JPH11260373A - 展延メッシュシートの製造方法及びその装置 - Google Patents

展延メッシュシートの製造方法及びその装置

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JPH11260373A
JPH11260373A JP10062663A JP6266398A JPH11260373A JP H11260373 A JPH11260373 A JP H11260373A JP 10062663 A JP10062663 A JP 10062663A JP 6266398 A JP6266398 A JP 6266398A JP H11260373 A JPH11260373 A JP H11260373A
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mesh
mesh sheet
plate
forming
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佳生 合田
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寛之 小林
Saburo Nakatsuka
三郎 中塚
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    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レシプロ方式によるスリット形成により微細
なラス目構造で無地部を設けた展延メッシュシートを製
造する。 【解決手段】 複数の板状カッターを重ね合わせてスリ
ット形成するレシプロ方式により金属シートBの幅方向
の中央部分と両側部分とを除く面に複数列にスリットを
一括形成し、展伸部12によりスリット形成された部分
を展伸してスリットを開口させてメッシュシートCに形
成する。このメッシュシートCの無地部には屈曲部形成
部13により幅方向に凹部が形成され、圧延部14でメ
ッシュ形成部、無地部を平坦に加工して展延メッシュシ
ートDに加工する際の伸びを合わせて変形のない展延メ
ッシュシートを製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電池の集電体に使
用される展延メッシュシートに関し、特に小型、薄型電
池の集電体して利用できるように薄い金属シートに微小
なラス目構造を形成した展延メッシュシートの製造方法
及びその製造装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】シートに千鳥状にスリットを形成してス
リットのラインと直交する方向にシートを引っ張ること
によりスリットを展伸させ、シートをメッシュ構造に形
成する展延メッシュシートの製造方法として、ロータリ
ー方式によるものと、レシプロ方式によるものとが知ら
れている。
【0003】前記ロータリー方式は、複数枚の円板状の
カッターにより、図10(a)に示すように、シートA
の延長方向に多数のスリットaを断続的に且つ並列に形
成する。スリットaは並列形成された隣り合う形成位置
がシートの延長方向にずれる千鳥状に形成することによ
り、スリットaが延長方向に断続して形成される間に結
節部bが形成され、更に、図10(b)に示すように、
スリットaが幅方向に隣り合って形成されている位置を
交互に逆向きに突出するように塑性変形させた膨出部c
が形成される。このようにスリットa、結節部b、膨出
部cが形成されたシートAを、図11に示すように幅方
向が拡大するように引張させると、開口したスリット間
の線状部dが結節部bで接続されたメッシュ構造の展延
メッシュシートが形成される。このような展延メッシュ
シートの製造方法及びその製造装置は、特許第2568
285号として開示されている。
【0004】上記展延メッシュシートを製造する製造装
置は、図12に示すように、周縁部に膨出部cを形成す
る凸部2を所定ピッチで設けた複数の円板状カッター1
を同心に且つ円板状カッター1の厚さ寸法と略同一の間
隔で重ね合わせて構成された一対のロール10、10
を、それぞれの軸心が互いに平行で両ロール10、10
の軸心方向の位置を円板状カッター1の厚さ寸法にずら
せて対向配置し、一方のロール10の円板状カッター1
と他方のロール10の円板状カッター1との間でシート
Aの送給方向にスリットaを形成するための刃部を各円
板状カッター1の両側縁部に設け、この刃部にスリット
aの形成を断続化して結節部bを設けるための逃がし部
3が円板状カッター1の円周方向に所定ピッチで形成さ
れている。
【0005】この両ロール10、10間にシートAを送
給し、両ロール10、10を軸心回りに回転駆動するこ
とにより、図10に示したように、シートAに結節部b
で接続されたスリットaが形成されると共に、スリット
a部分が隣り合う間で互いに逆向きに突出する膨出部c
が形成される。
【0006】このロータリー方式の加工方法では、円板
状カッター1は円板の強度を得るにはその厚さを薄くす
ることに限界があるため、薄く微細なカッターを形成す
るのに限界があり、微細なメッシュ構造に展延メッシュ
シートを加工することができない。従って、微細なメッ
シュ構造の展延メッシュシートを得るには前記レシプロ
方式が用いられる。
【0007】レシプロ方式による展延メッシュシート
は、図13(a)に示すように、上下一対の板状のカッ
ター41、42により、図13(b)に示すように、長
尺シート43の幅方向に断続的な線条が一列に並ぶスリ
ットjを一列毎に加工し、このスリットの加工位置がス
リット形成方向にずれる千鳥状となるように形成する。
【0008】スリットjの形成時にカッター41、42
にスリット形成刃として設けられた凸部によりスリット
jに沿って膨出部kが形成される。このスリットj及び
膨出部kが千鳥状に形成された長尺シート43を、図示
するように長尺方向に引っ張ることにより、スリットj
及び膨出部kが展伸されてメッシュシートに形成され
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】近来の小型薄型化、軽
量化が要求される携帯機器等に使用される電池では、小
型、軽量にして、より高性能であることが要求され、そ
のために電池の活物質を担持する集電体は、メッシュ構
造が微細で薄肉化されたものが必要となる。このような
集電体を形成するための展延メッシュシートは、上記ロ
ータリー方式では、スリット間隔を小にして微細なラス
目を形成するのに限界があって製造できないため、上記
レシプロ方式により製造されることになる。しかしなが
ら、上記したような従来のレシプロ方式によるメッシュ
シートの製造は、前述したごとくスリットを一列毎に加
工するので、加工速度が遅く生産性に欠けコスト高とな
る問題点があった。また、薄肉の展延メッシュシートに
活物質を塗着して圧延する工程での強度を確保し、更に
は集電体にリードを接続するリード接続部を形成するた
めに展延メッシュシートの延長方向にメッシュ加工され
ていない無地部が形成されていることが望ましいが、図
13に示したような従来のレシプロ方式では展伸方法の
関係からシートの全面にメッシュ形成せざるを得ず、レ
シプロ方式により無地部を形成した展延メッシュシート
を製作し難い課題があった。
【0010】本発明の目的とするところは、レシプロ方
式によっても薄肉のシートに微細なラス目構造を効率よ
く加工することができ、更に、無地部を設けて製造する
ことができる展延メッシュシートの製造方法及び装置を
提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本願の第1発明に係る展延メッシュシートの製造方法
は、複数のスリット形成用の刃部が形成された板状カッ
ターを所定間隔を設けて複数枚重ね合わせてなる上型と
下型との間に長尺シートを送給し、前記上型及び下型の
対向方向への進退駆動により、長尺シートの長尺方向に
複数条のスリットを断続的に且つ千鳥状に形成した後、
この長尺シートの幅寸法が拡大する方向に引張して長尺
シートがメッシュ状態となるように展伸することを特徴
とする。
【0012】この製造方法によれば、複数の板状カッタ
ーを重ね合わせた上型と下型との間で長尺シートを塑性
加工することにより、長尺シートに対するスリット形成
が板状カッターの長さ及び板状カッターの重ね合わせ数
の面積で一括して複数列形成されるので、レシプロ方式
によっても効率よくメッシュシートに加工することがで
きる。また、板状カッターはその厚さを薄く形成しても
強度剛性を保つことができるので、微細なメッシュ構造
の加工が可能となる。また、展伸後のメッシュシートに
圧延を加えることにより薄いメッシュシートが形成され
るので、小型、薄型で高性能な電池を製造する上で要求
される微細なメッシュ構造で薄い集電体をこの展延メッ
シュシートから得ることができる。
【0013】また、長尺シートの所定部位の長尺方向に
メッシュ形成されない無地部を設けて展延メッシュシー
トを製造することにより、長尺方向に設けられた無地部
によってシートの引っ張り強度が向上するため、薄いシ
ートでも搬送時や圧延時の引っ張りに耐える強度を得る
ことができる。また、これを電池の集電体として用いる
とき、無地部が設けられていることにより集電体に活物
質を塗着させて圧延するときの強度が向上するばかりで
なく、無地部を利用して電極引き出しリードの接続部を
設けることによりリードの接続性を向上させることがで
きる。
【0014】上記目的を達成するための本願の第2発明
に係る展延メッシュシートの製造装置は、複数の凸部が
所定ピッチで形成され、この凸部間の左右面が交互に切
り欠かれて逃がし部が形成され、前記左右面がシャーリ
ングカッターのカッター面となるように板状カッターが
形成されてなり、この板状カッターをその厚さ寸法と略
同一の間隔で複数枚重ね合わせて上型と下型とを構成
し、この両型を前記厚さ寸法で重ね合わせ方向にずらせ
て対向配置し、上型と下型とを対向方向に進退駆動し
て、両型の対向間の前記板状カッターの長手方向に送給
された長尺シートの長尺方向に断続するスリットを長尺
シートの幅方向に複数条のスリットを千鳥状に形成する
スリット形成手段と、前記長尺シートをスリット形成手
段の板状カッターの長手方向に搬送する搬送手段と、ス
リット形成された長尺シートの幅寸法が拡大する方向に
引張し、前記スリットを展伸してメッシュシートに加工
する展伸手段と、前記メッシュシートを表裏両面から圧
延して平坦化する圧延手段とを具備してなることを特徴
とする。
【0015】この構成によれば、複数の板状カッターを
重ね合わせた上型と下型との間で長尺シートにスリット
形成するレシプロ方式のスリット形成手段が構成され
る。本構成では、レシプロ方式でありながら所定面積に
一括してスリット形成できるので従来の一列づつスリッ
ト加工するレシプロ方式の加工速度が遅い課題を解決す
ることができる。また、板状のカッターによりスリット
形成するので、精度が確保しやすく金型コストを削減す
ることができる。また、板状カッターはその厚さを薄く
形成することができるので微細なメッシュ構造の加工が
可能となり、小型、薄型で高性能な電池を製造する上で
要求される微細なメッシュ構造で薄い集電体をこの展延
メッシュシートから得ることができる。
【0016】上記構成において、板状カッターの厚さ寸
法が、上型及び下型の重ね合わせの両側に徐々に厚くな
るように形成することにより、メッシュ構造の格子目を
構成する線条部の幅をシートの幅方向に徐々に大きく形
成することができるので、展伸時に引っ張り力が多く加
わるシートの両側部分の強度を向上させることができ
る。
【0017】また、逃がし部の両側の刃部を逃がし部側
に向けて切除して板状カッターを形成することにより、
展伸されたときスリット間の結節部の幅が拡大され、角
部が鈍角に形成されるので、メッシュ構造の強度を向上
させることができる。
【0018】また、長尺シートの幅方向の所定部位に対
応する位置に板状カッターが配設されないようにして上
型及び下型を形成することにより、長尺シートの長尺方
向にスリットが形成されない無地部を形成することによ
り、メッシュシートの長尺方向に帯状に無地部が形成さ
れた展延メッシュシートとなる。この無地部が設けられ
ていることによりメッシュシートの搬送時や圧延時に加
わる引っ張りに対する強度が向上するばかりでなく、電
池製造時に無地部を利用して電極引き出しリードの接続
部を設けることにより、開口部のない無地部にリードが
溶接されるので、リードの接続性を向上させることがで
きる。
【0019】また、圧延される以前に無地部に屈曲部を
形成する屈曲部形成手段を設けることにより、無地部に
屈曲部が形成され、屈曲部により無地部の伸びに余地が
できるため、圧延時のメッシュ部分と無地部分との伸び
を合わせて圧延による変形の少ない展延メッシュシート
を製造することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の一実施形態について説明し、本発明の理解に供する。
尚、以下に示す実施形態は本発明を具体化した一例であ
って、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
【0021】図1は、本実施形態に係る展延メッシュシ
ートの製造方法を示すもので、非水電解質電池の電極を
構成する集電体として使用することを目的として、薄い
長尺金属シート、例えば銅シート、アルミニウムシート
に微細メッシュ構造を形成すると共に、その中央部分及
び両側部分にはメッシュ構造を形成しない無地部を設け
た展延メッシュシートを製造する。
【0022】図1において、コイル材としてロール状に
巻回された長尺の金属シートBは端から巻き出されてス
リット形成部11に送給される。スリット形成部11
は、後述する板状カッターを重ね合わせて構成された上
型と下型とを対向配置して、対向方向に進退駆動させる
ことにより、上型と下型との間に送給された金属シート
Bの所定範囲に、図2に示すように、膨出部gを設けて
スリットeを形成する。
【0023】スリット形成部11に配設された上型と下
型とは、金属シートBの幅方向の中央部分と両側部分に
対応する位置には前記板状カッターが配置されず、従っ
て、金属シートBの幅方向の中央部分と両側部分とには
スリットeは形成されない。
【0024】このスリットeが形成された金属シートB
は、図示しない搬送手段により展伸部12に搬送され、
展伸部12において、金属シートBの幅方向を拡張させ
るように引張されることにより、幅方向に膨出部gが伸
び、スリットeが開くので、スリットeはスリット間が
千鳥状に結節部fで連結されていることから、菱形の開
口部が格子状に展伸されたメッシュシートCが形成され
る。このメッシュシートCに対して、屈曲部形成部13
においてメッシュシートCの開口部が形成されていない
中央無地部Nc及び両側無地部Nsに、図6に示すよう
に、メッシュシートCの幅方向に溝状の凹部19または
凸部が形成される。更に、この凹部19が形成されたメ
ッシュシートCは、圧延部14において加圧ローラ1
8、18により圧延されて展延メッシュシートDとな
り、ロール状に巻き取られる。前記のように無地部N
c、Nsに凹部19を形成することにより、圧延部14
においてメッシュシートCが圧延されたときのメッシュ
部分と無地部分との伸びを合わせることができるため、
圧延による展延メッシュシートDの変形を防止すること
ができる。
【0025】上記したような工程により製造される展延
メッシュシートDのメッシュ形成部Mの構成について説
明する。
【0026】図3は、メッシュ形成部Mに配設される上
型21と下型22とを部分的に示すもので、シャーリン
グカッターを構成する複数の板状カッター15を所定間
隔を設けて重ね合わせて構成されている。板状カッター
15は、その両面がシャーリングカッターの刃部24と
して形成され、半円状に凸部23が所定ピッチで形成さ
れている。更に、前記凸部23が突出する間の直線部位
には前記刃部24を斜め方向に切り欠いた逃がし部25
が板状カッター15の一方面と他方面とに交互に配置さ
れるように形成されている。このように形成された板状
カッター15は、板材の厚さ寸法と略同一の間隔寸法を
設けて重ね合わされて上型21及び下型22が形成され
る。この上型21と下型22とは、板状カッター15の
重ね合わせ方向に板状カッター15の厚さ寸法だけ重ね
合わせ方向にずれた位置に上下に対向させて配設され
る。この上型21、下型22をその対向方向に進退駆動
することによって、上型21の板状カッター15と下型
22の板状カッター15とが互いに噛み合って、対向間
に送給された金属シートBに図2に示すように、前記凸
部23により膨出部gが設けられたスリットeが形成さ
れる。
【0027】図4(a)は、前記上型21と下型22と
が噛み合った状態を平面的に示し、この状態に対応し
て、この位置に送給された金属シートBにスリット形成
された状態を図4(b)に示している。図示するよう
に、上下の刃部24、24が合致する位置でスリットe
が形成され、上下の逃がし部25、25が合致する位置
では刃部24が切り欠かれているのでスリットeは形成
されない。また、刃部24が平面方向に対面するスリッ
ト間には刃部24によって切断された部分を凸部23に
より金属シートBの表裏に交互に突出させた膨出部gが
形成される。また、上下の逃がし部25、25の合致し
た位置にはスリットeが形成されないので、スリットe
は断続的に且つ千鳥状に形成され、逃がし部25の合致
位置、即ち断続するスリットe間に結節部fが形成され
ることになる。
【0028】上記のようにスリット形成部11は、板状
カッター15を重ね合わせた上型21と下型22とを対
向間で進退駆動させ、複数列のスリットeを同時形成す
るので、レシプロ方式でありながら所定面積にスリット
形成を一括して行うことができる。板状カッター15
は、図12に示したような円板状カッター10の円周上
に形成されるスリット形成用の刃部等を数分の一の数で
平面上に配列して形成されるので、1つのカッターのサ
イズは小さくなるので、カッターとしての厚さは薄く形
成することが可能となり、ロータリー方式では不可能な
微細なスリット加工を行うことができる。このような板
状カッター15では最小厚さは100μmを加工限界と
して微細なスリット形成が可能となり、小型で高性能な
電池の製造に不可欠な微細ラス目構造の集電体を製作す
ることができる。
【0029】スリット形成部11において上記のように
スリットe、膨出部g、結節部fが形成された金属シー
トBを、展伸部12において金属シートBの幅方向が拡
大するように引張すると、図5(a)(b)に示すよう
に、スリットeが開口し、スリット間に形成されている
膨出部gが展伸され、スリットeは菱形の開口部とな
り、各開口部は結節部fで連結されたラス目のメッシュ
シートCが形成される。
【0030】スリット形成部位を展伸する展伸量は、幅
方向の拡大距離により変化するので、図5(b)に示す
ように、スリットeが開口して形成された菱形開口部を
囲む対角線の長い対角LWと短い対角SWとの比率が略
2:1となる程度に展伸する。
【0031】このメッシュシートCは屈曲部形成部13
に搬送されて中央無地部Nc及び両側無地部Nsに凹部
19が形成される。屈曲部形成部13は、ローラ表面の
中央無地部Nc及び両側無地部Nsに当接する位置にロ
ーラの幅方向に凸部が形成された雄型ローラと凹部が形
成された雌型ローラとを対向配置し、ローラ間の前記凸
部と凹部との位置が対向間で一致するように配設する。
この雄型ローラと雌型ローラとの間にメッシュシートC
を送り込み、ローラ間で加圧することにより、中央無地
部Ncと両側無地部Nsとに、図6に示すように幅方向
に凹部19が形成される。この凹部19が形成されたメ
ッシュシートCは、圧延部14に搬送される。尚、凹部
19は表面側に凸となるように凸部として形成してもよ
い。
【0032】圧延部14は、その表面が平坦な一対の加
圧ローラ18、18により、ローラ間でメッシュシート
Cを加圧してメッシュ形成部Mの凹凸や無地部Nc、N
sの凹部19を平坦にして全面が均一厚さになるように
圧延する。このときメッシュ形成部Mの伸びは無地部N
c、Nsの伸びより大きくなるが、無地部Nc、Nsに
凹部19が形成されていることにより、伸びの程度が一
致して圧延部14から排出される展延メッシュシートD
の変形やメッシュの破断や変形を防止することができ
る。従って、前記屈曲部形成部13において形成される
凹部19の形状寸法や形成数は、メッシュ形成部Mの圧
延時の伸びに無地部Nc、Nsが一致するように設定さ
れ、これに基づいて前記雄型ローラ及び雌型ローラが形
成される。
【0033】上記のように形成される展延メッシュシー
トは、中央部分及び両側部分に無地部Nc、Nsが形成
されているので、各加工工程に搬送される際の引っ張り
に耐える強度が得られ、無地部が形成されていない場合
より格段に大きな引っ張り強度を備えているため、小型
薄型の電池に必要な薄い集電体を作成するための薄い展
延メッシュシートDを製造することができる。この無地
部Nc、Nsが設けられた展延メッシュシートDから前
記集電体を切り出すとき、無地部Nc、Nsの存在を有
効に利用して、高性能な電池を製造することができる。
即ち、図7に示すように、展延メッシュシートDの中央
無地部Ncに集電体35のリード接続部35aが位置す
るように切り出すことにより、この集電体35に活物質
を塗着させて作成した正極または負極をセパレータを介
して積層し、前記リード接続部35a間を接続し、電極
を引き出すリードに接続するとき、メッシュ構造による
開口部のないリード接続部35aで溶接により接合され
るので、溶接性に優れ、大きな電流の取り出しが可能な
電池を構成することができる。
【0034】また、図8に示すように、板状カッター1
5の逃がし部25を刃部24から切り欠いて形成すると
き、図示するように逃がし部25に接する刃部24の角
を逃がし部25の方向にカットした角切り部36を形成
して逃がし部25を形成することにより、ラス目の強度
を向上させることができる。この角切り部36を設ける
ことにより、刃部24により形成されるスリットeが逃
がし部25で中断される幅が広がり、スリットeの形成
長さが短くなるため、展伸によりスリットeが開いたと
きの両端が鋭角でなく、図9に示すように、アールを帯
びた鈍角に形成されるので、スリットeにより形成され
る菱形の開口部をつなぐ結節部fの幅が広がると共に、
鈍角で連結されるので、引っ張りに対する強度が増強さ
れる。
【0035】以上説明した展延メッシュシートDに形成
されるラス目は、基本的には一定のサイズに形成される
が、幅方向にラス目を徐々に小さくする、あるいは場所
毎にラス目のサイズを変えることもできる。例えば、上
型21及び下型22を構成する板状カッター15の板材
の幅を、金属シートBの幅方向に厚くなるように形成す
ることにより、格子目の線状部hの幅が幅方向に徐々に
大きくなり、展伸時に大きな力が加わる両側方向の強度
を向上させることができる。また、板状カッター15の
厚さの変化に対応させて凸部23、刃部24、逃がし部
25の寸法を変えることにより、メッシュの長目方向と
短目方向との距離比率を同一にして、ラス目のサイズが
変化するように形成することもできる。
【0036】
【発明の効果】以上の説明の通り本発明によれば、複数
の板状カッターを用いたレシプロ方式により複数列のス
リット形成を同時に行うので、レシプロ方式による展延
メッシュシートの加工速度を向上させることができる。
また、板状カッターにより微細にスリット形成すること
が可能となるため、微細なラス目構造の展延メッシュシ
ートを製造することができ、小型で高性能な電池を製作
する上で必要な微細ラス目を備えた集電体を製作するこ
とが可能となる。また、金属シートの幅方向の中央部分
と両側部分とにスリット形成しない部位を設けてスリッ
ト形成することができるので、これを展伸することによ
り無地部を備えた展延メッシュシートが形成され、無地
部により引っ張り強度が向上するため、展延メッシュシ
ートの製造工程やこれを利用した電池電極の製造工程に
おける搬送や圧延時に不良が発生することが抑えられ
る。更に、無地部は電池の集電体を製作するときにリー
ド等の溶接部位として利用することができ、開口部がな
いことから溶接性に優れ、強電流の取り出しも可能とな
り、本展延メッシュシートを用いて高性能な電池を製造
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る展延メッシュシートの
製造方法を示す斜視図。
【図2】スリット形成部によりスリット形成された状態
の金属シートの部分斜視図。
【図3】板状カッターの構成を示す斜視図。
【図4】スリット形成の状態を示す(a)は上型と下型
との噛み合い状態、(b)は形成されたスリットの形成
を示す平面図。
【図5】展伸により(a)のスリット状態から(b)の
メッシュ構造に加工する展伸の説明図。
【図6】凹部形成を示す(a)は平面図と(b)は側面
図。
【図7】無地部を利用して集電体を切り出す方法を説明
する平面図。
【図8】板状カッターの変形例を示す斜視図。
【図9】同上カッターにより形成されるメッシュ構造を
示す平面図。
【図10】スリット形成を説明する(a)は平面図と
(b)は同図のG−G線矢視断面図。
【図11】スリット形成と展伸との状態を説明する平面
図。
【図12】ロータリー方式によるスリット形成構造を示
す側面図。
【図13】レシプロ方式による(a)はスリット形成構
造、(b)は展伸の状態を示す斜視図。
【符号の説明】
11 スリット形成部 12 展伸部 13 屈曲部形成部 14 圧延部 15 板状カッター 19 凹部(屈曲部) 21 上型 22 下型 23 凸部 24 刃部 25 逃がし部 36 角切り部 e スリット f 結節部 g 膨出部 h 線状部 B 金属シート C メッシュシート D 展延メッシュシート Nc、Ns 無地部 M メッシュ形成部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のスリット形成用の刃部が形成され
    た板状カッターを所定間隔を設けて複数枚重ね合わせて
    なる上型と下型との間に長尺シートを送給し、前記上型
    及び下型の対向方向への進退駆動により、長尺シートの
    長尺方向に複数条のスリットを断続的に且つ千鳥状に形
    成した後、この長尺シートの幅寸法が拡大する方向に引
    張して長尺シートがメッシュ状態となるように展伸する
    ことを特徴とする展延メッシュシートの製造方法。
  2. 【請求項2】 長尺シートの所定部位の長尺方向に帯状
    にメッシュ形成されない無地部を設けて展延メッシュシ
    ートを製造する請求項1記載の展延メッシュシートの製
    造方法。
  3. 【請求項3】 複数の凸部が所定ピッチで形成され、こ
    の凸部間の左右面が交互に切り欠かれて逃がし部が形成
    され、前記左右面がシャーリングカッターのカッター面
    となるように板状カッターが形成されてなり、この板状
    カッターをその厚さ寸法と略同一の間隔で複数枚重ね合
    わせて上型と下型とを構成し、この両型を前記厚さ寸法
    で重ね合わせ方向にずらせて対向配置し、上型と下型と
    を対向方向に進退駆動して、両型の対向間の前記板状カ
    ッターの長手方向に送給された長尺シートの長尺方向に
    断続するスリットを長尺シートの幅方向に複数条のスリ
    ットを千鳥状に形成するスリット形成手段と、 前記長尺シートをスリット形成手段の板状カッターの長
    手方向に搬送する搬送手段と、 スリット形成された長尺シートの幅寸法が拡大する方向
    に引張し、前記スリットを展伸してメッシュシートに加
    工する展伸手段と、 前記メッシュシートを表裏両面から圧延して平坦化する
    圧延手段とを具備してなることを特徴とする展延メッシ
    ュシートの製造装置。
  4. 【請求項4】 板状カッターの厚さ寸法が、上型及び下
    型の重ね合わせの両側方向に徐々に厚くなるように形成
    されてなる請求項3記載の展延メッシュシートの製造装
    置。
  5. 【請求項5】 逃がし部の両側の刃部を逃がし部側に向
    けて切除して板状カッターが形成されてなる請求項2ま
    たは4記載の展延メッシュシートの製造装置。
  6. 【請求項6】 長尺シートの幅方向の所定部位に対応す
    る位置に板状カッターが配設されないようにして上型及
    び下型を形成することにより、長尺シートの長尺方向に
    スリットが形成されない無地部を形成する請求項3〜5
    いずれか一項に記載の展延メッシュシートの製造装置。
  7. 【請求項7】 圧延される以前に無地部に屈曲部を形成
    する屈曲部形成手段が設けられてなる請求項3〜6いず
    れか一項に記載の展延メッシュシートの製造装置。
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