JPH11261622A - フレーム変換装置 - Google Patents

フレーム変換装置

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JPH11261622A
JPH11261622A JP10060913A JP6091398A JPH11261622A JP H11261622 A JPH11261622 A JP H11261622A JP 10060913 A JP10060913 A JP 10060913A JP 6091398 A JP6091398 A JP 6091398A JP H11261622 A JPH11261622 A JP H11261622A
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JP10060913A
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Hidekazu Takahashi
秀和 高橋
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Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記憶回路のゲート総数が小さく、高速なフレ
ーム変換装置を提供する。 【解決手段】 フレーム変換装置は、FDDI形式のフ
レームを受信するためのBUSIF2と、BUSIF2
に接続され、FDDI形式のフレームのIPヘッダをE
thernet(登録商標)形式に変換するためのオプ
ションフィールド再構成部10およびチェックサム計算
部12と、IPヘッダを記憶するためのIPHRAM8
と、FDDI形式のフレームのMACアドレスをEthern
et形式に変換するためのcanonical 変換部20と、変換
後のMACアドレスを記憶するためのMACRAM22
と、FDDI形式のフレームのデータ部をEthernet形式
に変換するために直列接続された中間レジスタ38およ
び40とを含む。各部は並列実行可能であり、FDDI
形式のフレームの各部の変換処理を並列に実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フレーム変換装置
に関し、特に、ゲート総数が小さく、高速なフレーム変
換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の急速なネットワーク技術の発達に
伴い、異なるネットワークシステム間で相互通信を行な
うことが日常的に必要とされている。従来は、通信速度
が現在に比べてそれ程高速ではなかったため、異なるネ
ットワークシステム間でやり取りされるフレームをソフ
トウェアでフレーム変換することにより行なっていた。
特開平7−235949号公報に開示されるブリッジ装
置では、FDDI(Fiber Distributed Digital Interf
ace )形式のフレームとイーサネット形式のフレームと
の間のフレーム変換をソフトウェアで行なっている。
【0003】しかし、現在では、通信速度が100Mb
ps(Mega bits per second)〜1Gbps(Giga bit
s per second)に達しており、事実上ソフトウェアでフ
レーム変換を行なうことは困難である。このため、ハー
ドウェアでフレーム変換を実現している。また、ハード
ウェアで用いられるバスは、PCI(Peripheral Compo
nent Interconnect )バスなど、高速化のため一度に処
理可能なデータの幅を32ビットで構成しているものが
主流である。さらに、各ネットワーク間で取扱い可能な
最大データ長が異なるため、フレームを他方の最大デー
タ長を超えないよう分割して送信する処理(フラグメン
ト処理)の実現も不可欠な要素となっている。
【0004】このような状況において、各ネットワーク
単体での処理用のIC(IntegratedCircuit)は、独自
の外部回路とデータ記憶方式とを備えることを特徴とす
ることにより高速化を図っており、各ネットワーク内の
閉じた環境では、その性能を存分に発揮できるようにな
っている。しかし、その反面、ネットワーク相互間のフ
レーム変換を行なう装置を開発する際には、各ネットワ
ーク毎に特化した、ネットワーク処理用のICの設計・
制作を行なうことが必須とされている。
【0005】このような独自の外部回路とデータ記憶記
憶方式を備えた各ネットワーク単体での処理用のICを
実現するための技術として、特開平1−290346号
公報に開示の通信制御装置および特開平4−24334
7号公報に開示の通信制御装置などがある。各々の通信
制御装置は、MAC(Media Access Control)アドレス
処理部および本体処理部の2種類の処理部を有し、フレ
ーム変換を実現している。
【0006】このように、ハードウェアでネットワーク
処理用ICを実現するための方法として、ASIC(Ap
plication Specific Integrated Circuit )を開発する
方法がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ASICの開
発には、以下のような問題点がある。 (1)開発費用が数百万円以上必要である。 (2)開発期間として、半年から1年程度必要であり、
開発完了時にはその内容が陳腐化している可能性があ
る。 (3)開発完了後に発見した不具合に対しては、有効な
対策を立てられず、再開発の必要がある。 (4)一度に生産するASICの個数は数百から数千個
単位である。このため、少量生産の装置では割に合わな
い。
【0008】この問題点を解消すべくFPGA(Field
Programmable Gate Array )等の、論理演算部分をユー
ザが書換え可能なICを採用するケースが増えている。
しかし、FPGAには以下のような問題点がある。 (1)内部で使用できるゲート数がASICに比べて少
ない。特に、レジスタ、メモリといった記憶回路に相当
するゲートの総数は非常に少ない。 (2)動作速度が、ASICに比べて遅いため、複雑な
回路構成をとることができない。
【0009】上述の特開平1−290346号公報に開
示の通信制御装置では、シフトレジスタを多用してい
る。また、上述の特開平4−243347号公報に開示
の通信制御装置では、フレーム転送の効率化を図るた
め、2種類のFIFO(First-InFirst-Out)を使用し
ている。このため、いずれの装置においても記憶回路に
相当するゲートの総数が多く、FPGAで実現すること
は困難である。
【0010】本発明は、上記課題に鑑みてなされてもの
であり、その目的は、ゲート総数が小さく、高速なフレ
ーム変換装置を提供することである。
【0011】本発明の他の目的は、記憶回路のゲート総
数が小さく、高速なフレーム変換装置を提供することで
ある。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
係るFDDI形式のフレームデータをイーサネット形式
のフレームデータに変換するためのフレーム変換装置
は、FDDI形式のフレームデータを受信し、FDDI
形式のフレームデータのMACアドレスと、IPヘッダ
と、データ部とを分割するための受信部と、受信部に接
続され、FDDI形式のフレームデータのMACアドレ
スをイーサネット形式のフレームデータのMACアドレ
スに変換するためのMACアドレス変換部と、受信部に
接続され、FDDI形式のフレームデータがIP(Inte
rnet Protocol )フレームであった場合、IPヘッダを
フラグメント処理後のIPヘッダに変換するためのIP
ヘッダ変換部と、受信部に接続され、FDDI形式のフ
レームデータのデータ部をイーサネット形式のフレーム
データのデータ部に変換するためのデータ変換部と、M
ACアドレス変換部、IPヘッダ変換部、およびデータ
変換部の制御を行なうためのシステム制御部とを含む。
【0013】請求項1に記載の発明によると、処理対象
と処理内容とを1対1に対応づけ、それぞれの処理内容
に応じ3つの変換部を設けた。このため、複雑なIPヘ
ッダ部の変換処理を独立実行させることができ、フレー
ム変換装置の高速化につながる。さらに、変換処理の過
程における条件判断分岐処理が減り、フレーム変換装置
を構成するために必要なゲート数を削減することができ
る。
【0014】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明の構成に加えて、上記IPヘッダ変換部は、FD
DI形式のフレームデータのIPヘッダおよびイーサネ
ット形式のフレームデータのIPヘッダを所定のアドレ
スに記憶するためのIPヘッダ記憶部と、IPヘッダ記
憶部に記憶された、イーサネット形式のフレームデータ
のIPヘッダに設けられたチェックサムの再計算を行な
うためのチェックサム計算部と、イーサネット形式のフ
レームデータのIPヘッダに設けられたオプションフィ
ールドの再構成を行なうためのオプションフィールド再
構成部と、IPヘッダ記憶部、チェックサム計算部、お
よびオプションフィールド再構成部の動作制御を行なう
ためのIPヘッダ制御部とを含む。
【0015】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の発明の構成に加えて、上記IPヘッダ変換部は、IP
ヘッダ記憶部への入力、チェックサム計算部からの出
力、およびオプションフィールド再構成部からの出力を
相互に接続するデータ入力専用バスと、IPヘッダ記憶
部からの出力、チェックサム計算部への入力、およびオ
プションフィールド再構成部への入力を相互に接続する
データ出力専用バスと、IPヘッダ記憶部へのアドレス
入力、チェックサム計算部からのアドレス出力、オプシ
ョンフィールド構成部からのアドレス出力、およびIP
ヘッダ制御部からのアドレス出力を相互に接続するため
のアドレスバスとをさらに含む。
【0016】請求項4に記載の発明は、請求項1に記載
の発明の構成に加えて、上記MACアドレス変換部は、
FDDI形式のフレームデータのMACアドレスを記憶
するためのMACアドレス記憶部と、MACアドレス記
憶部の出力に接続され、FDDI形式のフレームデータ
のMACアドレスをイーサネット形式のフレームデータ
のMACアドレスに変換するためのcanonical (キャノ
ニカル)変換部とを含む。
【0017】請求項5に記載の発明は、請求項1に記載
の発明の構成に加えて、上記MACアドレス変換部は、
FDDI形式のフレームデータのMACアドレスをイー
サネット形式のフレームデータのMACアドレスに変換
するためのcanonical 変換部と、canonical 変換部の出
力に接続され、イーサネット形式のフレームデータのM
ACアドレスを記憶するためのMACアドレス記憶部と
を含む。
【0018】請求項6に記載の発明は、請求項1に記載
の発明の構成に加えて、上記データ変換部は、FDDI
形式のフレームデータのデータ部を1ワードずつ順次受
けるための第1の中間レジスタと、第1の中間レジスタ
の出力に接続された第2の中間レジスタと、第1の中間
レジスタに保持されたデータの上位所定数ビットと、第
2の中間レジスタに保持されたデータの下位所定数ビッ
トとを組合わせた1ワードのデータを順次出力するため
のマルチプレクサとを含む。
【0019】請求項6に記載の発明は、請求項1に記載
の発明の作用、効果に加えて、データ変換部が有する記
憶回路は2つの中間レジスタのみである。このため、フ
レーム変換の大部分を占めるデータ部の変換に必要な記
憶回路の数を小さくすることができ、フレーム変換装置
全体としても必要とする記憶回路のゲート総数が小さく
することができる。
【0020】請求項7に記載の発明は、請求項6に記載
の発明の構成に加えて、上記第2の中間レジスタの出力
は、受信部にさらに接続され、上記システム制御部は、
受信部が、FDDI形式のフレームデータが所定の種類
であると判断した場合には、第2のレジスタに保持され
たデータを受信部に書込む動作と、第1のレジスタに保
持されたデータを第2のレジスタに書込む動作とを、そ
れぞれ所定回数行なう。
【0021】請求項7に記載の発明は、請求項6に記載
の発明の作用、効果に加えて、所定の種類であると判断
したFDDI形式のフレームデータ、すなわち先読みし
過ぎたFDDI形式のフレームデータを先読みする前の
状態に戻すことができる。このため、種類の異なるFD
DI形式のフレームデータのそれぞれの変換を同一の装
置で実行することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ、本発明
における実施の形態の1つであるFDDI形式のフレー
ムをイーサネット形式のフレームに変換するルータにつ
いて説明する。なお、以下の説明では、同一の部品には
同一の参照符号を付す。それらの名称および機能も同一
であるので、説明の繰返しは適宜省略する。
【0023】図1を参照して、FDDI形式のフレーム
には、LLC(Logical Link Control)フレーム(図1
(A))、およびLLC encapsulation(エンキャプシ
ュレーション)フレーム(図1(B))の2種類のフレ
ームがある。図1(A)を参照して、LLCフレーム
は、先頭より、FC(Frame Control )フィールド、D
A(Destination Address) フィールド、SA(Source Ad
dress)フィールド、DATAフィールド、およびFCS
(Frame Check Sequence)フィールドの5つのフィールド
に分かれている。FCフィールドは、1バイトのデータ
であり、このフレームがFDDI形式のフレームである
ことを表す情報が書込まれている。DAフィールドは6
バイトのデータであり、フレームの転送先のアドレスが
書込まれている。SAフィールドは6バイトのデータで
あり、フレームの転送元のアドレスが書込まれている。
DATAフィールドには、転送すべきデータが書込まれ
ている。FCSフィールドはCRC(Cyclic Redundanc
y Check code)である。
【0024】図1(B)を参照して、LLC encapsula
tionフレームは、先頭より、FCフィールド、DAフィ
ールド、SAフィールド、LLCフィールド、SNAP
(SubNetwork Access Point )フィールド、DATAフ
ィールド、およびFCSフィールドの7つのフィールド
に分かれている。FCフィールド、DAフィールド、S
Aフィールド、DATAフィールド、FCSフィールド
は、LLCフレームのそれぞれのフィールドと同様であ
るため、その説明は繰返さない。LLCフィールドは、
3バイトのデータである。先頭の1バイトが送信先のサ
ービスアクセス点のアドレスを示す。次の1バイトが送
信元のサービスアクセス点のアドレスを示す。最後の1
バイトが通信手順の方式を示す。SNAPフィールドは
5バイトのデータである。SNAPフィールドは、LL
Cフィールドで定義できなかった中継点を示す。なお、
SNAPフィールドはOUI(Option User Identifie
r)フィールドとTYPEフィールドとにわけられる。
OUIフィールドは3バイトのデータであり、TYPE
フィールドは2バイトのデータである。OUIフィール
ドのデータ構成は、LLCフィールドのデータ構成と同
様であるため、その説明は繰返さない。TYPEフィー
ルドは、DATAフィールドに含まれるデータがどのプ
ロトコルに従ったものかを示す。たとえば、TYPEフ
ィールドが16進数で0800の場合には、IPプロト
コルに従ったデータであることを示す。そして、IPフ
レームの場合には、DATAフィールドの先頭数バイト
にはIPヘッダが書込まれている。
【0025】イーサネット形式のフレームには、IEE
E(Institute of Electrical and Electronic Engineer
s)802.3 フレーム(図1(C))、SNAPフレーム
(図1(D))、およびイーサネットIIフレーム(図1
(E))の3種類のフレームがある。図1(C)を参照
して、IEEE802.3フレームは、先頭より、DA
フィールド、SAフィールド、LENフィールド、DA
TAフィールド、およびFCSフィールドの5つのフィ
ールドを含む。LENフィールドは、LENフィールド
直後からFCSフィールドまでのデータ長を示す。その
他のフィールドは、図1(A)を参照して説明したLL
Cフレームの対応するフィールドと同様であるため、そ
の説明は繰返さない。
【0026】図1(D)を参照して、SNAPフレーム
は、先頭より、DAフィールド、SAフィールド、LE
Nフィールド、LLCフィールド、SNAPフィール
ド、DATAフィールド、およびFCSフィールドの7
つのフィールドを含む。それぞれのフィールドは、図1
(A)〜図1(C)を参照して説明を行なった各フレー
ムの対応するフィールドと同様であるため、その説明は
繰返さない。
【0027】図1(E)を参照して、EthernetIIフレー
ムは、先頭より、DAフィールド、SAフィールド、T
YPEフィールド、DATAフィールド、およびFCS
フィールドの5つのフィールドを含む。これらのフィー
ルドは、図1(A)〜図1(B)を参照して説明を行な
った各フレームの対応するフィールドと同様であるた
め、その説明は繰返さない。
【0028】図2を参照して、ルータは、BUSIF
(バスインタフェース)2と、BUSIF2内部に設け
られた一時記憶用レジスタ4と、一時記憶用レジスタ4
の出力に接続された内部バス26と、内部バス26に接
続されたバスゲート6と、バスゲート6の出力に接続さ
れたデータ入力専用バス28と、アドレスバス30と、
データ出力専用バス32と、データ入力専用バス28、
アドレスバス30およびデータ出力専用バス32に各々
接続されたIPHRAM(Internet Protocol Header Ra
ndom Access Memory) 8、オプションフィールド再構成
部10、およびチェックサム計算部12と、アドレスバ
ス30および後述するシステム制御部16に接続された
IPHRAM制御部14と、システム制御部16と、シ
ステム制御部16、内部バス26、データ出力専用バス
32、一時記憶用レジスタ4、および後述のマルチプレ
クサ24に接続されたメインレジスタ部18と、内部バ
ス26に接続されたcanonical 変換部20と、canonica
l 変換部20の出力に接続されたMACRAM(Media A
ccess Control Random Access Memory) 22と、メイン
レジスタ部18およびMACRAM22のそれぞれの出
力に接続されたマルチプレクサ24とを含む。
【0029】メインレジスタ部18は、内部バス26お
よびシステム制御部16に接続されたデータセレクタ3
6と、データセレクタの出力に接続された中間レジスタ
38と、中間レジスタ38の出力に接続された中間レジ
スタ40とを含む。
【0030】メインレジスタ部18は、内部バス26に
流れる1ワード(32ビット)のデータを順次受け、中
間レジスタ38および40に記憶する。マルチプレクサ
は、中間レジスタ38に記憶されたデータの上位16ビ
ットおよび中間レジスタ40に記憶されたデータの下位
16ビットを同時に受け、中間レジスタ38に記憶され
た上位16ビットのデータを下位16ビットのデータと
し、中間レジスタ40に記憶された下位16ビットのデ
ータを上位16ビットのデータとし、それぞれのデータ
を組合わせた1ワードのデータを出力する。なお、本実
施の形態中では、1ワードを4バイト(32ビット)と
定義するが、これに限定されるものではない。
【0031】図3(A)を参照して、例えば、メインレ
ジスタ部18が、データ42、データ44、データ46
の順に内部バス26上のデータを受けるとし、中間レジ
スタ38にデータ42が記憶されているとする。マルチ
プレクサ24は、中間レジスタ38に記憶されたデータ
の上位16ビットAHと、中間レジスタ40に記憶され
たデータの下位16ビットのデータとを組合わせたデー
タを出力する。しかし、中間レジスタ40には、内部バ
ス26より取得したデータは記憶されていない。このた
め、マルチプレクサ24は、中間レジスタ40の下位1
6ビットの代わりにダミーを挿入し、図3(B)のよう
なデータ52を出力する。
【0032】中間レジスタ40にデータ42が記憶さ
れ、中間レジスタ38にデータ44が記憶されている場
合を考える。この場合、マルチプレクサ24は、データ
42の下位16ビットALを上位16ビットとし、デー
タ44の上位16ビットBHを下位16ビットとしたデ
ータ54を出力する。その後、マルチプレクサ24は順
次データ56および58を出力する。
【0033】データ入力専用バス28には、バスゲート
6の出力、IPHRAM8の入力、オプションフィール
ド再構成部10の出力、およびチェックサム計算部12
の出力が接続されている。アドレスバス30には、IP
HRAM8の入力、オプションフィールド再構成部10
の出力、チェックサム計算部12の出力、およびIPH
RAM制御部14の出力が接続されている。データ出力
専用バス32には、IPHRAM8の出力、オプション
フィールド再構成部10の入力、およびチェックサム計
算部12の入力が接続されている。
【0034】BUSIF2は、データ送信要求信号Re
qを送信し、データ送信要求信号Reqに応答してFD
DI側より送信されたFDDI形式のフレームのデータ
を受信する。受信したデータを一時記憶用レジスタ4に
書込む。また、一時記憶用レジスタ4に書込まれたデー
タを内部バス26に出力する。さらに、BUSIF2へ
のデータの送信が可能であることを示すデータ送信可能
信号Ackを受信し、FDDI形式のフレームの受信要
求、受信確認、データ受信等の管理処理を行なう。一時
記憶用レジスタ4は、BUSIF2が受信したデータを
保持する他に、中間レジスタ40の出力に接続され、中
間レジスタ40に記憶されたデータを保持する場合もあ
る。
【0035】バスゲート6は、システム制御部16から
の指示に従い、内部バスに流れるデータを必要に応じて
受け、データ入力専用バス28に出力する。IPHRA
M8は、転送すべきフレームがIPフレームであれば、
所定のアドレスに、IPヘッダを書込む。また、IPヘ
ッダをデータ出力専用バス32に出力する。オプション
フィールド再構成部10は、IPHRAM8に記憶され
たIPヘッダをデータ出力専用バス32を介して受け、
IPヘッダ情報をフラグメント処理後の情報に再構築
し、IPHRAM8に書込む。チェックサム計算部12
は、IPHRAMに記憶されたIPヘッダをデータ出力
専用バス32を介して受け、チェックサムを再計算し、
IPHRAM8に書込む。IPHRAM制御部14は、
システム制御部16の指示に従い、転送すべきフレーム
がIPフレームであれば、バスゲート6、IPHRAM
8、オプションフィールド再構成部10、およびチェッ
クサム計算部12の制御を行ない、メインレジスタ部1
8とのデータの送受信に関するタイミング調整を行な
う。
【0036】システム制御部16は、フレーム変換を行
なうために、各部の制御を行なう。マスク処理部34
は、内部バス26上を流れるデータと、システム制御部
16内に保持されたマスクパターン39とを受け、受信
したデータのうち不要なビットのデータを0に置換えて
無効化した後、出力する。データセレクタ36は、マス
ク処理部34の出力およびデータ出力専用バス32上に
流れるデータを受ける。中間レジスタ38は、データセ
レクタ36の出力を保持する。中間レジスタ40は、中
間レジスタ38の出力を受け、保持する。canonical 変
換部20は、内部バス26上に流れるデータのうち、M
ACアドレスに相当するデータを受け、イーサネット形
式のフレームに対応したMACアドレスに変換し、MA
CRAM22に書込む。マルチプレクサ24は、中間レ
ジスタ38、40、およびMACRAMに保持されたデ
ータを受け、イーサネット形式のフレームとして、図示
しない外部FIFOに出力する。外部FIFOは、最大
20ワードの連続書込みが可能なFIFOであるとす
る。この外部FIFOは、本実施の形態で必要とするも
のであり、本発明の構成上必要とするものではない。
【0037】また、canonical 変換部20で変換された
イーサネット形式のフレームに対応したMACアドレス
をMACRAM22が記憶するようにしたが、変換前の
MACアドレスをMACRAM22が記憶し、canonica
l 変換部20が、MACRAM22に記憶されたFDD
I形式のフレームに対応したMACアドレスをイーサネ
ット形式のフレームに対応したMACアドレスに変換
し、マルチプレクサ24が、変換後のMACアドレスを
受信するように構成してもよい。
【0038】図4および図5を参照して、ルータの動作
を説明する。ルータは、状態RESETでFDDI形式
のフレーム中継が可能になるまで待つ。フレーム中継可
能になった場合には、状態INITXに遷移し、イーサ
ネット側の外部I/O(図示せず)を初期化し、フレー
ム変換後のデータを受信可能にする。外部I/Oの初期
化終了後、状態RIDLEに遷移する。状態RIDLE
でBUSIF2にFDDI形式のフレームが到着するま
で待機する。FDDI形式のフレームが到着したら、状
態RREQ0に遷移する。状態RREQ0で、BUSI
F2は、6ワード(24バイト)分のデータの送信を要
求するデータ送信要求信号Reqを送信し、状態RAC
K0に遷移する。
【0039】状態RACK0では、最初にBUSIF2
が、MACアドレスに相当するDAフィールド(6バイ
ト)およびSAフィールド(6バイト)のデータを受信
する。受信した3ワード(12バイト)のデータをcano
nical 変換部20に送信する。canonical 変換部20
は、3ワードのデータのビット並びを変換してMACR
AM22に記憶する。MACRAM22に記憶後、状態
RLLCSに遷移する。状態RLLCSでは、BUSI
F2が次の3ワードのデータを受信し、受信したデータ
を1ワードずつ内部バス26に流す。流されたデータ
は、マスク処理部34およびデータセレクタ36を経由
して、中間レジスタ38および40に搬送される。3ワ
ードのデータ受信後には、先頭の1ワード(LLCフィ
ールド(3バイト)とSNAPフィールドの一部(1バ
イト))が中間レジスタ40の保持される。次の1ワー
ド(SNAPフィールドの残りの部分(4バイト))が
中間レジスタ38に保持される。最後の1ワード(DA
TAフィールドの先頭の4バイト)が一時記憶用レジス
タ4に保持される。その後、状態FRANAに遷移す
る。
【0040】状態FRANAでは、システム制御部16
が、中間レジスタ38および40に保持されているLL
CフィールドおよびSNAPフィールドの値を参照し
て、フレームの種類を判断する。FDDI形式のフレー
ムが図1(A)に示すLLCフレームである場合には、
中間レジスタ38および40に格納されているデータ
は、DATAフィールドのデータを先読みしてしまった
ことになる。このため、状態REWINに遷移し、この
分の読出ポインタを2ワード分巻き戻す。同時に一時記
憶用レジスタ4に中間レジスタ40の保持されている値
を書込む。これにより、BUSIF2がDATAフィー
ルドの先頭1ワード分のデータを読込み、一時記憶用レ
ジスタ4に記憶した状態に戻る。その後、状態FRAN
2に遷移する。状態FRAN2では、一時記憶用レジス
タ4に記憶されたデータより、LLCフレームをイーサ
ネット形式のフレームに変換した際の、フレーム長を計
算し、イーサネットフレーム長に適合するか否かを判断
する。イーサネットフレーム長に適合しないと判断され
た場合には状態RXERRに遷移する。イーサネットフ
レーム長に適合すると判断された場合には、DATAフ
ィールドの処理を行なうため状態WFRY0に遷移す
る。状態RXERRでは、BUSIF2が受信したFD
DI形式のフレームを廃棄する。その後、状態RIDL
Eに遷移し、次のFDDI形式のフレームが到着するの
を待つ。
【0041】状態FRANAで、FDDI形式のフレー
ムが図1(B)に示すLLC encapsulationフレームで
あると判断された場合には、LLC encapsulationフレ
ームをイーサネット形式のフレームに変換した際の、フ
レーム長を計算し、フレーム長に適合するか否かを判断
する。フレーム長の計算は、予めBUSIF2に与えら
れたデータ長にフレーム変換することにより生じる増減
値(フレーム形式で決定される値)を増減することによ
り得られる。また、中間レジスタ38および40に保持
されたLLCフィールドおよびSNAPフィールドのデ
ータよりLLCencapsulationフレームが本発明の処理
対象とするIPフレームの可能性があるか否かを判断す
る。IPフレームの可能性がないと判断され、かつフレ
ーム長がイーサネットフレーム長に適合しないと判断さ
れた場合には、状態RXERRに遷移し、BUSIF2
が受信したFDDI encapsulationフレームを廃棄す
る。その後、状態RIDLEに遷移し、次のFDDI形
式のフレームが到着するのを待つ。IPフレームの可能
性があると判断された場合には、本発明の処理対象とす
るIPフレームか否かを判断するため、状態RRIPH
に遷移する。
【0042】状態RRIPHでは、一時記憶用レジスタ
4に記憶されたデータよりIPヘッダ長を取出し、その
IPヘッダ長分のデータ読出を行なうため、BUSIF
2のデータ送信要求信号Reqを送信する。その後、状
態RAIPHで待機する。状態RAIPHでは、FDD
I側よりデータ送信が可能であることを示すデータ送信
可能信号Ackを受信し、そのデータを受信する。受信
したデータより、FDDI encapsulationフレームが本
発明の処理対象とするIPフレームか否かを判断する。
本発明の処理対象とするIPフレームでないと判断され
た場合には、状態RXERRに遷移し、そのフレームを
廃棄する。その後、状態RIDLEに遷移し、次のFD
DI形式のフレームが到着するのを待つ。IPフレーム
であると判断された場合には、状態WRIPHに遷移す
る。
【0043】状態WRIPHでは、バスゲート6が開
き、状態RAIPHで受信したデータがIPHRAM8
に格納される。その後、状態WFRY0に遷移する。
【0044】状態WFRY0で、外部FIFO(図示せ
ず)の状態をモニタリングする。16ワードの書込みが
可能となるまで、この状態で待機し、16ワードの書込
みが可能となった時点で、状態WMACSに遷移する。
状態WMACSでは、MACRAM22に保持された3
ワード(12バイト)のMACアドレス(DAフィール
ドおよびSAフィールド)を外部FIFOに書込む。変
換後のイーサネット形式のフレームの種類が、図1
(D)に示すSNAPフレームである場合には、先ほど
計算したフレーム長と中間レジスタ40に保持されたL
LCフィールドの値とを外部FIFOに書込む。変換後
のイーサネット形式のフレームの種類が、図1(C)に
示すIEEE802.3フレームまたは図1(E)に示
すイーサネットIIフレームの場合には、中間レジスタ4
0に保持されているデータの無効化フラグを立てる。無
効化フラグを立てられたデータはマルチプレクサ24が
廃棄し、外部FIFOに書込まれることはない。なお、
変換後IEEE802.3フレームになるのであれば、
中間レジスタ38に先ほど計算したフレーム長を書込
む。その後、IPフレーム以外の場合には状態RREQ
1に遷移する。IPフレームの場合には、IPHRAM
制御部14が、チェックサム計算部に対して、IPヘッ
ダのチェックサムの再計算および書換えのそれぞれの指
示を送信する。その後、状態WCSUMに遷移する。
【0045】状態WCSUMでは、チェックサム計算部
12が、チェックサムの再計算およびその書換えを行な
う。チェックサムの書換えが完了すると、状態FIPH
0に遷移する。状態FIPH0では、IPHRAM8よ
りIPヘッダ長分のデータを読出すための準備をする。
準備完了後、状態FIPHXに遷移する。状態FIPH
Xでは、IPHRAM8よりIPヘッダを読出し、外部
FIFOに書込む。その後、IPヘッダの再構成が必要
であれば、オプションフィールドに再構成の指示を送信
する。オプションフィールドの再構成の必要があるIP
ヘッダは、フラグメント処理する際の先頭のIPフレー
ムのIPヘッダである。その後、状態WFRY1に遷移
する。
【0046】状態WFRY1では、外部FIFOの状態
をモニタリングする。16ワードのデータの書込みが可
能となった時点で、状態RREQ1に遷移する。状態R
REQ1では、1ワードから16ワードまでの範囲で、
必要十分なサイズのデータ読込みを行なうため、BUS
IF2が、データ送信要求信号Reqを送信する。その
後、状態RACK1に遷移する。状態RACK1では、
FDDI側が要求されたワード分のデータの送信が可能
となった時点で、データ送信可能信号Ackを送信す
る。BUSIF2は、データ送信可能信号Ackを受信
後、データの受信を行なう。その後、状態WDAT1に
遷移する。
【0047】状態WDAT1では、受信したデータを外
部FIFOに書込む。書込み終了後、BUSIF2が必
要なデータをすべて受信したか否かを判断する。受信し
ていないデータがある場合には、状態WFRY1に戻
り、未受信のデータを受信するために、上述の処理と同
様の処理を行なう。未受信のデータがない場合には、状
態WLASTに遷移する。
【0048】状態WLASTに遷移した段階では、中間
レジスタ38および40には、外部FIFOに書込まれ
ていないデータが残っている。残っているデータとして
は、以下の4つのケースが考えられる。 ケースA:中間レジスタ40の下位16ビットのデータ
と中間レジスタ38の上位8ビットのデータ ケースB:中間レジスタ40の下位16ビットのデータ
と中間レジスタ38の上位16ビットのデータ ケースC:中間レジスタ40の下位16ビットのデータ
と中間レジスタ38の上位24ビットのデータ ケースD:中間レジスタ40の下位16ビットのデータ
と中間レジスタ38の全ビット(32ビット)のデータ ケースAまたはケースBの場合には、中間レジスタ40
および中間レジスタ38にそれぞれ保持されたデータを
同時に、外部FIFOに書込むことができる。このた
め、一回の処理で残りのデータを外部FIFOに書込
む。ケースCまたはケースDの場合には、まず、中間レ
ジスタ40の下位16ビットおよび中間レジスタ38の
上位16ビットのデータの書込みを行なう。その後、中
間レジスタ38の残りのデータ(8ビットまたは16ビ
ット)のデータを外部FIFOに書込む。IPフレーム
の場合には、1つのFDDI形式のフレームが最大4つ
のイーサネット形式のフレームに分割され得る。このた
め、残りのフレームが存在するのであれば、状態WFR
Y0に遷移し、同様の手順で残りのフレームを外部FI
FOに書込む。残りのフレームが存在しないか、または
IPフレーム以外であれば、次のフレームを処理するた
め、状態RIDLEに遷移する。
【0049】上述したルータでは、処理対象と処理内容
とを1対1に対応づけ、それぞれの処理内容に応じ処理
部を分けた。このため、複雑なIPヘッダの変換処理を
独立実行させることができ、ルータの高速化につなが
る。また、変換過程における条件判断分岐処理が減り、
フレーム変換装置を構成するために必要なゲート数を削
減することができる。さらに、フレーム変換の大部分を
占めるDATAフィールドの変換に必要な記憶回路を中
間レジスタ38および40の2つにした。このため、必
要とする記憶回路のゲート総数が小さいルータを提供す
ることができる。このルータは、FPGAを用いて実現
可能である。
【0050】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】FDDI形式のフレームおよびイーサネット形
式のフレームを説明する図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るルータの構成を示す
図である。
【図3】メインレジスタ部18の動作を模式的に示した
図である。
【図4】本発明の実施の形態に係るルータの動作を示す
第1の図である。
【図5】本発明の実施の形態に係るルータの動作を示す
第2の図である。
【符号の説明】
2 BUSIF 10 オプションフィールド再構成部 12 チェックサム計算部 14 IPHRAM制御部 20 canonical 変換部 22 MACRAM 38,40 中間レジスタ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 FDDI形式のフレームデータをイーサ
    ネット(登録商標)形式のフレームデータに変換するた
    めのフレーム変換装置であって、 前記FDDI形式のフレームデータを受信し、前記FD
    DI形式のフレームデータのMACアドレスと、IPヘ
    ッダと、データ部とを分割するための受信部と、 前記受信部に接続され、前記FDDI形式のフレームデ
    ータの前記MACアドレスを前記イーサネット形式のフ
    レームデータのMACアドレスに変換するためのMAC
    アドレス変換部と、 前記受信部に接続され、前記FDDI形式のフレームデ
    ータがIPフレームであった場合、前記IPヘッダをフ
    ラグメント処理後のIPヘッダに変換するためのIPヘ
    ッダ変換部と、 前記受信部に接続され、前記FDDI形式のフレームデ
    ータの前記データ部を前記イーサネット形式のフレーム
    データのデータ部に変換するためのデータ変換部と、 前記MACアドレス変換部、前記IPヘッダ変換部、お
    よび前記データ変換部の制御を行なうためのシステム制
    御部とを含む、フレーム変換装置。
  2. 【請求項2】 前記IPヘッダ変換部は、 前記FDDI形式のフレームデータの前記IPヘッダお
    よび前記イーサネット形式のフレームデータの前記IP
    ヘッダを所定のアドレスに記憶するためのIPヘッダ記
    憶部と、 前記IPヘッダ記憶部に記憶された、前記イーサネット
    形式のフレームデータの前記IPヘッダに設けられたチ
    ェックサムの再計算を行なうためのチェックサム計算部
    と、 前記イーサネット形式のフレームデータの前記IPヘッ
    ダに設けられたオプションフィールドの再構成を行なう
    ためのオプションフィールド再構成部と、 前記IPヘッダ記憶部、前記チェックサム計算部、およ
    び前記オプションフィールド再構成部の動作制御を行な
    うためのIPヘッダ制御部とを含む、請求項1に記載の
    フレーム変換装置。
  3. 【請求項3】 前記IPヘッダ変換部は、 前記IPヘッダ記憶部への入力、前記チェックサム計算
    部からの出力、および前記オプションフィールド再構成
    部からの出力を相互に接続するデータ入力専用バスと、 前記IPヘッダ記憶部からの出力、前記チェックサム計
    算部への入力、および前記オプションフィールド再構成
    部への入力を相互に接続するデータ出力専用バスと、 前記IPヘッダ記憶部へのアドレス入力、前記チェック
    サム計算部からのアドレス出力、前記オプションフィー
    ルド構成部からのアドレス出力、および前記IPヘッダ
    制御部からのアドレス出力を相互に接続するためのアド
    レスバスとをさらに含む、請求項2に記載のフレーム変
    換装置。
  4. 【請求項4】 前記MACアドレス変換部は、 前記FDDI形式のフレームデータの前記MACアドレ
    スを記憶するためのMACアドレス記憶部と、 前記MACアドレス記憶部の出力に接続され、前記FD
    DI形式のフレームデータの前記MACアドレスを前記
    イーサネット形式のフレームデータの前記MACアドレ
    スに変換するためのキャノニカル変換部とを含む、請求
    項1に記載のフレーム変換装置。
  5. 【請求項5】 前記MACアドレス変換部は、 前記FDDI形式のフレームデータの前記MACアドレ
    スを前記イーサネット形式のフレームデータの前記MA
    Cアドレスに変換するためのキャノニカル変換部と、 前記キャノニカル変換部の出力に接続され、前記イーサ
    ネット形式のフレームデータの前記MACアドレスを記
    憶するためのMACアドレス記憶部とを含む、請求項1
    に記載のフレーム変換装置。
  6. 【請求項6】 前記データ変換部は、 前記FDDI形式のフレームデータのデータ部を1ワー
    ドずつ順次受けるための第1の中間レジスタと、 前記第1の中間レジスタの出力に接続された第2の中間
    レジスタと、 前記第1の中間レジスタに保持されたデータの上位所定
    数ビットと、前記第2の中間レジスタに保持されたデー
    タの下位所定数ビットとを組合わせた1ワードのデータ
    を順次出力するためのマルチプレクサとを含む、請求項
    1に記載のフレーム変換装置。
  7. 【請求項7】 前記第2の中間レジスタの出力は、前記
    受信部にさらに接続され、 前記システム制御部は、前記受信部が、前記FDDI形
    式のフレームデータが所定の種類であると判断した場合
    には、前記第2のレジスタに保持されたデータを前記受
    信部に書込む動作と、前記第1のレジスタに保持された
    データを前記第2のレジスタに書込む動作とを、それぞ
    れ所定回数行なう、請求項6に記載のフレーム変換装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013031324A (ja) * 2011-07-29 2013-02-07 Toshiba Corp 蓄電システム
JP2017519449A (ja) * 2014-08-13 2017-07-13 メタマコ テクノロジー エルピーMetamako Technology Lp 低レイテンシスイッチング装置および方法

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