JPH11263710A - 化粧料製品中の乾燥促進剤としての揮発性ポリフッ素化溶媒の使用 - Google Patents
化粧料製品中の乾燥促進剤としての揮発性ポリフッ素化溶媒の使用Info
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Abstract
ップ、光防禦またはネイルケア組成物における、乾燥促
進剤としての揮発性有機ポリハロゲン溶媒の使用を提供
する。 【解決手段】 揮発性有機ポリハロゲン溶媒であって、
該ハロゲン原子はフッ素原子であり、かつ25℃において
20mba(2000Pa) を越える蒸気圧をもつものを含む、化粧
料メイクアップ、光防禦またはネイルケア組成物。
Description
もしくはネイルケア用組成物における、該組成物の乾燥
時間の短縮のための、ある組の揮発性の有機ポリハロゲ
ン化合物の使用に係わり、該化合物において、該ハロゲ
ン原子はフッ素原子である。
に関連する問題は、ユーザーにとって極めて重要であ
る。事実、緩慢な乾燥速度をもつ製品は、これがファン
デーションであれ、リップスティックであれ、あるいは
ネイルケア製品であれ、一般的に十分に受入れられるこ
とはない。更に、乾燥速度は、著しく迅速であってはな
らない。というのは、このような場合、魅力のない収縮
現象が発生し易いであろうからである。化粧料組成物、
特にメイクアップ組成物の乾燥時間の改善という観点
で、様々な研究が行われてきたが、満足な解決策は提案
されていない。
する様々な研究後に、驚いたことに、また予想外のこと
に、ハロゲン原子がフッ素原子である、ある組の揮発性
有機ポリハロゲン溶媒を使用することにより、極めて満
足かつ効果的な様式で、化粧料組成物の乾燥時間を改善
することが可能であることを見出した。実際に、以下に
おいて「揮発性ポリフッ素化溶媒」と呼ばれる、これら
溶媒の使用が、該組成物を皮膚上に適用した後に、著し
く迅速な乾燥の達成を可能とすることを見出した。これ
は公知技術の組成物では見られないことである。もう一
つのとりわけ重要な利点は、該揮発性ポリフッ素化溶媒
が引火点をもたない限りにおいて、全く安全な組成物を
得ることを可能ならしめることにあり、このことは高温
における組成物の調製を可能とし、従って使用した該物
質の融点が室温を越える場合には、ある利点をもつ。最
後に、該揮発性のポリフッ素化溶媒の使用は、該組成物
への、高濃度の非−揮発性フッ素化誘導体の配合を容易
にする。即ち、該非−揮発性フッ素化誘導体は、該揮発
性ポリフッ素化溶媒と完全に混和性である。従って、高
度にフッ素化され、光沢のあるまたはサテン状の仕上が
りを有し、かつ水および脂肪物質に対して抵抗性であ
る、残留フィルムを得ることが可能となる。
局面は、化粧料メイクアップ、光防禦またはネイルケア
組成物における、乾燥促進剤としての、少なくとも1種
の揮発性有機ポリハロゲン溶媒の使用に係わり、ここで
該ハロゲン原子はフッ素原子であり、かつ該溶媒は、25
℃において20mba(2000Pa) を越える、および好ましくは
40mba(4000Pa)を越える蒸気圧をもつことを特徴とす
る。
上記の蒸気圧に係わる要件を満たす、該揮発性ポリフッ
素化溶媒としては、特に以下のものを挙げることができ
る: 1) 以下の一般式(I) のパーフルオロシクロアルキル化
合物:
1または2であり、かつpは1、2または3であるが、
m=2 の場合には、該基は相互にα−位になくともよい; 2) 以下の一般式(II)で表されるフルオロアルキルまた
はヘテロフルオロアルキル化合物: CH3-(CH2) n -[Z]t -X-CF3 (II) ここで、tは0または1であり、nは0、1、2または
3であり、Xは2〜5個の炭素原子を含む直鎖または分
枝鎖で2価のパーフルオロアルキル基であり、ZはO、
SまたはNRであり、Rは水素原子または基:-(CH2) n -
CH3 または-(CF2) m -CF3 であり、ここでmは2、3、
4または5である; 3) 以下の一般式(III) のパーフルオロアルカン化合
物: CF3-(CF2) n -CF3 (III) ここで、nは2〜6である; 4) 以下の一般式(IV)で示されるパーフルオロモルホリ
ン誘導体:
である。該式(I) のパーフルオロシクロアルキル化合物
としては、特にBNFLフルオロケミカルズ社(FLUOROCHEMI
CALS Ltd.)によりそれぞれ「フルテック(FLUTEC) PCl;
商標」および「フルテック(FLUTEC) PC3; 商標」なる商
品名の下で市販されている、パーフルオロメチルシクロ
ペンタンおよびパーフルオロジメチルシクロヘキサン、
並びにパーフルオロジメチルシクロブタンを挙げること
ができる。上記一般式(II)のフルオロアルキルまたはヘ
テロフルオロアルキル化合物としては、特に3M社により
「MSX 4518;商標」なる商品名の下で市販されているメ
トキシノナフルオロブタンまたはアルキメックス(ARCHI
MEX)社により「HFE-7200;商標」なる商品名の下で市販
されているエトキシノナフルオロブタンを挙げることが
できる。上記一般式(III) の該パーフルオロアルカン化
合物としては、特にドデカフルオロペンタンまたはテト
ラデカフルオロヘキサンを挙げることができる。上記一
般式(IV)の該パーフルオロモルホリン誘導体としては、
特に4-トリフルオロメチルパーフルオロモルホリンまた
は4-ペンタフルオロエチルパーフルオロモルホリンを挙
げることができる。上で定義した該揮発性ポリフッ素化
溶媒は、またその沸点に関する基準も満たす必要があ
り、該沸点は20〜75℃の範囲内および好ましくは25〜65
℃の範囲内である必要がある。本発明の組成物におい
て、該揮発性ポリフッ素化溶媒の割合は、一般的に該組
成物の全重量基準で、2〜98重量%の範囲、好ましくは
5〜70重量%の範囲内にある。
物は顔料および/または染料および/またはフィラーの
粒子を含む。本発明による該組成物における該顔料並び
に該染料および該フィラーは、極めて微細な粒子形状に
あり、その平均粒径は約0.02〜約50μmの範囲内にあ
る。該組成物中の該顔料は、有機または無機であり得、
また金属レーキの形状にあってもよい。これらの顔料と
しては、二酸化チタン、酸化亜鉛、D&C レッド(Red) N
o.36 およびD&C オレンジ(Orange) No.17、D&C レッド
(Red) No. 7 、11、31および34のカルシウムレーキ、D&
C レッド(Red) No. 12のバリウムレーキ、D&Cレッド(Re
d) No. 13のストロンチウムレーキ、FD&Cイエロー(Yell
ow) No. 5、FD&Cイエロー(Yellow) No.6、D&C レッド
(Red) No. 27、D&C レッド(Red) No. 21およびFD&Cブル
ー(Blue) No. 1のアルミニウムレーキ、酸化鉄、マンガ
ンバイオレット、酸化クロムおよびウルトラマリンブル
ーを挙げることができる。該フィラーは天然および合成
起源のものであり得る。これらの中で、特に以下のもの
を例示できる。 a) 無機粉末、例えばタルク、カオリン、マイカ、シリ
カ、珪酸塩、アルミナ、ゼオライト、ヒドロキシアパタ
イト、セリサイト、チタンマイカ、硫酸バリウム、オキ
シ塩化ビスマスおよび窒化ホウ素;および金属粉末、例
えばアルミニウム粉末; b) 植物粉末、例えば澱粉粉末、トウモロコシ粉末、小
麦または米粉末等; c) 有機粉末、例えばナイロン粉末、ポリアミド粉末、
ポリエステル粉末、ポリテトラフルオロエチレン粉末ま
たはポリエチレン粉末。
金属塩、アミノ酸、レシチン、コラーゲン、シリコーン
化合物、フッ素化化合物で、あるいは任意の他の一般的
な被覆剤で被覆することもできる。該染料としては、エ
オシン誘導体、例えばD&C レッド(Red) No. 21およびハ
ロゲン化フルオレセイン誘導体、例えばD&C レッド(Re
d) No. 27およびD&C オレンジ(Orange) No.5等と、D&C
レッド(Red) No. 21およびD&C オレンジ(Orange) No.1
0との組み合わせ等を例示できる。該組成物に応じて、
該染料は粒子形状にあるか、あるいは該組成物のビヒク
ル中に可溶化された形状であり得る。本発明による該組
成物において、該少なくとも1種の顔料および/または
染料の割合は、一般に該組成物全重量に対して、0.1 〜
15重量%の範囲内にある。該フィラーは、一般的に該組
成物全重量に対して、最大約98重量%の割合で存在し得
る。本発明の該組成物の第一の特定の態様にによれば、
該組成物は無水であり、該組成物全重量に対して、約0.
3 〜約90重量%の範囲の割合の、脂肪相を含む。該脂肪
相は、一般的にオイル、ワックス、ガムおよび/または
所謂ペースト状の脂肪物質から選ぶことができる、1以
上の脂肪物質からなる。 A. 該脂肪相中の該オイルは鉱物、動物、植物または合
成起源のものであり得、これらは周囲温度にて揮発性ま
たは不揮発性何れであってもよい。
フィンおよび液状石油ゼリーを挙げることがてきる。動
物起源のオイルとしては、特にスクアランおよびパーヒ
ドロスクアレンを挙げることがてきる。植物起源のオイ
ルとしては、特にスイートアーモンド油、カロフィラム
(calophyllum) 油、パーム油、アボカド油、ホホバ油、
ゴマ油、オリーブ油、ヒマシ油および穀類胚芽油、例え
ば小麦胚芽油を挙げることができる。合成オイルとして
は、特に以下に例示するものを挙げることができる: (1) 以下の一般式(V) で示されるエステル類: R1-COOR2 (V) ここで、R1は7〜20個の炭素原子を含む高級脂肪酸の残
基を表し、かつR2は3〜30個の炭素原子を含む炭化水素
基を表す。これらエステルとしては、特にパーセリン(p
urcellin) 油、ブチルミリステート、イソプロピルミリ
ステート、セチルミリステート、イソプロピルパルミテ
ート、ブチルステアレート、ヘキサデシルステアレー
ト、イソプロピルステアレート、オクチルステアレー
ト、イソセチルステアレート、デシルオレエート、ヘキ
シルラウレート、イソノニルイソノナノエート、および
ラノリン酸から誘導されるエステル類、例えばイソプロ
ピルラノレートおよびイソセチルラノレートを例示する
ことができる。
ィン、イソドデカン、イソヘキサデカン、ポリイソブテ
ン類および水添イソブテン並びにアセチルグリセライ
ド、多価アルコール、例えばグリコールおよびグリセロ
ールのオクタノエート類およびデカノエート類、アルコ
ールおよび多価アルコールのリシノレエート類、例えば
セチルリシノレエート、プロピレングリコールジカプリ
レートおよびジイソプロピルアジペート等も挙げること
ができる。 (2) 脂肪アルコール、例えばオレイルアルコール、リノ
レイルアルコール、リノレニルアルコール、イソステア
リルアルコールおよびオクチルドデカノール。 (3) シリコーン油、例えば場合により官能化された線状
ポリジオルガノシロキサン類、環状ポリジオルガノシロ
キサン類および特にシクロテトラおよびシクロペンタジ
メチコーン類およびオルガノポリシロキサン類、例えば
アルキル、アルコキシまたはフェニルジメチコーンおよ
び特にフェニルトリメチコーン。 (4) 非−揮発性フッ素化オイル類、例えばパーフルオロ
デカリン、パーフルオロフェナンスレン、パーフルオロ
アルカン類およびパーフルオロポリエーテル類および部
分的にフッ素化された炭化水素油類。
下の一般式(VI)および(VII) の非−揮発性パーフルオロ
ポリエーテル類を使用する: 1) F-(CF(CF3)-CF2-O)n -CF2-CF3 (VI) ここで、nは7〜30である; 2) CF3-(O-CF(CF3)-CF2)n -(O-CF2)m -OCF3 (VII) ここで、nおよびmは20〜40である。これら化合物とし
ては、オシモン(AUSSIMONT) 社により「フォンブリン(F
OMBLIN) C;商標」および「ガルデン(GALDEN); 商標」な
る商品名の下で市販されているもの、あるいはまたデュ
ポン(DU PONT) 社により「フルオルトレス(FLUORTRESS)
LM36;商標」なる商品名の下で市販されているものを挙
げることができる。
石、動物、植物または合成起源のものであり得、あるい
はまた25℃において固体である、水添オイル類または脂
肪エステル類であり得る。鉱物性ワックスとしては、特
にマイクロクリスタリンワックス、パラフィン、石油ゼ
リーおよびセレシンを挙げることができる。化石性ワッ
クスとしては、オゾケライトおよびモンタンワックスを
挙げることができる。動物起源のワックスとしては、ミ
ツロウ、鯨蝋、ラノリンワックスおよびラノリン誘導
体、例えばラノリンアルコール、水添ラノリン、ヒドロ
キシル化ラノリン、アセチル化ラノリン、ラノリン脂肪
酸およびアセチル化ラノリンアルコールを挙げることが
できる。植物起源のワックスとしては、カンデリラロ
ウ、カルナウバロウ、モクロウおよびココアバターを挙
げることができる。合成ワックスとしては、特にエチレ
ンホモポリマーおよびエチレンと以下の一般式(VIII)に
相当するモノマーとのコポリマー: CH2=CH-R3 (VIII) ここで、R3は1〜30個の炭素原子を含むアルキル基また
はアリールまたはアラルキル基を表す。
は、好ましくは、メチル、エチル、プロピル、イソプロ
ピル、ブチル、デシル、ドデシルまたはオクタデシル基
である。フィッシャー−トロプシュ(Fischer-Tropsch)
合成により得られるワックス類およびシリコーンワック
ス類も使用可能である。25℃において固体である該水添
オイルとしては、特に水添ヒマシ油、水添パーム油、水
添タロウおよび水添ココナッツ油を挙げることができ
る。25℃において固体である該脂肪エステルとしては、
特にプロピレングリコールモノミリステートおよびミリ
スチルミリステートを挙げることができる。本発明の組
成物で使用可能なワックスとしては、25℃において固体
であるセチルアルコール、ステアリルアルコール、モ
ノ、ジおよびトリグリセライド;ステアリン酸モノエタ
ノールアミド、ロジンおよびその誘導体、例えばグリコ
ールおよびグリセリルアビエテート、スクログリセライ
ド(sucroglycerides) およびカルシウム、マグネシウ
ム、亜鉛およびアルミニウムオレエート、ミリステー
ト、ラノレート、ステアレートおよびジヒドロキシステ
アレートをも例示できる。
物、植物または合成起源のものであり得る。このペース
ト状脂肪物質としては、特に合成エステル、例えばアラ
キジルプロピオネート、ポリビニルラウレート、ポリエ
チレンワックスおよびオルガノポリシロキサン、例えば
アルキルジメチコーン、アルコキシジメチコーンまたは
ジメチコーンエステル類を挙げることができる。上記本
発明の無水組成物は、勿論1種以上の公知の化粧料また
は皮膚科学的添加剤またはアジュバントを、付随的に含
むことができる。これら無水組成物は、一般的にメイク
アップ製品または光防禦製品であり、種々の形状、例え
ば油状のゲル、圧縮粉末または注型粉末等の固体製品あ
るいはまたリップスティック等のスティック状であり得
る。該組成物が油状ゲル形状にある場合、これらは一般
的に、上記成分に加えて、油状ゲル化剤をも含む。該油
状ゲル化剤としては、特に金属エステル、例えばポリオ
キシアルミニウムステアレートおよびアルミニウムまた
はマグネシウムヒドロキシステアレート、グリコールの
脂肪酸エステル、トリグリセリド、脂肪アルコール混合
物、コレステロール誘導体および特にヒドロキシコレス
テロール、およびオイルの存在下で膨潤するクレー無機
物質、および特にモンモリロナイト群に属するものを挙
げることができる。
に依存して、極めて変動性の高い割合で存在できる。し
かしながら、多くの場合において、これらは、該組成物
の全重量を基準として約0.1 〜約30重量%の範囲の割合
で存在する。これらの無水組成物から作成される、メイ
クアップ製品としては、ファンデーション、マスカラ、
アイライナー、リップスティック、アイシャドウまたは
頬紅を挙げることができる。これらの無水組成物は、ま
たネイルケア用の液体状のオイル様製品として存在で
き、該脂肪相は、少なくとも1種の活性薬剤を含む。こ
れらネイルケア組成物の該活性薬剤としては、特にセラ
ミド、フィタントリオール(phytantriol) 、D-パンテノ
ール、α−ヒドロキシ酸、UVスクリーン、ビタミン、ケ
ラチンおよびビオチンを挙げることができる。本発明の
組成物の第二の態様によれば、これらは安定な油中水型
(W/O) または水中油型(O/W) エマルション形状の分散液
であり、これら分散液は、(i) 該組成物の全重量基準
で、約0.1 〜約50重量%の割合の脂肪相と、ここで該脂
肪相は、上記の少なくとも1種の脂肪物質を、該組成物
の全重量基準で、約0.1 〜約95重量%の割合で含むこと
ができ、(ii)該組成物の全重量基準で、約4〜約97重量
%の割合の水性相と、(iii) 該エマルション状態にある
該組成物の全重量基準で、約1〜約10重量%の割合の、
少なくとも1種の乳化剤とを含むことができる。W/O ま
たはO/W 型のエマルション状態にある、該組成物中で使
用できる乳化剤または界面活性剤としては、特にシリコ
ーン界面活性剤および特に該アルキルまたはアルコキシ
ジメチコーンコポリオール群に属するもの等を挙げるこ
とができる。該アルキルまたはアルコキジシメチコーン
コポリオールとしては、特に以下の一般式(IX)に対応す
る化合物を挙げることができる:
またはアルコキシまたはアシル基であり、R'はC8-C22ア
ルキル基またはアルコキシ基であり、uは0〜200 であ
り、vは1〜40であり、wは1〜100 である。また基:
-O-(C2H4O)x -(C3H6O)y -Rの分子量は250 〜2000の範囲
にあり、xおよびyは該オキシエチレン/オキシプロピ
レン基の重量比が100:0 〜20:80 の範囲となるように選
択される。該アルキルジメチコーンコポリオールの全て
または幾分かを含む可能性のある市販の製品としては、
特にゴールドシュミット(GOLDSCHMIDT) 社により「アー
ビル(ABIL) WE09;商標」、「アービル(ABIL) EM90;商
標」または「アービル(ABIL)WS08;商標」として市販さ
れているもの、ダウコーニング(DOW CORNING) 社により
「Q2 5200;商標」または「Q2 3225;商標」として市販さ
れているもの、およびジェネラルエレクトリック(Gener
al Electric)社により「218 1138; 商標」として市販さ
れているものを挙げることができる。該界面活性剤は、
またアニオン性およびノニオン性界面活性剤から選ぶこ
ともできる。この点に関連して、界面活性剤の性質およ
び機能(乳化)の定義については、刊行物「エンサイク
ロペディアオブケミカルテクノロジー,カーク−オスマ
ー(Encyclopedia of Chemical Technology, Kirk-Othme
r)」, 1979, Vol.22, pp. 333-432, 第3版,ウイリー社
刊を、また該アニオン性およびノニオン性界面活性剤に
関しては、特に該刊行物のpp. 347-377 を参照すること
ができる。
れるこれら2群の界面活性剤については、該ノニオン性
界面活性剤としては、脂肪酸、脂肪アルコール、ポリエ
トキシル化またはポリグリセロール化脂肪アルコール、
例えばポリエトキシル化ステアリルアルコールまたはポ
リエトキシル化セチルステアリルアルコール、スクロー
スの脂肪酸エステル、グルコースアルキルエーテル、特
に(C1-C6) アルキルグルコースのポリオキシエチレン化
脂肪エステルを挙げることができ;また、アニオン性界
面活性剤としては、アミンステアレートを挙げることが
できる。これらのエマルションは、好ましくはクリーム
の形状であり得、またメイクアップまたはサンケア製品
として使用することができる。後者の場合において、該
エマルションは、UVA および/またはUVB サンスクリー
ンおよび白色顔料を、所定の保護の程度に応じて、変動
する割合で含有する。上記のような組成物は、無水型で
あろうと、また分散液形状であろうと、優れた化粧料特
性、例えば特に優れた適用容易性、高い柔軟性を有し、
かつ均一なメイクアップ製品の製造に導く。
知の化粧料用アジュバント、例えばビタミン、ホルモ
ン、酸化防止剤、流動性調節剤、保存剤、芳香剤、増粘
剤、水和剤、保湿剤、アニオン性、ノニオン性または両
性ポリマー、または化粧料または皮膚科学的に活性な薬
剤を含むこともできる。本発明は、また乾燥時間を短縮
するための、化粧料メイクアップ、光防禦またはネイル
ケア組成物の製造方法をも提供するものであり、この方
法は、該組成物中に、有効量の、少なくとも1種の上記
の如き揮発性ポリハロゲン化溶媒を配合する工程を含
み、該溶媒は25℃において20mba(2000Pa) を越える蒸気
圧をもつことを特徴とする。
示するが、該実施例において、成分の量は重量基準で表
されている。実施例1:リップスティック メトキシノナフルオロブタン(MSX 4518;商標) 10g パーフルオロデカリン 35g ワックス 40g ポリパーフルオロイソプロピルエーテル(フルオル 5g トレス(FLUORTRESS) LM 36; 商標) 顔料 10g 該脂肪物質を、該揮発性オイルの蒸発点より低い温度に
て、加熱条件下で一緒に混合した後、該顔料を、攪拌し
つつ配合し、次いで該溶融混合物をリップスティック鋳
型に注ぎ込んだ。冷却し、かつ型から取り出した後に、
良好なきめを有し、適用が容易で、かつ極めて短い乾燥
時間を有するリップスティックが得られた。本実施例に
おいては、該メトキシナノフルオロブタンは、有利に等
価な量のテトラデカフルオロヘキサンまたはパーフルオ
ロジメチルシクロヘキサンと置換することができた。
しつつ一緒に混合することにより、油中水(W/O) 型エマ
ルション形状で得られた。かくして、適用が容易で、著
しく短い乾燥時間を有する、良好なコンシステンシーを
もつファンデーションが得られた。実施例3:耐水性マスカラ メトキシノナフルオロブタン 25.0g パラフィン 4.6g アイソパー(Isopar) 15.0g カルナウバロウ 9.6g 蜜ロウ 10.0g プロピレンカーボネート(可塑剤) 3.8g ヒドロキシエチルセルロース(ポリマー増粘剤) 0.6g ベントン(Bentone; 流動性調節剤) 11.4g 顔料 10.0g 保存剤 適量 水 全体を100gとするのに必要な量 このマスカラは、睫毛に適用した後、迅速に乾燥するこ
とが分かった。
って調製した。 メトキシノナフルオロブタン 10.0g セルロースアセトブチレート 0.5g イソプロピルアルコール 5.0g プロピレングリコールモノメチルエーテル 3.0g 揮発性シリコーン油 10.0g 植物油 64.5g 活性物質(D-パンテノール) 1.0g 染料 熱分解法シリカ 1.0g 鉱物油 全体を100gとするのに必要な量 このネイルケア製品は適用が容易であり、爪のマトリッ
クスおよび爪床内に、マッサージにより浸透し、またそ
の乾燥速度は、極めて迅速であった。本実施例におい
て、該メトキシノナフルオロブタンは、等価な量のエト
キシノナフルオロブタンまたは4-トリフルオロメチルオ
クタフルオロモルホリンと、有利に交換できた。
あり、かつpは1、2または3であるが、m=2 の場合に
は、該基は相互にα−位になくともよい。
あり、かつpは1、2または3であるが、m=2 の場合に
は、該基は相互にα−位になくともよい。
Claims (16)
- 【請求項1】 化粧料メイクアップ、光防禦またはネイ
ルケア組成物における、乾燥促進剤としての、少なくと
も1種の揮発性有機ポリハロゲン溶媒の使用であって、
該ハロゲン原子がフッ素原子であり、かつ該溶媒が、25
℃において20mba(2000Pa) を越える蒸気圧をもつことを
特徴とする、上記使用。 - 【請求項2】 該揮発性溶媒が以下の一般式(I) のパー
フルオロシクロアルキル化合物である、請求項1記載の
使用: 【化1】 ここで、nは3、4または5であり、mは1または2で
あり、かつpは1、2または3であるが、m=2 の場合に
は、該基は相互にα−位になくともよい。 - 【請求項3】 該パーフルオロシクロアルキル化合物
が、パーフルオロメチルシクロペンタン、パーフルオロ
ジメチルシクロヘキサンおよびパーフルオロジメチルシ
クロブタンからなる群から選ばれる、請求項2記載の使
用。 - 【請求項4】 該揮発性溶媒が以下の一般式(II)のフル
オロアルキルまたはヘテロフルオロアルキル化合物であ
る、請求項1記載の使用: CH3-(CH2) n -[Z]t -X-CF3 (II) ここで、tは0または1であり、nは0、1、2または
3であり、Xは2〜5個の炭素原子を含む直鎖または分
枝鎖で2価のパーフルオロアルキル基であり、ZはO、
SまたはNRであり、Rは水素原子または基:-(CH2) n -
CH3 または-(CF2) m -CF3 であり、ここでmは2、3、
4または5である。 - 【請求項5】 該ヘテロフルオロアルキル化合物がメト
キシノナフルオロブタンまたはエトキシノナフルオロブ
タンである、請求項4記載の使用。 - 【請求項6】 該揮発性溶媒が以下の一般式(III) のパ
ーフルオロアルカン化合物である、請求項1記載の使
用: CF3-(CF2) n -CF3 (III) ここで、nは2〜6である。 - 【請求項7】 該パーフルオロアルカン化合物がドデカ
フルオロペンタンまたはテトラデカフルオロヘキサンで
ある、請求項6記載の使用。 - 【請求項8】 該揮発性溶媒が以下の一般式(IV)に相当
するパーフルオロモルホリン誘導体である、請求項1記
載の使用: 【化2】 ここで、RはC1-4パーフルオロアルキル基である。 - 【請求項9】 該パーフルオロモルホリン誘導体が4-ト
リフルオロメチルパーフルオロモルホリンまたは4-ペン
タフルオロエチルパーフルオロモルホリンである、請求
項8記載の使用。 - 【請求項10】 該揮発性溶媒が、該組成物中において、
該組成物全重量に対して、2〜98重量%の範囲の割合で
存在する、請求項1〜9の何れか1項に記載の使用。 - 【請求項11】 該組成物が粒子形状にある、少なくとも
1種の顔料および/または染料および/またはフィラー
を含む、請求項1〜10の何れか1項に記載の使用。 - 【請求項12】 該組成物における該顔料および/または
染料の割合が、該組成物全重量に対して、0.1 〜15重量
%の範囲内にある、請求項11記載の使用。 - 【請求項13】 該組成物における該フィラーの割合が、
該組成物全重量に対して、98重量%以下である、請求項
11記載の使用。 - 【請求項14】 該化粧料組成物が無水であり、かつファ
ンデーション、マスカラ、アイライナー、リップスティ
ック、アイシャドウまたは頬紅あるいはネイルケア製品
の形状にある、請求項1〜13の何れか1項に記載の使
用。 - 【請求項15】 該化粧料組成物が油中水型または水中油
型エマルションであり、かつ光防禦またはメイクアップ
クリームの形状にある、請求項1〜13の何れか1項に記
載の使用。 - 【請求項16】 乾燥時間を短縮するための、メイクアッ
プ、光防禦またはネイルケア組成物の製造方法であっ
て、該組成物中に、少なくとも1種の揮発性有機ポリハ
ロゲン溶媒を配合する工程を含み、該溶媒において、該
ハロゲン原子はフッ素原子であり、該溶媒は25℃におい
て20mba(2000Pa) を越える蒸気圧をもつことを特徴とす
る、上記方法。
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