JPH1125674A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPH1125674A
JPH1125674A JP9178622A JP17862297A JPH1125674A JP H1125674 A JPH1125674 A JP H1125674A JP 9178622 A JP9178622 A JP 9178622A JP 17862297 A JP17862297 A JP 17862297A JP H1125674 A JPH1125674 A JP H1125674A
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JP
Japan
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level
bit line
line pair
sense amplifier
memory cell
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JP9178622A
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Toshiyuki Kasai
利幸 河西
Akira Maruyama
明 丸山
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ダイナミックRAMのメモリセルへのデータ書
込み動作において、書込み動作の前状態でメモリセルに
格納されていたデータと逆論理のデータを書込む場合、
書込み動作に時間がかかる。 【解決手段】各ビット線対にイコライズ回路を設け、選
択メモリセルにデータを書込むとき、選択メモリセルが
接続されているビット線対に設けられたイコライズ回路
を一定時間活性状態にすることでビット線対の電位をあ
る中間レベルとし、書込み動作の前状態で選択メモリセ
ルに格納されていたデータを破壊して、その後に選択メ
モリセルにデータを書込む。選択メモリセルへのデータ
の書込みはセンスアンプにより行うので、センスアンプ
が接続されるビット線対にわずかな電位差が生じた時点
で電位差がセンスアンプによって増幅されメモリセルへ
のデータの書込みができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体記憶装置に関
し、特にダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ
(以後、DRAMと明記する)における書き込み動作の
性能を向上させる技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2に、従来のDRAMにおけるメモリ
セル周辺部を中心としたブロックの回路図の一例を示
す。図2における201、205はダイナミック型メモ
リセル(以後、それぞれMC201、MC205と明記
する)、209はセンスアンプ、210は列選択手段、
223は書き込みドライバ、230、231は書き込み
データ対線(以後、それぞれWD230、/WD231
と明記する)、232は列制御信号線(以後、CLn2
32と明記する)、233は書き込み制御信号線(以
後、WCON233と明記する)、234、235はワ
ード線(以後、それぞれWL234、/WL235と明
記する)、236、237はビット線対(以後、それぞ
れBL236、/BL237と明記する)、238、2
39は入出力線対(以後、それぞれIO238、/IO
239と明記する)、242はセンスアンプ制御信号線
(以後、SAON242と明記する)である。ここで、
ビット線対BL236、/BL237に接続されるすべ
てのワード線がLレベルの時、該ビット線対は図示せぬ
充電手段によって所定のレベルに充電される。また、入
出力線対IO238、/IO239に接続されるビット
線対が所定のレベルへの充電動作を行っている時、該入
出力線対は図示せぬ充電手段によって所定のレベルに充
電されている。
【0003】まず、図2の回路の読み出し動作を説明す
る。以下、MC201にLデータが書き込まれていた場
合を例にとり、図4のタイミングチャートの読み出し動
作の部分を用いて説明する。ここで、図4における23
0、231、232、233、234、235、23
6、237、238、239、242はそれぞれWD、
/WD、CLn、WCON、WL、/WL、BL、/B
L、IO、/IO、SAONの波形である。/WL23
5がLレベルのままWL234がLレベルからHレベル
になると、MC201に書き込まれていたLデータがB
L236に出力され、BL236の電位が所定のレベル
からあるレベルだけ下降する。一方、/BL237の電
位は変化しない。/WL235がLレベルであるため、
MC205が非選択状態になるからである。所定時間
後、SAON242がHレベルになり、この状態でCL
n232がLレベルであれば、ノード240はHレベル
となりセンスアンプ209が活性状態となる。このと
き、BL236と/BL237との間にはある電位差が
生じているので、該電位差がセンスアンプ209によっ
て増幅されてBL236及び/BL237の電位はそれ
ぞれLレベル及びHレベルになる。その後、CLn23
2がHレベルになると、IO238とBL236とが、
さらに/IO239と/BL237とが接続される。そ
の結果、IO238及び/IO239にはBL236及
び/BL237のデータが出力されるので、それぞれL
レベル及びHレベルとなり、出力端240及び241に
それぞれLデータ及びHデータが読み出される。その
後、WL234がLレベルになると、入出力線対IO2
38、/IO239とビット線対BL236、/BL2
37は図示せぬ充電手段により所定のレベルに充電され
る。
【0004】次に、図2の回路の書き込み動作を説明す
る。以下、書き込み動作の前状態でMC201にLデー
タが格納されている場合を例にとり、図4のタイミング
チャートの書き込み動作の部分を用いて説明する。/W
L235がLレベルのままWL234がLレベルからH
レベルになると、MC201に格納されていたLデータ
がBL236に出力され、BL236の電位が所定のレ
ベルからあるレベルだけ下降する。一方、/BL237
の電位は変化しない。/WL235がLレベルであるた
め、MC205が非選択状態になるからである。所定時
間後、SAON242がHレベルになり、この状態でC
Ln232がLレベルであれば、ノード240はHレベ
ルとなりセンスアンプ209が活性状態となる。このと
き、BL236と/BL237との間にはある電位差が
生じているので、該電位差がセンスアンプ209によっ
て増幅されてBL236及び/BL237の電位はそれ
ぞれLレベル及びHレベルになる。その後、WCON2
33がHレベルとなり、CLn232がHレベルになる
とセンスアンプ209が非活性状態となり、同時にIO
238とBL236とが、さらに/IO239と/BL
237とが接続される。その結果、IO238及び/I
O239にはBL236及び/BL237のデータが出
力されるので、それぞれLレベル及びHレベルとなる。
この状態で、一対の書き込みデータWD230及び/W
D231のうちWD230がHレベルになるとIO23
8及び/IO239はそれぞれHレベル及びLレベルと
なる。ここで、CLnはHレベルになっているので、I
O238及び/IO239のデータは列選択手段210
を介してBL236及び/BL237に転送され、BL
236及び/BL237の電位はそれぞれHレベル及び
Lレベルとなる。つまり、WD230がHレベルになっ
たところで、BL236の電位をLレベルからHレベル
へ、/BL237の電位をHレベルからLレベルへとい
うように、それぞれの電位をフルスイングさせている。
そのため、WD230にHデータが入力されてからBL
236の電位が完全にHレベルになるまでの時間はt2
となる。この段階では、CLn232及びWCON23
3がHレベルとなっているので、センスアンプ209が
非活性状態となり、BL236のHデータはMC201
にそのまま書き込まれる。この後、WL234がLレベ
ルになると、入出力線対IO238、/IO239とビ
ット線対BL236、/BL237は図示せぬ充電手段
により所定のレベルに充電される。
【0005】以上が図2の回路の動作である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来例を示した図2の
回路の書き込み動作において、MC201へのHデータ
の書き込み考える。この書き込み動作の前状態において
MC201にLデータが格納されていた場合、センスア
ンプ209が活性状態の期間では、センスアンプ209
によってBL236の付加容量(図示せず)へは電子が
注入され続け、BL236はLレベルに保たれる。その
後、センスアンプ209が非活性状態になると、BL2
36の付加容量への電子の注入は停止するが、蓄えられ
た電子はそのまま残っている。そのため、MC201に
Hデータを書き込むためには、すでに説明したように、
BL236の付加容量の電子を抜いてBL236の電位
をLレベルからHレベルまでフルスイングさせることで
電位を上げてやる必要がある。したがって、BL236
の電位をLレベルからHレベルまで高速で上げるために
は、書き込みドライバ223と列選択手段210の電流
駆動能力を大きく設定しなければならない。このよう
に、従来の回路では書き込み動作を高速に行うために書
き込みドライバと列選択手段をサイズの大きなトランジ
スタで構成し、その電流駆動能力を大きくしておかなけ
ればならなかった。その結果、書き込みドライバと列選
択手段のレイアウトスペースを大きくしなければならな
いという課題を抱えていた。
【0007】また、従来例を示した図2の回路では、W
CON233によってセンスアンプ209の活性、非活
性を制御する必要があるため各ビット線対にナンドゲー
ト222及び243を設けなければならず、その結果、
チップ面積が大きくなってしまう。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明の半導体記憶装置は、複数のワード線と複数
のビット線対の交差部にそれぞれ設けられた複数のダイ
ナミック型メモリセルと、前記複数のビット線対に接続
されたセンスアンプと、前記複数のビット線対のいずれ
かに選択的に接続され前記複数のダイナミック型メモリ
セルに所定の電荷情報を書き込む機能を持つ書き込みド
ライバとを備えた半導体記憶装置において、前記複数の
ビット線対のそれぞれに該ビット線対を一定時間だけ同
電位にする機能を有するイコライズ回路を設け、前記複
数のダイナミック型メモリセルのいずれかを選択して該
メモリセルに所定の電荷情報を書き込むとき、該選択メ
モリセルが接続されているビット線対に接続された該イ
コライズ回路を一定時間活性状態とし、該イコライズ回
路が非活性状態になった時点で該選択メモリセルが接続
されているビット線対に接続された該センスアンプが活
性状態であることにより、該選択メモリセルに該電荷情
報が書き込まれることを特徴とした。
【0009】また、前記書き込みドライバは、該書き込
みドライバが接続されているビット線対のどちらか一本
にのみ電荷情報を出力することを特徴とする。
【0010】また、前記複数のダイナミック型メモリセ
ルのいずれかを選択して該メモリセルに所定の電荷情報
を書き込むとき、該選択メモリセルが接続されているビ
ット線対に接続された該センスアンプが該ビット線対の
電位差を検出したところで、該ビット線対と前記書き込
みドライバとの導電経路を遮断することを特徴とする。
【0011】
【作用】前記手段によれば、書き込み動作の前状態でメ
モリセルに格納されていたデータをイコライズ回路によ
って一旦破壊した後でメモリセルへの書き込みを行うの
で、書き込み動作の高速化がはかれる。
【0012】さらに、前記手段によれば、メモリセルへ
のデータの書き込みをセンスアンプによって行うため、
ビット線対の電位差が小さくても書き込みができるの
で、書き込みドライバあるいは列選択手段の電流駆動能
力を従来よりも小さくできる。また、書き込み動作にお
いて、センスアンプが該センスアンプに接続されるビッ
ト線対の電位差を検出した時点で該ビット線対と書き込
みドライバが接続される配線との電流経路を遮断するの
で、センスアンプによる充放電動作を最小限に防ぐこと
ができる。
【0013】さらに前記手段によれば、書き込み動作に
おいてビット線対ごとにセンスアンプの活性、非活性を
切換える動作を必ずしも必要としないので、該切換え動
作を行うための回路を必要としない。
【0014】さらに前記手段によれば、書き込みドライ
バを従来回路よりも少ない素子数で構成したので、チッ
プ面積の縮小が実現できる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1に本発明の実施の形態の一例
を示す。図1における101、105はメモリセル(以
後、それぞれMC101、MC105と明記する)、1
09はセンスアンプ、110は列選択手段、122はイ
コライズ回路、123は書き込みドライバ、130、1
31は書き込みデータ対線(以後、それぞれWD13
0、/WD131と明記する)、132は列制御信号線
(以後、CLn132と明記する)、133は書き込み
制御信号線(以後、WCON133と明記する)、13
4、135はワード線(以後、それぞれWL134、/
WL135と明記する)、136、137はビット線対
(以後、それぞれBL136、/BL137と明記す
る)、138、139は入出力線対(以後、それぞれI
O138、/IO139と明記する)、142はセンス
アンプ制御信号線(以後、SAON142と明記する)
である。ここで、ビット線対BL136、/BL137
に接続されるすべてのワード線がLレベルの時、該ビッ
ト線対は図示せぬ充電手段によって所定のレベルに充電
される。また、入出力線対IO138、/IO139に
接続されるビット線対が所定のレベルへの充電動作を行
っている時、該入出力線対は図示せぬ充電手段によって
所定のレベルに充電されている。また、書き込みドライ
バ123はDB138または/DB139のどちらか一
方にのみLデータを出力する機能を有する。
【0016】まず、図1の回路の読み出し動作を説明す
る。以下、MC101にLデータが書き込まれていた場
合を例にとり、図3のタイミングチャートの読み出し動
作の部分を用いて説明する。ここで、図3における13
0、131、132、133、134、135、13
6、137、138、139、142はそれぞれWD、
/WD、CLn、、WCON、WL、/WL、BL、/
BL、IO、/IO、SAONの波形である。/WL1
35がLレベルのままWL134がLレベルからHレベ
ルになると、MC101に書き込まれていたLデータが
BL136に出力され、BL136の電位が所定のレベ
ルからあるレベルだけ下降する。一方、/BL137の
電位は変化しない。/WL135がLレベルであるた
め、MC105が非選択状態になるからである。所定時
間後、SAON142がHレベルになると、センスアン
プ109が活性状態となる。このとき、BL136と/
BL137との間にはある電位差が生じているので、該
電位差がセンスアンプ109によって増幅されてBL1
36及び/BL137の電位はそれぞれLレベル及びH
レベルになる。その後、CLn132がHレベルになる
と、IO138とBL136とが、さらに/IO139
と/BL137とが接続される。その結果、IO138
及び/IO139にはBL136及び/BL137のデ
ータが出力されるので、それぞれLレベル及びHレベル
となり、出力端140及び141にそれぞれLデータ及
びHデータが読み出される。その後、WL134がLレ
ベルになると、入出力線対IO138、/IO139と
ビット線対BL136、/BL137は図示せぬ充電手
段により所定のレベルに充電される。このように、読み
出し動作におけるビット線対BL136、/BL137
及び入出力線対IO138、/IO139の動きは、従
来例を示した図2のビット線対BL236、/BL23
7及び入出力線対IO238、/IO239と同様であ
る。
【0017】次に、図1の回路の書き込み動作を説明す
る。以下、書き込み動作の前状態でMC101にLデー
タが格納されている場合を例にとり、図3のタイミング
チャートの書き込み動作の部分を用いて説明する。/W
L135がLレベルのままWL134がLレベルからH
レベルになると、MC101に格納されていたLデータ
がBL136に出力され、BL136の電位が所定のレ
ベルからあるレベルだけ下降する。一方、/BL137
の電位は変化しない。/WL135がLレベルであるた
め、MC105が非選択状態になるからである。所定時
間後、SAON142がHレベルになり、センスアンプ
109が活性状態となる。このとき、BL136と/B
L137との間にはある電位差が生じているので、該電
位差がセンスアンプ109によって増幅されてBL13
6及び/BL137の電位はそれぞれLレベル及びHレ
ベルになる。その後、WCON133がHレベルとなり
CLn132がHレベルになると、WD130及び/W
D131がともにLレベルの期間でイコライズ回路12
2が活性状態となるので、BL136と/BL137の
電位がある等しい中間レベルになる。また、同時にこの
時、IO138とBL136とが、さらに/IO139
と/BL137とが接続される。その結果、IO138
及び/IO139にはBL136及び/BL137のデ
ータが出力され、それぞれLレベル及びHレベルとなる
が、この時イコライズ回路122が活性状態になってい
るので、IO138と/IO139との電位はすぐにあ
る等しい中間レベルになる。この後、一対の書き込みデ
ータWD130及び/WD131のうちWD130がH
レベルになると、遅延回路144による遅延時間経過
後、イコライズ回路122は非活性状態となり、同時
に、/IO139はLレベルとなる。ここで、/IO1
39のLレベルが列選択手段110を介して/BL13
7に転送されるが、このとき、BL136の電位は、イ
コライズ回路122が活性状態であった時の中間レベル
のままになっているので、BL136と/BL137と
の間にはある電位差が生じる。この時点で、センスアン
プ109は活性状態になっているので前記電位差が増幅
されてBL136及び/BL137の電位はそれぞれH
レベル及びLレベルになり、MC101にHデータが書
き込まれる。センスアンプ109がBL136、/BL
137の電位差を検出したところで、CLn132はL
レベルとなり、IO138とBL136とが、さらに/
IO139と/BL137とが切断される。その後、W
L134がHレベルからLレベルになると、入出力線対
IO138、/IO139とビット線対BL136、/
BL137は図示せぬ充電手段により所定のレベルに充
電される。
【0018】以上が図1の回路の動作である。
【0019】このように本発明では、書き込み動作中に
イコライズ回路122によってビット線対BL136、
/BL137の電位をある等しい中間レベルにすること
で書き込み動作の前状態でメモリセルに格納されていた
データを一旦破壊し、その後でメモリセルへデータの書
き込みを行う構成をとった。そのため、MC101にH
データを書き込む動作において、該書き込みの前状態で
MC101にLデータが格納されていた場合は、従来例
を示した図2の回路では、BL236の電位をLレベル
からHレベルまで変化させるのに対し、本発明を示した
図1の回路では、BL136の電位を中間レベルからH
レベルまで変化させれば良い。したがって、遅延回路1
44による遅延時間を短く設定すれば、WD130にH
データが入力されてからBL136の電位が完全にHレ
ベルになるまでの時間は図4におけるt2よりも短いt
1となるので、書き込み動作の高速化がはかれる。
【0020】さらに、メモリセルへのデータの書き込み
をセンスアンプによって行うため、ビット線対の電位差
が所定の電位差以上になった時点でセンスアンプがこの
電位差を増幅し、期待するデータをメモリセルへ書き込
むことができる。したがって、例えばMC101にHデ
ータを書き込む場合には/IO139を完全にLレベル
まで落とさなくてもMC101にHデータを書き込むこ
とが可能であるので、図1における電源128のかわり
に、接地電位よりも若干高い電位を供給する電源を用い
ることもできる。それと同時に、書き込みドライバ12
3と列選択手段110の電流駆動能力が小さくても高速
に書き込み動作が行える。また、センスアンプ109に
よる書き込み動作において、センスアンプ109がBL
136と/BL137との電位差を検出した時点でCL
n132をLレベルとし、IO138とBL136と
を、さらに/IO139と/BL137とを切断するの
で、センスアンプ109によるIO138、/IO13
9の充放電動作を最小限に防ぐことができる。
【0021】また、本発明の書き込みドライバ123
は、従来例を示した図2における書き込みドライバ22
3に比べて構成素子数が少ないのでレイアウトスペース
が小さくなる。さらに、書き込みドライバ123は、ビ
ット線対BL136、/BL137及び入出力線対IO
138、/IO139におけるどちらか一本にのみ接地
レベルの電位を供給する構成とした。その結果、従来例
を示した図2においては、WD230及び/WD231
の電位が中間的なレベルになった時、電源228、22
9間の貫通電流が発生するという問題があったが、本発
明を示した図1の回路においては、図2における電源22
9を必要としないので前記問題が発生し得ない。また、
例えばMC101にHデータを書き込む動作を考える
と、該書き込み動作の前状態でMC101にLデータが
格納されていた場合、従来例を示した図2の回路では、
書き込みドライバ223によってIO238をLレベル
からHレベルまで変化させる動作と/IO239をHレ
ベルからLレベルまで変化させる動作とを行うことにな
るが、本発明を示す図1の回路では、前述したようにセ
ンスアンプ109がBL136と/BL137との電位
差を検出した時点でCLn132をLレベルとすること
により、書き込みドライバ123によって/IO139
を中間レベルからLレベルまで変化させる動作を行うの
みとすることができるので入出力線対の充放電電流が少
ない。そのため、本発明の書き込みドライバ123によ
って低消費電流化へ貢献できる。また、センスアンプ1
09がBL136と/BL137との電位差を検出した
時点でCLn132をLレベルとしない構成も可能であ
るが、この場合はセンスアンプ109によるIO13
8、/IO139の充放電電流が増加する。
【0022】また、本発明において、イコライズ回路1
22が活性状態の時にはセンスアンプ109が非活性状
態となるように設定すれば、イコライズ動作時におけ
る、センスアンプ109による電流消費を抑えることも
できる。ただしこの場合は、書き込み動作においてビッ
ト線対ごとにセンスアンプの活性、非活性を切換える動
作が必要になるので、該切換え動作を行う回路を設けな
ければならない。
【0023】本発明は、従来例を示す図2の回路にイコ
ライズ回路122を追加しなければならないが、イコラ
イズ回路122はトランジスタ2個で実現でき、さらに
Nチャンネルトランジスタのみ、あるいはPチャネルト
ランジスタのみで構成可能であるため、大きな面積増加
を伴わない。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
書き込み動作の前状態でメモリセルに格納されていたデ
ータをイコライズ回路によって一旦破壊してからメモリ
セルへの書き込みを行うので、書き込み動作の高速化が
はかれる。
【0025】さらに、本発明によれば、メモリセルへの
データの書き込みをセンスアンプによって行うため、ビ
ット線対がわずかな電位差を発生した時点で書き込みが
行えるので、書き込み動作の一層の高速化がはかれる。
さらに、ビット線対の電位差が小さくても書き込みがで
きるので、書き込みドライバあるいは列選択手段の電流
駆動能力を従来よりも小さくできる。その結果、書き込
みドライバあるいは列選択手段を構成するトランジスタ
のサイズを小さくできるので、チップ面積の縮小が可能
となる。また、センスアンプによる書き込み動作におい
て、該センスアンプに接続されるビット線対の電位差を
該センスアンプが検出した時点で列選択手段を非活性状
態とし、該ビット線対と入出力線対とを切断するので、
センスアンプによる該入出力線対の充放電動作を最小限
に防ぐことができる。
【0026】さらに本発明によれば、書き込み動作にお
いてビット線対ごとにセンスアンプの活性、非活性を切
換える動作を必ずしも必要としないので、該切換え動作
を行うための回路を必要とせずチップ面積の縮小が可能
となる。
【0027】さらに本発明によれば、書き込みドライバ
を従来回路よりも少ない素子数で構成したので、チップ
面積の縮小が実現でき、また、書き込みドライバはビッ
ト線対及び入出力線対におけるどちらか一本にのみ接地
レベルの電位を供給する構成であるため、書き込みデー
タが中間的なレベルにあっても電流消費を伴わず、さら
に書き込み動作時に入出力線対のうちの一本を充放電す
るだけであるので、書き込みドライバの動作に伴う電流
消費を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体記憶装置の一例を示す図。
【図2】従来の半導体記憶装置の一例を示す図。
【図3】本発明の半導体記憶装置の動作をあらわすタイ
ミング図。
【図4】従来の半導体記憶装置の動作をあらわすタイミ
ング図。
【符号の説明】
101、105、201、205・・・メモリセル 102、106、202、206・・・メモリセル容量 103、107、203、207・・・セルプレート電
源 104、108、114、115、116、120、1
21、124、125、126、127、204、20
8、214、215、216、220、221、22
4、225、226、227・・・Nチャネルトランジ
スタ 111、112、113、211、212、213・・
・Pチャネルトランジスタ 119、143、219・・・インバータ回路 222、243・・・ナンドゲート 129・・・ノアゲート 144・・・遅延回路 134、135、234、235・・・ワード線 136、137、236、237・・・ビット線 138、139、238、239・・・入出力線 142、242・・・センスアンプ制御信号線 140、141、240、241・・・出力端 132、232・・・列制御信号線 133、233・・・書き込み制御信号線 130、131、230、231・・・書き込みデータ
対線 240・・・ノード 109、209・・・センスアンプ 110、210・・・列選択手段 123、223・・・書き込みドライバ 122・・・イコライズ回路 117、217、229・・・高電位電源 118、128、218、228・・・低電位電源

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のワード線と複数のビット線対の交差
    部にそれぞれ設けられた複数のダイナミック型メモリセ
    ルと、前記複数のビット線対に接続されたセンスアンプ
    と、前記複数のビット線対のいずれかに選択的に接続さ
    れ前記複数のダイナミック型メモリセルに所定の電荷情
    報を書き込む機能を持つ書き込みドライバとを備えた半
    導体記憶装置において、前記複数のビット線対のそれぞ
    れに該ビット線対を一定時間だけ同電位にする機能を有
    するイコライズ回路を設け、前記複数のダイナミック型
    メモリセルのいずれかを選択して該メモリセルに所定の
    電荷情報を書き込むとき、該選択メモリセルが接続され
    ているビット線対に接続された該イコライズ回路を一定
    時間活性状態とし、該イコライズ回路が非活性状態にな
    った時点で該選択メモリセルが接続されているビット線
    対に接続された該センスアンプが活性状態であることに
    より、該選択メモリセルに該電荷情報が書き込まれるこ
    とを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】前記書き込みドライバは、該書き込みドラ
    イバが接続されているビット線対のどちらか一本にのみ
    電荷情報を出力することを特徴とする請求項1記載の半
    導体記憶装置。
  3. 【請求項3】前記複数のダイナミック型メモリセルのい
    ずれかを選択して該メモリセルに所定の電荷情報を書き
    込むとき、該選択メモリセルが接続されているビット線
    対に接続された該センスアンプが該ビット線対の電位差
    を検出したところで、該ビット線対と前記書き込みドラ
    イバとの導電経路を遮断することを特徴とする請求項1
    記載の半導体記憶装置。
JP9178622A 1997-07-03 1997-07-03 半導体記憶装置 Withdrawn JPH1125674A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013008432A (ja) * 2011-04-28 2013-01-10 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 記憶回路、信号処理回路、電子機器

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