JPH11259311A - タスク管理方法 - Google Patents

タスク管理方法

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JPH11259311A
JPH11259311A JP5513598A JP5513598A JPH11259311A JP H11259311 A JPH11259311 A JP H11259311A JP 5513598 A JP5513598 A JP 5513598A JP 5513598 A JP5513598 A JP 5513598A JP H11259311 A JPH11259311 A JP H11259311A
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JP
Japan
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processing time
time
allowable delay
management method
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JP5513598A
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Inventor
Junko Shimano
淳子 嶋野
Mutsumi Abe
睦 阿部
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Ultra High Speed Network and Computer Technology Laboratories
Original Assignee
Ultra High Speed Network and Computer Technology Laboratories
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 要求処理時間の余剰を修正し、より効率的に
タスクを実行する。 【解決手段】 遅延保証を行うマルチタスクシステムに
おいて、タスク管理テーブル112にタスクの実際の処
理能力を調査するための自動修正フラグ216、安全値
217、計測期間218、処理カウンタ225、最大処
理カウンタ226を新たに設け、実際の処理能力をタス
ク管理テーブル112を利用して調査し、調査結果に基
づいて、要求処理時間214および許容遅延時間215
を自動修正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マルチタスクシス
テムに関し、特に実際のタスク処理時間に基づいて当初
各タスクに設定された要求処理時間と遅延許容時間とを
自動的に修正するタスク管理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、動画や音声などのリアルタイム
情報を送受信する通信端末では、これら情報の受信、表
示、送信などのタスクをリアルタイムで実行する必要が
あり、このような通信端末では、マルチタスクシステム
を用いてこれら多数のタスクを実行することにより、各
種アプリケーションを提供するものとなっている。した
がって、このようなマルチタスクシステムでは、所定周
期ごとに所定処理時間をそれぞれ確実に各タスクに対し
て割り当てて実行することにより、アプリケーションの
サービス品質を制御する必要がある。
【0003】従来、遅延保証が必要な全てのタスクの遅
延を保証しタスクの実行を制御することでアプリケーシ
ョンのサービス品質を制御するタスク管理方法として、
周期的な実行および実行時からの遅延保証が必要なタス
クを実行するマルチタスクシステム(例えば、特願平8
−330667号など参照)がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のタスク管理方法では、次のような問題点があ
った。すなわち、従来のタスク管理方法では、遅延保証
が必要な任意のタスクに対して、タスクの実行の周期
と、その周期でタスクを実行するために要求された要求
処理時間と、実行遅延の許容範囲を示す許容遅延時間と
を予め設定し、これに基づいてタスクの管理を行ってい
る。
【0005】このとき、実際の処理にかかる時間はマシ
ンの性能によって変わるため、実際の処理時間が設定さ
れた要求処理時間を大幅に下回り、割り当てられた処理
時間に余剰が生じる場合がある。しかし、従来のタスク
管理方法では、当初要求された処理時間分だけプロセッ
サを確保するため、余剰が生じた場合でも、その他の遅
延保証が必要なタスクがその余剰分を使用することがで
きず、プロセッサが有効に利用できないという問題点が
あった。
【0006】したがって、余剰分を含めれば実行受付が
可能であるような新規のタスクの実行が受付られない場
合も発生する。さらに、これら問題点を解決するために
は、アプリケーションに設定されたタスクの周期、要求
処理時間、許容遅延時間を見直し、アプリケーションを
作り直す必要があった。
【0007】本発明はこのような課題を解決するための
ものであり、より効率的にタスクを実行できるタスク管
理方法を提供することを目的としている。さらに他の目
的は、マシン性能の向上による保守作業を極力無くし、
アプリケーション保守者の作業負担を軽減することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、請求項1の発明は、タスク管理方法におい
て、任意のタスクの実際の処理時間が、予めそのタスク
に設定された要求処理時間を所定以上下回る場合は、そ
のタスクの要求処理時間および許容遅延時間を自動修正
するようにしたものである。したがって、任意のタスク
の実際の処理時間が、そのタスクの要求処理時間を所定
以上下回り、その要求処理時間に余剰があると判断され
た場合には、そのタスクの要求処理時間および許容遅延
時間が自動修正され、その余剰な処理時間が他のタスク
実行に割り当てられる。
【0009】また、請求項2の発明は、請求項1記載の
タスク管理方法において、タスクの実際の処理時間を所
定の計測期間に計測し、得られた実際の処理時間のうち
の最大処理時間と所定の安全値との和が、そのタスクの
要求処理時間を下回る場合は、そのタスクの要求処理時
間および許容遅延時間を自動修正するようにしたもので
ある。また、請求項3の発明は、請求項2記載のタスク
管理方法において、要求処理時間を修正する場合は、最
大処理時間と所定の安全値との和を新たな要求処理時間
とするようにしたものである。したがって、実際に計測
された最大処理時間と所定の安全値との和と、要求処理
時間との比較結果に応じて自動修正の要否が判断され、
また、その最大処理時間と所定の安全値との和が、新た
な要求処理時間として設定される。
【0010】また、請求項4の発明は、請求項3記載の
タスク管理方法において、許容遅延時間を修正する場合
は、現行の許容遅延時間に要求処理時間の修正分を加え
た値を新たな許容遅延時間とするようにしたものであ
る。したがって、そのタスクの要求処理時間と許容遅延
時間との和は、自動修正の前後で変化しない。
【0011】また、請求項5の発明は、請求項2記載の
タスク管理方法において、各タスクごとに、そのタスク
の実際の処理時間を計測する期間として任意の計測期間
を予め設定しておくようにしたものである。また、請求
項6の発明は、請求項2記載のタスク管理方法におい
て、各タスクごとに、そのタスクの実際の処理時間の変
動時間分として任意の安全値を予め設定しておくように
したものである。したがって、自動修正の要否判断およ
びその修正時に、各タスクの特徴に応じた個別の計測期
間または安全値が用いられる。
【0012】また、請求項7の発明は、請求項1記載の
タスク管理方法において、自動修正した任意のタスクの
要求処理時間および許容遅延時間の内容を所定の記録媒
体に記録し、そのタスクの次回起動時には記録媒体に記
録されている要求処理時間および許容遅延時間を用いて
実行制御を行うようにしたものである。したがって、自
動修正時に算出された要求処理時間および許容遅延時間
が、次回以降の起動時に再利用される。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。図1は本発明の一実施の形態となるタス
ク管理方法が適用されるマルチタスクシステムのブロッ
ク図である。マルチタスクシステム100は、CPU1
01、タイマ102、例えばハードディスク装置等の記
録装置103、メモリ105を備えている。そして、C
PU101、タイマ102、記録装置103、メモリ1
05はバス104で接続されている。
【0014】タイマ102は設定時間毎にCPU101
に割り込みをかける機能を持ち、割り込みによって設定
時間の経過をCPU101に通知することが可能であ
る。記録装置103にはタスクプログラム等が記録され
ており、必要に応じてメモリ105に読み出される。
【0015】メモリ105上には、後述するタスク受付
処理をCPU101に実行させるためのタスク受付プロ
グラムが格納されるタスク受付部110と、同様にタス
ク実行プログラムが格納されるタスク実行部111が設
けられている。また、メモリ105上にはマルチタスク
システムを実現するのに必要なタスクの情報を記録する
ためのタスク管理テーブル112が設けられている。こ
のタスク管理テーブル112は、周期と処理時間が設定
されるタスク、すなわちサービス品質制御対象タスクの
受付および実行に使用される。
【0016】図2はタスク管理テーブルの構成例を示す
説明図である。タスク管理テーブル112は、タスク情
報管理テーブル210とタスク実行管理テーブル220
から構成される。タスク情報管理テーブル210は、タ
スク受付部110で受け付けられたタスクの情報を、各
タスクごとの配列要素として管理するテーブルである。
【0017】配列要素としては、タスク識別子211、
タスクポインタ212、周期213、要求処理時間21
4、および許容遅延時間215が設けられている。本発
明では、受け付けた遅延保証が必要なタスクに関する情
報を管理するため、さらに、自動修正フラグ216、安
全値217、および計測期間218を、配列要素として
設けている。
【0018】タスク識別子211は、受け付けたタスク
を識別するのに使用される。タスクポインタ212はタ
スクを実行する場合のタスクのプログラムを指し示すも
のである。周期213は、遅延保証が必要なタスクに設
定される周期であり、そのタスクが実行された後、その
タスクを次回実行まで待たせる時間を示すものである。
【0019】要求処理時間214は、遅延保証が必要な
タスクが周期213で示される時間内に必要とされるタ
スクの処理時間を示す。許容遅延時間215は、遅延保
証が必要なタスクが周期213で示される時間内にタス
クが実行待ち状態でいられる時間を示す。自動修正フラ
グ216は、自動修正を実施するタスク、自動修正実施
済みのタスク、自動修正を実施しないタスクをそれぞれ
識別するためのフラグである。
【0020】安全値217は、タスク情報を自動修正す
る際に用いる安全値であり、安全値の設定は設計者によ
って行われる。計測期間218はタスク情報を自動修正
するためにタスクの実際の処理時間の計測の期間すなわ
ち計測開始時間と計測終了時間を示し、計測期間の設定
は設計者によって行われる。
【0021】一方、タスク実行管理テーブル220は、
受け付けられたタスクすなわちタスク情報管理テーブル
210に存在するタスクの実行時に使用される情報を、
各タスクごとの配列要素として管理するテーブルであ
る。配列要素としては、タスク識別子211、実行識別
フラグ222、イベントカウンタ223、および周期カ
ウンタ224が設けられている。
【0022】本発明では、各タスクごとにCPU101
での実行状況を管理するため、さらに、処理カウンタ2
25、および最大処理カウンタ226を配列要素として
設けている。実行識別フラグ222は、受け付けられた
タスクの中で実行中または実行を中断しているタスクを
識別するためのフラグであり、タスクが実行または実行
中断状態ならばフラグを立て、タスクが完了した場合は
フラグがクリアされる。
【0023】イベントカウンタ223は、タスク識別子
211で示されるタスクに対して発行されたイベント数
を記録するものであり、イベントカウンタはタスク識別
子211で示されるタスクに対するイベントが発行され
ると加算され、対応するタスクが実行されると減算され
る。周期カウンタ224はタスク実行時間を記録するも
のであり、タスクの実行開始でクリアされ、その後はタ
イマ102の値に対応した値を取る。
【0024】本発明で新たに設けた処理カウンタ225
は、タスクの実際のCPU101の処理時間を記録する
ものであり、タスクの実行開始でクリアされ、その後は
実際のタスクのCPU101の処理時間を取り、タスク
の処理終了時点で記録を中断する。また、本発明で新た
に設けた最大処理カウンタ226は、処理カウンタ22
5の最大値を記録するものであり、処理カウンタ225
が最大処理カウンタ226を超えた時点で更新される。
【0025】次に、図3〜5を参照し、本発明の動作と
して、タスク情報を修正する場合の処理動作について説
明する。図3は時間処理時のタスク実行管理処理例を示
すフローチャート、図4はタスク情報修正処理例を示す
フローチャート、図5は実処理時間計測処理例を示すフ
ローチャートである。
【0026】時間処理の発生に応じて、図4に示すタス
ク実行管理処理が開始される(ステップ301)。ま
ず、時間カウント処理として、タスク管理テーブル11
2に受け付けられているタスクの周期カウンタ224を
タイマ102の値に応じて再設定を行う(ステップ30
2)。
【0027】次に、動作中のタスクが存在した場合は
(ステップ303:YES)、さらにタスク情報の自動
修正フラグ216により修正の要否を判断する(ステッ
プ304)。ここで、実施フラグが立っている場合は
(ステップ304:YES)、タスク情報の修正処理を
実行し(ステップ305)、実施済みまたは実施無しの
フラグが立っている場合は(ステップ304:NO)、
タスク情報修正処理を実行しない。
【0028】続いて、実行中のタスクの要求処理時間が
終了しているかどうかを判断し(ステップ305)、要
求処理時間が終了していない場合には(ステップ30
5:NO)、一連の時間処理を終了する(ステップ30
7)。一方、要求処理時間が終了している場合には(ス
テップ305:YES)、実行中のタスクに対して動作
停止処理を行う(ステップ308)。
【0029】次に、動作可能タスクの有無が判断され
(ステップ309)、動作可能なタスクが存在する場合
は(ステップ309:YES)、その動作可能タスクの
実行を行ない(ステップ310)、一連の時間処理を終
了する(ステップ307)。また、動作可能なタスクが
存在しない場合は(ステップ309:NO)、タスクを
実行せず、一連の時間処理を終了する(ステップ30
7)。
【0030】ここで、前述したステップ305のタスク
情報修正処理(図4参照)について、詳細に説明する。
時間処理時のタスク実行管理処理(図3参照)におい
て、タスク情報の自動修正が必要であると判断された場
合(ステップ304)、タスク情報修正処理が呼び出さ
れる(ステップ305)。
【0031】まず、タスク情報修正のためのタスクの処
理時間の計測期間中であるかどうかを計測期間218か
ら判断する(ステップ401)。ここで、タスクの処理
時間の計測期間が終了していない場合は(ステップ40
1:NO)、実処理時間計測処理を開始し(ステップ4
02)、処理時間計測処理の終了後、一連のタスク情報
修正処理を終了する(ステップ403)。
【0032】一方、タスクの処理時間が終了している場
合は(ステップ401:YES)、計測結果からタスク
情報の自動修正が必要であるかの判定を行う(ステップ
404)。ここでは、最大処理カウンタ226と安全値
217との和が、要求処理時間214以上の場合はタス
ク情報の修正が不要と判断し(ステップ404:N
O)、タスク情報を修正せずにタスク情報修正処理を終
了した旨の情報を自動修正フラグ216に設定し(ステ
ップ409)、一連のタスク情報修正処理を終了する
(ステップ403)。
【0033】また、最大処理カウンタ226と安全値2
17との和が、要求処理時間214より小さい場合は、
タスク情報の修正が必要と判断し(ステップ404:Y
ES)、新要求処理時間を計算するとともに(ステップ
405)、新許容遅延時間を計算し(ステップ406)
する。その後、これら新要求処理時間および新許容遅延
時間に基づいてタスク情報を修正し(ステップ40
7)、修正終了フラグを設定した後(ステップ40
8)、一連のタスク情報修正処理を終了する(ステップ
407)。
【0034】なお、タスク情報を修正する場合、ステッ
プ405では、以下の式(1)を用いて新たな要求処理
時間を求める。 新要求処理時間=最大処理カウンタ+安全値 ‥(1) また、ステップ406では、以下の式(2)を用いて新
たな許容遅延時間を求める。 新許容遅延時間= 許容遅延時間+(要求処理時間−新要求処理時間)‥(2)
【0035】そして、ステップ407では、式(1)で
求めた新要求処理時間を要求処理時間214に再登録す
るとともに、式(2)で求めた新許容遅延時間を許容運
延時間215に再登録し、タスク情報の修正を実施す
る。その後、ステップ408で、タスク情報を修正して
タスク情報修正処理を終了した旨の情報を、自動修正フ
ラグ216に設定する。
【0036】ここで、前述したステップ402の実処理
時間計測処理(図5参照)について、詳細に説明する。
タスク情報修正処理(図4参照)において、実処理時間
の計測期間が終了していないと判断された場合(ステッ
プ401:NO)、実処理時間計測処理が呼び出される
(ステップ402)。
【0037】まず、動作中のタスクが実際の処理を終了
しているかを判定し(ステップ501)、終了していな
い場合は(ステップ501:NO)、処理カウンタ22
5をタイマ102の値に応じて再設定を行い(ステップ
502)、一連の実処理時間計測処理処理を終了する
(ステップ505)。
【0038】一方、動作中タスクの実際の処理が終了し
ている場合は(ステップ501:YES)、処理カウン
タ225が最大処理カウンタ226の値より大きいかど
うかを判定する(ステップ503)。ここで、処理カウ
ンタ225の値の方が大きい場合は(ステップ503:
YES)、最大処理カウンタ226を処理カウンタ22
5の値で再設定して更新し(ステップ504)、実処理
時間の計測を終了する(ステップ505)。
【0039】また、処理カウンタ225の値が最大処理
カウンタ226の値以下である場合は(ステップ50
3:NO)、最大処理カウンタ226を更新せず、実処
理時間の計測を終了する(ステップ505)。
【0040】このように、本発明は、タスクの実際のC
PU101の処理時間を記録する処理カウンタ255
と、この処理カウンタ225の最大値を記録する最大処
理カウンタ226とを各タスクごとに設けて、CPU1
01における各タスクの実際の処理時間を計測するよう
にしたものである。
【0041】そして、実際の処理時間が、当初そのタス
クに要求された要求処理時間214を所定以上下回る場
合には(図4:ステップ404)、マシンの処理性能の
向上などの理由によってCPU101の処理時間に余剰
が発生していると判断し、当該タスクの要求処理時間2
14と許容処理時間215とを修正する(ステップ40
5)ようにしたものである。
【0042】これにより、CPU101の余剰な処理時
間を回収することができ、これら回収した処理時間を他
のタスクに割り当てることによって、例えばこの余剰分
を利用して新規タスクの実行受付が可能となり、より効
率的なマルチタスクシステムを実現できる。さらに、ア
プリケーションに設定されたタスクの周期、要求処理時
間、許容遅延時間を見直し、アプリケーションを作り直
す必要もなく、アプリケーション保守者の作業負担を軽
減できる。
【0043】また、計測により得られた実際の処理時間
のうちの最大値を示す最大処理カウンタ226の値と安
全値217との和が、そのタスクの要求処理時間214
を下回る場合は、そのタスクの要求処理時間214およ
び許容遅延時間215を自動修正するようにしたので、
要求処理時間214および許容遅延時間215を自動修
正可能か否かを的確に判断できる。
【0044】さらに、式(1)に示すように、最大処理
カウンタ226の値と安全値217との和を新たな要求
処理時間214とするようにしたので、実際の処理時間
が確実に要求処理時間内に納まるものとなり、自動修正
後も当初の遅延保証を保持できる。
【0045】また、式(2)に示すように、現行の許容
遅延時間に要求処理時間の修正分を加えた値を新たな許
容遅延時間とするようにしたので、当該タスクの要求処
理時間と許容遅延時間との和が、自動修正の前後で変化
しないため、当初、各タスクの要求処理時間と許容遅延
時間との和に基づいて決定されたタスクの優先順位を保
持できる。
【0046】また、各タスクごとに、計測期間218を
個別に設定しておくようにしたので、自動修正の要否判
断およびその修正時に、各タスクの特徴に応じた個別の
計測期間を用いることができる。これにより、各タスク
の処理時間が最大となる時点が、そのタスクの起動から
異なる時間位置に存在する場合でも、さらには処理時間
が最大となる時点がある程度前後する場合でも、各タス
クごとに正確な最大処理時間を計測できる。
【0047】また、各タスクごとに、安全値217を個
別に設定しておくようにしたので、自動修正の要否判断
およびその修正時に、各タスクの特徴に応じた個別の安
全値を用いることができる。これにより、各タスクの最
大処理時間にある程度ばらつきがある場合でも、各タス
クごとに正確な自動修正の要否判断およびその要求処理
時間の修正を行うことができる。
【0048】また、以上説明したような方法により算出
した各タスク情報を、タスク情報管理ファイルとして所
定の記録媒体に登録しておき、次回のタスク起動時に利
用するようにしてもよい。図6はタスク情報管理ファイ
ルの構成例を示す説明である。情報の保存可能な媒体を
記録装置103(図1参照)とし、記録装置103に保
存されるタスク情報タスク情報管理ファイル610とす
る。
【0049】ここでは、ファイルという名称を用いて記
録媒体に保存する場合を例として説明する。なお、これ
に限らず情報を消さずに残すことができ、情報利用時に
はメモリ105に展開して利用することができる媒体お
よび情報の形式であれば、いずれでも適用が可能であ
る。
【0050】図6において、タスク情報管理ファイル6
10は、タスク名611、新要求処理時間612、およ
び新許容遅延時間613を、各タスクごとの配列要素と
して管理するテーブルから構成される。このタスク情報
管理ファイル610は、タスク情報を自動修正したタス
クの終了時およびタスクの起動時に利用される。
【0051】タスク情報管理ファイル610において、
タスク名611は、タスク実行時に用いる名称を示す。
また、新要求処理時間612はタスク情報の自動修正実
施後の要求処理時間を示し、新許容遅延時間613はタ
スク情報の自動修正実施後の許容遅延時間を示してい
る。
【0052】次に、図7を参照して、タスクの終了処理
について説明する。図7はタスクの終了処理例を示すフ
ローチャートである。このタスク終了処理701は、タ
スクの終了の実施に応じて起動される。まず、自動修正
フラグ216が参照され、タスク情報が修正されたこと
を示すフラグであるかどうか判断される(ステップ70
2)。
【0053】ここで、タスク情報が修正されていた場合
は(ステップ702:YES)、タスク管理ファイル6
10のタスク名611にタスクの名称を、新要求処理時
間612に登録するとともに、タスク管理テーブル11
2の要求処理時間214を、新許容遅延時間613に登
録し、さらにタスク管理テーブル112の許容遅延時間
215を登録し、タスク情報管理ファイル610を更新
する(ステップ703)。
【0054】そして、タスク管理テーブル112から該
当するタスクの情報を削除し(ステップ704)、一連
のタスク終了処理を終了する(ステップ705)。な
お、タスク情報が修正されていなかった場合は(ステッ
プ702:NO)、タスク情報管理ファイル610の更
新をせず、ステップ704に移行して、タスク管理テー
ブル112から該当するタスクの情報を削除し(ステッ
プ704)、一連のタスク終了処理を終了する(ステッ
プ705)。
【0055】次に、図8を参照して、タスク受付処理に
ついて説明する。図8はタスク受付処理列を示すフロー
チャートである。タスク受付部110(図1参照)にお
いて、遅延保証が必要なタスクの受付に応じて、タスク
受付開始801から開始される。以下、遅延保証が必要
なタスクを起動タスクと呼ぶ。
【0056】まず、タスク情報管理ファイル610の内
容をメモリ105に読み込み(ステップ802)、タス
ク情報管理ファイル610に登録されているタスク名6
11の中に起動タスクのタスク名と一致しているものが
あるかどうかを調査し、起動タスクが登録されているか
どうかを判断する(ステップ803)。
【0057】本発明では、ここで、起動タスクが登録さ
れていた場合は(ステップ803:YES)、その起動
タスクの要求処理時間および許容遅延時間に、タスク情
報管理ファイル610の新要求処理時間612および新
許容遅延時間613を設定するとともに、その起動タス
クで要求されているタスク情報の自動修正要求を、自動
修正の実施無しに設定する(ステップ804)。
【0058】なお、起動タスクがタスク情報管理ファイ
ル610に登録されていない場合は(ステップ803:
NO)、その起動タスクのタスク情報を修正しない。そ
の後、すでに受け付けられている各タスクおよび新たに
要求された起動タスクの単位時間当りの要求処理時間の
和と、優先度の一番低いタスクの許容遅延時間とから、
優先度の一番低いタスクの1周期に対する他のタスクの
最大実行回数分の要求処理時間の和をそれぞれ減算する
(ステップ805)。
【0059】そして、ステップ805で計算した値に基
づいて受付可能かどうか判断する(ステップ806)。
ここでは、単位時間当りの要求処理時間の和が単位時間
を越えている場合、または優先度の一番低いタスクの許
容遅延時間から優先度の一番低いタスクの1周期に対す
る他のタスクの最大実行回数分の要求処理時間の和を減
算した値が負の場合であれば、いずれの場合も受付不許
可とし、それ以外の場合は受け付けるものとする。
【0060】この判断により、受付不許可の場合は(ス
テップ806:NO)、受付できなかった場合の返答処
理を行い(ステップ807)、一連のタスク受付処理を
終了する(ステップ81)。一方、受け付けられた場合
は(ステップ806:YES)、要求されたタスクをタ
スク管理テーブル112に登録した後(ステップ80
8)、受付成功の返答処理を行い(ステップ809)、
一連のタスク受付処理を終了する(ステップ81)。
【0061】このように、任意のタスクの要求処理時間
および許容遅延時間が自動修正された場合は、そのタス
クの終了処理時に記録保存し、次回の起動時に記録した
要求処理時間および許容遅延時間に基づいてタスク管理
を行うようにしたので、次回の起動時からそのタスクを
最適な要求処理時間および許容遅延時間で実行管理する
ことができ、より効率的なマルチタスクシステムを実現
できる。
【0062】なお、以上の説明では、実際の処理時間の
計測を実施して要求処理時間214および許容遅延時間
215の自動修正を行う場合を例に説明したが、これに
限定されるものではない。例えば、遅延保証が必要なタ
スク作成時に使用を想定したCPU101の処理能力
と、起動に使用するCPU101の処理能力とを参照し
て、処理能力の比率を求め、その処理能力の比率からタ
スク情報を自動修正するようにしてもよく、前述と同様
の作用効果が得られる。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、各タス
クの実際の処理時間を計測し、実際の処理時間が、その
タスクの当初の要求処理時間を所定以上下回る場合に
は、マシンの処理性能の向上などの理由によって処理時
間に余剰が発生していると判断し、当該タスクの要求処
理時間を短縮するようにしたものである。これにより、
余剰な処理時間を回収することができ、回収した処理時
間を他のタスクに割り当てることによって、例えばこの
余剰分を利用して新規タスクの実行受付が可能となり、
より効率的なマルチタスクシステムを実現できる。さら
に、アプリケーションに設定されたタスクの周期、要求
処理時間、許容遅延時間を見直し、アプリケーションを
作り直す必要もなく、アプリケーション保守者の作業負
担を大幅に軽減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態によるタスク管理方法
が適用されるマルチタスクシステムのブロック図であ
る。
【図2】 タスク管理テーブルの構成例を示す説明図で
ある。
【図3】 時間処理時のタスク実行管理処理例を示すフ
ローチャートである。
【図4】 タスク情報修正処理例を示すフローチャート
である。
【図5】 実処理時間計測処理例を示すフローチャート
である。
【図6】 タスク情報ファイルの構成例を示す説明図で
ある。
【図7】 タスク終了処理例を示すフローチャートであ
る。
【図8】 タスク受付処理例を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
100…マルチタスクシステム、101…CPU,10
2…タイマ、103…記録装置、104…内部バス、1
05…メモリ、110…タスク受付部、111…タスク
実行部、112…タスク管理テーブル、210…タスク
管理テーブル、211…タスク識別子、212…タスク
ポインタ、213…周期、214…要求処理時間、21
5…許容遅延時間、216…自動修正フラグ、217…
安全値、218…計測期間、220…タスク実行管理テ
ーブル、222…実行識別フラグ、223…イベントカ
ウンタ、224…周期カウンタ、225…処理カウン
タ、226…最大処理カウンタ、610…タスク情報管
理ファイル、611…タスク名、612…新要求処理時
間、613…新許容遅延時間。
【手続補正書】
【提出日】平成11年3月15日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】従来、遅延保証が必要な全てのタスクの遅
延を保証しタスクの実行を制御することでアプリケーシ
ョンのサービス品質を制御するタスク管理方法として、
周期的な実行および実行時からの遅延保証が必要なタス
クを実行するマルチタスクシステム(例えば、特願平8
−333667号など参照)がある。この種のマルチタ
スクシステムでは、遅延保証が必要な任意のタスクに対
して、タスクの実行の周期と、その周期でタスクを実行
するために要求された要求処理時間と、実行遅延の許容
範囲を示す許容遅延時間とを予め設定するとともに、こ
のうち要求処理時間と許容遅延時間の和が小さい順に優
先度を高く設定し、各タスクの優先順に基づきタスクが
実行される。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】例えば、タスク切り換え時には、優先度順
に各タスクがチェックされ、周期の開始時間となったタ
スクが見つかればそのタスクがその要求処理時間分だけ
実行される。ここで、実行中のタスクより優先度が高い
タスクの周期開始時間となった場合は、実行中のタスク
が中断されて優先度が高いタスクがその要求処理時間分
だけ実行され、その後、中断された優先度の低い元のタ
スクの実行が再開される。そして、元のタスクの延べ実
行時間が要求処理時間分になった時点で終了され、実行
開始から周期開始時間が経過した時点でそのタスクに対
して新たな実行処理が開始されるものとなっている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のタスク管理方法では、次のような問題点があ
った。通常、実際の処理にかかる時間はマシンの性能に
よって変わるため、実際の処理時間が設定された要求処
理時間を大幅に下回り、割り当てられた処理時間に余剰
が生じる場合がある。しかし、従来のタスク管理方法で
は、当初要求された処理時間分だけプロセッサを確保す
るため、余剰が生じた場合でも、その他の遅延保証が必
要なタスクがその余剰分を使用することができず、プロ
セッサが有効に利用できないという問題点があった。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】メモリ105上には、後述するタスク受付
処理をCPU101に実行させるためのタスク受付プロ
グラムが格納されるタスク受付部110と、同様にタス
ク実行プログラムが格納されるタスク実行部111が設
けられている。また、メモリ105上にはマルチタスク
システムを実現するのに必要なタスクの情報を記録する
ためのタスク管理テーブル112が設けられている。こ
のタスク管理テーブル112は、周期と処理時間が設定
されるタスク、すなわちサービス品質制御対象タスクの
受付および実行に使用される。なお、要求処理時間、周
期および許容遅延時間を用いた本発明のベースとなるタ
スク切り換え方法(スケージューリングの手法)につい
ては、前述した従来のもの(例えば、特願平8−333
667号など)と同様である。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0041
【補正方法】変更
【補正内容】
【0041】そして、実際の処理時間が、当初そのタス
クに要求された要求処理時間214を所定以上下回る場
、すなわち実際の処理が要求処理時間214より短い
時間で終了した場合には(図4:ステップ404)、マ
シンの処理性能の向上などの理由によってCPU101
の処理時間に余剰が発生していると判断し、当該タスク
の要求処理時間214と許容処理時間215とを修正す
る(ステップ405)ようにしたものである。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マルチタスクシステムで実行される各タ
    スクごとに、タスクを実行する周期、その周期でタスク
    を実行するために要求された要求処理時間、および実行
    遅延の許容範囲を示す許容遅延時間を設定し、要求処理
    時間と許容遅延時間との和による優先度、タスクに対す
    るイベントの発行、およびタスクに設定された周期に基
    づいて各タスクの実行を制御するタスク管理方法におい
    て、 任意のタスクの実際の処理時間が、そのタスクの要求処
    理時間を所定以上下回る場合は、そのタスクの要求処理
    時間および許容遅延時間を自動修正することを特徴とす
    るタスク管理方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のタスク管理方法におい
    て、 前記タスクの実際の処理時間を所定の計測期間に計測
    し、 得られた実際の処理時間のうちの最大処理時間と所定の
    安全値との和が、そのタスクの要求処理時間を下回る場
    合は、そのタスクの要求処理時間および許容遅延時間を
    自動修正することを特徴とするタスク管理方法。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のタスク管理方法におい
    て、 要求処理時間を修正する場合は、最大処理時間と所定の
    安全値との和を新たな要求処理時間とすることを特徴と
    するタスク管理方法。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のタスク管理方法におい
    て、 許容遅延時間を修正する場合は、現行の許容遅延時間に
    要求処理時間の修正分を加えた値を新たな許容遅延時間
    とすることを特徴とするタスク管理方法。
  5. 【請求項5】 請求項2記載のタスク管理方法におい
    て、 各タスクごとに、そのタスクの実際の処理時間を計測す
    る期間として任意の計測期間を予め設定しておくことを
    特徴とするタスク管理方法。
  6. 【請求項6】 請求項2記載のタスク管理方法におい
    て、 各タスクごとに、そのタスクの実際の処理時間の変動時
    間分として任意の安全値を予め設定しておくことを特徴
    とするタスク管理方法。
  7. 【請求項7】 請求項1記載のタスク管理方法におい
    て、 自動修正した任意のタスクの要求処理時間および許容遅
    延時間の内容を所定の記録媒体に記録し、そのタスクの
    次回起動時には記録媒体に記録されている要求処理時間
    および許容遅延時間を用いてそのタスクの実行制御を行
    うことを特徴とするタスク管理方法。
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Cited By (6)

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