JPH11259667A - データ生成方法、情報処理装置および記録媒体 - Google Patents

データ生成方法、情報処理装置および記録媒体

Info

Publication number
JPH11259667A
JPH11259667A JP5649398A JP5649398A JPH11259667A JP H11259667 A JPH11259667 A JP H11259667A JP 5649398 A JP5649398 A JP 5649398A JP 5649398 A JP5649398 A JP 5649398A JP H11259667 A JPH11259667 A JP H11259667A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
origin
drawing area
software
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5649398A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhiro Yamamoto
勝弘 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP5649398A priority Critical patent/JPH11259667A/ja
Publication of JPH11259667A publication Critical patent/JPH11259667A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Processing Or Creating Images (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 原点を任意に設定することができ、画面上の
任意の位置でオブジェクトの編集を行えるようにする。 【解決手段】 エディタ画面に、ウインドウ90の原点
91とは別に仮想原点92を設定することが可能とさ
れ、仮想原点92によって新たな描画エリア93が規定
される。また、複数の仮想原点を任意に指定することが
できる。新たな描画エリア93内で、ソフトウェア部品
であるオブジェクト94のレイアウトが作成される。新
たな描画エリア93内に配置されるオブジェクト94が
仮想原点情報に基づいて管理されることで、プログラム
作成の作業性が向上し、また、プログラム作成時の表示
装置の解像度より低い表示装置上に、作成されたプログ
ラムに基づく表示がなされる時でも、表示が画面からは
み出すことがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、描画エリア上に
表示のためのソフトウェア部品をデザインすることによ
って表示に必要なプログラムを生成してグラフィック・
ユーザ・インターフェース環境を形成するデータ生成方
法、情報処理装置および記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータにおいては、ユ
ーザに対する操作性の向上を目的として、文字だけでな
く図形やウィンドウ表示を使ってパーソナルコンピュー
タの操作を感覚的に理解し易くした操作体系となるよう
に種々工夫がなされ、アイコン、メニューをマウスで選
択することで操作および各処理が進められるようにプロ
グラミングされている。このような文字だけでなく図形
やウィンドウ表示を使ってパーソナルコンピュータの操
作性を向上させる環境は、GUI(Graphical User Int
erface) 環境と呼ばれている。
【0003】また、このGUI環境を形成するための所
定の画面情報を形成するためには、文字、図形およびウ
ィンドウ表示と各処理のプログラミングとが簡便になさ
れるビジュアル・プログラミング法が用いられるのが一
般的である。
【0004】このビジュアル・プログラミング法におい
ては、ディスプレイ上の所定の表示形式であるフォーム
および各処理を行うためのコントロール等からなるオブ
ジェクト(表示のためのソフトウェア部品)がどのイベ
ントを発生したときにどのような処理を行うかを定義す
ることでプログラミングがなされる。この場合における
イベントとは、例えば、マウスによってなされるクリッ
クやドラッグ操作やキーを押すといったユーザによる操
作を意味する。
【0005】また、実際にプログラミングを行う場合に
は、オブジェクト・エディタ画面(編集画面)が読み出
されて編集モードに設定される。そして、編集画面の描
画エリア上に表示のためのソフトウェア部品をデザイン
することによって表示に必要なプログラムと、表示に伴
ってなされる操作に応じた各種処理に必要なプログラム
のコーディングがなされる。つまり、所定の描画エリア
にオブジェクトとしての例えばラベルやコントロールが
はりつけられ、それらの外観のデザイン等が細かく設定
され、さらに、必要に応じてコーディングがなされる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のオブジェクト・
エディタによる編集では、一般に原点が画面左上に固定
されている。この原点に基づく座標上で作業がなされ
る。編集画面と、作成されたプログラムが走り、ソフト
ウェア部品が表示される画面とが同一の解像度の場合に
は、問題が生じない。しかしながら、編集画面がパーソ
ナルコンピュータのディスプレイであって、作成された
プログラムに基づく表示がなされる画面がテレビジョン
モニタの画面である場合には、解像度が相違する。例え
ばパーソナルコンピュータのディスプレイが(1280
×1024)の解像度であって、テレビジョンモニタが
(320×200)の解像度である。この場合には、描
画エリア内で、水平方向で1/4、垂直方向で約1/5
に縮小されたエリア内で、編集作業がなされる。このエ
リアをはみ出したソフトウェア部品は、テレビジョンモ
ニタ上に表示することができない。
【0007】このような解像度の相違を許容する時に、
ソフトウェア部品をデザインする作業がディスプレイの
左上の部分的なエリア上でなされる。その結果、画面の
全体にわたる描画エリアを有効に使用できず、作業性が
悪い問題があった。
【0008】従って、この発明の目的は、原点座標を任
意に設定することができ、描画エリアの任意の位置、好
ましくは中央部のエリアでオブジェクトの編集を行うこ
とができるデータ生成方法を提供することにある。
【0009】また、この発明の他の目的は、原点座標を
任意に設定することができ、描画エリアの任意の位置、
好ましくは中央部のエリアでオブジェクトの編集を行う
ソフトウェア情報が格納された記録媒体を提供すると共
に、このソフトウェア情報に基づいて各処理を行うこと
ができる情報処理装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、請求項1の発明は、描画エリア上に表示のための
ソフトウェア部品をデザインすることによって表示に必
要なプログラムを生成するデータ生成方法において、ソ
フトウェア部品の表示のための原点を描画エリア内の任
意の位置に設定可能とすることを特徴とするデータ生成
方法である。
【0011】請求項6の発明は、描画エリア上に表示の
ためのソフトウェア部品をデザインすることによって表
示に必要なプログラムを生成してグラフィック・ユーザ
・インターフェース環境を形成する情報処理装置におい
て、描画エリアを規定する原点を設定する原点設定手段
と、原点設定手段によって設定された原点を始点として
ソフトウェア部品の配置可能な範囲を設定するエリア設
定手段と、ソフトウェア部品を選定して配置する選定手
段と、ソフトウェア部品の機能を規定する規定手段と、
原点設定手段と、エリア設定手段と、選定手段からの情
報に基づいてソフトウェア部品を位置座標で管理する管
理手段と、原点設定手段と、エリア設定手段と、選定手
段と、規定手段からの情報に基づいてグラフィックデー
タを生成するデータ生成手段とを備えたことを特徴とす
る情報処理装置である。
【0012】請求項7の発明は、ソフトウェア部品の表
示のための原点を描画エリア内の任意の位置に設定可能
とし、描画エリア上に表示のためのソフトウェア部品を
デザインすることによって表示に必要なプログラムを生
成するソフトウェア情報が格納されたコンピュータによ
って読み取り可能な記録媒体である。
【0013】この発明では、任意の位置に原点を設定す
る原点設定手段が設けられている。従って、描画エリア
の中で、編集作業を行う描画エリアを中央付近とするこ
とが可能となり、操作性が向上する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施形態につ
いて説明する。この発明は、図1に示すような一般的な
パーソナルコンピュータを使用する。図1において、5
で示されるのがパーソナルコンピュータの本体である。
パーソナルコンピュータの本体5は、図1に示すように
マイクロプロセッサ部51、ROM62およびRAM6
3からなるメモリ部61、DMA(Direct Memory Acce
ss) コントローラ52、HDD(ハードディスクドライ
ブ)装置73が接続されるHDD制御部53、FDD
(フロッピィディスクドライブ)装置74が接続される
FDD制御部54、表示装置75が接続されるディスプ
レイ制御部55、キーボード76が接続されるキーボー
ド制御部56、マウス77が接続されるマウス制御部5
7、プリンタ78が接続されるプリンタ制御部58、モ
デム部79が接続されるインターフェース制御部59、
バス60とにより構成される。なお、ディスプレイ制御
部55には、VRAMや漢字ROM等のメモリ部が設け
られている。
【0015】パーソナルコンピュータの本体5を構成す
る各部は、バス60により接続されており、データの授
受が可能とされている。また、DMAコントローラ52
と、HDD制御部53、FDD制御部54およびディス
プレイ制御部55とがそれぞれに接続され、メモリ部6
1をも含めて互いに独立して直接にデータの授受が可能
とされている。
【0016】キーボード76若しくはマウス77等の外
部入力装置が操作され、各モードに設定されると、順
次、プログラムがメモリ部2や必要に応じてHDD装置
14およびFDD装置15から読み出され、所定の手順
で以て各処理がなされる。
【0017】例えば、実際にビジュアル・プログラミン
グを行う場合には、インストールされたビジュアル・プ
ログラミングのアプリケーションソフトウェアが起動さ
れる。そして、オブジェクト・エディタ画面が読み出さ
れて編集モードに設定される。そして、描画エリア上に
表示のためのソフトウェア部品をデザインすることによ
って表示に必要なプログラムと、表示に伴ってなされる
操作に応じた各種処理に必要なプログラムのコーディン
グがなされる。つまり、所定の描画エリアにソフトウェ
ア部品としてのラベルやコマンドボタン等のコントロー
ルがはりつけられ、それらの外観のデザイン等が細かく
設定され、さらに、必要に応じてコーディングがなされ
る。この時に設定された画面そのものが実際の画面とし
て表示部に表示され、GUI環境が形成される。
【0018】図2および図3は、編集モードにおけるパ
ーソナルコンピュータの画面表示の一例および他の例の
概略を示す。図2において、90は、ウインドウを示
し、通常は、左上のコーナーの×で示す位置を原点91
として座標が規定される。但し、×に対応する原点表示
はされないのが普通である。この発明を適用することに
よって、ユーザは、描画エリア(ウインドウ)内の任意
の位置に仮想原点92を設定できる。仮想原点92は、
図示のように、黒丸として表示される。若し、仮想原点
92により規定される新たな描画エリア(破線93で示
す)を枠等で表示する時には、必ずしも仮想原点92を
表示する必要はない。
【0019】ユーザが仮想原点の設定を終了すると、次
に、ユーザがソフトウェア部品を新たな描画エリア93
内にレイアウトする。図2において、94は、複数のソ
フトウェア部品から構成されるオブジェトクである。オ
ブジェクト94の複数のソフトウェア部品のそれぞれの
位置は、仮想原点の座標を(0,0)として規定され
る。そして、オブジェクト94のレイアウトが終了する
と、各ソフトウェア部品のコード生成がなされる。この
ようにして作成されたデータは、パーソナルコンピュー
タから取り出され、一例として、後述するようなディジ
タル放送の受信機のROMにプログラムとして格納され
る。
【0020】図3に示す例は、描画エリア内に複数例え
ば2個の仮想原点92a、92bを設定した場合の表示
を示す。仮想原点92a、92bのそれぞれに対応し
て、新たな描画エリア93a、93bをそれぞれ示す枠
が表示される。ユーザは、各描画エリア93a、93b
内にそれぞれソフトウェア部品をレイアウトする。各部
品の位置(座標)は、その部品が配置される新たな描画
エリアの仮想原点を基準として規定される。図3に示す
ように、異なる仮想原点で規定される複数の新たな描画
エリアを設定することは、複数のプログラムを並行して
作成したり、他のプログラムのソフトウェア部品、また
はそのレイアウトをコピーする場合に有用である。
【0021】図4は、パーソナルコンピュータの本体5
内のソフトウェアにて実現される、この発明の一実施形
態の構成要素を示す概念図である。図4において、81
にて示されるのが原点設定部である。キーボード76若
しくはマウス77等の外部入力装置が操作され、オブジ
ェクト・エディタ画面が読み出されて編集モードに設定
されると、先ず、原点設定処理がなされる。
【0022】例えば、図2の表示よりも実際的な表示例
を示す図5において、ウインドウ90の上部に提示され
るメニューバー97の所定の場所がマウスによりクリッ
クされると、原点設定のモードとされ、仮想原点92が
黒丸マークで示される。ドラッグによりユーザにより解
像度の違いや表示エリアの違いを考慮に入れた所定の位
置に原点92を配置する。そして、確定操作がなされる
と、原点設定部81から設定された原点情報が発生す
る。
【0023】原点情報が座標管理部85、グラフィック
データ生成部86およびエリア設定部82に供給され
る。そして、仮想原点92を始点として、新たな描画エ
リアを設定するエリア設定処理がなされる。マウス操作
によりユーザの必要とする描画エリアが指示されてマウ
スにより確定操作がなされると、新たな描画エリア(図
5中破線93で示す)が形成される。この時、エリア設
定部82においては、新たな描画エリアと対応するエリ
ア情報が形成され、このエリア情報が座標管理部85に
供給されると共に、グラフィックデータ生成部86およ
び部品選定部83に供給される。
【0024】さらに、ソフトウェア部品として、例え
ば、ツールボックスからフォーム上に文字を表示するた
めのラベルやボタン操作認識領域を指定するコマンドボ
タン等のコントロールが選択され、マウス操作により任
意の位置に配置される。配置が完了してマウスにより確
定操作がなされると、部品選定部83において、選択さ
れた部品と配された位置を示す部品情報が形成され、こ
の部品情報が座標管理部85に供給されると共に、グラ
フィックデータ生成部86および機能設定部84に供給
される。なお、図5は、例えばコマンドボタン94a、
95a、96aが選択され、マウス操作により新たな描
画エリア93上に配置された様子を示している。
【0025】上述したように、レイアウトのデザインが
完了すると、必要に応じて、エリア93上のコントロー
ル等のオブジェクトの機能設定処理がなされる。つま
り、エリア93上のコントロール等のオブジェクトに対
してそれぞれコーディングがなされ、オブジェクトに対
してイベントが発生した時にどのような処理を行うかが
規定される。例えは、図5におけるコマンドボタン94
aがマウスによってクリックされた場合には、メモリ部
61に格納されている所定のデータを読み出して表示す
るといったプログラムが入力される。
【0026】機能設定が完了されると、機能設定部84
において機能情報が形成され、この機能情報が座標管理
部85に供給されると共に、グラフィックデータ生成部
86およびメイン処理部88に供給される。また、機能
設定によってなされる処理により得られた表示に係わる
情報等も機能設定部84を介してグラフィックデータ生
成部86に供給される。
【0027】座標管理部85は、原点設定部81からの
仮想原点情報、エリア設定部82からのエリア情報、部
品選定部83からの部品情報に基づいてそれぞれの座標
を演算し、座標情報を形成して座標情報でソフトウェア
部品を管理する。また、座標管理部85において形成さ
れた座標情報がメイン処理部88に供給される。メイン
処理部88は、パーソナルコンピュータの一般的処理で
ある。
【0028】図6は、図3の場合と同様に、二つの仮想
原点92a、92bを設定し、二つの新たな描画エリア
93a、93bを設定した場合のより実際的な画面表示
を示す。描画エリア93aには、コマンドボタン94
a、95aが配置され、描画エリア93bには、コマン
ドボタン94b、95bが配置された例が示されてい
る。このように2つの異なる仮想原点のエリアが形成さ
れた場合でも、座標管理部85において、それぞれの仮
想原点で規定される座標情報に基づく管理がなされる。
【0029】なお、グラフィックデータ生成部86は、
原点設定部81からの仮想原点情報、エリア設定部82
からのエリア情報、部品選定部83からの部品情報、機
能設定部84からの機能情報に基づいてグラフィックデ
ータを生成する。グラフィックデータ生成部86におい
て形成されたグラフィックデータが描画処理部87に供
給され、描画出力とされ、この出力が所定の表示装置に
供給される。
【0030】上述したように、レイアウト等の表示に必
要なプログラムが作成され、例えばIRD(Integrated
Receiver/Decorder)に内蔵されたパーソナルコンピュ
ータのROMに作成された表示に必要なプログラムが格
納される。ROMに限らず、ICカード、RAM等も使
用されることがある。さらに、放送を通じてIRDのR
AMにプログラムがダウンロードされることもある。
【0031】そして、仮想原点の情報がプログラム内に
あるので、この仮想原点をIRDのモニタの座標の原点
と一致させるように、モニタ上に表示がなされる。一例
として、文字を書くことができるソフトウェア部品が作
成され、衛星からのEPG(Electric Program Guide)
のデータを受信すると、作成されて保持されているプロ
グラムに従って、モニタ上にEPGが表示される。
【0032】この発明により作成されたプログラムを使
用できるIRDの一例について図7を参照して説明す
る。図7は、受信側のシステムを示し、受信アンテナ1
02、IRD101、映像表示装置103および外部コ
ントロール装置104(図中リモコンにて示す)により
受信側システムが構成される。図示せずも送出側のシス
テムが番組を制作する放送局、アップリンクシステム、
送信アンテナおよび契約顧客管理センターにより構成さ
れる。また、所定軌道上に打ち上げられている通信衛星
には、トランスポート・ストリームの数に対応したトラ
ンスポンダが搭載されており、アップリンクシステムお
よび送信アンテナを介して地上から送信された電波信号
を受信し、周波数変換した上で増幅して地上に再送信す
る。
【0033】放送局において、番組が制作され、番組に
対応した映像・音声信号が圧縮・符号化されることでデ
ィジタル化され、この映像・音声データのデータ列がブ
ロック分割される。そして、この伝送単位形式に変換さ
れたデータにEMM(Entitled Management Massage)、
ECM、EPG、EIT等の種々のデータが時分割に多
重化され、トランスポート・ストリームが形成される。
この多重化出力に対してパケット毎のスクランブル処理
とパケット毎のエラー訂正符号化とがなされ、例えばQ
PSK(Quadrature Phase Shift Keying)変調がなされ
る。この変調出力が送出装置および送信アンテナを介し
て通信衛星に向けて送出される。
【0034】送信アンテナから送出され、通信衛星を介
して各家庭の受信アンテナ102により放送電波が受信
される。受信アンテナ102に対してIRD101が接
続されている。受信アンテナ102はLNB(Low Nois
e Block down converter) を有しており、受信電波信号
が周波数変換され、この出力がIRD101に供給され
る。
【0035】IRD101は、受信トランスポンダを指
定するチューナ部111、復調部112、誤り訂正部1
13、スクランブルを解くデスクランブル部114、分
離するパケットを指定するデマルチプレックス部11
7、映像デコード部119、音声デコード部118、お
よび表示画面を制御する0SD(On Screen Display)コ
ントロール部120等により構成されている。
【0036】また、115がメインコントロール部であ
り、メインコントロール部115は、IRD101全体
を制御するもので、例えば、マイクロコンピュータ等に
より構成され、ICカード116、デマルチプレックス
部117、0SDコントロール部120、記憶装置12
1およびモデム部122のそれぞれとデータバスにより
結合され、各部との間において双方向にデータの授受が
可能とされている。
【0037】チューナー部111において、受信電波信
号の中からメインコントロール部115からの制御信号
に基づいて指定される周波数の信号が抽出され、復調部
112において、QPSK変調されている信号が復調さ
れる。この復調出力が誤り訂正部113に供給され、誤
り訂正部113において、例えばビタビ符号化されてい
る信号が誤り訂正されて復号され、この復号出力がデス
クランブル部114に供給される。
【0038】メインコントロール部115は、EMM,
ECMのデータに基づいてICカード116に記録され
ているスクランブルを解く鍵を読み出し、デスクランブ
ル部114を制御する。従って、デスクランブル部11
4において、スクランブルが解除され、得られたトラン
スポート・ストリームがデマルチプレックス部117に
供給される。
【0039】デマルチプレックス部117において、ト
ランスポート・ストリームから所望のチャンネルのパケ
ットが分離され、制御情報に基づいて音声データのパケ
ットが音声デコード部118に供給され、映像データの
パケットが映像デコード部119に供給される。また、
それらの処理と並行してEPG、EIT等の種々のデー
タのパケットの有無がメインコントロール部115によ
り監視される。
【0040】メインコントロール部115は、EPG、
EIT等の種々のデータのパケットの存在する場合に
は、先ず、EPG、EIT等の種々のデータを記憶装置
121に所定の期間一時的に保管する。そして、外部コ
ントロール装置104の操作状態に応じて記憶されたE
PG、EIT等の種々のデータを読み出し、そのデータ
をOSDコントロール部120に供給する。
【0041】音声デコード部118において、音声デー
タが復号されて更にD/A変換され、受信音声信号が形
成される。この受信音声信号が映像表示装置103に供
給され、映像表示装置103のスピーカから視聴者に向
けて音声が出力される。また、映像デコード部119に
おいて、映像データが復号されて更にD/A変換され、
受信映像信号が形成され、この受信映像信号がOSDコ
ントロール部120に供給される。
【0042】OSDコントロール部120には、メイン
コントロール部115からの制御信号も供給されてお
り、必要に応じてOSDコントロール部120におい
て、メニュー画面等が重畳処理される。この加工された
映像信号が映像表示装置103に供給され、映像表示装
置103の表示部から視聴者に向けて画面が表示され
る。例えば、EPG、EIT情報の表示や検索等の処理
操作に関してアイコンやメニュー等を用いる場合には、
メインコントロール部115がOSDコントロール部1
20を制御することで、アイコンやメニューが映像表示
装置103の表示部の一部において一定時間表示され
る。
【0043】なお、メインコントロール部115は、上
述したように各部を集中監視すると共に、外部コントロ
ール装置(図中リモコンにて示す)104の操作状態を
も監視し、外部コントロール装置104の操作状態に応
じて発生する外部コントロール信号受信部123からの
制御信号によって各部を制御する。
【0044】上述したIRD101のメインコントロー
ル部115のROMに格納されるプログラムの一つとし
て、この発明を適用することにより作成されたソフトウ
ェアプログラムが採用される。このプログラムにより、
EPGを表示する時のレイアウトが規定されており、E
PGデータを受信する時に、レイアウト上に文字が書か
れたEPGを映像表示装置103で表示させることがで
きる。
【0045】なお、この発明は、IRDのEPGに限ら
ず、IRDのメニュー表示を行うためのプログラムに対
しても適用することができる。さらに、IRD以外に、
画面表示を行う装置に対しても適用可能である。
【0046】
【発明の効果】この発明に依れば、原点を任意に自由に
設定することができ、エディタ画面上の任意の位置でオ
ブジェクトの編集を行うことができる。このため、異な
る解像度の表示装置に対して適用されるプログラムを作
成する場合においても、画面の中央部を使用して作業を
行うことが可能となり、作業性を向上でき、また、作成
したオブジェクトが実際の表示画面からはみ出したりす
る問題を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施に使用するパーソナルコンピュ
ータの構成の一例を示すブロック図である。
【図2】この発明の説明に用いる画面表示の一例の略線
図である。
【図3】この発明の説明に用いる画面表示の他の例の略
線図である。
【図4】この発明の説明に用いる機能に基づくブロック
図である。
【図5】この発明の説明に用いる画面表示のより具体的
な一例の略線図である。
【図6】この発明の説明に用いる画面表示のより具体的
な他の例の略線図である。
【図7】この発明を適用できる衛星放送の受信システム
のブロック図である。
【符号の説明】
81・・・原点設定部、83・・・部品選定部、101
・・・IRD、115・・・メインコントロール部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 描画エリア上に表示のためのソフトウェ
    ア部品をデザインすることによって表示に必要なプログ
    ラムを生成するデータ生成方法において、 上記ソフトウェア部品の表示のための原点を描画エリア
    内の任意の位置に設定可能とすることを特徴とするデー
    タ生成方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 2つ以上の異なる原点を設定可能としたことを特徴とす
    るデータ生成方法。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 上記2つ以上の異なる原点に応じて規定される描画エリ
    アを表示することを特徴とするデータ生成方法。
  4. 【請求項4】 請求項1において、 上記ソフトウェア部品がディジタル放送における電子番
    組表のレイアウトであることを特徴とするデータ生成方
    法。
  5. 【請求項5】 請求項1において、 パーソナルコンピュータの表示部とテレビジョン受像機
    の表示部との間の解像度の違いに対応して縮小された描
    画エリア内でソフトウェア部品を配置することを特徴と
    するデータ生成方法。
  6. 【請求項6】 描画エリア上に表示のためのソフトウェ
    ア部品をデザインすることによって表示に必要なプログ
    ラムを生成してグラフィック・ユーザ・インターフェー
    ス環境を形成する情報処理装置において、 上記描画エリアを規定する原点を設定する原点設定手段
    と、 上記原点設定手段によって設定された原点を始点として
    ソフトウェア部品の配置可能な範囲を設定するエリア設
    定手段と、 上記ソフトウェア部品を選定して配置する選定手段と、 上記ソフトウェア部品の機能を規定する規定手段と、 上記原点設定手段と、上記エリア設定手段と、上記選定
    手段からの情報に基づいて上記ソフトウェア部品を位置
    座標で管理する管理手段と、 上記原点設定手段と、上記エリア設定手段と、上記選定
    手段と、上記規定手段からの情報に基づいてグラフィッ
    クデータを生成するデータ生成手段とを備えたことを特
    徴とする情報処理装置。
  7. 【請求項7】 ソフトウェア部品の表示のための原点を
    描画エリア内の任意の位置に設定可能とし、描画エリア
    上に表示のためのソフトウェア部品をデザインすること
    によって表示に必要なプログラムを生成するソフトウェ
    ア情報が格納されたコンピュータによって読み取り可能
    な記録媒体。
JP5649398A 1998-03-09 1998-03-09 データ生成方法、情報処理装置および記録媒体 Pending JPH11259667A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5649398A JPH11259667A (ja) 1998-03-09 1998-03-09 データ生成方法、情報処理装置および記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5649398A JPH11259667A (ja) 1998-03-09 1998-03-09 データ生成方法、情報処理装置および記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11259667A true JPH11259667A (ja) 1999-09-24

Family

ID=13028630

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5649398A Pending JPH11259667A (ja) 1998-03-09 1998-03-09 データ生成方法、情報処理装置および記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11259667A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010111666A (ko) * 2000-06-12 2001-12-20 김문영 에이치티엠엘을 이용한 속성 편집창 제공 방법
JP2007094189A (ja) * 2005-09-29 2007-04-12 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像表示方法、画像表示プログラム、および画像表示プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2016139301A (ja) * 2015-01-28 2016-08-04 コニカミノルタ株式会社 操作表示装置、画像形成装置、画像形成システムおよび表示操作方法
JP2019053573A (ja) * 2017-09-15 2019-04-04 日本電気株式会社 座標情報管理システム、方法およびプログラム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010111666A (ko) * 2000-06-12 2001-12-20 김문영 에이치티엠엘을 이용한 속성 편집창 제공 방법
JP2007094189A (ja) * 2005-09-29 2007-04-12 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像表示方法、画像表示プログラム、および画像表示プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2016139301A (ja) * 2015-01-28 2016-08-04 コニカミノルタ株式会社 操作表示装置、画像形成装置、画像形成システムおよび表示操作方法
JP2019053573A (ja) * 2017-09-15 2019-04-04 日本電気株式会社 座標情報管理システム、方法およびプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7340687B2 (en) Display control device and method
US5541662A (en) Content programmer control of video and data display using associated data
US7526786B1 (en) Content programmer control of video and data display using associated data
JPH11266414A (ja) Epg受信装置及び方法、並びに提供媒体
WO1994014282B1 (en) Set top terminal for cable television delivery systems
JPH08130517A (ja) ビデオオンデマンド装置
KR100623399B1 (ko) 데이터 생성 방법 및 기록 매체
US7284262B1 (en) Receiver/decoder and method of processing video data
JPH11259667A (ja) データ生成方法、情報処理装置および記録媒体
US20020073423A1 (en) System, method and program product for displaying simultaneously video content and supplemental information without obstructing video content
CN111954043A (zh) 一种信息栏显示方法及显示设备
JP2001157136A (ja) ディジタル放送受信機および番組表表示方法
WO2000036827A1 (fr) Recepteur et procede de gestion d'un ecran graphique
JP4136384B2 (ja) データ放送受信再生装置、データ放送受信再生方法、及び制御プログラム
US20060078274A1 (en) Video recording control device and video recording control method
JP3607835B2 (ja) 電子番組情報表示装置及びプログラム記録媒体
JP3879161B2 (ja) ディジタルチューナ
GB2330474A (en) Electronic program guide with video clips
JP3877074B2 (ja) 表示制御装置および表示制御方法
JP2001223955A (ja) 電子機器及び電子機器の動作設定方法
JPH11355680A (ja) デジタル放送受信機
JP2004015195A (ja) 放送受信装置、放送受信方法、表示制御装置、放送受信装置制御用プログラム及び記録媒体