JPH11262898A - ロータリダイカッタ - Google Patents

ロータリダイカッタ

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JPH11262898A
JPH11262898A JP6650698A JP6650698A JPH11262898A JP H11262898 A JPH11262898 A JP H11262898A JP 6650698 A JP6650698 A JP 6650698A JP 6650698 A JP6650698 A JP 6650698A JP H11262898 A JPH11262898 A JP H11262898A
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康之 馬場
Kunio Jinnai
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 長時間運転しても安定した切断状態を保つこ
とのできるロータリダイカッタを提供することを課題と
している。 【解決手段】 ダイカットシリンダ3とアンビルシリン
ダ4とをそれぞれ軸受21を介して回転自在に支持する
フレーム20を備えたものにおいて、冷却した潤滑油2
3を各軸受21に供給するように構成することによっ
て、フレーム20の温度の上昇を所定の温度以内に抑
え、これにより第1のシリンダ3と第2のシリンダ4と
の軸間距離を長時間一定に維持して、長時間運転しても
安定した切断状態を保つようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、段ボールシート等
を打抜き加工するロータリダイカッタに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のロータリダイカッタとしては、
例えば図3〜図5に示すものが知られている。すなわ
ち、図3において、左右の両側には、フレーム1が平行
に立設されており、これらのフレーム1には、ダイカッ
トシリンダ3及びアンビルシリンダ4が軸受(ベアリン
グ)5により回転自在に支持されている。
【0003】ダイカットシリンダ3は円筒形状の外周面
を有し、その両端部には支持軸部3aが同軸状に設けら
れ、各支持軸部3aが上述した軸受5を介してフレーム
1に回転自在に支持されている。同様に、アンビルシリ
ンダ4も円筒形状の外周面を有し、その両端部には支持
軸部4aが同軸状に設けられ、各支持軸部4aが上述し
たベアリング5を介してフレーム1に回転自在に支持さ
れている。
【0004】各支持軸部3aがフレーム1から突出する
部分には、ダイカットシリンダ3を回転駆動するための
歯車6が設けられており、各支持軸部4aがフレーム1
から突出する部分には、アンビルシリンダ4を回転駆動
するための歯車7が設けられている。これらの歯車6、
7は互いに噛み合っている。各フレームlには、各歯車
6、7を覆う側蓋8が設けられている。この側蓋8は、
各歯車6、7の下方の部分(各ベアリング5の下方の部
分)が潤滑油を溜めるための油溜8aになっている。油
溜8aに溜められた潤滑油は、フレーム1に回転自在に
支持された歯車10に付着し、さらにこの歯車10が噛
み合う歯車7に付着し、同歯車7と歯車6との潤滑を行
うようになっている。ベアリング5は、内部に封入され
たグリースによって潤滑が行なわれる。
【0005】打抜部自体は、図5に示すように、歯車6
に噛み合う連結歯車13によって、上流側の例えば印刷
ユニット(図示せず)から回転駆動され、また歯車6に
噛み合う連結歯車14によって、さらに下流側のユニッ
ト(図示せず)に回転運動を伝えるようになっている。
【0006】ダイカットシリンダ3には、図3及び図4
に示すように、打抜ダイ11が取付けられ、この打抜ダ
イ11には、ナイフ11aが設けられている。ナイフ1
1aは、このナイフ11aとアンビルシリンダ4の表面
とで段ボールシート12を挟んで、同段ボールシート1
2の打抜き加工を行うようになっている。ロータリダイ
カッタとしては、ナイフ11aとして鋸刃ナイフを用
い、アンビルシリンダ4としてゴムアンビルを用いたソ
フトカットと呼ばれる切断方式のものと、ナイフ11a
として直刃を用い、アンビルシリンダ4として金属アン
ビルを用いたハードカットと呼ばれる切断方式のものが
ある。
【0007】後者のハードカットの場合は、固いナイフ
11aと、固いアンビルシリンダ4との押し付けで切断
するので、その押付量、換言すれば、ダイカットシリン
ダ3とアンビルシリンダ4との軸間距離を精密に保つ
(通常1/100mm単位の精度を厳密に保つ)ことが
要求される。このような軸間距離を保てないと、段ボー
ルシート12に切れ残りができたり、ナイフ11aの刃
先が過度の圧力で潰されたりすることになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記ロータ
リダイカッタにおいては、各軸受5がダイカットシリン
ダ3、アンビルシリンダ4の回転により発熱し、この熱
がフレーム1に伝わって、フレーム1全体の温度が上昇
する。このため、フレーム1が熱膨張により伸び、ダイ
カットシリンダ3及びアンビルシリンダ4の各支持軸部
3a、4a間の距離が広がることになる。なお、各シリ
ンダ3、4にも、多少の熱が伝わるが、その伝わる熱量
が小さいこと、及び放熱効果が大きいことから、各シリ
ンダ3、4はフレーム1ほど温度が上昇することはな
い。なお、各シリンダ3、4に熱が伝わる場合、その熱
は各シリンダの両端から中央に向けて伝わる。
【0009】したがって、ナイフ11aがアンビルシリ
ンダ4に作用する切断圧が減少したり、場合によって
は、ナイフ11aとアンビルシリンダ4との間に隙間が
生じたりすることになり、これによって切断不良が発生
する危険がある。このため、時間の経過に伴い、上記各
支持軸部3a、4a間の距離を調整したり、打抜ダイ1
1の調整をしたりする必要があり、生産性を阻害する要
因となっていた。
【0010】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであり、長時間運転しても安定した切断状態を保
つことのできるロータリダイカッタを提供することを課
題としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に係る発明は、複数のシリンダ例えばダイ
カットシリンダとアンビルシリンダを対向させて軸受を
介して回転自在に支持するフレームを備えたロータリダ
イカッタにおいて、冷却した潤滑油を前記各軸受に供給
するように構成したことを特徴としている。請求項2に
係る発明は、請求項1に係る発明において、冷却した潤
滑油をフレームにも供給するように構成したことを特徴
としている。
【0012】請求項3に係る発明は、請求項2に係る発
明において、軸受の下方に油溜を設け、この油溜に溜ま
った潤滑油を冷却すると共に、この冷却した潤滑油を、
ダイカットシリンダ及びアンビルシリンダを回転駆動す
る歯車による跳ね掛けによりフレームに供給するように
構成したことを特徴としている。請求項4に係る発明
は、請求項2に係る発明において、冷却した潤滑油をフ
レームに供給するポンプと、フレームの温度を検知する
温度センサと、この温度センサを介して前記フレームの
温度を所定の目標温度に制御すべく、前記ポンプの稼働
を制御する制御器とを具備することを特徴としている。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を実施
例に基づき図1及び図2を参照して説明する。ただし、
図1は第1実施例、図2は第2実施例を示している。
【0014】まず、図1を参照して第1実施例を説明す
る。ただし、図3〜図5に示した従来例の構成要素と共
通する要素には同一の符号を付し、その説明を簡略化す
る。この実施例で示すロータリダイカッタは、ダイカッ
トシリンダ3とアンビルシリンダ4とをそれぞれ軸受2
1を介して回転自在に支持するフレーム20を備えたも
のにおいて、冷却した潤滑油23を各軸受21に供給す
るように構成したことを特徴としている。また、冷却し
た潤滑油をフレーム20にも供給するように構成したこ
とを特徴としている。さらに、軸受21の下方に油溜2
2bを設け、この油溜22bに溜まった潤滑油23を冷
却すると共に、この冷却した潤滑油23を、ダイカット
シリンダ3及びアンビルシリンダ4のそれぞれを回転駆
動する歯車6、7を介して跳ね掛けによりフレーム1に
供給するように構成したことを特徴としている。
【0015】以下、上記構成についてさらに詳細に説明
する。すなわち、フレーム20は、各シリンダ3、4の
両端部側に配置されており、各シリンダ3、4の支持軸
部3a、4aを軸受21を介して回転自在に支持するよ
うになっている。フレーム20には、各歯車6、7の周
囲を密閉するように覆う側蓋22が設けられている。こ
の側蓋22は、各歯車6、7の下方の部分(各軸受21
の下方の部分)が潤滑油23を溜めるための油溜22b
になっている。そして、油溜22bに溜められた潤滑油
23は、フレーム1に回転自在に支持された歯車10に
付着し、さらにこの歯車10が噛み合う歯車7に付着
し、同歯車7と歯車6との潤滑を行うようになってい
る。
【0016】一方、側蓋22には、油溜22bの底に、
穴22aが設けられており、この穴22aは、パイプ2
5cを介して冷却器24に接続されている。このため、
油溜22b内の潤滑油23は、下方から順次冷却器24
に送られて適度の温度(冷却器24によって制御される
所定の温度)に冷却される。そして、冷却きれた潤滑油
23は、その一部がバイプ25、25aを経て、上下の
軸受21、21へ供給され、またその一部がパイプ2
5、25bを経て側蓋22内の油溜22bへバイパスさ
れるようになっている。
【0017】各軸受21は、軸受押え26によってフレ
ーム20に固定されている。側蓋22と反対側の軸受押
え26と各支持軸部3a、4aとの間は、オイルシール
27によって密閉されており、潤滑油23が各支持軸部
3a、4aからフレーム20の外に漏れるのを防止する
ようになっている。ただし、側蓋22側の軸受押え26
と各支持軸部3a、4aとの間は、開放された状態にな
っており、軸受21に導かれた潤滑油23は軸受21を
潤滑、冷却すると共に、各軸受押え26と各支持軸部3
a、4aとの間の隙間を通って側蓋22側に排出され、
さらにフレーム20を伝わって、同フレーム20を冷却
しながら油溜22bに戻るようになっている。
【0018】上記のように構成されたロータリダイカッ
タによれば、冷却した潤滑油23を各軸受21に供給
し、これにより各軸受21及びフレーム20を冷却して
いるので、各軸受21で発生する熱によって、フレーム
20の温度が上昇するのを所定の温度以内に抑えること
ができる。すなわち、フレーム20の温度を一定にする
ことができる。したがって、ダイカットシリンダ3とア
ンビルシリンダ4との軸間距離を長時間一定に維持する
ことができるから、長時間運転しても安定した切削状態
を保つことができる。しかも、潤滑油23が冷却器24
によって所定の温度に制御されるようになっているか
ら、フレーム20の温度を一定に保つ上で極めて有利で
ある。したがって、この点からも、長時間、安定した切
削を得る上で有利である。
【0019】さらに、冷却された潤滑油23が歯車10
から歯車6、7に供給されるが、この供給量は歯車1
0、6、7の回転の上昇に伴って多くなる。そして、よ
り大量に供給された潤滑油23は、各歯車10、6、7
の回転に伴う遠心力で周囲に飛び散り、フレーム20や
側蓋22の内面を伝わって、油溜22bに戻ることにな
る。すなわち、パイプ25bによりバイパスされて油溜
22bに溜まった冷却後の潤滑油23が各歯車10、
6、7のポンピング作用及び飛散作用によって、フレー
ム20全体に供給され、同フレーム20全体を冷却する
ことができる。したがって、この点からも、長時間、安
定した切削を得る上で有利になっている。
【0020】したがって、この実施例においては、上記
各作用効果が総合的に作用し、フレーム20の温度を長
時間一定の温度に安定的にかつ確実に保持することがで
きるから、ダイカットシリンダ3とアンビルシリンダ4
との軸間距離の変化を最小限に抑えることができ、長時
間、極めて安定した切削を得ることができる。
【0021】次に、この発明の第2実施例を図2を参照
して説明する。ただし、図1に示す第1実施例の構成要
素と共通する要素には同一の符号を付し、その説明を簡
略化する。この第2実施例が第1実施例と異なる点は、
ポンプ30を用いて潤滑油23をフレーム20に強制的
に供給している点、フレーム20に温度センサ33を設
けている点、及び歯車6、7への潤滑油23の供給を給
油用の歯車10に代えてポンプ35で行うように構成し
た点である。
【0022】すなわち、ポンプ30は、側蓋22内に配
置されており、パイプ31を通して油溜22b内の冷却
された潤滑油23を吸い込むと共に、同潤滑油23をパ
イプ32から上下の軸受21、21の中間部、特に軸受
21、21の間の中央部に吐出するようになっている。
温度センサ33は、熱電対等によって構成されたもので
あり、上下のベアリング21、21の中間部、特に軸受
21、21の間の中央部に、かつフレーム20の厚さ方
向の中央部に埋め込まれている。この温度センサ33の
信号は、制御器34に入る。制御器34は、ポンプ30
の稼働を制御する。すなわち、制御器34は、フレーム
20を制御するための目標温度が入力可能になってお
り、温度センサ33で測定する温度が目標温度に近似す
るようにポンプ30のON、OFFを制御するようにな
っている。
【0023】ポンプ35は、側蓋22内に配置されてお
り、パイプ36を通して油溜22b内の冷却された潤滑
油23を吸い込むと共に、同潤滑油23をパイプ37か
ら歯車6の上に吐出するようになっている。すなわち、
上下に配置された歯車6、7における上側の歯車6の上
方から冷却後の潤滑油23を供給するようになってい
る。なお、ポンプ35は、第1実施例で示した給油用の
歯車10に代わるものである。第1実施例においても、
歯車10に代えて、上記ポンプ35、パイプ36、37
を設けるように構成してもよい。ただし、この場合、制
御器34までは設けなくてもよい。
【0024】上記のように構成されたロータリダイカッ
タにおいては、ポンプ30から吐出される冷却された潤
滑油23により、フレーム20のうち特に軸受21、2
1の間の部分を強制的に冷却することができる。そし
て、この部分のフレーム20の温度を温度センサ33に
よって検知することができると共に、制御器34によっ
て、予め設定した目標温度と、温度センサ33で検知し
た温度との差を算出して、この温度差が所定の範囲に入
るように、ポンプ30のON、OFFを制御することが
できる。
【0025】すなわち、上述した温度差がフレーム20
の温度が高い方向に多ければ、ポンプ30をON状態に
して、フレーム20に掛ける潤滑油23の吐出量を増や
し、この温度差が少なくなれば、ポンプ30をOFF状
態にして、フレーム20に掛ける潤滑油23の吐出量を
減らすように制御することができる。このため、フレー
ム20における特に軸受21、21の間の部分を、一定
の温度範囲内に精密に制御することができるので、ダイ
カットシリンダ3とアンビルシリンダ4との軸間距離の
変化を最小限に抑えることができる。
【0026】さらに、冷却した潤滑油23を歯車6の上
側からポンプ35により掛けるので、温度の低い大量の
潤滑油23を歯車6や歯車7によって飛散させ、フレー
ム20の全体に掛けることができる。このため、歯車
6、7を利用した潤滑油23の飛散によるフレーム20
の冷却効果も、第1実施例より向上したものとなる。し
たがって、第1実施例で示したもの以上に、長時間にわ
たって安定した切断作業を行なうことができる。
【0027】なお、上記第2実施例においては、制御器
34によって、ポンプ30をON、OFF制御するよう
に構成したが、ポンプ30を可変容量型のポンプで構成
することにより、吐出量が連続的に変化するように、ポ
ンプ30を制御するように構成してもよい。そして、こ
のように構成することにより、フレーム20の温度も連
続的に安定した一定の温度になるから、安定した切断を
行う上でさらに優れた効果を発揮することができる。
【0028】
【発明の効果】請求項1に係る発明においては、冷却し
た潤滑油を各軸受に供給するように構成したので、各軸
受を冷却することができる。このため、各軸受で発生す
る熱によって生じるようなフレームの温度の上昇を、所
定の温度以内に抑えることができる。すなわち、フレー
ムの温度を一定にすることができる。したがって、第1
のシリンダと第2のシリンダとの軸間距離を長時間一定
に維持することができるから、長時間運転しても安定し
た切断状態を保つことができる。
【0029】請求項2に係る発明においては、冷却した
潤滑油をフレームにも供給するように構成したので、フ
レームも潤滑油によって冷却することができる。すなわ
ち、各軸受で発生する熱によって生じるようなフレーム
の温度の上昇を、各軸受及びフレームの両者で所定の温
度以内に抑えることができる。したがって、第1のシリ
ンダと第2のシリンダとの軸間距離を長時間にわたって
一定に維持する効果が請求項1に係る発明よりもさらに
高くなるから、長時間運転してもより安定した切断状態
を保つことができる。
【0030】請求項3に係る発明においては、歯車の跳
ね掛けを利用することによっても、冷却した潤滑油をフ
レームに供給しているので、フレームの全体をより十分
に冷却することができる。したがって、第1のシリンダ
と第2のシリンダとの軸間距離を長時間にわたって一定
に維持する効果が請求項2に係る発明よりもさらに向上
することになるから、長時間運転してもより安定した切
断状態を保つことができる。
【0031】請求項4に係る発明においては、冷却した
潤滑油をフレームに供給するポンプと、フレームの温度
を検知する温度センサと、この温度センサを介してフレ
ームの温度を所定の目標温度に制御すべく、ポンプの稼
働を制御する制御器とを具備しているから、フレームを
より一定の温度に保つことができる。したがって、第1
のシリンダと第2のシリンダとの軸間距離を長時間にわ
たって一定に維持する効果が請求項3に係る発明よりも
さらに高くなるから、長時間運転してもさらに安定した
切断状態を保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例として示したロータリダ
イカッタの打抜部を示す要部断面である。
【図2】本発明の第2の実施例として示したロータリダ
イカッタの打抜部を示す要部断面である。
【図3】従来例として示したロータリダイカッタの打抜
部の構造を示す正面図である。
【図4】同ロータリダイカッタの打抜部を示す断面図で
あって、図3のA−A線に沿う断面図である。
【図5】同ロータリダイカッタの打抜部を示す断面図で
あって、図3のB−B線に沿う断面図である。
【符号の説明】
3 ダイカットシリンダ 4 アンビルシリンダ 6、7、10 歯車 21 軸受 20 フレーム 22b 油溜 23 潤滑油 30 ポンプ 33 温度センサ 34 制御器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対向して配設されたシリンダをそれぞれ
    軸受を介して回転自在に支持するフレームを備えたロー
    タリダイカッタにおいて、冷却した潤滑油を前記各軸受
    に供給するように構成したことを特徴とするロータリダ
    イカッタ。
  2. 【請求項2】 冷却した潤滑油をフレームに供給するよ
    うに構成したことを特徴とする請求項1記載のロータリ
    ダイカッタ。
  3. 【請求項3】 軸受の下方に油溜を設け、この油溜に溜
    まった潤滑油を冷却すると共に、この冷却した潤滑油
    を、上記各シリンダを回転駆動する歯車を介して跳ね掛
    けによりフレームに供給するように構成したことを特徴
    とする請求項2記載のロータリダイカッタ。
  4. 【請求項4】 冷却した潤滑油をフレームに供給するポ
    ンプと、フレームの温度を検知する温度センサと、この
    温度センサを介して前記フレームの温度を所定の目標温
    度に制御すべく、前記ポンプの稼働を制御する制御器と
    を備えたことを特徴とする請求項2記載のロータリダイ
    カッタ。
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