JPH11260364A - Mn含有複合水酸化ニッケル活物質及びその製造方法 - Google Patents

Mn含有複合水酸化ニッケル活物質及びその製造方法

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JPH11260364A
JPH11260364A JP10053312A JP5331298A JPH11260364A JP H11260364 A JPH11260364 A JP H11260364A JP 10053312 A JP10053312 A JP 10053312A JP 5331298 A JP5331298 A JP 5331298A JP H11260364 A JPH11260364 A JP H11260364A
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JP
Japan
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nickel
oxide
aqueous solution
cobalt
nickel hydroxide
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Application number
JP10053312A
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English (en)
Inventor
Kazuhito Komatsu
和仁 小松
Sumihiko Makizoe
澄彦 牧添
Tsuneyoshi Kamata
恒好 鎌田
Yasuhiro Ochi
康弘 越智
Takashi Okifuji
貴嗣 沖藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Mining and Smelting Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Mining and Smelting Co Ltd
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Publication date
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Abstract

(57)【要約】 【課題】 二次電池の電極材料として用いた場合に、優
れた放電特性、特に利用率の向上を図るMn含有複合水
酸化ニッケル活物質およびその製造方法を提供する。 【解決手段】 Mn含有複合水酸化物であって、ニッケ
ル及びコバルトを含む酸化物の被覆層を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、Mn含有複合水酸
化ニッケル活物質及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】ニッケ
ル・カドミウム蓄電池やニッケル・金属水素化物蓄電池
等のアルカリ蓄電池に共通的に使用される水酸化ニッケ
ル正極は、電池の高エネルギー密度化の要望が高まる中
で、従来の焼結式に代えて、高容量密度化が可能なペー
スト式が主体となりつつある。このペースト式ニッケル
正極は、95%程度の高い多孔度を有する発泡ニッケル
基板やニッケル繊維基板に、水酸化ニッケル粉末をコバ
ルト化合物粉末等と共に、充填、加圧成形して得られて
いる。このような発泡ニッケル基板は、ウレタン等の発
泡プラスチックにニッケルをメッキした後に加熱し、発
泡プラスチックを熱分解して発泡金属を得るものであ
る。
【0003】アルカリ蓄電池用正極材である水酸化ニッ
ケルの充放電中の反応は、一般的には、β−Ni(OH)2
とβ−NiOOHの間の反応を利用しており、これは一
電子反応であるが、最も安定な反応であり、汎用されて
いる。これをβ−Ni(OH)2とγ−NiOOHの間の反
応を利用することにより多電子反応とすると、容量が増
加するという利点がある。しかし、β−Ni(OH)2とγ
−NiOOHの格子定数差により充放電時に生成したγ
−NiOOHからβ−Ni(OH)2への放電反応が困難で
ある、という問題がある。
【0004】一方、α−Ni(OH)2とγ−NiOOHの
間の反応を利用すると、これも多電子反応であるので容
量が増加するという利点があり、かつα−Ni(OH)2
γ−NiOOHでは格子定数差が小さいので充放電時の
体積変化も小さく、好ましいものである。
【0005】しかし、α−Ni(OH)2はアルカリ液中で
不安定であり、容易にβ−Ni(OH)2に変化してしまう
という問題があり、実用化できない原因となっていた。
【0006】本発明は、上記問題に鑑み、電池の電極材
料として用いた場合に、優れた放電特性、特に利用率の
向上を図った水酸化ニッケル活物質及びその製造方法を
提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成する請求
項1に記載のMn含有複合水酸化ニッケル活物質の発明
は、Mn含有複合水酸化物であって、ニッケル及びコバ
ルトを含む酸化物の被覆層を有することを特徴とする。
【0008】請求項2のMn含有複合水酸化ニッケル活
物質の発明は、請求項1において、酸化物被覆層部の金
属含有量が水酸化物粒子に対して2重量%以上10重量
%以下であることを特徴とする。
【0009】請求項3のMn含有複合水酸化ニッケル活
物質の発明は、請求項1において、酸化物被覆層中のニ
ッケル含有量が酸化物被覆層部の金属含有量に対して5
重量%以上20重量%以下であることを特徴とする。
【0010】請求項4のMn含有複合水酸化ニッケル活
物質の製造方法の発明は、Mn含有複合水酸化ニッケル
をニッケル塩を含む水溶液中に分散させ、アルカリ水溶
液及びアンモニウムイオンを含む水溶液を連続的に供給
し分散した粒子の表面上にニッケル酸化物を析出・被覆
せしめ、続いてコバルト塩を含む水溶液中に分散させ、
アルカリ水溶液及びアンモニウムイオンを含む水溶液を
連続的に供給し分散した粒子の表面上にコバルト酸化物
を析出・被覆せしめることを特徴とする。
【0011】請求項5のMn含有複合水酸化ニッケル活
物質の製造方法の発明は、Mn含有複合水酸化ニッケル
をニッケル及びコバルト塩を含む水溶液中に分散させ、
アルカリ水溶液及びアンモニウムイオンを含む水溶液を
連続的に供給し分散した粒子の表面上にニッケル及びコ
バルトの複合酸化物を析出・被覆せしめることを特徴と
する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明するが、本発明はこれに限定されるものではな
い。
【0013】本発明は、Mn含有複合水酸化ニッケル粒
子にニッケル酸化物層とコバルト酸化物層、あるいは、
ニッケル及びコバルトの複合酸化物層を被覆させること
で、より高い放電利用率が得られるMn含有複合水酸化
ニッケル粉を提供することにある。ここで、上記酸化物
被覆層部の金属含有量(ニッケル酸化物及びコバルト酸
化物)が水酸化物粒子に対して2重量%以上10重量%
以下であることが好ましい。これは、2重量%未満の場
合では、後述する実施例に示すように、利用率が低く皮
膜が薄くて十分な導電性が得られないからであり、ま
た、10重量%を超えた場合では定かではないが、皮膜
が厚すぎるとプロトンが粒子内に拡散しにくくなり、共
に好ましくないからである。
【0014】また、上記酸化物被覆層中のニッケル含有
量が酸化物被覆層部の金属含有量に対して5重量%以上
20重量%以下であることが好ましい。これは、5重量
%未満の場合では、後述する実施例に示すように、被覆
されない微粒子の凝集体があり、これがアルカリ液に溶
解し、導電性が低下するからであり、また、20重量%
を超えた場合ではNiが多すぎると皮膜の導電性が低下
し、利用率が低下し、共に好ましくないからである。
【0015】本発明の金属酸化物層を被覆したMn含有
複合ニッケル水酸化物の製造方法を以下に説明する。
【0016】先ず、Mn含有複合水酸化ニッケルの製造
方法の一例を示す。本発明で被覆の対象とするMn含有
複合水酸化ニッケルは特に限定されるものではないが、
以下の製造方法によるものは特に好ましい。1.75 mol
/lに調製したNi/Mn=9/1の硫酸塩水溶液、6.
5 mol/lのアンモニア水溶液、6 mol/lの水酸化ナ
トリウム水溶液を準備した。窒素ガスを毎分1lバブリ
ングさせた。この時の溶存酸素は0.2mg/lであった。
Ni塩溶液を毎分10ml及びアンモニア溶液を毎分6.2
mlの速度で30℃に保ちながら7.2Lの反応槽内に同時
に供給し、速やかに均一になるよう混合攪拌した。槽内
温度を30℃に保ったまま6 mol/lの水酸化ナトリウ
ムを平均毎分6.2mlの速度で反応槽内の pHが12.5±
0.2の範囲で保持するように供給し攪拌した。Ni,M
n塩の総量1に対して水酸化ナトリウムは2.1、アンモ
ニアは2になるようにした。生成した複合水産化物を反
応槽上部よりオーバーフローさせ連続的に取り出した。
この時の平均滞留時間は6時間であり、6時間連続作動
させた後サンプルを採取し、水洗ろ過後80℃大気中で
1週間乾燥を行いMn含有複合水酸化ニッケル粒子を得
た。定量分析の結果からこの時のマンガン量は金属原子
比で10モル%であり、出発原料の混合比と一致、X線
回折図から水酸化ニッケルに帰属されるピークのみ観測
され均一な組成の結晶であることを確認した。
【0017】ここで、本発明でNi塩としては、例えば
硫酸塩,硝酸塩,塩化物等を用い、Mn塩としては、塩
化物,硫酸塩等を用いている。アルカリ水溶液は特に限
定されるものではないが、水酸化ナトリウムを用いるの
が好適である。
【0018】本実施の形態において使用する水酸化ニッ
ケル合成槽は、内部が密閉状態となるものが好ましく、
水酸化ニッケルの合成前及び合成中には、不活性ガス及
び還元性ガスを導入し、槽内溶液中の溶存酸素濃度が0.
5mg/L以下の条件で合成するようにしている。これ
は、溶存酸素濃度が0.5mg/Lを超えた場合には、合成
中に酸化反応が起こり、好ましくないからである。導入
する不活性ガスとしては、例えばアルゴン,窒素,ヘリ
ウム等を用い、槽内にバブリングして、溶在酸素濃度を
0.5mg/Lを超えないようにしている。
【0019】反応槽内にはMnを含むNi塩溶液とアル
カリ水溶液及びアンモニウムイオンを含む水溶液を連続
的に供給するのが好ましい。ここで、Ni/Mnの比率
は95/5〜85/15とし、例えば1.75 mol/lに
調製したNi/Mn硫酸塩水溶液を用い、アンモニア水
溶液としては、例えば6.5 mol/lのアンモニア水溶
液、アルカリ水溶液としては6 mol/lの水酸化ナトリ
ウム水溶液を用いるのが好ましい。
【0020】また、Mnを含むNi塩溶液を毎分5.0〜
18ml、好ましくは10mlの速度で供給、アンモニア溶
液を毎分3.0〜11ml、好ましくは6.2mlの速度で供給
している。これは、供給速度が遅い場合には、比表面積
が小さく、しかも乾燥後のMnの平均酸化度が3.1と少
なく、好ましくないからである。また、供給速度が早い
場合には、微粒子の凝集体で未反応となり、好ましくな
いからである。また、供給速度とも関係するが、平均滞
留時間は3時間以上12時間以下とするのが好ましい。
【0021】また、Mnを含むNi塩溶液とアンモニア
溶液とは同時に供給するのが好ましい。これは、同時に
供給しない場合には、結晶核発生速度すなわち析出速度
が極端に速くなり、微粒子の凝集状態が発生し十分なタ
ップ密度が得られにくい点で好ましくないからである。
【0022】反応温度は、25〜40℃程度、好ましく
は30℃近傍に保ちながら反応させるのが好ましい。こ
れは、上記40℃とした場合には、比表面積が小さく好
ましくなく、また25℃未満であると嵩高いものとな
り、共に好ましくないからである。
【0023】反応pHは、12〜13.5程度、好まし
くは12.5近傍に保ちながら反応させるのが好まし
い。これは、pHが12未満では、タップ密度が低くな
り、また、pHが13.5以上では、タップ密度は高い
ものの比表面積が小さいものとなり、共に好ましくない
からである。
【0024】得られた水酸化ニッケルは濾過・洗浄、脱
水をした後、乾燥する。この乾燥工程は大気中70℃以
上、好ましくは80℃で、少なくとも16時間以上、こ
のましくは1週間(7日間)程度行い、合成反応中不活
性雰囲気下で酸化させない状態であったものを酸化させ
ることとなる。
【0025】このような方法により得られた本発明の水
酸化ニッケル活物質は、タップ密度が1.9g/cc以上で
あり、比表面積が8m2/g以上であり、細孔の空間体積
が0.01 cm3/g以上であり、30Å以上の細孔半径を
有する細孔容積が全細孔容積に対して40%以下であ
り、Mnの含有量が5モル%以上15モル%以下の範囲
にあり、Mnの平均酸化度が3.5以上の物性値を有する
ものである。ここで、本発明の水酸化ニッケル活物質に
おいて、Mnの含有量を5モル%以上15モル%以下の
範囲としたのは、5モル%未満ではタップ密度が低く、
利用率が低いものとなるからであり。また15モル%を
超えたものでは利用率は向上するものの、タップ密度が
低く好ましくないからである。
【0026】本発明のMn含有水酸化ニッケルは、共晶
状態及び/又は固溶状態にあるものである。このように
水酸化ニッケル結晶中にマンガン原子が共晶状態及び/
又は固溶状態にすることにより、充放電時に結晶格子中
を移動するプロトンの移動度が向上し、充放電反応が速
やかに進行するからである。すなわち、固溶状態にな
く、分離し析出している場合には、水酸化ニッケルのみ
が反応に関与し、十分な利用率は得られないこととな
り、好ましくないからである。
【0027】本発明の第1のMn含有複合ニッケル水酸
化物の製造方法は、上記得られたMn含有複合水酸化ニ
ッケルをニッケル塩を含む水溶液中に分散させ、アルカ
リ水溶液及びアンモニウムイオンを含む水溶液を連続的
に供給し分散した粒子の表面上にニッケル酸化物を析出
・被覆せしめ、続いてコバルト塩を含む水溶液中に分散
させ、アルカリ水溶液及びアンモニウムイオンを含む水
溶液を連続的に供給し分散した水酸化ニッケル粒子の表
面上にコバルト酸化物を析出・被覆せしめ、ニッケル酸
化物層の表面にコバルト酸化物層を被覆するようにした
ものである。
【0028】本発明の第2のMn含有複合ニッケル水酸
化物の製造方法は、上記得られたMn含有複合水酸化ニ
ッケルをニッケル及びコバルト塩を含む水溶液中に分散
させ、アルカリ水溶液及びアンモニウムイオンを含む水
溶液を連続的に供給し分散した粒子の表面上にニッケル
及びコバルトの複合酸化物を析出・被覆せしめ、ニッケ
ル酸化物層とコバルト酸化物層との複合層を被覆するよ
うにしたものである。
【0029】
【実施例】以下本発明の好適な実施例について説明する
が、本発明はこれに限定されるものではない。
【0030】実施例1 <Mn含有複合水酸化ニッケルの製造>1.75 mol/l
に調製したNi/Mn=9/1の硫酸塩水溶液、6.5 m
ol/lのアンモニア水溶液、6 mol/lの水酸化ナトリ
ウム水溶液を準備した。槽内には窒素ガスを毎分1リッ
トルバブリングさせた。この時の溶存酸素は0.2mg/l
であった。上記Ni塩溶液を毎分10ml及びアンモニア
溶液を毎分6.2mlの速度で、30℃に保ちながら7.2L
の反応槽内に同時に供給し、速やかに均一になるよう混
合撹拌した。槽内温度を30℃に保ったまま6 mol/l
の水酸化ナトリウムを平均毎分6.2mlの速度で反応槽内
の pHが12.5±0.2の範囲で保持するように供給しつ
つ撹拌した。Ni,Mn塩の総量1に対して水酸化ナト
リウムは2.1、アンモニアは2になるようにした。生成
した複合水酸化物を反応槽上部よりオーバーフローさせ
連続的に取り出した。この時の平均滞留時間は6時間で
あり、6時間連続作動させた後サンプルを採取し、水洗
ろ過後80℃大気中で1週間乾燥を行い目的物質のMn
含有水酸化ニッケル微粒子粉末を得た。
【0031】定量分析の結果からこの時のマンガン量は
金属原子比で10モル%であり、出発原料の混合比と一
致、X線回折図から水酸化ニッケルに帰属されるピーク
のみ観測され均一な組成の結晶であることを確認した。
また、SEM写真から粒径のそろった球状粒子であるこ
とも確認できた。また、硫酸第一鉄アンモニウム法によ
りMnの平均価数を測定したところ3.7価であった。タ
ップ密度は、20mlメスシリンダーに粉体を15g入れ
1000回タッピングしたときの容積を測定し、投入重
量/測定容積の計算式で求めた。この測定の結果、本実
施例の微粒子粉末のタップ密度は2.2g/ccであった。
また、比表面積及び細孔容積測定は窒素ガス吸着法によ
り求め、比表面積が16m2/g、全細孔容積が0.02cm
3/g、30Å以上の細孔半径を有する細孔容積の全細孔
容積に対する割合は30%であった。
【0032】<Mn含有複合水酸化ニッケルの表面に酸
化ニッケル及び酸化コバルトの複層の被覆>0.01 mol
/lの硫酸ニッケル水溶液を1000ml用意し、別途作
成したMn含有複合水酸化ニッケル粒子60gを溶液中
に分散させ室温で攪拌する。続いて水酸化ナトリウム水
溶液を硫酸ニッケル水溶液中のニッケルイオンに対して
アルカリイオンが1:2.3になるまで供給する。同時に
アンモニア水溶液を硫酸ニッケル水溶液中のニッケルイ
オンに対してアンモニウムイオンが12になるまで供給
する。本実施例では4時間かけて供給した。なお、必要
に応じてこの供給時間は調節すればよいが、余り短くて
も長くても好ましくなく、2時間から5時間掛けて供給
するのが望ましい。この際得られるニッケルの含有量は
Mn含有複合水酸化ニッケル粉に対して1重量%であ
る。反応完了後取り出した粒子を水洗・ろ過後、80℃
で16時間乾燥しニッケル酸化物で被覆された水酸化ニ
ッケルの粒子を得た。SEM観察により粒子上への被覆
物を確認した。次に、0.05 mol/lの硫酸コバルト水
溶液を1000ml用意したものに、上記得られたニッケ
ル酸化物で被覆された水酸化ニッケル粒子60gを溶液
中に分散させ、室温で攪拌する。続いて水酸化ナトリウ
ム水溶液を硫酸ニッケル水溶液中のニッケルイオンに対
してアルカリイオンが1:2.3になるまで供給する。同
時にアンモニア水溶液を硫酸ニッケル水溶液中のニッケ
ルイオンに対してアンモニウムイオンが1:2になるま
で供給する。本実施例では、4時間掛けて供給した。な
お、必要に応じてこの供給時間は調節すればよいが、余
り短くても長くても好ましくなく、2時間から5時間掛
けて供給するのが望ましい。この際得られるニッケルの
含有量はMn含有複合水酸化ニッケル粉に対して5重量
%であった。反応完了後取り出した粒子を水洗・ろ過
後、80℃で16時間乾燥しニッケル及びコバルト酸化
物の二層で被覆された粒子を得た。SEM観察により粒
子上への被覆物を確認した。定量分析の結果からこのと
きのニッケルの含有量及びコバルトの含有量はそれぞ
れ、1重量%と5重量%であり目的とした値と一致し
た。
【0033】この得られたニッケル及びコバルト酸化物
の二層で被覆された粒子10gに金属コバルト2gを混
合し、ペースト状態にしたものを多孔性ニッケル集電体
に充填した後乾燥し加圧した正極のニッケル電極を作製
した。負極に水素吸蔵合金電極を用い、電解液には7.2
mol/lの水酸化カリウム水溶液を用いて密閉型ニッケ
ル−カドミニウムモデルセルを作製した。このモデルセ
ルの一例を図1に示す。図1中、符号1は正極( ニッケ
ル電極)、2は負極( 水素吸蔵合金電極) 、3は樹脂押
さえ板、4はPP(ポリプロピレン)製セパレータ、5
は電解液(7.2mol/l KOH)を各々図示する。
【0034】0.1C相当の電流で18時間充電した後、
0.2C相当の電流で0.5Vまで放電して放電容量を求め
た。そして1電子酸化・還元時の理論放電容量を100
として実際に得られた放電容量を割ったものを放電利用
率として計算した。一方、高率充放電特性については1
C相当の電流で1.8時間充電した後、1C相当の電流で
0.5Vまで放電して放電容量及び放電利用率を求めた。
その結果を表1に示す。
【0035】実施例2 <Mn含有複合水酸化ニッケルの表面に酸化ニッケル及
び酸化コバルトの複合層の被覆>0.06 mol/lの硫酸
ニッケルと硫酸コバルトの混合水溶液(Ni/Co=1
/5)を1000ml用意し、Mn含有複合水酸化ニッケ
ル粒子60gを溶液中に分散させ室温で攪拌する。続い
て水酸化ナトリウム水溶液を硫酸ニッケル及び硫酸コバ
ルト混合水溶液中の金属イオンに対してアルカリイオン
が1:2.3になるまで供給する。同時にアンモニア水溶
液を硫酸ニッケル及び硫酸コバルト混合水溶液中の金属
イオンに対してアンモニウムイオンが1:2になるまで
供給する。この際2時間から5時間掛けて供給するのが
望ましい。この際得られるニッケルの含有量及びコバル
トの含有量はMn含有複合水酸化ニッケル粉に対してそ
れぞれ、1重量%と5重量%である。反応完了後取り出
した粒子を水洗・ろ過後、80℃で16時間乾燥しニッ
ケル酸化物で被覆された粒子を得た。SEM観察により
粒子上への被覆物を確認した。定量分析の結果からこの
ときのニッケルの含有量及びコバルトの含有量はそれぞ
れ、1重量%と5重量%であり目的とした値と一致し
た。この得られた粒子を実施例1の方法に従って、同様
にモデルセルを作製し放電利用率を求めた。その結果を
表1に示す。
【0036】実施例3 0.005 mol/lの硫酸ニッケル水溶液と0.025 mol
/l硫酸コバルト水溶液をそれぞれ1000ml及びMn
含有複合水酸化ニッケル粒子60gを用意する。実施例
1と同様に操作してニッケル酸化物及びコバルト酸化物
の二層を被覆させた。この際得られるニッケルの含有量
及びコバルトの含有量はMn含有複合水酸化ニッケル粉
に対してそれぞれ、0.5重量%と2.5重量%である。S
EM観察により粒子上への被覆物を確認した。定量分析
の結果からこのときのニッケルの含有量及びコバルトの
含有量はそれぞれ、0.5重量%と2.5重量%であり目的
とした値と一致した。この得られた粒子を実施例1の方
法に従って、同様にモデルセルを作製し放電利用率を求
めた。その結果を表1に示す。
【0037】実施例4 0.005 mol/lの硫酸ニッケル水溶液と0.055 mol
/l硫酸コバルト水溶液をそれぞれ1000ml及びMn
含有複合水酸化ニッケル粒子60gを用意する。実施例
1と同様に操作してニッケル酸化物及びコバルト酸化物
の二層を被覆させた。この際得られるニッケルの含有量
及びコバルトの含有量はMn含有複合水酸化ニッケル粉
に対してそれぞれ、0.5重量%と5.5重量%である。S
EM観察により粒子上への被覆物を確認した。定量分析
の結果からこのときのニッケルの含有量及びコバルトの
含有量はそれぞれ、0.5重量%と5.5重量%であり目的
とした値と一致した。この得られた粒子を実施例1の方
法に従って、同様にモデルセルを作製し放電利用率を求
めた。その結果を表1に示す。
【0038】比較例1 酸化物被覆層を有しないMn含有複合水酸化ニッケル粒
子を、実施例1の方法に従って、同様にモデルセルを作
製し放電利用率を求めた。その結果を表1に示す。
【0039】比較例2 0.06 mol/lの硫酸ニッケル水溶液を1000ml用意
し、Mn含有複合水酸化ニッケル粒子60gを溶液中に
分散させ室温で攪拌する。続いて水酸化ナトリウム水溶
液を硫酸ニッケル水溶液中のニッケルイオンに対してア
ルカリイオンが1:2.3になるまで供給する。同時にア
ンモニア水溶液を硫酸ニッケル水溶液中のニッケルイオ
ンに対してアンモニウムイオンが1:2になるまで供給
する。この際得られるニッケルの含有量はMn含有複合
水酸化ニッケル粉に対して6重量%である。反応完了後
取り出した粒子を水洗・ろ過後、80℃で16時間乾燥
しニッケル酸化物のみで被覆された粒子を得た。SEM
観察により粒子上への被覆物が観られた。定量分析の結
果からこのときのニッケルの含有量6重量%であった。
この得られた粒子を実施例1の方法に従って、同様にモ
デルセルを作製し放電利用率を求めた。その結果を表1
に示す。
【0040】比較例3 0.06 mol/lの硫酸コバルト水溶液を1000ml用意
し、Mn含有複合水酸化ニッケル粒子60gを溶液中に
分散させ室温で攪拌する。続いて水酸化ナトリウム水溶
液を硫酸コバルト水溶液中のコバルトイオンに対してア
ルカリイオンが1:2.3になるまで供給する。同時にア
ンモニア水溶液を硫酸コバルト水溶液中のコバルトイオ
ンに対してアンモニウムイオンが1:2になるまで供給
する。この際得られるコバルトの含有量はMn含有複合
水酸化ニッケル粉に対して6重量%である。反応完了後
取り出した粒子を水洗・ろ過後、80℃で16時間乾燥
しコバルト酸化物のみで被覆された粒子を得た。SEM
観察により分散した粒子とは異なるコバルト酸化物と思
われる微粒子の凝集体が観られた。定量分析の結果から
このときのコバルトの含有量6重量%であった。この得
られた粒子を実施例1の方法に従って、同様にモデルセ
ルを作製し放電利用率を求めた。その結果を表1に示
す。
【0041】比較例4 0.002 mol/lの硫酸ニッケル水溶液と0.01 mol/
l硫酸コバルト水溶液をそれぞれ1000ml及びMn含
有複合水酸化ニッケル粒子60gを用意する。実施例1
と同様に操作して、ニッケル酸化物及びコバルト酸化物
を被覆させた。この際得られるニッケルの含有量及びコ
バルトの含有量はMn含有複合水酸化ニッケル粉に対し
てそれぞれ、0.2重量%と1重量%である。SEM観察
により粒子上への被覆物を観られた。定量分析の結果か
らこのときのニッケルの含有量及びコバルトの含有量は
それぞれ、0.2重量%と1重量%であった。この得られ
た粒子を実施例1の方法に従って、同様にモデルセルを
作製し放電利用率を求めた。その結果を表1に示す。
【0042】比較例5 0.02 mol/lの硫酸ニッケル水溶液と0.1 mol/l硫
酸コバルト水溶液をそれぞれ1000ml及びMn含有複
合水酸化ニッケル粒子60gを用意する。実施例1と同
様に操作して、ニッケル酸化物及びコバルト酸化物を被
覆させた。この際得られるニッケルの含有量及びコバル
トの含有量はMn含有複合水酸化ニッケル粉に対してそ
れぞれ、2重量%と10重量%である。SEM観察によ
り被覆された粒子とは別に被覆されていない微粒子の凝
集体が観られた。定量分析の結果からこのときのニッケ
ルの含有量及びコバルトの含有量はそれぞれ、2重量%
と10重量%であった。この得られた粒子を実施例1の
方法に従って、同様にモデルセルを作製し放電利用率を
求めた。その結果を表1に示す。
【0043】比較例6 0.02 mol/lの硫酸ニッケル水溶液と0.1 mol/l硫
酸コバルト水溶液をそれぞれ1000ml及びMn含有複
合水酸化ニッケル粒子60gを用意する。実施例1と同
様に操作して、ニッケル酸化物及びコバルト酸化物を被
覆させた。この際得られるニッケルの含有量及びコバル
トの含有量はMn含有複合水酸化ニッケル粉に対してそ
れぞれ、0.2重量%と5.8重量%である。SEM観察に
より被覆された粒子とは別に被覆されていない微粒子の
凝集体が観られた。定量分析の結果からこのときのニッ
ケルの含有量及びコバルトの含有量はそれぞれ、0.2重
量%と5.8重量%であった。この得られた粒子を実施例
1の方法に従って、同様にモデルセルを作製し放電利用
率を求めた。その結果を表1に示す。
【0044】比較例7 0.02 mol/lの硫酸ニッケル水溶液と0.1 mol/l硫
酸コバルト水溶液をそれぞれ1000ml及びMn含有複
合水酸化ニッケル粒子60gを用意する。実施例1と同
様に操作して、ニッケル酸化物及びコバルト酸化物を被
覆させた。この際得られるニッケルの含有量及びコバル
トの含有量はMn含有複合水酸化ニッケル粉に対してそ
れぞれ、1.5重量%と4.5重量%である。SEM観察に
より被覆された粒子とは別に被覆されていない微粒子の
凝集体が観られた。定量分析の結果からこのときのニッ
ケルの含有量及びコバルトの含有量はそれぞれ、1.5重
量%と4.5重量%であった。この得られた粒子を実施例
1の方法に従って、同様にモデルセルを作製し放電利用
率を求めた。その結果を表1に示す。
【0045】
【表1】
【0046】「表1」に示すように、本実施例によれ
ば、ニッケル酸化物層とコバルト酸化物層の複層或いは
複合層の被覆がなされたものは、共にその利用率の大幅
な向上及び維持率の大幅な向上を図ることが確認され
た。
【0047】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、Mn含
有複合水酸化ニッケル活物質の表面にニッケル酸化物層
とコバルト酸化物層との複層或いは両者の複合酸化物層
を被覆するので、利用率の高いものとなり、二次電池の
電極材料として用いた場合に、優れた放電特性、特に利
用率の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例で用いたモデルセルの概略図面であ
る。
【符号の説明】
1 正極( ニッケル電極) 2 負極( 水素吸蔵合金電極) 3 樹脂押さえ板 4 PP(ポリプロピレン)製セパレータ 5 電解液(7.2mol/l KOH)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 越智 康弘 広島県竹原市塩町1丁目5番1号 三井金 属鉱業株式会社電池材料研究所内 (72)発明者 沖藤 貴嗣 広島県竹原市塩町1丁目5番1号 三井金 属鉱業株式会社電池材料研究所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Mn含有複合水酸化物であって、ニッケ
    ル及びコバルトを含む酸化物の被覆層を有することを特
    徴とするMn含有複合水酸化ニッケル活物質。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 酸化物被覆層部の金属含有量が水酸化物粒子に対して2
    重量%以上10重量%以下であることを特徴とするMn
    含有複合水酸化ニッケル活物質。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 酸化物被覆層中のニッケル含有量が酸化物被覆層部の金
    属含有量に対して5重量%以上20重量%以下であるこ
    とを特徴とするMn含有複合水酸化ニッケル活物質。
  4. 【請求項4】 Mn含有複合水酸化ニッケルをニッケル
    塩を含む水溶液中に分散させ、アルカリ水溶液及びアン
    モニウムイオンを含む水溶液を連続的に供給し分散した
    粒子の表面上にニッケル酸化物を析出・被覆せしめ、続
    いてコバルト塩を含む水溶液中に分散させ、アルカリ水
    溶液及びアンモニウムイオンを含む水溶液を連続的に供
    給し分散した粒子の表面上にコバルト酸化物を析出・被
    覆せしめることを特徴とするMn含有複合水酸化ニッケ
    ル活物質の製造方法。
  5. 【請求項5】 Mn含有複合水酸化ニッケルをニッケル
    及びコバルト塩を含む水溶液中に分散させ、アルカリ水
    溶液及びアンモニウムイオンを含む水溶液を連続的に供
    給し分散した粒子の表面上にニッケル及びコバルトの複
    合酸化物を析出・被覆せしめることを特徴とするMn含
    有複合水酸化ニッケル活物質の製造方法。
JP10053312A 1998-03-05 1998-03-05 Mn含有複合水酸化ニッケル活物質及びその製造方法 Withdrawn JPH11260364A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008078146A (ja) * 2001-03-22 2008-04-03 Matsushita Electric Ind Co Ltd 正極活物質およびこれを含む非水電解質二次電池
JP2008084871A (ja) * 2001-03-22 2008-04-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd 正極活物質の製造方法
US7718315B2 (en) 2003-11-06 2010-05-18 Panasonic Corporation Alkaline battery and positive electrode material for alkaline battery comprising nickel oxyhydroxide and manganese dioxide
US8153297B2 (en) 2002-08-05 2012-04-10 Panasonic Corporation Positive electrode active material and non-aqueous electrolyte secondary battery containing the same
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