JPH11252778A - ディジタル保護制御装置 - Google Patents
ディジタル保護制御装置Info
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- JPH11252778A JPH11252778A JP10069243A JP6924398A JPH11252778A JP H11252778 A JPH11252778 A JP H11252778A JP 10069243 A JP10069243 A JP 10069243A JP 6924398 A JP6924398 A JP 6924398A JP H11252778 A JPH11252778 A JP H11252778A
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- 238000004220 aggregation Methods 0.000 description 13
- 230000002776 aggregation Effects 0.000 description 13
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
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- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 3
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 投入ロック機能を実現する配電盤内のインタ
ーロック回路を不要化して、部品削減による配電盤の信
頼性向上および標準化を図ることができるディジタル保
護制御装置を提供する。 【解決手段】 電力系統からの信号を判定して遮断器開
放信号を出力する保護判定部2と、遮断器の投入操作を
行う遮断器投入スイッチ3と、投入ロック機能の使用の
条件を設定する設定部4と、遮断器の投入操作を有効と
する解除スイッチ5と、解除スイッチ5により後段への
信号出力を復帰する信号復帰部6と、設定部4と信号復
帰部6とからなり、遮断器開放信号の入力状況により後
段への信号出力を制御する制御部7と、遮断器の投入操
作を制御部7からの出力がない場合のみ許可するゲート
部8と、ゲート部8の出力を保護判定部2からの出力が
ない場合のみ許可する投入信号出力部9とを設ける。
ーロック回路を不要化して、部品削減による配電盤の信
頼性向上および標準化を図ることができるディジタル保
護制御装置を提供する。 【解決手段】 電力系統からの信号を判定して遮断器開
放信号を出力する保護判定部2と、遮断器の投入操作を
行う遮断器投入スイッチ3と、投入ロック機能の使用の
条件を設定する設定部4と、遮断器の投入操作を有効と
する解除スイッチ5と、解除スイッチ5により後段への
信号出力を復帰する信号復帰部6と、設定部4と信号復
帰部6とからなり、遮断器開放信号の入力状況により後
段への信号出力を制御する制御部7と、遮断器の投入操
作を制御部7からの出力がない場合のみ許可するゲート
部8と、ゲート部8の出力を保護判定部2からの出力が
ない場合のみ許可する投入信号出力部9とを設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電力系統からの電
流・電圧信号を入力信号として取り込み、A/D変換し
た後、ディジタル演算処理を施して、所定の機能を実現
するディジタル保護制御装置に関する。
流・電圧信号を入力信号として取り込み、A/D変換し
た後、ディジタル演算処理を施して、所定の機能を実現
するディジタル保護制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は従来のディジタル保護制御装置の
一例を示したものである。同図において、1は電力系統
からの入力電流または入力電圧をA/D変換した信号、
20は系統からの入力電流または入力電圧をA/D変換
した信号1により、複数の保護要素がそれぞれ動作した
か否かを判定し、動作した保護要素のみの遮断器開放信
号を出力する保護判定部、2Aは保護判定部20の出力
を一つに集約する集約部である。
一例を示したものである。同図において、1は電力系統
からの入力電流または入力電圧をA/D変換した信号、
20は系統からの入力電流または入力電圧をA/D変換
した信号1により、複数の保護要素がそれぞれ動作した
か否かを判定し、動作した保護要素のみの遮断器開放信
号を出力する保護判定部、2Aは保護判定部20の出力
を一つに集約する集約部である。
【0003】また、3は遮断器の投入操作を行う遮断器
投入スイッチ、60は複数のRSフリップフロップRS
FF1〜RSFFnからなり、保護判定部20からの遮
断器開放信号を保持出力する信号保持部、61〜6nは
信号保持部60のRSフリップフロップRSFF1〜R
SFFnからそれぞれ出力される保護要素毎の保持信
号、5は信号保持部60の保持出力を復帰する解除スイ
ッチである。
投入スイッチ、60は複数のRSフリップフロップRS
FF1〜RSFFnからなり、保護判定部20からの遮
断器開放信号を保持出力する信号保持部、61〜6nは
信号保持部60のRSフリップフロップRSFF1〜R
SFFnからそれぞれ出力される保護要素毎の保持信
号、5は信号保持部60の保持出力を復帰する解除スイ
ッチである。
【0004】さらに、9は遮断器投入スイッチ3からの
出力を集約部2Aからの出力がない場合のみ通過させる
投入信号出力部、91は投入信号出力部9から出力され
る遮断器投入信号、10は保持信号61〜6nと、遮断
器投入信号91とを入力として、それらの入力条件によ
り信号を出力するインターロック回路、92はインター
ロック回路10から出力される実際に遮断器に入力され
る遮断器投入信号である。
出力を集約部2Aからの出力がない場合のみ通過させる
投入信号出力部、91は投入信号出力部9から出力され
る遮断器投入信号、10は保持信号61〜6nと、遮断
器投入信号91とを入力として、それらの入力条件によ
り信号を出力するインターロック回路、92はインター
ロック回路10から出力される実際に遮断器に入力され
る遮断器投入信号である。
【0005】インターロック回路10は投入ロック機能
を実現するための回路であり、主に順次投入回路に使用
される。この投入ロック機能は事故や休止中の回路を誤
って投入させないために、安全対策として設けられるも
ので、事故や休止中の回路がなければ順次投入が行われ
るが、事故や休止中の回路がある場合は順次投入の対象
から外すことを目的としている。すなわち、対象から外
された場合は、事故であればその内容を、また休止中で
あればその状況を把握し、それを確認する意味で解除ス
イッチ5を押し、その後、手動による投入操作により遮
断器の投入を行うという過程をとる。
を実現するための回路であり、主に順次投入回路に使用
される。この投入ロック機能は事故や休止中の回路を誤
って投入させないために、安全対策として設けられるも
ので、事故や休止中の回路がなければ順次投入が行われ
るが、事故や休止中の回路がある場合は順次投入の対象
から外すことを目的としている。すなわち、対象から外
された場合は、事故であればその内容を、また休止中で
あればその状況を把握し、それを確認する意味で解除ス
イッチ5を押し、その後、手動による投入操作により遮
断器の投入を行うという過程をとる。
【0006】この投入ロック機能は保護要素により必要
とする場合と必要としない場合があるので、図6に全て
の保護要素を投入ロック設定する場合のインターロック
回路の一例を、図7に一部の保護要素を投入ロック設定
する場合のインターロック回路の一例をそれぞれ示す。
とする場合と必要としない場合があるので、図6に全て
の保護要素を投入ロック設定する場合のインターロック
回路の一例を、図7に一部の保護要素を投入ロック設定
する場合のインターロック回路の一例をそれぞれ示す。
【0007】図6においては、インターロック回路10
に遮断器投入信号91が入力されていても、保持信号6
1〜6nが一つでも入力されている場合には、ゲート部
101の前段にあるOR回路11から信号が出力される
ことにより、後段のAND回路12の出力条件を満たさ
なくなるため、実際に遮断器に入力される遮断器投入信
号92はゲート部101からは出力されない。また、保
持信号61〜6nが一つも入力されていない場合には、
ゲート部101の前段にあるOR回路11からは信号が
出力されないので、後段のAND回路12の出力条件を
満たし、実際に遮断器に入力される遮断器投入信号92
が出力される。
に遮断器投入信号91が入力されていても、保持信号6
1〜6nが一つでも入力されている場合には、ゲート部
101の前段にあるOR回路11から信号が出力される
ことにより、後段のAND回路12の出力条件を満たさ
なくなるため、実際に遮断器に入力される遮断器投入信
号92はゲート部101からは出力されない。また、保
持信号61〜6nが一つも入力されていない場合には、
ゲート部101の前段にあるOR回路11からは信号が
出力されないので、後段のAND回路12の出力条件を
満たし、実際に遮断器に入力される遮断器投入信号92
が出力される。
【0008】一方、図7においては、保持信号61〜6
nのうち、保持信号6nのみを投入ロックしない設定と
している。この場合には、保持信号6nを除く信号につ
いては図6と同様の動作をするが、保持信号6nのみが
入力されている場合には、実際に遮断器に入力される遮
断器投入信号92は出力される点が図6と異なってい
る。なお、投入ロックしない設定のものはゲート部10
1の前段にあるOR回路11への入力は、常に信号が入
らないようにグランド102が接続される。
nのうち、保持信号6nのみを投入ロックしない設定と
している。この場合には、保持信号6nを除く信号につ
いては図6と同様の動作をするが、保持信号6nのみが
入力されている場合には、実際に遮断器に入力される遮
断器投入信号92は出力される点が図6と異なってい
る。なお、投入ロックしない設定のものはゲート部10
1の前段にあるOR回路11への入力は、常に信号が入
らないようにグランド102が接続される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のディジタル
保護制御装置においては、保護判定部20からの信号が
一つもない場合には、遮断器投入スイッチ3を押すこと
により必ず遮断器投入信号91が出力される。ところ
が、従来のディジタル保護制御装置側には投入ロック機
能は設けられていないため、配電盤内のシーケンス回路
として、その機能を実現するためのインターロック回路
10を設けているので、配電盤側の取り付け部品点数を
増やしていた。
保護制御装置においては、保護判定部20からの信号が
一つもない場合には、遮断器投入スイッチ3を押すこと
により必ず遮断器投入信号91が出力される。ところ
が、従来のディジタル保護制御装置側には投入ロック機
能は設けられていないため、配電盤内のシーケンス回路
として、その機能を実現するためのインターロック回路
10を設けているので、配電盤側の取り付け部品点数を
増やしていた。
【0010】また、この投入ロック機能は図6および図
7の例を用いて説明したように、保護要素または使用形
態により、必要とする場合と必要としない場合があるこ
とから、インターロック回路10は、その都度、その使
用形態にあったシーケンス回路を設計する必要があり、
配電盤シーケンスの標準化が図れないという問題があっ
た。
7の例を用いて説明したように、保護要素または使用形
態により、必要とする場合と必要としない場合があるこ
とから、インターロック回路10は、その都度、その使
用形態にあったシーケンス回路を設計する必要があり、
配電盤シーケンスの標準化が図れないという問題があっ
た。
【0011】そこで、本発明では保護要素毎に遮断器の
投入ロック機能を使用するか否かを設定できるようにし
て、保護要素または使用形態による投入ロック機能の
要、不要に対応し、また、投入ロック機能を使用すると
設定した場合には、保持信号の出力を復帰させるまで遮
断器投入操作を無効とするようにして、従来、配電盤内
で実現していたインターロック回路を不要化し、部品削
減による配電盤の信頼性向上、および標準化を図ること
ができるディジタル保護制御装置を提供することを目的
とする。
投入ロック機能を使用するか否かを設定できるようにし
て、保護要素または使用形態による投入ロック機能の
要、不要に対応し、また、投入ロック機能を使用すると
設定した場合には、保持信号の出力を復帰させるまで遮
断器投入操作を無効とするようにして、従来、配電盤内
で実現していたインターロック回路を不要化し、部品削
減による配電盤の信頼性向上、および標準化を図ること
ができるディジタル保護制御装置を提供することを目的
とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明において
は、電力系統からの信号を判定して遮断器開放信号を出
力する保護判定部と、遮断器の投入操作を行う遮断器投
入スイッチと、保護判定部から遮断器開放信号が出力さ
れた以降は遮断器投入スイッチによる操作を無効とする
投入ロック機能の使用または不使用の条件を設定する設
定部と、投入ロック機能の使用時には無効になっている
遮断器の投入操作を有効に切り替える解除スイッチと、
解除スイッチが動作すると、後段への信号出力を復帰さ
せる信号復帰部と、設定部と信号復帰部とを有し、投入
ロック機能の不使用時には投入ロック信号を出力せず、
かつ、投入ロック機能の使用時には保護判定部からの遮
断器開放信号が入力されていれば投入ロック信号を出力
し、保護判定部からの遮断器開放信号が入力されていな
ければ解除スイッチの操作により投入ロック信号の出力
を復帰させる制御部と、遮断器投入スイッチによる操作
を制御部からの投入ロック信号の出力がない場合にのみ
有効とするゲート部と、ゲート部の出力を保護判定部か
らの遮断器開放信号の出力がない場合にのみ通過させる
投入信号出力部とを備える。
は、電力系統からの信号を判定して遮断器開放信号を出
力する保護判定部と、遮断器の投入操作を行う遮断器投
入スイッチと、保護判定部から遮断器開放信号が出力さ
れた以降は遮断器投入スイッチによる操作を無効とする
投入ロック機能の使用または不使用の条件を設定する設
定部と、投入ロック機能の使用時には無効になっている
遮断器の投入操作を有効に切り替える解除スイッチと、
解除スイッチが動作すると、後段への信号出力を復帰さ
せる信号復帰部と、設定部と信号復帰部とを有し、投入
ロック機能の不使用時には投入ロック信号を出力せず、
かつ、投入ロック機能の使用時には保護判定部からの遮
断器開放信号が入力されていれば投入ロック信号を出力
し、保護判定部からの遮断器開放信号が入力されていな
ければ解除スイッチの操作により投入ロック信号の出力
を復帰させる制御部と、遮断器投入スイッチによる操作
を制御部からの投入ロック信号の出力がない場合にのみ
有効とするゲート部と、ゲート部の出力を保護判定部か
らの遮断器開放信号の出力がない場合にのみ通過させる
投入信号出力部とを備える。
【0013】請求項2の発明においては、請求項1の発
明における制御部は設定部が信号復帰部の後段に配設さ
れる。
明における制御部は設定部が信号復帰部の後段に配設さ
れる。
【0014】請求項3の発明においては、請求項1また
は請求項2の発明における保護判定部は複数の保護要素
で形成され、信号復帰部および設定部は複数の保護要素
と1対1に対応するようにそれぞれ形成され、この設定
部の出力は一つに集約されてゲート部に入力され、複数
の保護要素の遮断器開放信号は一つに集約されて投入信
号出力部に入力される。
は請求項2の発明における保護判定部は複数の保護要素
で形成され、信号復帰部および設定部は複数の保護要素
と1対1に対応するようにそれぞれ形成され、この設定
部の出力は一つに集約されてゲート部に入力され、複数
の保護要素の遮断器開放信号は一つに集約されて投入信
号出力部に入力される。
【0015】請求項4の発明においては、請求項1の発
明における制御部は設定部が信号復帰部の前段に配設さ
れる。
明における制御部は設定部が信号復帰部の前段に配設さ
れる。
【0016】請求項5の発明においては、請求項1また
は請求項4の発明における保護判定部は複数の保護要素
で形成され、設定部は複数の保護要素と1対1に対応す
るように形成され、この設定部の出力は一つに集約され
て信号復帰部に入力されるように形成され、複数の保護
要素の遮断器開放信号は一つに集約されて投入信号出力
部に入力される。
は請求項4の発明における保護判定部は複数の保護要素
で形成され、設定部は複数の保護要素と1対1に対応す
るように形成され、この設定部の出力は一つに集約され
て信号復帰部に入力されるように形成され、複数の保護
要素の遮断器開放信号は一つに集約されて投入信号出力
部に入力される。
【0017】上記請求項1〜請求項5の発明において
は、ディジタル保護制御装置側で投入ロック機能を使用
するか否かを設定でき、また、投入ロック機能を制御部
とゲート部にもたせるので、従来、配電盤内で実現して
いたインターロック回路を不要とすることができる。
は、ディジタル保護制御装置側で投入ロック機能を使用
するか否かを設定でき、また、投入ロック機能を制御部
とゲート部にもたせるので、従来、配電盤内で実現して
いたインターロック回路を不要とすることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は本発明のディジタル保護制
御装置の実施の形態の一例を示した図である。図1にお
いて、1は電力系統からの入力電流または入力電圧をA
/D変換した信号、2は電力系統からの信号を判定して
遮断器開放信号を出力する保護判定部、3は遮断器の投
入操作を行う遮断器投入スイッチ、4は保護判定部2か
ら遮断器開放信号が出力された以降は遮断器投入スイッ
チ3による操作を無効とする投入ロック機能の使用また
は不使用の条件を設定する設定部、5は投入ロック機能
の使用時には無効になっている遮断器の投入操作を有効
に切り替える解除スイッチ、6は解除スイッチ5が押さ
れると、後段への信号出力を復帰させる信号復帰部であ
る。
御装置の実施の形態の一例を示した図である。図1にお
いて、1は電力系統からの入力電流または入力電圧をA
/D変換した信号、2は電力系統からの信号を判定して
遮断器開放信号を出力する保護判定部、3は遮断器の投
入操作を行う遮断器投入スイッチ、4は保護判定部2か
ら遮断器開放信号が出力された以降は遮断器投入スイッ
チ3による操作を無効とする投入ロック機能の使用また
は不使用の条件を設定する設定部、5は投入ロック機能
の使用時には無効になっている遮断器の投入操作を有効
に切り替える解除スイッチ、6は解除スイッチ5が押さ
れると、後段への信号出力を復帰させる信号復帰部であ
る。
【0019】また、71は設定部4と信号復帰部6とを
有し、投入ロック機能の不使用時には投入ロック信号を
出力せず、かつ、投入ロック機能の使用時には保護判定
部2からの遮断器開放信号が入力されていれば投入ロッ
ク信号を出力し、保護判定部2からの遮断器開放信号が
入力されていなければ解除スイッチ5の操作により投入
ロック信号の出力を復帰させる制御部、8は遮断器投入
スイッチ3による操作を制御部7からの投入ロック信号
の出力がない場合にのみ有効とするゲート部、9はゲー
ト部8の出力を保護判定部2からの遮断器開放信号の出
力がない場合にのみ通過させる投入信号出力部である。
有し、投入ロック機能の不使用時には投入ロック信号を
出力せず、かつ、投入ロック機能の使用時には保護判定
部2からの遮断器開放信号が入力されていれば投入ロッ
ク信号を出力し、保護判定部2からの遮断器開放信号が
入力されていなければ解除スイッチ5の操作により投入
ロック信号の出力を復帰させる制御部、8は遮断器投入
スイッチ3による操作を制御部7からの投入ロック信号
の出力がない場合にのみ有効とするゲート部、9はゲー
ト部8の出力を保護判定部2からの遮断器開放信号の出
力がない場合にのみ通過させる投入信号出力部である。
【0020】なお、制御部71は、保護判定部2からの
遮断器開放信号出力と解除スイッチ5の出力を信号復帰
部6へ入力し、その出力を設定部4に入力し、その出力
を投入ロック信号として制御部71の出力としている。
また、信号復帰部6は例えば図示されているようなRS
フリップフロップにより構成され、設定部4は投入ロッ
ク機能を使用すると設定する場合には信号が出力される
ように、例えば図示されているようなスイッチで構成さ
れる。
遮断器開放信号出力と解除スイッチ5の出力を信号復帰
部6へ入力し、その出力を設定部4に入力し、その出力
を投入ロック信号として制御部71の出力としている。
また、信号復帰部6は例えば図示されているようなRS
フリップフロップにより構成され、設定部4は投入ロッ
ク機能を使用すると設定する場合には信号が出力される
ように、例えば図示されているようなスイッチで構成さ
れる。
【0021】次に上記実施の形態であるディジタル保護
制御装置の動作を説明する。図1において、投入ロック
機能を使用すると設定した場合は、設定部4を設定あり
にするので、信号復帰部6の出力が制御部71の出力と
なる。まず、保護判定部2が動作していない状態では、
信号復帰部6のRSフリップフロップRSFFのQ端子
からは信号が出力されておらず、また、保護判定部2か
ら投入信号出力部9へも信号が出力されていないので、
遮断器投入スイッチ3を押すと、ゲート部8と投入信号
出力部9の出力条件を満たすので、投入信号出力部9か
ら信号が出力される。
制御装置の動作を説明する。図1において、投入ロック
機能を使用すると設定した場合は、設定部4を設定あり
にするので、信号復帰部6の出力が制御部71の出力と
なる。まず、保護判定部2が動作していない状態では、
信号復帰部6のRSフリップフロップRSFFのQ端子
からは信号が出力されておらず、また、保護判定部2か
ら投入信号出力部9へも信号が出力されていないので、
遮断器投入スイッチ3を押すと、ゲート部8と投入信号
出力部9の出力条件を満たすので、投入信号出力部9か
ら信号が出力される。
【0022】次に、保護判定部2で保護要素の動作判定
がされると、信号復帰部6のRSフリップフロップRS
FFのS端子に信号が入力されるので、信号復帰部6の
RSフリップフロップRSFFのQ端子から信号が出力
され、遮断器投入スイッチ3を押しても、ゲート部8の
出力条件が満足されないため、投入信号出力部9から信
号は出力されない。この状態では、たとえ保護判定部2
から遮断器開放信号が出力されていなくても、遮断器投
入スイッチ3の操作は無効となり、投入信号出力部9か
ら信号は出力されない。
がされると、信号復帰部6のRSフリップフロップRS
FFのS端子に信号が入力されるので、信号復帰部6の
RSフリップフロップRSFFのQ端子から信号が出力
され、遮断器投入スイッチ3を押しても、ゲート部8の
出力条件が満足されないため、投入信号出力部9から信
号は出力されない。この状態では、たとえ保護判定部2
から遮断器開放信号が出力されていなくても、遮断器投
入スイッチ3の操作は無効となり、投入信号出力部9か
ら信号は出力されない。
【0023】これを信号が出力されるようにするために
は、信号復帰部6のRSフリップフロップRSFFのQ
端子から信号出力をなくす必要がある。そのためには、
保護判定部2からの入力信号が無いときに、解除スイッ
チ5を押せば、信号復帰部6のRSフリップフロップR
SFFのR端子に信号が入力されるので、RSフリップ
フロップRSFFのQ端子の信号出力が復帰する。よっ
て、この動作を言い換えると、保護要素の動作復帰後、
保持信号を復帰させるために解除スイッチ5を押して遮
断器投入操作を有効とする、ということになり、投入ロ
ック機能が実現できることを表す。
は、信号復帰部6のRSフリップフロップRSFFのQ
端子から信号出力をなくす必要がある。そのためには、
保護判定部2からの入力信号が無いときに、解除スイッ
チ5を押せば、信号復帰部6のRSフリップフロップR
SFFのR端子に信号が入力されるので、RSフリップ
フロップRSFFのQ端子の信号出力が復帰する。よっ
て、この動作を言い換えると、保護要素の動作復帰後、
保持信号を復帰させるために解除スイッチ5を押して遮
断器投入操作を有効とする、ということになり、投入ロ
ック機能が実現できることを表す。
【0024】次に、投入ロック機能を使用しないとした
場合は、設定部4を設定なしにするので、制御部71か
らは投入ロック信号が出力されない。この場合は、遮断
器投入スイッチ3を押すと、常にゲート部8の信号出力
条件を満たすため、保護判定部2から遮断器開放信号が
出力されていなければ、いつでも遮断器投入操作は有効
となる。
場合は、設定部4を設定なしにするので、制御部71か
らは投入ロック信号が出力されない。この場合は、遮断
器投入スイッチ3を押すと、常にゲート部8の信号出力
条件を満たすため、保護判定部2から遮断器開放信号が
出力されていなければ、いつでも遮断器投入操作は有効
となる。
【0025】次に、保護要素が複数ある場合の実施の形
態を図2に基づいて説明する。図2においては、図1の
保護判定部2が複数の保護要素に拡張された保護判定部
20になっており、これにより信号復帰部6と設定部4
もそれぞれ信号復帰部60と設定部40のように、複数
の保護要素のそれぞれに対応している。また、保護判定
部20と設定部40の出力を集約するために集約部2A
と集約部4Aが新たに追加されている。なお、信号復帰
部60は複数のRSフリップフロップRSFF1〜RS
FFnにより構成され、それぞれのR端子には解除スイ
ッチ5からの信号が入力される。
態を図2に基づいて説明する。図2においては、図1の
保護判定部2が複数の保護要素に拡張された保護判定部
20になっており、これにより信号復帰部6と設定部4
もそれぞれ信号復帰部60と設定部40のように、複数
の保護要素のそれぞれに対応している。また、保護判定
部20と設定部40の出力を集約するために集約部2A
と集約部4Aが新たに追加されている。なお、信号復帰
部60は複数のRSフリップフロップRSFF1〜RS
FFnにより構成され、それぞれのR端子には解除スイ
ッチ5からの信号が入力される。
【0026】また、この図2と従来例である図5とは設
定部40と集約部4Aを追加したことだけが異なり、他
の部分の動作は従来と全く同じである。この図2の実施
の形態の動作を、設定部40の設定状況に応じて詳細に
説明する。
定部40と集約部4Aを追加したことだけが異なり、他
の部分の動作は従来と全く同じである。この図2の実施
の形態の動作を、設定部40の設定状況に応じて詳細に
説明する。
【0027】最初に、全ての保護要素に対して、投入ロ
ック機能を使用すると設定した場合の動作を説明する。
この場合は、設定部40を全て設定ありにするので、信
号復帰部60からの出力が一つでもあれば、集約部4A
を通して投入ロック信号がゲート部8に入力される。
ック機能を使用すると設定した場合の動作を説明する。
この場合は、設定部40を全て設定ありにするので、信
号復帰部60からの出力が一つでもあれば、集約部4A
を通して投入ロック信号がゲート部8に入力される。
【0028】まず、何も保護要素が動作していない状態
では、信号復帰部60のRSフリップフロップRSFF
1〜RSFFnの各Q端子からは信号が出力されておら
ず、また、保護判定部20からは遮断器開放信号が出力
されていないので、遮断器投入スイッチ3を押すと、ゲ
ート部8と投入信号出力部9の出力条件を満たすので、
投入信号出力部9から信号が出力される。
では、信号復帰部60のRSフリップフロップRSFF
1〜RSFFnの各Q端子からは信号が出力されておら
ず、また、保護判定部20からは遮断器開放信号が出力
されていないので、遮断器投入スイッチ3を押すと、ゲ
ート部8と投入信号出力部9の出力条件を満たすので、
投入信号出力部9から信号が出力される。
【0029】次に、一つでも保護要素が動作すると、保
護判定部20から遮断器開放信号が出力され、信号復帰
部60の該当するRSフリップフロップRSFFのQ端
子から信号が出力されるので、集約部4Aから投入ロッ
ク信号が出力され、続くゲート部8の入力は負論理であ
るため信号の出力条件が満足されない。この状態では、
たとえ保護判定部20から遮断器開放信号が出力されて
いなくても、遮断器投入スイッチ3の操作は無効とな
り、投入信号出力部9から信号は出力されない。
護判定部20から遮断器開放信号が出力され、信号復帰
部60の該当するRSフリップフロップRSFFのQ端
子から信号が出力されるので、集約部4Aから投入ロッ
ク信号が出力され、続くゲート部8の入力は負論理であ
るため信号の出力条件が満足されない。この状態では、
たとえ保護判定部20から遮断器開放信号が出力されて
いなくても、遮断器投入スイッチ3の操作は無効とな
り、投入信号出力部9から信号は出力されない。
【0030】これを信号が出力されるようにするために
は、信号復帰部60の全てのRSフリップフロップRS
FFのQ端子の信号をなくす必要がある。そのために
は、保護判定部20からの入力信号が全て復帰している
状態で、解除スイッチ5を押すことにより、信号復帰部
60のRSフリップフロップRSFFのR端子に信号が
入力され、RSフリップフロップRSFFのQ端子から
の信号が復帰し、集約部4Aの投入ロック信号の出力が
復帰するようになる。よって、この動作を言い換える
と、保護要素の動作復帰後、解除スイッチ5を押すこと
により遮断器投入操作を有効とする、ということにな
り、複数の保護要素がある場合においても投入ロック機
能が実現できることを表す。
は、信号復帰部60の全てのRSフリップフロップRS
FFのQ端子の信号をなくす必要がある。そのために
は、保護判定部20からの入力信号が全て復帰している
状態で、解除スイッチ5を押すことにより、信号復帰部
60のRSフリップフロップRSFFのR端子に信号が
入力され、RSフリップフロップRSFFのQ端子から
の信号が復帰し、集約部4Aの投入ロック信号の出力が
復帰するようになる。よって、この動作を言い換える
と、保護要素の動作復帰後、解除スイッチ5を押すこと
により遮断器投入操作を有効とする、ということにな
り、複数の保護要素がある場合においても投入ロック機
能が実現できることを表す。
【0031】次に、一部の保護要素に対して投入ロック
機能を使用すると設定した場合の動作を説明する。この
場合は、設定部40で使用すると設定した保護要素の出
力のみが集約部4Aに入力される。まず、何も保護要素
が動作していない状態では前述の通りである。
機能を使用すると設定した場合の動作を説明する。この
場合は、設定部40で使用すると設定した保護要素の出
力のみが集約部4Aに入力される。まず、何も保護要素
が動作していない状態では前述の通りである。
【0032】次に、投入ロックを使用すると設定した保
護要素が動作した場合は、前述したように、保護要素の
動作復帰後、解除スイッチ5を押すまで、遮断器投入操
作は無効である。しかし、投入ロック機能を使用すると
設定していない保護要素が動作した場合は、設定部40
から集約部4Aへは入力信号がないので、集約部4Aか
らは投入ロック信号は出力されず、解除スイッチ5を押
さなくても、保護判定部20の遮断器開放信号さえ復帰
していれば、いつでも遮断器投入操作は有効となる。よ
って、一部の保護要素に対して投入ロック機能を使用す
ると設定した場合には、その保護要素が動作しない限
り、いつでも遮断器投入操作が有効である、ということ
になる。
護要素が動作した場合は、前述したように、保護要素の
動作復帰後、解除スイッチ5を押すまで、遮断器投入操
作は無効である。しかし、投入ロック機能を使用すると
設定していない保護要素が動作した場合は、設定部40
から集約部4Aへは入力信号がないので、集約部4Aか
らは投入ロック信号は出力されず、解除スイッチ5を押
さなくても、保護判定部20の遮断器開放信号さえ復帰
していれば、いつでも遮断器投入操作は有効となる。よ
って、一部の保護要素に対して投入ロック機能を使用す
ると設定した場合には、その保護要素が動作しない限
り、いつでも遮断器投入操作が有効である、ということ
になる。
【0033】次に、全ての保護要素に対して投入ロック
機能を使用しない設定をする場合の動作を説明する。こ
の場合はどの保護要素が動作しても、集約部4Aへは信
号が入力されないので、集約部4Aからは投入ロック信
号は出力されない。よって、保護要素が動作復帰してい
れば、いつでも遮断器投入操作は有効である、というこ
とになる。
機能を使用しない設定をする場合の動作を説明する。こ
の場合はどの保護要素が動作しても、集約部4Aへは信
号が入力されないので、集約部4Aからは投入ロック信
号は出力されない。よって、保護要素が動作復帰してい
れば、いつでも遮断器投入操作は有効である、というこ
とになる。
【0034】図3は図1の制御部71を制御部72とし
たもので、保護判定部2の保護出力を設定部4に入力
し、設定部4の出力と解除スイッチ5の出力を信号復帰
部6へ入力し、その出力を投入ロック信号として制御部
72の出力としている。図3において、投入ロック機能
を使用しないと設定する場合は、保護判定部2からの遮
断器開放信号が信号復帰部6に入力されないので、制御
部72から投入ロック信号が出力されない。
たもので、保護判定部2の保護出力を設定部4に入力
し、設定部4の出力と解除スイッチ5の出力を信号復帰
部6へ入力し、その出力を投入ロック信号として制御部
72の出力としている。図3において、投入ロック機能
を使用しないと設定する場合は、保護判定部2からの遮
断器開放信号が信号復帰部6に入力されないので、制御
部72から投入ロック信号が出力されない。
【0035】次に、投入ロック機能を使用すると設定す
る場合は、保護動作判定部2から遮断器開放信号が出力
されると、信号復帰部6のRSフリップフロップRSF
FのS端子に信号が渡され、その結果、制御部72から
投入ロック信号が出力され、遮断器開放信号復帰後は解
除スイッチ5が押されることにより、制御部72からの
投入ロック信号が復帰する。この制御部72からの投入
ロック信号の出力動作は図1の制御部71からの投入ロ
ック信号の出力動作と全く同じとなるので、図3におい
ても投入ロック機能が実現できることがわかる。
る場合は、保護動作判定部2から遮断器開放信号が出力
されると、信号復帰部6のRSフリップフロップRSF
FのS端子に信号が渡され、その結果、制御部72から
投入ロック信号が出力され、遮断器開放信号復帰後は解
除スイッチ5が押されることにより、制御部72からの
投入ロック信号が復帰する。この制御部72からの投入
ロック信号の出力動作は図1の制御部71からの投入ロ
ック信号の出力動作と全く同じとなるので、図3におい
ても投入ロック機能が実現できることがわかる。
【0036】次に図3の実施の形態を拡張して、保護要
素が複数ある場合の実施の形態を図4に基づいて説明す
る。図4においては、図3の保護判定部2が複数の保護
要素に拡張された保護判定部20になっており、これに
より設定部4も設定部40のように、複数の保護要素の
それぞれに対応している。また、保護判定部20と設定
部40の出力を集約するために、集約部2Aと集約部4
Aが新たに追加されている。
素が複数ある場合の実施の形態を図4に基づいて説明す
る。図4においては、図3の保護判定部2が複数の保護
要素に拡張された保護判定部20になっており、これに
より設定部4も設定部40のように、複数の保護要素の
それぞれに対応している。また、保護判定部20と設定
部40の出力を集約するために、集約部2Aと集約部4
Aが新たに追加されている。
【0037】投入ロック機能というのは、基本的にはそ
の機能を設定している保護要素が一つでも動作すれば、
解除スイッチ5を押すまでは遮断器投入操作ができない
ということになるので、保護動作を記憶する回路は一つ
あればよい。図4においては、設定部40の出力を集約
部4Aにて集約して、信号復帰部6の入力とすることで
この動作を実現するようにしたものである。
の機能を設定している保護要素が一つでも動作すれば、
解除スイッチ5を押すまでは遮断器投入操作ができない
ということになるので、保護動作を記憶する回路は一つ
あればよい。図4においては、設定部40の出力を集約
部4Aにて集約して、信号復帰部6の入力とすることで
この動作を実現するようにしたものである。
【0038】まず、投入ロック機能を使用しないと設定
する場合は、保護判定部20からの遮断器開放信号が集
約部4Aに入力されないので、信号復帰部6からは投入
ロック信号が出力されず、常時、遮断器投入操作が有効
となる。
する場合は、保護判定部20からの遮断器開放信号が集
約部4Aに入力されないので、信号復帰部6からは投入
ロック信号が出力されず、常時、遮断器投入操作が有効
となる。
【0039】次に、投入ロック機能を使用すると設定す
る場合は、該当する保護要素が動作判定すると、その遮
断器開放信号が設定部40から出力されるので、集約部
4Aを通って、信号復帰部6のRSフリップフロップR
SFFのS端子に入力され、その結果、RSフリップフ
ロップRSFFのQ端子から投入ロック信号が出力され
るため、遮断器投入操作は無効となる。また、この遮断
器開放信号が復帰すれば、解除スイッチ5を押すことに
より信号復帰部6のQ端子からの投入ロック信号が復帰
するので、遮断器投入操作が有効となる。よって、図4
の実施の形態においても図2の実施の形態と同じ目的を
達成することができる。
る場合は、該当する保護要素が動作判定すると、その遮
断器開放信号が設定部40から出力されるので、集約部
4Aを通って、信号復帰部6のRSフリップフロップR
SFFのS端子に入力され、その結果、RSフリップフ
ロップRSFFのQ端子から投入ロック信号が出力され
るため、遮断器投入操作は無効となる。また、この遮断
器開放信号が復帰すれば、解除スイッチ5を押すことに
より信号復帰部6のQ端子からの投入ロック信号が復帰
するので、遮断器投入操作が有効となる。よって、図4
の実施の形態においても図2の実施の形態と同じ目的を
達成することができる。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、保護要素毎に投入ロッ
ク機能を使用するか否かを設定することにより、保護要
素または使用形態による投入ロック機能の要、不要に対
応でき、また、投入ロック機能を使用すると設定した場
合には、解除スイッチを押すまで遮断器投入操作を無効
とするので、従来、配電盤内で実現していたインターロ
ック回路を不要とすることができる。よって、部品削減
による配電盤の信頼性向上、および標準化を図ることが
できるディジタル保護制御装置を提供することが可能と
なる。
ク機能を使用するか否かを設定することにより、保護要
素または使用形態による投入ロック機能の要、不要に対
応でき、また、投入ロック機能を使用すると設定した場
合には、解除スイッチを押すまで遮断器投入操作を無効
とするので、従来、配電盤内で実現していたインターロ
ック回路を不要とすることができる。よって、部品削減
による配電盤の信頼性向上、および標準化を図ることが
できるディジタル保護制御装置を提供することが可能と
なる。
【図1】本発明のディジタル保護制御装置の実施の形態
の一例を示す図である。
の一例を示す図である。
【図2】本発明のディジタル保護制御装置の保護要素が
複数ある場合の実施の形態を示す図である。
複数ある場合の実施の形態を示す図である。
【図3】本発明のディジタル保護制御装置の実施の形態
の別の一例を示す図である。
の別の一例を示す図である。
【図4】本発明のディジタル保護制御装置の保護要素が
複数ある場合の別の実施の形態を示す図である。
複数ある場合の別の実施の形態を示す図である。
【図5】ディジタル保護制御装置の従来例を示す図であ
る。
る。
【図6】従来例において、全ての保護要素を投入ロック
設定する場合のインターロック回路の一例を示す図であ
る。
設定する場合のインターロック回路の一例を示す図であ
る。
【図7】従来例において、一部の保護要素を投入ロック
設定する場合のインターロック回路の一例を示す図であ
る。
設定する場合のインターロック回路の一例を示す図であ
る。
1 電力系統からの入力電流または入力電圧をA
/D変換した信号 2,20 保護判定部 3 遮断器投入スイッチ 4,40 設定部 5 解除スイッチ 6,60 信号復帰部 71,72 制御部 8 ゲート部 9 投入信号出力部
/D変換した信号 2,20 保護判定部 3 遮断器投入スイッチ 4,40 設定部 5 解除スイッチ 6,60 信号復帰部 71,72 制御部 8 ゲート部 9 投入信号出力部
Claims (5)
- 【請求項1】電力系統からの信号を判定して遮断器開放
信号を出力する保護判定部と、 遮断器の投入操作を行う遮断器投入スイッチと、 前記保護判定部から遮断器開放信号が出力された以降は
前記遮断器投入スイッチによる操作を無効とする投入ロ
ック機能の使用または不使用の条件を設定する設定部
と、 前記投入ロック機能の使用時には無効になっている遮断
器の投入操作を有効に切り替える解除スイッチと、 前記解除スイッチが動作すると、後段への信号出力を復
帰させる信号復帰部と、 前記設定部と前記信号復帰部とを有し、前記投入ロック
機能の不使用時には投入ロック信号を出力せず、かつ、
前記投入ロック機能の使用時には前記保護判定部からの
遮断器開放信号が入力されていれば投入ロック信号を出
力し、前記保護判定部からの遮断器開放信号が入力され
ていなければ前記解除スイッチの操作により投入ロック
信号の出力を復帰させる制御部と、 前記遮断器投入スイッチによる操作を前記制御部からの
投入ロック信号の出力がない場合にのみ有効とするゲー
ト部と、 前記ゲート部の出力を前記保護判定部からの遮断器開放
信号の出力がない場合にのみ通過させる投入信号出力部
と、 を備えることを特徴とするディジタル保護制御装置。 - 【請求項2】前記制御部は前記設定部が前記信号復帰部
の後段に配設されたことを特徴とする請求項1記載のデ
ィジタル保護制御装置。 - 【請求項3】前記保護判定部は複数の保護要素で形成さ
れ、 前記信号復帰部および前記設定部は前記複数の保護要素
と1対1に対応するようにそれぞれ形成され、 この設定部の出力は一つに集約されて前記ゲート部に入
力され、 前記複数の保護要素の遮断器開放信号は一つに集約され
て前記投入信号出力部に入力されるようにした、 ことを特徴とする請求項1または請求項2記載のディジ
タル保護制御装置。 - 【請求項4】前記制御部は前記設定部が前記信号復帰部
の前段に配設されたことを特徴とする請求項1記載のデ
ィジタル保護制御装置。 - 【請求項5】前記保護判定部は複数の保護要素で形成さ
れ、 前記設定部は前記複数の保護要素と1対1に対応するよ
うに形成され、 この設定部の出力は一つに集約されて前記信号復帰部に
入力されるように形成され、 前記複数の保護要素の遮断器開放信号は一つに集約され
て前記投入信号出力部に入力されるようにした、 ことを特徴とする請求項1または請求項4記載のディジ
タル保護制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10069243A JPH11252778A (ja) | 1998-03-05 | 1998-03-05 | ディジタル保護制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10069243A JPH11252778A (ja) | 1998-03-05 | 1998-03-05 | ディジタル保護制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11252778A true JPH11252778A (ja) | 1999-09-17 |
Family
ID=13397128
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10069243A Pending JPH11252778A (ja) | 1998-03-05 | 1998-03-05 | ディジタル保護制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11252778A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001136609A (ja) * | 1999-11-01 | 2001-05-18 | Mitsubishi Electric Corp | 制御回路装置及びこれを用いたスイッチギヤ |
-
1998
- 1998-03-05 JP JP10069243A patent/JPH11252778A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001136609A (ja) * | 1999-11-01 | 2001-05-18 | Mitsubishi Electric Corp | 制御回路装置及びこれを用いたスイッチギヤ |
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