穴(スルーホール)を設け、
このスルーホールに導電層を設けた構造を有している。
したがって、この第1プロセスパターン10は、第1番
目の第1下側配線パターン14、第1番目の第1スルー
ホールコンタクト部20および第1番目の第1上側配線
パターン22、第2番目の第1下側配線パターン14、
第2番目の第1スルーホールコンタクト部20、第2番
目の第1上側配線パターン22というように、第1下側
配線パターン14と第1上側配線パターン22とが第1
スルーホールコンタクト部20を経て順次にチエーン状
に接続されたパターンを形成している。なお、第1の実
施の形態では、第1下側配線パターン14同士のピッチ
間隔aを約2μmとし、第1下側配線パターン14の配
列方向に直交する方向の、パターンの幅bを約1μmと
する。
【0030】ダミーパターン27は、第1プロセスパタ
ーン10に近接させて設けてある。このダミーパターン
27は、第1層間絶縁膜16の上面16aに、第1上側
配線パターン22の配列の両側にこの配列に接近させそ
れぞれ設けられた第1上側ダミーパターン30aおよび
30bと、第1層間絶縁膜16の下面16bに、第1上
側ダミーパターン30aおよび30bと対向して設けら
れた第1下側ダミーパターン28aおよび28bとを具
えている。すなわち、第1の実施の形態では、第1下側
配線パターン14、第1下側ダミーパターン28aおよ
び28bをウエハ12の上面に設け、この上側にこれら
パターン14、28aおよび28bを被覆するように第
1層間絶縁膜16を設けてある。なお、ここでは、第1
プロセスパターン10の第1下側配線パターン14とそ
れぞれのダミーパターン27との離間距離t0 を約2μ
m程度とし、また、ダミーパターン27の第1プロセス
パターン10の延在方向と直交する方向の幅Wを第1プ
ロセスパターン10の幅bに比べ、十分に広くしてあ
る。
【0031】このようなテストパターンTPを用いるこ
とにより、第1プロセスパターン10の第1下側配線パ
ターン14および第1下側ダミーパターン28aおよび
28b上に形成されるそれぞれの第1層間絶縁膜16の
膜厚を実質的に等価な膜厚とみなすことができる。
【0032】したがって、第1層間絶縁膜16を挟むダ
ミーパターン27の上面の面積は、大きくなるので、従
来の膜厚測定方法を利用して第1層間絶縁膜の膜厚を測
定することができる。なお、ここでは、ウエハ12上
に、第1層間絶縁膜16の膜厚を変えてテストパターン
TPを多数製作してある。
【0033】次に、このテストパターンTPを用いて、
第1層間絶縁膜の膜厚と第1スルーホールコンタクト部
20の抵抗との特性図(T−R特性図ともいう)を作成
する。
【0034】このため、テストパターンTPを用いて、
静電容量膜厚測定方法により第1下側および第1上側ダ
ミーパターン28a、28b、および30a、30b間
の第1層間絶縁膜の膜厚を変えて測定する。一方、第1
層間絶縁膜16の膜厚を変えたときの、第1プロセスパ
ターン10の第1スルーホールコンタクト部20の抵抗
値を、パッド間の抵抗を例えばミリオーム計を用いて測
定する。得られた第1層間絶縁膜16の膜厚と第1スル
ーホールコンタクト部20の抵抗値とをプロットしてT
−R特性図を作成する。
【0035】図2は、テストパターンから得られたT−
R特性図を示す。図中、横軸に第1層間絶縁膜の膜厚
(nm)を取り、縦軸に第1スルーホールコンタクト部
の抵抗値(オーム/ユニット)を取って表す。なお、第
1スルーホールコンタクト部の抵抗値は、1ユニットの
プロセスパターンの抵抗値を測定し、1ユニットに含ま
れている第1スルーホールコンタクト部の個数で割り算
した値で表している。
【0036】図2から理解できるように、例えば絶縁膜
の膜厚が800nmのとき、抵抗は約0.26Ω/ユニ
ットであり、900nmのとき約0.29Ω/ユニット
であり、960nmのとき約0.33Ω/ユニットとい
うように、第1層間絶縁膜16の膜厚が厚くなると、第
1スルーホールコンタクト部20の抵抗値も増大するほ
ぼ直線的関係にあることがわかる。したがって、第1層
間絶縁膜の膜厚と第1スルーホールコンタクト部の抵抗
値の関係を近似直線で表すことができる。
【0037】次に、図1および図3を参照して、プロセ
ス設計の際に用いる第2プロセスパターンの構造につき
説明する。なお、図3は、第2プロセスパターンの構造
を説明するための平面図である。
【0038】第1の実施の形態では、上述したテストパ
ターンを形成した第1層間絶縁膜16とは別の第2層間
絶縁膜116の領域に、複数の第2上側配線パターン1
22、複数の第2下側配線パターン114および複数の
第2スルーホールコンタクト部120を具える第2プロ
セスパターン100を形成してある。
【0039】この場合、第1および第2層間絶縁膜の形
成材料は同じ、例えばSiO2 などの酸化膜とする。
【0040】そして、第2プロセスパターン100は、
第1プロセスパターン10と同一構成にしてある。すな
わち、第2上側および第2下側配線パターン122およ
び114は、第1上側および第1下側配線パターン22
および14とそれぞれ合同でかつ厚さおよびピッチをそ
れぞれ同一としてある。また、第2下側配線パターン1
14の各々は、隣接する2つの第2上側配線パターン1
22間に、それぞれの第2下側配線パターン114の端
部が第2上側配線パターン114の端部に重なりあって
位置している。
【0041】また、第2スルーホールコンタクト部12
0は、第2層間絶縁膜116に設けられていて第2上側
および第2下側配線パターン122および114が重な
り合っている端部間に接続されている。
【0042】第1の実施の形態では、第2プロセスパタ
ーン100の第2下側配線パターン114、第2スルー
ホールコンタクト部120および第2上側配線パターン
122の材料を例えばアルミニウム(Al)とする。ま
た、第2下側および第2上側配線パターン114および
122の配列ピッチも第1プロセスパターン10の第1
下側および第1上側配線パターン14および22の配列
ピッチと等しくしてある。
【0043】また、第1の実施の形態では、第2プロセ
スパターン100の下側および上側配線パターン114
および122の最終端部をパッド24および26にそれ
ぞれ接続して設けてある。そして、これらパッド24お
よび26は、第2層間絶縁膜116の上面にそれぞれ対
向させて配設してある。なお、ここでは、第2下側配線
パターン114の第2スルーホールコンタクト部120
からパッド24の端縁までの距離、および第2上側配線
パターン122からパッド26の端縁までの距離(L1
およびL2 )を10μm以上とする。このように、パッ
ド24および26を第2スルーホースコンタクト部12
0との距離を十分長くすることにより、第2スルーホー
ルコンコンタクト部120の抵抗の変動を回避すること
ができる。
【0044】第2プロセスパターン100の第2下側配
線パターン114上に形成された第2層間絶縁膜116
の膜厚を測定するときは、例えばミリオーム計を用い
て、パッド24および26間の第2プロセスパターンの
第2スルーホールコンタクト部120の抵抗値を測定す
る。この抵抗値から上述したT−R特性図(図2)を用
いて層間絶縁膜の膜厚を決定する。例えば、第2プロセ
スパターン100の抵抗が0.27Ω/ユニットである
と、膜厚は約820nmとなり、抵抗が0.36Ω/ユ
ニットのときは膜厚は約1200nmとなる。
【0045】この実施の形態では、第2プロセスパター
ン100として、微細加工した第2下側および第2上側
配線パターン114および122を使用しているので、
従来、測定できなかった微細加工された配線パターン上
に形成された層間絶縁膜の膜厚測定が可能となる。
【0046】[第2の実施の形態]次に、図2および図
4を参照して、この発明の第2の実施の形態の層間絶縁
膜の膜厚測定方法につき説明する。図4の(A)は、第
2の実施の形態の層間絶縁膜の膜厚測定に用いる第3プ
ロセスパターンの構造を示す平面図であり、(B)は、
Y−Y線に沿って切断した位置での切口断面を示す図で
ある。なお、図4の(A)の斜線は、断面を表すもので
はなく、図に示した所要の領域を明確にするために付し
た線である。また、図4の(A)では、図面を明確にす
るため、第2および第3下側配線パターン、第2および
第3スルーホールコンタクト部を実線で表しているが、
実際には、第2および第3下側配線パターンは第2およ
び第3層間絶縁膜の下面側に、第2および第3スルーホ
ールコンタクト部は第2および第3上側配線パターンの
下面側にそれぞれ設けてある。
【0047】第2の実施の形態では、第2プロセスパタ
ーン100とは別な第3層間絶縁膜216の領域に、複
数の第3上側配線パターン222、複数の第3下側配線
パターン214および複数の第3スルーホールコンタク
ト部220を具える第3プロセスパターン200を形成
してある。この第3プロセスパターン200は、既に説
明した第1および第2プロセスパターン10および10
0に同一構成としてある。したがって、ここでは、第3
プロセスパターン200の構造の詳細な説明は省略す
る。
【0048】さらに、第3プロセスパターン200に近
接させて第3層間絶縁膜216の下面であって、第3下
側配線パターン214の両側に2個の第2下側ダミーパ
ターン229(229aおよび229b)を設けてあ
る。この第2下側ダミーパターン229の第3プロセス
パターンに直交する方向の幅W1 は、第3プロセスパタ
ーン200よりも幅広の形状としてある。また、この例
では、第2下側ダミーパターン229と第3プロセスパ
ターン200の第3下側配線パターン214との離間距
離t0 を約2μm程度とする。
【0049】この第2の実施の形態では、第2および第
3プロセスパターン100および200の第2および第
3スルーホールコンタクト部120および220の抵抗
値それぞれを測定する。この抵抗値から図2のT−R特
性図を用いて層間絶縁膜の膜厚を決定すれば、エッチバ
ック後の第2および第3層間絶縁膜116および216
の膜厚差(ここでは、膜厚差=T2 −T1 )を容易にモ
ニタすることができる。
【0050】また、第2の実施の形態では、第3プロセ
スパターン200の第3下側配線パターン214の両側
に、第2下側ダミーパターン229(229aお及び2
29b)を設けてあるので、第2下側ダミーパターン2
29および第3プロセスパターン200の第3下側配線
パターン214上に形成されている第3層間絶縁膜21
6の膜厚T2 を実質的に等価とみなすことができる。
【0051】したがって、第3プロセスパターン200
の第3下側配線パターン214上に形成された第3層間
絶縁膜216の膜厚をモニタすることにより、第2下側
ダミーパターン229上に形成された第3層間絶縁膜2
16の膜厚も同時にモニタすることができる。
【0052】[第3の実施の形態]次に、図5の(A)
および(B)を参照して、第3の実施の形態の層間絶縁
膜の膜厚測定方法につき説明する。なお、図5の(A)
は、この発明の第3の実施の形態の層間絶縁膜の膜厚測
定に用いる第4プロセスパターンの主要構造を示す平面
図であり、(B)は、Z−Z線に沿って切断した位置で
の断面切口を示す図である。なお、図5の(A)の斜線
は、断面を表すものではなく、図に示した所要の領域を
明確にするために付した線である。また、図5の(A)
では、図面を明確にするため、第4下側配線パターン、
第4スルーホールコンタクト部を実線で表しているが、
実際には、第4下側配線パターン、第4スルーホールコ
ンタクト部を第4層間絶縁膜の下面側に設けてある。
【0053】第3の実施の形態では、第2および第3プ
ロセスパターン100および200とは別の第4層間絶
縁膜316の領域に、複数の第4上側配線パターン32
2、複数の第4下側配線パターン314および複数の第
4スルーホールコンタクト部320を具える第4プロセ
スパターン300を設けてある。この第4プロセスパタ
ーン300は、既に説明した第1、第2および第3プロ
セスパターン10、100および200と同一構成のパ
ターンとしてある。したがって、ここでは、第4プロセ
スパターン300の構造の詳細な説明を省略する。
【0054】第3の実施の形態では、第4層間絶縁膜3
16の領域に、複数個の第4プロセスパターン300を
互いに平行に配列してある。ここでは、隣接して並置す
る2つの第4プロセスパターン300同士間の隣接間隔
をI、II、III、IV、V、VIおよびVIIと
し、例えば隣接間隔I、II、III、IV、V、VI
およびVIIを、0.5,1.0,1.5,2.0,
2.5,3.0,5.0および10.0μmの間隔のよ
うに、順次に大きくして配列する。
【0055】なお、この第3の実施の形態においても、
第1の実施の形態と同様なパッドを具えているが、図5
ではパッドを省略して描いてある。
【0056】第3の実施の形態では、エッチバック後の
第4層間絶縁膜316の領域に形成されているそれぞれ
の第4プロセスパターン300の第4スルーホールコン
タクト部320の抵抗値を測定する。このときも、既に
説明したミリオーム計を用いてパッド間の抵抗を測定す
る。得られた抵抗値からT−R特性図(図2)を用いて
第4層間絶縁膜316の膜厚を決定する。
【0057】このような膜厚測定方法により、それぞれ
の第4プロセスパターン300の第4下側配線パターン
314上に形成されている第4層間絶縁膜316の膜厚
12 ・・T8 を個別にモニタできる。したがって、
第4プロセスパターン300の疎密度合いによる第4層
間絶縁膜の膜厚差を容易にモニタすることができる。
【0058】上述した第1、第2および第3の実施の形
態では、一個のウエハ上に第1、第2、第3および第4
プロセスパターンを形成した例につき説明したが、それ
ぞれのプロセスパターンを別々のウエハに形成しても良
い。
【0059】また、デバイスの製造工程中に第2、第3
および第4プロセスパターンを形成しておき、工程段階
での層間絶縁膜の膜厚の評価を行うときにも適用するこ
とができる。
【0060】上述した実施の形態では、プロセス設計の
際には、第2層間絶縁膜の領域に、第1プロセスパター
ンと同一構成の第2プロセスパターンを形成した例につ
き説明したが、スルーホールの面積と、第1および第2
プロセスパターンの膜厚、長さおよび幅とが同一であれ
ば、それぞれのプロセスパターン形状が異なっていても
良い。
【0061】
【発明の効果】上述した説明から明らかなように、この
発明の層間絶縁膜の膜厚測定方法によれば、第1層間絶
縁膜に設けられたテストパターンを用意しておき、この
テストパターンを用いて第1層間絶縁膜の膜厚と第1ス
ルーホールコンタクト部の抵抗値との特性図を作成す
る。プロセス設計の際には、第2層間絶縁膜の領域に、
第1プロセスパターンに対応する第2プロセスパターン
を形成して、この第2プロセスパターンの第2スルーホ
ールコンタクト部の抵抗値を測定する。得られた抵抗値
から予め用意された特性図を用いて第2層間絶縁膜の膜
厚を決定する。
【0062】このような測定方法により、従来、膜厚測
定が困難であった微細加工された配線パターン上に形成
された層間絶縁膜の膜厚を精度良くモニタすることがで
きる。
【0063】また、第2プロセスパターンとは別な第3
層間絶縁膜の領域に、当該第2プロセスパターンに対応
する第3プロセスパターンとこの第3プロセスパターン
の第3下側配線パターンの両側に第2下側ダミーパター
ンを設けてあるので、第2および第3プロセスパターン
のそれぞれの第2および第3スルーホールコンタクト部
の抵抗値を測定すれば、特性図から第2および第3層間
絶縁膜の膜厚を決定することができる。このような測定
により、上面の面積が異なる第2下側配線パターンおよ
び第2下側ダミーパターン上に形成されている第2およ
び第3層間絶縁膜の膜厚の差を定常的にモニタすること
ができる。
【0064】また、第2および第3プロセスパターンと
は別の第4層間絶縁膜の領域に、複数の第4プロセスパ
ターンをピッチを変えて平行に配設し、それぞれの第4
プロセスパターンの第4スルーホールコンタクト部の抵
抗値を測定して、得られた抵抗値から特性図を用いて第
4層間絶縁膜の膜厚を決定する。
【0065】このような測定方法により、ピッチが異な
るそれぞれの第4プロセスパターンの第4スルーホール
コンタクト部の抵抗値を測定して、特性図から第4層間
絶縁膜の膜厚を決定しているので、第4層間絶縁膜に疎
密に配設された第4下側配線パターン上に形成された第
4層間絶縁膜の膜厚を個別にモニタすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)〜(C)は、この発明の第1の実施の形
態の層間絶縁膜の膜厚測定方法を説明するために供する
平面図および断面図である。
【図2】この発明の層間絶縁膜の膜厚測定に用いるT−
R特性図である。
【図3】この発明の第1の実施の形態の第2プロセスパ
ターンの主要構造を説明するために供する平面図であ
る。
【図4】(A)〜(B)は、この発明の第2の実施の形
態の層間絶縁膜の膜厚測定方法を説明するために供する
平面図および断面図である。
【図5】(A)〜(B)は、この発明の第3の実施の形
態の層間絶縁膜の膜厚測定方法を説明するために供する
平面図および断面図である。
【符号の説明】
10:第1プロセスパターン 12:ウエハ 14:第1下側配線パターン 14a,14b:下側配線パターンの端部 16:第1層間絶縁膜 20:第1スルーホールコンタクト部 22:第1上側配線パターン 22a,22b:上側配線パターン端部 24、26:パッド 27:ダミーパターン 28a,28b:第1下側ダミーパターン 30a,30b:第1上側ダミーパターン 100:第2プロセスパターン 114:第2下側配線パターン 116:第2層間絶縁膜 120:第2スルーホールコンタクト部 122:第2上側配線パターン 200:第3プロセスパターン 229:第2下側ダミーパターン 300:第4プロセスパターン

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1層間絶縁膜に設けられた第1プロセ
    スパターンと該第1プロセスパターンの両側に設けられ
    たダミーパターンとを具えたテストパターンを用意し、 前記第1プロセスパターンは、前記第1層間絶縁膜の上
    面に一列に配列された複数の第1上側配線パターンを具
    え、 さらに、前記第1層間絶縁膜の下面に前記第1上側配線
    パターンの配列と対向させて一列に配列された複数の第
    1下側配線パターンを具え、該第1下側配線パターンの
    各々は、隣接する2つの前記第1上側配線パターン間
    に、それぞれの第1下側配線パターンの端部が前記第1
    上側配線パターンの端部に重なり合って位置しており、 さらに、前記第1層間絶縁膜に設けられていて前記第1
    上側および第1下側配線パターンの重なり合っている端
    部間を接続する第1スルーホールコンタクト部を具えて
    おり、 前記ダミーパターンは、前記第1プロセスパターンに近
    接させて設けてあり、前記ダミーパターンは前記第1層
    間絶縁膜の上面に前記第1上側配線パターンの配列の両
    側にそれぞれ設けられた第1上側ダミーパターンと、前
    記第1層間絶縁膜の下面に前記第1上側ダミーパターン
    と対向してそれぞれ設けられた第1下側ダミーパターン
    とを具えており、 前記テストパターンを用いて、前記第1層間絶縁膜の膜
    厚と前記第1スルーホールコンタクト部の抵抗値との特
    性図を予め作成しておき、 プロセス設計の際には、第2層間絶縁膜の領域に、複数
    の第2上側配線パターン、複数の第2下側配線パターン
    および複数の第2スルーホールコンタクト部を有し、前
    記第1プロセスパターンに対応する第2プロセスパター
    ンを形成して、前記第2プロセスパターンの前記第2ス
    ルーホールコンタクト部の抵抗を測定し、 該抵抗値から前記特性図を用いて前記第2層間絶縁膜の
    膜厚を決定することを特徴とする層間絶縁膜の膜厚測定
    方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の層間絶縁膜の膜厚測定
    方法において、前記第2層間絶縁膜を、前記テストパタ
    ーンを形成した前記第1層間絶縁膜と同じまたは別の領
    域に設けてあることを特徴とする層間絶縁膜の膜厚測定
    方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の層間絶縁膜の膜厚測定
    方法において、前記第2上側および第2下側配線パター
    ンは、前記第1上側および第1下側配線パターンとそれ
    ぞれ合同でかつ厚さおよびピッチをそれぞれ同一として
    あり、前記第2下側配線パターンの各々は、隣接する2
    つの前記第2上側配線パターン間に、それぞれの第2下
    側配線パターンの端部が該第2上側配線パターンの端部
    に重なりあって位置しており、前記第2スルーホールコ
    ンタクト部は、前記第2層間絶縁膜に設けられていて前
    記第2上側および第2下側配線パターンの重なり合って
    いる端部間に接続されていることを特徴とする層間絶縁
    膜の膜厚測定方法。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の層間絶縁膜の膜厚測定
    方法において、前記第2層間絶縁膜とは別の第3層間絶
    縁膜の領域に、複数の第3上側配線パターン、複数の第
    3下側配線パターンおよび複数の第3スルーホールコン
    タクト部を有し、前記第1プロセスパターンに対応する
    第3プロセスパターンを形成し、さらに該第3プロセス
    パターンに近接させて前記第3層間絶縁膜の下面であっ
    て、前記第3下側配線パターンの両側に第2下側ダミー
    パターンを設けて、前記第3プロセスパターンの第3ス
    ルーホールコンタクト部の抵抗値を測定し、該抵抗値か
    ら前記特性図を用いて前記第3層間絶縁膜の膜厚を決定
    することを特徴とする層間絶縁膜の膜厚測定方法。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の層間絶縁膜の膜厚測定
    方法において、前記第2プロセスパターンとは別の第4
    層間絶縁膜の領域に、複数の第4上側配線パターン、複
    数の第4下側配線パターンおよび複数の第4スルーホー
    ルコンタクト部を有し、前記第1プロセスパターンに対
    応する第4プロセスパターンを形成し、複数の該第4プ
    ロセスパターンの隣接間隔を変えて平行に配列して、そ
    れぞれの第4プロセスパターンの前記第4スルーホール
    コンタクト部の抵抗値を測定し、該抵抗値から前記特性
    図を用いて前記第4層間絶縁膜の膜厚を決定することを
    特徴とする層間絶縁膜の膜厚測定方法。
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