JPH1125463A - 光ディスク、光ディスク記録再生装置及びデータ記録方法 - Google Patents
光ディスク、光ディスク記録再生装置及びデータ記録方法Info
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- JPH1125463A JPH1125463A JP9181324A JP18132497A JPH1125463A JP H1125463 A JPH1125463 A JP H1125463A JP 9181324 A JP9181324 A JP 9181324A JP 18132497 A JP18132497 A JP 18132497A JP H1125463 A JPH1125463 A JP H1125463A
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- area
- optical disk
- recording
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- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B20/00—Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
- G11B20/10—Digital recording or reproducing
- G11B20/12—Formatting, e.g. arrangement of data block or words on the record carriers
- G11B20/1217—Formatting, e.g. arrangement of data block or words on the record carriers on discs
- G11B2020/1259—Formatting, e.g. arrangement of data block or words on the record carriers on discs with ROM/RAM areas
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- Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 読み出し専用領域の記憶容量を大きくする光
ディスク、並びに光ディスク記録再生装置の有する読取
り及び書き込み性能を十分に発揮させる光ディスク記録
再生装置及びデータ記録方法を提供することにある。 【解決手段】 光ディスク1は、内周部にROM領域2
及びRAM領域3が形成されている。ROM領域2に
は、CDフォーマットで規定されるピットよりも小さな
ピットで情報が予め高密度で記録されており、RAM領
域3には、後程追記型の穴空け方式でピットを形成して
情報をCDフォーマットで記録する為のランド及びグル
ーブが形成されている。また、光ディスク記録再生装置
は、記録及び再生兼用の光ビームを光ディスク1に照射
してRAM領域3にピットを形成すると共に、ROM領
域2に高密度で記録されたピットを読み取って信号再生
する。
ディスク、並びに光ディスク記録再生装置の有する読取
り及び書き込み性能を十分に発揮させる光ディスク記録
再生装置及びデータ記録方法を提供することにある。 【解決手段】 光ディスク1は、内周部にROM領域2
及びRAM領域3が形成されている。ROM領域2に
は、CDフォーマットで規定されるピットよりも小さな
ピットで情報が予め高密度で記録されており、RAM領
域3には、後程追記型の穴空け方式でピットを形成して
情報をCDフォーマットで記録する為のランド及びグル
ーブが形成されている。また、光ディスク記録再生装置
は、記録及び再生兼用の光ビームを光ディスク1に照射
してRAM領域3にピットを形成すると共に、ROM領
域2に高密度で記録されたピットを読み取って信号再生
する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスク、光デ
ィスク記録再生装置及びデータ記録方法に係り、更に詳
しくは、内周部に読み出し専用領域とその外周部にデー
タ書込領域とを具備する光ディスク、当該光ディスクを
利用して情報を記録及び再生する光ディスク記録再生装
置及び当該光ディスクにデータを記録するデータ記録方
法関する。
ィスク記録再生装置及びデータ記録方法に係り、更に詳
しくは、内周部に読み出し専用領域とその外周部にデー
タ書込領域とを具備する光ディスク、当該光ディスクを
利用して情報を記録及び再生する光ディスク記録再生装
置及び当該光ディスクにデータを記録するデータ記録方
法関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の光ディスクとしては、C
D(コンパクトディスク)の様に、内周部に凹状のピッ
トの有無で情報を記録した読み出し専用領域と、RD
(レコーダブルディスク)の様に、読み出し専用領域の
外周部に追記型又は光磁気型で情報を書き込むデータ書
込領域とを具備する光ディスク、及びこの従来の光ディ
スクを利用して情報の記録及び再生を行う光ディスク記
録再生装置は周知である。
D(コンパクトディスク)の様に、内周部に凹状のピッ
トの有無で情報を記録した読み出し専用領域と、RD
(レコーダブルディスク)の様に、読み出し専用領域の
外周部に追記型又は光磁気型で情報を書き込むデータ書
込領域とを具備する光ディスク、及びこの従来の光ディ
スクを利用して情報の記録及び再生を行う光ディスク記
録再生装置は周知である。
【0003】また、従来の光ディスクでは、外形や読み
出し専用領域及びデータ書込領域の寸法範囲、記憶容量
やピット形状などの物理フォーマットが規定されてお
り、その一例を挙げると、例えば、読み出し専用領域に
は、光学的に読取り可能な情報がCDフォーマットで記
録され、またデータ書込領域には、追記型の穴空け方式
でピットを形成して情報をCDフォーマットで記録する
光ディスクが存在し、この光ディスクでは、読み出し専
用領域及びデータ書込領域のピット形状が凹状でほぼ同
じ形状となっている。
出し専用領域及びデータ書込領域の寸法範囲、記憶容量
やピット形状などの物理フォーマットが規定されてお
り、その一例を挙げると、例えば、読み出し専用領域に
は、光学的に読取り可能な情報がCDフォーマットで記
録され、またデータ書込領域には、追記型の穴空け方式
でピットを形成して情報をCDフォーマットで記録する
光ディスクが存在し、この光ディスクでは、読み出し専
用領域及びデータ書込領域のピット形状が凹状でほぼ同
じ形状となっている。
【0004】また、上記の光ディスク記録再生装置で
は、データ書込領域に穴空け方式でピットを形成する場
合には、ピット形状が照射するビーム径よりも大きくな
ることを考慮して、形成するピット形状よりも小さなビ
ーム径の書き込みビームを照射することにより、CDフ
ォーマットに適合するピットを形成している。更に、こ
の光ディスク記録再生装置では、一般的に書き込みビー
ムをそのまま利用して、読み出し専用領域及びデータ書
込領域に記録されているピットの有無を光学的に読み出
すことにより情報を再生する。
は、データ書込領域に穴空け方式でピットを形成する場
合には、ピット形状が照射するビーム径よりも大きくな
ることを考慮して、形成するピット形状よりも小さなビ
ーム径の書き込みビームを照射することにより、CDフ
ォーマットに適合するピットを形成している。更に、こ
の光ディスク記録再生装置では、一般的に書き込みビー
ムをそのまま利用して、読み出し専用領域及びデータ書
込領域に記録されているピットの有無を光学的に読み出
すことにより情報を再生する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】即ち、従来の光ディス
ク記録再生装置では、CDフォーマットで記録された情
報を再生する為に必要なビーム径よりも遙かに小さなビ
ーム径の読取りビームを照射して情報の再生を行ってお
り、情報再生という点に着目すると、これはオーバース
ペックであって、光ディスク記録再生装置の有する性
能、特に読取り性能を十分に発揮しているとは言えな
い。
ク記録再生装置では、CDフォーマットで記録された情
報を再生する為に必要なビーム径よりも遙かに小さなビ
ーム径の読取りビームを照射して情報の再生を行ってお
り、情報再生という点に着目すると、これはオーバース
ペックであって、光ディスク記録再生装置の有する性
能、特に読取り性能を十分に発揮しているとは言えな
い。
【0006】また、従来の光ディスクの読み出し専用領
域に、更に多くの情報を記録するとともに、光ディスク
記録再生装置を安価に製造する為、既存のCD再生装置
で開発された信号処理LSIやピックアップなどをその
まま使用したいという要望も出ている。本発明は、上記
の問題点を解決する為になされたものであり、光ディス
クの読み出し専用領域の記憶容量を大きくする為の光デ
ィスク、並びに、光ディスク記録再生装置の有する読取
り及び書き込み性能を十分に発揮させる光ディスク記録
再生装置及びデータ記録方法を提供することを目的とす
る。
域に、更に多くの情報を記録するとともに、光ディスク
記録再生装置を安価に製造する為、既存のCD再生装置
で開発された信号処理LSIやピックアップなどをその
まま使用したいという要望も出ている。本発明は、上記
の問題点を解決する為になされたものであり、光ディス
クの読み出し専用領域の記憶容量を大きくする為の光デ
ィスク、並びに、光ディスク記録再生装置の有する読取
り及び書き込み性能を十分に発揮させる光ディスク記録
再生装置及びデータ記録方法を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る本発明の
光ディスクは、上記の目的を達成する為に、光ディスク
であって、前記光ディスクの内周部は、データが書き込
まれた読み出し専用領域と、前記読み出し専用領域の外
周部は、データの書き込みが可能なデータ書込領域とを
構成し、前記データ書込領域には、前記読み出し専用領
域に書き込まれたデータの記録密度よりも低密度でデー
タの書き込みが可能であることを特徴とする。
光ディスクは、上記の目的を達成する為に、光ディスク
であって、前記光ディスクの内周部は、データが書き込
まれた読み出し専用領域と、前記読み出し専用領域の外
周部は、データの書き込みが可能なデータ書込領域とを
構成し、前記データ書込領域には、前記読み出し専用領
域に書き込まれたデータの記録密度よりも低密度でデー
タの書き込みが可能であることを特徴とする。
【0008】請求項2に係る本発明の光ディスクは、光
ディスクであって、前記光ディスクの内周部は、データ
が書き込まれた読み出し専用領域と、前記読み出し専用
領域の外周部は、データの書き込みが可能なデータ書込
領域とを構成し、前記読み出し専用領域に書き込まれた
データは、CD規格で規定されるピットよりも小さなピ
ットによって高密度で、且つ、CD信号フォーマットで
記録されていることを特徴とする。
ディスクであって、前記光ディスクの内周部は、データ
が書き込まれた読み出し専用領域と、前記読み出し専用
領域の外周部は、データの書き込みが可能なデータ書込
領域とを構成し、前記読み出し専用領域に書き込まれた
データは、CD規格で規定されるピットよりも小さなピ
ットによって高密度で、且つ、CD信号フォーマットで
記録されていることを特徴とする。
【0009】請求項3に係る本発明の光ディスク記録再
生装置は、内周部にデータが書き込まれた読み出し専用
領域と、前記内周部の外側にデータが書き込まれるデー
タ書込領域とが形成された光ディスクを用いてデータを
記録及び再生する光ディスク記録再生装置において、前
記光ディスクに光ビームを照射する光ビーム照射手段を
具備し、前記光ビーム照射手段から照射される1つの光
ビームによって、前記光ディスクのデータ書込領域にデ
ータを記録するとともに、前記光ディスクの読み出し専
用領域に記録されたデータを読み取ることを特徴とす
る。
生装置は、内周部にデータが書き込まれた読み出し専用
領域と、前記内周部の外側にデータが書き込まれるデー
タ書込領域とが形成された光ディスクを用いてデータを
記録及び再生する光ディスク記録再生装置において、前
記光ディスクに光ビームを照射する光ビーム照射手段を
具備し、前記光ビーム照射手段から照射される1つの光
ビームによって、前記光ディスクのデータ書込領域にデ
ータを記録するとともに、前記光ディスクの読み出し専
用領域に記録されたデータを読み取ることを特徴とす
る。
【0010】請求項4に係る本発明のデータ記録方法
は、内周部にデータが書き込まれた読み出し専用領域
と、前記読み出し専用領域の外周部にデータが書き込ま
れるデータ書込領域とが形成された光ディスクにデータ
を記録するデータ記録方法であって、前記読み出し専用
領域に記録されたデータを光学的に読み取る1つの光ビ
ームを使用して、前記読み出し専用領域に記録されたデ
ータの記録密度よりも低密度で、前記データ書込領域に
データを記録することを特徴とする。
は、内周部にデータが書き込まれた読み出し専用領域
と、前記読み出し専用領域の外周部にデータが書き込ま
れるデータ書込領域とが形成された光ディスクにデータ
を記録するデータ記録方法であって、前記読み出し専用
領域に記録されたデータを光学的に読み取る1つの光ビ
ームを使用して、前記読み出し専用領域に記録されたデ
ータの記録密度よりも低密度で、前記データ書込領域に
データを記録することを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】まず、説明の都合上、以下の言葉
を定義する。 (1)「記録密度」とは、線速度が一定の光ディスクの
場合は、データが書き込まれたトラック円弧の一定長さ
範囲中に記録されたデータの密度をいい、また、角速度
が一定の光ディスクの場合は、データが書き込まれたト
ラックの一定角度の範囲中に記録されたデータの密度を
いう。
を定義する。 (1)「記録密度」とは、線速度が一定の光ディスクの
場合は、データが書き込まれたトラック円弧の一定長さ
範囲中に記録されたデータの密度をいい、また、角速度
が一定の光ディスクの場合は、データが書き込まれたト
ラックの一定角度の範囲中に記録されたデータの密度を
いう。
【0012】(2)「記録密度が高密度」とは、上記一
定範囲中に記録されたデータの密度が、比較する一定範
囲中に記録されたデータの密度よりも高く、一定範囲中
に多くのデータが記録されていることをいう。以下、本
発明の実施の形態を図面と共に詳細に説明する。なお、
図中同一又は相当部分には同一符号を付してその説明は
繰返さない。
定範囲中に記録されたデータの密度が、比較する一定範
囲中に記録されたデータの密度よりも高く、一定範囲中
に多くのデータが記録されていることをいう。以下、本
発明の実施の形態を図面と共に詳細に説明する。なお、
図中同一又は相当部分には同一符号を付してその説明は
繰返さない。
【0013】図1は、本発明に係る光ディスクの構造を
示す平面図である。1は、光ディスクであり、中央部に
取り付けの為のセンターホール5、内周部に読み出し専
用領域(以下、「ROM領域」という)2及びデータ書
込領域(以下、「RAM領域」という)3が形成されて
いる。ROM領域2には、CDフォーマットで規定され
るピットよりも小さなピットでデータが予め高密度で記
録されており、RAM領域3には、後程追記型の穴空け
方式でピットを形成してデータをCDフォーマットで記
録する為のランド及びグルーブが形成されている。
示す平面図である。1は、光ディスクであり、中央部に
取り付けの為のセンターホール5、内周部に読み出し専
用領域(以下、「ROM領域」という)2及びデータ書
込領域(以下、「RAM領域」という)3が形成されて
いる。ROM領域2には、CDフォーマットで規定され
るピットよりも小さなピットでデータが予め高密度で記
録されており、RAM領域3には、後程追記型の穴空け
方式でピットを形成してデータをCDフォーマットで記
録する為のランド及びグルーブが形成されている。
【0014】尚、本実施の形態では、RAM領域3が追
記型の場合を例にして説明するが、RAM領域3が光磁
気方式や相変化方式で記録再生する光ディスクにも適用
することが可能である。図2は、本発明に係る光ディス
クに記録されたピットの構造を示す平面図である。
記型の場合を例にして説明するが、RAM領域3が光磁
気方式や相変化方式で記録再生する光ディスクにも適用
することが可能である。図2は、本発明に係る光ディス
クに記録されたピットの構造を示す平面図である。
【0015】2aは、光ディスクのROM領域に記録さ
れた最小ピットであり、CD規格で規定されるピットよ
りも小さなピットによって高密度で、且つ、CD信号フ
ォーマットで記録されている。3aは、光ディスクのR
AM領域に記録された最小ピットであり、CD規格で規
定されるピットとほぼ同じ大きさで、且つ、CD信号フ
ォーマットで記録されている。
れた最小ピットであり、CD規格で規定されるピットよ
りも小さなピットによって高密度で、且つ、CD信号フ
ォーマットで記録されている。3aは、光ディスクのR
AM領域に記録された最小ピットであり、CD規格で規
定されるピットとほぼ同じ大きさで、且つ、CD信号フ
ォーマットで記録されている。
【0016】最小ピット2aの直径は、図から明らかな
如く、最小ピット3aの直径に比較して約2/3倍程度
の大きさであって、そのトラックピッチも同様に約2/
3倍程度となっているので、結果的にROM領域に記録
される情報の記録密度は、RAM領域に比較して、約2
倍程度の高密度となる。図3は、本発明に係る光ディス
ク記録再生装置が照射する光ビームと光ディスクのRO
M領域及びRAM領域に記録されたピットとの関係を示
す概念図である。
如く、最小ピット3aの直径に比較して約2/3倍程度
の大きさであって、そのトラックピッチも同様に約2/
3倍程度となっているので、結果的にROM領域に記録
される情報の記録密度は、RAM領域に比較して、約2
倍程度の高密度となる。図3は、本発明に係る光ディス
ク記録再生装置が照射する光ビームと光ディスクのRO
M領域及びRAM領域に記録されたピットとの関係を示
す概念図である。
【0017】図3(A)は、光ディスクに照射された光
ビームとROM領域に記録されたピットとの関係を示し
ている。4は、光ディスク1上に記録された情報の読取
り及び書き込みの為の光ビームであって、ピット2aと
ほぼ同じ又は小さい程度の大きさであるので、ピット2
aの有無を十分判別して情報を読み取ることができる。
ビームとROM領域に記録されたピットとの関係を示し
ている。4は、光ディスク1上に記録された情報の読取
り及び書き込みの為の光ビームであって、ピット2aと
ほぼ同じ又は小さい程度の大きさであるので、ピット2
aの有無を十分判別して情報を読み取ることができる。
【0018】図3(B)は、光ディスクに照射された光
ビームとRAM領域に記録されたピットとの関係を示し
ている。光ビーム4が光ディスク1上に照射されると、
その周辺部4aまでがピット形成に十分な温度に上昇す
る為、結果的に光ビーム4の直径よりも大きな径のピッ
ト3aがRAM領域に記録される。
ビームとRAM領域に記録されたピットとの関係を示し
ている。光ビーム4が光ディスク1上に照射されると、
その周辺部4aまでがピット形成に十分な温度に上昇す
る為、結果的に光ビーム4の直径よりも大きな径のピッ
ト3aがRAM領域に記録される。
【0019】従って、本発明に係る光ディスク記録再生
装置は、ROM領域2に記録されたデータを光学的に読
み取る1つの光ビームを使用して、ROM領域2に記録
されたデータの記録密度よりも低密度で、RAM領域3
にデータを記録するデータ記録方法を使用している。図
4は、本発明に係る光ディスク記録再生装置の信号記録
系の構成を示すブロック図である。
装置は、ROM領域2に記録されたデータを光学的に読
み取る1つの光ビームを使用して、ROM領域2に記録
されたデータの記録密度よりも低密度で、RAM領域3
にデータを記録するデータ記録方法を使用している。図
4は、本発明に係る光ディスク記録再生装置の信号記録
系の構成を示すブロック図である。
【0020】この光ディスク記録再生装置の信号記録系
は、CDフォーマットに従って光ディスク1のRAM領
域3にCLV(Constant Linear Ve
locity)方式でピットを形成する。101は、シ
ステム制御部であってCPU(中央演算装置)を含み、
光ディスク記録再生装置全体の制御を行なう。
は、CDフォーマットに従って光ディスク1のRAM領
域3にCLV(Constant Linear Ve
locity)方式でピットを形成する。101は、シ
ステム制御部であってCPU(中央演算装置)を含み、
光ディスク記録再生装置全体の制御を行なう。
【0021】102は、光学ヘッドであり、光ディスク
1に情報の記録及び読取りの為のレーザビームを照射す
る。103は、サーボ回路であり、光学ヘッド102が
備えるアクチュエータのフォーカス及びトラッキングサ
ーボ、並びに光学ヘッド102全体を光ディスク1のト
ラッキング方向に移動させる送りモータのスレッドサー
ボを行なう。
1に情報の記録及び読取りの為のレーザビームを照射す
る。103は、サーボ回路であり、光学ヘッド102が
備えるアクチュエータのフォーカス及びトラッキングサ
ーボ、並びに光学ヘッド102全体を光ディスク1のト
ラッキング方向に移動させる送りモータのスレッドサー
ボを行なう。
【0022】104は、位置検出部であり、光ディスク
1に対する光学ヘッド102の相対的な位置を検出す
る。この位置検出部104は、例えば、リニアスケール
などの様な位置検出器から出力される位置信号に基づい
て、光学ヘッド102の相対位置を演算及び検出した
り、また光ディスク1に記録されたトラックの本数をカ
ウントすることにより光学ヘッド102の相対位置を検
出する。
1に対する光学ヘッド102の相対的な位置を検出す
る。この位置検出部104は、例えば、リニアスケール
などの様な位置検出器から出力される位置信号に基づい
て、光学ヘッド102の相対位置を演算及び検出した
り、また光ディスク1に記録されたトラックの本数をカ
ウントすることにより光学ヘッド102の相対位置を検
出する。
【0023】105は、スピンドルモータであり、光デ
ィスク1を線速度一定の回転数で回転させる。特に、後
述する記録モードにおいて光ディスク1を線速度一定で
回転させる為に、回転数を検出するエンコーダを備えて
いる。106は、CLV演算部であり、位置検出部10
4が検出した光学ヘッド102の光ディスク1に対する
相対的な位置に基づいて、スピンドルモータ105の回
転速度を計算する。
ィスク1を線速度一定の回転数で回転させる。特に、後
述する記録モードにおいて光ディスク1を線速度一定で
回転させる為に、回転数を検出するエンコーダを備えて
いる。106は、CLV演算部であり、位置検出部10
4が検出した光学ヘッド102の光ディスク1に対する
相対的な位置に基づいて、スピンドルモータ105の回
転速度を計算する。
【0024】107は、スピンドルサーボ回路であり、
システム制御部101又はCLV演算部106が計算し
て求めた回転速度になるように、スピンドルモータ10
5の回転を制御する。次に、上述の様に構成された本発
明に係る光ディスク記録再生装置が信号を記録する動作
について説明する。
システム制御部101又はCLV演算部106が計算し
て求めた回転速度になるように、スピンドルモータ10
5の回転を制御する。次に、上述の様に構成された本発
明に係る光ディスク記録再生装置が信号を記録する動作
について説明する。
【0025】システム制御部101は、記録モードにな
って記録データを受け取ると、サーボ回路103及びス
ピンドルサーボ回路107に指令を出して、光学ヘッド
102及びスピンドルモータ105に、光学ヘッド10
2からの読取信号に基づいて作成された制御信号により
所定のサーボをかけて必要な情報を読み取った後に、光
ディスク1のRAM領域3の記録トラックに光ビーム4
が照射されるように光学ヘッド102を移動させる。
って記録データを受け取ると、サーボ回路103及びス
ピンドルサーボ回路107に指令を出して、光学ヘッド
102及びスピンドルモータ105に、光学ヘッド10
2からの読取信号に基づいて作成された制御信号により
所定のサーボをかけて必要な情報を読み取った後に、光
ディスク1のRAM領域3の記録トラックに光ビーム4
が照射されるように光学ヘッド102を移動させる。
【0026】位置検出部104は、光ディスク1に対す
る光学ヘッド102の相対的な位置を検出しその結果を
出力すると、CLV演算部106は、スピンドルモータ
105の回転速度を計算して出力する。そして、スピン
ドルサーボ回路107は、CLV演算部106の出力信
号に基づいて、光ディスク1が所定の線速度で回転する
ようにスピンドルモータ105にCLVサーボをかけ
る。
る光学ヘッド102の相対的な位置を検出しその結果を
出力すると、CLV演算部106は、スピンドルモータ
105の回転速度を計算して出力する。そして、スピン
ドルサーボ回路107は、CLV演算部106の出力信
号に基づいて、光ディスク1が所定の線速度で回転する
ようにスピンドルモータ105にCLVサーボをかけ
る。
【0027】つぎに、システム制御部101は、記録デ
ータをCD信号フォーマットであるEFM方式に従って
変調し、その変調されたデータ信号が光ディスク1上に
ピットとして形成されるように記録信号を作成して光学
ヘッド102に出力する。光学ヘッド102は、記録信
号を受け取ると、光ビーム4を記録信号に応じて変調し
光ディスク1上に照射することによりピットを形成す
る。
ータをCD信号フォーマットであるEFM方式に従って
変調し、その変調されたデータ信号が光ディスク1上に
ピットとして形成されるように記録信号を作成して光学
ヘッド102に出力する。光学ヘッド102は、記録信
号を受け取ると、光ビーム4を記録信号に応じて変調し
光ディスク1上に照射することによりピットを形成す
る。
【0028】図5は、本発明に係る光ディスク記録再生
装置の信号再生系の構成を示すブロック図である。この
光ディスク記録再生装置の信号再生系は、ピットの形状
と記録密度以外はCDフォーマットに従って光ディスク
1にCLV方式で形成されたピットを読み取って信号を
再生する。以下、本発明に係る光ディスク記録再生装置
の信号再生動作について説明する。
装置の信号再生系の構成を示すブロック図である。この
光ディスク記録再生装置の信号再生系は、ピットの形状
と記録密度以外はCDフォーマットに従って光ディスク
1にCLV方式で形成されたピットを読み取って信号を
再生する。以下、本発明に係る光ディスク記録再生装置
の信号再生動作について説明する。
【0029】システム制御部101は、再生モードにな
ると、サーボ回路103及びスピンドルサーボ回路10
7に指令を出して、光学ヘッド102及びスピンドルモ
ータ105に、光学ヘッド102からの読取信号に基づ
いて作成された制御信号により、光ディスク1に対して
所定のサーボをかけて必要な情報を読み取り、その読取
データをデジタル信号処理部(図示せず)に出力する。
ると、サーボ回路103及びスピンドルサーボ回路10
7に指令を出して、光学ヘッド102及びスピンドルモ
ータ105に、光学ヘッド102からの読取信号に基づ
いて作成された制御信号により、光ディスク1に対して
所定のサーボをかけて必要な情報を読み取り、その読取
データをデジタル信号処理部(図示せず)に出力する。
【0030】但し、システム制御部101は、情報を読
み取る際には、光ディスク1のROM領域2及びRAM
領域3で適宜各種サーボ系の定数を切り換えることによ
り、最適な状態で信号再生する。
み取る際には、光ディスク1のROM領域2及びRAM
領域3で適宜各種サーボ系の定数を切り換えることによ
り、最適な状態で信号再生する。
【0031】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明に係る光ディ
スクによれば、光ディスクの読み出し専用領域の記録密
度が高くなっているので、従来の光ディスクに比較して
物理的な形状が同じであるにも拘わらず記憶容量を大き
くすることが可能となる。また、本発明に係る光ディス
ク記録再生装置によれば、上記光ディスクのデータ書込
領域にピットを形成する光ビームを用いて、読み出し専
用領域に高密度で記録されたピットを読み出すので、そ
の装置の有する読取り性能を十分に発揮することが可能
となる。
スクによれば、光ディスクの読み出し専用領域の記録密
度が高くなっているので、従来の光ディスクに比較して
物理的な形状が同じであるにも拘わらず記憶容量を大き
くすることが可能となる。また、本発明に係る光ディス
ク記録再生装置によれば、上記光ディスクのデータ書込
領域にピットを形成する光ビームを用いて、読み出し専
用領域に高密度で記録されたピットを読み出すので、そ
の装置の有する読取り性能を十分に発揮することが可能
となる。
【0032】また、本発明に係るデータ記録方法によれ
ば、光ディスク記録再生装置の有する読取り及び書き込
み性能を十分に発揮させることが可能となる。
ば、光ディスク記録再生装置の有する読取り及び書き込
み性能を十分に発揮させることが可能となる。
【図1】本発明に係る光ディスクの構造を示す平面図で
ある。
ある。
【図2】本発明に係る光ディスクに記録されたピットの
構造を示す平面図である。
構造を示す平面図である。
【図3】光ビームと光ディスクに記録されたピットとの
関係を示す概念図である。
関係を示す概念図である。
【図4】本発明に係る光ディスク記録再生装置の信号記
録系の構成を示すブロック図である。
録系の構成を示すブロック図である。
【図5】本発明に係る光ディスク記録再生装置の信号再
生系の構成を示すブロック図である。
生系の構成を示すブロック図である。
1 光ディスク 2 読み出し専用領域 3 データ書込領域 4 光ビーム 5 センターホール 101 システム制御部 102 光学ヘッド 103 サーボ回路 104 位置検出部 105 スピンドルモータ 106 CLV演算部 107 スピンドルサーボ回路
Claims (4)
- 【請求項1】 光ディスクであって、 前記光ディスクの内周部は、データが書き込まれた読み
出し専用領域と、 前記読み出し専用領域の外周部は、データの書き込みが
可能なデータ書込領域とを構成し、 前記データ書込領域には、前記読み出し専用領域に書き
込まれたデータの記録密度よりも低密度でデータの書き
込みが可能であること、 を特徴とする光ディスク。 - 【請求項2】 光ディスクであって、 前記光ディスクの内周部は、データが書き込まれた読み
出し専用領域と、 前記読み出し専用領域の外周部は、データの書き込みが
可能なデータ書込領域とを構成し、 前記読み出し専用領域に書き込まれたデータは、CD規
格で規定されるピットよりも小さなピットによって高密
度で、且つ、CD信号フォーマットで記録されているこ
と、 を特徴とする光ディスク。 - 【請求項3】 内周部にデータが書き込まれた読み出し
専用領域と、前記内周部の外側にデータが書き込まれる
データ書込領域とが形成された光ディスクを用いてデー
タを記録及び再生する光ディスク記録再生装置におい
て、 前記光ディスクに光ビームを照射する光ビーム照射手段
を具備し、 前記光ビーム照射手段から照射される1つの光ビームに
よって、前記光ディスクのデータ書込領域にデータを記
録するとともに、前記光ディスクの読み出し専用領域に
記録されたデータを読み取ること、 を特徴とする光ディスク記録再生装置。 - 【請求項4】 内周部にデータが書き込まれた読み出し
専用領域と、前記読み出し専用領域の外周部にデータが
書き込まれるデータ書込領域とが形成された光ディスク
にデータを記録するデータ記録方法であって、 前記読み出し専用領域に記録されたデータを光学的に読
み取る1つの光ビームを使用して、前記読み出し専用領
域に記録されたデータの記録密度よりも低密度で、前記
データ書込領域にデータを記録すること、 を特徴とするデータ記録方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9181324A JPH1125463A (ja) | 1997-07-07 | 1997-07-07 | 光ディスク、光ディスク記録再生装置及びデータ記録方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9181324A JPH1125463A (ja) | 1997-07-07 | 1997-07-07 | 光ディスク、光ディスク記録再生装置及びデータ記録方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1125463A true JPH1125463A (ja) | 1999-01-29 |
Family
ID=16098706
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9181324A Pending JPH1125463A (ja) | 1997-07-07 | 1997-07-07 | 光ディスク、光ディスク記録再生装置及びデータ記録方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1125463A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100425008B1 (ko) * | 2000-02-14 | 2004-03-27 | 파이오니아 가부시키가이샤 | 정보 기록매체 |
JP2009093794A (ja) * | 1999-07-22 | 2009-04-30 | Sony Corp | 光記録媒体、光記録方法、光再生方法、光記録装置、光再生装置および光記録再生装置 |
-
1997
- 1997-07-07 JP JP9181324A patent/JPH1125463A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009093794A (ja) * | 1999-07-22 | 2009-04-30 | Sony Corp | 光記録媒体、光記録方法、光再生方法、光記録装置、光再生装置および光記録再生装置 |
KR100425008B1 (ko) * | 2000-02-14 | 2004-03-27 | 파이오니아 가부시키가이샤 | 정보 기록매체 |
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