JPH11258964A - 電子写真式画像形成装置 - Google Patents

電子写真式画像形成装置

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JPH11258964A
JPH11258964A JP10073572A JP7357298A JPH11258964A JP H11258964 A JPH11258964 A JP H11258964A JP 10073572 A JP10073572 A JP 10073572A JP 7357298 A JP7357298 A JP 7357298A JP H11258964 A JPH11258964 A JP H11258964A
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Japan
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toner
image forming
collected toner
screw pump
storage container
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JP10073572A
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Takashi Hodoshima
隆 程島
Nobuo Kasahara
伸夫 笠原
Satoshi Muramatsu
智 村松
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回収トナーをスクリュポンプで廃トナーボト
ルや現像装置などへと移送する電子写真式画像形成装置
において、回収トナーが回収トナー貯溜容器から溢れて
画像形成装置本体内にこぼれ出すことを防止する。 【解決手段】 感光体10等の画像形成体と、それに付
着したトナーのうち用紙等の記録媒体に転写されなかっ
たトナーを回収して収納する回収トナー貯溜容器34
と、その容器内の回収トナーが一定量以上となったこと
を検知するトナー検知センサ36のような回収トナー量
検知手段と、回収トナー貯溜容器34内の回収トナーを
移送するスクリュポンプ40と、異常を知らせる報知手
段と、回収トナー量検知手段で検知したときスクリュポ
ンプ40を間欠回転駆動するとともに、その間欠回転駆
動が所定回数連続したとき報知手段を作動する制御手段
とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複写機・ファク
シミリ・プリンタやそれらの複合機などの画像形成装置
に適用し得る。詳しくは、そのうち、帯電・書込み・現
像・転写・クリーニングなどを繰り返して、感光体や中
間転写体等の画像形成体上に逐次画像を形成し、その画
像を順次転写して、用紙やカード等の記録媒体に記録を
行う電子写真式の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の画像形成装置では、モノ
クロの場合、ドラム状やベルト状の感光体に帯電後書込
みを行って静電潜像を形成し、トナーを付着することに
よりその静電潜像を現像して感光体上に画像を形成し、
その画像を転写して記録媒体に記録を行っていた。
【0003】また、カラーの場合は、色別に感光体上に
形成した単色画像を重ねて転写して中間転写体上に逐次
合成カラー画像を形成し、そのカラー画像を順次一括転
写して記録媒体に記録を行っていた。
【0004】そして、そのような記録時に、記録媒体に
転写することなく、たとえば転写後に、感光体や中間転
写体等の画像形成体上に残ったトナーや、記録媒体搬送
体上に落下したトナーを、適宜回収トナー貯溜容器に回
収してから、廃棄すべく廃トナーボトルへと移送した
り、またリサイクル使用すべく現像装置へと移送したり
していた。
【0005】この回収トナーの移送には、オーガ・コイ
ルスクリュ・パドル・バケットなどを用いたものととも
に、移送経路の自由度が高い、部品点数が少ない、コス
トも安く済むなどの理由から、一軸偏心スクリュポンプ
(通称、「モーノポンプ」、「粉体ポンプ」ともいう)
を用いたものがある。
【0006】一軸偏心スクリュポンプは、内部にダブル
ピッチのらせん溝を設けた雌ねじ形ステータと、そのス
テータ内に回動自在に挿入した雄ねじ形ロータとよりな
る。そして、ゴム製ステータの内周に摺接しながらロー
タを回転してトナーを吐出し、エアを送り込んで流動化
して弾性チューブ内を通して廃トナーボトルや現像装置
へと移送していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、スクリュポ
ンプは、このような構成であることから、経時で徐々に
摩耗してステータの内径が大きくなり、ステータとロー
タとの間の食い込み量が少なくなって、エアが上流側に
逆流し、回収トナーの移送が困難となる課題があった。
【0008】また、回収トナーは、新規トナーに比べて
流動性に劣ることから、スクリュポンプの上流で架橋し
て回収トナーが詰まることがある課題があった。
【0009】このように回収トナーの移送が困難となっ
たり、架橋して回収トナーが詰まったりするようなこと
があると、スクリュポンプの上流位置で回収トナーが回
収トナー貯溜容器から溢れて画像形成装置本体内にこぼ
れ出す、という大きなトラブルとなった。
【0010】そこで、この発明の目的は、上述したよう
に回収トナーをスクリュポンプで廃トナーボトルや現像
装置などへと移送する電子写真式画像形成装置におい
て、回収トナーが回収トナー貯溜容器から溢れて画像形
成装置本体内にこぼれ出すことを防止することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】そのため、請求項1に記
載の発明は、電子写真式画像形成装置において、たとえ
ば以下の図面を用いて説明する実施の形態のとおり、感
光体10や中間転写体等の画像形成体と、その画像形成
体に付着したトナーのうち用紙p等の記録媒体に転写さ
れなかったトナーを回収して収納する回収トナー貯溜容
器34と、その回収トナ−貯溜容器34内の回収トナー
が一定量以上となったことを検知するトナー検知センサ
36のような回収トナー量検知手段と、回収トナー貯溜
容器34内の回収トナーを移送するスクリュポンプ40
と、異常を知らせる表示手段50のような報知手段と、
前記回収トナー量検知手段で検知したとき前記スクリュ
ポンプ40を間欠回転駆動するとともに、その間欠回転
駆動が所定回数連続したとき前記報知手段を作動する制
御手段48と、を備えてなる、ことを特徴とする。
【0012】そして、この請求項1に記載の発明では、
記録時、画像形成体に付着したトナーのうち記録媒体に
転写されなかったトナーを回収し、回収トナー貯溜容器
34内に収納する。その回収トナー貯溜容器34内に収
納した回収トナーが一定以上となったとき、それを回収
トナー量検知手段で検知してスクリュポンプ40を1回
回転駆動し、回収トナーを廃トナーボトルや現像装置1
2へと移送する。回転駆動後、なお回収トナー量検知手
段で回収トナーが一定以上であることを検知するとき
は、同検知手段で検知しなくなるまでスクリュポンプ4
0の間欠回転駆動を続ける。そして、その間欠回転駆動
が所定回数連続したとき、報知手段を作動して異常を知
らせる。
【0013】請求項2に記載の発明は、電子写真式画像
形成装置において、たとえば以下の図面を用いて説明す
る実施の形態のとおり、感光体10や中間転写体等の画
像形成体と、その画像形成体に付着したトナーのうち用
紙p等の記録媒体に転写されなかったトナーを回収して
収納する回収トナー貯溜容器34と、その回収トナー貯
溜容器34内の回収トナーが一定量以上となったことを
検知するトナー検知センサ36のような回収トナー量検
知手段と、回収トナー貯溜容器34内の回収トナーを移
送するスクリュポンプ40と、前記回収トナー量検知手
段で検知したとき該スクリュポンプ40を間欠回転駆動
するとともに、その間欠回転駆動が所定回数連続したと
き、1回の間欠回転駆動時間を長くする制御手段48
と、を備えてなる、ことを特徴とする。
【0014】そして、この請求項2に記載の発明では、
記録時、画像形成体に付着したトナーのうち記録媒体に
転写されなかったトナーを回収し、回収トナー貯溜容器
34内に収納する。その回収トナー貯溜容器34内に収
納した回収トナーが一定以上となったとき、それを回収
トナー量検知手段で検知してスクリュポンプ40を1回
回転駆動し、回収トナーを廃トナーボトルや現像装置1
2へと移送する。回転駆動後、なお回収トナー量検知手
段で回収トナーが一定以上であることを検知するとき
は、同検知手段で検知しなくなるまでスクリュポンプ4
0の間欠回転駆動を続ける。そして、その間欠回転駆動
が所定回数連続したとき、1回の間欠回転駆動時間を長
くする。
【0015】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の電子写真式画像形成装置において、たとえば以下の図
面を用いて説明する実施の形態のとおり、前記スクリュ
ポンプ40の間欠回転駆動が連続してその総回転駆動時
間が所定時間を越えたとき、異常を知らせる表示手段5
0のような報知手段を備えてなる、ことを特徴とする。
【0016】そして、この請求項3に記載の発明では、
スクリュポンプ40の間欠回転駆動が連続してその総回
転駆動時間が所定時間を越えたとき、報知手段を作動し
て異常を知らせる。
【0017】請求項4に記載の発明は、電子写真式画像
形成装置において、たとえば以下の図面を用いて説明す
る実施の形態のとおり、感光体10や中間転写体等の画
像形成体と、その画像形成体に付着したトナーのうち用
紙p等の記録媒体に転写されなかったトナーを回収して
収納する回収トナー貯溜容器34と、その回収トナー貯
溜容器34内の回収トナーが一定量以上となったことを
検知するトナー検知センサ36のような回収トナー量検
知手段と、回収トナー貯溜容器34内の回収トナーを移
送するスクリュポンプ40と、前記回収トナー量検知手
段で検知したとき該スクリュポンプ40を間欠回転駆動
するとともに、その間欠回転駆動が所定回数連続したと
き、連続駆動に切り換える制御手段48と、を備えてな
る、ことを特徴とする。
【0018】そして、この請求項4に記載の発明では、
記録時、画像形成体に付着したトナーのうち記録媒体に
転写されなかったトナーを回収し、回収トナー貯溜容器
34内に収納する。その回収トナー貯溜容器34内に収
納した回収トナーが一定以上となったとき、それを回収
トナー量検知手段で検知してスクリュポンプ40を1回
回転駆動し、回収トナーを廃トナーボトルや現像装置1
2へと移送する。回転駆動後、なお回収トナー量検知手
段で回収トナーが一定以上であることを検知するとき
は、同検知手段で検知しなくなるまでスクリュポンプ4
0の間欠回転駆動を続ける。そして、その間欠回転駆動
が所定回数連続したとき、連続駆動に切り換える。
【0019】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
の電子写真式画像形成装置において、たとえば以下の図
面を用いて説明する実施の形態のとおり、前記スクリュ
ポンプ40の連続駆動時間が所定時間を越えたとき、異
常を知らせる表示手段50のような報知手段を備えてな
る、ことを特徴とする。
【0020】そして、この請求項5に記載の発明では、
スクリュポンプ40の連続駆動時間が所定時間を越えた
とき、報知手段を作動して異常を知らせる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ、この発
明の実施の形態につき説明する。図1は、この発明によ
る電子写真式画像形成装置の要部を、正面側から見て示
す概略構成図である。
【0022】図中符号10は、画像形成体であるドラム
状の感光体である。感光体10のまわりには、帯電装置
11、現像装置12、転写装置13、クリーニング装置
14などを設ける。
【0023】現像装置12には、現像装置本体16に、
撹拌部材17・18、現像ローラ19、薄層化ブレード
20などを備え、トナー補給装置21を取り付ける。ま
た、現像装置本体16には、トナーとキャリアとからな
る2成分や、トナーのみからなる1成分の現像剤22を
収納してなる。
【0024】そして、補給ローラ23の回転によりトナ
ー補給装置21から現像装置本体16中にトナーを補給
するとともに、現像装置本体16内の現像剤22を撹拌
部材17・18で撹拌しながら現像ローラ19へと搬送
し、その現像ローラ19上の現像剤22を薄層化ブレー
ド20で薄層化し、その薄層化した現像剤22中のトナ
−を現像ニップ領域Aで感光体10に付着する。
【0025】転写装置13には、駆動ローラ25、従動
ローラ26、記録媒体搬送体である搬送ベルト27、ク
リーニングブレード28、回収トナー搬送部材29など
を設ける。
【0026】そして、駆動ローラ25を回転して従動ロ
ーラ26を従動回転しながら、搬送ベルト27を反時計
方向に回転する。搬送ベルト27にはトナーが付着する
が、その搬送ベルト27に付着したトナーは、クリーニ
ングブレード28で掻き落して回収し、回収トナー搬送
部材29で該画像形成装置本体の後方に向けて搬送す
る。
【0027】クリーニング装置14には、クリーニング
ブレード31、回収トナー搬送部材32などを設ける。
【0028】そして、画像転写後、感光体10上に残留
する残留トナーをクリーニングブレード31で掻き落し
て回収し、回収トナー搬送部材32で該画像形成装置本
体の後方に向けて搬送する。
【0029】いま、この画像形成装置を用いて記録媒体
に記録を行うときは、不図示の給紙装置を駆動してたと
えば図示しない給紙カセット内に収納する記録媒体であ
る用紙pを繰り出し、レジストローラ対33間に突き当
てて止める。そして、感光体10の回転にタイミングを
合わせ、そのレジストローラ対33を回転して感光体1
0の下方へと送り込む。
【0030】一方、感光体10を図中時計方向に回転
し、その表面を帯電装置11で一様に帯電し、次いで図
示省略する光書込み装置でたとえばレーザ光Lを照射し
てその表面に静電潜像を形成する。それから、現像装置
12でトナーを付着してその静電潜像を顕像化し、その
顕像化して感光体10上に形成した画像を、上述したよ
うに感光体10の下方へと送り込んだ用紙pに、転写領
域Bにおいて転写装置13を用いて転写する。
【0031】画像転写後の用紙pは、搬送ベルト27で
搬送し、不図示の定着装置でたとえば熱を圧力とを加え
て転写画像を定着後、図示しない排紙スタック部へと排
出する。また、画像転写後の感光体10は、その表面に
残留する残留トナーをクリーニングブレード31で掻き
落してクリーニング装置14で清掃し、たとえば不図示
の除電装置で除電して、次の画像形成に備える。
【0032】ところで、図示画像形成装置では、画像転
写時、搬送ベルト27上に落下したトナ−を、上述した
ごとくクリーニングブレード28で掻き落して回収トナ
ー搬送部材29で画像形成装置本体の後方に向けて搬送
する。また、画像転写後、感光体10上に残留する残留
トナーを、上述したごとくクリーニングブレード31で
掻き落して回収トナー搬送部材32で同じく画像形成装
置本体の後方に向けて搬送する。
【0033】図2は、図1に示す電子写真式画像形成装
置の要部を、背面側から見て示す概略構成図である。こ
の図2から判るとおり、回収トナー搬送部材29・32
で画像形成装置本体の後方に向けて搬送した回収トナ−
は、回収トナー貯溜容器34内に入れ、重力で下方に落
下してその回収トナー貯溜容器34内に回収する。
【0034】回収トナー貯溜容器34には、図3に示す
ように、片側壁面34aの下部にトナー送出口34bを
あける。そして、その容器34内には、壁面34aから
a、トナー送出口34bからbの位置に、回収トナー量
検知手段である圧電式等のトナー検知センサ36を設け
る。そして、そのトナー検知センサ36で、回収トナー
貯溜容器34内の回収トナーが一定量以上となったこと
を検知する。
【0035】また、回収トナー貯溜容器34内には、下
部に、トナー搬送スクリュ37を設ける。そのスクリュ
37のスクリュ軸38は、両端を回収トナー貯溜容器3
4外に突出する。そして、ねじやピンなどで固定し、一
端に歯車39を、他端にスクリュポンプ40のロータ4
1を取り付けてなる。
【0036】スクリュポンプ40は、内部にダブルピッ
チのらせん溝を設けた雌ねじ形ステータ42と、そのス
テータ42内に回動自在に挿入した雄ねじ形ロータ41
とよりなる。そして、周囲をポンプホルダ43で被っ
て、ステータ42内を回収トナー貯溜容器34のトナー
送出口34bと連通してその容器34の壁面34a外面
に、ねじ等で固定して取り付けてなる。
【0037】ポンプホルダ43には、筒部43a外周か
ら外向きに突出してエア供給口43bを設け、また筒部
43aの径を徐々に絞ってトナ−吐出口43cを設け
る。そして、エア供給口43bにエア供給チューブ45
の一端を、トナ−吐出口43cにトナー搬送チューブ4
6の一端を取り付ける。トナー搬送チューブ46は、図
2に示すように、他端を、トナー補給装置21内に入れ
てなる。
【0038】図4は、図示画像形成装置の電気接続関係
を示すブロック図である。この図4から判るとおり、制
御手段(CPU)48には、上述した像担持体10、帯
電装置11、現像装置12、転写装置13、クリーニン
グ装置14などとともに、回収トナー量検知手段である
トナー検知センサ36を接続し、また報知手段として表
示手段50を接続してなる。さらに、制御手段(CP
U)48には、図1ないし3では図示しなかった光書込
み装置49なども接続する。
【0039】表示手段50は、トナー回収経路の異常を
使用者に報知するもので、図1ないし3では図示しない
が、たとえば警告表示を行う液晶パネルや警告ランプを
点灯する発光ダイオード等を用いてつくり、画像形成装
置本体の正面に備える表示パネル中などに設けてなる。
【0040】図5は、回収トナーの移送処理のフローチ
ャートを示す。この図5から判るように、トナー検知セ
ンサ36が、回収トナー貯溜容器34内の回収トナーを
検知しないときは、スクリュポンプ40を駆動しない。
【0041】ところが、トナー検知センサ36で、回収
トナー貯溜容器34内の回収トナーを検知したときは、
図6に示すように検知するごとに、クラッチをオンして
画像形成装置本体のメイン駆動モータの駆動力を歯車3
9に伝達したり、画像形成装置本体に備える専用の駆動
モータの駆動力を歯車39に伝達したりして、スクリュ
軸38を回してスクリュ37を回転し、ロータ41を回
転してスクリュポンプ40を1回回転駆動する。
【0042】これにより、回収トナー貯溜容器34内の
回収トナーをトナー送出口34bから送り出してスクリ
ュポンプ40内に入れる。そして、ロータ41の回転に
より該ロータ41とステータ42間の隙間を通してトナ
−吐出口43cから吐出し、トナー搬送チューブ46内
に入れる。
【0043】トナー搬送チューブ46内の回収トナー
は、不図示のエアポンプによりエア供給チューブ45を
通してエア供給口43bから送り込むエアで流動化し、
トナー搬送チューブ46内を通してトナー補給装置21
へと戻し、再び現像装置本体16内に入れて画像形成に
使用する。
【0044】ここで、回収トナー貯溜容器34内に回収
される回収トナーの量と、スクリュポンプ40で吐出す
る回収トナーの量とを比較すると、スクリュポンプ40
で吐出する量の方がはるかに大きいから、通常は、トナ
ー検知センサ36で、回収トナー貯溜容器34内の回収
トナーを検知した時点で、スクリュポンプ40のロータ
41を1回回転駆動するだけで十分である。
【0045】通常動作時のスクリュポンプ40の1回の
回転駆動時間は、スクリュポンプ40の性能とトナーの
種類により決まる。図示例では、確実に移送するため、
最低0.5秒必要であり、トナー補給装置21内の新規
トナーと回収トナーの比率を最適な割合とすべく、図7
に示すように1秒としてなる。同図から判るとおり、エ
アポンプは、スクリュポンプ40とともに駆動を開始
し、その駆動を停止してから5秒後に駆動を止めるよう
にする。
【0046】ところが、摩耗してスクリュポンプ40の
性能が低下したり、スクリュポンプ40の上流で架橋し
て回収トナーが詰まったりすると、1回の回転駆動だけ
では回収トナー貯溜容器34内の回収トナーを完全に吐
出しきれないことがある。
【0047】そこで、スクリュポンプ40を1回回転駆
動しても、なおトナー検知センサ36で回収トナーを検
知するときは、回収トナーを検知しなくなるまで、図8
に示すようにスクリュポンプ40を間欠回転駆動する。
【0048】そして、請求項1に記載の発明では、図5
のフローチャートから判るとおり、その間欠回転駆動が
所定回数m連続したとき、制御手段(CPU)48で制
御し、上述した表示手段50を作動してエラー表示し、
異常を知らせて使用者にメンテナンスを促す。図示例で
は、報知手段として表示手段50を用いるが、視覚のみ
ならず、聴覚に訴え報知するようにしてもよい。
【0049】これにより、使用者はサービスマンを呼ぶ
などの対応を講じ、そのまま使用を続けて回収トナー貯
溜容器34からトナーが溢れ、画像形成装置本体内にこ
ぼれ出す、という大きなトラブルの発生を未然に防止す
ることができる。
【0050】請求項2に記載の発明では、上述したよう
にスクリュポンプ40の間欠回転駆動が所定回数連続し
たとき、制御手段(CPU)48で制御し、図9に示す
ように1回の間欠回転駆動時間を長くする。1回転駆動
ごとに徐々に長くしていってもよいし、数回転駆動ごと
に段階的に長くしていってもよい。
【0051】これにより、回収トナー貯溜容器34内に
溜った回収トナーを速くかつ確実に吐出し、回収トナー
貯溜容器34からトナーが溢れて画像形成装置本体内に
こぼれ出す、という大きなトラブルの発生を未然に防止
することができる。
【0052】請求項3に記載の発明では、スクリュポン
プ40の間欠回転駆動が所定回数連続してその総回転駆
動時間が所定時間を越えたとき、制御手段(CPU)4
8で制御し、上述した表示手段50を作動してエラー表
示し、異常を知らせて使用者にメンテナンスを促す。こ
の場合も、もちろん、視覚によらず、聴覚に訴え報知す
るようにしてもよい。
【0053】これにより、請求項1に記載の発明と同様
に、使用者はサービスマンを呼ぶなどの対応を講じ、そ
のまま使用を続けて回収トナー貯溜容器34からトナー
が溢れ、画像形成装置本体内にこぼれ出す、という大き
なトラブルの発生を未然に防止することができる。
【0054】請求項4に記載の発明では、上述したよう
にスクリュポンプ40の間欠回転駆動が所定回数連続し
たとき、制御手段(CPU)48で制御し、図10に示
すように連続駆動に切り換える。
【0055】これにより、回収トナー貯溜容器34内に
溜った回収トナーを速くかつ確実に吐出し、回収トナー
貯溜容器34からトナーが溢れて画像形成装置本体内に
こぼれ出す、という大きなトラブルの発生を未然に防止
することができる。
【0056】請求項5に記載の発明では、スクリュポン
プ40の連続回転駆動時間が所定時間を越えたとき、制
御手段(CPU)48で制御し、上述した表示手段50
を作動してエラー表示し、異常を知らせて使用者にメン
テナンスを促す。この場合も、もちろん、視覚によら
ず、聴覚に訴え報知するようにしてもよい。
【0057】これにより、請求項1や3に記載の発明と
同様に、使用者はサービスマンを呼ぶなどの対応を講
じ、そのまま使用を続けて回収トナー貯溜容器34から
トナーが溢れ、画像形成装置本体内にこぼれ出す、とい
う大きなトラブルの発生を未然に防止することができ
る。
【0058】ところで、電子写真式のカラー画像形成装
置では、一般に、感光体上に逐次色別に単色画像を形成
し、その単色画像を重ねて転写して中間転写体上に合成
カラー画像を形成し、そのカラー画像を一括転写して用
紙等の記録媒体にカラー記録を行う。上述した例では、
この発明をモノクロ画像形成装置において、画像転写後
の感光体10上の残留トナーを回収し、また搬送ベルト
27上のトナーを回収して、その回収トナーをスクリュ
ポンプ40で移送する場合に適用した。しかし、この発
明では、カラー画像形成装置において、画像形成体であ
る中間転写体上の残留トナーを回収し、その回収トナー
をスクリュポンプで移送する場合にも同様に適用するこ
とができる。
【0059】また、上述した例では、スクリュポンプ4
0を駆動して回収トナーをトナー補給装置21へと移送
し、トナーをリサイクル使用する画像形成装置に適用し
た。しかし、この発明は、スクリュポンプを駆動して回
収トナーを廃トナ−ボトルへと移送し、回収トナーをリ
サイクル使用することなく廃棄する画像形成装置などに
も適用することができる。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、スクリュポンプの間欠回転駆動が所定回
数連続したとき、請求項3に記載の発明によれば、スク
リュポンプの間欠回転駆動が所定回数連続してその総回
転駆動時間が所定時間を越えたとき、また請求項5に記
載の発明によれば、スクリュポンプの連続回転駆動時間
が所定時間を越えたとき、報知手段を作動して異常を知
らせ、使用者にメンテナンスを促すから、使用者はサー
ビスマンを呼ぶなどの対応を講じ、そのまま使用を続け
て回収トナー貯溜容器からトナーが溢れ、画像形成装置
本体内にこぼれ出す、という大きなトラブルの発生を未
然に防止することができる。
【0061】スクリュポンプの間欠回転駆動が所定回数
連続したとき、請求項2に記載の発明によれば、スクリ
ュポンプの1回の間欠回転駆動時間を長くし、また請求
項4に記載の発明によれば、連続駆動に切り換えるか
ら、回収トナー貯溜容器内に溜った回収トナーを速くか
つ確実に吐出し、同様に回収トナー貯溜容器からトナー
が溢れて画像形成装置本体内にこぼれ出す、という大き
なトラブルの発生を未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による電子写真式画像形成装置の要部
を、正面側から見て示す概略構成図である。
【図2】その要部を、背面側から見て示す概略構成図で
ある。
【図3】その回収トナーリサイクル部分の断面図であ
る。
【図4】その画像形成装置の電気接続関係を示すブロッ
ク図である。
【図5】その回収トナーの移送処理のフローチャートで
ある。
【図6】その移送処理の通常動作時におけるトナー検知
センサ出力とスクリュポンプ駆動のタイミングチャート
である。
【図7】そのスクリュポンプ駆動とエアポンプ駆動のタ
イミングチャートである。
【図8】移送処理の異常動作時におけるトナー検知セン
サ出力とスクリュポンプ駆動のタイミングチャートであ
る。
【図9】請求項2に記載の発明におけるトナー検知セン
サ出力とスクリュポンプ駆動のタイミングチャートであ
る。
【図10】請求項4に記載の発明におけるトナー検知セ
ンサ出力とスクリュポンプ駆動のタイミングチャートで
ある。
【符号の説明】
10 感光体(画像形成体) 12 現像装置 34 回収トナー貯溜容器 36 トナー検知センサ(回収トナー量検知手段) 40 スクリュポンプ 48 制御手段 50 表示手段(報知手段) p 用紙(記録媒体)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体や中間転写体等の画像形成体と、 その画像形成体に付着したトナーのうち記録媒体に転写
    されなかったトナーを回収して収納する回収トナー貯溜
    容器と、 その回収トナ−貯溜容器内の回収トナーが一定量以上と
    なったことを検知する回収トナー量検知手段と、 前記回収トナー貯溜容器内の回収トナーを移送するスク
    リュポンプと、異常を知らせる報知手段と、 前記回収トナー量検知手段で検知したとき前記スクリュ
    ポンプを間欠回転駆動するとともに、その間欠回転駆動
    が所定回数連続したとき前記報知手段を作動する制御手
    段と、 を備えてなる、電子写真式画像形成装置。
  2. 【請求項2】 感光体や中間転写体等の画像形成体と、 その画像形成体に付着したトナーのうち記録媒体に転写
    されなかったトナーを回収して収納する回収トナー貯溜
    容器と、 その回収トナー貯溜容器内の回収トナーが一定量以上と
    なったことを検知する回収トナー量検知手段と、 前記回収トナー貯溜容器内の回収トナーを移送するスク
    リュポンプと、 前記回収トナー量検知手段で検知したとき該スクリュポ
    ンプを間欠回転駆動するとともに、その間欠回転駆動が
    所定回数連続したとき、1回の間欠回転駆動時間を長く
    する制御手段と、 を備えてなる、電子写真式画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記スクリュポンプの間欠回転駆動が連
    続してその総回転駆動時間が所定時間を越えたとき、異
    常を知らせる報知手段を備えてなる、請求項2に記載の
    電子写真式画像形成装置。
  4. 【請求項4】 感光体や中間転写体等の画像形成体と、 その画像形成体に付着したトナーのうち記録媒体に転写
    されなかったトナーを回収して収納する回収トナー貯溜
    容器と、 その回収トナー貯溜容器内の回収トナーが一定量以上と
    なったことを検知する回収トナー量検知手段と、 前記回収トナー貯溜容器内の回収トナーを移送するスク
    リュポンプと、 前記回収トナー量検知手段で検知したとき該スクリュポ
    ンプを間欠回転駆動するとともに、その間欠回転駆動が
    所定回数連続したとき、連続駆動に切り換える制御手段
    と、 を備えてなる、電子写真式画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記スクリュポンプの連続駆動時間が所
    定時間を越えたとき、異常を知らせる報知手段を備えて
    なる、請求項4に記載の電子写真式画像形成装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002349454A (ja) * 2001-05-28 2002-12-04 Ricoh Co Ltd 粉体スクリューポンプの補給量制御方法
JP2006106701A (ja) * 2004-09-09 2006-04-20 Ricoh Co Ltd 画像形成装置及びプロセスカートリッジ

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