JPH11252811A - 車両用制御装置 - Google Patents

車両用制御装置

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JPH11252811A
JPH11252811A JP10048067A JP4806798A JPH11252811A JP H11252811 A JPH11252811 A JP H11252811A JP 10048067 A JP10048067 A JP 10048067A JP 4806798 A JP4806798 A JP 4806798A JP H11252811 A JPH11252811 A JP H11252811A
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JP
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load
power supply
vehicle
converter
switch
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JP10048067A
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Inventor
Norio Mima
紀雄 三摩
Ikuo Hayashi
育生 林
Hideomi Kawachi
秀臣 河内
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Denso Corp
Soken Inc
Original Assignee
Denso Corp
Nippon Soken Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電気負荷の起動時における電源電圧の低下に関
する不具合を解消することが可能となる車両用制御装置
を提供する。 【解決手段】電源52において第1の車載バッテリ50
と第2の車載バッテリ51が直列に接続され、バッテリ
51に降圧型DC−DCコンバータ43が接続され、2
4ボルトが12ボルトに降圧して出力する。DC−DC
コンバータ43には出力電圧の供給を受ける負荷23,
24,33,34が接続されている。バッテリ51とD
C−DCコンバータ43とを迂回する補助電源線45に
スイッチ44が配置され、マイコン41は負荷の起動時
に、所定時間だけスイッチ44を閉路して、当該負荷に
対しDC−DCコンバータ43からの電力に加えバッテ
リ50からの電力を供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車両用制御装置
に係り、詳しくは車載電源システムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車分野においても、信号線の
簡素化のために、1本の信号線で多数種の信号を伝送す
る多重通信システムの導入という要望がある。このため
電源系においても、図11に示すように個々の負荷90
〜93がバッテリ94から直接電源を取り込むのではな
く、電源線の削減のために、電源線が何本も重複する経
路は太い一本の配線に置き換え、分岐点などの負荷の集
中する場所にDC−DCコンバータ95を配置して、そ
こからノイズの少ない電源を分配する方式が考えられ
る。
【0003】しかし、これらの電源(94)も、全車両
負荷の突入電流を考慮して大容量にすると、コスト、体
格及び重量面から好ましくないため、配下の負荷が定常
駆動できる程度の容量となっている。従って、ランプ、
モータ等の高負荷が同時に起動したり、モータ等の高負
荷が作動中にランプ等の負荷が起動すると、図12に示
すように、突入電流により電源出力が一瞬低下し、他の
負荷及びECUの動作不良及び再起動が生じる虞があっ
た。つまり、車両負荷はランプ負荷、モータ負荷および
抵抗負荷に分類されるが、中でもランプ負荷やモータ負
荷は、図12に示すように、起動時に大電流が流れ電源
電圧の低下が生じる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明の目
的は、電気負荷の起動時における電源電圧の低下に関す
る不具合を解消することが可能となる車両用制御装置を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の車両用
制御装置は、電源における第2の車載バッテリとDC−
DCコンバータとを迂回する補助電源線に配置されたス
イッチ手段と、負荷の起動時に、所定時間だけスイッチ
手段を閉路して、当該負荷に対しDC−DCコンバータ
からの電力に加え第1の車載バッテリからの電力を供給
するスイッチ制御手段と、を備えたことを特徴としてい
る。
【0006】よって、スイッチ制御手段により、負荷の
起動時に、所定時間(少なくとも突入時間)だけスイッ
チ手段が閉路されて、負荷に対しDC−DCコンバータ
からの電力に加え第1の車載バッテリからの電力が供給
される。
【0007】つまり、負荷の起動時には電圧ドロップが
発生しようとするが、この時、スイッチ手段を介して第
1の車載バッテリからの電力が供給され、電源電圧のド
ロップが補われ、負荷起動時の電源電圧の低下が防止さ
れる。
【0008】その結果、電気負荷の起動時における電源
電圧の低下に関する不具合を解消することができる。請
求項2に記載の発明は、請求項1に記載の車両用制御装
置において、複数の負荷の起動が同時に行われようとし
た時に、時系列的にズラして各負荷の起動を行う起動制
御手段を設けたことを特徴としている。よって、請求項
1の作用に加え、起動制御手段により、複数の負荷の起
動が同時に行われようとした時に、時系列的にズラして
各負荷の起動が行われる。
【0009】その結果、複数の負荷が同時に起動すると
大きな電圧ドロップが発生してしまうが、時系列的にズ
ラして各負荷の起動が行われ、電源電圧のドロップを抑
えることができる。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の車両用制御装置における起動制御手段を、走行系負荷
の起動と非走行系負荷の起動が同時に行われようとした
時は、非走行系負荷の起動よりも走行系負荷の起動を先
に行うものとしている。
【0011】よって、請求項2の作用に加え、走行系負
荷の起動と非走行系負荷の起動が同時に行われようとし
た時においては、非走行系負荷の起動よりも走行系負荷
の起動が先に行われる。その結果、走行系負荷の応答遅
れを回避することができる。
【0012】また、請求項4,5に記載のように、メイ
ンコントローラと複数のサブコントローラとが信号線に
て接続され、サブコントローラにてスイッチ操作を検出
するとともに、メインコントローラにてスイッチ操作に
応答した負荷の駆動指令を送出し、サブコントローラに
て負荷を駆動する多重通信システムを採用した装置に適
用し、サブコントローラにてスイッチ制御手段を構成し
たり、メインコントローラにて起動制御手段を構成する
と、実用上好ましいものとなる。
【0013】また、請求項6に記載の車両用制御装置
は、電源における第2の車載バッテリとDC−DCコン
バータとを迂回する補助電源線に配置されたスイッチ手
段と、DC−DCコンバータの出力電圧が所定の電圧よ
りも低くなった時に、スイッチ手段を閉路して、当該負
荷に対しDC−DCコンバータからの電力に加え第1の
車載バッテリからの電力を供給するスイッチ制御手段
と、を備えたことを特徴としている。
【0014】よって、スイッチ制御手段により、DC−
DCコンバータの出力電圧が所定の電圧よりも低くなっ
た時に、スイッチ手段が閉路されて、負荷に対しDC−
DCコンバータからの電力に加え第1の車載バッテリか
らの電力が供給される。
【0015】つまり、負荷の起動時には電圧ドロップが
発生しようとするが、この時、スイッチ手段を介して第
1の車載バッテリからの電力が供給され、電源電圧のド
ロップが補われ、負荷起動時の電源電圧の低下が防止さ
れる。
【0016】その結果、電気負荷の起動時における電源
電圧の低下に関する不具合を解消することが可能とな
る。
【0017】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)以下、この
発明を具体化した実施の形態を図面に従って説明する。
【0018】図1には、本実施形態における車両用制御
装置の全体構成を示す。本装置には多重通信ネットワー
クシステムが採用されており、同システムはメインコン
トローラとしての統合制御ECU(電子制御ユニット)
10により車両負荷を集中的に制御するものである。つ
まり、メインコントローラ(10)と複数のサブコント
ローラ(20,30等)とが共通の信号線L1にて接続
されている。図1においては、サブコントローラとして
ランプ系ECU20、ドア系ECU30、電源ユニット
40を示す。なお、サブコントローラはECU20,3
0以外にもオートマチックトランスミッション用ECU
やABS用ECUやブレーキ用ECUやリヤガラスのデ
フォッガー(熱線)用ECU等の多数が用意されている
が、図1では省略している。
【0019】統合制御ECU10はマイクロコンピュー
タ(以下、マイコンという)11と通信IC12を備え
ている。ランプ系ECU20はマイコン21と通信IC
22を備えている。また、ランプ系ECU20にはヘッ
ドランプ23とランプ24が接続され、マイコン21に
てランプ23,24が駆動(点灯)されるようになって
いる。
【0020】ドア系ECU30はマイコン31と通信I
C32を備えている。また、ドア系ECU30にはパワ
ーウィンド用モータ33,34が接続され、マイコン3
1にてモータ33,34が駆動されるようになってい
る。さらに、ドア系ECU30には操作スイッチ35が
接続され、マイコン31は操作スイッチ35の操作に伴
うスイッチ操作信号を入力する。
【0021】電源ユニット40にはマイコン41と通信
IC42と降圧型DC−DCコンバータ43と副電源接
続用スイッチ(スイッチ手段)44が設けられている。
一方、12ボルト仕様の第1の車載バッテリ50と12
ボルト仕様の第2の車載バッテリ51が直列に接続さ
れ、車載バッテリ50のマイナス端子はアースされてい
る。この第1の車載バッテリ50と第2の車載バッテリ
51にて電源52が構成されている。また、車載バッテ
リ51のプラス端子は電源ユニット40の降圧型DC−
DCコンバータ43と接続され、降圧型DC−DCコン
バータ43は24ボルト電源を入力する。降圧型DC−
DCコンバータ43は24ボルトを12ボルトに降圧し
て出力する。降圧型DC−DCコンバータ43の出力端
子にはダイオード53を介して各ECU10,20に接
続され、ECU10,20がDC−DCコンバータ43
の出力電圧の供給を受けるとともに、前述の負荷23,
24,33,34がDC−DCコンバータ43の出力電
圧の供給を受けることができるようになっている。
【0022】このようにトラックなどは24ボルトのバ
ッテリを搭載しているが、本装置は12ボルト系の電気
負荷に対してバッテリから直接に電力供給するのではな
く、降圧型DC−DCコンバータ43を介して12ボル
トを供給している。
【0023】また、統合制御ECU10の通信IC12
とランプ系ECU20の通信IC22とドア系ECU3
0の通信IC32と電源ユニット40の通信IC42と
は信号線L1にて接続されている。そして、サブコント
ローラ(ECU20,30)がスイッチ操作信号やセン
サ入力信号を入力すると、信号線L1を用いてその旨の
信号を統合制御ECU10に送信するようになってい
る。統合制御ECU10はランプ系ECU20やドア系
ECU30に負荷動作信号(駆動指令信号)を信号線L
1を用いて送信するようになっている。ランプ系ECU
20やドア系ECU30はこの負荷動作信号にて負荷を
駆動する。
【0024】つまり、多重通信ネットワークシステムに
おいては、例えば、ECU30がスイッチ状態を読み取
り、その結果を統合制御ECU10へ送信する。それを
受けた統合制御ECU10は、対象となる負荷が接続さ
れているECU20に対して負荷起動信号を送信し、負
荷起動信号を受けたECU20は負荷を動作させる。
【0025】一方、電源52における第2の車載バッテ
リ51と降圧型DC−DCコンバータ43とを迂回する
ように補助電源線45が設けられ、その途中に副電源接
続スイッチ44が配置されている。より詳しくは、車載
バッテリ50と51との間のα点とダイオード53のカ
ソード側のβ点とが補助電源線45にて接続され、補助
電源線45の途中には副電源接続スイッチ44が挿入さ
れている。副電源接続スイッチ44はマイコン41にて
開閉制御される。スイッチ44は常開接点機能を有し、
スイッチ44が閉路すると、車載バッテリ50が副電源
となって負荷に電力を供給することができる。
【0026】次に、このように構成した車両用制御装置
の作用について説明する。図2は、統合制御ECU10
のマイコン11が行う処理を示すフローチャートであ
る。
【0027】図2において、マイコン11はステップ1
00でスイッチ、センサ入力信号を複数同時に受信した
か否か判定し、複数同時に受信していないと、当該処理
を終了する。このようにマイコン11はスイッチ、セン
サ入力信号を複数同時に受信していなければ、受信した
順に負荷動作信号を信号線L1に送信する。この信号は
各ECUに送られて負荷の駆動が行われるとともに電源
ユニット40にも送られる。
【0028】図3は、電源ユニット40のマイコン41
が行う処理を示すフローチャートである。図3におい
て、マイコン41はステップ200で負荷動作信号を受
信すると、ステップ201に移行してランプ・モータ系
負荷であるか否か判定する。そして、ランプ・モータ系
負荷であると、マイコン41はステップ202において
副電源接続スイッチ44をオン(閉路)し、ステップ2
03で負荷の突入時間だけウェイトする。この突入時間
は負荷の種類に応じて予め求めておいたものである。よ
り具体的には、負荷がヘッドランプ23(図1参照)の
場合は、突入時間が約250msecである。そして、
突入時間が経過すると、マイコン41は図3のステップ
204に移行して副電源接続スイッチ44をオフ(開
路)する。
【0029】つまり、図4のタイミングチャートにおい
て破線で示すように、モータ等の高負荷が作動中にラン
プ等の負荷が起動すると電圧ドロップが発生してしま
う。これに対し、本実施形態においては、図4のt1の
タイミングにて副電源接続スイッチ44をオンし、負荷
に応じた突入時間Tが経過したt2のタイミングにて副
電源接続スイッチ44をオフする。この副電源接続スイ
ッチ44のオンにより、負荷に対し降圧型DC−DCコ
ンバータ43からの電力に加え車載バッテリ50からの
電力が供給される。よって、負荷に対する電源電圧とし
て、ランプ、モータ等の高負荷が同時期に作動しても突
入電流により電源出力が低下することなく安定したもの
となり、他の負荷及びECUの動作不良を回避すること
ができる。
【0030】このように、一般的に車両負荷はランプ負
荷、モータ負荷および抵抗負荷に分類されるが、中でも
ランプ負荷やモータ負荷は、起動時に大電流が流れ電源
電圧の低下が生じるが、上述した処理にて電源電圧の低
下が防止される。つまり、マイコン41は受信信号を元
に負荷の種類を判断し、その結果、ランプ負荷やモータ
負荷等の突入電流が大きい負荷の場合には起動時の突入
時間分だけ降圧型DC−DCコンバータ43の出力に対
し補助バッテリとしての第1の車載バッテリ50を接続
することにより、電源電圧の低下を防止する。
【0031】一方、図2において、マイコン11はステ
ップ100でスイッチ、センサ入力信号を複数同時に受
信していると、ステップ101に移行して負荷の分類
(走行系か非走行系か)を行うとともに優先順位を付け
る。例えば、図5に示すように、t10のタイミングに
てオートマチックトランスミッションのシフト位置の変
更を示す信号と、ABSの駆動信号と、ブレーキの駆動
信号と、デフォッガー駆動信号を同時に入力した場合に
おいては、優先順位として、「ブレーキ」、「AB
S」、「シフト位置」、「デフォッガー」の順に低くな
る順位が付けられる。
【0032】そして、マイコン11は図2のステップ1
02で走行系動作信号を送出し、少なくとも負荷の突入
時間が経過した後においてステップ103で走行系負荷
が無いか判定し、走行系負荷が有るとステップ102に
戻る。このステップ102,103の処理を図5を用い
て説明すると、まず、走行系動作信号としてブレーキ動
作信号を送出する。この動作信号の送出により図3の電
源ユニット40のマイコン41の処理にて副電源接続ス
イッチ44が所定時間オンして負荷に対しDC−DCコ
ンバータ43からの電力に加え車載バッテリ50から電
力が供給される。次に、ブレーキ動作信号の送出後にお
ける少なくとも負荷の突入時間が経過した後に(T1経
過後に)、走行系動作信号としてABS動作信号を送出
する。この動作信号の送出により図3の電源ユニット4
0のマイコン41の処理にて副電源接続スイッチ44が
所定時間オンして電力のアシストが行われる。次に、A
BS動作信号の送出後における少なくとも負荷の突入時
間が経過した後に(T2経過後に)、走行系動作信号と
してシフト位置変更動作信号を送出する。この動作信号
の送出により図3の電源ユニット40のマイコン41の
処理にて副電源接続スイッチ44が所定時間オンして電
力のアシストが行われる。
【0033】その後、マイコン11は図2のステップ1
04で非走行系動作信号を送出し、ステップ105で非
走行系動作信号が無いか判定し、非走行系動作信号が有
るとステップ104に戻る。このステップ104,10
5の処理を図5を用いて説明すると、前述のシフト位置
変更動作信号の送出後における少なくとも負荷の突入時
間が経過した後に(T3経過後に)、非走行系動作信号
としてデフォッガー動作信号を送出する。この動作信号
の送出により図3の電源ユニット40のマイコン41の
処理にて副電源接続スイッチ44が所定時間オンして電
力のアシストが行われる。
【0034】このように複数の負荷の起動が同時に行わ
れようとした時に、時系列的にズラして各負荷の起動が
行われる。これにより電源電圧の安定化が図られる。詳
しくは、図6に示すように、負荷(I)と負荷(II)
が同時に起動した場合においては、負荷電流として、負
荷(I)の起動電流と負荷(II)の起動電流の和が電
源に加わることになり、電源電圧の低下を招きやすい。
即ち、負荷起動時には副電源接続スイッチ44が所定時
間オンして電源アシストを行うが、複数の負荷が同時に
起動した場合には電源電圧の低下を招くこともあり得
る。しかし、本実施形態においては、図7に示すよう
に、少なくとも突入時間Tだけ時系列的にズラして各負
荷の起動を行わせることにより、電源電圧の低下を回避
する。また、そのときの優先順位の付け方として、非走
行系負荷の起動よりも走行系負荷の起動を先に行うよう
にしたので、走行系の応答遅れを極力避け安全性を確保
できる。
【0035】つまり、ドライバの操作により、たまたま
複数の負荷が同時に動作するようなタイミングでスイッ
チ入力があった場合、統合制御ECU10は負荷動作信
号をそのまま出力せず、時間的にズラして送信すること
で、電源電圧の低下を防止する。具体的には、受信信号
が走行系負荷なのか非走行系負荷なのかを判断し、走行
系負荷と非走行系負荷であれば、まず走行系の負荷動作
信号を電源ユニット40に送信し、その後に、非走行系
負荷の動作信号を送信する。これにより、走行系の負荷
に対しては動作遅れが無く、非走行系負荷の動作には多
少遅れが生じる場合があるが、電源電圧の低下が防止で
きる。
【0036】以上の制御により、最近の多重通信化シス
テムの車両においても、負荷起動時の突入電流による電
源電圧の低下を防止することができ、安定した電源が供
給できる。
【0037】また、本例の構成を採用することにより車
両電源は電圧変動の少ない安定した電力が供給できるの
で、電気系機器の設計において、従来のように入力マー
ジンを大きく見積もる必要がなくなり設計が容易にな
る。よって、24ボルト系を主流とするトラックにおい
ても、安定した電源を確保した状態で12ボルト系の負
荷が使用できるのでコスト削減につながる。
【0038】このように本実施形態は、下記の特徴を有
する。 (イ)図1に示すように、電源52における第2の車載
バッテリ51と降圧型DC−DCコンバータ43とを迂
回する補助電源線45にスイッチ44を配置するととも
に、スイッチ制御手段としてのマイコン41にて、負荷
の起動時に、所定時間(少なくとも突入時間)だけスイ
ッチ44を閉路して、当該負荷に対しDC−DCコンバ
ータ43からの電力に加え第1の車載バッテリ50から
の電力を供給するようにした。よって、負荷の起動時に
は電圧ドロップが発生しようとするが、この時、スイッ
チ44を介して第1の車載バッテリ50からの電力が供
給され、電源電圧のドロップが補われ、負荷起動時の電
源電圧の低下が防止される。その結果、電気負荷の起動
時における電源電圧の低下に関する不具合を解消するこ
とができる。 (ロ)起動制御手段としてのマイコン11は複数の負荷
の起動が同時に行われようとした時に、時系列的にズラ
して各負荷の起動を行うようにしたので、複数の負荷が
同時に起動すると大きな電圧ドロップが発生してしまう
が、時系列的にズラして各負荷の起動が行われ、電源電
圧のドロップを抑えることができる。 (ハ)マイコン11は、走行系負荷の起動と非走行系負
荷の起動が同時に行われようとした時は、非走行系負荷
の起動よりも走行系負荷の起動を先に行うので、走行系
負荷の応答遅れを回避することができる。 (ニ)多重通信システムを採用した装置に適用している
ので、実用上好ましいものとなる。つまり、サブコント
ローラである電源ユニット40にてスイッチ制御手段を
構成し、メインコントローラである統合制御ECU10
にて起動制御手段を構成することができる。より詳しく
は、スイッチ制御手段をマイコン41とし、起動制御手
段をマイコン11とすることにより、負荷の起動を検知
してスイッチ44を制御したり、複数の負荷の同時起動
を検知して時系列的にズラしたり非走行系負荷の起動よ
りも走行系負荷の起動を先に行わせることが簡単にでき
る。 (第2の実施の形態)次に、第2の実施の形態を説明す
る。
【0039】図8には、本実施形態における車両用制御
装置の全体構成を示す。本装置は、多重通信ネットワー
クシステムを採用していない。操作スイッチ59を介し
てランプ60が接続されている。また、駆動回路61に
は操作スイッチ62を介してモータ63が接続されると
ともに操作スイッチ64を介してモータ65が接続され
ている。さらに、駆動回路66には操作スイッチ67を
介してモータ68が接続されるとともに操作スイッチ6
9を介してモータ70が接続されている。
【0040】一方、電源ユニット80にはマイコン81
と降圧型DC−DCコンバータ82と副電源接続スイッ
チ83が設けられている。12ボルト仕様の車載バッテ
リ50と12ボルト仕様の車載バッテリ51が直列に接
続され、車載バッテリ50のマイナス端子はアースされ
ている。2つのバッテリ50,51にて電源52が構成
されている。また、車載バッテリ51のプラス端子は電
源ユニット80の降圧型DC−DCコンバータ82と接
続され、降圧型DC−DCコンバータ82は24ボルト
電源を入力して12ボルトに降圧して出力する。降圧型
DC−DCコンバータ82の出力端子にはダイオード5
3を介してスイッチ59、駆動回路61,66に接続さ
れ、各負荷60,63,65,68,70はDC−DC
コンバータ82の出力電圧の供給を受けることができる
ようになっている。
【0041】このようにトラックなどは24ボルトのバ
ッテリを搭載しているが、本装置は12ボルト系の電気
負荷に対してバッテリから直接に電力供給するのではな
く、降圧型DC−DCコンバータ82を介して12ボル
トを供給している。
【0042】一方、電源52における車載バッテリ51
と降圧型DC−DCコンバータ82とを迂回する補助電
源線45に副電源接続スイッチ(スイッチ手段)83が
配置されている。副電源接続スイッチ83はマイコン8
1にて開閉制御される。マイコン81は降圧型DC−D
Cコンバータ82の出力電圧をA/D変換器81aにて
デジタル信号に変換して取り込むことができるようにな
っている。
【0043】次に、このように構成した車両用制御装置
の作用について説明する。図9は、電源ユニット80の
マイコン81が行う処理を示すフローチャートである。
この処理を図10のタイミングチャートを用いて説明す
る。
【0044】図9において、マイコン81はステップ3
00で降圧型DC−DCコンバータ82の出力電圧を読
み込み、ステップ300においてその電圧値が所定電圧
Vth以下か否か判定する。この所定電圧Vthとは、例え
ば8ボルトである。そして、マイコン81はコンバータ
出力電圧が所定電圧Vth以下となっていると、ステップ
302に移行して副電源接続スイッチ83をオン(閉
路)する。さらに、マイコン81はステップ301にお
いて降圧型DC−DCコンバータ82の出力電圧が所定
電圧Vthを越えると、ステップ303に移行して副電源
接続スイッチ83をオフ(開路)する。
【0045】つまり、図10のt20〜t21の期間に
おいて、副電源接続スイッチ83をオン・オフする。ス
イッチ83のオンにより、負荷に対しDC−DCコンバ
ータ82からの電力に加え車載バッテリ50からの電力
が供給され、負荷に対する電源電圧として、モータ等の
高負荷が作動中にランプ等の負荷が起動したりランプ、
モータ等の高負荷が同時に起動しても突入電流により電
源出力が低下することなく安定したものとなり、他の負
荷及びECUの動作不良を回避することができる。よっ
て、負荷起動時に生じる電源ドロップのない、安定した
電力を供給するシステムとなる。
【0046】さらに、モータ負荷ロック時には、瞬間的
に大電流が流れ電源電圧が低下しやすいが、本実施形態
においては電源電圧の低下を防止することができ、安定
した電源が供給できる。さらには、モータ負荷ロック時
にランプ負荷が起動すると、電源電圧が低下しやすい
が、本実施形態においては電源電圧の低下を防止するこ
とができ、安定した電源が供給できる。
【0047】このように本実施形態は、下記の特徴を有
する。 (イ)図8に示したように、電源52における第2の車
載バッテリ51と降圧型DC−DCコンバータ82とを
迂回する補助電源線45にスイッチ83を配置し、スイ
ッチ制御手段としてのマイコン81にて、DC−DCコ
ンバータ82の出力電圧が所定の電圧よりも低くなった
時に、スイッチ83を閉路して、当該負荷に対しDC−
DCコンバータ82からの電力に加え第1の車載バッテ
リ50からの電力を供給するようにしたので、負荷の起
動時には電圧ドロップが発生しようとするが、この時、
スイッチ83を介して第1の車載バッテリ50からの電
力が供給され、電源電圧のドロップが補われ、負荷起動
時の電源電圧の低下が防止される。その結果、電気負荷
の起動時における電源電圧の低下に関する不具合を解消
することが可能となる。
【0048】なお、上記第1および第2の実施形態にお
いてはマイコンによるソフト構成にてスイッチをオン・
オフ制御したが、バード構成(例えばコンパレータ等を
用いた回路構成)にてスイッチをオン・オフ制御しても
よい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施形態における車両用制御装置の全
体構成図。
【図2】 作用を説明するためのフローチャート。
【図3】 作用を説明するためのフローチャート。
【図4】 作用を説明するためのタイミングチャート。
【図5】 作用を説明するためのタイミングチャート。
【図6】 負荷起動時の電源電圧のドロップ波形を示す
図。
【図7】 負荷起動時の電源電圧のドロップ波形を示す
図。
【図8】 第2の実施形態における車両用制御装置の全
体構成図。
【図9】 作用を説明するためのフローチャート。
【図10】 作用を説明するためのタイミングチャー
ト。
【図11】 従来の車両用制御装置の全体構成図。
【図12】 負荷起動時の電源電圧のドロップ波形を示
す図。
【符号の説明】
10…統合制御ECU、11…マイコン、20…ランプ
系ECU、23…ヘッドランプ、24…ランプ、30…
ドア系ECU、33…パワーウィンド用モータ、34…
パワーウィンド用モータ、40…電源ユニット、41…
マイコン、43…降圧型DC−DCコンバータ、44…
副電源接続スイッチ、45…補助電源線、50…第1の
車載バッテリ、51…第2の車載バッテリ、52…電
源、81…マイコン、82…降圧型DC−DCコンバー
タ、83…副電源接続スイッチ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 河内 秀臣 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の車載バッテリと第2の車載バッテ
    リを直列に接続した電源と、 前記電源に接続され、当該電源による入力電圧を所定の
    電圧に降下して出力する降圧型DC−DCコンバータ
    と、 前記DC−DCコンバータと接続され、当該DC−DC
    コンバータの出力電圧の供給を受ける複数の負荷と、 前記電源における第2の車載バッテリとDC−DCコン
    バータとを迂回する補助電源線に配置されたスイッチ手
    段と、 前記負荷の起動時に、所定時間だけ前記スイッチ手段を
    閉路して、当該負荷に対し前記DC−DCコンバータか
    らの電力に加え前記第1の車載バッテリからの電力を供
    給するスイッチ制御手段と、を備えたことを特徴とする
    車両用制御装置。
  2. 【請求項2】 前記複数の負荷の起動が同時に行われよ
    うとした時に、時系列的にズラして各負荷の起動を行う
    起動制御手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載
    の車両用制御装置。
  3. 【請求項3】 前記起動制御手段は、走行系負荷の起動
    と非走行系負荷の起動が同時に行われようとした時は、
    非走行系負荷の起動よりも走行系負荷の起動を先に行う
    ものである請求項2に記載の車両用制御装置。
  4. 【請求項4】 メインコントローラと複数のサブコント
    ローラとが信号線にて接続され、サブコントローラにて
    スイッチ操作を検出するとともに、メインコントローラ
    にてスイッチ操作に応答した負荷の駆動指令を送出し、
    サブコントローラにて負荷を駆動する多重通信システム
    を採用した装置に適用され、 サブコントローラにてスイッチ制御手段を構成したこと
    を特徴とする請求項1に記載の車両用制御装置。
  5. 【請求項5】 メインコントローラと複数のサブコント
    ローラとが信号線にて接続され、サブコントローラにて
    スイッチ操作を検出するとともに、メインコントローラ
    にてスイッチ操作に応答した負荷の駆動指令を送出し、
    サブコントローラにて負荷を駆動する多重通信システム
    を採用した装置に適用され、 メインコントローラにて起動制御手段を構成したことを
    特徴とする請求項2に記載の車両用制御装置。
  6. 【請求項6】 第1の車載バッテリと第2の車載バッテ
    リを直列に接続した電源と、 前記電源に接続され、当該電源による入力電圧を所定の
    電圧に降下して出力する降圧型DC−DCコンバータ
    と、 前記DC−DCコンバータと接続され、当該DC−DC
    コンバータの出力電圧の供給を受ける複数の負荷と、 前記電源における第2の車載バッテリとDC−DCコン
    バータとを迂回する補助電源線に配置されたスイッチ手
    段と、 前記DC−DCコンバータの出力電圧が所定の電圧より
    も低くなった時に、前記スイッチ手段を閉路して、当該
    負荷に対し前記DC−DCコンバータからの電力に加え
    前記第1の車載バッテリからの電力を供給するスイッチ
    制御手段と、を備えたことを特徴とする車両用制御装
    置。
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