JPH11261464A - 宇宙通信システム - Google Patents

宇宙通信システム

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JPH11261464A
JPH11261464A JP5669398A JP5669398A JPH11261464A JP H11261464 A JPH11261464 A JP H11261464A JP 5669398 A JP5669398 A JP 5669398A JP 5669398 A JP5669398 A JP 5669398A JP H11261464 A JPH11261464 A JP H11261464A
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JP
Japan
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earth station
radio wave
arrival
spacecraft
jamming radio
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Application number
JP5669398A
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English (en)
Inventor
Saburo Kayahara
三朗 茅原
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 人工衛星における妨害電波の影響を軽減する
とともに、地球局から人工衛星に向けた送信信号の第三
者による傍受を防止することが可能な宇宙通信システム
を提供する。 【解決手段】 人工衛星100においては、受信信号に
妨害電波が含まれる場合に、方探処理部103が方探処
理を行なって妨害電波の到来方向を求め、受信ビーム制
御部104が、上記妨害電波の到来方向がヌルとなるよ
うに受信ビームを可変制御する。一方、地球局200に
おいては、人工衛星100から上記妨害電波の到来方向
の情報が通知され、方位演算部203が、上記情報に基
づいて、当該地球局200から見た妨害電波の発信源の
方向を算出し、送信ビーム制御部204が方位演算部2
03の算出結果に基づく方向がヌルとなるように送信ビ
ームを形成して送信を行なうようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、地球局や航空機
と、人工衛星等の宇宙飛翔体との間で行なわれる衛星通
信に対する妨害および傍受を抑制する機能を備えた宇宙
通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、従来の宇宙通信システム
では、図3に示すように宇宙空間の定軌道上を周回する
人工衛星などが、地上の通信基地局や、海上の船舶ある
いは航空機等の地球局との間で通信を行ない、地球局か
らのコマンドデータに従って上記地球局間の中継通信を
行なったり、あるいは上記人工衛星が観測した情報など
を地球局に向け送信するようにしている。
【0003】ところで、このような宇宙通信システムに
対して、第三者が上記地球局からの漏洩電波に基づいて
人工衛星に向けて妨害電波を放射し、人工衛星を用いた
通信を妨害する場合がある。
【0004】このような場合、従来は、人工衛星が上記
妨害電波の到来を検出し、この検出結果を上記地球局に
通知する。これに対して上記地球局は、人工衛星から通
知された情報に基づいて妨害電波の到来方向を解析す
る。
【0005】そして、上記地球局は、上述のコマンドデ
ータを通じて、人工衛星に備えられたアンテナの受信ビ
ームの形状を制御して、妨害波の到来方向がヌルとなる
ようにして、人工衛星が妨害電波を受信しないようにす
る。このような地球局による人工衛星の受信ビームの形
状制御により、妨害電波の影響を軽減するようにしてい
る。
【0006】しかしながら、このような人工衛星の受信
ビームの形状制御を行なう従来の宇宙通信システムで
は、人工衛星における妨害電波の影響を軽減することは
できても、地球局から人工衛星に向けた送信信号は漏洩
電波により第三者に傍受され続けてしまうという問題が
あった。なおこの問題は、人工衛星から地球局に向けた
通信時にも同様に存在する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の宇宙通信システ
ムでは、宇宙飛翔体(または地球局)における妨害電波
の影響を軽減することはできても、地球局から宇宙飛翔
体(または宇宙飛翔体から地球局)に向けた送信信号は
漏洩電波により第三者に傍受され続けてしまうという問
題があった。
【0008】この発明は上記の問題を解決すべくなされ
たもので、宇宙飛翔体における妨害電波の影響を軽減す
るとともに、地球局から宇宙飛翔体に向けた送信信号の
第三者による傍受を防止することが可能な宇宙通信シス
テムを提供することを目的とする。
【0009】また、この発明のもう一つの目的は、地球
局における妨害電波の影響を軽減するとともに、宇宙飛
翔体から地球局に向けた送信信号の第三者による傍受を
防止することが可能な宇宙通信システムを提供すること
を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明に係わる宇宙通信システムは、宇宙空間
を航行する宇宙飛翔体と地球局との間で通信を行なう宇
宙通信システムにおいて、宇宙飛翔体が、地球局から送
信された無線信号を受信する飛翔体受信手段と、この飛
翔体受信手段の受信結果から妨害電波の到来する方向を
求める方探手段と、この方探手段で求めた妨害電波の到
来方向の情報を、地球局に向け無線送信する飛翔体送信
手段とを具備し、地球局が、宇宙飛翔体から無線送信さ
れる情報を受信する受信手段と、この受信手段にて受信
した情報に基づいて、当該地球局から見た妨害電波の発
信源の方向を求める方位演算手段と、宇宙飛翔体に向け
た無線信号の送信を行なう送信手段と、方位演算手段で
求めた結果に基づいて、送信手段の送信ビームの形状を
制御し、妨害電波の到来方向に向けた送信を抑制する送
信ビーム形状制御手段とを具備して構成するようにし
た。
【0011】上記構成の宇宙通信システムでは、宇宙飛
翔体において妨害電波の到来方向を求めて、この求めた
情報を地球局に送信し、地球局においては宇宙飛翔体に
て求めた妨害電波の到来方向の情報に基づいて、地球局
から見た妨害電波の発信源の方向を求め、この方向に信
号が送信されないように地球局の送信ビームを制御する
ようにしている。
【0012】したがって、上記構成の宇宙通信システム
によれば、地球局から宇宙飛翔体に向けた送信信号の第
三者による傍受を防止することができる。さらに、この
発明では、宇宙飛翔体が、方探手段で求めた妨害電波の
到来方向の情報に基づいて、飛翔体受信手段の受信ビー
ムの形状を制御し、妨害電波の到来方向からの受信を抑
制する受信ビーム形状制御手段を具備することを特徴と
する。
【0013】したがって、上記構成の宇宙通信システム
によれば、宇宙飛翔体における妨害電波の影響を軽減す
るとともに、地球局から宇宙飛翔体に向けた送信信号の
第三者による傍受を防止することができる。
【0014】また、この発明に係わる宇宙通信システム
は、宇宙空間を航行する宇宙飛翔体と地球局との間で通
信を行なう宇宙通信システムにおいて、地球局が、宇宙
飛翔体から送信された無線信号を受信する地球局受信手
段と、この地球局受信手段の受信結果から妨害電波の到
来する方向を求める方探手段と、この方探手段で求めた
妨害電波の到来方向の情報を、宇宙飛翔体に向け無線送
信する地球局送信手段とを具備し、宇宙飛翔体が、地球
局から無線送信される情報を受信する受信手段と、この
受信手段にて受信した情報に基づいて、当該宇宙飛翔体
から見た妨害電波の発信源の方向を求める方位演算手段
と、地球局に向けた無線信号の送信を行なう送信手段
と、方位演算手段で求めた結果に基づいて、送信手段の
送信ビームの形状を制御し、妨害電波の到来方向に向け
た送信を抑制する送信ビーム形状制御手段とを具備して
構成するようにした。
【0015】上記構成の宇宙通信システムでは、地球局
において妨害電波の到来方向を求めて、この求めた情報
を宇宙飛翔体に送信し、宇宙飛翔体においては地球局に
て求めた妨害電波の到来方向の情報に基づいて、宇宙飛
翔体から見た妨害電波の発信源の方向を求め、この方向
に信号が送信されないように宇宙飛翔体の送信ビームを
制御するようにしている。
【0016】したがって、上記構成の宇宙通信システム
によれば、宇宙飛翔体から地球局に向けた送信信号の第
三者による傍受を防止することができる。また、この発
明では、地球局が、方探手段で求めた妨害電波の到来方
向の情報に基づいて、地球局受信手段の受信ビームの形
状を制御し、妨害電波の到来方向からの受信を抑制する
受信ビーム形状制御手段を具備することを特徴とする。
【0017】したがって、上記構成の宇宙通信システム
によれば、地球局における妨害電波の影響を軽減すると
ともに、宇宙飛翔体から地球局に向けた送信信号の第三
者による傍受を防止することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の一実施形態について説明する。図1は、この発明の一
実施形態に係わる宇宙通信システムの構成を示すもの
で、人工衛星100と、地球局200とからなる。
【0019】人工衛星100は、受信アンテナ101を
備えた受信部102と、方探処理部103と、受信ビー
ム制御部104と、送信アンテナ106を備えた送信部
105とを備えている。
【0020】受信アンテナ101は、任意に受信ビーム
の形状を変形できるアダプティブアンテナで、後述の地
球局200から空間に放射された無線周波のアップリン
ク送信信号を受信し、受信部102に入力する。なお、
地球局200から送られるアップリンク送信信号として
は、本来の通信データと、人工衛星100を制御するた
めのコマンドデータとがある。
【0021】受信部102は、上記受信アンテナ101
にて受信した信号に対して復調などの信号処理を施し、
この処理結果を受信信号として、方探処理部103、受
信ビーム制御部104および送信部105に出力する。
【0022】方探処理部103は、受信部102より入
力される受信信号に妨害電波が含まれるか否かを判定
し、妨害電波が含まれると判定した場合には、上記受信
信号に基づいて方探処理を行なって妨害電波の到来方向
を求める。この求めた到来方向の情報は、妨害波情報と
して受信ビーム制御部104および送信部105に出力
される。
【0023】受信ビーム制御部104は、受信部102
からの受信信号に基づいて、アップリンク送信信号が効
率よく受信できるように、受信アンテナ101が形成す
る受信ビームを可変制御するものであって、方探処理部
103から妨害波情報が入力される場合には、この情報
にて通知される方向がヌルとなるように受信ビームを可
変制御する。
【0024】送信部105は、地球局200から受信し
たデータを無線周波にのせアンテナ106を介して他の
地球局(図示しない)に転送したり、あるいは上記方探
処理部103にて求めた妨害波情報を無線周波にのせア
ンテナ106を介して地球局200に向け送信する。
【0025】一方、地球局200は、例えば地上に設け
られた通信基地局や、海上の船舶、あるいは航空機等で
あって、受信アンテナ201を備えた受信部202と、
方位演算部203と、送信ビーム制御部204と、送信
アンテナ206を備えた送信部205とを備えている。
【0026】受信アンテナ201は、人工衛星100か
ら空間に放射された無線周波のダウンリンク送信信号を
受信し、受信部202に入力する。受信部202は、上
記受信アンテナ201にて受信した信号に対して復調な
どの信号処理を施して、人工衛星100から送信された
妨害波情報を取り出し、方位演算部203に出力する。
【0027】方位演算部203は、受信部202から入
力された妨害波情報に基づいて、当該地球局200から
見た妨害電波の発信源の方向を算出する。この算出結果
は、送信ビーム制御部204に出力される。
【0028】送信ビーム制御部204は、送信アンテナ
206が形成する送信ビームを可変制御するものであっ
て、方位演算部203の算出結果に基づき妨害電波の発
信源の方向がヌルとなるように送信ビームを形成する。
【0029】送信部205は、前述の人工衛星100を
制御するためのコマンドデータや人工衛星100を通じ
て他の地球局に送信すべき通信データを無線周波にのせ
上記アンテナ206を介して人工衛星100に向け送信
する。
【0030】次に、上記構成の宇宙通信システムの動作
を以下に説明する。まず、通常の通信時について説明す
ると、地球局200は、送信ビーム制御部204が送信
アンテナ206のビーム形状を通常の形状にして、前述
のコマンドデータや通信データをアップリンク送信信号
として人工衛星100に向け送信する。
【0031】これに対して、人工衛星100は、受信ビ
ーム制御部104が上記アップリンク送信信号を効率よ
く受信できるように、受信アンテナ101のビーム形状
を制御して、上記アップリンク送信信号の受信を行な
う。
【0032】このようにして受信された上記アップリン
ク送信信号は、送信部105に入力され、アンテナ10
6を介して他の地球局に向け送信される。一方、方探処
理部103は、受信部102が受信した信号に妨害電波
が含まれるか否かを監視している。
【0033】やがて、地球局200から人工衛星100
に向け送信されるアップリンク送信信号が、例えば航行
中の妨害機に傍受され、この妨害機が人工衛星100に
向け妨害電波を放射すると、人工衛星100では、本来
のアップリンク送信信号とともに、妨害電波を受信して
しまい、正常な通信が不可能となる。
【0034】このような状態になると、方探処理部10
3が受信信号に妨害電波が含まれることを検出し、妨害
電波の受信および妨害機による電波傍受の抑制処理が開
始される。図2はその処理を示すフローチャートであ
る。
【0035】図4に示す抑制処理では、まず、ステップ
2aにおいて、方探処理部103が受信信号に基づいて
方探処理を行なって妨害電波の到来方向を求める。そし
てこの求めた方向を、妨害波情報として受信ビーム制御
部104および送信部105に出力し、ステップ2bに
移行する。
【0036】ステップ2bでは、受信ビーム制御部10
4が、方探処理部103からの妨害波情報に基づいて受
信アンテナ101が形成する受信ビームを可変制御し
て、妨害機の方向がヌルとなるようにし、ステップ2c
に移行する。ステップ2cでは、送信部105が上記妨
害波情報を無線周波にのせアンテナ106を介して地球
局200に向け送信し、ステップ2dに移行する。
【0037】ステップ2dでは、地球局200におい
て、受信アンテナ201を介して受信部202が上記無
線周波にのった信号を受信する。そして、この受信した
信号から妨害波情報を取り出して、方位演算部203に
出力し、ステップ2eに移行する。
【0038】ステップ2eでは、方位演算部203が、
受信部202から入力された妨害波情報に基づいて、地
球局200から見た妨害電波の発信源の方向を算出す
る。そして、この算出結果を送信ビーム制御部204に
出力して、ステップ2fに移行する。
【0039】ステップ2fでは、送信アンテナ206が
方位演算部203の算出結果に基づいて、妨害電波の到
来方向がヌルとなるように送信ビームを形成して、コマ
ンドデータや通信データを人工衛星100に向け送信す
る。
【0040】以上のように、上記構成の宇宙通信システ
ムでは、人工衛星100において妨害電波の到来方向を
求めて、妨害電波を受信しないように人工衛星100の
受信ビームを制御するとともに、地球局200において
は人工衛星100にて求めた妨害電波の到来方向の情報
に基づいて、地球局200から見た妨害電波の発信源の
方向を求め、この方向にアップリンク送信信号が送信さ
れないように地球局200の送信ビームを制御するよう
にしている。
【0041】したがって、上記構成の宇宙通信システム
によれば、人工衛星100における妨害電波の影響を軽
減するとともに、地球局200から人工衛星100に向
けた送信信号の第三者による傍受を防止することができ
る。
【0042】尚、この発明は上記実施の形態に限定され
るものではない。例えば、上記実施の形態では、第三者
(妨害機)が人工衛星100に対して妨害電波を放射す
る場合について説明したが、第三者が地球局200に対
して妨害電波を放射する場合に、適用しても同様の効果
を得られる。
【0043】この場合、上記実施の形態において、人工
衛星100と地球局200とで入れ替えた構成をとるよ
うにし、地球局200において妨害電波の到来方向を求
めて、妨害電波を受信しないように地球局200の受信
ビームを制御するとともに、人工衛星100においては
地球局200にて求めた妨害電波の到来方向の情報に基
づいて、人工衛星100から見た妨害電波の発信源の方
向を求め、この方向にダウンリンク送信信号が送信され
ないように人工衛星100の送信ビームを制御する。そ
の他、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形を
施しても同様に実施可能であることはいうまでもない。
【0044】
【発明の効果】以上述べたように、この発明では、宇宙
飛翔体において妨害電波の到来方向を求めて、この求め
た情報を地球局に送信し、地球局においては宇宙飛翔体
にて求めた妨害電波の到来方向の情報に基づいて、地球
局から見た妨害電波の発信源の方向を求め、この方向に
信号が送信されないように地球局の送信ビームを制御す
る。
【0045】そしてまた、宇宙飛翔体が、方探手段で求
めた妨害電波の到来方向の情報に基づいて、飛翔体受信
手段の受信ビームの形状を制御し、妨害電波の到来方向
からの受信を抑制するようにしている。
【0046】したがって、この発明によれば、宇宙飛翔
体における妨害電波の影響を軽減するとともに、地球局
から宇宙飛翔体に向けた送信信号の第三者による傍受を
防止することが可能な宇宙通信システムを提供できる。
【0047】またこの発明では、地球局において妨害電
波の到来方向を求めて、この求めた情報を宇宙飛翔体に
送信し、宇宙飛翔体においては地球局にて求めた妨害電
波の到来方向の情報に基づいて、宇宙飛翔体から見た妨
害電波の発信源の方向を求め、この方向に信号が送信さ
れないように宇宙飛翔体の送信ビームを制御する。
【0048】そしてまた、地球局が、方探手段で求めた
妨害電波の到来方向の情報に基づいて、地球局受信手段
の受信ビームの形状を制御し、妨害電波の到来方向から
の受信を抑制するようにしている。
【0049】したがって、この発明によれば、地球局に
おける妨害電波の影響を軽減するとともに、宇宙飛翔体
から地球局に向けた送信信号の第三者による傍受を防止
することが可能な宇宙通信システムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わる宇宙通信システムの一実施の
形態の構成を示す回路ブロック図。
【図2】図1に示した宇宙通信システムの人工衛星に対
して妨害電波が放射された場合の動作を説明するための
フローチャート。
【図3】従来の宇宙通信システムを説明するための図。
【符号の説明】
100…人工衛星 101…受信アンテナ 102…受信部 103…方探処理部 104…受信ビーム制御部 105…送信部 106…送信アンテナ 200…地球局 201…受信アンテナ 202…受信部 203…方位演算部 204…送信ビーム制御部 205…送信部 206…送信アンテナ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 宇宙空間を航行する宇宙飛翔体と地球局
    との間で通信を行なう宇宙通信システムにおいて、 前記宇宙飛翔体は、 前記地球局から送信された無線信号を受信する飛翔体受
    信手段と、 この飛翔体受信手段の受信結果から妨害電波の到来する
    方向を求める方探手段と、 この方探手段で求めた妨害電波の到来方向の情報を、前
    記地球局に向け無線送信する飛翔体送信手段とを具備
    し、 前記地球局は、 前記宇宙飛翔体から無線送信される前記情報を受信する
    受信手段と、 この受信手段にて受信した前記情報に基づいて、当該地
    球局から見た妨害電波の発信源の方向を求める方位演算
    手段と、 前記宇宙飛翔体に向けた無線信号の送信を行なう送信手
    段と、 前記方位演算手段で求めた結果に基づいて、前記送信手
    段の送信ビームの形状を制御し、前記妨害電波の到来方
    向に向けた送信を抑制する送信ビーム形状制御手段とを
    具備することを特徴とする宇宙通信システム。
  2. 【請求項2】 前記宇宙飛翔体は、前記方探手段で求め
    た妨害電波の到来方向の情報に基づいて、飛翔体受信手
    段の受信ビームの形状を制御し、前記妨害電波の到来方
    向からの受信を抑制する受信ビーム形状制御手段を具備
    することを特徴とする請求項1に記載の宇宙通信システ
    ム。
  3. 【請求項3】 宇宙空間を航行する宇宙飛翔体と地球局
    との間で通信を行なう宇宙通信システムにおいて、 前記地球局は、 前記宇宙飛翔体から送信された無線信号を受信する地球
    局受信手段と、 この地球局受信手段の受信結果から妨害電波の到来する
    方向を求める方探手段と、 この方探手段で求めた妨害電波の到来方向の情報を、前
    記宇宙飛翔体に向け無線送信する地球局送信手段とを具
    備し、 前記宇宙飛翔体は、 前記地球局から無線送信される前記情報を受信する受信
    手段と、 この受信手段にて受信した前記情報に基づいて、当該宇
    宙飛翔体から見た妨害電波の発信源の方向を求める方位
    演算手段と、 前記地球局に向けた無線信号の送信を行なう送信手段
    と、 前記方位演算手段で求めた結果に基づいて、前記送信手
    段の送信ビームの形状を制御し、前記妨害電波の到来方
    向に向けた送信を抑制する送信ビーム形状制御手段とを
    具備することを特徴とする宇宙通信システム。
  4. 【請求項4】 前記地球局は、前記方探手段で求めた妨
    害電波の到来方向の情報に基づいて、地球局受信手段の
    受信ビームの形状を制御し、前記妨害電波の到来方向か
    らの受信を抑制する受信ビーム形状制御手段を具備する
    ことを特徴とする請求項3に記載の宇宙通信システム。
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