JPH11262876A - 携帯用動力工具の本体保護装置 - Google Patents

携帯用動力工具の本体保護装置

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JPH11262876A
JPH11262876A JP10065612A JP6561298A JPH11262876A JP H11262876 A JPH11262876 A JP H11262876A JP 10065612 A JP10065612 A JP 10065612A JP 6561298 A JP6561298 A JP 6561298A JP H11262876 A JPH11262876 A JP H11262876A
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JP
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main body
guard
portable power
power tool
fitting
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JP10065612A
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Akira Uno
彰 宇野
Michio Wakabayashi
道男 若林
Takashi Matsuoka
岳志 松岡
Yasumare Oomori
康希 大森
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Koki Holdings Co Ltd
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Hitachi Koki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本体外周を保護するガードを本体の小型化を
維持しつつ本体に着脱可能に装着できるようにすると共
に分別廃棄を可能にする。 【解決手段】 ハウジング11、13と共に本体1を構
成するハウジング12の少なくとも2個の角部に凹状の
装着溝6を設け、装着溝6の長さより僅かに長いゴム等
の可撓性部材からなるガード4を、ハウジング11〜1
3を締結するねじ5を流用して装着溝6内に装着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は本体外周部を保護す
るようにした携帯用動力工具の本体保護装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来の携帯用動力工具の本体保護を目的
とする構成は、ゴム等の軟質材を、本体外壁面に直接接
着剤により接着したり、本体を包み込むように軟質材を
かぶせて脱落防止用の専用ねじで固定するといったもの
であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のゴム等の保護部
材を本体に接着した場合は、当然ながら、本体の耐用年
数経過後の廃棄処分時に両者を分離することが困難とな
り、最近、特に要求が強くなっている各々の材質に分別
して廃棄するという分別廃棄が困難になるという問題が
生じる。また使用経過に伴い、劣化破損が進行した時
は、交換不能で保護機能を失うばかりか、外観上の見苦
しさも我慢せざるを得ない。一方、保護部材を本体にか
ぶせてねじ等で固着した場合は、必要に応じて交換すれ
ば上記の様な問題は防ぐことができるが、本体をひと回
り太くしてしまい携帯用動力工具の必須の具備要件であ
る小型化に逆行するという問題が生じ、更に専用の固定
ねじ等の突出によって、作業操作性を損ねるという不具
合も生じるものであった。
【0004】本発明の目的は、上記した従来技術の欠点
をなくし、本体の小型化をそのまま保って良好な作業性
を維持し、しかも廃棄処分時には分離容易にして分別廃
棄を可能にすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本体を保護
する可撓性のガードを少なくともその外観の一部を覆っ
て本体内に一体的に組み込み、かつガードの表面が本体
外壁より僅かに張り出すよう構成して小型化をそのまま
維持し、本体との固定には本体組立用締結部材を用いて
固着し、両者を必要に応じ容易に分離して取外し可能に
することで達成される。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を携帯用動力
工具の1つであるねじ締め機に適用して図示した図1〜
図3を参照して説明する。本体1の外枠を形成するハウ
ジング11の下方には釘打機等において周知構成の射出
部2が設けられ、図示しないねじは射出部2から打ち出
されて締め付け動作が行われる。ハウジング11には、
工具使用者がその作業操作や本体移動時に把持するハン
ドル3が本体1とほぼ直角を成して形成されている。ハ
ウジング11の上部には、図示しないシリンダ、ピスト
ン及びエアモータ等の駆動源を内蔵したハウジング1
2、13が締結部材であるねじ5により連結され、ねじ
穴51にねじ込み固定されて、本体1が形成される。ハ
ウジング12の角部にはゴム等の可撓性部材からなるガ
ード4が嵌着される凹状の装着溝6が形成されている。
ガード4は、装着溝6に嵌合する嵌合部41が形成され
ていて、その中心部にはねじ5が挿通する貫通穴42が
穿設されている。またガード4は、図3に示す如く、そ
の横断面を貫通穴42を囲んでほぼL字状に成形されて
いる。更にガード4の嵌合部41の上下左右全周に亘っ
て、張り出し舌43、44、45、46が突出して成形
されている。この張り出し舌43〜46は、ガード4
が、ハウジング12にねじ5により取り付けられると同
時に、ハウジング12の外壁面に密着して固着される。
【0007】ガード4の嵌合部41の軸方向の長さL1
は装着溝6の長手方向寸法L2より△t丈僅かに長く成
形されている。ガード4の組込時には、その組立動作の
押圧力によって、軸方向の長さL1は△t縮まって変形
し装着溝6に嵌め込まれて係止する。従ってガード4の
組立には特にガード4を押さえているといった支持動作
を必要とせずねじ5の組込みができる。
【0008】以上の様に構成された本発明本体保護装置
の作用について説明する。携帯用動力工具であるねじ締
め機の使用時においては、その作業中、度々工具本体1
を作業面上や作業台上に置いて一時的に作業動作を停止
することが常である。この時本体1の姿勢は、その角部
が接触してから安定した姿勢に落着くことが多い。従っ
て、本体1の角部が最も接触時の衝撃力を受け易い部位
である。従って、少なくともこの角部を覆って装着され
たガード4は、その接触衝撃力を緩和して本体1を保護
するのに役立つ。またガード4が本体1の表面から僅か
に張り出していることにより、本体1を引きずった場合
でも表面を傷つける物体から僅かな隙間を保って保護で
きる。
【0009】また作業する場所によっては、振動や衝撃
の加わる面であることが頻々であるが、ガード4がゴム
等の可撓性部材で形成されているから、接触面との摩擦
係数が大きく、振動やちょっとした衝撃によっては動く
ことがなく、滑り止めや、制動作用が働く。特に接触面
が屋根上等の傾斜した面である場合は、本体1の滑り出
しを防ぐという、より有効な作用効果を最大限に発揮で
きるようになる。
【0010】またガード4は本体組立用締結部材である
ねじ5により、組付られるので専用のねじ部材は不要で
あり、部品点数を増やすことなく構成できる。更にガー
ド4は、本体1に一体的に組込んでいるので、小型化
や、良好な操作性をそのまま維持することができ、外枠
表面上に取り付けることによって生じやすいマイナス面
も防止できる。またガード4を本体1の角部、角部に分
割して設ければ、組立性上有意であり、破損交換等の経
済面でもその有効性を発揮する。
【0011】上記実施形態においては、外枠を構成する
本体1をハウジング11、12、13の3部品に分割し
て組立てられているとしたが、図4〜図6に示す如く、
ハウジング11にハウジング12を含んで一体とし、ハ
ウジング11、13の2分割構造でも容易に実施できか
つ同様の効果を発揮する。
【0012】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ガードを
本体と一体的に装着して、その表面のみを本体から僅か
に張り出して固着したから、携帯用動力工具の必須要件
である小型化をそのまま維持して本体を保護することが
でき、取付け取外しには本体組立用締結部材を使用する
ようにし、また形状も工夫したので、取付が確実に行わ
れ、かつ組立性も良好となることは勿論、耐用年数経過
後の廃棄処分する時も容易に分離分解ができ、分別廃棄
を可能にするという優れた効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明保護装置を採用した携帯用動力工具の一
実施形態を示す側面図。
【図2】図1のA−A矢視断面図。
【図3】図1のB−B矢視断面図。
【図4】本発明保護装置を採用した携帯用動力工具の他
の実施形態を示す側面図。
【図5】図4のA−A矢視断面図。
【図6】図4のB−B矢視断面図。
【符号の説明】
1は本体、2は作動部、3はハンドル、4はガード、5
はねじ、42は貫通穴、43〜46は舌部である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大森 康希 茨城県ひたちなか市武田1060番地 日立工 機株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動源を内蔵した本体及び本体に隣接し
    て形成されたハンドルを有する携帯用動力工具におい
    て、 前記本体を保護すべく本体外壁より外方に張り出す如く
    本体に装着される可撓性部材からなるガードを、ガード
    の全長に亘って穿設された貫通穴を介して本体組立用締
    結部材により本体に着脱可能に装着したことを特徴とす
    る携帯用動力工具の本体保護装置。
  2. 【請求項2】 前記ガードを、断面形状を前記貫通穴を
    中心にほぼL字形状とすると共に全外周の先端部に本体
    外壁に密着する舌部を設けたことを特徴とする請求項1
    記載の携帯用動力工具の本体保護装置。
  3. 【請求項3】 前記ガードの長さを、ガードが装着され
    る本体の装着部の長さより僅かに長くし、ガードを僅か
    に変形させて本体に装着するようにしたことを特徴とす
    る請求項1記載の携帯用動力工具の本体保護装置。
  4. 【請求項4】 前記ガードを複数個備え、本体の角部に
    装着したことを特徴とする請求項1記載の携帯用動力工
    具の本体保護装置。
JP06561298A 1998-03-16 1998-03-16 携帯用動力工具の本体保護装置 Expired - Lifetime JP3671660B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008155353A (ja) * 2006-12-26 2008-07-10 Makita Corp ハンマードリル
JP2021115673A (ja) * 2020-01-27 2021-08-10 工機ホールディングス株式会社 作業工具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008155353A (ja) * 2006-12-26 2008-07-10 Makita Corp ハンマードリル
JP2021115673A (ja) * 2020-01-27 2021-08-10 工機ホールディングス株式会社 作業工具

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