JPH1125260A - 手の状態検出装置 - Google Patents
手の状態検出装置Info
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- JPH1125260A JPH1125260A JP9182894A JP18289497A JPH1125260A JP H1125260 A JPH1125260 A JP H1125260A JP 9182894 A JP9182894 A JP 9182894A JP 18289497 A JP18289497 A JP 18289497A JP H1125260 A JPH1125260 A JP H1125260A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】従来の手形状認識方法では、利用者に服装の制
限が課されていたという課題と、手の状態を検出する速
度が遅かったという課題があった。 【解決手段】カメラで撮影し、入力した画像から、検出
部が、手領域を抽出して、手領域を横切る平行線L1〜
L3を設定する。次に、検出部が、それら平行線L1〜
L3それぞれの画素列を探索し、手領域の輪郭とその画
素列との交点の画素を求め、それぞれの画素列につい
て、両端の交点の間の画素数、交点の数、および/また
は、両端の交点の間の画素数に対する、その画素列の手
領域部分の画素数の合計の割合に基づいて、手の指の状
態を判定し、手の状態を検出する。
限が課されていたという課題と、手の状態を検出する速
度が遅かったという課題があった。 【解決手段】カメラで撮影し、入力した画像から、検出
部が、手領域を抽出して、手領域を横切る平行線L1〜
L3を設定する。次に、検出部が、それら平行線L1〜
L3それぞれの画素列を探索し、手領域の輪郭とその画
素列との交点の画素を求め、それぞれの画素列につい
て、両端の交点の間の画素数、交点の数、および/また
は、両端の交点の間の画素数に対する、その画素列の手
領域部分の画素数の合計の割合に基づいて、手の指の状
態を判定し、手の状態を検出する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラで撮影して
得た画像から、人の手の状態、および画像内での手の位
置を検出し、それら検出結果に基づいて、コンピュータ
や機器を操作するマンマシンインターフェイスとしての
手の状態検出装置に関するものである。
得た画像から、人の手の状態、および画像内での手の位
置を検出し、それら検出結果に基づいて、コンピュータ
や機器を操作するマンマシンインターフェイスとしての
手の状態検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】今日、人とコンピュータとの間で、情報
授受を行うマンマシンインターフェイスのために、様々
な方法や装置が考案されている。その一つとして、カメ
ラで撮影して得た画像から、人の手の状態、および画像
内での手の位置を検出し、それら検出結果を用いてコン
ピュータや機器の操作を行う方法や装置がある。
授受を行うマンマシンインターフェイスのために、様々
な方法や装置が考案されている。その一つとして、カメ
ラで撮影して得た画像から、人の手の状態、および画像
内での手の位置を検出し、それら検出結果を用いてコン
ピュータや機器の操作を行う方法や装置がある。
【0003】このような従来の方法として、例えば、特
開平7−105371号公報に開示されている手形状認
識方法がある。その手形状認識方法は、図12に示すよ
うに、カメラで撮影した、人の手を含む画像から、肌色
を他の色と区別して肌色領域を抽出し、最も大きい肌色
領域を手領域とし、手領域の重心と、手領域の範囲に対
応する慣性等価楕円と、手領域の傾きを示す慣性主軸と
を求め、求められた慣性等価楕円と慣性主軸の交点から
手首位置を特定し、その手首位置を中心として、等角度
に手領域を分割し、分割した各領域について、手首位置
からの最大距離を算出し、隣り合う領域の最大距離を順
に並べたヒストグラムを作成して、そのヒストグラムの
極大値の個数を指の本数として、人の手の状態を検出す
るものである。
開平7−105371号公報に開示されている手形状認
識方法がある。その手形状認識方法は、図12に示すよ
うに、カメラで撮影した、人の手を含む画像から、肌色
を他の色と区別して肌色領域を抽出し、最も大きい肌色
領域を手領域とし、手領域の重心と、手領域の範囲に対
応する慣性等価楕円と、手領域の傾きを示す慣性主軸と
を求め、求められた慣性等価楕円と慣性主軸の交点から
手首位置を特定し、その手首位置を中心として、等角度
に手領域を分割し、分割した各領域について、手首位置
からの最大距離を算出し、隣り合う領域の最大距離を順
に並べたヒストグラムを作成して、そのヒストグラムの
極大値の個数を指の本数として、人の手の状態を検出す
るものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の手形状認識方法では、手の状態を検出するた
めに、先ず、手首位置を正確に抽出することが大前提と
なっており、そのために、従来の手形状認識方法を用い
たマンマシンインターフェイスの利用者は、手首まで袖
のある、白い長袖の服を着用することが条件付けられて
いる。公共の場や一般家庭で用いられるマンマシンイン
ターフェイスとしては、利用者に服装の制限を課すこと
は望ましくない。
うな従来の手形状認識方法では、手の状態を検出するた
めに、先ず、手首位置を正確に抽出することが大前提と
なっており、そのために、従来の手形状認識方法を用い
たマンマシンインターフェイスの利用者は、手首まで袖
のある、白い長袖の服を着用することが条件付けられて
いる。公共の場や一般家庭で用いられるマンマシンイン
ターフェイスとしては、利用者に服装の制限を課すこと
は望ましくない。
【0005】また、従来の手形状認識方法では、手領域
を抽出してから指の本数を求めるまでの間に、複数種の
複雑な計算を行うために時間が掛かっており、そのた
め、手の状態を検出する速度が遅かった。コンピュータ
や機器の操作を行うインターフェイスでは、高速な手の
状態検出が必要不可欠である。
を抽出してから指の本数を求めるまでの間に、複数種の
複雑な計算を行うために時間が掛かっており、そのた
め、手の状態を検出する速度が遅かった。コンピュータ
や機器の操作を行うインターフェイスでは、高速な手の
状態検出が必要不可欠である。
【0006】本発明は、このような従来の手形状認識方
法では、利用者に服装の制限が課されていたという課題
と、手の状態を検出する速度が遅かったという課題、以
上2つの課題を考慮し、利用者に服装の制限を課すこと
がなく、かつ、手の状態を検出する速度が速い手の状態
検出装置を提供することを目的とするものである。
法では、利用者に服装の制限が課されていたという課題
と、手の状態を検出する速度が遅かったという課題、以
上2つの課題を考慮し、利用者に服装の制限を課すこと
がなく、かつ、手の状態を検出する速度が速い手の状態
検出装置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の本発明は、画
像を入力する画像入力手段と、前記画像入力手段が入力
した画像内の手の領域を抽出する抽出手段と、前記手領
域を横切る直線と前記手領域の輪郭線との交点に基づい
て前記手の状態を検出する状態検出手段とを備えたこと
を特徴とする手の状態検出装置である。
像を入力する画像入力手段と、前記画像入力手段が入力
した画像内の手の領域を抽出する抽出手段と、前記手領
域を横切る直線と前記手領域の輪郭線との交点に基づい
て前記手の状態を検出する状態検出手段とを備えたこと
を特徴とする手の状態検出装置である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面を参照して説明する。
面を参照して説明する。
【0009】(実施の形態1)先ず、本発明の実施の形
態1の手の状態検出装置の構造を述べる。
態1の手の状態検出装置の構造を述べる。
【0010】図1に、本発明の実施の形態1の手の状態
検出装置の構成図を示す。
検出装置の構成図を示す。
【0011】本発明の実施の形態1の手の状態検出装置
は、画像を撮影し、その画像をアナログの画像信号を用
いて入力するカメラ1と、カメラ1が入力したアナログ
の画像信号をディジタルの画像信号に変換するAD変換
器2と、カメラ1が手の存在しない画像を入力したと
き、その画像に基づくディジタルの画像信号を背景画像
として記憶する背景画像記憶部3と、カメラ1が逐次入
力する画像に基づくディジタルの画像信号を入力画像と
して記憶する入力画像記憶部6と、入力画像内の手領域
を抽出し、手の状態および位置を検出する検出部7と、
検出部7での検出結果に基づいてコンピュータなどの機
器を制御する機器制御部8と、検出部7の検出結果を、
実施の形態1の手の状態検出装置の利用者に表示する検
出結果表示部9とから構成される。
は、画像を撮影し、その画像をアナログの画像信号を用
いて入力するカメラ1と、カメラ1が入力したアナログ
の画像信号をディジタルの画像信号に変換するAD変換
器2と、カメラ1が手の存在しない画像を入力したと
き、その画像に基づくディジタルの画像信号を背景画像
として記憶する背景画像記憶部3と、カメラ1が逐次入
力する画像に基づくディジタルの画像信号を入力画像と
して記憶する入力画像記憶部6と、入力画像内の手領域
を抽出し、手の状態および位置を検出する検出部7と、
検出部7での検出結果に基づいてコンピュータなどの機
器を制御する機器制御部8と、検出部7の検出結果を、
実施の形態1の手の状態検出装置の利用者に表示する検
出結果表示部9とから構成される。
【0012】次に、本発明の実施の形態1の手の状態検
出装置の動作を述べる。
出装置の動作を述べる。
【0013】図2に、本発明の実施の形態1の手の状態
検出装置の動作のフローチャートを示す。なお、以下の
文章中の括弧内の数字は、図2に示したフローチャート
のステップである。
検出装置の動作のフローチャートを示す。なお、以下の
文章中の括弧内の数字は、図2に示したフローチャート
のステップである。
【0014】先ず、手がカメラ1の撮影範囲に存在しな
い状態で動作を開始し(ステップ100)、カメラ1が
手を含まない画像を撮影して、その画像をアナログの画
像信号を用いて入力する(ステップ101)。そして、
AD変換器2が、カメラ1が入力したアナログの画像信
号をディジタルの画像信号に変換し、背景画像記憶部3
が、そのディジタルの画像信号を、背景画像として記憶
する(ステップ102)。
い状態で動作を開始し(ステップ100)、カメラ1が
手を含まない画像を撮影して、その画像をアナログの画
像信号を用いて入力する(ステップ101)。そして、
AD変換器2が、カメラ1が入力したアナログの画像信
号をディジタルの画像信号に変換し、背景画像記憶部3
が、そのディジタルの画像信号を、背景画像として記憶
する(ステップ102)。
【0015】その後新たに、カメラ1が、手を含む画像
を撮影し、その画像をアナログの画像信号を用いて入力
して、AD変換器2が、手を含む画像のアナログの画像
信号をディジタルの画像信号に変換し、入力画像記憶部
6が、その変換されたディジタルの画像信号を入力画像
として記憶する(ステップ105)。
を撮影し、その画像をアナログの画像信号を用いて入力
して、AD変換器2が、手を含む画像のアナログの画像
信号をディジタルの画像信号に変換し、入力画像記憶部
6が、その変換されたディジタルの画像信号を入力画像
として記憶する(ステップ105)。
【0016】次に、検出部7が、背景画像記憶部3が記
憶している背景画像と、入力画像記憶部6が記憶してい
る入力画像それぞれの対応する画素の色情報値もしくは
輝度情報値の差分値を求めて、差分画像を作成し(ステ
ップ106)、その差分画像について、あらかじめ設定
しておいた、色情報値もしくは輝度情報値の範囲内の値
である画素と、それ以外の画素とに2値化する(ステッ
プ107)。
憶している背景画像と、入力画像記憶部6が記憶してい
る入力画像それぞれの対応する画素の色情報値もしくは
輝度情報値の差分値を求めて、差分画像を作成し(ステ
ップ106)、その差分画像について、あらかじめ設定
しておいた、色情報値もしくは輝度情報値の範囲内の値
である画素と、それ以外の画素とに2値化する(ステッ
プ107)。
【0017】ただし、検出部7は、カメラ1が撮影した
画像中のノイズによって、2値化した一方の画素の集ま
りの一つを、背景画像に存在する手以外の物体の画素の
集まりとして誤抽出することや、差分画像を作成するこ
とだけでは、背景画像に存在する手以外の物体の画素を
取り除けないこともあるので、ここで2値化され、抽出
された画素の集まり、すなわち領域は、必ずしも手の領
域1つのみとは限らない。その場合、検出部7は、いく
つかの領域(以下候補領域)の中で、最も周囲長が長い
ものを手領域として抽出する。図3は、検出部7が、入
力画像を手領域の候補領域と背景領域とに2値化した結
果を示す図であり、同図では、白い部分が手領域の候補
領域、黒い部分が背景領域をあらわしている。図3の場
合、候補領域として、OBJ1〜OBJ3の3候補があ
るが、そのうち、周囲長が最も長いものは、OBJ2で
あるので、検出部7は、OBJ2を手領域と特定する
(ステップ108)。ただし、最長周囲長を有する候補
領域の周囲長が、あらかじめ検出部7に設定されている
値の範囲内になければ、つまり、その候補領域が、小さ
すぎたり、逆に画像全体に及ぶほど大きい場合は、検出
部7は、その候補領域が手領域ではないと判断する。な
お、ここでは各候補領域の周囲長に基づいて、手領域で
あるか否かの判断される最大候補領域を選出している
が、各候補領域の面積に基づいて最大候補領域を選出し
てもよい。
画像中のノイズによって、2値化した一方の画素の集ま
りの一つを、背景画像に存在する手以外の物体の画素の
集まりとして誤抽出することや、差分画像を作成するこ
とだけでは、背景画像に存在する手以外の物体の画素を
取り除けないこともあるので、ここで2値化され、抽出
された画素の集まり、すなわち領域は、必ずしも手の領
域1つのみとは限らない。その場合、検出部7は、いく
つかの領域(以下候補領域)の中で、最も周囲長が長い
ものを手領域として抽出する。図3は、検出部7が、入
力画像を手領域の候補領域と背景領域とに2値化した結
果を示す図であり、同図では、白い部分が手領域の候補
領域、黒い部分が背景領域をあらわしている。図3の場
合、候補領域として、OBJ1〜OBJ3の3候補があ
るが、そのうち、周囲長が最も長いものは、OBJ2で
あるので、検出部7は、OBJ2を手領域と特定する
(ステップ108)。ただし、最長周囲長を有する候補
領域の周囲長が、あらかじめ検出部7に設定されている
値の範囲内になければ、つまり、その候補領域が、小さ
すぎたり、逆に画像全体に及ぶほど大きい場合は、検出
部7は、その候補領域が手領域ではないと判断する。な
お、ここでは各候補領域の周囲長に基づいて、手領域で
あるか否かの判断される最大候補領域を選出している
が、各候補領域の面積に基づいて最大候補領域を選出し
てもよい。
【0018】検出部7が上述したような動作を行った結
果、手領域が入力画像中に存在しないことが判明されれ
ば、手の状態検出装置は、上述した画像入力の動作(ス
テップ105)に戻り、その動作以降の動作を繰り返
す。手領域が入力画像中に存在することが判明されれ
ば、手の状態検出装置は、次のステップに進む(ステッ
プ109)。
果、手領域が入力画像中に存在しないことが判明されれ
ば、手の状態検出装置は、上述した画像入力の動作(ス
テップ105)に戻り、その動作以降の動作を繰り返
す。手領域が入力画像中に存在することが判明されれ
ば、手の状態検出装置は、次のステップに進む(ステッ
プ109)。
【0019】手領域が入力画像中に存在することが判明
された場合、検出部7は、以下に詳述する特徴量を算出
して手の状態を検出する。図4に、検出部7が特徴量を
算出する方法を説明するための図を示す。なお、図4に
示すように、画像には、あらかじめX軸と、そのX軸と
直交する軸としてY軸が設定されており、手の状態検出
装置の利用者に、図4に示すように、あらかじめ手の方
向がX軸と実質上垂直となるように、手を含む画像をカ
メラ1に入力させる。このように、手領域の手の方向と
X軸とが実質上垂直な関係で、以下の動作を行う。
された場合、検出部7は、以下に詳述する特徴量を算出
して手の状態を検出する。図4に、検出部7が特徴量を
算出する方法を説明するための図を示す。なお、図4に
示すように、画像には、あらかじめX軸と、そのX軸と
直交する軸としてY軸が設定されており、手の状態検出
装置の利用者に、図4に示すように、あらかじめ手の方
向がX軸と実質上垂直となるように、手を含む画像をカ
メラ1に入力させる。このように、手領域の手の方向と
X軸とが実質上垂直な関係で、以下の動作を行う。
【0020】次に、検出部7は、例えば、図4の手領域
の中指先端を基準点Sとするように、手領域の上部先端
を基準点Sとして設定し(ステップ110)、そして、
基準点Sを通り、X軸と平行な直線を基準線L0として
設定する(ステップ110)。その後、検出部7は、手
領域を横切り、基準線L0と平行な平行線L1を設定す
る(ステップ111)。そして、検出部7は、上述した
平行線L1と手領域の輪郭線との交点に基づく特徴量を
算出する(ステップ112)。さらに、検出部7は、平
行線L1を設定した場合と同様に、検出部7にあらかじ
め設定された数αの平行線を設定し(ステップ11
1)、それら平行線それぞれと手領域の輪郭線との交点
に基づく特徴量を算出する(ステップ112)。例え
ば、α=3であるとすると、図4に示すように、検出部
7は、基準線L0と平行な平行線L1、L2およびL3
を設定し(ステップ111)、それら平行線L1、L2
およびL3それぞれと手領域の輪郭線との交点に基づく
特徴量を算出する(ステップ112)。
の中指先端を基準点Sとするように、手領域の上部先端
を基準点Sとして設定し(ステップ110)、そして、
基準点Sを通り、X軸と平行な直線を基準線L0として
設定する(ステップ110)。その後、検出部7は、手
領域を横切り、基準線L0と平行な平行線L1を設定す
る(ステップ111)。そして、検出部7は、上述した
平行線L1と手領域の輪郭線との交点に基づく特徴量を
算出する(ステップ112)。さらに、検出部7は、平
行線L1を設定した場合と同様に、検出部7にあらかじ
め設定された数αの平行線を設定し(ステップ11
1)、それら平行線それぞれと手領域の輪郭線との交点
に基づく特徴量を算出する(ステップ112)。例え
ば、α=3であるとすると、図4に示すように、検出部
7は、基準線L0と平行な平行線L1、L2およびL3
を設定し(ステップ111)、それら平行線L1、L2
およびL3それぞれと手領域の輪郭線との交点に基づく
特徴量を算出する(ステップ112)。
【0021】次に、上述した特徴量およびその算出方法
を図5〜8を参照して説明する。その特徴量算出方法
は、3方法あるので、順次それぞれの方法を説明する。
を図5〜8を参照して説明する。その特徴量算出方法
は、3方法あるので、順次それぞれの方法を説明する。
【0022】はじめに、図5および6を参照して第1の
方法を説明する。
方法を説明する。
【0023】図5に、検出部7が特徴量を算出する方法
を説明するための図を示す。また、図6に、その方法の
フローチャートを示す。なお、以下の文章中の括弧内の
数字は、図6に示したフローチャートのステップであ
る。
を説明するための図を示す。また、図6に、その方法の
フローチャートを示す。なお、以下の文章中の括弧内の
数字は、図6に示したフローチャートのステップであ
る。
【0024】上述したように、検出部7が、図2のステ
ップ111で、基準線L0と平行線L1〜L3を設定し
た場合、それら平行線L1〜L3の画素列に注目する。
図5に表示されている画素列は、同図の平行線L1の画
素列の一部を拡大したものである。
ップ111で、基準線L0と平行線L1〜L3を設定し
た場合、それら平行線L1〜L3の画素列に注目する。
図5に表示されている画素列は、同図の平行線L1の画
素列の一部を拡大したものである。
【0025】先ず、検出部7が、図5に表示されている
平行線L1の画素列を、左から右の方向に探索してゆ
き、手領域の左端の画素PLを求める(ステップ80
2)。検出部7が、左端の画素PLを見つけることがで
きない場合、平行線L1の画素列には、手領域が含まれ
ないということなので、ステップ809へ進み、検出部
7は、動作を終了する。検出部7は、左端の画素PLを
見つけることができた場合(ステップ802)、同じ平
行線L1の画素列を、右から左の方向に探索してゆき、
手領域の右端の画素PRを求める(ステップ803)。
左端の画素PLの座標と、右端の画素PRの座標とが同
じ座標である場合、平行線L1の画素列上の手領域は孤
立点となるため、この場合もステップ809へ進み、検
出部7は、動作を終了する。左端の画素PLの座標と、
右端の画素PRの座標とが異なる場合、検出部7は、図
5に示すように、左端の画素PLと、右端の画素PRと
の間にある画素の数を手領域幅Wとして求め(ステップ
805)、これを特徴量とする。
平行線L1の画素列を、左から右の方向に探索してゆ
き、手領域の左端の画素PLを求める(ステップ80
2)。検出部7が、左端の画素PLを見つけることがで
きない場合、平行線L1の画素列には、手領域が含まれ
ないということなので、ステップ809へ進み、検出部
7は、動作を終了する。検出部7は、左端の画素PLを
見つけることができた場合(ステップ802)、同じ平
行線L1の画素列を、右から左の方向に探索してゆき、
手領域の右端の画素PRを求める(ステップ803)。
左端の画素PLの座標と、右端の画素PRの座標とが同
じ座標である場合、平行線L1の画素列上の手領域は孤
立点となるため、この場合もステップ809へ進み、検
出部7は、動作を終了する。左端の画素PLの座標と、
右端の画素PRの座標とが異なる場合、検出部7は、図
5に示すように、左端の画素PLと、右端の画素PRと
の間にある画素の数を手領域幅Wとして求め(ステップ
805)、これを特徴量とする。
【0026】上述した動作を、検出部7は、平行線L2
およびL3についても行う。
およびL3についても行う。
【0027】そして、検出部7は、平行線L1〜L3そ
れぞれについて求めた手領域幅Wに基づいて、テンプレ
ートマッチングやニューラルネットワークなどを用い
て、基準点S、つまり指先から手首の方向の手領域幅W
の変化を知り、それによって手の状態を検出する。
れぞれについて求めた手領域幅Wに基づいて、テンプレ
ートマッチングやニューラルネットワークなどを用い
て、基準点S、つまり指先から手首の方向の手領域幅W
の変化を知り、それによって手の状態を検出する。
【0028】次に、図5および7を参照して第2の方法
を説明する。
を説明する。
【0029】図7は、その第2の方法のフローチャート
である。なお、以下の文章中の括弧内の数字は、図7に
示したフローチャートのステップである。
である。なお、以下の文章中の括弧内の数字は、図7に
示したフローチャートのステップである。
【0030】第1の方法と同様にして、検出部7が、平
行線L1〜L3それぞれの画素列について、左端の画素
PLと右端の画素PRとを求める(ステップ801〜8
04)。
行線L1〜L3それぞれの画素列について、左端の画素
PLと右端の画素PRとを求める(ステップ801〜8
04)。
【0031】そして、検出部7が、左端の画素PLと右
端の画素PRとの間にある画素の中で、図5のC1〜C
6に示されている、手領域の輪郭である画素の数を求め
(ステップ806)、これを特徴量とする。検出部7が
求める数は、平行線L1〜L3それぞれについて、各平
行線L1〜L3と手領域の輪郭線との交点の数であるの
で、検出部7は、その交点の数に基づいて、テンプレー
トマッチングやニューラルネットワークなどを用いて、
手の凹凸の度合い、つまり指の数を知り、それによって
手の状態を検出する。
端の画素PRとの間にある画素の中で、図5のC1〜C
6に示されている、手領域の輪郭である画素の数を求め
(ステップ806)、これを特徴量とする。検出部7が
求める数は、平行線L1〜L3それぞれについて、各平
行線L1〜L3と手領域の輪郭線との交点の数であるの
で、検出部7は、その交点の数に基づいて、テンプレー
トマッチングやニューラルネットワークなどを用いて、
手の凹凸の度合い、つまり指の数を知り、それによって
手の状態を検出する。
【0032】最後に、図5および8を参照して第3の方
法を説明する。
法を説明する。
【0033】図8は、その第3の方法のフローチャート
である。なお、以下の文章中の括弧内の数字は、図8に
示したフローチャートのステップである。
である。なお、以下の文章中の括弧内の数字は、図8に
示したフローチャートのステップである。
【0034】第1の方法と同様にして、検出部7が、平
行線L1〜L3それぞれの画素列について、左端の画素
PLと右端の画素PRとを求め(ステップ801〜80
4)、手領域幅Wを求める(ステップ805)。
行線L1〜L3それぞれの画素列について、左端の画素
PLと右端の画素PRとを求め(ステップ801〜80
4)、手領域幅Wを求める(ステップ805)。
【0035】そして、検出部7が、左端の画素PLと右
端の画素PRとの間にある画素の中で、図5の白マスで
示されている、手領域の画素の数を数え(ステップ80
7)、先に求めた手領域幅Wで除算することにより正規
化し(ステップ808)、その正規化された値を特徴量
とする。例えば、図5の平行線L1の画素列の場合、白
マスで示されている手領域の画素数が11、手領域幅W
が20であるので、検出部7が正規化した値は、11÷
20=0.55となる。検出部7が正規化した値は、手
領域幅Wの中にどれだけ手領域が含まれるかを示してお
り、検出部7は、正規化した値に基づいて、テンプレー
トマッチングやニューラルネットワークなどを用いて、
手の凹凸の度合い、つまり指の数を知り、それによって
手の状態を検出する。
端の画素PRとの間にある画素の中で、図5の白マスで
示されている、手領域の画素の数を数え(ステップ80
7)、先に求めた手領域幅Wで除算することにより正規
化し(ステップ808)、その正規化された値を特徴量
とする。例えば、図5の平行線L1の画素列の場合、白
マスで示されている手領域の画素数が11、手領域幅W
が20であるので、検出部7が正規化した値は、11÷
20=0.55となる。検出部7が正規化した値は、手
領域幅Wの中にどれだけ手領域が含まれるかを示してお
り、検出部7は、正規化した値に基づいて、テンプレー
トマッチングやニューラルネットワークなどを用いて、
手の凹凸の度合い、つまり指の数を知り、それによって
手の状態を検出する。
【0036】以上の説明では、平行線L1〜L3の画素
列を対象画素列としたが、例えば指を開いているときの
手の甲辺りを横切り、平行線L1に平行な平行線の画素
列を対象画素列とした場合、手領域幅Wと手領域の画素
数とはほぼ一致するため、正規化値は1に近付くが、平
行線L1〜L3の画素列のように、指の辺りを横切る平
行線の画素列では、指と指との間に隙間があるため、手
領域幅Wに対して、手領域の画素数は少なくなり、正規
化値の値も小さくなる。
列を対象画素列としたが、例えば指を開いているときの
手の甲辺りを横切り、平行線L1に平行な平行線の画素
列を対象画素列とした場合、手領域幅Wと手領域の画素
数とはほぼ一致するため、正規化値は1に近付くが、平
行線L1〜L3の画素列のように、指の辺りを横切る平
行線の画素列では、指と指との間に隙間があるため、手
領域幅Wに対して、手領域の画素数は少なくなり、正規
化値の値も小さくなる。
【0037】なお、以上の第1〜3の方法での説明で
は、あらかじめ手の状態検出装置の利用者に、図4に示
すように、手の方向がX軸と実質上垂直となるように、
手を含む画像をカメラ1に入力させるとしたが、本発明
の手の状態検出装置の利用者は、必ずしも、図4に示す
X軸と手の方向とを実質上垂直となるように、手を含む
画像をカメラ1に入力させなくてもよい。例えば、図4
に示すX軸と手の方向とが実質上90度ではない所定の
角度をなすように、カメラ1が手を含む画像を入力した
場合、検出部7が、その手の方向と実質上垂直となる基
準線L0および平行線L1〜L3と手領域内の基準点S
を設定し、それら設定されたものを利用して特徴量を算
出すればよい。
は、あらかじめ手の状態検出装置の利用者に、図4に示
すように、手の方向がX軸と実質上垂直となるように、
手を含む画像をカメラ1に入力させるとしたが、本発明
の手の状態検出装置の利用者は、必ずしも、図4に示す
X軸と手の方向とを実質上垂直となるように、手を含む
画像をカメラ1に入力させなくてもよい。例えば、図4
に示すX軸と手の方向とが実質上90度ではない所定の
角度をなすように、カメラ1が手を含む画像を入力した
場合、検出部7が、その手の方向と実質上垂直となる基
準線L0および平行線L1〜L3と手領域内の基準点S
を設定し、それら設定されたものを利用して特徴量を算
出すればよい。
【0038】また、以上の第1〜3の方法の説明では、
検出部7は、平行線L1〜L3の画素列を対象画素列と
して、手領域幅W、交点の数、または、正規化値といっ
た特徴量の変化を知るとしたが、検出部7は、平行線L
1〜L3に加えて、複数の平行線それぞれの画素列につ
いても、上述した動作を行うことによって、特徴量の変
化を知り、手の状態を検出してもよい。
検出部7は、平行線L1〜L3の画素列を対象画素列と
して、手領域幅W、交点の数、または、正規化値といっ
た特徴量の変化を知るとしたが、検出部7は、平行線L
1〜L3に加えて、複数の平行線それぞれの画素列につ
いても、上述した動作を行うことによって、特徴量の変
化を知り、手の状態を検出してもよい。
【0039】また、検出部7は、上述した第1〜3の方
法のいずれの特徴量を用いてもよく、また複数の特徴量
を併用してもよい。
法のいずれの特徴量を用いてもよく、また複数の特徴量
を併用してもよい。
【0040】以上の動作によって、検出部7は、手の状
態を検出する(図2のステップ114)。
態を検出する(図2のステップ114)。
【0041】その後、検出部7は、基準点Sと平行線L
1〜L3上の画素列より、手領域の位置座標を検出する
(ステップ114)。その手領域の位置座標検出方法を
再び図4を参照して説明する。検出部7は、図4の平行
線L1〜L3それぞれにおいて、線上の画素列に含まれ
る手領域、つまり手領域幅Wの中点のX座標Xa、X
b、Xcを求め、それらXa、Xb、Xcの平均値をX
座標とし、Y座標を基準点SのY座標であるY0を用い
て、手領域の位置座標を検出する。
1〜L3上の画素列より、手領域の位置座標を検出する
(ステップ114)。その手領域の位置座標検出方法を
再び図4を参照して説明する。検出部7は、図4の平行
線L1〜L3それぞれにおいて、線上の画素列に含まれ
る手領域、つまり手領域幅Wの中点のX座標Xa、X
b、Xcを求め、それらXa、Xb、Xcの平均値をX
座標とし、Y座標を基準点SのY座標であるY0を用い
て、手領域の位置座標を検出する。
【0042】最後に、検出部7が、手の状態および位置
の検出結果を、図1に示した機器制御部8に出力し、機
器制御部8が、その検出結果に応じて対象機器の操作を
行う。また、検出部7は、手の状態および位置の検出結
果を、図1に示した検出結果表示部9に表示し、利用者
にその検出結果をフィードバックする。
の検出結果を、図1に示した機器制御部8に出力し、機
器制御部8が、その検出結果に応じて対象機器の操作を
行う。また、検出部7は、手の状態および位置の検出結
果を、図1に示した検出結果表示部9に表示し、利用者
にその検出結果をフィードバックする。
【0043】以上述べたように、キーボードなどの付帯
機器を必要としない、より使いやすいマンマシンインタ
ーフェイスとしての手の状態検出装置を実現することが
できる。
機器を必要としない、より使いやすいマンマシンインタ
ーフェイスとしての手の状態検出装置を実現することが
できる。
【0044】また、検出部7が、指の辺りの情報のみを
用いて、手の状態を検出する特徴量を算出したので、本
発明の手の状態検出装置は、利用者に服装の制限を課す
ことがなく手の状態を検出することができる。さらに、
検出部7が、手の状態を検出するための特徴量を算出す
るさいに複雑な計算を必要としないので、本発明の手の
状態検出装置は、高速に手の状態を検出することができ
る。
用いて、手の状態を検出する特徴量を算出したので、本
発明の手の状態検出装置は、利用者に服装の制限を課す
ことがなく手の状態を検出することができる。さらに、
検出部7が、手の状態を検出するための特徴量を算出す
るさいに複雑な計算を必要としないので、本発明の手の
状態検出装置は、高速に手の状態を検出することができ
る。
【0045】なお、手の状態検出装置が、連続して手の
状態および位置検出を行う場合、背景画像記憶部3が、
所定の時間毎に背景画像を記憶し直すと、検出部7は、
例えば、昼と夜との部屋の明るさの変化のような、手の
状態検出装置のおかれている環境の変化に対応すること
ができる。
状態および位置検出を行う場合、背景画像記憶部3が、
所定の時間毎に背景画像を記憶し直すと、検出部7は、
例えば、昼と夜との部屋の明るさの変化のような、手の
状態検出装置のおかれている環境の変化に対応すること
ができる。
【0046】(実施の形態2)本発明の実施の形態2の
手の状態検出装置の構造をその動作とともに述べる。
手の状態検出装置の構造をその動作とともに述べる。
【0047】図9に、本発明の実施の形態2の手の状態
検出装置の構成図を示す。また、図10に、その手の状
態検出装置の動作のフローチャートを示す。
検出装置の構成図を示す。また、図10に、その手の状
態検出装置の動作のフローチャートを示す。
【0048】本発明の実施の形態2の手の状態検出装置
と本発明の実施の形態1の手の状態検出装置との違い
は、検出部7が行う、2値化処理までの動作であり、2
値化処理された後に行われる、本発明の実施の形態2の
手の状態検出装置の動作は、本発明の実施の形態1の手
の状態検出装置が手領域を抽出した後の動作と同等であ
るので、実施の形態2では、2値化処理までの動作につ
いてのみ説明する。
と本発明の実施の形態1の手の状態検出装置との違い
は、検出部7が行う、2値化処理までの動作であり、2
値化処理された後に行われる、本発明の実施の形態2の
手の状態検出装置の動作は、本発明の実施の形態1の手
の状態検出装置が手領域を抽出した後の動作と同等であ
るので、実施の形態2では、2値化処理までの動作につ
いてのみ説明する。
【0049】本発明の実施の形態2の手の状態検出装置
は、画像を撮影し、その画像をアナログの画像信号を用
いて入力するカメラ1と、カメラ1が入力したアナログ
の画像信号をディジタルの画像信号に変換するAD変換
器2と、カメラ1が手の存在しない画像を入力したと
き、その画像に基づくディジタルの画像信号を背景画像
として記憶する背景画像記憶部3と、背景画像記憶部3
が記憶している背景画像の全ての画素を対象とし、各画
素が有する色情報値、もしくは輝度情報値に基づいて、
それぞれの色情報値、もしくは、それぞれの輝度情報値
を有する画素の数を勘定し、ヒストグラムを作成するヒ
ストグラム算出部4と、ヒストグラム算出部4が作成し
たヒストグラムに基づいて、検出部7が手領域を抽出す
るための2値化しきい値を決定する2値化しきい値決定
部5と、カメラ1が逐次入力する画像に基づくディジタ
ルの画像信号を入力画像として記憶する入力画像記憶部
6と、入力画像内の手領域を抽出し、手の状態および位
置を検出する検出部7と、検出部7での検出結果に基づ
いてコンピュータなどの機器を制御する機器制御部8
と、検出部7の検出結果を、実施の形態2の手の状態検
出装置の利用者に表示する検出結果表示部9とから構成
される。
は、画像を撮影し、その画像をアナログの画像信号を用
いて入力するカメラ1と、カメラ1が入力したアナログ
の画像信号をディジタルの画像信号に変換するAD変換
器2と、カメラ1が手の存在しない画像を入力したと
き、その画像に基づくディジタルの画像信号を背景画像
として記憶する背景画像記憶部3と、背景画像記憶部3
が記憶している背景画像の全ての画素を対象とし、各画
素が有する色情報値、もしくは輝度情報値に基づいて、
それぞれの色情報値、もしくは、それぞれの輝度情報値
を有する画素の数を勘定し、ヒストグラムを作成するヒ
ストグラム算出部4と、ヒストグラム算出部4が作成し
たヒストグラムに基づいて、検出部7が手領域を抽出す
るための2値化しきい値を決定する2値化しきい値決定
部5と、カメラ1が逐次入力する画像に基づくディジタ
ルの画像信号を入力画像として記憶する入力画像記憶部
6と、入力画像内の手領域を抽出し、手の状態および位
置を検出する検出部7と、検出部7での検出結果に基づ
いてコンピュータなどの機器を制御する機器制御部8
と、検出部7の検出結果を、実施の形態2の手の状態検
出装置の利用者に表示する検出結果表示部9とから構成
される。
【0050】なお、上述した、手の存在しない画像、つ
まり背景画像は、手の色もしくは輝度と大きく異なる色
もしくは輝度を有する画像である。
まり背景画像は、手の色もしくは輝度と大きく異なる色
もしくは輝度を有する画像である。
【0051】本発明の実施の形態2の手の状態検出装置
の動作は、以下に示す通りである。なお、以下の文章中
の括弧内の数字は、図10に示したフローチャートのス
テップである。
の動作は、以下に示す通りである。なお、以下の文章中
の括弧内の数字は、図10に示したフローチャートのス
テップである。
【0052】先ず、手がカメラ1の撮影範囲に存在しな
い状態で動作を開始し(ステップ100)、カメラ1が
手を含まない画像を撮影して、その画像をアナログの画
像信号を用いて入力する(ステップ101)。そして、
AD変換器2が、カメラ1が入力したアナログの画像信
号をディジタルの画像信号に変換し、背景画像記憶部3
が、そのディジタルの画像信号を、背景画像として記憶
する(ステップ102)。
い状態で動作を開始し(ステップ100)、カメラ1が
手を含まない画像を撮影して、その画像をアナログの画
像信号を用いて入力する(ステップ101)。そして、
AD変換器2が、カメラ1が入力したアナログの画像信
号をディジタルの画像信号に変換し、背景画像記憶部3
が、そのディジタルの画像信号を、背景画像として記憶
する(ステップ102)。
【0053】次に、ヒストグラム算出部4が、背景画像
記憶部3が記憶している背景画像の全ての画素を対象と
し、各画素が有する色情報値、もしくは輝度情報値に基
づいて、それぞれの色情報値、もしくは、それぞれの輝
度情報値を有する画素の数を勘定し、図11(a)に示
すようなヒストグラムを作成する(ステップ103)。
図11(a)は、背景画像の全ての画素の輝度情報値に
基づいたヒストグラムである。図11(a)のヒストグ
ラムの対象となっている背景画像は、実質上一面が輝度
情報値が小さい画素からなる、ディジタルの画像信号で
ある。例えば、その背景画像は、実質上一面が黒い画像
に基づいた画像信号である。なお、図11(a)では、
背景画像の全ての画素の輝度情報値に基づいたヒストグ
ラムを示したが、ヒストグラムは、背景画像の全ての画
素の色情報値に基づいたヒストグラムであってもよい。
記憶部3が記憶している背景画像の全ての画素を対象と
し、各画素が有する色情報値、もしくは輝度情報値に基
づいて、それぞれの色情報値、もしくは、それぞれの輝
度情報値を有する画素の数を勘定し、図11(a)に示
すようなヒストグラムを作成する(ステップ103)。
図11(a)は、背景画像の全ての画素の輝度情報値に
基づいたヒストグラムである。図11(a)のヒストグ
ラムの対象となっている背景画像は、実質上一面が輝度
情報値が小さい画素からなる、ディジタルの画像信号で
ある。例えば、その背景画像は、実質上一面が黒い画像
に基づいた画像信号である。なお、図11(a)では、
背景画像の全ての画素の輝度情報値に基づいたヒストグ
ラムを示したが、ヒストグラムは、背景画像の全ての画
素の色情報値に基づいたヒストグラムであってもよい。
【0054】そして、2値化しきい値決定部5が、ヒス
トグラム算出部4が作成したヒストグラムに基づいて、
検出部7が手領域を抽出するための2値化しきい値を決
定する(ステップ104)。図11(a)のヒストグラ
ムでは、所定の輝度情報値での画素数をピークとする山
型の分布が示されているので、2値化しきい値決定部5
は、その山型の分布の右端の輝度情報値を2値化しきい
値として決定する。なお、2値化しきい値は、図11
(a)のヒストグラムの山型の分布の右端の輝度情報値
でなくてもよい。要するに、2値化しきい値は、ヒスト
グラム算出部4が作成したヒストグラムに基づいて、検
出部7が、入力画像の手領域と背景画像とを区別するこ
とができる所定の値でありさえすればよい。
トグラム算出部4が作成したヒストグラムに基づいて、
検出部7が手領域を抽出するための2値化しきい値を決
定する(ステップ104)。図11(a)のヒストグラ
ムでは、所定の輝度情報値での画素数をピークとする山
型の分布が示されているので、2値化しきい値決定部5
は、その山型の分布の右端の輝度情報値を2値化しきい
値として決定する。なお、2値化しきい値は、図11
(a)のヒストグラムの山型の分布の右端の輝度情報値
でなくてもよい。要するに、2値化しきい値は、ヒスト
グラム算出部4が作成したヒストグラムに基づいて、検
出部7が、入力画像の手領域と背景画像とを区別するこ
とができる所定の値でありさえすればよい。
【0055】その後新たに、カメラ1が、手を含む画像
を撮影し、その画像をアナログの画像信号を用いて入力
して、AD変換器2が、手を含む画像のアナログの画像
信号をディジタルの画像信号に変換し、入力画像記憶部
6が、その変換されたディジタルの画像信号を入力画像
として記憶する(ステップ105)。
を撮影し、その画像をアナログの画像信号を用いて入力
して、AD変換器2が、手を含む画像のアナログの画像
信号をディジタルの画像信号に変換し、入力画像記憶部
6が、その変換されたディジタルの画像信号を入力画像
として記憶する(ステップ105)。
【0056】さらに、検出部7が、入力画像記憶部6が
記憶している入力画像において、2値化しきい値決定部
5が決定した2値化しきい値に基づいて、所定の画素の
集まった領域を手領域の候補領域として背景画像と区別
して2値化する(ステップ107)。例えば、図11
(b)に示すように、入力画像の手領域の各画素が有す
る輝度情報値に基づいたヒストグラムが、2値化しきい
値を大きく超えた所定の値での画素数をピークとする山
型の分布を示している場合、その山型の分布内の画素の
集まった領域を手領域の候補領域とする。
記憶している入力画像において、2値化しきい値決定部
5が決定した2値化しきい値に基づいて、所定の画素の
集まった領域を手領域の候補領域として背景画像と区別
して2値化する(ステップ107)。例えば、図11
(b)に示すように、入力画像の手領域の各画素が有す
る輝度情報値に基づいたヒストグラムが、2値化しきい
値を大きく超えた所定の値での画素数をピークとする山
型の分布を示している場合、その山型の分布内の画素の
集まった領域を手領域の候補領域とする。
【0057】上述したように、2値化しきい値決定部5
が、手の状態検出装置の設置されている場所の明るさ
や、画像を入力するさいの背景の色などといった環境に
応じて、2値化しきい値を決定することができるので、
検出部7は、手領域を精度良く抽出することができる。
が、手の状態検出装置の設置されている場所の明るさ
や、画像を入力するさいの背景の色などといった環境に
応じて、2値化しきい値を決定することができるので、
検出部7は、手領域を精度良く抽出することができる。
【0058】なお、手の状態検出装置が、連続して手の
状態および位置検出を行う場合、2値化しきい値決定部
5が、所定の時間毎に2値化しきい値を決定し直すと、
検出部7は、例えば、昼と夜との部屋の明るさの変化の
ような、手の状態検出装置のおかれている環境の変化に
対応することができる。
状態および位置検出を行う場合、2値化しきい値決定部
5が、所定の時間毎に2値化しきい値を決定し直すと、
検出部7は、例えば、昼と夜との部屋の明るさの変化の
ような、手の状態検出装置のおかれている環境の変化に
対応することができる。
【0059】上述した動作より後の実施の形態2の手の
状態検出装置の動作は、実施の形態1の手の状態検出装
置の対応する動作と同様である。
状態検出装置の動作は、実施の形態1の手の状態検出装
置の対応する動作と同様である。
【0060】
【発明の効果】以上説明したところから明らかなよう
に、本発明は、利用者に服装の制限を課すことがなく、
かつ、手の状態を認識する速度が速い手の状態検出装置
を提供することができる。
に、本発明は、利用者に服装の制限を課すことがなく、
かつ、手の状態を認識する速度が速い手の状態検出装置
を提供することができる。
【図1】本発明の実施の形態1の手の状態検出装置の構
成図
成図
【図2】本発明の実施の形態1の手の状態検出装置の動
作のフローチャート
作のフローチャート
【図3】本発明の手の状態検出装置の検出部が、入力画
像を手領域の候補領域と背景領域とに2値化した結果を
示す図
像を手領域の候補領域と背景領域とに2値化した結果を
示す図
【図4】本発明の手の状態検出装置の検出部が特徴量を
算出する方法を説明するための図
算出する方法を説明するための図
【図5】本発明の手の状態検出装置の検出部が特徴量を
算出する方法と、手領域の位置を検出する方法とを説明
するための図
算出する方法と、手領域の位置を検出する方法とを説明
するための図
【図6】本発明の手の状態検出装置の検出部が特徴量を
算出する場合の第1の方法のフローチャート
算出する場合の第1の方法のフローチャート
【図7】本発明の手の状態検出装置の検出部が特徴量を
算出する場合の第2の方法のフローチャート
算出する場合の第2の方法のフローチャート
【図8】本発明の手の状態検出装置の検出部が特徴量を
算出する場合の第3の方法のフローチャート
算出する場合の第3の方法のフローチャート
【図9】本発明の実施の形態2の手の状態検出装置の構
成図
成図
【図10】本発明の実施の形態2の手の状態検出装置の
動作のフローチャート
動作のフローチャート
【図11】本発明の実施の形態2の手の状態検出装置の
ヒストグラム算出部が作成する、背景画像の画素が有す
る輝度情報値とそれら画素数とについてのヒストグラム
の一例と、入力画像の画素が有する輝度情報値とそれら
画素数とについてのヒストグラムの一例
ヒストグラム算出部が作成する、背景画像の画素が有す
る輝度情報値とそれら画素数とについてのヒストグラム
の一例と、入力画像の画素が有する輝度情報値とそれら
画素数とについてのヒストグラムの一例
【図12】従来の手形状認識方法のフローチャート
1 カメラ 2 AD変換器 3 背景画像記憶部 4 ヒストグラム算出部 5 2値化しきい値決定部 6 入力画像記憶部 7 検出部 8 機器制御部 9 検出結果表示部 OBJ1〜OBJ3 候補領域 S 基準点 L0 基準線 L1〜L3 平行線 Xa 平行線L1上の手領域の中点のX座標値 Xb 平行線L2上の手領域の中点のX座標値 Xc 平行線L3上の手領域の中点のX座標値 PL 平行線L1上の手領域の左端点 PR 平行線L1上の手領域の右端点 C1〜C6 平行線L1と手領域の輪郭線との交点
Claims (7)
- 【請求項1】画像を入力する画像入力手段と、前記画像
入力手段が入力した画像内の手の領域を抽出する抽出手
段と、前記手領域を横切る直線と前記手領域の輪郭線と
の交点に基づいて前記手の状態を検出する状態検出手段
とを備えたことを特徴とする手の状態検出装置。 - 【請求項2】前記状態検出手段は、前記交点の数に基づ
いて前記手の指の状態を判定し、前記手の状態を検出す
ることを特徴とする請求項1記載の手の状態検出装置。 - 【請求項3】前記直線は、実質上平行な複数の直線であ
って、前記状態検出手段は、前記交点のうちの両端の交
点間の長さに基づいて前記手の指の状態を判定し、前記
手の状態を検出することを特徴とする請求項1記載の手
の状態検出装置。 - 【請求項4】前記状態検出手段は、前記直線における、
前記交点のうちの両端の交点間の長さに対する、その直
線上の手領域部分の長さの合計の割合に基づいて前記手
の指の状態を判定し、前記手の状態を検出することを特
徴とする請求項1記載の手の状態検出装置。 - 【請求項5】前記抽出手段は、手の領域を含む画像と、
手の領域を含まない画像との対応する画素の色情報値も
しくは輝度情報値の差分値が所定の範囲の値である画素
が所定の数で集まった領域のうち、最大領域を前記手領
域として抽出することを特徴とする請求項1から4のい
ずれかに記載の手の状態検出装置。 - 【請求項6】手を含まない画像内の画素の色情報値もし
くは輝度情報値と、前記画素の数に関するヒストグラム
を作成するヒストグラム算出手段と、前記ヒストグラム
に基づいて所定のしきい値を決定するしきい値決定手段
とを備え、前記抽出手段は、前記しきい値に基づいて、
前記手を含む画像の画素を2値化し、2値化された一方
の画素が所定の数で集まった領域のうち、最大領域を前
記手領域として抽出することを特徴とする請求項1から
4のいずれかに記載の手の状態検出装置。 - 【請求項7】前記交点に基づいて前記手領域の位置を検
出する位置検出手段を備えたことを特徴とする請求項1
から6のいずれかに記載の手の状態検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18289497A JP3491189B2 (ja) | 1997-07-08 | 1997-07-08 | 手の状態検出装置 |
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---|---|---|---|
JP18289497A JP3491189B2 (ja) | 1997-07-08 | 1997-07-08 | 手の状態検出装置 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1125260A true JPH1125260A (ja) | 1999-01-29 |
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ID=16126261
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