JPH11262017A - 画像信号符号復号化システム及びこれに用いる画像信号符号化装置及び画像信号復号化装置 - Google Patents
画像信号符号復号化システム及びこれに用いる画像信号符号化装置及び画像信号復号化装置Info
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- JPH11262017A JPH11262017A JP6299298A JP6299298A JPH11262017A JP H11262017 A JPH11262017 A JP H11262017A JP 6299298 A JP6299298 A JP 6299298A JP 6299298 A JP6299298 A JP 6299298A JP H11262017 A JPH11262017 A JP H11262017A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数の入力に対する画像信号符号化装置及び
画像信号復号化装置を小型化、低コスト化すること。 【解決手段】 画像信号符号化装置を並列に連続して入
力される複数の画像信号をＧＯＰを単位として順次切り
換えて出力する信号切換部１０２と、該切り換えられた
画像信号をＧＯＰ毎に順次符号化して連続した符号化信
号として出力する１台の符号化部１０２とを備えたもの
とする。また、画像信号復号化装置をＧＯＰ毎に順次切
り換えられて符号化された複数の画像信号が含まれた連
続した符号化画像信号を画像信号に復号する復号化部２
０２と、復号化された複数の画像信号をＧＯＰ毎に複数
の表示領域に切り換えて出力する表示制御部２０３とを
備えたものとする。
画像信号復号化装置を小型化、低コスト化すること。 【解決手段】 画像信号符号化装置を並列に連続して入
力される複数の画像信号をＧＯＰを単位として順次切り
換えて出力する信号切換部１０２と、該切り換えられた
画像信号をＧＯＰ毎に順次符号化して連続した符号化信
号として出力する１台の符号化部１０２とを備えたもの
とする。また、画像信号復号化装置をＧＯＰ毎に順次切
り換えられて符号化された複数の画像信号が含まれた連
続した符号化画像信号を画像信号に復号する復号化部２
０２と、復号化された複数の画像信号をＧＯＰ毎に複数
の表示領域に切り換えて出力する表示制御部２０３とを
備えたものとする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像信号符号化装
置及び画像信号復号化装置に係り、特に並列する多入力
のデジタル画像信号の記録、伝送等に用いられる画像信
号符号化装置及び画像信号復号化装置に関する。
置及び画像信号復号化装置に係り、特に並列する多入力
のデジタル画像信号の記録、伝送等に用いられる画像信
号符号化装置及び画像信号復号化装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、多入力の画像信号を扱う画像信号
符号装置及び画像信号復号化装置として、特開平７- １
０７４９０号に記載されたものが知られている。これ
は、図７に示すように、複数の画像信号が入力（入力１
乃至入力４）される入力部７０１、複数の符号化部７
２、複数の出力バッファ７０３を備えた符号化装置７１
０と、複数の入力バッファ７０５、複数の復号化装置７
０６、複数の画像信号が出力（出力１乃至出力４）され
る出力部７０７を備えた復号化部７２０を伝送路７０４
で連結したものである。
符号装置及び画像信号復号化装置として、特開平７- １
０７４９０号に記載されたものが知られている。これ
は、図７に示すように、複数の画像信号が入力（入力１
乃至入力４）される入力部７０１、複数の符号化部７
２、複数の出力バッファ７０３を備えた符号化装置７１
０と、複数の入力バッファ７０５、複数の復号化装置７
０６、複数の画像信号が出力（出力１乃至出力４）され
る出力部７０７を備えた復号化部７２０を伝送路７０４
で連結したものである。
【０００３】また、ここで符号化部７０２では、動き補
償フレーム間予測、直交変換、量子化、可変長符号化等
が行われ、復号化部７０６では、可変長復号化、逆量子
化、逆直交変換、動き補償フレーム間加算等が行われ
る。
償フレーム間予測、直交変換、量子化、可変長符号化等
が行われ、復号化部７０６では、可変長復号化、逆量子
化、逆直交変換、動き補償フレーム間加算等が行われ
る。
【０００４】入力部７０１からの画像信号は、複数の符
号化部７０２では、それぞれの入力に対して、動き補償
フレーム間予測、直交変換、量子化、可変長符号化を行
い、これをそれぞれの出力バッファ７０３に出力する。
出力バッファ７０３では、伝送路７０４に対して、決め
られたタイムスロットに出力を行い、復号化側の入力バ
ッファ７０５に送られる。入力バッファ７０５では、決
められたタイムスロットの信号を受け取り、それぞれの
復号化部７０６に出力する。復号化部７０６では、可変
長復号化、逆量子化、逆直交変換、動き補償フレーム間
加算を行い、出力部７０７にそれぞれの画像出力を出力
する。このようにして、入力１に対して符号化復号化し
た信号が出力１として得られ、同様に、全ての入力に対
する出力が得られる。
号化部７０２では、それぞれの入力に対して、動き補償
フレーム間予測、直交変換、量子化、可変長符号化を行
い、これをそれぞれの出力バッファ７０３に出力する。
出力バッファ７０３では、伝送路７０４に対して、決め
られたタイムスロットに出力を行い、復号化側の入力バ
ッファ７０５に送られる。入力バッファ７０５では、決
められたタイムスロットの信号を受け取り、それぞれの
復号化部７０６に出力する。復号化部７０６では、可変
長復号化、逆量子化、逆直交変換、動き補償フレーム間
加算を行い、出力部７０７にそれぞれの画像出力を出力
する。このようにして、入力１に対して符号化復号化し
た信号が出力１として得られ、同様に、全ての入力に対
する出力が得られる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の画像符号復号化装置においては、入力の数と同じ数
の符号化部、復号化部を必要とし、伝送容量、または記
録容量が大きいという問題を有していた。
来の画像符号復号化装置においては、入力の数と同じ数
の符号化部、復号化部を必要とし、伝送容量、または記
録容量が大きいという問題を有していた。
【０００６】本発明は、上記従来の問題に鑑みてなされ
たものであり、１個の符号化部、復号化部で複数の入力
に対するＧＯＰ単位による符号化或いは復号化を可能に
し、装置の小型化、低コスト化、記録または伝送容量の
削減を実現する画像信号符号復号化システム及びこれに
用いる画像信号符号化装置及び画像信号復号化装置を提
供することを目的とする。
たものであり、１個の符号化部、復号化部で複数の入力
に対するＧＯＰ単位による符号化或いは復号化を可能に
し、装置の小型化、低コスト化、記録または伝送容量の
削減を実現する画像信号符号復号化システム及びこれに
用いる画像信号符号化装置及び画像信号復号化装置を提
供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に本発明は、複数の入力をＧＯＰ（Group Of Pictures
：連続する複数のピクチャの集まり、以下同じ）毎に
順次切り換えながら複数中の１個を符号化部に対して出
力し、符号化部では、ＧＯＰで完結する符号化を行うよ
うに構成したものである。
に本発明は、複数の入力をＧＯＰ（Group Of Pictures
：連続する複数のピクチャの集まり、以下同じ）毎に
順次切り換えながら複数中の１個を符号化部に対して出
力し、符号化部では、ＧＯＰで完結する符号化を行うよ
うに構成したものである。
【０００８】また、上記問題を解決するために本発明
は、ＧＯＰ毎に表示領域を切り換えながら、複数の画像
を同時に表示しするように構成したものである。このよ
うにすることで、小型化、低コスト化、記録、伝送容量
の削減が図られる優れた画像信号符号化装置、及び画像
信号復号化装置値を提供することができる。
は、ＧＯＰ毎に表示領域を切り換えながら、複数の画像
を同時に表示しするように構成したものである。このよ
うにすることで、小型化、低コスト化、記録、伝送容量
の削減が図られる優れた画像信号符号化装置、及び画像
信号復号化装置値を提供することができる。
【０００９】
【発明の実施の形態】本発明の請求項１記載の発明は、
複数の映像信号入力部を持ち、これらの入力信号を符号
化し、符号化後のデータを記録または送信し、復号化側
では読み出しまたは受信したデータを復号化し表示する
画像信号符号復号化システムにおいて、前記入力される
複数の画像信号（ＧＯＰ）をＧＯＰ毎に順次切り換えな
がら複数中の１個を符号化部に対して出力し、符号化部
ではＧＯＰで完結する符号化を行うようにしたものであ
り、画像信号符号復号化システムの操作において、１個
の符号化部で複数の映像信号入力の符号化を可能にし、
システムの小型化、低コスト化、記録または伝送容量の
削減が図られるという作用を有する。
複数の映像信号入力部を持ち、これらの入力信号を符号
化し、符号化後のデータを記録または送信し、復号化側
では読み出しまたは受信したデータを復号化し表示する
画像信号符号復号化システムにおいて、前記入力される
複数の画像信号（ＧＯＰ）をＧＯＰ毎に順次切り換えな
がら複数中の１個を符号化部に対して出力し、符号化部
ではＧＯＰで完結する符号化を行うようにしたものであ
り、画像信号符号復号化システムの操作において、１個
の符号化部で複数の映像信号入力の符号化を可能にし、
システムの小型化、低コスト化、記録または伝送容量の
削減が図られるという作用を有する。
【００１０】本発明の請求項２記載の発明は、並列に連
続して入力される複数の画像信号をＧＯＰを単位として
順次切り換えて出力する信号切換部と、該切換られた画
像信号をＧＯＰ毎に順次符号化して連続した符号化信号
として出力する１台の符号化部とを備えた画像信号符号
化装置えあり、１個の符号化部で、複数の映像信号入力
の符号化を可能にし、符号化装置の小型化、低コスト
化、記録または伝送容量の削減が図られるという作用を
有する。
続して入力される複数の画像信号をＧＯＰを単位として
順次切り換えて出力する信号切換部と、該切換られた画
像信号をＧＯＰ毎に順次符号化して連続した符号化信号
として出力する１台の符号化部とを備えた画像信号符号
化装置えあり、１個の符号化部で、複数の映像信号入力
の符号化を可能にし、符号化装置の小型化、低コスト
化、記録または伝送容量の削減が図られるという作用を
有する。
【００１１】また、本発明の請求項３記載の発明は、Ｇ
ＯＰ毎に順次切り換えられて符号化された複数の画像信
号が含まれた連続した符号化画像信号を画像信号に復号
する復号化部と、復号化された複数の画像信号をＧＯＰ
毎に複数の表示領域に切り換えて出力する表示制御部と
を備えた画像信号復号化装置であり、１つの復号化部で
複数の映像信号を復号化、及び表示ができ、装置の小型
化、低コスト化が図れるという作用を有する。
ＯＰ毎に順次切り換えられて符号化された複数の画像信
号が含まれた連続した符号化画像信号を画像信号に復号
する復号化部と、復号化された複数の画像信号をＧＯＰ
毎に複数の表示領域に切り換えて出力する表示制御部と
を備えた画像信号復号化装置であり、１つの復号化部で
複数の映像信号を復号化、及び表示ができ、装置の小型
化、低コスト化が図れるという作用を有する。
【００１２】また、本発明の請求項４記載の発明は、請
求項２記載の画像信号符号化装置において、符号化部に
おける直交変換の後に、帯域制限を行うように構成した
ものであり、発生符号量の削減が可能になるとともに、
縮小による折り返し歪みを防ぎ、画質を向上できるとい
う作用を有する。
求項２記載の画像信号符号化装置において、符号化部に
おける直交変換の後に、帯域制限を行うように構成した
ものであり、発生符号量の削減が可能になるとともに、
縮小による折り返し歪みを防ぎ、画質を向上できるとい
う作用を有する。
【００１３】以下本発明の実施の形態を、図１から図６
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
【００１４】（実施の形態１）図１は本発明の画像信号
符号化装置を示している。本例では、画像信号符号化装
置は、４入力をもつ入力部１０１と、複数の入力をＧＯ
Ｐ毎に順次切り替える信号切替部１０２と、画像信号を
ＧＯＰ毎に順次符号化し、ＧＯＰ毎に完結した符号化を
行う符号化部１０３とから構成されている。尚本例で
は、４入力について説明するが、他の数の入力について
も同様に処理が可能である。
符号化装置を示している。本例では、画像信号符号化装
置は、４入力をもつ入力部１０１と、複数の入力をＧＯ
Ｐ毎に順次切り替える信号切替部１０２と、画像信号を
ＧＯＰ毎に順次符号化し、ＧＯＰ毎に完結した符号化を
行う符号化部１０３とから構成されている。尚本例で
は、４入力について説明するが、他の数の入力について
も同様に処理が可能である。
【００１５】以上のように構成された画像信号符号化装
置について、図２を用いてその動作を説明する。まず、
入力部１０１の入力１からは、１−ＧＯＰ１（画像１の
第１ＧＯＰ、以下同じ）、１−ＧＯＰ２、１−ＧＯＰ３
と連続した映像信号が入力される。また、入力２から
は、２−ＧＯＰ１、２−ＧＯＰ２、２−ＧＯＰ３と連続
した映像信号が入力される。さらに、入力３からは、３
−ＧＯＰ１、３−ＧＯＰ２、３−ＧＯＰ３と連続した映
像信号が入力される。そして、入力４からは、４−ＧＯ
Ｐ１、４−ＧＯＰ２、４−ＧＯＰ３と連続した映像信号
が入力される。
置について、図２を用いてその動作を説明する。まず、
入力部１０１の入力１からは、１−ＧＯＰ１（画像１の
第１ＧＯＰ、以下同じ）、１−ＧＯＰ２、１−ＧＯＰ３
と連続した映像信号が入力される。また、入力２から
は、２−ＧＯＰ１、２−ＧＯＰ２、２−ＧＯＰ３と連続
した映像信号が入力される。さらに、入力３からは、３
−ＧＯＰ１、３−ＧＯＰ２、３−ＧＯＰ３と連続した映
像信号が入力される。そして、入力４からは、４−ＧＯ
Ｐ１、４−ＧＯＰ２、４−ＧＯＰ３と連続した映像信号
が入力される。
【００１６】信号切替部１０２は、まず１−ＧＯＰ１
を、符号化部１０３に対して出力し、次に、２−ＧＯＰ
２を、順次、３−ＧＯＰ３、４−ＧＯＰ４、１−ＧＯＰ
５を出力していく。符号化部１０３においては、入力さ
れる画像をそれぞれＧＯＰで完結した符号化を行う。つ
まりＧＯＰ内の各フレームでは、他のＧＯＰのフレーム
との動き補償フレーム間予測を用いた符号化は行わな
い。
を、符号化部１０３に対して出力し、次に、２−ＧＯＰ
２を、順次、３−ＧＯＰ３、４−ＧＯＰ４、１−ＧＯＰ
５を出力していく。符号化部１０３においては、入力さ
れる画像をそれぞれＧＯＰで完結した符号化を行う。つ
まりＧＯＰ内の各フレームでは、他のＧＯＰのフレーム
との動き補償フレーム間予測を用いた符号化は行わな
い。
【００１７】このように、本発明の実施の形態による画
像信号符号化装置は、複数の入力画像をＧＯＰ毎に切り
替えながら、ＧＯＰで完結した符号化を行うことにより
１個の符号化部により複数の入力に対応が可能になり、
装置の小型化、低コスト化が可能になるともに記録また
は伝送容量の削減という点で優れた効果が得られる。
像信号符号化装置は、複数の入力画像をＧＯＰ毎に切り
替えながら、ＧＯＰで完結した符号化を行うことにより
１個の符号化部により複数の入力に対応が可能になり、
装置の小型化、低コスト化が可能になるともに記録また
は伝送容量の削減という点で優れた効果が得られる。
【００１８】以上のように本発明の実施の形態によれ
ば、複数の入力画像をＧＯＰ毎に切り替えながら符号化
部に出力する信号切り替え部とＧＯＰ毎に完結した符号
化を行う符号化部を設けることにより、装置の小型化、
低コスト化、記録または伝送容量の削減が可能となる。
ば、複数の入力画像をＧＯＰ毎に切り替えながら符号化
部に出力する信号切り替え部とＧＯＰ毎に完結した符号
化を行う符号化部を設けることにより、装置の小型化、
低コスト化、記録または伝送容量の削減が可能となる。
【００１９】（実施の形態２）図３は、本発明による画
像信号復号化装置を示している。図３において３０１は
入力部、３０２は画像信号、或いは画像信号が含まれた
連続した符号化画像信号を画像信号に復号する復号化
部、３０４は４つの表示領域（表示領域１〜表示領域
４）を備えた表示領域部、３０５は画像を表示するモニ
タを示している。
像信号復号化装置を示している。図３において３０１は
入力部、３０２は画像信号、或いは画像信号が含まれた
連続した符号化画像信号を画像信号に復号する復号化
部、３０４は４つの表示領域（表示領域１〜表示領域
４）を備えた表示領域部、３０５は画像を表示するモニ
タを示している。
【００２０】この例では、実施の形態１で説明した画像
信号符号化装置で符号化された信号が入力される。 入
力された信号は入力部３０１から復号化部３０２に入力
される。復号化部３０２は、画像符号化信号の復号化を
行い、符号化された画像信号を出力する。表示制御部３
０３は、復号化された映像信号をＧＯＰ毎に別の表示領
域３０４へサブサンプルしながら書き込み、書き込まれ
た映像信号は、モニタ３０５に表示される。
信号符号化装置で符号化された信号が入力される。 入
力された信号は入力部３０１から復号化部３０２に入力
される。復号化部３０２は、画像符号化信号の復号化を
行い、符号化された画像信号を出力する。表示制御部３
０３は、復号化された映像信号をＧＯＰ毎に別の表示領
域３０４へサブサンプルしながら書き込み、書き込まれ
た映像信号は、モニタ３０５に表示される。
【００２１】以上のように構成された復号化装置につい
て、図４を用いてその動作を説明する。まず、復号化部
３０１では、ＧＯＰ１ の符号化信号を復号化し、表示
制御部３０２では、これを表示領域１へ書き込む。この
時点では、モニタ３０５には、この第一のＧＯＰの映像
のみが表示されている。次に同様にしてＧＯＰ２を復号
化し、表示領域２へ書き込む。この時点では、モニタ３
０５には第一、第二のＧＯＰの映像が表示される。次
に、ＧＯＰ３を、ＧＯＰ４をそれぞれ復号化、表示し、
画面全ての領域への書き込みができ、モニタ３０５で
は、４つ全ての画像が表示せれてことになる。つぎにＧ
ＯＰ５を表示領域１へと繰り返し復号化、表示してい
く。尚、この例では、４つの表示領域を持ち、４つの画
像をモニタに表示する場合について述べたが、その他の
数についても同様に対応可能である。
て、図４を用いてその動作を説明する。まず、復号化部
３０１では、ＧＯＰ１ の符号化信号を復号化し、表示
制御部３０２では、これを表示領域１へ書き込む。この
時点では、モニタ３０５には、この第一のＧＯＰの映像
のみが表示されている。次に同様にしてＧＯＰ２を復号
化し、表示領域２へ書き込む。この時点では、モニタ３
０５には第一、第二のＧＯＰの映像が表示される。次
に、ＧＯＰ３を、ＧＯＰ４をそれぞれ復号化、表示し、
画面全ての領域への書き込みができ、モニタ３０５で
は、４つ全ての画像が表示せれてことになる。つぎにＧ
ＯＰ５を表示領域１へと繰り返し復号化、表示してい
く。尚、この例では、４つの表示領域を持ち、４つの画
像をモニタに表示する場合について述べたが、その他の
数についても同様に対応可能である。
【００２２】以上のように本発明の実施の形態によれ
ば、１個の復号化部で複数の映像信号を復号化、表示出
来、装置の小型化、低コスト化、及び監視の効率化が可
能になる。
ば、１個の復号化部で複数の映像信号を復号化、表示出
来、装置の小型化、低コスト化、及び監視の効率化が可
能になる。
【００２３】（実施の形態３）次に本発明の第３の実施
の形態について説明する。本例は画像信号符号化装置の
符号化部を直交変換の後に、帯域制限を行うように構成
したものである。
の形態について説明する。本例は画像信号符号化装置の
符号化部を直交変換の後に、帯域制限を行うように構成
したものである。
【００２４】図５は、本実施の形態の符号化部を示すも
のであり、図において５０１は入力部、５０２は入力信
号に対してＤＣＴ等の直交変換をおこなう行直交変換
部、５０３は入力数に応じた帯域制限を行なう帯域制限
部、５０４は量子化を行なう量子化部、５０５は可変長
符号化を行なう可変長符号化部、５０６は出力符号化信
号を出力する出力部を示している。
のであり、図において５０１は入力部、５０２は入力信
号に対してＤＣＴ等の直交変換をおこなう行直交変換
部、５０３は入力数に応じた帯域制限を行なう帯域制限
部、５０４は量子化を行なう量子化部、５０５は可変長
符号化を行なう可変長符号化部、５０６は出力符号化信
号を出力する出力部を示している。
【００２５】以上のように構成された符号化部につい
て、図６を用いてその動作を説明する。まず、入力信号
は、図６(a) に示したように、空間領域の信号である。
直交変換部５０２で直交変換された信号は、図６(b) に
示すように、左上に直流成分を持ち、右、または下に向
かって高周波成分を持つ周波数領域の信号になる。帯域
制限部では、図６(b) の信号に対して、高周波成分を０
とすることにより、高周波成分を削除し、図６(c) の信
号を得る。
て、図６を用いてその動作を説明する。まず、入力信号
は、図６(a) に示したように、空間領域の信号である。
直交変換部５０２で直交変換された信号は、図６(b) に
示すように、左上に直流成分を持ち、右、または下に向
かって高周波成分を持つ周波数領域の信号になる。帯域
制限部では、図６(b) の信号に対して、高周波成分を０
とすることにより、高周波成分を削除し、図６(c) の信
号を得る。
【００２６】その後、量子化部５０４で量子化を行い、
可変長符号化部５０５で可変長符号化を行い、高域成分
が削除されている符号化信号５０６を出力することにな
る。ここでは、動き補償フレーム間予測については、述
べていないが、動き補償フレーム間予測を用いた場合で
も同様に可能である。また、ここでは、帯域制限を直交
変換の直後に行ったが、量子化の直後等でも同様に可能
である。
可変長符号化部５０５で可変長符号化を行い、高域成分
が削除されている符号化信号５０６を出力することにな
る。ここでは、動き補償フレーム間予測については、述
べていないが、動き補償フレーム間予測を用いた場合で
も同様に可能である。また、ここでは、帯域制限を直交
変換の直後に行ったが、量子化の直後等でも同様に可能
である。
【００２７】以上のように本発明の実施の形態によれ
ば、直交変換後の信号の帯域制限を行うことにより、発
生符号量の削減が可能になるとともに、復号化された場
合、高域成分が削除されているため、そのまま縮小して
も折り返しひずみを発生することが無く、画質の向上が
可能となる。
ば、直交変換後の信号の帯域制限を行うことにより、発
生符号量の削減が可能になるとともに、復号化された場
合、高域成分が削除されているため、そのまま縮小して
も折り返しひずみを発生することが無く、画質の向上が
可能となる。
【００２８】
【発明の効果】以上のように本発明の画像信号符号化装
置は、複数の入力画像をＧＯＰ毎に切り替えながら、Ｇ
ＯＰで完結した符号化を行うことにより１個の符号化に
より複数の入力に対応が可能になり、装置の小型化、低
コスト化が図れるとともに記録または伝送容量の削減と
いう点で優れた効果が得られる。
置は、複数の入力画像をＧＯＰ毎に切り替えながら、Ｇ
ＯＰで完結した符号化を行うことにより１個の符号化に
より複数の入力に対応が可能になり、装置の小型化、低
コスト化が図れるとともに記録または伝送容量の削減と
いう点で優れた効果が得られる。
【００２９】また、本発明の画像信号復号化装置は、Ｇ
ＯＰ毎に表示領域を切り換えながら、複数の画像を同時
に表示しするように構成した復号化部をもつことによ
り、１つの復号化部で複数の映像信号を復号化、表示出
来、装置の小型化、及び低コスト化が図れるという優れ
た効果が得られる。
ＯＰ毎に表示領域を切り換えながら、複数の画像を同時
に表示しするように構成した復号化部をもつことによ
り、１つの復号化部で複数の映像信号を復号化、表示出
来、装置の小型化、及び低コスト化が図れるという優れ
た効果が得られる。
【図１】 本発明の実施の形態１に係る画像信号符号化
装置を示すブロック図
装置を示すブロック図
【図２】 図１に示した画像信号符号化装置の動作説明
図
図
【図３】 本発明の実施の形態２に係る画像信号復号化
装置を示すブロック図
装置を示すブロック図
【図４】 図２に示した画像信号復号化装置の動作説明
図
図
【図５】 本発明の実施の形態３に係る画像信号符号化
装置の符号化部を示すブロック図
装置の符号化部を示すブロック図
【図６】 図５に示した画像信号符号化装置の動作説明
図
図
【図７】 従来の画像信号符号化装置及び画像信号復号
化装置を示すブロック図
化装置を示すブロック図
１０１ 入力部 １０２ 信号切替部 １０３ 符号化部 １０４ 出力符号化信号 ３０１ 入力符号化信号 ３０２ 復号化部 ３０３ 表示制御部 ３０４ 表示領域 ３０５ モニタ ５０１ 入力部 ５０２ 直交変換部 ５０３ 帯域制限部 ５０４ 量子化部 ５０５ 可変長符号化部 ５０６ 出力符号化信号 ７０１ 入力部 ７０２ 符号化部 ７０３ 出力バッファ ７０４ 伝送路 ７０５ 入力バッファ ７０６ 復号化部 ７０７ 出力部
Claims (4)
- 【請求項１】 複数の映像信号入力部を持ち、これらの
入力信号を符号化し、符号化後のデータを記録または送
信し、復号化側では読み出しまたは受信したデータを復
号化し表示する画像信号符号復号化システムにおいて、
前記入力される複数の画像信号（ＧＯＰ）をＧＯＰ毎に
順次切り換えながら複数中の１個を符号化部に対して出
力し、符号化部ではＧＯＰで完結する符号化を行うよう
にしたことを特徴とする画像信号符号復号化システム。 - 【請求項２】 並列に連続して入力される複数の画像信
号（ＧＯＰ）をＧＯＰを単位として順次切り換えて出力
する信号切換部と、該切換られた画像信号をＧＯＰ毎に
順次符号化して連続した符号化信号として出力する１台
の符号化部とを備えた画像信号符号化装置。 - 【請求項３】 ＧＯＰ毎に順次切り換えられて符号化さ
れた複数の画像信号が含まれた連続した符号化画像信号
を画像信号に復号する復号化部と、復号化された複数の
画像信号をＧＯＰ毎に複数の表示領域に切り換えて出力
する表示制御部とを備えた画像信号復号化装置。 - 【請求項４】 符号化部は直交変換の後に、帯域制限を
行うように構成した請求項２記載の画像信号符号化装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6299298A JPH11262017A (ja) | 1998-03-13 | 1998-03-13 | 画像信号符号復号化システム及びこれに用いる画像信号符号化装置及び画像信号復号化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6299298A JPH11262017A (ja) | 1998-03-13 | 1998-03-13 | 画像信号符号復号化システム及びこれに用いる画像信号符号化装置及び画像信号復号化装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11262017A true JPH11262017A (ja) | 1999-09-24 |
Family
ID=13216385
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6299298A Pending JPH11262017A (ja) | 1998-03-13 | 1998-03-13 | 画像信号符号復号化システム及びこれに用いる画像信号符号化装置及び画像信号復号化装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11262017A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20150084236A (ko) * | 2014-01-13 | 2015-07-22 | 한화테크윈 주식회사 | 디코딩 장치 및 방법 |
-
1998
- 1998-03-13 JP JP6299298A patent/JPH11262017A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20150084236A (ko) * | 2014-01-13 | 2015-07-22 | 한화테크윈 주식회사 | 디코딩 장치 및 방법 |
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