JPH11252615A - 通信接続切替方法及び通信接続切替装置 - Google Patents

通信接続切替方法及び通信接続切替装置

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JPH11252615A
JPH11252615A JP6388898A JP6388898A JPH11252615A JP H11252615 A JPH11252615 A JP H11252615A JP 6388898 A JP6388898 A JP 6388898A JP 6388898 A JP6388898 A JP 6388898A JP H11252615 A JPH11252615 A JP H11252615A
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浩二 平山
Keisuke Shirai
啓介 白井
Jiro Shibata
治朗 柴田
Tsutomu Kusaki
務 草木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信品質の劣化を抑制し、通信回線資源を必
要最小限とする。 【解決手段】 通信端末装置11と切替元基地局制御装
置2との間の副信号路17が存在し、この他に通信端末
装置11と他の基地局制御装置3、22を経て切替元基
地局制御装置2へ接続される2つ以上の副信号路16、
31が存在する場合の通信路接続切替を行う。切替元基
地局制御装置2からそれを収容する電子交換機1へ通信
接続切替の要求が発生する前に、切替先となる基地局制
御装置3の選択を行い、切替先基地局制御装置3側で事
前に通信端末装置11と切替先とならない他の基地局制
御装置22との複数の通信路を終端する。電子交換機1
から通信端末装置11への切替元基地局制御装置2を経
た通信路から、電子交換機1と切替先基地局制御装置3
を経た通信路へ主信号路をつなぎ替える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信接続切替方法
及び通信接続切替装置に係り、特に、移動体通信設備に
おける通信端末装置の移動による通信路の通信接続切替
方法及び通信接続切替装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図22に、基本的な移動体通信設備の概
略構成図を示す。
【0003】一般に、基本的な移動体通信設備は、通信
基地局装置110、基地局制御装置120及び電子交換
機130を備える。電子交換機130は、さらに、他の
電子交換機、搬送装置又は端局装置等に、ネットワーク
140を介して接続される。通信端末装置150は、各
通信基地局装置110の無線ゾーンを移動する。
【0004】通信端末装置150は、通信基地局装置1
10との接続に関する制御情報及び通信内容に関する通
信情報等を発信したり、受信したりする機能を有する。
通信基地局装置110は、通信端末装置150と無線の
送受信を行う。基地局制御装置120は、ひとつ又は複
数の通信基地局装置110を統括し、管理及び制御を行
う。そして、電子交換機130は、通信路を切り替える
ことにより、それらの制御情報や通信情報を、所定の他
の基地局制御装置や通信端末装置等へ交換する機能を有
する。
【0005】図23に、セルの概念についての説明図を
示す。
【0006】通常、ひとつの通信基地局装置が複数の通
信端末装置と通信ができる無線ゾーンの範囲は、「セ
ル」と呼ばれる。このセルを隣接させることによって、
通信端末装置が無線ゾーン間を移動しても、瞬断のない
送受信が可能な移動体通信を提供することができる。
【0007】従来、上述のような移動体通信設備が備え
る各構成の組合せにより、複数の通信端末装置、複数の
通信基地局装置、複数の基地局制御装置及び複数の電子
交換機がそれぞれ関与する移動体通信設備が提供され
る。ここで、ある1台の通信端末装置が、1台の通信基
地局装置と1台の基地局制御装置と1台の電子交換機と
を経る通信路で通信をしている状態を想定する。そし
て、この状態から、この通信端末装置が現在の通信基地
局装置が提供するセル範囲を外れ、異なる基地局制御装
置が配下に有するひとつの通信基地局装置が提供するセ
ル範囲に移動する場合を考える。ここで、この異なる基
地局制御装置は、複数の通信基地局装置を配下に有する
場合を想定する。この場合における、電子交換機と他の
基地局制御装置との通信路の切替を可能とする通信接続
切替方式としては、ティ・アイ・エー/イー・アイ・エ
ー、インターリム スタンダード アイエス−634
(1995年)第3章、第4節に(TIA/EIA Interim St
andard, IS-634)において開示されている。
【0008】すなわち、従来の技術では、以下に説明す
る方法で、移動する通信端末装置からの通信を、瞬断、
ノイズ、データ欠落等の通信品質の劣化をすることなく
又は抑制して、通信路の切替を行っている。
【0009】まず、1台の電子交換機と、1台の切替元
基地局制御装置と、1台の通信基地局装置と、1台の通
信端末装置からなる通信路が構成されている状態を想定
する。ここで、通信基地局装置は、信号の終端と品質の
最良なものの選択を行う切替分配装置(Selecter/Distr
ibuter Unit、SDU)と、通信データの符号化及び復
元化(復号化)を行う通信データ符号化装置を内蔵す
る。
【0010】この状態で、通信端末装置が隣接セル間を
移動すると、通信中の通信基地局装置とは異なる他の通
信基地局装置を配下に持つ切替先基地局制御装置との通
信路が、電子交換機を介して切替元基地局制御装置との
間に接続される。この時、新たに構成された通信路上の
切替先基地局制御装置においては、内部のSDUと通信
データ符号化装置は動作しておらず、単にバイパス回路
で信号が通過する構成となる。また、電子交換機におい
ては、切替元基地局制御装置からの通信路を切替先基地
局制御装置へ単に折り返すことにより、通信路の信号を
通過させるのみである。
【0011】一方、新たに確立された通信路の信号は、
切替元基地局制御装置のSDUにおいて、元の通信路の
信号と新たな通信路の信号との終端が行われるととも
に、これら信号路の中から品質の最良なものの選択が行
われ、内部の通信データ符号化装置で通信データの復元
が行われる。
【0012】さらに、通信端末装置が隣接セル間を移動
した場合には、通信端末装置と通信基地局装置と基地局
制御装置との間の元の通信路が切り放され、一方、切替
先基地局制御装置において、内部の通信データ符号化装
置を起動させることにより、切替元基地局制御装置と電
子交換機と切替先基地局制御装置を介して通信データ回
線が構成される。この時、構成されている通信路の送受
信信号は、切替元基地局制御装置内の通信データ符号化
装置では信号処理されず、単にバイパス回路を経て信号
が通過する。最後に、電子交換機は、通信回線を切替元
基地局制御装置から切替先基地局制御装置へ繋ぎかえ
る。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】一般に、通信端末装置
が無線ゾーン間を移動するときに、その通信端末装置
が、切替元以外の2つ以上の基地局制御装置との間で通
信路を構成するようになる場合がある。この場合、切替
先となりうる基地局制御装置から切替元基地局制御装置
への通信路も2つ以上になり、その結果、最終的にはそ
の2つ以上の通信路の内いずれかを選択して切り替える
必要が有る。
【0014】しかしながら、従来においては、このよう
な場合の選択方法は開示されておらず、例えば、2台以
上の基地局制御装置からの複数の通信路を持つ切替元基
地局制御装置において、通信接続切替の要求が発生して
も、原理的には切替元基地局制御装置では切替が不可能
になってしまう。また、従来、通信路の切替のために
は、基地局制御装置と電子交換機との間の通信回線資源
を必要以上に多数使用することになるという問題があっ
た。
【0015】本発明では、例えば、ある基地局制御装置
に通信端末装置と通信基地局装置との間の通信路が複数
あり、かつ、そのうち電子交換機を経由して、他の基地
局制御装置からの通信路が複数本ある場合でも、瞬断、
ノイズ、データ欠落等の通信品質の劣化を抑制し、か
つ、基地局制御装置と電子交換機の間の通信回線資源を
必要最小限とする通信接続切替方法及び通信接続切替装
置を提供することを目的とする。
【0016】また、本発明は、基地局制御装置に通信端
末装置と通信中の通信基地局装置が複数ある場合や、通
信中の基地局制御装置が3台以上ある場合でも、常に1
台の電子交換機が通信接続切替を実行することができる
通信接続切替方法及び通信接続切替装置を提供すること
を目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明では、例えば1台の通信端末装置と切
替元基地局制御装置との間の通信路が存在し、さらに、
この他にその通信端末装置と他の基地局制御装置を経て
切替元基地局制御装置へ接続される通信路が2つ以上存
在する場合の通信路接続切替を行うことができる。この
場合、切替元基地局制御装置からそれを収容する電子交
換機へ通信接続切替の要求が発生する前に、品質等の最
良な切替先となる基地局制御装置の選択を行い、切替先
基地局制御装置側で事前に通信端末装置と切替先となら
ない他の基地局制御装置との複数の通信路を終端する。
これにより、電子交換機から通信端末装置への切替元基
地局制御装置を経た通信路から、これとは異なる電子交
換機と切替先基地局制御装置とを経た通信路への切替を
可能にする。また、これは切替元基地局制御装置と電子
交換機と切替先基地局制御装置の間の通信路資源を節約
することになる。
【0018】本発明の第1の解決手段によると、複数の
隣接する無線ゾーンをカバーする複数の通信基地局装置
と、前記通信基地局装置を制御する基地局制御装置と、
前記基地局制御装置を収容する電子交換機とを備えた移
動体通信設備における通信接続切替方法であって、第1
の状態において、電子交換機と第1の基地局制御装置と
の間で、第1の主信号路が形成され、前記第1の基地局
制御装置と第1の通信基地局装置との間で、第1の副信
号路が形成され、前記第1の通信基地局装置と通信端末
装置との間で、第1の無線通信路が形成されており、第
2の状態において、前記通信端末装置と第2の通信基地
局装置との間で、さらに第2の無線通信路が形成され、
前記第1の基地局制御装置から前記電子交換機及び前記
第2の基地局制御装置とを介して第2の通信基地局装置
までの間で、第2の副信号路が形成され、第3の状態に
おいて、前記第1の基地局制御装置では、前記第1及び
第2の副信号路の信号を比較することにより前記第2の
副信号路の信号を選択した際、前記第1の基地局制御装
置は、前記第1の副信号路を切断し、前記電子交換機
は、前記第2の副信号路を第2の主信号路とし、第4の
状態において、前記電子交換機は、前記第1の基地局制
御装置との間の前記第1の主信号路を開放し、前記第2
の基地局制御装置との間で第3の主信号路を形成するよ
うにした通信接続切替方法を提供する。
【0019】また、本発明の第2の解決手段によると、
電子交換機と第1の基地局制御装置との間で第1の主信
号路が形成され、前記第1の基地局制御装置と通信端末
装置との間で第1の副信号路が形成された状態におい
て、前記通信端末装置が、前記第1の基地局制御装置の
無線ゾーンから、隣接する第2の基地局制御装置の無線
ゾーンに移動する際に、前記第1の基地局制御装置から
前記電子交換機を経て前記第2の基地局制御装置までの
間に、第2の副信号路が形成され、前記第1の基地局制
御装置から前記電子交換機へ第1の通信路切替要求を送
信し、前記電子交換機は、前記第1の通信路切替要求を
受信すると、前記第2の基地局制御装置へ第2の通信路
切替要求を送信し、前記第2の基地局制御装置は、前記
第2の通信路切替要求を受信すると、前記電子交換機へ
切替タイミング信号を含む通信路切替要求応答を送信
し、前記電子交換機は、前記通信路切替要求応答を受信
すると、前記第1の基地局制御装置へ前記切替タイミン
グ信号を含む通信基地局装置切り離し要求を送信し、前
記第1の基地局制御装置は、前記通信基地局装置切り離
し要求を受信すると、受信した前記切替タイミング信号
に従って前記通信端末装置との間の前記第1の副信号路
を切断した後、前記電子交換機へ切り離し応答を送信
し、前記電子交換機は、前記切り離し応答を受信する
と、前記第2の副信号路を第2の主信号路に割り当て、
さらに、前記第2の副信号路のうち前記第1の基地局制
御装置と前記電子交換機との間の接続部分を開放し、前
記第2の基地局制御装置へ第3の主信号路を接続するよ
うにした通信接続切替方法を提供する。
【0020】さらに、本発明は、前記通信端末装置が、
さらに、第3の基地局制御装置が制御する第3の通信基
地局装置の無線ゾーン内にも位置するとき、前記第1の
基地局制御装置と前記第3の基地局制御装置との間に、
前記電子交換機を介して、第3の副信号路がさらに形成
され、切替先の基地局制御装置として、基地局制御装置
に接続されている通信装置が一番多い基地局制御装置、
又は、一番最近に通信開始した基地局制御装置、又は、
通信品質の良い通信路を有する基地局制御装置が決定さ
れ、前記切替先以外の基地局制御装置と前記第1の基地
局制御装置との間の副信号路は開放され、切替先の基地
局制御装置との新たな副信号路としてつなぎ替えられる
ことを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。
【0022】(1)第1の通信切替状態 図1に、本発明に係る第1の通信切替状態(その1)を
説明するシステムブロック図を示す。
【0023】ここでは、通信端末装置11が、通信基地
局装置8の提供する無線ゾーン内にあり、無線通信路1
4が確立されている。この場合、通信基地局装置8及び
基地局制御装置2との間に、副信号路17が確立されて
いる。
【0024】通信端末装置11は、無線通信路14、通
信基地局装置8、副信号路17、基地局制御装置2、主
信号路15を経て、電子交換機1と接続される。基地局
制御装置2においては、通信データ符号化装置4及びS
DU5が動作している。
【0025】以下の説明において、太線の信号路は、符
号化された信号が流れている信号路を示す。この信号
は、通信データ符号化装置により符号化・復号化される
ディジタル信号であり、主に電子交換機1内で処理され
る信号である。普通線の信号路は、このような符号化が
されていない信号が流れている信号路であり、主に通信
端末装置内及び通信基地局装置内で処理される信号であ
る。
【0026】図2に、通信端末装置の移動と無線ゾーン
についての説明図の一例を示す。
【0027】無線ゾーンA,B,Cは、それぞれ、通信
基地局装置8,9,10の通信範囲の一例を示す。通信
基地局装置8は基地局制御装置2の配下にあり、また、
通信基地局装置9及び10は基地局制御装置3の配下に
ある。基地局制御装置2及び3は、電子交換機1に収容
され、それぞれ、通信データ符号化装置4及び6、SD
U5及び7を備える。
【0028】図1の状態においては、通信端末装置11
が、図2のエリアaにある場合である。
【0029】つぎに、図3に、本発明に係る第1の通信
切替状態(その2)を説明するシステムブロック図を示
す。
【0030】ここでは、通信端末装置11が、図2のエ
リアbにある場合である。すなわち、図3は、各通信基
地局装置8及び9との間に、それぞれ1本ずつ無線通信
路14、13が確立されている場合を示す。
【0031】通信端末装置11が、このように隣接セル
間を移動した際、通信端末装置11は通信基地局装置9
からの無線信号も受信するので、それに応答して無線通
信路13が形成される。無線通信路13が新たに形成さ
れたという情報は、現在通信中の通信基地局装置8を介
して基地局制御装置2及び電子交換機1に伝送される。
電子交換機1は、このように基地局制御装置3と通信基
地局装置9と通信端末装置11との間に通信路18及び
無線通信路13が確立された場合には、電子交換機1を
介した副信号路16により基地局制御装置2及び基地局
制御装置3との間を接続する。
【0032】切替元基地局制御装置2において、SDU
5は、副信号路16を主信号路15に副信号路17と二
重又は多重接続するように終端するとともに、終端した
副信号路17と副信号路16の中から、符号誤り率、ノ
イズ、歪み等の通信品質の比較による選択法によって最
良な副信号路の選択を行う。また、切替元基地局制御装
置2において、通信データ符号化装置4は、通信データ
の符号化及び復元させるために起動される。
【0033】つぎに、図4に、本発明に係る第1の通信
切替状態(その3)を説明するシステムブロック図を示
す。
【0034】ここでは、切替先基地局制御装置3は、配
下に通信基地局装置9及び10を備え、通信端末装置1
1は、新たにこれら通信基地局装置9及び10との間に
無線通信路13及び12が形成された場合を示す。ここ
では、通信端末装置11が、図2のエリアcにある場合
である。
【0035】図5に、新たな通信基地局装置が追加され
た場合のフローチャートを示す。まず、新たな通信基地
局装置10が、基地局制御装置3へ追加された場合を例
に説明する。
【0036】通信端末装置11は、図2のエリアcに移
動すると、通信基地局装置10からの無線信号も受信す
るので、それに応答して無線通信路12が形成される。
無線通信路12が新たに形成されたという情報は、通信
基地局装置8を介して基地局制御装置2に伝送され、そ
の後基地局制御装置3に伝送されて、この通信基地局装
置10が追加される。
【0037】通信端末装置11が無線通信路12を介し
て通信基地局装置10と接続されると(ステップ10
0)、切替元基地局制御装置2は、切替先基地局制御装
置3又は通信基地局装置10から接続要求を受信する。
つぎに、自らの基地局制御装置3配下の通信基地局装置
の接続台数が2台目であるか否か判断する(ステップ1
01)。ここで2台目と判断されると、SDU7を起動
し、副信号路18及び19の通信基地局装置9、10と
のそれぞれの送受信信号を終端する(ステップ10
2)。また、上述と同様の選択法によって、終端された
信号の内から品質の最良なものの選択が行われ、選択さ
れた信号は、通信データ符号化装置6を介さずにバイパ
スされて、切替先基地局制御装置3と電子交換機1と切
替元基地局制御装置2の間の副信号路16を用いて伝送
される。
【0038】なお、ステップ101で接続中通信基地局
装置が1台である場合は、SDU7は起動されず、通信
端末装置11からの信号は単に終端され、また、通信デ
ータ符号化装置6を介さずにバイパスされて、切替先基
地局制御装置3と電子交換機1と切替元基地局制御装置
2の間の副信号路16を用いて伝送される。
【0039】一方、切替元基地局制御装置2では、自配
下の通信基地局装置8からの信号と副信号路16で伝送
された信号をSDU5で更に信号の終端と、上述と同様
の選択法によって品質の最良なものの選択をした後、通
信データ符号化装置4を介して、主信号路15を用いて
電子交換機1に伝送する。
【0040】つぎに、図6に、本発明に係る第1の通信
切替状態(その4)を説明するシステムブロック図を示
す。
【0041】図6の状態は、通信端末装置11が、更に
移動して切替元基地局制御装置2の配下外に出た場合で
あり、図2のエリアdにある場合である。
【0042】また、図7に、通信路切替シーケンスの説
明図を示す。図8に、電子交換機の通信路切替のフロー
チャートを示す。図9に、切替元通信制御装置の通信路
切替のフローチャートを示す。また、図10に、切替先
通信制御装置の通信路切替のフローチャートを示す。
【0043】以下に、これらのシーケンス及びフローチ
ャートを参照して、切替動作を説明する。図7〜10の
各フローチャートは関連して動作し、図示されたステッ
プ番号は、それぞれ同一の対応するステップを示す。
【0044】通信端末装置11は、図2のエリアdに移
動すると、通信基地局装置8への無線信号路17が切断
されるので、その情報は、通信基地局装置8を介して基
地局制御装置2に伝送される。
【0045】図7に示されるように、通信端末装置11
が隣接セルに移動したことで、切替元基地局制御装置2
と通信基地局装置8との通信路17を切断しようとした
とき、切替元基地局制御装置2は、電子交換機1に対し
て第1の通信路切替要求を行う(ステップ200)。電
子交換機1ではこれを受信し、切替先基地局制御装置3
へ第2の通信路切替要求を送信する(ステップ20
1)。切替先基地局制御装置3では、これを受信する
と、切替を行うタイミング信号を含む通信路切替要求応
答を電子交換機1へ返送する(ステップ202)。この
タイミング信号は、切替制御のための信号であり、例え
ば、タイミングを表わすトリガ信号や予め定められた時
間の経過後に切り替えるという内容の制御情報等であ
る。電子交換機1ではこの通信路切替要求応答を受け取
ると、そのタイミング信号を含む通信基地局切り離し要
求を、切替元基地局制御装置2へ伝える(ステップ20
3)。
【0046】切替元基地局制御装置2では、図9に示さ
れるように、受信した通信基地局切り離し要求(ステッ
プ203)により指定されたタイミングによって、通信
データ符号化装置4を停止させ(ステップ403)、さ
らに、通信基地局装置8との通信路17の切断を行う
(ステップ404)。
【0047】一方、切替先基地局制御装置3では、図1
0に示されるように、同様に、送信した通信路切替要求
応答(ステップ202)に含まれるタイミング信号によ
り指定したタイミングによって、通信データ符号化装置
6を起動させる(ステップ505)。
【0048】副信号路17の切り離しが完了すると、図
7及び図9に示されるように、切替元通信制御装置2か
ら電子交換機1に、切り離し完了報告信号を含む切り離
し応答が伝送される(ステップ204)。
【0049】電子交換機1は、図8に示されるように、
切替元通信制御装置2からの切り離し応答により、副信
号路17の切り離し完了報告信号を含む切り離し応答を
受信すると(ステップ204)、副信号路16を主信号
路20へ割り当てる(ステップ303)。このようにし
て、図6の主信号路20が形成される。このとき、切替
元基地局制御装置2内の通信データ符号化装置4はバイ
パスされ、切替先基地局制御装置3内の通信データ符号
化装置6が符号化・復号化を行う。
【0050】つぎに、図11に、本発明に係る第1の通
信切替状態(その5)を説明するシステムブロック図を
示す。図11の状態は、図2のエリアdにおける主信号
路の切替後の状態である。
【0051】電子交換機1は、使用していた切替元基地
局制御装置2との通信資源(通信データ符号化装置4、
SDU5、主信号路15等)をすべて解放するのと同時
に、確立されていた切替先基地局制御装置3と電子交換
機1と切替元基地局制御装置2との間の通信路20を、
切替先基地局制御装置3と電子交換機1との間の通信路
21につなぎ替えて、通信可能状態を確保する(ステッ
プ304)。また、切替先基地局制御装置3内のSDU
7は、終端された副信号路18又は19のうち、品質の
良いほうを選択する。
【0052】つぎに、図12に、本発明に係る第1の通
信切替状態(その6)を説明するシステムブロック図を
示す。このように、通信端末装置11が、さらに、図2
のエリアeに移動すると、副信号路18及び無線信号路
13は開放される。
【0053】(2)第2の通信切替状態(基地局制御装
置が3台以上となった場合) 第1の通信切替状態においては、切替に関与する基地局
制御装置が、2台である場合の通信接続切替方法を説明
した。本発明は、これに限定されるものではなく、3台
以上の複数の基地局制御装置が切替に関与する場合で
も、その技術思想を適用することができるものである。
以下に、例えば、3台の基地局制御装置に通信経路が確
立されている場合において、通信接続を切替える技術に
ついて説明する。3台より多数の基地局制御装置が接続
されている場合も、同様に、本発明を適用することがで
きる。
【0054】図13に、本発明に係る第2の通信切替状
態(その1)を説明するシステムブロック図を示す。
【0055】ここでは、通信端末装置11が、通信基地
局装置8の提供する無線ゾーン内にあり、無線通信路1
4が確立されている。この場合、通信基地局装置8と基
地局制御装置2との間に副信号路17が確立されてい
る。
【0056】通信端末装置11は、無線通信路14、通
信基地局装置8、副信号路17、基地局制御装置2及び
主信号路15を経て、電子交換機1と接続される。基地
局制御装置2においては、通信データ符号化装置4及び
SDU5が動作している。
【0057】図14に、通信端末装置の移動と無線ゾー
ンについての説明図の一例を示す。
【0058】無線ゾーンA、B及びC、D及びEは、そ
れぞれ、通信基地局装置8、9及び10、27及び28
の通信範囲の一例を示す。実際には、無線ゾーンの大き
さや形状、設定や配置の他にも、ビル、橋、鉄塔等の建
築物、河川、がけ、山等の自然地形等の影響により、複
数の無線ゾーンが重なる場合がある。通信基地局装置8
は基地局制御装置2の配下にあり、通信基地局装置9及
び10は基地局制御装置3の配下にあり、また、通信基
地局装置27及び28は基地局制御装置22の配下にあ
る。基地局制御装置2,3及び22は、電子交換機1に
収容され、それぞれ、データ符号化装置4、6及び2
3、SDU5、7及び24を備える。
【0059】図13の状態においては、通信端末装置1
1が、図14のエリアaにある場合である。
【0060】つぎに、図15に、本発明に係る第2の通
信切替状態(その2)を説明するシステムブロック図を
示す。
【0061】この状態は、通信端末装置11が図14の
エリアbに移動した場合である。この場合、通信端末装
置11は、通信基地局装置9及び10、27及び28か
らの無線信号も受信するので、それに応答して無線通信
路13及び12、30及び29が形成される。これらの
無線通信路13及び12、30及び29が新たに形成さ
れたことの情報は、現在通信中の通信基地局装置8を介
して基地局制御装置2及び電子交換機1に伝送される。
その結果、電子交換機1は、自己を介した副信号路16
及び31により、それぞれ基地局制御装置2と基地局制
御装置3との間及び基地局制御装置2と基地局制御装置
22との間を接続する。
【0062】このように、3台の基地局制御装置2,3
及び22に無線通信路14,13,12,30及び29
が確立されている状態になると、図7及び9に示される
ように、切替元基地局制御装置2から第1の通信路切替
要求が電子交換機1へ指示される(ステップ200)。
【0063】このとき、電子交換機1は、図8に示され
るように、接続中の基地局制御装置が3台以上あると判
断し(ステップ300)、通信中の基地局制御装置3,
22の中から、切替先となる基地局制御装置を決定する
(ステップ301)。この決定基準は、例えば、一番多
くの通信基地局装置を配下に持つ基地局制御装置を切替
先とすること、配下に持つ通信基地局装置の数が同数の
場合などには一番最後に通信可能状態となった基地局制
御装置を切替先とすること、又は、通話品質の一番良い
通信路を含む基地局制御装置を切替先とすること等及び
これらの組み合わせ等により行う。ここでは、一例とし
て、基地局制御装置3を切替先と決定したものする。
【0064】その後、切替先基地局制御装置3への第2
の通信路切替要求(ステップ201)及び切替先基地局
制御装置3からの通信路切替要求応答の受信(ステップ
202)のシーケンスとなるが、これについては、第1
の通信切替状態の実施の形態の場合と同様の手順で、各
装置に切り替えタイミング信号等が通知される。
【0065】つぎに、図16に、本発明に係る第2の通
信切替状態(その3)を説明するシステムブロック図を
示す。
【0066】ここでは、図8に示されるように、切替先
とならない基地局制御装置22が接続される副信号路3
1を、切替元基地局制御装置2から切替先基地局制御装
置3につなぎ替える処理が実行される(ステップ30
2)。この場合、電子交換機1では、副信号路31につ
いて、基地局制御装置22から電子交換機1を通して切
替先基地局制御装置3のSDU7へ、つなぎ替えること
により、新たな副信号路32を形成する。
【0067】一方、切替元基地局制御装置2及び切替先
基地局制御装置3では、通信路資源の整理を行う。ま
ず、切替元基地局制御装置2では、図9に示されるよう
に、接続中の基地局制御装置の台数を確認する(ステッ
プ400)。そして、切替先基地局制御装置3以外の基
地局制御装置について使用していた回線資源を初期化・
開放する(ステップ401)。ここ例では、基地局制御
装置22についてが対象となるが、他にも使用していた
基地局制御装置がある場合、確立されている通信路のす
べての数分繰り返す(ステップ402)。
【0068】また、切替先基地局制御装置3は、図10
に示されるように、接続中の基地局制御装置の台数を確
認し(ステップ500)、3台以上基地局制御装置があ
る場合か判断する(ステップ500)。この例では、そ
の場合に該当するので、次にSDU7が起動されている
か確認し(ステップ501)、SDU7が起動されてい
ない場合には、SDU7を起動(ステップ502)す
る。つぎに、切替元基地局制御装置2と他の基地局制御
装置(ここでは、基地局制御装置22)との通信路(こ
こでは、副信号路31)を収容する(ステップ50
3)。さらに、このような通信路の切替のための準備
(ステップ503)を、確立されている通信路の分繰り
返す(ステップ504)。以上のようにして、図16に
示された状態となる。
【0069】つぎに、図17に、本発明に係る第2の通
信切替状態(その4)を説明するシステムブロック図を
示す。図17の状態においては、通信端末装置11が、
図14のエリアcにある場合である。
【0070】このとき、図9に示されるように、第1の
通信切替状態の実施の形態と同様に、切替タイミング信
号により指定されたタイミングにより、切替元基地局制
御装置2では通信データ符号化装置4を停止させて主信
号路15の信号をバイパスする(ステップ403)。ま
た、通信基地局装置8との通信路17の切断を行う(ス
テップ404)。なお、このときSDU7は、起動され
ている。
【0071】一方、切替先基地局制御装置3では、図1
0に示されるように、タイミング信号で指定された同様
のタイミングにより、通信データ符号化装置6を起動さ
せる(ステップ505)。
【0072】電子交換機1は、図8に示されるように、
切り離し応答により切り離し完了報告信号を切替元基地
局制御装置2から受信すると(ステップ204)、副信
号路16を主信号路20へ割り当てて切り替える(ステ
ップ303)。以上のようにして、図17に示された状
態となる。
【0073】つぎに、図18に、本発明に係る第2の通
信切替状態(その5)を説明するシステムブロック図を
示す。
【0074】電子交換機1は、図8に示されるように、
使用していた切替元基地局制御装置2との通信資源をす
べて開放するのと同時に、確立されていた切替先基地局
制御装置3、電子交換機1及び切替元基地局制御装置2
間の通信路20を、切替先基地局制御装置3と電子交換
機1との間の通信路33につなぎ替えて通信可能状態を
確保する(ステップ304)。
【0075】さらに、図19に、本発明に係る第2の通
信切替状態(その6)を説明するシステムブロック図を
示す。図19の状態においては、通信端末装置11が、
図14のエリアdにある場合である。この場合、副信号
路32がさらに開放されることになる。
【0076】なお、さらに、通信端末装置11が、図1
4のエリアeに移動すると、副信号路18及び無線信号
路13は開放される。
【0077】このように、通信端末装置の移動にともな
い、3台以上の複数の基地局制御装置と通信経路が確立
される場合においても、切替元基地局制御装置から切替
先基地局制御装置へ、その他の基地局制御装置の経路を
繋ぎ替えることにより、原理的には第1の通信切替状態
の実施の形態と同様の方法によって通信接続切替が可能
となる。
【0078】(3)ハードウエア つぎに、上述で記載したような機能を実現するための、
電子交換機及び基地局制御装置の構成について説明す
る。
【0079】図20に、電子交換機の構成図を示す。
【0080】電子交換機1は、基地局制御装置接続部5
0、交換部51、他通信網接続部52、基地局制御装置
接続制御部53、他通信網接続制御部54及び全体制御
部55を備える。全体制御部55は、演算装置56及び
記憶装置57を含む。また、図中、太線はデータ通信路
を示し、細線は制御通信路を示す。
【0081】図21に、基地局制御装置の構成図を示
す。
【0082】基地局制御装置は、電子交換機接続部6
0、通信データ符号化装置61、SDU62、通信基地
局装置接続部63、電子交換機接続制御部64、バイパ
ス回路65、通信基地局装置接続制御部66及び全体制
御部67を備える。SDU62は、SDU信号選択部6
2a、SDU信号検出部62b、SDU制御部62cを
含む。全体制御部67は、演算装置68及び記憶装置6
9を含む。また、図中、太線はデータ通信路を示し、細
線は制御通信路を示す。
【0083】まず、信号選択や接続切替に関して使用さ
れるハードウェアについて説明する。
【0084】電子交換機1においては、全体制御部56
の制御により、交換部51では折り返し接続や、適宜の
回線の選択接続を行うことができる。通信端末装置1
1、各基地局制御装置2,3及び22からの情報(第1
の通信路切替要求200、通信路切替要求応答202、
切り離し応答204、等)は、基地局制御装置接続部5
0により抽出されて、基地局制御装置接続制御部53に
より検出される。一方、電子交換機1から送信される情
報(第2の通信路切替要求201、通信基地局装置切り
離し要求203、等)は、基地局制御装置接続制御部5
3の制御により基地局制御装置接続部50を経て所定の
基地局制御装置へ送信される。したがって、これらの情
報に基づいて、全体制御部55は、基地局制御装置接続
制御部53により基地局制御装置接続部50を制御する
とともに、交換部51、他通信網接続部52及び他通信
網接続制御部53により適宜の接続切替動作を行うこと
ができる。
【0085】基地局制御装置では、SDU62の3つの
ブロックは、次のような機能を有する。すなわち、SD
U信号選択部62aは、SDU制御部62cの指示によ
り、指定された通信路の信号を選択する。また、SDU
信号選択部62aは、電子交換機1と通信基地局装置及
びひとつ又は複数の他の基地局制御装置との間で、共通
に信号が伝送されるように、二重又は多重接続すること
ができる。信号検出部62bは、通信基地局装置から受
信したデータから、符号誤り率・電界強度などの回線品
質データや他の無線通信路に関するデータ(例えば、基
地局制御装置の特定、接続数の情報等)を取得し、SD
U制御部62cへ報告する。また、SDU制御部62c
は、SDU信号検出部62aから報告された回線品質デ
ータや無線通信路に関するデータに基づいて、最良の通
信回線を判断し、SDU信号選択部62aに選択の指示
を行なったり、基地局制御装置へデータを送信するよう
に全体制御部67へ指示信号を伝達したりする。
【0086】通信基地局装置接続部63は、通信基地局
装置接続制御部66の制御により、通信基地局からの回
線の終端を行う。また、全体制御部67は、電子交換機
1と通信基地局装置との間に伝送される信号が、通信デ
ータ符号化装置61又はバイパス回路65のいずれかを
通過するように選択制御する。電子交換機1から基地局
制御装置へ送信される各種の情報(例えば、接続状態の
情報、接続数の情報、第2の通信路切替要求201、通
信基地局装置切り離し要求203、等)は、電子交換機
接続制御部64の制御に従い電子交換機接続部60によ
り、適宜抽出して受信することができる。一方、電子交
換機1への各種情報(例えば、接続状態の情報、接続数
の情報、第1の通信路切替要求200、通信路切替要求
応答202、切り離し応答204、等)は、これにより
適宜挿入して送信することができる。また、接続のため
の上述のような各種情報又は通信端末装置や通信基地局
装置と伝送される信号は、バイパス回路65又は通信デ
ータ符号化装置61を介して、直接電子交換機1と伝送
することもできる。
【0087】つぎに、基地局制御装置に接続されている
回線の接続数の管理(回線数の把握方法)に関して使用
されるハードウェアについて説明する。
【0088】通信端末装置は、各通信基地局装置の無線
ゾーンに移動すると、その通信基地局と信号を送受信す
る。その際に、通信基地局装置及び基地局制御装置の接
続状態及び接続数等の管理情報を、現在通信中の切替元
基地局制御装置に伝える。これら回線状態等の管理情報
は、上述のように基地局制御装置を経て電子交換機1へ
伝えられる。なお、新たに接続された基地局制御装置
に、このような管理情報を伝送することもできる。
【0089】電子交換機1では、回線の接続状態等を記
憶装置57で保持し、接続切替に必要な制御を演算装置
56のプログラムで行なう。通信端末装置11、各基地
局制御装置2,3及び22との情報の授受は、基地局制
御装置接続部50により抽出・挿入して、基地局制御装
置接続制御部53により検出・送出することができる。
また、電子交換機1では、例えば、通信端末装置、通信
基地局装置又は基地局制御装置から伝送された情報等に
基づいて、論理・物理回線を通信端末装置に割り当てる
ために、ソフトウェア的に回線を管理することができ
る。従って、現在通信中の通信端末装置用に使用してい
る回線数を常に把握している。
【0090】切替元基地局制御装置では、回線の接続状
態を記憶装置69で保持し、接続切替に必要な制御を演
算装置68のプログラムで行なう。切替元基地局制御装
置は、通信路切替の制御を統括している装置であり、通
信中の基地局及びその回線数を管理している。従って、
現在通信中の通信端末装置が使用している回線の数を常
に把握している。
【0091】切替先基地局制御装置では、電子交換機か
ら受信した回線の接続状態を記憶装置69で保持し、接
続切替に必要な制御を演算装置68のプログラムで行
う。切替先基地局制御装置は、現在対象となる通信端末
装置と通信中の回線数を全ては把握してはいないが、電
子交換機1から切り替え要求を受信した際に、接続状態
が通知される。従って、接続切替が発生する際には、当
該通信端末装置に使用している回線数を把握することが
できる。
【0092】なお、これらの回線、無線通信路、主信号
路、副信号路等は、時分割的又は非同期的に形成される
ことができる。さらに、主信号路や副信号路等の接続さ
れている期間は、通信資源の利用やトラフィック等を考
慮して、同一の頻度としたり、副信号路の割合を主信号
のそれより少なくする等異なる頻度とするなど、適宜設
定することができる。
【0093】
【発明の効果】以上のように、本発明によると、例え
ば、ある基地局制御装置に通信端末装置と通信基地局装
置との間の通信路が複数あり、かつ、そのうち電子交換
機を経由して、他の基地局制御装置からの通信路が複数
本ある場合でも、瞬断、ノイズ、データ欠落等の通信品
質の劣化を抑制し、かつ、基地局制御装置と電子交換機
の間の通信回線資源を必要最小限とすることができる。
【0094】また、本発明によると、基地局制御装置に
通信端末装置と通信中の通信基地局装置が複数ある場合
や、通信中の基地局制御装置が3台以上ある場合でも、
常に1台の電子交換機が通信接続切替を実行することが
できる。
【0095】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の通信切替状態(その1)を
説明するシステムブロック図。
【図2】通信端末装置の移動と無線ゾーンについての説
明図。
【図3】本発明に係る第1の通信切替状態(その2)を
説明するシステムブロック図。
【図4】本発明に係る第1の通信切替状態(その3)を
説明するシステムブロック図。
【図5】新たな通信基地局装置が追加された場合のフロ
ーチャート。
【図6】本発明に係る第1の通信切替状態(その4)を
説明するシステムブロック図。
【図7】通信路切替シーケンスの説明図。
【図8】電子交換機の通信路切替のフローチャート。
【図9】切替元通信制御装置の通信路切替のフローチャ
ート。
【図10】切替先通信制御装置の通信路切替のフローチ
ャート。
【図11】本発明に係る第1の通信切替状態(その5)
を説明するシステムブロック図。
【図12】本発明に係る第1の通信切替状態(その6)
を説明するシステムブロック図。
【図13】本発明に係る第2の通信切替状態(その1)
を説明するシステムブロック図。
【図14】通信端末装置の移動と無線ゾーンについての
説明図。
【図15】本発明に係る第2の通信切替状態(その2)
を説明するシステムブロック図。
【図16】本発明に係る第2の通信切替状態(その3)
を説明するシステムブロック図。
【図17】本発明に係る第2の通信切替状態(その4)
を説明するシステムブロック図。
【図18】本発明に係る第2の通信切替状態(その5)
を説明するシステムブロック図。
【図19】本発明に係る第2の通信切替状態(その6)
を説明するシステムブロック図。
【図20】電子交換機の構成図。
【図21】基地局制御装置の構成図。
【図22】基本的な移動体通信設備の概略構成図。
【図23】セルの概念についての説明図。
【符号の説明】

:電子交換機 2,3,22 :基地局制御装置 4,6,23 :通信データ符号化装置 5,7,24 :SDU 8〜10,27,28:通信基地局装置 11
:通信端末装置 12〜14,29〜30
:無線通信路 15,20〜21,33
:主信号路 16〜19,25,26,31,32 :副信号
路 50:基地局制御装置接続部 51:交換部 52:他通信網接続部 53:基地局制御装置接続制御部 54:他通信網接続制御部 55:電子交換機全体制御部 56:演算装置 57:記憶装置 60:電子交換機接続部 61:通信データ符号化装置 62:SDU 63:通信基地局装置接続部 64:電子交換機接続制御部 65:バイパス回路 66:通信基地局装置接続制御部 67:基地局制御装置全体制御部 68:演算装置 69:記憶装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 草木 務 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所情報通信事業部内

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の隣接する無線ゾーンをカバーする複
    数の通信基地局装置と、前記通信基地局装置を制御する
    基地局制御装置と、前記基地局制御装置を収容する電子
    交換機とを備えた移動体通信設備における通信接続切替
    方法であって、 第1の状態において、 電子交換機と第1の基地局制御装置との間で、第1の主
    信号路が形成され、 前記第1の基地局制御装置と第1の通信基地局装置との
    間で、第1の副信号路が形成され、 前記第1の通信基地局装置と通信端末装置との間で、第
    1の無線通信路が形成されており、 第2の状態において、 前記通信端末装置と第2の通信基地局装置との間で、さ
    らに第2の無線通信路が形成され、 前記第1の基地局制御装置から前記電子交換機及び前記
    第2の基地局制御装置とを介して第2の通信基地局装置
    までの間で、第2の副信号路が形成され、第3の状態に
    おいて、 前記第1の基地局制御装置では、前記第1及び第2の副
    信号路の信号を比較することにより前記第2の副信号路
    の信号を選択した際、 前記第1の基地局制御装置は、前記第1の副信号路を切
    断し、 前記電子交換機は、前記第2の副信号路を第2の主信号
    路とし、 第4の状態において、 前記電子交換機は、前記第1の基地局制御装置との間の
    前記第1の主信号路を開放し、 前記第2の基地局制御装置との間で第3の主信号路を形
    成するようにした通信接続切替方法。
  2. 【請求項2】電子交換機と第1の基地局制御装置との間
    で第1の主信号路が形成され、前記第1の基地局制御装
    置と通信端末装置との間で第1の副信号路が形成された
    状態において、前記通信端末装置が、前記第1の基地局
    制御装置の無線ゾーンから、隣接する第2の基地局制御
    装置の無線ゾーンに移動する際に、 前記第1の基地局制御装置から前記電子交換機を経て前
    記第2の基地局制御装置までの間に、第2の副信号路が
    形成され、 前記第1の基地局制御装置から前記電子交換機へ第1の
    通信路切替要求を送信し、 前記電子交換機は、前記第1の通信路切替要求を受信す
    ると、前記第2の基地局制御装置へ第2の通信路切替要
    求を送信し、 前記第2の基地局制御装置は、前記第2の通信路切替要
    求を受信すると、前記電子交換機へ切替タイミング信号
    を含む通信路切替要求応答を送信し、 前記電子交換機は、前記通信路切替要求応答を受信する
    と、前記第1の基地局制御装置へ前記切替タイミング信
    号を含む通信基地局装置切り離し要求を送信し、 前記第1の基地局制御装置は、前記通信基地局装置切り
    離し要求を受信すると、受信した前記切替タイミング信
    号に従って前記通信端末装置との間の前記第1の副信号
    路を切断した後、前記電子交換機へ切り離し応答を送信
    し、 前記電子交換機は、前記切り離し応答を受信すると、前
    記第2の副信号路を第2の主信号路に割り当て、さら
    に、前記第2の副信号路のうち前記第1の基地局制御装
    置と前記電子交換機との間の接続部分を開放し、前記第
    2の基地局制御装置へ第3の主信号路を接続するように
    した通信接続切替方法。
  3. 【請求項3】前記通信端末装置が、さらに、第3の基地
    局制御装置が制御する第3の通信基地局装置の無線ゾー
    ン内にも位置するとき、 前記第1の基地局制御装置と前記第3の基地局制御装置
    との間に、前記電子交換機を介して、第3の副信号路が
    さらに形成され、 切替先の基地局制御装置として、基地局制御装置に接続
    されている通信装置が一番多い基地局制御装置、又は、
    一番最近に通信開始した基地局制御装置、又は、通信品
    質の良い通信路を有する基地局制御装置が決定され、 前記切替先以外の基地局制御装置と前記第1の基地局制
    御装置との間の副信号路は開放され、切替先の基地局制
    御装置との新たな副信号路としてつなぎ替えられること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の通信接続切替方
    法。
  4. 【請求項4】前記電子交換機と前記通信端末装置との間
    において、前記電子交換機内で処理される信号と前記通
    信端末装置内で処理される信号とを相互に変換するため
    の符号化・復号化処理に関し、 前記第1の主信号路が形成される状態では、前記第1の
    基地局制御装置により前記符号化・復号化処理を実行
    し、前記第2の基地局制御装置では信号をバイパスし、 前記第2又は第3の主信号路が形成される状態では、前
    記第2の基地局制御装置により前記符号化・復号化処理
    を実行し、前記第1の基地局制御装置では信号をバイパ
    スすることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記
    載の通信接続切替方法。
  5. 【請求項5】複数の隣接する無線ゾーンをカバーする複
    数の通信基地局装置と、前記通信基地局装置を制御する
    基地局制御装置と、前記基地局制御装置を収容する電子
    交換機とを備えた移動体通信設備において、通信端末装
    置が複数の無線ゾーン間を移動する際の前記電子交換機
    における通信接続切替方法であって、 切替元基地局制御装置より第1の通信路切替要求を受信
    するステップと、 前記切替元基地局制御装置に接続されている接続中基地
    局制御装置が、3台以上あるか否か判断するステップ
    と、 前記判断するステップにより、前記接続中基地局制御装
    置が3台より少ないと判断された場合、 切替先基地局制御装置へ第2の通信路切替要求を送信す
    るステップと、 前記切替先基地局制御装置から切替タイミング信号を含
    む通信路切替要求応答を受信するステップと、 前記切替元基地局制御装置へ切替タイミング信号を含む
    通信基地局装置切り離し要求を送信するステップと、 前記切替元基地局制御装置から通信基地局装置の切り離
    し完了報告信号を含む切り離し応答を受信するステップ
    と、 前記電子交換機から前記切替元基地局制御装置への主信
    号路を、前記切替先基地局制御装置へ切り替えるステッ
    プとを備えた通信接続切替方法。
  6. 【請求項6】前記判断するステップにより、前記接続中
    基地局制御装置が3台以上あると判断された場合、いず
    れかの前記接続中基地局制御装置を切替先基地局制御装
    置として決定するステップと、 前記切替先基地局制御装置へ第2の通信路切替要求を送
    信するステップと、 前記切替先基地局制御装置から切替タイミング信号を含
    む通信路切替要求応答を受信するステップと、 前記切替元基地局制御装置へ前記切替タイミング信号を
    含む通信基地局装置切り離し要求を送信するステップ
    と、 前記切替先基地局制御装置以外の前記接続中基地局制御
    装置から前記切替元基地局制御装置への接続を、前記切
    替先基地局制御装置への接続につなぎ替えるステップ
    と、 前記切り離し応答を受信するステップと、前記切り替え
    るステップとを備えた請求項5に記載の通信接続切替方
    法。
  7. 【請求項7】複数の隣接する無線ゾーンをカバーする複
    数の通信基地局装置と、前記通信基地局装置を制御する
    基地局制御装置と、前記基地局制御装置を収容する電子
    交換機とを備えた移動体通信設備において、通信端末装
    置が複数の無線ゾーン間を移動する際の切替元基地局制
    御装置における通信接続切替方法であって、 前記通信端末装置が隣接する無線ゾーンに移動する際
    に、前記通信端末装置から接続切替のための信号を受信
    するステップと、 前記電子交換機に第1の通信路切替要求を送信するステ
    ップと、 前記通信基地局装置との間の通信路を切断するために、
    前記電子交換機から切替タイミング信号を含む通信基地
    局装置切り離し要求を受信するステップと、 接続中基地局制御装置が3台以上あるか否か判断するス
    テップと、 前記判断するステップにより、前記接続中基地局制御装
    置が3台より少ないと判断された場合、内部のデータ符
    号化装置を停止するステップとを備えた通信接続切替方
    法。
  8. 【請求項8】前記判断するステップにより、前記接続中
    基地局制御装置が3台以上あると判断された場合、前記
    切替先基地局制御装置以外の全ての基地局制御装置との
    間の通信路を切断するステップと、 データ符号化装置を停止するステップとを備えた請求項
    7に記載の通信接続切替方法。
  9. 【請求項9】前記通信基地局装置との通信路の解放を指
    示するステップと、 前記電子交換機へ切り離し完了報告信号を含む切り離し
    応答を送信するステップとをさらに備えた請求項7又は
    8に記載の通信接続切替方法。
  10. 【請求項10】複数の隣接する無線ゾーンをカバーする
    複数の通信基地局装置と、前記通信基地局装置を制御す
    る基地局制御装置と、前記基地局制御装置を収容する電
    子交換機とを備えた移動体通信設備において、通信端末
    装置が複数の無線ゾーン間を移動する際の切替先基地局
    制御装置における通信接続切替方法であって、 前記通信端末装置が自己の無線ゾーンに移動してくる際
    に、前記通信端末装置からの情報を受信するステップ
    と、 前記電子交換機から第2の通信路切替要求を受信するス
    テップと、 切替タイミング信号を含む切替要求応答を前記電子交換
    機へ送信するステップと、 通信中基地局制御装置が3台以上あるか否かを判断する
    ステップと、 前記通話中基地局制御装置が3台より少ない場合に、デ
    ータ符号化装置を起動するステップとを備えた通信接続
    切替方法。
  11. 【請求項11】前記判断するステップにより、前記通話
    中基地局制御装置が3台以上あると判断された場合に、 SDUを起動するステップと、 前記切替元基地局制御装置と全ての他の基地局制御装置
    との間の通信路を収容するステップと、 データ符号化装置を起動するステップとを備えた請求項
    10に記載の通信接続切替方法。
  12. 【請求項12】通信基地局装置からの信号を終端し、前
    記通信基地局装置からの信号を受信するSDU信号検出
    部と、 前記SDU信号検出部を経て前記通信基地局装置と伝送
    される信号を集線・分配するSDU信号選択部と、 前記SDU信号検出部で受信された信号が入力され、前
    記SDU信号選択部の選択制御を行うSDU制御部と、 電子交換機に接続され、信号の送受信及び抽出・挿入を
    行う電子交換機接続部と、 前記電子交換機と伝送される信号の抽出・挿入を行うた
    めに前記電子交換機接続部を制御する電子交換機接続制
    御部と、 前記SDU信号選択部の集線側と前記交換機接続部との
    間に設けられ、伝送される信号の符号化及び復号化を行
    うデータ符号化装置と、 前記データ符号化装置をバイパスするバイパス回路と、 前記バイパス回路と前記データ符号化装置のいずれかを
    選択する制御、及び、前記電子交換機制御部及び前記S
    DU制御部の制御を行う全体制御部とを備え、 通信端末装置が隣接する無線ゾーンに移動する際に、 前記SDU信号検出部は、前記通信端末装置から接続切
    替のための信号を受信し、 前記電子交換機接続部は、前記電子交換機に第1の通信
    路切替要求を送信し、また、前記通信基地局装置との間
    の通信路を切断するために、電子交換機から切替タイミ
    ング信号を含む通信基地局装置切り離し要求を受信し、 前記全体制御部は、接続中基地局制御装置が3台以上あ
    るか否か判断し、前記接続中基地局制御装置が3台より
    少ないと判断された場合、内部の前記データ符号化装置
    を停止するようにした通信接続切替装置。
  13. 【請求項13】前記SDU制御部は、前記判断により、
    前記接続中基地局制御装置が3台以上あると判断された
    場合、前記SDU信号選択部により、前記切替先基地局
    制御装置以外の全ての基地局制御装置との間の通信路を
    切断し、 前記全体制御部は、前記データ符号化装置を停止するよ
    うにした請求項12に記載の通信接続切替装置。
  14. 【請求項14】通信基地局装置からの信号を終端し、前
    記通信基地局装置からの信号を受信するSDU信号検出
    部と、 前記SDU信号検出部を経て前記通信基地局装置と伝送
    される信号を集線・分配するSDU信号選択部と、 前記SDU信号検出部で受信された信号が入力され、前
    記SDU信号選択部の選択制御を行うSDU制御部と、 電子交換機に接続され、信号の送受信及び抽出・挿入を
    行う電子交換機接続部と、 前記電子交換機と伝送される信号の抽出・挿入を行うた
    めに前記電子交換機接続部を制御する電子交換機接続制
    御部と、 前記SDU信号選択部の集線側と前記交換機接続部との
    間に設けられ、伝送される信号の符号化及び復号化を行
    うデータ符号化装置と、 前記データ符号化装置をバイパスするバイパス回路と、 前記バイパス回路と前記データ符号化装置のいずれかを
    選択する制御、及び、前記電子交換機制御部及び前記S
    DU制御部の制御を行う全体制御部とを備え、 前記SDU信号検出部は、前記通信端末装置が自己の無
    線ゾーンに移動してくる際に、前記通信端末装置からの
    情報を受信し、 前記電子交換機接続部は、前記電子交換機から第2の通
    信路切替要求を受信し、また、切替タイミング信号を含
    む切替要求応答を前記電子交換機へ送信し、 前記全体制御装置は、通信中基地局制御装置が3台以上
    あるか否かを判断し、前記通話中基地局制御装置が3台
    より少ない場合に、前記データ符号化装置を起動するよ
    うにした通信接続切替装置。
  15. 【請求項15】前記SDU制御部は、前記判断により、
    前記通話中基地局制御装置が3台以上ある場合に、前記
    SDU信号選択部により、前記切替元基地局制御装置と
    全ての他の基地局制御装置との間の通信路を収容し、 前記全体制御部は、データ符号化装置を起動するように
    した請求項14に記載の通信接続切替装置。
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