JPH11261784A - 画像記憶装置 - Google Patents

画像記憶装置

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JPH11261784A
JPH11261784A JP34700498A JP34700498A JPH11261784A JP H11261784 A JPH11261784 A JP H11261784A JP 34700498 A JP34700498 A JP 34700498A JP 34700498 A JP34700498 A JP 34700498A JP H11261784 A JPH11261784 A JP H11261784A
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JP34700498A
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Masayuki Honma
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複写装置に設けられたパーソナルボックスを
効率良く使用する。 【解決手段】 ホストコンピュータ1000とネットワ
ークを介して接続されている複写装置に、大容量のハー
ドディスク304bが備えられている。ハードディスク
304b内には、複数のパーソナルボックスを有するパ
ーソナルボックス領域601が存在する。この複写装置
の制御部において、外部装置から出力された画像データ
をパーソナルボックスに記憶し、その画像データの属性
情報に基づいて画像データの画質を変換する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像データを記憶
する記憶手段を有する画像記憶装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、大容量のハードディスク(HD)
を備えたデジタル複写機がある。この大容量のハードデ
ィスクは主に電子ソート機能を行うために利用されてい
る。
【0003】電子ソート機能は、コピーを行うすべての
原稿の画像を読み取ってそれらの画像データをハードデ
ィスクに記憶し、この画像データを頁順に読み出す制御
を繰り返し行ってプリントアウトするものである。これ
により複数のビンを持つソータ装置を持たなくても、コ
ピー紙をソートした状態で排紙することが可能になる。
またホストコンピュータからPDL(ページ記述言語)
データをネットワークを介してデジタル複写機が受け取
り、PDLからビットマップ画像に展開し、上述と同様
にハードディスクに一旦記憶し、そのメモリから画像を
読み出してプリントアウトすることが可能である。
【0004】さらに最近では、ハードディスクの記憶領
域を個人別に分けて、ホストコンピュータから受け取っ
た画像を、ホストコンピュータにより指定された領域
(パーソナルボックス)に一旦格納し、パーソナルボッ
クスから画像をプリントすることが提案されている。パ
ーソナルボックスに記憶された画像は、複写機の操作部
から自分の領域にアクセスするためのパスワードを入力
することによってプリントさせる。これにより、パーソ
ナルボックスの所有者の画像は複写機から勝手にプリン
トアウトされることがないので、パーソナルボックスの
所有者以外の人にデータを見られるという心配はない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ホスト
コンピュータから任意にパーソナルボックスを指定して
画像データを送ることが出来てしまうので、パーソナル
ボックスに様々な人からの画像データが格納される。よ
って、パーソナルボックスがフルになり易く、パーソナ
ルボックスがフルになった場合は、パーソナルボックス
を使用できなくなってしまうという問題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決する為、
本発明は、複数の記憶領域を有し、外部装置から出力さ
れた画像データを記憶する記憶手段と、前記記憶領域に
記憶された画像データの属性情報に応じて、前記記憶領
域に記憶された画像データの画質を変換する変換手段
と、を有することを特徴とする画像記憶装置を提供する
ものである。
【0007】また、本発明は、複数の記憶領域を有し、
外部装置から出力された画像データを記憶する記憶手段
と、前記記憶手段により記憶された画像データのデータ
量が予め決められた値に達したことに応じて、前記記憶
領域に記憶された画像データの画質を変換する変換手段
とを有することを特徴とする画像記憶装置を提供するも
のである。
【0008】また、本発明は、複数の記憶領域を有し、
外部装置から出力された画像データを記憶する記憶手段
と、前記記憶領域に前記画像データを記憶したときから
予め決められた期間が経過したことに応じて、前記画像
データの画質を変換するよう制御する制御手段と、を有
することを特徴とする画像記憶装置を提供するものであ
る。
【0009】また、本発明は、複数の記憶領域を有し、
外部装置から出力された画像データを記憶する記憶手段
と、前記記憶手段により記憶される前記画像データに基
づいてシート上に画像形成する画像形成手段と、前記画
像データを前記画像形成手段により画像形成したときか
ら予め決められた期間が経過したことに応じて前記画像
データの画質を変換するよう制御する制御手段と、を有
することを特徴とする画像記憶装置を提供するものであ
る。
【0010】また、本発明は、複数の記憶領域を有し、
外部装置から出力された画像データを記憶する記憶手段
と、前記記憶手段により記憶される前記画像データに基
づいてシート上に画像形成する画像形成手段と、前記記
憶領域に記憶された画像データが予め決められた期間で
前記画像形成手段により画像形成された回数をカウント
するカウント手段と、前記カウント手段によりカウント
された回数に応じて、前記記憶領域に記憶された前記画
像データの画質を変換するよう制御する制御手段と、を
有することを特徴とする画像記憶装置を提供するもので
ある。
【0011】
【発明の実施の形態】(実施形態1)図1は、本発明の
実施形態である複写装置の一例を示す断面図で、100
は複写装置本体、180は循環式自動原稿送り装置(R
DF)である。
【0012】図1において、101は原稿載置台として
のプラテンガラスで、102はスキャナで、原稿照明ラ
ンプ103、走査ミラー104等で構成されている。不
図示のモータによりスキャナが所定方向に往復されて、
プラテンガラス101上の原稿からの反射光107は走
査ミラー104〜106、レンズ108を介してCCD
センサ(イメージセンサ部)109に結像する。
【0013】120はレーザ、ポリゴンスキャナ等で構
成された露光制御部である。露光制御部120はイメー
ジセンサ部109で電気信号に変換され、後述する所定
の画像処理が行われた画像信号に基づいて変調されたレ
ーザ光129を感光体ドラム110に照射する。
【0014】感光体ドラム110の回りには、1次帯電
器112、現像器121、転写帯電器118、クリーニ
ング装置116、前露光ランプ114が装備されてい
る。画像形成部126において、感光体ドラム110は
不図示のモータにより図に示す矢印の方向に回転してお
り、1次帯電器112により所望の電位に帯電された
後、露光制御部120からのレーザ光129が照射さ
れ、静電潜像が形成される。感光体ドラム110上に形
成された静電潜像は、現像器121により現像されて、
トナー像として可視化される。一方、上段カセット13
1あるいは下段カセット132からピックアップローラ
133,134により給紙された転写紙は、給紙ローラ
135、136により本体に送られ、レジストローラ1
37により転写ベルト130に給紙され、可視化された
トナー像が転写帯電器118により転写紙に転写され
る。転写後の感光体ドラム110は、クリーナー装置1
16により残留トナーが清掃され、前露光ランプ114
により残留電荷が消去される。
【0015】転写後の転写紙は、転写ベルト130から
分離され、定着前帯電器139,140によりトナー画
像が再帯電され、定着器141に送られる。トナー画像
は定着器141で加圧、加熱により定着され、排出ロー
ラ161により本体100の外に排出される。
【0016】本体100には、例えば4000枚の転写
紙を収納し得るデッキ150が装備されている。デッキ
150のリフタ151は、給紙ローラ152に転写紙が
常に当接するように転写紙の量に応じて上昇する。ま
た、100枚の転写紙を収容し得る、マルチ手差し15
3が装備されている。
【0017】さらに、図1において、154は排紙フラ
ッパであり、両面記録側ないし多重記録側と排紙側の経
路を切り替える。排紙ローラ142から送り出された転
写紙は、この排紙フラッパ154により両面記録側ない
し多重記録側に切り替えられる。また、下搬送パス15
8は排紙ローラ142から送り出された転写紙を再排紙
トレイ156に導く。159は経路160を通じて転写
紙を感光体ドラム126側に給紙する給紙ローラであ
る。161は排紙フラッパ154の近傍に配置されて、
この排紙フラッパ154により排出側に切り替えられた
転写紙を本体100の外に排出する排出ローラである。
両面記録(両面複写)時には、排紙フラッパ154を上
方に上げて、複写済みの転写紙を搬送パス155、15
8を介して裏返した状態で再給紙トレイ156に格納す
る。
【0018】本体から転写紙を反転して排出する時に
は、排紙フラッパ154を上方へ上げ、多重フラッパ1
57を右方向へ倒し、複写済みの転写紙を搬送パス15
5側へ搬送し、転写紙の後端が第1の送りローラ162
を通過した後に、反転ローラ163によって第2の送り
ローラ162a側へ搬送し、排出ローラ161によっ
て、転写紙を裏返して本体100の外へ排出される。
【0019】図2は、本発明の実施形態である複写装置
のブロック図である。図2において、画像読み取り部2
01は、CCDセンサ109、アナログ信号処理部20
2等により構成され、CCDセンサ109に結像された
原稿画像は、CCDセンサ109により、アナログ電気
信号に変換される。変換された画像情報は、アナログ信
号処理部202に入力され、サンプル&ホールド、ダー
クレベルの補正等が行われた後に、アナログ・デジタル
変換(A/D変換)される。デジタル化された信号は、
シューティング補正(原稿を読み取るセンサのばらつ
き、および原稿照明用ランプの配光特性の補正)、変倍
処理後、電子ソータ部203に入力される。
【0020】電子ソータ部203では、γ補正等の出力
系で必要な補正処理や、スムージング処理、エッジ強
調、その他の処理、加工等が行われ、プリンタ部204
に出力される。
【0021】プリンタ部204は、図1の断面構成図に
より説明した、レーザー等から成る露光制御部120、
画像形成部126、転写紙の搬送制御部等により構成さ
れ、入力された画像信号により転写紙上に画像を記録す
る。
【0022】また、CPU回路部205は、CPU20
6、ROM207、RAM208等により構成され、画
像読み取り部201、電子ソータ部203、プリンタ部
204等を制御し、本シーケンス制御を統括的に制御す
る。更にCPU回路部205は現時刻を認識する時計機
能を備えている。そして、複写装置の操作部700で設
定された指示はCPU回路部205に入力される。
【0023】外部I/F処理部209は、外部のホスト
コンピュータ1000から出力されたPDLをビットマ
ップ画像に展開し、画像データとして電子ソータ部20
3に出力する。
【0024】図3は電子ソータ部203の詳細構成を示
すブロック図である。画像読み取り部201から送られ
てきた画像は、輝度のデータとして入力され、log変
換部301に送られる。log変換部301では、入力
された輝度データを濃度変換するためのLUT(ルック
・アップ・テーブル)が記憶されており、入力されたデ
ータに対応するテーブル値を出力することによって、輝
度データを濃度データに変換する。
【0025】その後、濃度データは2値化部302へ送
られる。2値化部302では多値の濃度データが「0」
あるいは「255」と変換され、この8bitの濃度デ
ータは、「0」または「1」の1bitの2値データに
変換される。これにより、メモリに記憶する画像データ
量が小さくなる。
【0026】2値化された画像データは、制御部303
に送られる。また、外部I/F処理部209から入力さ
れる、ホストコンピュータ1000から出力されたPD
Lを展開したビットマップ画像データは、外部I/F処
理部209で2値画像データとして処理されているた
め、そのまま制御部303に送られる。
【0027】制御部303では、CPU回路部205か
らの指令により、画像読み取り部201から読み取った
原稿や、外部I/F処理部209からのビットマップ画
像を画像記憶部304に一旦すべて記憶したり、画像記
憶部304から画像データを順次読み出して出力する。
【0028】画像記憶部304はバッファメモリ304
C、SCSIコントローラ304a、ハードディスク3
04bを有し、制御部303から送られてきた2値画像
データは、一旦バッファメモリ304Cに記憶される。
そして、SCSIコントローラ304aからの指示に従
い、バッファメモリ304Cからハードディスク304
bに画像データを書き込む。バッファメモリ304Cは
バッファメモリエリア1(BM1)及びバッファメモリ
エリア2(BM2)を有する。
【0029】ハードディスク304bに書き込まれた画
像データを読み出す場合は、SCSIコントローラ30
4aからの指示に従い、ハードディスク304bからバ
ッファメモリ304Cに一旦画像データを読み出し、バ
ッファメモリ304C から制御部303に画像データ
を送る。
【0030】ハードディスク304bに記憶された複数
の画像データは、複写装置の操作部700で指定された
編集モードに応じた順序でプリントされる。例えば、先
頭ページから送られてくるPDL画像を逆順プリント、
かつ電子ソートする場合、ホストコンピュータ1000
から送られてくるすべてのページのPDLのビットマッ
プ画像を一旦ハードディスク304bに記憶したあと、
最終ページから最初のページに向かって順にハードディ
スク304bから画像を読み出し、プリントする。そし
て、これをホストコンピュータ1000から要求された
部数分繰り返し、電子ソートを実現する。
【0031】バッファメモリ304Cは、最大解像度
(例えば600dpi)、最大サイズ(例えばA3)
で、最低でも2頁分の画像データを格納できる大きさで
あるとし、2in1、4in1などの縮小レイアウトを
行う為に用いられ、ハードディスク304bから予め縮
小された画像データを順次バッファメモリ304Cでレ
イアウトし、レイアウト終了後、制御部303に画像デ
ータを送る。
【0032】更にバッファメモリ304Cは、ハードデ
ィスク304bに格納されている画像データの解像度を
変換する変換手段の一つとして使用される。ハードディ
スク304bに格納されている画像データの解像度を変
換し、格納している画像データのデータ量を小さくする
ことで、ハードディスク304bの空き容量が増えるの
で、ハードディスク304bを効率良く使用することが
出来る。
【0033】例えばハードディスク内に格納されている
画像データの解像度を600dpiから300dpiに
変換する場合、ハードディスク304b内の600dp
iの画像データを読み出し、一旦バッファメモリ304
C内にあるバッファメモリエリアBM1に書き込む。読
み出した画像データを基に主走査方向では1ドット置き
に、副走査方向では1ラインずつ読み飛ばし、300d
piの画像データを作成する。
【0034】作成した300dpiの画像データは、バ
ッファメモリ304C内にある、バッファメモリエリア
BM2に書き込む。この画像データを再度、ハードディ
スク304bに格納する。作成した画像データをハード
ディスク304bに格納する際には、作成した画像デー
タに対応するハードディスク304b内の画像データを
消去する。
【0035】そして、バッファメモリエリアBM1にあ
る600dpiの画像データとバッファメモリエリアB
M2にある画像データを消去する。このように、ハード
ディスク304b内に格納されていた600dpiの画
像データは300dpiの画像データに変換できる。解
像度を600dpiから300dpiに変換した画像デ
ータのデータ量は変換前の4分の1になる。
【0036】また、上記のプロセスを繰り返すことによ
り、ハードディスク304b内にある複数ページからな
る画像データの解像度も変換することが出来る。
【0037】格納されている画像データの解像度を変換
し、画像データのデータ量を小さくすることで、ハード
ディスク304bの空き容量が増えるので、ハードディ
スク304bを効率良く使用することが出来る。
【0038】画像記憶部304から読み出した画像デー
タ、または画像記憶部304に記憶されずにプリントさ
れる画像データは平滑化部305に送られる。平滑化部
305では、1bitのデータを8bitのデータに変
換し、画像データの信号を「0」または「255」の状
態にする。
【0039】また、平滑部305では、プリント時の基
本解像度に相当するよう画像データの解像度を変換す
る。例えば、ハードディスク304bに格納されている
画像データの解像度が300dpiで、プリント時の基
本解像度が600dpiの場合、ハードディスク304
bからバッファメモリ304Cを介し制御部303を経
て送られてきた300dpiの画像データを基に主走
査、副走査方向ともにビットマップデータを補間し、6
00dpi相当の画像データを作成する。
【0040】平滑化された画像データは、γ補正部30
6に入力される。γ補正部306では濃度データを出力
する際に、プリンタ部204の特性を考慮したLUTに
よる変換を行い、操作部700で設定された濃度値に応
じた出力の調整を行う。
【0041】図4は本実施例における複写装置の操作部
700に表示される基本画面を示す説明図である。
【0042】なお、この画面はタッチパネルとなってお
り、それぞれ表示される機能の枠内を触れることによ
り、その機能が実行される。
【0043】コピーモードキー424は、複写動作を行
う場合に押すキーである。拡張機能キー401は、この
キーを押すことによって両面複写、多重複写、移動、綴
じ代の設定、枠消しの設定等のモードに入る。画像モー
ドキー402は、このキーを押すことによって複写画像
に対して網掛け、影付け、トリミング、マスキングの設
定等のモードに入る。ユーザーモードキー403は、モ
ードメモリの登録、標準モード画面の設定が行える。応
用ズームキー404は、このキーを押すことによって原
稿のX方向、Y方向を独立に変倍するモード、原稿サイ
ズと複写サイズから変倍率を計算するズームプログラム
のモードに入る。
【0044】M1キー405、M2キー406、M3キ
ー407は、それぞれに登録されたモードメモリを呼び
出す際に押すキーである。オプションキー409は、フ
ィルムから直接複写するためのフィルムプロジェクタ等
のオプション機能の設定のモードに入るためのキーであ
る。
【0045】ソータキー410は、メカソータを使用す
るか、電子ソータを使用するかの設定、ソータのソー
ト、グループ等のモード設定を行うキーである。原稿混
載キー411は、原稿フィーダにA4サイズとA3サイ
ズ、またはB5サイズとB4サイズの原稿を一緒にセッ
トする際に押すキーである。
【0046】等倍キー412は、複写倍率を100%に
する際に押すキーである。縮小キー414、拡大キー4
15は、定型の縮小、拡大を行う際に押すキーである。
用紙選択キー413は、複写用紙の選択を行う際に押す
キーである。濃度キー418,420は、濃度キー41
8を押すごとに濃く複写され、濃度キー420を押すご
とに薄く複写される。濃度表示417は、濃度キー41
8,420を押すと表示が左右に変化する。AEキー4
19は、新聞のように地肌の濃い原稿を自動濃度調整複
写するときに押すキーである。
【0047】HiFiキー421は、新聞原稿のように
中間調の濃度が多い原稿の複写の際に押すキーである。
文字強調キー422は、文字原稿の複写で文字を際立た
せたい場合に押すキーである。ガイドキー423は、あ
るキー機能が分からない際に押すキーであり、機能が分
からないキーの説明が表示される。
【0048】ファックスキー425は、ファックスを行
う際に押すキーであり、ファイルキー426は、ファイ
ルデータを出力したい際に押すキーである。
【0049】プリンタキー427は、プリント濃度を変
更したり、ホストコンピュータ1000から出力された
PDL画像のプリント出力結果を参照したい場合に押す
キーである。
【0050】PBキー428は、パーソナルボックスキ
ーであり、画像記憶部304の中にあるハードディスク
304bに記憶されている画像データをプリントアウト
する際に押すボタンである。
【0051】図5を用いて、パーソナルボックスについ
て説明する。画像記憶部304の中にあるハードディス
ク304bは、テンポラリ領域600とパーソナルボッ
クス領域601で構成されている。テンポラリ領域60
0は、電子ソートを行うために画像データを一時的に記
憶させる領域であり、ジョブ終了後に、それらの画像デ
ータは消去される。
【0052】パーソナルボックス領域601は、ホスト
コンピュータ1000からのPDL画像が展開された画
像データを、ホストコンピュータ1000から受信した
パーソナルボックス番号に対応するパーソナルボックス
領域601内のパーソナルボックスに格納する領域であ
る。
【0053】例えば図5に示されるように、1GBのハ
ードディスクの場合、300MBをテンポラリ領域60
0、700MBをパーソナルボックス領域601に分け
て使用する。また、パーソナルボックス数が10である
とき、各個人が持つ事ができるボックスの領域は、各7
0MBとなる。そして各パーソナルボックスには番号が
ついており、例えばボックス602,603,604,
605は、それぞれパーソナルボックス番号0,1,
2,9となる。
【0054】そして、ユーザは操作部700においてパ
ーソナルボックス領域601のなかから印刷すべき画像
データが格納されているパーソナルボックスを選択す
る。この時、選択したパーソナルボックスに対応したパ
スワードを入力することによりパーソナルボックスに格
納されている画像データを印刷することが出来る。
【0055】パスワードは各パーソナルボックスごとに
よって異なっている。よって、パスワードをパーソナル
ボックスを割り当てれられた人だけが知っているように
すれば、パスワードを入力しないかぎり自分の所有する
パーソナルボックスに格納されている画像データはプリ
ントされないので、他の人に見られるという心配はな
い。
【0056】尚、パーソナルボックスの所有者であるこ
とを認識するための方法として、各個人ごとに対応する
コードが記憶された磁気カードを読み取るようにしても
良い。
【0057】図6は、ホストコンピュータ1000にお
いて表示されるウインドウであり、アプリケーションソ
フト上で文書データの印刷の指示、及びパーソナルボッ
クスの指定を行うためのウインドウを示す。
【0058】ウインドウ501は、アプリケーションの
メニューで印刷を指定したときに表示される。502
は、現在設定されているプリンタ名、本実施形態の場
合、例えばネットワーク接続される複写装置名である。
503、504は印刷範囲の設定であり、文書全ページ
を印刷するか、文書の何ページから何ページまでを印刷
するかを設定する。このとき全ページ指定か、ページ範
囲指定かは、当該する方の□マークにポインタを合わせ
てマウスをクリックし、チェックマークを入れて選択す
る。
【0059】505は部数の設定であり、何部印刷する
かを設定する。509は詳細ボタンであり、例えば印刷
する解像度などを設定するモードに入るボタンである。
印刷の設定が完了したらOKボタン507にポインタを
合わせてマウスをクリックすることにより印刷を開始す
る。印刷の設定を無効にする場合はキャンセルボタン5
08にポインタを合わせてマウスをクリックすることに
より印刷の設定を無効にする。
【0060】この時、510の□マークにチェックマー
クを入れなければそのまますぐに印刷される。また文書
データをすぐに印刷するのではなく、パーソナルボック
スを使用する場合、つまりパーソナルボックスに文書デ
ータを一時格納する場合には、510の□マークにポイ
ンタを合わせてマウスをクリックし、チェックマークを
入れ、パーソナルボックスボタン506を押す(クリッ
クする)ことにより、パーソナルボックスを指定するモ
ードに入る。
【0061】図7はホストコンピュータ1000におい
て表示される、アプリケーション上で文書データを印刷
あるいは、パーソナルボックスを指定しようとしている
印刷設定ウインドウ501において、パーソナルボック
スボタン506を押したときに開くパーソナルボックス
ウインドウ520の様子を示す。
【0062】パーソナルボックスウインドウ520で
は、アプリケーションソフトの文書データを格納すべき
パーソナルボックスの指定と、複写装置の操作部700
で設定するかわりに、その文書データを印刷する際のモ
ードの設定を行う。
【0063】523は片面印刷設定であり、□マークに
ポインタを合わせてマウスでクリックして、チェックマ
ークを入れた場合、パーソナルボックスに格納した文書
データのジョブは片面印刷される。また、524は両面
印刷設定であり、□マークにポインタを合わせてマウス
でクリックして、チェックマークを入れた場合、パーソ
ナルボックスに格納した文書データのジョブは両面印刷
される。
【0064】パーソナルボックスに格納した文書データ
のジョブをノンソート印刷するならば525を、電子ソ
ート印刷するならば526を、グループ印刷するならば
527の□マークにポインタを合わせてマウスでクリッ
クし、チェックマークを入れる。
【0065】528は用紙設定であり、印刷する際に使
用する用紙のサイズを設定する。例えば、528の右の
▽マークをマウスでクリックすれば、A4,A5,B4
等の紙サイズが選択でき、選べるようになっている。5
29は給紙段設定であり、印刷する際に使用するカセッ
ト段を設定する。例えば、529の右の▽マークをマウ
スでクリックすれば、上段カセット131、下段カセッ
ト132等の給紙段が選択でき、選べるようになってい
る。図のように「オート」の場合は、528で指定され
た用紙サイズのコピー紙が収納されているカセット段が
自動的に選ばれる。532は詳細設定であり、例えば、
2in1、4in1などの縮小レイアウト等を設定する
モードに入るためのボタンである。
【0066】531はキャンセルボタンであり、パーソ
ナルボックスに関する設定を無効にし、ウインドウ50
1に戻る場合に押す。530はOKボタンであり、パー
ソナルボックスに関する設定がすべて終了し、設定内容
を有効にする場合に押す。押した後は、図6のウインド
ウ501に戻り、OKボタン507を押すことで、アプ
リケーションの文書データをパーソナルボックスに転送
する。
【0067】図8は操作部のパーソナルボックスの基本
画面601aである。601aは複写装置の操作部70
0に表示されるパーソナルボックスのメイン画面であ
り、操作部700のパーソナルボックスキー428を押
すことにより表示される。画面601aは、各パーソナ
ルボックスにホストコンピュータ1000から入力され
た画像データが格納されていることを表示する画面であ
る。また、各パーソナルボックスにはパーソナルボック
ス番号が付けられている。図示しない操作部の画面で、
それぞれのパーソナルボックスの番号に対して、名前が
つけられる。
【0068】例えば、パーソナルボックス番号1の場合
「田中のボックス」という名前がつけられており、田中
さんが使用するパーソナルボックスとして登録されてい
ることを明示している。そして、このパーソナルボック
スに対応づけられたパスワードを知っている田中さん本
人だけがこのパーソナルボックスに格納されている画像
データをプリントすることができる。
【0069】また、それぞれのボックスの欄の右端に表
示されているパーセント表示は、全体のパーソナルボッ
クス領域のハードディスク容量に対して、そのボックス
が使用している割合を示す。例えば、パーソナルボック
ス領域のハードディスク容量が700MBであった場
合、ボックス番号01はその2%で、約14MB使用し
ているということを示す。
【0070】本形態では、パーソナルボックスに格納さ
れている画像データの属性情報に基づいて、画像データ
の解像度を変換する。例えばパーソナルボックスに画像
データが格納された時刻及び予め決められた期間や、パ
ーソナルボックスに格納された画像データをプリントし
た回数を属性情報とし、画像データに対応づけて記憶し
ておく。
【0071】パーソナルボックスに画像データが格納さ
れた時刻及び予め決められた期間を属性情報とし、これ
に基づいて画像データの解像度を変換する方法について
説明する。本形態では、パーソナルボックスに画像デー
タが格納されてから予め決められた期間が経過したこと
に応じて画像データの解像度を変換する。
【0072】例えば、予め決められた期間が7日間で、
パーソナルボックスに600dpiの画像データが格納
されている場合、この画像データがパーソナルボックス
に格納された時刻及び予め決められた期間である7日を
属性情報として画像データに対応づけて記憶しておく。
そして、この属性情報に基づいて、解像度を変換する。
【0073】この場合、パーソナルボックスに格納され
ている600dpiの画像データは格納されてから7日
経過すると、例えば、300dpiの画像データに変換
される。
【0074】尚、パーソナルボックスに格納されている
画像データをプリントした時刻を属性情報としても良
い。本形態では、パーソナルボックスに格納されている
画像データをプリントしてから予め決められた期間が経
過したことに応じて、解像度を変換する。
【0075】例えば、予め決められた期間を7日間とす
ると、このパーソナルボックスに格納している画像デー
タをプリントした時刻及び予め決められた期間である7
日を属性情報として画像データに対応づけて記憶してお
く。そして、この属性情報に基づいて、解像度を変換す
る。この場合は、パーソナルボックスに格納されている
画像データをプリントしてから7日経過すると、プリン
トした画像データの解像度が変換される。
【0076】次に、パーソナルボックスに格納された画
像データをプリントした回数を属性情報とし、これに基
づいて画像データの解像度を変換する方法について説明
する。本形態では、パーソナルボックスに格納された画
像データをプリントした回数と、パーソナルボックスに
設定されている基準プリント回数を属性情報として画像
データに対応づけて記憶している。そして、格納されて
いる各画像データが予め決めれた期間でそれぞれ何回プ
リントされたかカウントし、プリント回数が少ない画像
データの解像度を変換する。
【0077】例えば基準プリント回数を1回とし、予め
決められた期間でプリントした回数が基準プリント回数
以下か否か調べ、プリントした回数が基準プリント回数
以下の場合は解像度を変換する。
【0078】このようにパーソナルボックスに格納され
ている画像データの属性情報に基づいて解像度を変換
し、格納している画像データのデータ量を小さくするこ
とで、ハードディスク304bの空き容量が増えるの
で、パーソナルボックス304bを効率良く使用するこ
とが出来る。
【0079】その他の例として、現在パーソナルボック
ス304bを使用している画像データのデータ量が、予
め決められた容量を越えているか調べることにより、パ
ーソナルボックスの画像データの解像度を変換しても良
い。
【0080】例えば、パーソナルボックスに格納されて
いる画像データのデータ量がパーソナルボックスの最大
使用可能容量の90パーセントになったら、画像データ
の解像度を変換するよう予め決めておき、現在のデータ
量が最大使用可能容量の90パーセントを超えているか
否か調べることにより各画像データの解像度を変換す
る。
【0081】また、解像度が150dpi以下の画像デ
ータは文字がつぶれてしまい、画像データとしてはあま
り意味をなさない。よって、例えば150dpiを最低
解像度として予め決めておき、150dpi以下の画像
データがパーソナルボックスに格納されている場合は、
解像度を変換すること無く、その画像データをハードデ
ィスク304bから自動消去する。
【0082】したがって、最低解像度以下の画像データ
は自動消去されるので、パーソナルボックスの空き容量
が更に増え、パーソナルボックスを効率良く使用すると
いう効果が一層高まる。
【0083】602a、603a,604aは、それぞ
れのボックス番号00、01,02に格納されているジ
ョブ内容を、表示させるためのモードに入るボタンであ
る。606,607は上下スクロールキーであり、これ
らを押すことにより画面がスクロールでき、画面に表示
されていない画像データが格納されているパーソナルボ
ックスのボックス番号の名前や使用容量を見ることがで
きる。
【0084】608は閉じるキーであり、これを押すこ
とで、図4のメイン画面に戻ることができる。609
は、ファックス状況キーであり、これを押すことで、フ
ァックス送受信の状態を確認することができる。
【0085】図9は、複写装置の操作部700における
パスワード入力画面である。610は、パーソナルボッ
クスのパスワード入力画面であり、図8に示される画面
において602a〜604aから自分の所有するパーソ
ナルボックスに対応するボックス番号が押されたとき
に、この画面を表示する。
【0086】ここで入力するパスワードはパーソナルボ
ックスに対応づけられた、画像データを印刷するための
パスワードである。パスワードは、パーソナルボックス
の所有者のみが知りうるパスワードとしている。
【0087】よってパスワードをパーソナルボックスの
所有者のみが知っているようにすれば、パーソナルボッ
クスの所有者の画像が複写機から勝手にプリントアウト
されることがないので、パーソナルボックスの所有者以
外の人にデータを見られるという心配はない。
【0088】パスワード入力は数字キー690で行う。
入力した数値は611において、他人に見られないよう
にするため入力した桁を*マーク、未入力の桁を・マー
クで表示する。
【0089】612は、OKキーであり、入力したパス
ワードの照合を開始する。613は取り消しキーであ
り、プリント用パスワードの入力をキャンセルし、パー
ソナルボックスのメイン画面601aに戻る場合に押
す。
【0090】図10は、画面601aで指定されたパー
ソナルボックスに格納されている情報(格納された日
付、時刻、文書名、プリント済みか否か)を表示する画
面である。630は、パーソナルボックスに格納されて
いる情報を表示する画面である。この画面は画面610
で入力された、プリント用パスワードが正しい場合に表
示する。
【0091】例えば、ボックス番号1番の所有者である
田中さんが自分だけしか知らないプリント用パスワード
を入力し、照合することで630の画面を見ることがで
きる。パスワード照合処理は複写装置のCPU206に
より実行される。623,624はホストコンピュータ
1000からこのパーソナルボックス番号を指定して格
納された情報を示す。
【0092】623では3月8日の11時30分に、
「A企画案」という文書を、ホストコンピュータ100
0からこのボックスに格納したことを示している。ここ
で、右端の「プリント済」とは、この文書をパーソナル
ボックスに格納してから少なくとも一度、プリントを行
ったことを示す。この右端の領域に「NG」等を表示す
ることによりハードディスクまたはパーソナルボックス
がいっぱいで文書を正しく格納できなかったことを示し
てもよい。
【0093】624では、3月11日の21時14分
に、「B会議資料」という文書をホストコンピュータ1
000からこのボックスに格納したことを示している。
ここで、一番右の「未プリント」とは、この文書をパー
ソナルボックスに格納してから、まだプリントを行って
いないことを示す。そして、このライン624をタッチ
することにより、図のように、このジョブのライン62
4が反転する。
【0094】616は詳細キーであり、反転させたライ
ンのジョブの詳細を表示するためのキーである。これ
は、ホストコンピュータ1000のアプリケーションの
印刷ウインドウ501及び520で設定した、「A4用
紙で両面で3部コピーする」などの情報を詳細に表示す
るためのキーである。また、この表示された画面上で印
刷部数を3部から5部に変更するなどのジョブ情報の変
更も可能となる。
【0095】617はプリントキーであり、このボタン
を押すことにより、反転したラインのジョブの印刷デー
タを印刷ジョブ設定の内容に応じてプリントを開始す
る。618は消去キーであり、反転したラインに対応す
る画像データをハードディスク304bから消去すると
きに押す。
【0096】619、620は上下スクロールキーであ
り、一画面では表示しきれない多数のジョブ内容を表示
する場合に、画面をスクロールさせるキーである。62
2はファックス送受信の状態を確認することができる。
621は閉じるキーであり、図8のパーソナルボックス
画面601aに戻る場合に押す。
【0097】図11は、図10の画面630において、
詳細情報キー616を押したことにより表示される画面
650である。詳細情報画面650は、画面630で選
択されたパーソナルボックスのジョブ内容の詳細情報を
示すものである。
【0098】全体設定情報表示枠651は、ホストコン
ピュータ1000のアプリケーションの印刷ウインドウ
501及び520で設定した、「A4用紙で片面で3部
コピーする」などの情報が詳細に表示される。例えば、
図11では、A4用紙を使用し、等倍、片面コピーで、
原稿10枚を3部回転ソートすることを示している。
【0099】部分変更指定枠652は、全体設定情報表
示枠651に表示されるプリントジョブ内容の変更を行
いたいページ範囲と、その変更したいページ範囲につい
てのプリントジョブ内容を表示する画面である。
【0100】変更開始ページ指定キー653、変更終了
ページ指定キー654を用いて、プリントジョブ内容を
変更するページ範囲を指定する。そして、設定変更キー
655を押すことにより表示される画面(不図示)にお
いて、変更ページ範囲のプリントジョブ内容を設定す
る。例えば図11では、ページ9からページ10まで
は、2in1を行うようプリントジョブ内容が変更され
ていることを示している。変更追加キー656は、部分
変更指定枠652に表示されるプリントジョブ変更内容
の他に、更に変更したいプリントジョブ内容を設定する
ためのキーである。追加されたプリントジョブ変更内容
は部分変更指定枠652の下部に表示されていく。
【0101】また、全体設定情報を変更したい場合は、
全体設定情報表示枠651を押した後に、設定変更キー
655を押すことにより表示される画面(不図示)にお
いて、プリントジョブ内容を設定する。
【0102】キャンセルキー657は、部分変更指定枠
652に表示されるプリントジョブ変更内容をキャンセ
ルしたい場合に使用するキーである。
【0103】上下スクロールキー658,659は一画
面では表示しきれない多数のプリントジョブ変更内容を
表示する場合に、画面をスクロールさせるキーである。
確定キー660はプリントジョブの内容の変更を確定
し、図10の画面630に戻る場合に使用する。
【0104】図12のフローチャートを用いて、パーソ
ナルボックスに格納されている画像データの解像度を画
像データの属性情報に基づいて変換する処理について説
明する。この処理は一定時間毎に行われる。
【0105】まず、ハードディスク304bが使用中か
否か調べる(ステップS1)。使用中ならば処理を終了
する。使用中でないならば、パーソナルボックスに画像
データを格納したときから予め決められた期間が過ぎて
いるか否か調べる(ステップS2)。
【0106】予め決められた期間を過ぎていない場合は
処理を終了する。予め決められた期間を過ぎている場合
は、この画像データの解像度が最低解像度以下か調べる
(ステップS3)。最低解像度以下の場合は、画像デー
タを消去する(ステップS4)。
【0107】最低解像度以下でない場合は、ハードディ
スク304bから画像データを読み出し、バッファメモ
リ304C内に含まれているバッファメモリエリアBM
1に画像データを書き込む(ステップS5)。
【0108】バッファメモリエリアBM1に書き込んだ
画像データを基に主走査方向では1ドット置きに、副走
査方向では1ラインずつ読み飛ばし、解像度を変換した
画像データを作成する(ステップS6)。作成した画像
データをバッファメモリ304C内に含まれているバッ
ファメモリエリアBM2に書き込む(ステップS7)。
作成した画像データに対応するハードディスク304b
内の画像データを消去する(ステップS8)。
【0109】バッファメモリエリアBM2に書き込ん
だ、画像データをハードディスク304bに格納する
(ステップS9)。バッファメモリエリアBM1及びバ
ッファメモリエリアBM2にある画像データを消去する
(ステップS10)。これらの処理はCPU206によ
り行なわれ、パーソナルボックスに格納されているすべ
ての画像データに対して定期的に行われる。
【0110】処理に要する時間はパーソナルボックスに
格納された画像データのデータ量により異なるので、例
えば夜間にこれらの処理を行えるようタイマをセットし
ておけば、他の処理の妨げにはならない。
【0111】尚、上述した処理のステップS2は画像デ
ータの属性情報に基づいて処理するステップであり、こ
のステップS2の代わりに、パーソナルボックスに格納
されている画像データをプリントしたときから予め決め
られた期間が過ぎているか否か調べるとしても良い。そ
して、過ぎている場合はステップS3に進み、過ぎてい
ない場合は処理を終了する。
【0112】また、上述した処理のステップS2の代わ
りに、現在ハードディスク304bを使用している画像
データのデータ量が、予め決められた容量を超えている
か否か調べるとしても良い。容量が超えている場合は、
上述した処理のステップS3に進み、容量が超えていな
い場合は処理を終了する。
【0113】尚、以下に説明する処理でパーソナルボッ
クスに格納されている画像データの解像度を変換しても
良い。図13のフローチャートを用いて説明する。この
処理は、格納されている各画像データが予め決められた
期間でそれぞれ何回プリントされたかカウントすること
に基づいて行われる処理である。
【0114】まず、ハードディスク304bが使用中か
否か調べる(ステップS11)。使用中ならば処理を終
了する。使用中でないならば、予め決められた期間でプ
リントした回数が、基準プリント回数以下か否か調べる
(ステップS12)。
【0115】プリントした回数が基準プリント回数以下
でない場合は、処理を終了する。基準プリント回数以下
の場合は、この画像データの解像度が最低解像度以下か
調べる(ステップS13)。最低解像度以下の場合は、
画像データを消去する(ステップS14)。最低解像度
以下でない場合は、ハードディスク304bから画像デ
ータを読み出し、バッファメモリ304C内に含まれて
いるバッファメモリエリアBM1に画像データを書き込
む(ステップS15)。
【0116】バッファメモリエリアBM1に書き込んだ
画像データを基に主走査方向では1ドット置きに、副走
査方向では1ラインずつ読み飛ばし、解像度を変換した
画像データを作成する(ステップS16)。作成した画
像データをバッファメモリエリアBM2に書き込む(ス
テップS17)。作成した画像データに対応するハード
ディスク304b内の画像データを消去する(ステップ
S18)。
【0117】バッファメモリエリアBM2に書き込ん
だ、画像データをハードディスク304bに格納する
(ステップS19)。バッファメモリエリアBM1及び
バッファメモリエリアBM2にある画像データを消去す
る(ステップS20)。
【0118】これらの処理はCPU206により一定時
間毎に行なわれ、パーソナルボックスに格納されている
すべての画像データに対して行われる。
【0119】このように、パーソナルボックスに格納さ
れた画像データの解像度を画像データの属性情報に基づ
いて変換し、画像データのデータ量を小さくすること
で、パーソナルボックスの空き容量が増えるので、パー
ソナルボックスを効率よく使用することが出来る。
【0120】また、解像度が最低解像度以下の画像デー
タは、属性情報に基づいてハードディスク304bから
自動消去されるので、パーソナルボックスの空き容量が
更に増え、パーソナルボックスを効率よく使用するとい
う効果が一層高まる。
【0121】尚、これらの処理を行う為に必要なプログ
ラムコードをフロッピーディスク(FD)等の記憶媒体
に記憶させ、コンピュータがフロッピーディスクからプ
ログラムコードを読み出し実行することにより、前述し
た処理の機能をコンピュータを用いても実現することが
できる。
【0122】この場合、上述した処理を行う為のプログ
ラムコードをコンピュータが記憶しておく必要が無く、
容量を節約できるので経費削減にもなる。また、FDや
ハードディスク以外の記憶媒体として、CD−ROM、
光ディスク、光磁気ディスク、CD−R、磁気テープ、
不揮発性のメモリカード等を用いても良い。
【0123】(実施形態2)実施形態1では、画像デー
タの属性情報に基づいて画像データの解像度を変換した
が、実施形態2では画像データの属性情報に基づいて画
像データの1画素(1ドット)当たりのビット数を変換
する。
【0124】例えば、パーソナルボックスに格納してい
る画像データの1画素当たりのビット数が8ビットとす
ると、その画像データの属性情報に基づいて、1画素当
たりのビット数を4ビットに変換する。
【0125】8ビットや4ビットのように、ビット数が
1ビット以上で構成される画像データをパーソナルボッ
クスに格納する場合について図3を用いて説明する。
【0126】8ビットで構成される画像データをパーソ
ナルボックスに格納する場合は、log変換部301に
入力された8ビットで構成される画像データを2値化部
302を介せず、直接制御部303へ入力する。
【0127】4ビットで構成される画像データをパーソ
ナルボックスに格納する場合は、log変換部301に
入力された8ビットで構成される画像データの下位4ビ
ットのデータをマスクし、2値化部302を介せず、直
接制御部303へ入力する。
【0128】図14のフローチャートを用いて、パーソ
ナルボックスに格納されている画像データの1画素当た
りのビット数を画像データの属性情報に基づいて変換す
る処理について説明する。この処理は一定時間毎に行わ
れる。
【0129】まず、ハードディスク304bが使用中か
否か調べる(ステップS31)。使用中ならば処理を終
了する。使用中でないならば、パーソナルボックスに画
像データを格納したときから予め決められた期間が過ぎ
ているか否か調べる(ステップS32)。
【0130】予め決められた期間を過ぎていない場合は
処理を終了する。予め決められた期間を過ぎている場合
は、この画像データの1画素当たりのビット数が1ビッ
トか否か調べる(ステップS33)。1画素当たりのビ
ット数が1ビットならば、画像データを消去する(ステ
ップS34)。1画素当たりのビット数が1ビットでな
いならば、ハードディスク304bから画像データを読
み出し、バッファメモリ304C内に含まれているバッ
ファメモリエリアBM1に画像データを書き込む(ステ
ップS35)。
【0131】バッファメモリエリアBM1に読み出した
画像データのビット数が8ビットならば4ビットに、4
ビットなら1ビットに変換し、画像データを作成する
(ステップS36)。つまり、ステップS636では1
画素当たりのビット深さを浅くする処理を行う。
【0132】次に、作成した画像データをバッファメモ
リ304C内に含まれているバッファメモリエリアBM
2に書き込む(ステップS37)。作成した画像データ
に対応するハードディスク304b内の画像データを消
去する(ステップS38)。
【0133】バッファメモリエリアBM2に書き込ん
だ、画像データをハードディスク304bに格納する
(ステップS38)。バッファメモリエリアBM1及び
バッファメモリエリアBM2にある画像データを消去す
る(ステップS39)。これらの処理はCPU206に
より行なわれ、パーソナルボックスに格納されているす
べての画像データに対して行われる。
【0134】このように、パーソナルボックスに格納さ
れている画像データの1画素当たりのビット数を画像デ
ータの属性情報に基づいて変換し、画像データのデータ
量を小さくすることで、パーソナルボックスの空き容量
が増えるので、パーソナルボックスを有効に使用するこ
とが出来る。
【0135】また、1画素当たのビット数が1ビットの
画像データは、属性情報に基づいてハードディスク30
4bから自動消去されるので、パーソナルボックスの空
き容量が更に増え、パーソナルボックスを効率良く使用
するという効果が一層高まる。
【0136】(実施形態3)本形態は、パーソナルボッ
クスに格納されているカラー画像データをその画像デー
タの属性情報に基づいて白黒画像データに変換する。
【0137】カラー画像データをパーソナルボックスに
格納する場合の説明をする。図3において、log変換
部301では、入力されたRGB信号を基にCMY信号
を生成し、更に黒文字信号を加え、CMYK信号を生成
する。そして、2値化部302において、CMYK信号
の各ビットをそれぞれ1ビットに変換し、2値化した画
像データを制御部303を介し、ハードディスク304
bに格納する。
【0138】バッファメモリ304Cでは、CMYK信
号の各ビットの配列と対応している白黒情報の変換テー
ブルに基づいて、カラー画像データを白黒画像データに
変換する。変換テーブルは、CPU回路部205内ある
ROM207にコードの形で記憶されている。
【0139】図15のフローチャートを用いて、パーソ
ナルボックスに格納されているカラー画像データを画像
データの属性情報に基づいて白黒画像データに変換する
処理について説明する。この処理は一定時間毎に行われ
る。
【0140】まず、ハードディスク304bが使用中か
否か調べる(ステップS41)。使用中ならば処理を終
了する。使用中でないならば、パーソナルボックスに画
像データを格納したときから予め決められた期間が過ぎ
ているか否か調べる(ステップS42)。
【0141】過ぎていない場合は処理を終了する。過ぎ
ている場合は、この画像データはカラー画像データか白
黒画像データか調べる(ステップS43)。白黒画像デ
ータの場合は、画像データを消去する(ステップS4
4)。カラー画像データの場合は、ハードディスク30
4bから画像データを読み出し、バッファメモリ304
C内に含まれているバッファメモリエリアBM1に書き
込む(ステップS45)。
【0142】バッファメモリエリアBM1に読み出した
画像データと変換テーブルを基に白黒画像データを作成
する(ステップS46)。作成した白黒画像データをバ
ッファメモリ304C内に含まれているバッファメモリ
エリアBM2に書き込む(ステップS47)。作成した
白黒画像データに対応するハードディスク306内の画
像データを消去する(ステップS48)。
【0143】バッファメモリエリアBM2に書き込ん
だ、白黒画像データをハードディスク304bに格納す
る(ステップS49)。バッファメモリエリアBM1及
びバッファメモリエリアBM2にあるカラー画像データ
を消去する(ステップS50)。これらの処理はCPU
206により行なわれ、パーソナルボックスに格納され
ているすべての画像データに対して行われる。
【0144】このように、パーソナルボックスに格納さ
れているカラー画像データを画像データの属性情報に基
づいて、白黒画像データに変換することにより、画像デ
ータのデータ量が小さくなるので、パーソナルボックス
の空き容量が増え、パーソナルボックスを効率良く使用
することが出来る。
【0145】また、白黒画像データは属性情報に基づい
てハードディスク304bから自動消去されるので、パ
ーソナルボックスの空き容量が更に増え、パーソナルボ
ックスを効率よく使用するという効果が一層高まる。
【0146】尚、実施形態1及び実施形態2及び実施形
態3で述べた予め決められた期間、基準プリント回数等
の属性情報の設定は、ユーザが行うことが出来る。ま
た、該設定は、各パーソナルボックス毎に行うことが出
来る。
【0147】図16は、パーソナルボックスに対する設
定を行う為の画面1600である。画面1600は、操
作部700に表示される。例えば、図16に示す画面1
600では、田中さんが所有するパーソナルボックスに
対する設定が行なわれる。
【0148】例えば、ユーザが設定キー1601を選択
し、上下キー1610を用いて画像データの画質を変換
するまでの期間を設定すると、期間表示領域1603に
ユーザが設定した期間が表示される。そして、この状態
でユーザがOKキー1608を押下すると、図17のよ
うな画面1701に切り替わる。
【0149】図17の画面1700は、画面1600で
設定した内容を確認する為の画面である。例えば、「こ
のパーソナルボックスに格納されている画像データは格
納されてから7日経過すると画質が変換されます。」と
の旨が通知される。
【0150】該画面1700のOKキー1701は、図
16の画面1600で設定した内容を確定する際に使用
する為のキーである。キャンセルキー1702は、図1
6の画面1600で設定した内容をキャンセルし、画面
1600に戻る際に使用するキーである。
【0151】この画面で、ユーザによりOKキー170
1が押下されると、該パーソナルボックスに対する設定
が完了する。
【0152】これにより、該パーソナルボックスに画像
データを格納した際には、画像データを格納した時刻と
ユーザが設定した期間が画像データに対応づけられて記
憶される。
【0153】そして、このパーソナルボックスに画像デ
ータを格納してからユーザが設定した期間が経過したこ
とに応じて、画像データのデータ量が小さくなるよう画
質が変換される。
【0154】また、上述したようなユーザによる設定
は、パーソナルボックス毎に行うことが出来る。図18
を用いて説明する。例えば、図18の画面1800で
は、鈴木さんが所有するパーソナルボックスに対する設
定が行なわれる。
【0155】例えば、ユーザが設定キー1802を選択
し、上下キー1810を用いて画像データの画質を変換
するまでの期間を設定すると、期間表示領域1803に
ユーザが設定した期間が表示される。そして、この状態
でユーザがOKキー1808を押下すると、図19のよ
うな画面1901に切り替わる。
【0156】図19の画面1900は、画面1800で
設定した内容の確認を行う為の画面である。例えば、
「このパーソナルボックスに格納されている画像データ
はプリントしてから8日経過すると画質が変換されま
す」との旨が通知される。
【0157】この画面で、ユーザによりOKキー190
1が押下されると、該パーソナルボックスに対する設定
が完了する。
【0158】これにより、該パーソナルボックスの画像
データをプリントした際には、画像データをプリントし
た時刻とユーザが設定した期間が画像データに対応づけ
られて記憶される。
【0159】そして、このパーソナルボックスの画像デ
ータをプリントしてからユーザが設定した期間が経過し
たことに応じて、画像データの画質が変換される。
【0160】尚、図18の画面1800において、設定
キー1804を選択する際は、上下キー1810を用い
て基準プリント回数と画質を変換するまでの期間を設定
する。この場合、基準プリント回数表示領域1805に
ユーザが設定した基準プリント回数が表示され、期間表
示領域1803にユーザが設定した期間が表示される。
【0161】そして、この状態でユーザがOKキー18
08を押下した場合、図20のような画面2000に切
り替わる。
【0162】図20の画面2000は、画面1800で
ユーザが設定した内容の確認を行う為の画面である。例
えば、「8日間で基準プリント回数1回以下の画像デー
タは画質が変換されます。」との旨が通知される。
【0163】ユーザが、該画面2000のOKキー20
01を押下することで、パーソナルボックスに対する設
定が完了する。
【0164】また、図18の画面1800において、設
定キー1806を選択する際は、ユーザは、上下キー1
810を用いて、最大使用可能容量を設定する。この場
合、最大使用可能容量表示領域1807にユーザが設定
した値が表示される。
【0165】そして、この状態でユーザがOKキー18
08を押下した場合、図21のような画面2100に切
り替わる。
【0166】図21の画面2100は、画面1800で
ユーザが設定した内容の確認を行う為の画面である。例
えば、「このパーソナルボックスに格納されている画像
データのデータ量がパーソナルボックスの最大使用可能
容量の90パーセントになったら、画像データの画質が
変換されます。」との旨が通知される。
【0167】ユーザが、該画面2100のOKキー21
01を押下することで、パーソナルボックスに対する設
定が完了する。
【0168】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の本
発明によれば、外部装置から出力された画像データを記
憶領域に記憶し、前記記憶領域に記憶された画像データ
の属性情報に応じて、前記記憶領域に記憶された画像デ
ータの画質を変換することにより、画像データのデータ
量が小さくなり、記憶領域の空き容量が増えるので、記
憶領域がフルになり難くくなる。よって、記憶領域を効
率良く使用することが出来る。
【0169】また、請求項10記載の本発明によれば、
外部装置から出力された画像データを記憶領域に記憶
し、前記記憶領域に記憶された画像データのデータ量が
予め決められた値に達したことに応じて、前記記憶領域
に記憶された画像データの画質を変換することにより、
請求項1記載の発明と同様な効果が得られる。
【0170】また、請求項16記載の本発明によれば、
外部装置から出力された画像データを記憶領域に記憶
し、記憶領域に画像データを記憶したときから予め決め
られた期間が経過したことに応じて、画像データの画質
を変換するよう制御することにより、請求項1記載の発
明と同様な効果が得られる。
【0171】また、請求項18記載の本発明によれば、
外部装置から出力された画像データを記憶領域に記憶
し、記憶手段により記憶される画像データに基づいてシ
ート上に画像形成し、画像データを画像形成したときか
ら予め決められた期間が経過したことに応じて画像デー
タの画質を変換するよう制御することにより、請求項1
記載の発明と同様な効果が得られる。
【0172】また、請求項20記載の本発明によれば、
外部装置から出力された画像データを記憶領域に記憶
し、記憶手段により記憶される画像データに基づいてシ
ート上に画像形成し、記憶領域に記憶された画像データ
が予め決められた期間で画像形成された回数をカウント
し、カウントされた回数に応じて、記憶領域に記憶され
た画像データの画質を変換するよう制御することによ
り、請求項1記載の発明と同様な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】複写装置の断面図である。
【図2】複写装置のブロック図である。
【図3】電子ソータ部の詳細構成を示すブロック図であ
る。
【図4】複写装置の操作部を示す図である。
【図5】パーソナルボックスを説明する図である。
【図6】アプリケーションソフト上の印刷ウインドウを
示す図である。
【図7】パーソナルボックスウインドウの様子を示す図
である。
【図8】操作部の画面を示す図である。
【図9】パスワード入力画面を示す図である。
【図10】操作部の画面を示す図である。
【図11】操作部の画面を示す図である。
【図12】画像データの処理のフローチャートを示す図
である。
【図13】画像データの処理のフローチャートを示す図
である。
【図14】画像データの処理のフローチャートを示す図
である。
【図15】画像データの処理のフローチャートを示す図
である。
【図16】操作部の画面を示す図である。
【図17】操作部の画面を示す図である。
【図18】操作部の画面を示す図である。
【図19】操作部の画面を示す図である。
【図20】操作部の画面を示す図である。
【図21】操作部の画面を示す図である。
【符号の説明】
201 画像読み取り部 203 電子ソータ部 204 プリンタ部 205 CPU回路部 303 制御部 304b ハードディスク 700 操作部 1000 ホストコンピュータ

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の記憶領域を有し、外部装置から出
    力された画像データを記憶する記憶手段と、 前記記憶領域に記憶された画像データの属性情報に応じ
    て、前記記憶領域に記憶された画像データの画質を変換
    する変換手段と、を有することを特徴とする画像記憶装
    置。
  2. 【請求項2】 前記記憶領域に画像データが記憶された
    時刻及び予め決められた期間を前記属性情報とすること
    を特徴とする請求項1記載の画像記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記記憶手段に記憶される画像データに
    基づいてシート上に画像形成する画像形成手段を有し、 前記記憶領域に記憶された画像データが前記画像形成手
    段により画像形成された時刻及び予め決められた期間を
    前記属性情報とすることを特徴とする請求項1記載の画
    像記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記記憶手段に記憶される画像データに
    基づいてシート上に画像形成する画像形成手段と、 前記記憶領域に記憶された画像データが予め決められた
    期間で前記画像形成手段により画像形成された回数をカ
    ウントするカウント手段を有し、 前記カウント手段によりカウントされた回数を前記属性
    情報とすることを特徴とする請求項1記載の画像記憶装
    置。
  5. 【請求項5】 前記変換手段により変換された画像デー
    タを前記画像データの属性情報に基づいて自動消去する
    消去手段を更に有することを特徴とする請求項1記載の
    画像記憶装置。
  6. 【請求項6】 前記変換手段は前記記憶領域に記憶され
    た画像データの解像度を変換することを特徴とする請求
    項1記載の画像記憶装置。
  7. 【請求項7】 前記変換手段は前記記憶領域に記憶され
    た画像データの1画素当たりのビット数を変換すること
    を特徴とする請求項1記載の画像記憶装置。
  8. 【請求項8】 前記変換手段は前記記憶領域に記憶され
    た画像データの色数を変換することを特徴とする請求項
    1記載の画像記憶装置。
  9. 【請求項9】 前記変換手段は前記記憶領域に記憶され
    た画像データの画質を段階的に落し、前記画像データの
    画質が所定の画質以下の場合は前記画像データを消去す
    ることを特徴とする請求項1記載の画像記憶装置。
  10. 【請求項10】 複数の記憶領域を有し、外部装置から
    出力された画像データを記憶する記憶手段と、 前記記憶手段により記憶された画像データのデータ量が
    予め決められた値に達したことに応じて、前記記憶領域
    に記憶された画像データの画質を変換する変換手段と、
    を有することを特徴とする画像記憶装置。
  11. 【請求項11】 外部装置から出力された画像データを
    記憶領域に記憶させるステップと、 前記記憶領域に記憶された前記画像データの属性情報に
    応じて、前記画像データの画質を変換させるステップ
    と、をコンピュータに実行させるプログラムを記憶した
    コンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  12. 【請求項12】 外部装置から出力された画像データを
    記憶領域に記憶させるステップと、 前記記憶領域に記憶された画像データのデータ量が予め
    決められた値に達したことに応じて、前記記憶領域に記
    憶された画像データの画質を変換させるステップと、を
    コンピュータに実行させるプログラムを記憶したコンピ
    ュータ読み取り可能な記憶媒体。
  13. 【請求項13】 外部装置から出力された画像データを
    記憶領域に記憶するステップと、 前記記憶領域に記憶された前記画像データの属性情報に
    応じて、前記画像データの画質を変換するステップと、
    を有することを特徴とする画像データ処理方法。
  14. 【請求項14】 外部装置から出力された画像データを
    記憶領域に記憶するステップと、 前記記憶領域に記憶された画像データのデータ量が予め
    決められた値に達したことに応じて、前記記憶領域に記
    憶された画像データの画質を変換するステップと、を有
    することを特徴とする画像データ処理方法。
  15. 【請求項15】 各記憶領域毎に前記属性情報を設定す
    る設定手段を有することを特徴とする請求項1記載の画
    像記憶装置。
  16. 【請求項16】 複数の記憶領域を有し、外部装置から
    出力された画像データを記憶する記憶手段と、 前記記憶領域に前記画像データを記憶したときから予め
    決められた期間が経過したことに応じて、前記画像デー
    タの画質を変換するよう制御する制御手段と、を有する
    ことを特徴とする画像記憶装置。
  17. 【請求項17】 各記憶領域毎に前記予め決められた期
    間を設定する設定手段を有することを特徴とする請求項
    16記載の画像記憶装置。
  18. 【請求項18】 複数の記憶領域を有し、外部装置から
    出力された画像データを記憶する記憶手段と、 前記記憶手段により記憶される前記画像データに基づい
    てシート上に画像形成する画像形成手段と、 前記画像データを前記画像形成手段により画像形成した
    ときから予め決められた期間が経過したことに応じて前
    記画像データの画質を変換するよう制御する制御手段
    と、を有することを特徴とする画像記憶装置。
  19. 【請求項19】 各記憶領域毎に前記予め決められた期
    間を設定する設定手段を有することを特徴とする請求項
    18記載の画像記憶装置。
  20. 【請求項20】 複数の記憶領域を有し、外部装置から
    出力された画像データを記憶する記憶手段と、 前記記憶手段により記憶される前記画像データに基づい
    てシート上に画像形成する画像形成手段と、 前記記憶領域に記憶された画像データが予め決められた
    期間で前記画像形成手段により画像形成された回数をカ
    ウントするカウント手段と、 前記カウント手段によりカウントされた回数に応じて、
    前記記憶領域に記憶された前記画像データの画質を変換
    するよう制御する制御手段と、を有することを特徴とす
    る画像記憶装置。
  21. 【請求項21】 前記制御手段は、予め決められた回数
    と前記カウント手段によりカウントされた回数とを比較
    し、前記カウント手段によりカウントされた回数が前記
    予め決められた回数以下の場合は、前記記憶領域に記憶
    された前記画像データの画質を変換するよう制御するこ
    とを特徴とする請求項20記載の画像記憶装置。
  22. 【請求項22】 各記憶領域毎に前記予め決められた期
    間及び前記予め決められた回数を設定する設定手段と、
    を含むことを特徴とする請求項21記載の画像記憶装
    置。
JP34700498A 1998-01-12 1998-12-07 画像記憶装置 Pending JPH11261784A (ja)

Priority Applications (1)

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JP34700498A JPH11261784A (ja) 1998-01-12 1998-12-07 画像記憶装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10-3989 1998-01-12
JP398998 1998-01-12
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007280399A (ja) * 2006-04-07 2007-10-25 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 方法、システム、コンピュータ・プログラム製品(印刷ジョブの再印刷に関するリスタート・ポイントまたは再印刷範囲の判定)
US8355155B2 (en) 2006-03-08 2013-01-15 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Image forming apparatus with high operability

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8355155B2 (en) 2006-03-08 2013-01-15 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Image forming apparatus with high operability
JP2007280399A (ja) * 2006-04-07 2007-10-25 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 方法、システム、コンピュータ・プログラム製品(印刷ジョブの再印刷に関するリスタート・ポイントまたは再印刷範囲の判定)

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